JP3202097B2 - 無落雪屋根の小屋裏の換気構造 - Google Patents

無落雪屋根の小屋裏の換気構造

Info

Publication number
JP3202097B2
JP3202097B2 JP10499193A JP10499193A JP3202097B2 JP 3202097 B2 JP3202097 B2 JP 3202097B2 JP 10499193 A JP10499193 A JP 10499193A JP 10499193 A JP10499193 A JP 10499193A JP 3202097 B2 JP3202097 B2 JP 3202097B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parapet
panel
roof
panels
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10499193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06294190A (ja
Inventor
正幸 佐賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP10499193A priority Critical patent/JP3202097B2/ja
Publication of JPH06294190A publication Critical patent/JPH06294190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3202097B2 publication Critical patent/JP3202097B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寒冷地仕様住宅に適用
される無落雪屋根の小屋裏の換気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の無落雪屋根の小屋裏の換
気構造を示す図である。
【0003】寒冷地仕様住宅においては、同図に示すよ
うに、住宅を画成する外壁200の上に屋根パネル12
0が、傾斜した上面を有する結合材112aを介して、
建物中央へ下降傾斜する状態で設置されている。また、
この屋根パネル120の側端面及び上面端部にも、傾斜
面を有する結合材112b、112cを取り付け、結合
材112bの建物外側面は、外壁200の外面と面一に
なり、結合材112cの上部には、パラペットパネル1
10が立設されている。
【0004】このパラペットパネル110にはパラペッ
トカバー114が覆せられる。
【0005】こうして、屋根パネル120とパラペット
カバー114が覆せられたパラペットパネル110とに
よって、無落雪屋根100が形成される。
【0006】この無落雪屋根100は、建物中央へ下降
傾斜する形状なので、屋根パネル120に積もった雪の
融雪水を中央の谷部に導き、谷部下側に配設された融雪
樋122と縦樋124とを介して融雪水を地下の排水溝
に排水することができる。
【0007】このような無落雪屋根100の下側には、
外壁200に支持され断熱材204が敷き込まれた天井
202が取り付けられ、小屋裏210が画成されてい
る。
【0008】この小屋裏210は、四方から外壁200
及びパラペットパネル110で密閉され、上下から屋根
パネル120と天井202とで密閉されるので、換気が
必要である。
【0009】そこで、図に示すように、四方の外壁20
0に複数の孔206を穿け、各孔206にベンチレータ
ー220を取り付けて、ベンチレーター220を介して
小屋裏210内の換気をしていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の無落雪屋根の小屋裏の換気構造では、次のような問題
がある。
【0011】小屋裏210の換気を確実に行うために
は、外壁200に穿けられる孔206の開口面積の総和
を大きくとる必要がある。
【0012】このためには、孔206自体の開口面積を
大きくするか、開口面積の小さな孔206を外壁200
に多数穿設しなければならない。
【0013】しかしながら、大きい孔206を外壁20
0に穿けると、重量のある無落雪屋根100を下で支え
る外壁200が構造的に弱くなり、外壁200の耐久性
が劣化することになる。
【0014】また、壁パネル200に図示しない外装材
を取り付け、ここに孔206を穿設するのは、外装材が
コンクリートやタイル等の堅い材質である場合に困難な
作業となる。
【0015】しかも、この孔206を複数形成し、それ
ぞれの孔206にベンチレーター220を取り付けなけ
ればならず、煩雑な作業となり、しかも各ベンチレータ
−220の外周にシール処理を施す必要があり、その作
業は面倒であり、現場での作業が煩雑になる。
【0016】さらに、ベンチレータ−220は、住宅の
構造上、外壁200に取り付けなければならないので、
換気用の孔206の穿設位置がどうしても低くなり、こ
のため、充分な換気効率を得ることができなかった。
【0017】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、外壁の耐久性を維持すると共
に作業の省略化を図ることができ、しかも、住宅の外観
と換気効率との向上を図った無落雪屋根の小屋裏の換気
構造を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された無落雪屋根の小屋裏の換気構
造は、方形状に枠組みされた芯材の両面に面材を貼り付
けて中空内部とし建物の外壁の上端面に立設されたパラ
ペットパネルと、対向する一対の前記パラペットパネル
から建物中央部に向かって下降傾斜させて取り付けた複
数の屋根パネルからなる断面ほぼV字状の屋根部と、該
屋根部の断面ほぼV字状の谷部に取り付けた横樋と、
記パラペットパネルの上方を覆い前記パラペットパネル
の上端面および上部両側面との間に空間を形成する位置
で、結合材を介して前記パラペットパネルの上端面に取
り付けられたパラペットカバーとを含み、前記パラペッ
トパネルは、上部芯材と、建物内側の面材における前記
屋根パネルの端部取付位置より下部と連通孔を有し、
前記パラペットカバーと前記パラペットパネルとの間に
形成される前記空間と、記パラペットパネルの上部芯
材に形成される前記連通孔と、前記パラペットパネルの
中空内部と、前記パラペットパネルの建物内側の前記面
材に形成される前記連通孔とよってクトを形成した
落雪屋根の小屋裏の換気構造であって、 前記パラペッ
トカバーと前記パラペットパネル間に、外気が建物内外
方向に通り抜け可能に、前記パラペットカバーと前記パ
ラペットパネル間に形成される前記空間を連通させる連
通部を形成したことを特徴とする。
【0019】
【作用】前記構成の本発明においては、パラペットに換
気経路を設けているので、重量のある無落雪屋根を下で
支える外壁には孔をなんら穿設する必要がなく、外壁の
耐久性を維持することができる。
【0020】また、外壁に孔を設ける必要がなく、ベン
チレーター等も取り付けられることもないので、外壁の
見栄えが良くなり、住宅の外観が向上する。
【0021】さらに、孔の穿設作業、ベンチレーター装
着作業、外装シール処理作業という煩雑な作業を必要と
しないので、現場作業の省力化を図ることができる。
【0022】また、小屋裏の空気が、外壁の上方にある
パラペットパネルの連通孔を介してパネル中空部に流入
し、このパネル中空部内を上昇して芯材の上側芯材部分
に設けられた空気排出口から一対の遮蔽板間に流出す
る。そして、遮蔽板の上端に形成された間隙からパラペ
ットカバーの前面部又は後面部とパラペットパネルの前
面材又は後面材との間の間隙から住宅外部に排出され、
小屋裏の換気が行われる。すなわち、換気経路が、前述
した従来の無落雪屋根のパラペットを適用した換気構造
の換気位置よりも上方に設定されているので、換気効率
は向上する。
【0023】しかも、外気が外部に開口する一方の間隙
から遮蔽板上端の一方の間隙に入り、空気排出口の上方
を通り抜けて、遮蔽板上端の他方の間隙を介して外部に
開口する他方の間隙から流出するので、空気排出口側が
負圧になる。この結果、パネル中空部内の空気が効率よ
く空気排出口から吸引されるので、換気効率がさらに向
上する。また、本発明においては、前記パラペットカバ
ーと前記パラペットパネルの上部両側面との間に形成さ
れる前記各空間は、下方に向けて開口形成されているこ
とが好ましい。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0025】図1は、本発明の実施例に係る無落雪屋根
の小屋裏の換気構造を一部破断して示す斜視図であり、
図2は本実施例のパラペットに適用されるパラペットパ
ネルを一部破断して示す斜視図、図3は図1の実施例の
断面図、図4は本実施例のパラペットを適用した無落雪
屋根の小屋裏の換気構造の全体を示す概略断面図であ
る。
【0026】本実施例に係る寒冷地仕様住宅は、図4に
示すように、四方に立設された外壁80によって画成さ
れており、外壁80の内側上部には天井90が取り付け
られ、天井90の上には断熱材92が敷き込まれてい
る。
【0027】そして、外壁80上にパラペット4が形成
され、パラペット4の後面に屋根パネル20が取り付け
られて無落雪屋根1が構築され、その下側に小屋裏2が
画成されている。
【0028】パラペット4は、図1に示すように、住宅
の外壁80上面に複数横並びに立設された複数のパラペ
ットパネル10と、パラペットパネル10の上面に取り
付けられた金属板製の前方遮蔽板41及び後方遮蔽板4
5と、これら前方及び後方遮蔽板41,45の上方に被
せられた金属板製のパラペットカバー50とで形成され
ている。
【0029】パラペットパネル10は、図2に示すよう
に、方形状に枠組みされた芯材11を有し、この芯材1
1の前後両面に、前面材としての合板12と後面材とし
ての合板13とが貼り付けられて、パネル中空部14が
画成されている。
【0030】そして、合板13の下部には、パネル中空
部14と連通する横長の連通孔10aが穿設されてい
る。さらに、芯材11の上側芯材11−1には、パネル
中空部14と連通し外部に開口する断面略円形状の空気
排出口10bが設けられている。
【0031】一方、前方遮蔽板41は、図3に示すよう
に、長尺状の板体を折り曲げ形成したものであり、この
前方遮蔽部41は、パラペットパネル10の上端前角部
に対応した折り曲げ部42をその前角部に当接させ、折
り曲げ部42の先端縁で直立する直立部43を空気排出
口10bの前方に位置させた状態で、パラペットパネル
10上端部に取り付けられている。
【0032】対して、後方遮蔽板45は、パラペットパ
ネル10の上端後角部に対応した折り曲げ部46を後述
する屋根パネル20のシート材26端部を介して後角部
に当接させている。そして、折り曲げ部46の先端縁で
直立する直立部47を空気排出口10bの後方に位置さ
せた状態で、パラペットパネル10上端部に取り付けら
れている。
【0033】すなわち、前方及び後方遮蔽板41,45
は、図3に示すように、空気排出口10bの開口を間に
してパラペットパネル10の幅方向に相対向して配設さ
れている。
【0034】また、パラペットカバー50は、長尺状の
板体を断面コ字状に折り曲げて形成したもので、パラペ
ットパネル10の厚さより幅広の上面部51と、前面部
52と、後面部54とを有している。
【0035】上面部51の下面には、長尺状の木製補強
板55が嵌め込まれ、補強板55の下面両側には、一対
の短幅長尺状の木製補強板56,57が当接され、これ
らの補強板56,57が前面部52と後面部54とに固
着された断面L字状の金属製支持材58,59によって
下方から支持されている。
【0036】このようなパラペットカバー50は、次の
ようにして支持されている。
【0037】すなわち、補強板55が直立部43,47
の上端から上方に離され、一対の補強板56,57の間
隙中央部が直立部43,47の上端位置に合された状態
で配され、図1にも示すように、断面L字状のプレート
片60が間隔をおいて複数取り付けられ、このプレート
片60を介して支持材58,59と直立部43,47と
が断続的に接続されている。
【0038】これにより、図3に示すように、パラペッ
トカバー50の補強板55と前方及び後方遮蔽板41,
45の直立部43,47上端との間に、空気排出口10
bと連通して前後方向に開口する一対の間隙71,72
が形成され、また、前面部52と折り曲げ部42との間
に間隙71と連通し住宅の前方外部に開口する間隙73
が形成されると共に、後面部54と折り曲げ部46との
間に、間隙72と連通し住宅の後方外部に開口する間隙
74が形成される。
【0039】このようにしてパラペット4を構成するパ
ラペットパネル10の合板13には、屋根パネル20が
取り付けられている。
【0040】具体的には、図1に示すように、長尺状の
支持材24が合板13の略中央部に固着され、上面にシ
ート材26が敷き込まれた合板22を上に向けた状態
で、外側方の芯材21が支持材24に当接固定されて、
図4に示すように、屋根パネル20が全体として住宅上
中央部に向かって下降傾斜した状態で小屋裏2上に取り
付けられている。
【0041】なお、図4において、符号30は積雪の融
雪水を流し込むための隙間であり、これにより、融雪水
を隙間30から下側に配設された融雪樋31に導き、縦
樋32を介して地下の排水溝に排水するようにしてい
る。
【0042】このように、本実施例のパラペット4を適
用することで、小屋裏2の上側の無落雪屋根1に、パラ
ペットパネル10の連通孔10a、パネル中空部14、
空気排出口10b、間隙71〜74でなる換気経路が形
成されている。
【0043】したがって、重量のある無落雪屋根1を下
で支える外壁80に、換気経路のための孔を穿設する必
要がないので、構造材としての外壁80の耐久性を維持
することができると共に、住宅全体の外観を向上させる
ことができる。
【0044】さらに、ベンチレーター装着作業、外装シ
ール処理作業という煩雑な作業を必要としないので、現
場作業の省力化を図ることができる。
【0045】次に、本実施例のパラペットを適用した無
落雪屋根の小屋裏の換気作用について説明する。
【0046】図4に示すように、小屋裏2内の湿気を含
んだ空気Dは、部屋3の熱気で暖められ、矢印で示すよ
うに上昇し、パラペットパネル10の連通孔10aから
パネル中空部14内に流入する。
【0047】パネル中空部14内に入り込んだ空気D
は、図3に示すように、パネル中空部14内を上昇し、
空気排出口10bから流出する。そして、空気Dは前方
及び後方遮蔽板41,45の直立部43,47の上端開
口から補強板55に向かって上昇し、前後方向に開口す
る一対の間隙71,72を通り抜けて、住宅の前方及び
後方外部に開口する間隙73,74から排出される。
【0048】このように、暖められ上昇する小屋裏2内
の空気Dを上方の無落雪屋根1に形成した換気経路を介
して外部に排出する構造になっているので、小屋裏2内
の湿った空気Dはほとんど換気され、換気効率が前述し
た従来の無落雪屋根の小屋裏の換気構造に比べて向上す
る。
【0049】また、間隙73から間隙71内に吹き込ん
だ外気Eは、二点鎖線で示すように、前方及び後方遮蔽
板41,45の直立部43,47の上方を通って、間隙
72から間隙74を介して外部に抜ける。
【0050】この結果、パネル中空部14に対して空気
排出口10bの上側が負圧状態になり、パネル中空部1
4内の空気Dが空気排出口10bから吸引される。
【0051】したがって、小屋裏2からパネル中空部1
4内に流入した空気Dは、直ちに空気排出口10b側に
引っ張られて、空気排出口10bから流出され、外気と
共に間隙72,74を介して外部に排出される。
【0052】このように、パラペット4上部の間隙71
〜74を吹き抜ける外気の通風力を利用してパネル中空
部14内の空気を排出するので、小屋裏2内の空気の換
気効率がさらに向上する。
【0053】本願発明は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
【0054】例えば、上記実施例では、プレート片60
を間隔をおいて設置することにより連通部を形成した
が、これに限定されるものではなく、前方および後方遮
蔽板41,45の直立部43,47に切り欠きを形成し
て、該直立部43,47の上端をパラペットカバー50
に取り付けたものであってもよい。
【0055】また、本実施例では、前方及び後方遮蔽板
41,45とパラペットカバー50と支持材58,59
とを金属で形成したが、これに限らず、これらの部材を
耐蝕性のあるプラスチック等を用いて形成してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無落雪屋
根の小屋裏の換気構造においては、パラペットに小屋裏
の換気経路が設けられているので、重量のある無落雪屋
根を下で支える外壁には孔をなんら穿設する必要がな
く、外壁の耐久性を維持することができる。
【0057】また、外壁に孔を設ける必要がなく、ベン
チレーター等も取り付けられることもないので、外壁の
見栄えが良くなり、住宅の外観が向上する。
【0058】さらに、孔の穿設作業、ベンチレーター装
着作業、外装シール処理作業という煩雑な作業を必要と
しないので、現場作業の省力化を図ることができる。
【0059】また、小屋裏の換気経路が、前述した従来
の無落雪屋根の小屋裏の換気構造を適用した換気構造の
換気位置よりも上方にあるパラペット内に形成されてい
るので、換気効率が向上する。
【0060】しかも、外気がパラペットカバーとパラペ
ットパネルとの間の空間を通り抜けて、パラペットパネ
ルの上部芯材の連通孔側が負圧になる構造となっている
ので、パネル中空部内の空気が効率よく前記上部芯材の
連通孔から吸引されて外部に排出され、換気効率が著し
く向上するという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る無落雪屋根の小屋裏の換
気構造を一部破断して示す斜視図である。
【図2】本実施例のパラペットに適用されるパラペット
パネルを一部破断して示す斜視図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】本実施例のパラペットパを適用した無落雪屋根
の小屋裏の換気構造の全体を示す概略断面図である。
【図5】従来の無落雪屋根の小屋裏の換気構造を示す概
略断面図である。
【符号の説明】 1 無落雪屋根 2 小屋裏 4 パラペット 10 パラペットパネル 10a 連通孔 10b 空気排出口 11 芯材 12,13 合板 14 パネル中空部 20 屋根パネル 41,45 遮蔽板 50 パラペットカバー 51 上面部 52 前面部 54 後面部 60 プレート 71〜74 間隙

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形状に枠組みされた芯材の両面に面材
    貼り付けて中空内部とし建物の外壁の上端面に立設さ
    れたパラペットパネルと、対向する一対の前記パラペッ
    トパネルから建物中央部に向かって下降傾斜させて取り
    付けた複数の屋根パネルからなる断面ほぼV字状の屋根
    部と、該屋根部の断面ほぼV字状の谷部に取り付けた横
    樋と、記パラペットパネルの上方を覆い前記パラペッ
    トパネルの上端面および上部両側面との間に空間を形成
    する位置で、結合材を介して前記パラペットパネルの上
    端面に取り付けられたパラペットカバーとを含み、 前記パラペットパネルは、上部芯材と、建物内側の面材
    における前記屋根パネルの端部取付位置より下部と
    通孔を有し、 前記パラペットカバーと前記パラペットパネルとの間に
    形成される前記空間と、記パラペットパネルの上部芯
    材に形成される前記連通孔と、前記パラペットパネルの
    中空内部と、前記パラペットパネルの建物内側の前記面
    材に形成される前記連通孔とよってクトを形成した
    落雪屋根の小屋裏の換気構造であって、 前記パラペットカバーと前記パラペットパネル間に、外
    気が建物内外方向に通り抜け可能に、前記パラペットカ
    バーと前記パラペットパネル間に形成される前記空間を
    連通させる連通部を形成したことを特徴とする無落雪屋
    根の小屋裏換気構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記パラペットカバーと前記パラペットパネルの上部両
    側面との間に形成される前記各空間は、下方に向けて開
    口形成されていることを特徴とする無落雪屋根の小屋裏
    換気構造。
JP10499193A 1993-04-07 1993-04-07 無落雪屋根の小屋裏の換気構造 Expired - Fee Related JP3202097B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10499193A JP3202097B2 (ja) 1993-04-07 1993-04-07 無落雪屋根の小屋裏の換気構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10499193A JP3202097B2 (ja) 1993-04-07 1993-04-07 無落雪屋根の小屋裏の換気構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06294190A JPH06294190A (ja) 1994-10-21
JP3202097B2 true JP3202097B2 (ja) 2001-08-27

Family

ID=14395569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10499193A Expired - Fee Related JP3202097B2 (ja) 1993-04-07 1993-04-07 無落雪屋根の小屋裏の換気構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3202097B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016069899A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 大和ハウス工業株式会社 笠木設置構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016069899A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 大和ハウス工業株式会社 笠木設置構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06294190A (ja) 1994-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5292281A (en) Vertical soffit vent
JP3202097B2 (ja) 無落雪屋根の小屋裏の換気構造
JP7262158B1 (ja) 換気装置及びこれを用いた軒天換気構造体
JP3081730B2 (ja) 無落雪屋根の小屋裏の換気構造
JP3078957B2 (ja) 無落雪屋根のパラペットパネル
JP4246885B2 (ja) 換気棟
JP3306206B2 (ja) 無落雪屋根の換気パラペットパネルおよびその製造方法
JPH11270082A (ja) 片流れ形の波形金属板葺屋根の換気構造
JP3607099B2 (ja) 瓦棟構造及び棟排気システム
JP2000145071A (ja) 棟包み構造及び小屋裏換気システム
JPS6144100Y2 (ja)
JP3308890B2 (ja) 縦葺き外装構造及び縦葺き外装構造を用いた集熱方法
JP2503051Y2 (ja) 棟換気構造
JP2562230B2 (ja) 屋根の軒先換気構造
JPH0240658Y2 (ja)
JPH0420467B2 (ja)
JPH0673851A (ja) 雨樋付き屋根構造
JP4012305B2 (ja) 屋根の換気構造
JP4526677B2 (ja) 棟換気装置
JPH1150524A (ja) 小屋裏の換気構造及び換気方法
JP2000204732A (ja) 屋根面換気材
JP4526680B2 (ja) 棟換気装置
JPH0673852A (ja) 屋根の施工方法
JPH10273953A (ja) 雪止め金具の設置構造
JP2567586Y2 (ja) 屋根パネル

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010529

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees