JP6755000B2 - タッチパネルセンサー用部材及びタッチパネル - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネルセンサー用部材及びタッチパネルに関する。
表示画面に表示された選択肢を選択するための入力手段として、投影型静電容量方式のタッチパネルが利用されている。このタッチパネルは、透明基板層上に特定のパターンで大量に並べた透明電極の層を配置し、表面にはガラスやプラスチックなどのカバーを重ねて構成される。具体的には、透明電極は、格子状に配置された送信電極及び受信電極から構成される。このような投影型静電容量方式のタッチパネルは、カバー表面に指を近づけると、送信電極と受信電極との交点(以下、電極交点)に形成されるコンデンサの静電容量が変化する原理を利用したものである。このタッチパネルは、この静電容量の変化を検知することにより、指を近づけた位置を高精度に特定することができる。
近年、タッチパネルの大型化且つ高感度化が求められ、金属細線で構成された、配線抵抗の低いメッシュ構造を有する透明電極を用いたタッチパネルの開発が進んでいる(特許文献1)。
特開2014−157400号公報
図11Aは、カバーを取り除いた、投影型静電容量方式のタッチパネル100の概略正面図である。図11Bは、図11A中の切断線Z−Zに従って切断したタッチパネル100の概略断面図である。
タッチパネル100は、図11Bに示すように、下部電極基板300上に、接着層400を介して、上部電極基板200が積層されたものである。下部電極基板300は、基板310上に形成された送信電極320を有する。上部電極基板200は、基板210上に形成された受信電極220を有する。受信電極220及び送信電極320(以下、電極220,320)は、図11Aに示すように、基板210を介して交差して配置されている。受信電極220は、金属細線で構成された、メッシュ構造を有する電極部221と、電極パッド部222と、引出電極部223とから構成され、X方向に沿ってこの順に電気的に接続されて配置されてなる。電極パッド部222は、導電性を高めるために、ベタ構造を有し、Y方向を長手方向とするバー形状である。
タッチパネル100では、実使用時や製造時などにおいて、基板210,310と電極220,320との熱膨張係数差による内部応力や、たわみ、曲げ等による外部応力が、金属細線と電極パッド部222との接点部である接続点Pに主に作用し、電極パッド部222付近において断線が発生することがあった。このような断線の発生は、タッチパネル100の故障の原因となる。
そこで、本発明は、電極パッド部付近の断線の発生を低減し、断線が発生したとしても故障しにくいタッチパネルセンサー用部材及びタッチパネルを提供する。
本発明に係るタッチパネルセンサー用部材は、第1の主面及び第2の主面を有する基板と、前記第1の主面に形成された第1の導電性パターンと、を備え、前記第1の導電性パターンは、第1の金属細線で構成された格子からなる第1のメッシュ構造を有し、第1の方向に沿って延在する電極部と、ベタ構造を有し、前記第1の方向に対して直交する第2の方向を長手方向とするバー形状の結線部と、補強パターン部と、ベタ構造を有し、前記第2の方向を長手方向とするバー形状の電極パッド部と、が前記第1の方向に沿ってこの順に電気的に接続されて配置されてなり、前記電極部、補強パターン部及び電極パッド部の各配線密度がこの順で高く、前記結線部の前記第1の方向の幅は、前記第1の金属細線の線幅以上、かつ前記電極パッド部の前記第1の方向の幅未満である。
本発明によれば、電極パッド部付近の断線の発生を低減し、断線が発生したとしても故障しにくい。
図1は本発明の第一実施形態に係るタッチパネルを備える画像表示装置の概略分解斜視図である。 図2Aはカバーを取り除いた第一実施形態に係るタッチパネルの概略正面図であり、図2Bは図2A中の切断線に従って切断したタッチパネルの概略断面図である。 図3は第一実施形態における上部電極基板及び下部電極基板の概略分解斜視図である。 図4は第1の導電性パターンの概略正面図である。 図5は本発明の第二実施形態に係るタッチパネルの概略断面図である。 図6は本発明の第三実施形態に係るタッチパネルの概略断面図である。 図7は第4の導電性パターンの概略正面図である。 図8は第5の導電性パターンの概略正面図である。 図9は第6の導電性パターンの概略正面図である。 図10は第7の導電性パターンの概略正面図である。 図11Aは、投影型静電容量方式のタッチパネル100の概略正面図であり、図11Bは、図11A中の切断線に従って切断したタッチパネルの概略断面図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。
[第一実施形態に係るタッチパネル1]
図1は、第一実施形態に係るタッチパネル1を備える画像表示装置30の概略分解斜視図である。図2Aは、カバー20を取り除いたタッチパネル1の概略正面図である。図2Bは、図2A中の切断線H−Hに従って切断したタッチパネル1の概略断面図である。図3は、第一実施形態における上部電極基板10B(以下、第2のタッチパネルセンサー用部材10Bという場合がある)及び下部電極基板10A(以下、第1のタッチパネルセンサー用部材10Aという場合がある)の概略分解斜視図である。図4は第1の導電性パターン12A1の概略正面図である。なお、図1において、第1の導電性パターン12A1〜12An及び第2の導電性パターン12B1〜12Bnを省略している。図2Aにおいて、第1の導電性パターン群12A及び第2の導電性パターン群12Bを簡略化している。
第一実施形態に係るタッチパネル1は、投影型静電容量方式の1種である相互容量方式のタッチパネルである。タッチパネル1は、図1に示すように、第1のタッチパネルセンサー用部材10Aと、第2のタッチパネルセンサー用部材10Bと、カバー20と、位置検知回路(図示せず)とを有する。第1のタッチパネルセンサー用部材10Aは、図3に示すように、第1の導電性パターン群12Aを有する。第2のタッチパネルセンサー用部材10Bは、図3に示すように、第2の導電性パターン群12Bを有する。
第一実施形態において、第1のタッチパネルセンサー用部材10Aは下部電極基板として、すなわち第1の導電性パターン群12Aは送信電極として機能する。第2のタッチパネルセンサー用部材10Bは上部電極基板として、すなわち第2の導電性パターン群12Bは受信電極として機能する。位置検知回路は、指示物が接触した座標を判定する。指示物としては、例えば、ユーザーの指先、スタイラス、指示棒などの導電体が挙げられる。
第2のタッチパネルセンサー用部材10Bは、図2Bに示すように、第1の接着層41を介して第1のタッチパネルセンサー用部材10A上に積層されている。カバー20は、第2のタッチパネルセンサー用部材10B上に第2の接着層42を介して積層されている。位置検知回路は、第1の導電性パターン群12A(以下、受信電極12Aという場合がある)及び第2の導電性パターン群12B(以下、送信電極12Bという場合がある)に電気的に接続されている。
タッチパネル1は、図1に示すように、画像表示装置30の表示面の前側(以下、正面側)に配置されて使用される。画像表示装置30の表示面は、画像が出力される画像表示領域30aと、画像が出力されない画像非表示領域30bとを有する。画像非表示領域30bは、画像表示領域30aの外縁を囲むように形成されている。画像表示装置30としては、例えば、液晶表示パネル、プラズマ画像表示パネル、電界発光(Electro Luminescence)パネル、電子ペーパー、ブラウン管などの公知の画像表示装置を用いることができる。
タッチパネル1は、図1に示すように、タッチパネル1を正面側から視認したときに、画像表示装置30の表示面における画像表示領域30aに対応する視認領域(以下、タッチ領域)10Aa,10Ba,20aと、画像表示装置30の表示面における画像非表示領域30bに対応する非視認領域(以下、額縁領域)10Ab,10Bb,20bとを有する。
タッチパネル1は、多点検出(マルチタッチ)をすることができる。この検出原理の概略は下記のとおりである。図2Aに示すように、送信電極12Bと、受信電極12Aとが交差する電極交点1Aには、コンデンサが形成される。指示物がカバー20に接近または接触すると、これに応じて電極交点1Aの静電容量が実質的に減少する。これにより、タッチパネル1はタッチ操作の有無を検出することができる。より具体的には、送信電極12Aに駆動信号が印加されると、電極交点1Aに存在する静電結合が送信電極12Bと交差する受信電極12Aに応答信号を伝搬する。この応答信号が受信電極12Bから位置検知回路に出力される。このとき、タッチ操作に応じて電極交点の静電容量が変化すると、応答信号が変化し、この変化量に基づいて位置検知回路がタッチ位置を算出する。相互容量方式では、位置検知回路で応答信号を信号処理して得られる検出量が、送信電極12Bと受信電極12Aとによる電極交点ごとに出力され、同時に複数のタッチ位置を検出することができる。
〔第1のタッチパネルセンサー用部材10A〕
第1のタッチパネルセンサー用部材10Aは、図3に示すように、第1の主面及び第2の主面を有する第1の基板11Aと、第1の導電性パターン群12Aとを備える。第1の導電性パターン群12Aは、第1の基板11Aの第一の主面に形成されている。
{第1の導電性パターン群12A}
第1の導電性パターン群12Aは、送信電極として機能し、第1の方向(以下、X方向)に対して直交する第2の方向(以下、Y方向)に沿って、互いに電気的に絶縁されて並列された複数(n個)の第1の導電性パターン12A1〜12Anを有する。個数nは、1以上の整数であり、画像表示装置30の画像表示領域30aのサイズなどに応じて適宜調整すればよい。
<第1の導電性パターン12A1>
第1の導電性パターン12A1は、図3に示すように、第1の電極部13A1と、第1の結線部14A1と、補強パターン部として第1の補強メッシュ部15A1と、第1の電極パッド部16A1と、第1の引出電極部17A1とを有する。第1の電極部13A1、第1の結線部14A1、第1の補強メッシュ部15A1、第1の電極パッド部16A1及び第1の引出電極部17A1は、図3に示すように、X方向にこの順に配置され一体化されており、これらは互いに電気的に接続されている。
第一実施形態において、第1の導電性パターン12A1は、X方向において、第1の電極部13A1と第1の補強メッシュ部15A1との間に、第1の結線部14A1を有する。これにより、第1の結線部14A1を有さない導電性パターン場合に比べて、第1の電極パッド部16A1と第1の補強メッシュ部15A1の接続信頼性、第1の補強メッシュ部15A1と第1の結線部14A1の接続信頼性、第1の結線部14A1と第1の電極部13A1の接続信頼性を向上させることができる。
また、第一実施形態において、第1の電極部13A1、第1の補強メッシュ部15A1及び第1の電極パッド部16A1の配線密度はこの順で高い。すなわち、第1の補強メッシュ部15A1の配線密度は第1の電極部13A1の配線密度よりも高く、第1の電極パッド部16A1の配線密度は第1の補強メッシュ部15A1の配線密度よりも高い。言い換えると、比較的柔らかい第1の電極部13A1と、比較的硬い第1の電極パッド部16A1との間にその中間の硬さの第1の補強メッシュ部15A1が介在している。これにより、タッチパネル1に内部応力及び外部応力を含む応力が作用した際、図11に示す構成の電極に比べて、第1の補強メッシュ部15A1と第1の電極パッド部16A1との接続点に作用する応力は緩和されるようになるので、第1の電極パッド部16A1付近において断線が発生しにくくなる。すなわち第1の補強メッシュ部15A1はクッションとして機能する。なお、柔らかいとは、例えば、外部応力が作用した際に形状が変形し易いこと意味し、硬いとは、例えば、外部応力が作用した際に形状が変形しにくいことを意味する。ここで、配線密度とは、金属細線などで形成されたパターンの外形(輪郭形状)に沿って結んだ外形線で囲まれた領域の面積に対するそのパターンの面積の割合である。例えば、ベタ構造を有する第1の電極パッド部16A1の配線密度は100%である。
(第1の電極部13A1)
第1の電極部13A1は、図3に示すように、第1の金属細線で構成された第1の正方格子18Aからなる第1のメッシュ構造を有し、X方向に沿って延在する。すなわち、第1の電極部13A1は、透視性を有し、かつX方向を長手方向とするバー形状(帯形状)の外形を有する。第1の電極部13A1の大部分は、図3に示すように、タッチ領域10Aa内に配置されている。
第1の電極部13A1のX方向の長さは、画像表示装置30の画像表示領域30aの大きさなどに応じて適宜調整すればよく、好ましくは0.05〜5.00mである。第1の電極部13A1のY方向の幅は、画像表示装置30の画像表示領域30aの大きさなどに応じて適宜調整すればよく、好ましくは3〜10mmである。第1の正方格子18Aの一辺の長さPAは、好ましくは300〜3000μmである。なお、第一実施形態では、第1の金属細線で構成された格子は第1の正方格子18Aであるが、本発明はこれに限定されず、第1の金属細線で構成された格子は、例えば、三角格子、長方形格子、ひし形格子、六角形格子などであってもよい。また、第一実施形態では、図3及び図4に示すように、第1の正方格子18Aが均一に連続する構造であるが、本発明はこれに限定されず、例えば、タッチパネル1を正面側から見るときに、全体的に同一の光学的特性を有するように、すなわち全体的に均一なメッシュ構造を有するように、後述する第2の導電性パターン群12Bの外形などに応じて、第1の電極部13A1のメッシュ構造は、第2の導電性パターン群12Bと重複する領域と、重複しない領域とで正方格子の1辺の長さが異なる構造であってもよい。
第一実施形態では、第1の正方格子18Aのメッシュ角度θは、Y方向に対して60°であるが、本発明はこれに限定されず、メッシュ角度θは、Y方向に対して、好ましくは0°、45°及び90°のいずれでもなく、より好ましくはY方向に対して50°〜70°である。第1の正方格子18Aのメッシュ角度θが、0°、45°及び90°のいずれかであると、例えば、画像表示装置30が液晶表示パネルである場合、第1の正方格子18Aの配列周期と、液晶表示パネルの画像表示領域30aの画素(ピクセル)の配列周期とが干渉し、干渉縞(モアレ)が発生してしまうおそれがある。
第1の金属細線の線幅は、好ましくは1〜8μm、より好ましくは1〜3μmである。第1の金属細線の線幅が上記範囲内であれば、第1の金属細線が断線しにくく、第1の電極部13A1〜13Anの形状を肉眼でより認識しにくくすることができる。
第1の金属細線を構成する材質としては、例えば、銅(Cu)、銀(Ag)、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、モリブデン(Mo)、鉄(Fe)、金(Au)、チタン(Ti)などの金属;これらを2種以上組み合わせた合金などを用いることができる。第1の金属細線は、その上面又は側面に黒化膜を有していてもよい。これにより、第1の金属細線を構成する材質に反射率の高い金属を用いても、第1の金属細線を認識しにくくすることができる。黒化膜を構成する材質としては、金属酸化物、金属硫化物、クロム、カーボンなどを用いることができる。
(第1の結線部14A1)
第1の結線部14A1は、第1の金属細線の複数を1つに結線する。これにより、第1の結線部14A1に電気的に接続される複数の第1の金属細線のうちの一部に断線が発生したとしてもタッチ位置を検出することができ、タッチパネル1は故障しにくくなる。第1の結線部14A1は、図3に示すように、額縁領域10Ab内に配置されており、ベタ構造を有し、Y方向を長手方向とするバー形状である。ここで、ベタ構造とは、いわゆるベタパターンであり、開口した部位を有さない構造を意味する。
第1の結線部14A1のX方向の幅は、第1の金属細線の線幅以上、第1の電極パッド部16A1のX方向の幅未満である。第1の結線部14A1のX方向の幅が第1の電極パッド部16A1のX方向の幅以上であると、第1の結線部14A1は第1の電極パッド部16A1よりも硬くなり、タッチパネル1に内部応力や外部応力を含む応力が作用した際、第1の結線部14A1と第1の金属細線との接点部に応力が集中的に作用しやすくなり、第1の結線部14A1付近において第1の金属細線の断線が発生しやすくなるおそれがある。また、第1の結線部14A1のX方向の幅が第1の金属細線の線幅未満であると、タッチパネル1に応力が作用した際、第1の結線部14A1自体の断線が発生しやすくなるおそれがある。
第1の結線部14A1のX方向の幅は、好ましくは1〜8μm、より好ましくは1〜3μmである。第1の結線部14A1のY方向の長さは、好ましくは3000〜10000μmである。第1の結線部14A1と、第1の金属細線との接点の数は、好ましくは4〜6個である。第1の結線部14A1を構成する材質は、例えば、第1の金属細線を構成する材質として例示したものと同様のものを用いることができる。
第1の結線部14A1は、上述したように額縁領域10Ab内に形成される。そのため、第1の結線部14A1は肉眼で認識されないので目立つことなく、断線が発生しても故障しにくい構造を有するタッチパネルセンサー用部材となる。
(第1の補強メッシュ部15A1)
第1の補強メッシュ部15A1は、図3に示すように、額縁領域10Ab内に配置されており、第2の金属細線で構成され、ピッチが第1のメッシュ構造のピッチよりも密である第2のメッシュ構造を有する。これにより、補強メッシュ部15A1部分が第1の電極部13A1と同じメッシュパターンの場合に比べて、第1の電極パッド部16A1と第1の電極メッシュ部13A1の接続信頼性を向上させることができる。ピッチが第1のメッシュ構造のピッチよりも密であるとは、第2の金属細線で構成された格子の一辺の長さPBが第1の金属細線で構成された格子の一辺の長さPAよりも短いことを意味する。第1の補強メッシュ部15A1の配線密度は第1の電極部13A1の配線密度よりも高い。
なお、第一実施形態では、第2の正方格子18Bの一辺の長さPBは、第1の正方格子18Aの一辺の長さPAに対して0.5倍の長さであるが、本発明はこれに限定されず、第2の金属細線で構成された格子の一辺の長さが第1の金属細線で構成された格子の一辺の長さよりも短ければよく、第2の金属細線で構成された格子の一辺の長さは、第1の正方格子18Aの一辺の長さPAに対して、好ましくは0.1〜0.9倍である。また、第一実施形態では、第2の正方格子18Bが均一に連続する構造であるが、本発明はこれに限定されず、第2のメッシュ構造のピッチが第1のメッシュ構造のピッチよりも密であれば特に限定されず、第2のメッシュ構造は、X方向において第1の結線部14A1から第1の補強メッシュ部15A1に向かうにつれてピッチが密となるグラデーション構造であってもよい。また、第一実施形態では、第2のメッシュ構造は、格子の形状が第2の正方格子18Bであるが、本発明はこれに限定されず、格子の形状は、例えば、三角格子、長方形格子、ひし形格子、六角形格子などであってもよい。また、第一実施形態では、図4に示すように、第1の補強メッシュ部15A1のY方向の長さは、第1の結線部14A1のY方向の長さ(第1の電極パッド部16A1のY方向の長さ)と同一であるが、本発明はこれに限定されず、第1の補強メッシュ部15A1のY方向の長さは、第1の結線部14A1のY方向の長さ(第1の電極パッド部16A1のY方向の長さ)よりも短くてもよい。
第2の金属細線の線幅は、好ましくは1〜8μm、より好ましくは1〜3μmである。第2の金属細線の線幅が上記範囲内であれば、第2の金属細線が断線しにくくすることができる。第2の金属細線を構成する材質としては、例えば、第1の金属細線を構成する材質として例示したものと同様のものを用いることができる。
(第1の電極パッド部16A1)
第1の電極パッド部16A1は、第2の金属細線の複数を1つに結線する。これにより、第1の電極パッド部16A1に電気的に接続される第2の金属細線の複数のうちの一部が断線したとしてもタッチ位置を検出することができ、タッチパネル1は故障しにくくなる。第1の電極パッド部16A1は、図3に示すように、額縁領域10Ab内に配置されており、ベタ構造を有し、Y方向を長手方向とするバー形状である。第1の電極パッド部16A1のX方向の幅は、好ましくは500〜3000μmである。第1の電極パッド部16A1のY方向の長さは、好ましくは3000〜10000μmである。第1の電極パッド部16A1を構成する材質は、例えば、第1の金属細線を構成する材質として例示したものと同様のものを用いることができる。
(第1の引出電極部17A1)
第1の引出電極部17A1は、第1の電極パッド部1A1と位置検知回路とを電気的に接続する。第1の引出電極部17A1は、図1及び図3に示すように、額縁領域10Ab内に配置されており、線形状を有する。第1の引出電極部17A1の線幅は、好ましくは10〜200μmである。第1の引出電極部17A1の材質は、例えば、第1の金属細線の材質として例示したものと同様のものを用いることができる。
<第1の導電性パターン12A2〜12An>
第1の導電性パターン12A2〜12Anも、第1の導電性パターン12A1と同様に構成される。また、隣接する第1の導電性パターン12A1〜12Anは、図3に示すよう、所定の間隔をおいて電気的に絶縁されて並列されている。隣接する第1の電極部13A1〜13Anの間隔は、好ましくは30〜300μmである。
第1の導電性パターン群12Aの開口率は、好ましくは70.0〜99.9%、より好ましくは95.0〜99.9%である。ここで、第1の導電性パターン群12Aの開口率とは、タッチ領域10a全体の面積に対する開口部分全体の面積の割合をいう。第1の導電性パターン群12Aのシート抵抗は、好ましくは0.1〜5.0Ω/sq(Ω/cm)、より好ましくは0.1〜1.0Ω/sqである。
{第1の基板11A}
第1の基板11Aは、板状であり、電気的絶縁性及び透明性を有する。第1の基板11Aの厚さは、使用用途に応じて適宜調整すればよく、好ましくは10〜400μm、より好ましくは50〜200μmである。第1の基板11Aを構成する材質としては、例えば、プラスチック、ガラスなどを用いることができる。プラスチックとしては、例えば、アクリル、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミド(PI)、ポリスチレン(PS)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリプロピレン(PP)、ポリアミド(PA)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリブチレンテレフタラート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)などを用いることができる。なかでも、光透過性や加工性等の観点から、PETが好ましい。第1の基板11Aは、必要に応じて機能層を有していてもよい。機能層としては、密着性を強化する下塗り層、特定の波長の光を吸収してハレーションを防止する光学フィルタ層、帯電防止層、透過率を向上させる屈折調整層などが挙げられる。
第一実施形態では、第1のタッチパネルセンサー用部材10Aは投影型静電容量方式のタッチパネルの送信電極として利用されているが、本発明はこれに限定されず、第1のタッチパネルセンサー用部材10Aは投影型静電容量方式のタッチパネルの受信電極として利用してもよいし、抵抗膜方式のタッチパネルの電極として利用してもよい。
〔第2のタッチパネルセンサー用部材10B〕
第2のタッチパネルセンサー用部材10Bは、図3に示すように、第1の主面及び第2の主面を有する第2の基板11Bと、第2の導電性パターン群12Bとを備える。第2の導電性パターン群12Bは、第2の基板11B第一の主面に形成されている。
第2の基板11Bは、板状であり、電気的絶縁性及び透明性を有する。第2の基板11Bとして、第1の基板11Aと同様のものを用いることができる。
第2の導電性パターン群12Bは、受信電極として機能し、X方向に沿って、互いに電気的に絶縁されて並列された複数(n個)の第2の導電性パターン12B1〜12Bnを有する。この第2の導電性パターン12B1〜12Bnは、図3に示すように、第1の基板11Aを介して、第1の導電性パターン12A1〜12Anと対向している。
第2の導電性パターン12B1は、図3に示すように、第2の電極部13B1と、第2の結線部14B1と、第2の補強メッシュ部15B1と、第2の電極パッド部16B1と、第2の引出電極部17B1とを有する。第2の電極部13B1、第2の結線部14B1、第2の補強パターン部15B1、第2の電極パッド部16B1及び第2の引出電極部17B1は、図3に示すようにY方向にこの順に配置され一体化されており、これらは互いに電気的に接続されている。
第2の電極部13B1は、図3に示すように、第3の金属細線で構成された第3の正方格子18Cからなる第3のメッシュ構造を有し、Y方向に沿って延在する。すなわち、第2の電極部13B1は、透視性を有し、かつY方向を長手方向とするバー形状(帯形状)を有する。第2の電極部13B1の大部分は、図3に示すように、タッチ領域10Ba内に配置されている。
なお、第一実施形態では、第3の金属細線で構成された格子の形状は正方格子18Cであるが、本発明はこれに限定されず、第3の金属細線で構成された格子は、例えば、三角格子、長方形格子、ひし形格子、六角形格子などであってもよい。また、第一実施形態では、第3の正方格子18Cの一辺の長さは、第1の正方格子18Aの一辺の長さと同一であるが、本発明はこれに限定されず、第3の正方格子の一辺の長さは、例えば、第1の正方格子の一辺の長さよりも長くてもよいし、短くてもよい。また、第一実施形態では、第3の正方格子18Cのメッシュ角度は、第1の正方格子18Aのメッシュ角度θと同じあるが、本発明はこれに限定されず、第3の正方格子のメッシュ角度は、モアレを発生させないメッシュ角度であれば特に限定されない。
第3の金属細線の線幅は、好ましくは1〜8μm、より好ましくは1〜3μmである。第3の金属細線の線幅が上記範囲内であれば、第3の金属細線が断線しにくく、第2の電極部13B1〜13Bnの形状を肉眼でより認識しにくくすることができる。第3の金属細線の材質としては、第1の金属細線の材質として例示したものと同様のものを用いることができる。第3の金属細線は、その上面又は側面に黒化膜を有していてもよい。これにより、第3の金属細線の材質に反射率の高い金属を用いても、第3の金属細線が肉眼でより認識しにくくすることができる。黒化膜を構成する材質としては、金属酸化物、金属硫化物、クロム、カーボンなどを用いることができる。
第2の結線部14B1は、第3の金属細線の複数を1つに結線する。第2の結線部14B1は、図3に示すように、額縁領域10b内に配置されており、ベタ構造を有し、X方向を長手方向とするバー形状である。第2の結線部14B1のY方向の幅は、第3の金属細線の線幅以上、第2の電極パッド部16B1のY方向の幅未満である。
第2の結線部14B1のY方向の幅は、好ましくは1〜8μm、より好ましくは1〜3μmである。第2の結線部14B1のX方向の長さは、好ましくは3000〜10000μmである。第2の結線部14B1と、第3の金属細線との接点の数は、好ましくは4〜6個である。第2の結線部14B1を構成する材質は、例えば、第1の金属細線を構成する材質として例示したものと同様のものを用いることができる。
第2の補強メッシュ部15B1は、図3に示すように、額縁領域10Bb内に配置されており、第4の金属細線で構成され、ピッチが第3のメッシュ構造のピッチよりも密である第4のメッシュ構造を有する。すなわち、第2の補強メッシュ部15B1の配線密度は第2の電極部13B1の配線密度よりも高い。
第4の金属細線の線幅は、好ましくは1〜8μm、より好ましくは1〜3μmである。第4の金属細線を構成する材質としては、例えば、第1の金属細線を構成する材質として例示したものと同様のものを用いることができる。
第2の電極パッド部16B1は、第4の金属細線の複数を結線する。第2の電極パッド部16B1は、図3に示すように、額縁領域10Bb内に配置されており、ベタ構造を有し、X方向を長手方向とするバー形状である。第2の電極パッド部16B1のY方向の幅は、好ましくは500〜3000μmである。第2の電極パッド部16B1のX方向の長さは、好ましくは3000〜10000μmである。第2の電極パッド部16B1と、第4の金属細線との接点の数は、好ましくは4〜6個である。第2の電極パッド部16B1の材質は、第1の金属細線の材質として例示したものと同様のものを用いることができる。
第2の引出電極部17B1は、第2の電極パッド部1B1と位置検知回路とを電気的に接続する。第2の引出電極部17B1は、図1及び図3に示すように、額縁領域10Bb内に配置されており、線形状を有する。第2の引出電極部17B1の線幅は、好ましくは10〜200μmである。第2の引出電極部17B1の材質は、例えば、第1の金属細線の材質として例示したものと同様のものを用いることができる。
第2の導電性パターン12B2〜12Bnも、第2の導電性パターン12B1と同様に構成されている。
〔カバー20〕
カバー20は、透明性及び電気的絶縁性を有し、第1のタッチパネルセンサー用部材10A及び第2のタッチパネルセンサー用部材10Bを保護する。カバー20を構成する材質としては、第1の基板11Aを構成する材質として例示したものと同様のものを用いることができる。カバー20の厚さは、好ましくは50〜5000μmである。カバー20の額縁領域20b上には、ベゼルが配置されていてもよいし、カバー20の額縁領域20bに黒化粧印刷などの加飾層が施されていてもよい。これにより、第1の電極パッド部1A1、第1の引出電極部1A1、第2の電極パッド部1B1及び第2の引出電極部1B1を隠蔽することができる。
カバー20の正面側の表面上には、粘着層を介して、機能性フィルムを有していてもよい。機能性フィルムとしては、例えば、反射防止フィルム(AR(Anti-Reflection)フィルム)、防眩フィルム(AG(Anti-Glare)フィルム)、耐指紋性フィルム(AF(Anti-Fingerprint)フィルム)などを用いることができる。粘着層を構成する粘着剤としては、例えば、アクリル粘着剤(PSA:Pressure Sensitive Adhesive)などを用いることができる。
[タッチパネル1の製造方法]
タッチパネル1の製造方法としては、例えば、第1のタッチパネルセンサー用部材10A、第1の接着層41を構成する接着剤、第2のタッチパネルセンサー用部材10B、第2の接着層42を構成する接着剤、カバー20をこの順に積層配置して、熱プレスする方法などが挙げられる。熱プレスの条件は、例えば、1〜120分間、60〜160℃の温度で加熱しながら、積層方向に0.1〜3000kPa(0.001〜30.6kgf/cm)の圧力で加圧(プレス)した後、0.001〜60分間かけて常温まで冷却すればよい。
第1の接着層41及び第2の接着層42を構成する接着剤としては、例えば、熱溶着フィルム、感圧型接着性粘着剤などを用いることができる。熱溶着フィルムは、例えば−10〜40℃でフィルム状であり、60〜300℃、好ましくは60〜180℃の温度で加熱すると徐々に軟化又は溶融して隣接する層に接着し、硬化すると透明になるものであれば、特に限定されない。熱溶着フィルムを構成する材料としては、例えば、ポリエチレン−酢酸ビニル系共重合体、非晶性ポリエチレンテレフタレート系単独重合体、非晶性ポリエチレンテレフタレート系共重合体、ポリビニルブチラール系単独重合体、ポリビニルブチラール系共重合体の群の中から選ばれるものなどを用いることができる。第1の接着層41及び第2の接着層42の構成は同一であってもよいし、異なっていてもよい。
第1のタッチパネルセンサー用部材10Aの製造方法としては、例えば、第1の基板11Aを準備し、第1の基板11Aの第1主面に第1の導電性パターン群12Aを形成すればよい。第1の基板11Aの第1主面に第1の導電性パターン群12Aを形成する方法としては、例えば、第1の基板11Aの第1主面に接着層を介して第1の導電性材料を貼り合わせ、エッチングにより第1の導電性パターン群12Aを形成する方法、印刷法、フォトリソグラフィ法、フォトグラフィ法、マスクを用いた方法、スパッタリング法、インクジェット法などが挙げられる。第1の導電性材料としては、例えば、第1の金属細線を構成する材質と同一の材質からなる金属箔などを用いることができる。第1の導電性材料を第1の基板11Aに貼り合せる接着層を構成する材料としては、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、これらを2種以上組み合わせた樹脂などを用いることができる。印刷法としては、例えば、オフセット印刷、スクリーン印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、インクジェット印刷などが挙げられる。第2のタッチパネルセンサー用部材10Bの製造方法も、第1のタッチパネルセンサー用部材10Aの製造方法と同様に行うことができる。
[第二実施形態に係るタッチパネル2]
図5は、第二実施形態に係るタッチパネル2の概略断面図である。
第二実施形態に係るタッチパネル2は、図5に示すように、第2のタッチパネルセンサー用部材10Bが第1のタッチパネルセンサー用部材10Aの第1の基板11Aの第二の主面側に第1の接着層41を介して積層されている他はタッチパネル1と同じ構成である。図5において、図2の第一実施形態に示した構成部と同一の構成部には同一符号を付して説明を省略する。
[第三実施形態に係るタッチパネル3]
図6は、第三実施形態に係るタッチパネル3の概略断面図である。
第三実施形態に係るタッチパネル3は、図6に示すように、第1のタッチパネルセンサー用部材10A及び第2のタッチパネルセンサー用部材10Bの代わりに、第3のタッチパネルセンサー用部材10Cを用いた他はタッチパネル1と同じ構成である。そのため、タッチパネル3の説明において、タッチパネル1と同じ構成部については同じ符号を用い、説明を省略する。
第3のタッチパネルセンサー用部材10Cは、図6に示すように、第1の主面及び第2の主面を有する第1の基板11Aと、第1の導電性パターン群12Aと、第3の導電性パターン群12Cとを備える。第1の導電性パターン群12Aは、第1の基板11Aの第一の主面に形成されている。第3の導電性パターン群12Cは、第1の基板11Aの第二の主面に形成されている。第1の導電性パターン群12Aは下部電極層として、すなわち第1の導電性パターン群12Aは送信電極として機能する。第3の導電性パターン群12Cは上部電極層として、すなわち第3の導電性パターン群12Cは受信電極として機能する。なお、本発明はこれに限定されず、第1の導電性パターン群12Aが上部電極層として機能し、第2の導電性パターン群12Cが下部電極層として機能する構成であってもよい。
第3の導電性パターン群12Cは、X方向に沿って、互いに電気的に絶縁されて並列された複数(n個)の第2の導電性パターン12C1〜12Cnを有する。第2の導電性パターン12C1〜12Cnは、第2の導電性パターン12B1〜12Bnと同様に構成されている。
[第四実施形態に係る第4のタッチパネルセンサー用部材10D]
図7は第四実施形態に係る第4の導電性パターン12D1の概略正面図である。
第四実施形態に係る第4のタッチパネルセンサー用部材10Dは、第1の補強メッシュ部15A1(補強パターン部)が異なる他は第1のタッチパネルセンサー用部材10Aと同様の構成である。そのため、第4のタッチパネルセンサー用部材10Dの説明において、第1のタッチパネルセンサー用部材10Aと同じ構成部については同じ符号を用い、説明を省略する。
第4のタッチパネルセンサー用部材10Dは、第1の主面及び第2の主面を有する第4の基板11Aと、第4の導電性パターン群12Dとを備える。第4の導電性パターン群12Dは、第4の基板11Aの第一の主面に形成されている。第4の導電性パターン群12Dは、Y方向に沿って、互いに電気的に絶縁されて並列された複数(n個)の第4の導電性パターン12D1〜12Dnを有する。
第4の導電性パターン12D1は、図7に示すように、第4の電極部13A1と、第4の結線部14A1と、補強パターン部として第4の補強メッシュ部15D1と、第4の電極パッド部16A1と、第4の引出電極部17A1とを有する。第4の電極部13A1、第4の結線部14A1、第4の補強メッシュ部15D1、第4の電極パッド部16A1及び第4の引出電極部17A1は、図7に示すようにX方向にこの順に配置され一体化されており、これらは互いに電気的に接続されている。
第4の補強メッシュ部15D1は、額縁領域10Ab内に配置されており、図7に示すように、第1のメッシュ構造を有する第2の補強メッシュ部15D1aと、ベタ構造を有し、バー形状の補強バー部15D1bと、第1のメッシュ構造を有する第3の補強メッシュ部15D1cと、がX方向に沿ってこの順に配置されてなる。これにより、第4の補強メッシュ部15D1部分が第4の電極部13A1と同じメッシュパターンの場合に比べて第4の電極パッド部16A1と第4の電極部13A1の接続信頼性を向上させることができる。第4の補強メッシュ部15D1の配線密度は第4の電極部13A1の配線密度よりも高い。
第2の補強メッシュ部15D1a及び第3の補強メッシュ部15D1cは上述したように第1のメッシュ構造を有する。なお、第四実施形態では、図7に示すように、第2の補強メッシュ部15D1aのY方向の長さは、第の結線部14A1のY方向の長さ(第の電極パッド部16A1のY方向の長さ)と同一であるが、本発明はこれに限定されず、第の補強メッシュ部15D1aのY方向の長さは、第の結線部14A1のY方向の長さ(第の電極パッド部16A1のY方向の長さ)よりも短くてもよい。第3の補強メッシュ部15D1cのY方向の長さについても同様である。また、第四実施形態では、図7に示すように、第2の補強メッシュ部15D1aのX方向の長さと、第3の補強メッシュ部15D1cの長さとが同一であるが、本発明はこれに限定されず、第2の補強メッシュ部15D1aのX方向の長さと、第3の補強メッシュ部15D1cの長さとは異なっていてもよい。
補強バー部15D1bは、Y方向を長手方向とする。そのため、補強バー部15D1bY方向を長手方向としない場合に比べて、第4の電極パッド部16A1と第4の電極部13A1との接続信頼性を向上させることができる。
補強バー部15D1bのX方向の幅は、第1の金属細線の線幅以上、第の電極パッド部16A1のX方向の幅未満である。補強バー部15D1bのX方向の幅が第の電極パッド部16A1のX方向の幅以上であると、補強バー部15D1bは第の電極パッド部16A1よりも硬くなり、タッチパネル1に内部応力や外部応力を含む応力が作用した際、補強バー部15D1bと第2の補強メッシュ部15D1aを構成する第1の金属細線との接点部、補強バー部15D1bと第3の補強メッシュ部15D1cを構成する第1の金属細線との接点部に応力が集中的に作用しやすくなり、補強バー部15D1b付近において第1の金属細線の断線が発生しやすくなるおそれがある。また、補強バー部15D1bのX方向の幅が第1の金属細線の線幅未満であると、タッチパネル1に内部応力や外部応力を含む応力が作用した際、補強バー部15D1b自体の断線が発生しやすくなるおそれがある。
補強バー部15D1bのX方向の幅は、好ましくは1〜8μm、より好ましくは1〜3μmである。補強バー部15D1bのY方向の長さは、好ましくは3000〜10000μmである。なお、第四実施形態において、第4の補強メッシュ部15D1は補強バー部15D1bを1つ有するが、本発明はこれに限定されず、第4の補強メッシュ部15D1は補強バー部15D1bを複数有していてもよい。第4の補強メッシュ部15D1は補強バー部15D1bを複数有することで、補強バー部15D1bが無い場合に比べて第4の電極パッド部16A1と第4の電極部13A1の接続信頼性を向上させることができる。
第4の導電性パターン12D2〜12Dnも、第4の導電性パターン12D1と同様に構成される。
[第五実施形態に係る第5のタッチパネルセンサー用部材10E]
図8は第五実施形態に係る第5の導電性パターン12E1の概略正面図である。
第五実施形態に係る第5のタッチパネルセンサー用部材10Eは、第1の補強メッシュ部15A1(補強パターン部)が異なる他は第1のタッチパネルセンサー用部材10Aと同様の構成である。そのため、第5のタッチパネルセンサー用部材10Eの説明において、第1のタッチパネルセンサー用部材10Aと同じ構成部については同じ符号を用い、説明を省略する。
第5のタッチパネルセンサー用部材10Eは、第1の主面及び第2の主面を有する第5の基板11Aと、第5の導電性パターン群12Eとを備える。第5の導電性パターン群12Eは、第5の基板11Aの第一の主面に形成されている。第5の導電性パターン群12Eは、Y方向に沿って、互いに電気的に絶縁されて並列された複数(n個)の第1の導電性パターン12E1〜12Enを有する。
第5の導電性パターン12E1は、図8に示すように、第5の電極部13A1と、第5の結線部14A1と、補強パターン部として補強直線部15E1と、第5の電極パッド部16A1と、第5の引出電極部17A1とを有する。第5の電極部13A1、第5の結線部14A1、補強直線部15E1、第5の電極パッド部16A1及び第5の引出電極部17A1は、図8に示すようにX方向にこの順に配置され一体化されており、これらは互いに電気的に接続されている。
補強直線部15E1は、額縁領域10Ab内に配置されており、図8に示すように、X方向に沿って延在する第5の金属細線がY方向に沿って複数並列されている。これにより、第5の電極部13A1と同じ形状のメッシュパターンの場合に比べて第5の電極パッド部16A1と第5の電極部13A1の接続信頼性を向上させることができる。補強直線部15E1の配線密度は第1の電極部13A1の配線密度よりも高い。
第5の金属細線の線幅は、好ましくは1〜8μm、より好ましくは1〜3μmである。第5の金属細線の配線数は、配線密度が第の電極部13A1,補強直線部15E1及び第の電極パッド部16A1の順で高くなる配線数であれば特に限定されず、第5の金属細線の線幅などに応じて適宜調整すればよく、好ましくは5〜30本である。
第五実施形態では、図8に示すように、補強直線部15E1は、第の結線部14A1のY方向の全体に(第の電極パッド部16A1のY方向の全体)形成されているが、本発明はこれに限定されず、補強直線部15E1は、第の結線部14A1のY方向の一部のみに(第の電極パッド部16A1のY方向の一部のみに)形成されていてもよい。
第5の導電性パターン12E2〜12Enも、第5の導電性パターン12E1と同様に構成される。
[第六実施形態に係る第6のタッチパネルセンサー用部材10F]
図9は第六実施形態に係る第6の導電性パターン12F1の概略正面図である。
第六実施形態に係る第6のタッチパネルセンサー用部材10Fは、第1の補強メッシュ部15A1(補強パターン部)が異なる他は第1のタッチパネルセンサー用部材10Aと同様の構成である。そのため、第1のタッチパネルセンサー用部材10Fの説明において、第1のタッチパネルセンサー用部材10Aと同じ構成部については同じ符号を用い、説明を省略する。
第6のタッチパネルセンサー用部材10Fは、第1の主面及び第2の主面を有する第6の基板11Aと、第6の導電性パターン群12Fとを備える。第6の導電性パターン群12Fは、第6の基板11Aの第一の主面に形成されている。第6の導電性パターン群12Fは、Y方向に沿って、互いに電気的に絶縁されて並列された複数(n個)の第1の導電性パターン12F1〜12Fnを有する。
第6の導電性パターン12F1は、図9に示すように、第6の電極部13A1と、第6の結線部14A1と、補強パターン部として補強V字線部15F1と、第6の電極パッド部16A1と、第6の引出電極部17A1とを有する。第6の電極部13A1、第6の結線部14A1、補強V字線部15F1、第6の電極パッド部16A1及び第6の引出電極部17A1は、図9に示すようにX方向にこの順に配置され一体化されており、これらは互いに電気的に接続されている。
補強V字線部15F1は、額縁領域10Ab内に配置されており、図9に示すように、X方向にV字状に延在する第6の金属細線がY方向に沿って複数並列されている。これにより、第6の電極部13A1と同じ形状のメッシュパターンの場合に比べて第6の電極パッド部16A1と第6の電極部13A1の接続信頼性を向上させることができる。補強V字線部15F1の配線密度は第の電極部13A1の配線密度よりも高い。
第6の金属細線の線幅は、好ましくは1〜8μm、より好ましくは1〜3μmである。第6の金属細線のV字曲げ幅Fは、第6の電極パッド部16A1のY方向の長さに対して、好ましくは0.05〜0.5倍である。
第6の金属細線の配線数は、第の電極部13A1,補強V字線部15F1及び第の電極パッド部16A1の配線密度はこの順で高くなる配線数であれば特に限定されず、第6の金属細線の線幅などに応じて適宜調整すればよく、好ましくは5〜30本である。
なお、第六実施形態では、図9に示すように、複数の第6の金属細線は、各V字状の曲げ方向が同一方向となるように並列されているが、本発明はこれに限定されず、複数の第6の金属細線は、各V字状の曲げ方向が異なるように並列されていてもよい。また、第六実施形態では、図9に示すように、第6の金属細線は、第の結線部14A1のY方向の全体に(第の電極パッド部16A1のY方向の全体に)形成されているが、本発明はこれに限定されず、第6の金属細線は、第の結線部14A1のY方向の一部のみに(第の電極パッド部16A1のY方向の一部のみに)形成されていてもよい。
第6の導電性パターン12F2〜12Fnも、第6の導電性パターン12F1と同様に構成される。
[第七実施形態に係る第7のタッチパネルセンサー用部材10G]
図10は第七実施形態に係る第7の導電性パターン12G1の概略正面図である。
第七実施形態に係る第7のタッチパネルセンサー用部材10Gは、第1の補強メッシュ部15A1(補強パターン部)が異なる他は第1のタッチパネルセンサー用部材10Aと同様の構成である。そのため、第7のタッチパネルセンサー用部材10Gの説明において、第1のタッチパネルセンサー用部材10Aと同じ構成部については同じ符号を用い、説明を省略する。
第7のタッチパネルセンサー用部材10Gは、第1の主面及び第2の主面を有する第7の基板11Aと、第7の導電性パターン群12Gとを備える。第7の導電性パターン群12Gは、第7の基板11Aの第一の主面に形成されている。第7の導電性パターン群12Gは、X方向に対して直交するY方向に沿って、互いに電気的に絶縁されて並列された複数(n個)の第7の導電性パターン12G1〜12Gnを有する。
第7の導電性パターン12G1は、図10に示すように、第7の電極部13A1と、第7の結線部14A1と、補強パターン部として補強波線部15G1と、第7の電極パッド部16A1と、第7の引出電極部17A1とを有する。第7の電極部13A1、第7の結線部14A1、補強波線部15G1、第7の電極パッド部16A1及び第7の引出電極部17A1は、図10に示すようにX方向にこの順に配置され一体化されており、これらは互いに電気的に接続されている。
補強波線部15G1は、額縁領域10Ab内に配置されており、図10に示すように、X方向に波線状に延在する第7の金属細線がY方向に沿って複数並列されている。これにより、第7の電極部13A1と同じ形状のメッシュパターンの場合に比べて第7の電極パッド部16A1と第7の電極部13A1の接続信頼性を向上させることができる。補強波線部151の配線密度は第の電極部13A1の配線密度よりも高い。
第7の金属細線の線幅は、好ましくは1〜8μm、より好ましくは1〜3μmである。第7の金属細線の第1の曲げ幅G1は、第7の電極パッド部16A1のY方向の長さに対して、好ましくは0.05〜0.5倍である。第七実施形態において、図10に示すように、第7の金属細線の第1の曲げ幅G1と、第7の金属細線の第2の曲げ幅G2とは同一であるが、本発明はこれに限定されず、第7の金属細線の第1の曲げ幅G1と、第7の金属細線の第2の曲げ幅G2とは異なっていてもよい。
第7の金属細線の配線数は、第7の電極部13A1,補強波線部151及び第7の電極パッド部16A1の配線密度はこの順で高くなる配線数であれば特に限定されず、好ましくは5〜30本である。
なお、第七実施形態では、図10に示すように、複数の第7の金属細線は、各波線状の曲げ方向が同一方向となるように並列されているが本発明はこれに限定されず、複数の第7の金属細線は、各波線状の曲げ方向が異なるように並列されていてもよい。また、第七実施形態では、図10に示すように、第7の金属細線は、第7の結線部14A1のY方向の全体に(第7の電極パッド部16A1のY方向の全体に)形成されているが、本発明はこれに限定されず、第7の金属細線は、第の結線部14A1のY方向の一部のみに(第の電極パッド部16A1のY方向の一部のみに)形成されていてもよい。
第7の導電性パターン12G2〜12Gnも、第7の導電性パターン12G1と同様に構成される。
1,2,3,100 タッチパネル
10A,10B,10C タッチパネルセンサー用部材
11A,11B 基板
12A1,12B1,12C1,12D1,12E1,12F1,12G1 導電性パターン
13A1,13B1 電極部
14A1,14B1 電極パッド部
15A1,15B1 引出電極部
18A,18B 正方格子
20 カバー
30 画像表示装置
41,42 接着層

Claims (9)

  1. 第1の主面及び第2の主面を有する基板と、
    前記第1の主面に形成された第1の導電性パターンと、を備え、
    前記第1の導電性パターンは、
    第1の金属細線で構成された格子からなる第1のメッシュ構造を有し、第1の方向に沿って延在する電極部と、
    ベタ構造を有し、前記第1の方向に対して直交する第2の方向を長手方向とするバー形状の結線部と、
    補強パターン部と、
    ベタ構造を有し、前記第2の方向を長手方向とするバー形状の電極パッド部と、が前記第1の方向に沿ってこの順に電気的に接続されて配置されてなり、
    前記電極部、補強パターン部及び電極パッド部の各配線密度がこの順で高く、
    前記第1の金属細線の線幅は、1〜8μmであり、
    前記電極パッド部の前記第1方向の幅は、500〜3000μmであり、
    前記結線部の前記第1の方向の幅は、前記第1の金属細線の線幅以上、かつ前記電極パッド部の前記第1の方向の幅未満であるタッチパネルセンサー用部材。
  2. 前記補強パターン部は、第2の金属細線で構成され、ピッチが前記第1のメッシュ構造のピッチよりも密である第2のメッシュ構造を有する第1の補強メッシュ部を含む請求項1に記載のタッチパネルセンサー用部材。
  3. 第1の主面及び第2の主面を有する基板と、
    前記第1の主面に形成された第1の導電性パターンと、を備え、
    前記第1の導電性パターンは、
    第1の金属細線で構成された格子からなる第1のメッシュ構造を有し、第1の方向に沿って延在する電極部と、
    ベタ構造を有し、前記第1の方向に対して直交する第2の方向を長手方向とするバー形状の結線部と、
    補強パターン部と、
    ベタ構造を有し、前記第2の方向を長手方向とするバー形状の電極パッド部と、が前記第1の方向に沿ってこの順に電気的に接続されて配置されてなり、
    前記電極部、補強パターン部及び電極パッド部の各配線密度がこの順で高く、
    前記結線部の前記第1の方向の幅は、前記第1の金属細線の線幅以上、かつ前記電極パッド部の前記第1の方向の幅未満であり、
    前記補強パターン部は、
    前記第1のメッシュ構造を有する第2の補強メッシュ部と、
    ベタ構造を有し、バー形状の補強バー部と、
    前記第1のメッシュ構造を有する第3の補強メッシュ部と、が前記第1の方向に沿ってこの順に配置されてなる、第の補強メッシュ部を含み、
    前記補強バー部の幅は、前記第1の金属細線の線幅より広く、かつ前記電極パッド部の前記第1の方向の幅よりも狭いタッチパネルセンサー用部材。
  4. 前記補強バー部は、前記第2の方向を長手方向とする請求項3に記載のタッチパネルセンサー用部材。
  5. 前記補強パターン部は、前記第1の方向に沿って延在する第3の金属細線が前記第2の方向に沿って複数並列されている補強直線部を含む請求項1に記載のタッチパネルセンサー用部材。
  6. 前記補強パターン部は、前記第1の方向にV字状に延在する第4の金属細線が前記第2の方向に沿って複数並列されている補強V字線部を含む請求項1に記載のタッチパネルセンサー用部材。
  7. 前記補強パターン部は、前記第1の方向に波形状に延在する第5の金属細線が前記第2の方向に沿って複数並列されている補強波線部を含む請求項1に記載のタッチパネルセンサー用部材。
  8. 上部電極基板及び下部電極基板を備える投影型静電容量方式のタッチパネルであって、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載のタッチパネルセンサー用部材を備え、
    前記タッチパネルセンサー用部材は、上部電極基板又は下部電極基板として機能するタッチパネル。
  9. 上部電極層及び下部電極層を備える投影型静電容量方式のタッチパネルであって、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載のタッチパネルセンサー用部材を備え、
    前記第2の主面に形成された第2の導電性パターンを有し、
    前記第2の導電性パターンは、第5の金属細線で構成され、前記第2の方向に沿って延在する第2の電極部を含み、
    前記第1の導電性パターンは上部電極層及び下部電極層の一方として機能し、前記第2の導電性パターンは上部電極層及び下部電極層の他方として機能するタッチパネル。
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