JP3201958B2 - 面実装インダクタ - Google Patents
面実装インダクタInfo
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
- H05K3/3426—Leaded components characterised by the leads
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- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
板に面実装するチョークコイル等のインダクタの構造に
関し、特に電極をドラム形コアの底面に直接取り付ける
とともにスリーブコアを装着した構造の面実装インダク
タの電極取付構造に関するものである。
る小型化・高性能化の消費者ニーズは強く、これに伴い
電子回路基板に搭載される電子部品において比較的大き
い容積を占めるトランスやチョークコイル等のインダク
タも小型化・低背化を展開しつつ面実装に適合した構造
のものが開発されている。
着固定するタイプの面実装インダクタの斜視図であり、
図6はその電極構造を表す裏面側から見た斜視図(巻線
は省略)である。
10は、巻線2をからげるからげ端子部11と実装基板
に半田付けする電極部13とを分けつつ一体成形した金
属片15(2個)を前記ドラム形コア1(一般にはフェ
ライトコアである)の下鍔部1bの底面側3に接着剤5
にて接着固定した構造であり、最も小型化されたもので
3〜5mmの高さであって、極めて低背化の進んだ面実
装インダクタといえる。
外縁に緩やかに嵌合する筒状のスリーブコア20を装着
して、シールド効果を高めたタイプの面実装インダクタ
30である。
箇所)には、からげ端子11を納める断面半円形状の凹
溝22が垂直に刻設されており、高さはドラム形コア1
とほぼ同等である。
と同じくフェライトが使用される。
の嵌合は製造上の寸法余裕を設けておく必要や接着剤を
流し込んで固定する必要から隙間Sをある程度見積らな
ければならない。
20の直下に配されて上からみて見えないものが一般で
あるが、図7のようにスリーブコア20の外側面20a
にまで延設して先端部を外側面20aに沿って起曲させ
る電極構造も考えられる。
ようにドラム形コア1の下鍔部1bに直接に金属片15
を接着剤5にて固定した面実装インダクタ10において
は、金属片を2個対称に向かい合わせて位置決めされる
とともに一体に成形加工されたリードフレーム(例えば
リン青銅を半田メッキした薄板をプレス成形したもの)
の上からドラム形コアを垂下して接着剤にて載置固定さ
れるが、その際に正しい位置関係に固定されないと金属
片とドラム形コアの接着不良や電極部の折曲不良の虞が
あり、部品精度に問題が生じる。
属片15の周縁から折り曲げて直立させて下鍔部1bの
外側面に当接させることによってドラム形コア1の相対
的位置を規制する構成が考えられるが、電極部13は、
その対向方向(矢印K)では位置決めが成せるが、その
直角方向(矢印N)では位置決め効果はない。
ら多少離し且つドラム形コア1を金属片15に載置後に
折曲されるので、ドラム形コア1をリードフレームに載
置する時点での位置規制の役目としては果たしえない。
記ドラム形コア1の周縁に装着した面実装インダクタ3
0においては、両コアの隙間Sが一定になるように、即
ち両コアの中心が一致するように設計されるのが通常で
あるが、このスリーブコア20とドラム形コア1の相対
的位置出し精度はインダクタ特性に影響を与え、両コア
の相対的位置関係が図7のように一方にずれるとインダ
クタ特性のばらつきが生じるという問題が生じる。
接着剤(例えば酢酸ビニル系、ゴム系、エポキシ系接着
剤)にて両者の隙間が埋められて位置関係が正しい状態
であっても、回路基板に実装後に半田リフローを行った
時に熱によって接着剤が軟化して接着強度が低下し、両
コアの位置関係がずれてしまう虞がある。
であり、電極部13とからげ端子部11とを分けつつ一
体成形した金属片15とドラム形コア1との位置決めの
精度を高めるとともにスリーブコア20とドラム形コア
1との相対的位置決め精度を高めた構成として信頼性を
向上した面実装インダクタを提供するものである。
の両端に上鍔部及び下鍔部を有するドラム形コアに、巻
線をからげて半田接続するからげ端子部と回路基板に実
装半田付けする電極部とを分けつつ一体成形した金属片
を、前記ドラム形コアの下鍔部の底面側に接着剤にて直
接接着固定し、さらに前記ドラム形コアの外縁に緩やか
に嵌合する筒状のスリーブコアを装着した構造の面実装
インダクタにおいて、前記金属片の周縁にドラム形コア
の下鍔部側面に当接するように起曲されて直立する短冊
状小突起が設けられ、その曲げ方向に平行な短冊状小突
起の側面側がドラム形コアの下鍔部の周縁に当接すると
ともに前記短冊状小突起がドラム形コアと前記スリーブ
コアの隙間に挟まってドラム形コアとスリーブコアの間
隔を一定に保ちつつ水平面上の相対的位置を固定してい
ることを特徴とする面実装インダクタを提供することに
より、上記目的を達成するものである。
いて詳細に説明する。尚、従来と同様部材については同
符合にて指称する。
スリーブコア未装着状態の斜視図であり、図2はその裏
面側から見た斜視図(巻線は省略)である。図3は本発
明に係わるスリーブコアを有する面実装インダクタの底
面図であり、図4はその斜視図である。
ーブコア未装着の面実装インダクタ50は、前述の従来
の面実装インダクタ10と同様に、巻線2をからげるか
らげ端子部11と回路基板に実装半田付けする電極部1
3とを分けつつ一体成形した金属片25A、25Bをド
ラム形コア1の下鍔部1bの底面側に接着剤にて直接接
着固定した構造であり、特に、上記構造に加えて前記金
属片35A、35Bの周縁にドラム形コア1の下鍔部1
b側面に当接するように起曲された短冊状小突起37が
設けられた電極取付構造を特徴とする。
〜1mmであり、リードフレームのプレス成形時にほぼ
垂直に載置されるドラム形コア1側に向かって起曲され
ている。
って金属片35A、35B換言すればリードフレームに
対して上方より載置されるドラム形コア1の位置決めが
正確に成されることになる。
向がほぼドラム形コア1の下鍔部の中央に向かう起曲形
状とすると、その後の巻線の巻き付け工程やからげ工程
の際の金属片が受ける引っ張り応力に十分耐える係止力
が保持できない虞がある。即ち、短冊状小突起27の起
曲の曲げ方向と引っ張り応力による短冊状小突起が受け
るドラム形コア1からの押圧方向が一致し、起曲した短
冊状小突起27を元に戻すように作用するのである。
属片35A、35Bにおける短冊状小突起37は曲げ方
向に平行な短冊状突起37の側面側37aでドラム形コ
ア1の下鍔部1bの周縁(即ち、外側面)に当接するこ
とを特徴とし、上記短冊状小突起37の係止力は前述の
引っ張り応力を曲げ方向と直角の側面側37aで受け止
めるので係止力が格段に強いのである。
35A、35Bにおける短冊状小突起37は、図3また
は図4に示されるように、ドラム形コア1の外縁に緩や
かに嵌合する筒状のスリーブコア60を装着した構造の
面実装インダクタ70において、ドラム形コア1と前記
スリーブコア60の隙間Sに挟まってドラム形コア1と
スリーブコア60の間隔を一定に保ちつつ水平面上の相
対的位置が固定されるように作用する。
小突起37が位置する箇所を切欠溝61を設けて該箇所
に短冊状小突起37の角を掛止することにより、回転方
向の位置規制も可能となる。
コア1との相対的位置関係が設計どうりに一定(d1=
d2)に物理的に固定されるので、インダクタ特性が位
置ずれによって影響を受けることが回避でき、安定した
特性が実装後も得られることになる。
Aまたは35Bに各々少なくとも2個設けるとともに可
及的に金属片の両端に離して配置することが肝要であ
る。
のような構成なので、 (1)電極部を有する金属片とドラム形コアとの接着固
定の際の位置ずれがなく、接着剤の軟化によるずれも生
じないという優れた効果を有する。 (2)スリーブコアとドラム形コアとの相対的位置がず
れることなく部品精度、インダクタ特性の信頼性が向上
するという優れた効果を有する。
ア未装着状態の斜視図である。
ア未装着状態の裏面側から見た斜視図(巻線は省略)で
ある。
ンダクタの底面図である。
ダクタの斜視図である。
タイプの面実装インダクタの斜視図である。
から見た斜視図である。
タイプの面実装インダクタの斜視図である。
タ 11 からげ端子部 13、23、33 電極部 15、35A、35B 金属片 37 短冊状小突起 60 スリーブコア 61 切欠溝 S 隙間
Claims (1)
- 【請求項1】 柱状の巻軸部の両端に上鍔部及び下鍔部
を有するドラム形コアに、巻線をからげて半田接続する
からげ端子部と回路基板に実装半田付けする電極部とを
分けつつ一体成形した金属片を、前記ドラム形コアの下
鍔部の底面側に接着剤にて直接接着固定し、さらに前記
ドラム形コアの外縁に緩やかに嵌合する筒状のスリーブ
コアを装着した構造の面実装インダクタにおいて、 前記金属片の周縁にドラム形コアの下鍔部側面に当接す
るように起曲されて直立する短冊状小突起が設けられ、
その曲げ方向に平行な短冊状小突起の側面側がドラム形
コアの下鍔部の周縁に当接するとともに前記短冊状小突
起がドラム形コアと前記スリーブコアの隙間に挟まって
ドラム形コアとスリーブコアの間隔を一定に保ちつつ水
平面上の相対的位置を固定していることを特徴とする面
実装インダクタ。
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JP17014896A Expired - Fee Related JP3201958B2 (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 面実装インダクタ |
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- 1996-06-28 JP JP17014896A patent/JP3201958B2/ja not_active Expired - Fee Related
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