JP3202850B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Description
シリサイド層を有するサリサイド構造の半導体装置の製
造方法に関するものである。
する半導体装置において、不純物拡散層表面に沿った方
向の電気的抵抗(シート抵抗)は、半導体素子の微細化
に伴い高抵抗化してきた。
物拡散層表面上にTiとSiの化合物であるTiシリサ
イド(TiSi2 )膜を形成することにより可能とな
る。
て、不純物拡散層領域及びゲート領域上にTiシリサイ
ド膜を自己整合的に形成したサリサイド構造が挙げられ
る。
造方法について図2を用いて説明する。
導体基板1に絶縁膜2による素子分離領域を形成し、ア
クティブ領域にゲート3を形成し、更に不純物を拡散さ
せた拡散層領域4を形成する。
導体基板の表面全体にTi金属膜5を形成する。
ス中でハロゲンランプによる短時間熱処理を2段階に分
けて行う。
に、Tiシリサイド膜6を形成するという目的上、所定
の領域以外の部分への、Tiシリサイド膜6の生成を防
止するために用いられる熱処理法である。
℃で30秒の熱処理を施し、不純物拡散層領域4及びゲ
ート3以外の絶縁膜上に残っている未反応TiとTiN
を、アンモニア過水に25分浸すことにより除去し、図
2(c)に示すように、Tiシリサイド膜6を不純物拡
散層領域4上に残す。
秒施すことにより、1回目の熱処理で形成されたTiシ
リサイド膜6を安定な膜にする。
装置において、不純物拡散層表面に沿った方向の電気的
抵抗(シート抵抗)を低減するためには、低抵抗なTi
シリサイド膜6を、不純物拡散層表面に形成した構造が
有効である。
置の製造方法について図3を用いて説明する。
iを主成分とする半導体基板11に絶縁膜12による素
子分離領域を形成する。
子分離領域以外の部分に不純物を拡散させた不純物拡散
層領域13を形成した後、半導体基板の表面全体にTi
金属膜を形成する。この際に、不純物拡散層領域13に
おいて、TiとSiの反応の妨げとなる自然酸化膜の除
去を目的として、図3(c)に示すように、Arイオン
で半導体基板表面を逆スパッタし、自然酸化膜14を除
去し、図3(d)に示すように、Ti15を形成する。
時間の熱処理することにより、不純物拡散層上のSiと
Tiを反応させ、Tiシリサイド膜を形成し、それ以外
の素子分離絶縁膜上のTiはシリサイド化せず、未反応
のままか、又は、N2 と反応し、TiNを形成する。
上の未反応TiとTiNをアンモニア過水で選択エッチ
ングし、Tiシリサイド膜16のみ残すようにする。
なものにするため、短時間での熱処理を加えるものであ
った。
第1の先行技術では、アクティブ領域にソース/ドレイ
ン領域を形成した後に、Tiシリサイド膜を自己整合的
に形成するが、シリサイド形成時にSiの拡散により、
シリサイド化が促進され、TiSi2 /Si界面近傍の
不純物が吸い上げられ、また、TiSi2 /Si界面に
Tiの化合物が形成され、Tiシリサイド化が抑制さ
れ、その結果、抵抗が上昇する。
2 /Si界面近傍の不純物濃度低下をもたらし、オーミ
ックなコンタクトをとることが難しくなる。
純物濃度低下により、ゲート−ソース間耐圧が悪くな
る。また、不純物濃度低下は、TiSi2 /Si界面へ
の空乏層幅の増大を招き、界面近傍にシリサイド形成時
のSi拡散により発生したSi空孔等の欠陥が、空乏層
内に導入され、接合リーク電流増大の原因になる。
できない難点がある。
換性を考えたときに、HF処理が洗浄工程にはかかせな
いので、HF処理が可能となることが望ましいが、Ti
シリサイドはHFに容易に溶けるので、HF処理の入る
洗浄ができない問題点がある。
酸化膜又は後工程の熱処理により、形成された酸化膜
を、Tiシリサイド表面に形成し易く、オーミックなコ
ンタクトがとり難い。
処理を伴うMOS素子製造プロセスにおいては抵抗上昇
を招く。これは上部層間膜からくるストレスの影響によ
ると報告されている。
成すると、後工程に続く熱処理により、接合が深くなる
という問題点と、形成した不純物拡散層上にTiシリサ
イド膜を形成すると、TiSi2 /Si界面の形状が凹
凸になり、場所により接合深さxjが変わり、浅い接合
形成が困難となる問題点があった。
リサイド膜を形成する際に、Si基板表面に形成された
自然酸化膜を、Arイオンで逆スパッタするために、半
導体基板に酸素がノックオンされたり、Ar粒子が打ち
込まれ、ダメージを与える。更に、自然酸化膜が除去し
きれないので、その上にTiを堆積し、熱処理を行う
と、Tiシリサイド/Si界面が凹凸になり、かつ反応
が不均一となる。
ように、接合深さxjが場所によって、xj1 ,xj2
と異なり、接合リーク増大の原因となる。これにより浅
い接合の安定形成が困難となる。
成後の熱処理に対するシリサイド膜の安定性が悪くな
り、シリサイド膜の凝集という現象が起き易くなり、シ
ート抵抗の上昇という問題点が生じる。凝集は、Tiシ
リサイド膜の膜厚が薄いほど起き易いため、Tiシリサ
イド膜の薄膜化が問題である。
リサイド構造の半導体装置の製造方法において、Si基
板にダメージを与えることがなくなり、高融点金属シリ
サイド(Tiシリサイド)/Si界面の制御性をよく
し、接合リークを低減し、浅い接合形成を可能にし、シ
リサイド膜の熱的安定性を向上させ得る半導体装置の製
造方法を提供することを目的とする。
不純物濃度低下と、化合物形成、接合リーク増大、HF
処理ができないという問題点及びTiシリサイドの耐熱
性の不良や、浅い接合形成が困難であるという問題点を
除去するために、Tiシリサイド膜上に多結晶Siを堆
積し、多結晶Si膜内に不純物をイオン注入し、熱処理
によって拡散させ、ソース/ドレイン領域を形成するこ
とにより、TiSi2/Si界面の濃度低下を防ぎ、メ
タルとのオーミックコンタクトをとり、しかもTiSi
2 を均一に形成し、ゲート−ソース間の耐圧劣化を防
ぎ、接合リーク電流の増大を防ぎ、HFの入った洗浄を
可能にすると共に、TiSi2 の耐熱性を向上させ、浅
い接合の安定形成を行い得る半導体装置の製造方法を提
供する。
面の形状からくる接合リーク増大という問題点と、浅い
接合形成が困難であるという問題点と、熱的安定性の問
題点を解決しようとするもので、Siを主成分とする半
導体装置において、不純物拡散層表面にTiシリサイド
膜を形成する工程において、Si基板上にダメージを与
えることがなくなり、Tiシリサイド/Si界面の制御
性をよくし、接合リークを低減し、浅い接合形成を可能
にし、シリサイド膜の熱的安定性をよくする。
成するために、 〔1〕シリコン基板の不純物拡散層上に高融点金属シリ
サイド膜を有する半導体装置の製造方法において、アク
ティブ領域と素子分離領域とを有する半導体基板を用意
する工程と、前記アクティブ領域上に高融点金属膜を形
成する工程と、熱処理によって、前記高融点金属膜を高
融点金属シリサイド膜に変化させる工程と、前記高融点
金属シリサイド膜上に不純物イオンを含む多結晶シリコ
ン膜を形成する工程と、前記不純物イオンを熱拡散し、
前記シリコン基板中に不純物拡散層を形成する工程を設
けるようにしたものである。
融点金属シリサイド膜を有する半導体装置の製造方法に
おいて、アクティブ領域と素子分離領域とを有する半導
体基板を用意する工程と、前記アクティブ領域上に高融
点金属膜を形成する工程と、前記高融点金属膜上に多結
晶シリコン膜を形成する工程と、前記多結晶シリコン膜
を形成する工程後、熱処理によって、前記高融点金属膜
を高融点金属シリサイド膜に変化させる工程と、前記多
結晶シリコン膜中に不純物イオンを注入する工程と、前
記不純物イオンを熱拡散し、前記シリコン基板中に不純
物拡散層を形成する工程を設けるようにしたものであ
る。
装置の製造方法において、前記熱拡散は、前記不純物イ
オンと同じ導電型の不純物を含むガス雰囲気中で行うこ
とを特徴とする。
方法において、前記高融点金属はTiであることを特徴
とする。
上に自己整合的に形成された高融点金属シリサイド(T
iSi2 )膜上に、多結晶Siを選択的に堆積し、又は
ソース/ドレイン及びゲート上に堆積した高融点金属
(Ti)膜上に多結晶Siを堆積し、上部の多結晶Si
を残すように熱処理を行い、高融点金属シリサイド(T
iSi2 )膜を形成した多結晶Si/TiSi2 /Si
層に対して、多結晶Si膜内に飛程距離を定め不純物を
イオン注入し、その成分に不純物を含む雰囲気のガス中
で熱拡散により不純物を拡散させ、不純物拡散層を形成
する。
域で、場所によって接合深さxjが変化することがな
く、浅い接合を形成することができる。
ながら説明する。
イド構造の半導体装置の製造工程断面図である。
i基板21上にLOCOS法により、フィールド酸化
(SiO2 )膜22からなる素子分離領域を形成し、こ
の素子分離領域以外のアクティブ領域にはゲート酸化
(SiO2 )膜23a、ゲート電極23b、サイドウォ
ール(SiO2 膜)23cからなるゲート23を形成し
た後、高融点金属膜としてのTi膜を100〜1000
Å堆積する。
理を与え、シリサイド化した後、アンモニア過水(NH
4 OH:H2 O2 :H2 O=1:1:4)にて、未反応
TiとTiNを除去し、次に、750〜900℃で30
秒の熱処理にて、Tiシリサイド膜24をダイシリサイ
ド(TiSi2 )化する。
アクティブ領域(不純物拡散層及びゲート)上に形成し
たTiシリサイド膜24上に、多結晶Si膜25を選択
的に300〜500Å堆積する。なお、この多結晶Si
膜25は、Ti膜28c〔後述の図1(e)参照〕と反
応してTiシリサイド膜を形成し、オーミックコンタク
トがとれる程度の膜厚とする。
多結晶Si膜25中に飛程距離がくるように、加速電圧
を30〜70keVで、ドーズ量1〜5×1015ion
s/cm2 の条件で不純物をイオン注入する。ここで、
nチャネルの場合、n型不純物、例えばAs(砒素)
を、pチャネルの場合、p型不純物、例えばB(ホウ
素)をそれぞれイオン注入する。
チャネルの場合、成分中にn型不純物〔例えば、P(リ
ン)〕を含むガス、そしてpチャネルの場合、成分中に
p型不純物を含むガスの雰囲気で熱処理し、不純物拡散
層(ソース・ドレイン)26を形成する。
縁膜27を堆積し、図1(e)に示すように、多結晶S
i膜25を選択的に残すように層間絶縁膜27をエッチ
ングし、配線するためのコンタクト開口部を形成し、そ
のコンタクトホール開口部にAl28a/TiN28b
/Ti28cからなる配線28を形成する。
28cと多結晶Si膜25が反応し、Tiシリサイド2
9が形成され、オーミックコンタクトがとれる。
を用いて説明する。
イド構造の半導体装置の製造工程断面図である。
(a)に示す工程と同様にして、図5(a)に示すよう
に、Si基板31上に、LOCOS法により、フィール
ド酸化(SiO2 )膜32からなる素子分離領域を形成
し、アクティブ領域にゲート酸化(SiO2 )膜33
a、ゲート電極33b、サイドウォール(SiO2 膜)
33cからなるゲート33を形成した後、アクティブ領
域及びゲート上にTi膜34を100〜1000Å選択
的に堆積する。
Ti膜34上に多結晶Si膜35を選択的に600〜8
00Å堆積する。
結晶Si膜35の上部(表面近傍)を残すように、すな
わち多結晶Si/TiSi2 /Si基板の構造になるよ
うに、Tiシリサイド化アニールの条件を、650〜8
00℃で30秒として熱処理する。
結晶Si膜中に飛程距離がくるように加速電圧30〜7
0keVで、1〜5×1015ions/cm2 の条件
で、不純物をイオン注入する。ここで、nチャネルを形
成する場合は、n型〔例えばAs(砒素)〕を、pチャ
ネルを形成する場合は、p型〔例えばB(ホウ素)〕を
それぞれイオン注入する。
(e)に示すように、nチャネルの場合は、成分にn型
不純物〔例えば、P(リン)〕を含む雰囲気で、pチャ
ネルの場合は、p型不純物を含む雰囲気で熱処理し、不
純物をSi基板中に熱拡散させ、不純物拡散層(ソース
・ドレイン)36を形成する。
縁膜37を形成し、その層間絶縁膜37の平坦化を目的
とした熱処理を行い、図5(f)に示すように、多結晶
Si膜を選択的に残すように層間絶縁膜37をエッチン
グし、配線するためのコンタクト開口部を形成し、その
コンタクトホール開口部に、Al38a/TiN38b
/Ti38cからなる配線38を形成する。
38cと多結晶Si膜35が反応し、Tiシリサイド3
9が形成され、オーミックコンタクトがとれる。
積し、Tiシリサイド膜を形成した場合の方が、第1の
実施例のTiシリサイド膜上に多結晶Si膜を堆積する
場合よりも、Si基板消費によるダメージが少なく、T
iSi2 /Si界面の沈み込みが少なくなるため、同じ
Tiシリサイド膜厚で、同じ熱拡散の処理条件で比較し
た場合に、第2の実施例の方がより浅い接合を形成する
ことができる。
ン構造の場合について述べたが、LDD、DDD構造に
ついても同様な製造方法で形成することができる。
を用いて説明する。
イド構造の半導体装置の製造工程断面図である。
i基板41上に、素子分離をするためのフィールド酸化
(SiO2 )膜42より成る素子分離領域を形成し、こ
の素子分離領域以外のアクティブ領域に従来技術と同様
に不純物拡散層43を形成する。この時不純物拡散層4
3上に自然酸化膜44が形成される。
された自然酸化膜44を除去するために、通常の洗浄、
例えば、硫酸過水(H2 SO4 +H2 O2 +H2 O=
1:1:4)により、基板表面を洗浄し、5%HF溶液
中に30秒つけて、不純物拡散層43表面上の自然酸化
膜44を除去し、更に、硫酸過水に10分つけて、図6
(b)に示すように、洗浄酸化膜44aを不純物拡散層
領域に10Å程度成長させる。
板上にTi膜45を100〜1000Åスパッタする。
回目をハロゲンランプにより、600〜700℃で30
秒の短時間熱処理で行い、不純物拡散層領域以外に残っ
た未反応TiとTiNを、アンモニア過水に25分間つ
けて除去した後、図6(d)に示すように、不純物拡散
層領域上のTiシリサイド膜46を安定にするための2
回目の熱処理をハロゲンランプにより700〜900℃
で30秒の短時間熱処理を行う。
洗浄酸化膜44aは均一に形成されるので、Tiシリサ
イド膜46を一様に形成することができ、接合の深さが
場所に依存することなく一定となり、接合リークを低減
できる。また、Tiシリサイド膜46自身も熱に対する
安定性が得られる。
及び洗浄酸化膜の形成には、薬品、つまり、硫酸過水を
用いているが、洗浄酸化膜の形成にはO3 純水を用いる
ことができる。
が、洗浄酸化膜の質が良く、薬品を使用しないので、T
AT(ターンアラウンドタイム)、つまり工程に要する
時間の短縮とコストの低減の効果が期待できる。
を用いて説明する。
i基板51上に素子分離をするためのフィールド酸化膜
52より成る素子分離領域を形成し、この素子分離領域
以外のアクティブ領域にはゲート酸化(SiO2 )膜5
3a、ゲート電極53b、サイドウォール(SiO
2 膜)53cからなるゲート53を形成した後、不純物
拡散層(ソース・ドレイン)54を形成する。なお、5
5は自然酸化膜である。
された自然酸化膜55を除去するために、通常の洗浄、
例えば、硫酸過水(H2 SO4 +H2 O2 +H2 O=
1:1:4)により、基板表面を洗浄し、5%HF溶液
中に30秒つけて、不純物拡散層54表面上の自然酸化
膜55を除去し、更に、硫酸過水に10分つけて、図7
(b)に示すように、洗浄酸化(SiO2 )膜56を、
不純物拡散層54上及びゲート電極53b上に10Å程
度成長させる。
板上にTi膜57を100〜1000Åスパッタする。
1回目の熱処理をハロゲンランプにより、600〜70
0℃で30秒の短時間熱処理で行い、不純物拡散層54
上及びゲート電極53b以外に残った未反応TiとTi
Nをアンモニア過水に25分間つけて除去した後、図7
(d)に示すように、不純物拡散層54上及びゲート電
極53b上のTiシリサイド膜58を安定にするための
2回目の熱処理を、ハロゲンランプにより700〜90
0℃で30秒の短時間熱処理を行う。
洗浄酸化膜56は均一に形成されるので、Tiシリサイ
ド膜58を一様に形成することができ、接合の深さが場
所に依存することなく一定となり、接合リークを低減で
きる。また、Tiシリサイド膜58自身も熱に対する安
定性が得られる。
イドのみ示したが、他の高融点金属例えば、Wシリサイ
ド、Coシリサイド、Niシリサイド、Moシリサイ
ド,Taシリサイドの場合においても、本発明を適用す
ることができる。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
よれば、半導体装置の不純物拡散層領域で、場所によっ
て接合深さxjが変化することがなく、浅い接合を形成
することができる。また、高融点金属シリサイド(Ti
Si2 )膜にかかる応力が緩和され、高融点金属シリサ
イド(TiSi2 )膜の熱的安定性が得られる。
施例によれば、 (1)高融点金属シリサイド(TiSi2 )/Si界面
に析出物(例えば、nチャネルにおけるTiAsやpチ
ャネルにおけるTiB2 )が形成されることがなくな
り、抵抗上昇を抑えることができる。
i2 )直下の吸い上げによる濃度低下がなくなり、不純
物拡散層(n- 層)の濃度低下をなくすことができる。
また、ゲート−ソース間耐圧劣化をなくすことができ
る。更に、空乏層のSi表面近傍への延びを抑制し、接
合リーク電流増大を防止することができる。
サイド(TiSi2 )形成後もHF処理が可能である。
i2 )膜表面の酸化を防ぐことができ、オーミックコン
タクト形成が容易になる。
ば、従来法により形成した高融点金属シリサイド(Ti
Si2 )と異なり、不純物拡散層上に一様に洗浄酸化膜
が形成され、Tiシリサイド/Si基板にダメージを与
えることなく平坦にすることができ、かつ、Tiシリサ
イド膜の一様な形成を行うことができる。
表面の凹凸の少ない分、接合の深さが場所に依存するこ
となく一定となり、接合リークの低減と浅い接合の形成
が可能となる。
安定性が得られ、高融点金属シリサイド(Tiシリサイ
ド)膜の薄膜化も可能となる。
半導体装置の製造工程断面図である。
造工程断面図である。
造工程断面図である。
題点を説明する拡大断面図である。
半導体装置の製造工程断面図である。
半導体装置の製造工程断面図である。
半導体装置の製造工程断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 シリコン基板の不純物拡散層上に高融点
金属シリサイド膜を有する半導体装置の製造方法におい
て、 (a)アクティブ領域と素子分離領域とを有する半導体
基板を用意する工程と、 (b)前記アクティブ領域上に高融点金属膜を形成する
工程と、 (c)熱処理によって、前記高融点金属膜を高融点金属
シリサイド膜に変化させる工程と、 (d)前記高融点金属シリサイド膜上に不純物イオンを
含む多結晶シリコン膜を形成する工程と、 (e)前記不純物イオンを熱拡散し、前記シリコン基板
中に不純物拡散層を形成する工程とを有することを特徴
とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 シリコン基板の不純物拡散層上に高融点
金属シリサイド膜を有する半導体装置の製造方法におい
て、 (a)アクティブ領域と素子分離領域とを有する半導体
基板を用意する工程と、 (b)前記アクティブ領域上に高融点金属膜を形成する
工程と、 (c)前記高融点金属膜上に多結晶シリコン膜を形成す
る工程と、 (d)前記多結晶シリコン膜を形成する工程後、熱処理
によって、前記高融点金属膜を高融点金属シリサイド膜
に変化させる工程と、 (e)前記多結晶シリコン膜中に不純物イオンを注入す
る工程と、 (f)前記不純物イオンを熱拡散し、前記シリコン基板
中に不純物拡散層を形成する工程とを有することを特徴
とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記熱拡散は、前記不純物イオンと同じ
導電型の不純物を含むガス雰囲気中で行うことを特徴と
する請求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記高融点金属はTiであることを特徴
とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
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KR102349420B1 (ko) | 2015-02-17 | 2022-01-10 | 삼성전자 주식회사 | 메탈 실리사이드층 형성방법 및 그 방법을 이용한 반도체 소자의 제조방법 |
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1993
- 1993-11-25 JP JP29480893A patent/JP3202850B2/ja not_active Expired - Fee Related
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