JP3201385B2 - 足下灯の取付装置 - Google Patents

足下灯の取付装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子の側部に取付
けられ通路の足元照明となる足下灯の取付装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、公共施設の観覧席等では、階段
等の通路に面して足下灯を設置し足元の照明とすること
が義務づけられている。このような場合、特に観覧席の
巾方向に延びるビームに複数の椅子を支持させ、そのビ
ームの中空内部に足下灯の配線を通しているようなもの
では、従来、端部に配置される椅子の通路側に面する側
部において、鋼鈑を内向きに開口する箱形に折曲げ加工
した支持部材を前記ビームに取付け、この支持部材に足
下灯を取付けるとともに、支持部材の内部に足下灯の配
線を通して、支持部材に配線用空間を兼ねさせるように
している。さらに、支持部材の内向面の略全体に亘って
裏当て板をねじ止めにより取付け、配線用空間を隠蔽し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ものであると、鋼鈑を折曲げ加工した支持部材を薄巾に
するには限度があり、どうしても分厚いものとなってし
まうため、通路と椅子の側部との間にそれに対応する広
い隙間が必要となる。また、ビームから配線を引出して
上方に折曲げるとともに、この配線と足下灯から延びる
配線とを結線する必要があるために、配線作業と部材の
取付作業とを同時に行わなければならず、施工性が極め
て悪いという不具合もある。さらに、裏当て板が非常に
大きいものとなるために、支持部材と裏当て板との間に
上下に延びる長い目地が形成されることとなり、前方か
ら見た外観が損なわれるという問題もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
不具合に鑑みて、通路に面した椅子の側部に開口を有す
る板状の薄い部材を取付け、その開口に配線を導く配管
用の部材を嵌め込むことで、施工性に優れ外観も良好な
足下灯の取付装置を構成することとした。
【0005】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明の足下灯の取付
装置は、通路に面した椅子の側部に配置され該通路を照
らす足下灯を取付けるようにしたものであって、前記椅
子の側部に取付けられ前記足下灯を支持する板状の支持
部材と、この支持部材とは異なる素材からなり足下灯の
配線用空間を形成するための配管部材とを具備してな
り、前記支持部材に開口部を設け、配管部材をその素材
の変形を利用して前記開口部に嵌め込むようにしている
ことを特徴とする。
【0006】このようなものであれば、鋼鈑を折曲げ加
工した分厚いものと比べて、支持部材が板状のものにす
ることによって薄くすることができる。しかも、開口部
に配管部材を嵌め込んでいるために、配管部材が支持部
材に埋め込まれることとなり、取付装置全体をも薄くす
ることができるので、狭い箇所にも容易に取付けること
ができ、前方からさほど目立つことなく、前方視の見栄
えを良くすることができる。特に、通路と椅子の側部と
の間の隙間を広く取る必要をなくすことができるので、
スペースの有効利用が可能である。さらに、開口部に配
管部材を素材の変形を利用して取付けるようにしている
ので、部材の取付作業と配線作業とを別々に行うことが
でき、施工性を極めて向上することができることとな
る。
【0007】特に、配線用空間を確実に確保し、また製
造も簡単に行い得るようにするためには、前記開口部
が、上下方向に延び支持部材を厚み方向に貫通するスリ
ットとすることが望ましい。このようなスリットは、板
状の支持部材を打抜き加工するだけで、極めて簡単に形
成することができるからである。また、配管部材を、極
めて簡単に製造し前記開口部への着脱も容易にできるも
のとしては、ゴムや合成樹脂等の弾性変形可能な素材を
成形し、該配管部材を前記支持部材に着脱可能に取付け
得るようにしているものが挙げられる。特にこのような
ものであると、配管部材に着色等を容易に施すことがで
きるので、椅子等と意匠を統一することもでき、外観の
向上が極めて容易に図られることとなる。
【0008】また、配線用空間に通した配線が、外部か
ら目立たず容易に形成し得るものとするためには、前記
配管部材の上下に貫通するように空洞を形成し、この空
洞を前記配線用空間とすることが好ましい。さらに、前
記スリットに容易且つ確実に取付けることができる配管
部材の好ましい実施の形態としては、配管部材の前縁部
及び後縁部に沿って延び、前記スリットの開口縁部に係
合する係合溝を設けているものが挙げられる。
【0009】上記のような構成に加えて、支持部材の内
向面のうち前記足下灯の裏側に対応する位置に、裏当て
材を取付けている場合には、開口部のうち配管部材によ
っては隠蔽されない部分をも容易に隠すことができるこ
ととなる。また、この裏当て材は、支持部材の内向面の
ごく一部にのみ取付けられるものであるので、前方視の
外観を損なうこともない。
【0010】このような構成の装置は、前記椅子が、そ
の巾方向に延び内部に配線を通したビームに支持される
ものであって、そのビームのうち通路側に面した椅子の
側方に突出する位置に前記支持部材を取付けているもの
に、好適に適用されるものである。特にこのような場
合、支持部材を確実且つ簡単に前記ビームに取付けられ
るようにした好ましい実施の態様としては、支持部材の
内向面に反通路側に突出する突出部を設け、この突出部
を前記ビームの端部に挿入して、支持部材をビームに取
付けているものが挙げられる。
【0011】以上のような構成の本実施例の取付装置
は、前記椅子が雛段状に配置される各段床に並列的に複
数設置される観覧席を構成しているものに適用した場合
に極めて有用なものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図7を参
照して説明する。この実施例の足下灯1の取付装置2
は、劇場等の公共施設において、図1及び図2にその一
部を示すように、各段床7に複数の椅子6を並列的に配
置するとともにその段床7を雛段状に設けた観覧席Aに
適用され、通路に面した椅子6の側部に取付けられるも
のである。椅子6を配置すべき前段側の段床7と後段側
の段床7の間には傾斜面72を形成しており、通路を形
成すべき前段側の段床7と後段側の段床7の間には階段
71を設けている。ただし、最上段の段床7には傾斜面
72を設けず、略水平な段床7上に椅子6を配置してい
る。以下、この観覧席Aは、各段床7ともに略同様の構
成を有しているので、そのうちの一段床7のみについて
以下に説明する。
【0013】前記傾斜面72には、図1及び図2に示す
ように、間欠的に設けた共通の脚61を板状のベース6
2を介して立設しており、各脚61を繋ぐように脚61
にビーム63を支持させている。また、椅子6は、前記
ビーム63に所定間隔で並列的に配置される肘掛け部6
4と、隣接する一対の肘掛け部64の間に配置されこの
肘掛け部64に起倒動作し得るように取付けられた座部
65及び背部66とから構成されるものである。この肘
掛け部64は、図3及び図6に示すように、二股に分か
れた下端部64aで前記ビーム63を挟むようにして該
ビーム63に取付けたものである。そして、このビーム
63と少なくとも最も通路側に近い脚61とを中空にし
て、床下から延びる配線Yを通してビーム63の端部6
3aから引出している。
【0014】足下灯1は、図1〜図4に示すように、劇
場の消灯時等に階段71を照らすようにした図示しない
電灯と、この電灯を内部に収容し背面側及び底面側を開
放したホルダ11と、このホルダ11の内部に取付けら
れて電灯を支持する取付板12とから構成したものであ
る。取付板12は、板金素材を折曲げてホルダ11の背
面開口の一部を閉止するようにしたもので、その背壁1
2aに貫通孔12bを形成し、足下灯1から延びる配線
Xをこの貫通孔12bから引出している。
【0015】しかして、本実施例の取付装置2は、図1
〜図6に示すように、前記ビーム63の階段71に面し
た端部63aに配置され外向面32に足下灯1を支持す
る支持部材3と、支持部材3をビーム63に取付けるた
めの突出部34と、足下灯1の配線用空間Sを形成する
配管部材4と、支持部材3の内向面33において足下灯
1の裏側に取付けられる裏当て材5とからなるものであ
る。
【0016】支持部材3は、図3〜図6に示すように、
一枚の鋼鈑の略中央部に上下に連続的に延びる開口部た
るスリット31を打抜き加工により形成したものであ
る。そして、このスリット31の上端部31aから足下
灯1より延びる配線Xを引出し得るように、支持部材3
の外向面32の上端部32aに、足下灯1の取付板12
をねじ止めにより取付けている。ここで、スリット31
の上端部31aは足下灯1に対応する部位に、また、下
端部31bはビーム63に対応する部位に、それぞれ設
定している。また、突出部34は、図3〜図6に示すよ
うに、上面が開口するチャネル状の鋼材からなるもの
で、前記スリット31を避けるように支持部材3の内向
面33の下端部33aに溶接により取付てある。この突
出部34の大きさは、前記ビーム63の内法寸法に略対
応しており、突出部34をビーム63の端部63aから
挿入するとともに、前方からのねじ止めによりビーム6
3に取付けるようにしている。
【0017】配管部材4は、図3〜図7に示すように、
前記支持部材3に設けたスリット31の下端部31bか
ら足下灯1の下端部1aまでを閉塞し、該スリット31
よりも短尺で弾性変形可能なゴム製のもので、内部に配
線X、Yを通し得る配線用空間Sを形成するように上下
に貫通する空洞41を設けている。さらに、前縁部4a
及び後縁部4bに沿って、前記スリット31の開口縁部
31cに係合する係合溝42を形成している。すなわ
ち、この配管部材4は、空洞41及び係合溝42ととも
に、押出し成形により一体に製造されたものである。ま
た、この配管部材4の内向面43には、その下端部43
aであってビーム63に対応する部位において、ビーム
63から引出された配線Yを空洞41内に導くための案
内窓44を開口している。一方、裏当て材5は、支持部
材3の上端部3aから足下灯1の下端部1aまでの大き
さに略対応する一枚の鋼鈑で、足下灯1の裏側に対応す
るように支持部材3の内向面33にねじ止めにより取付
けることで、スリット31の上端部31aを閉塞するよ
うにしている。なお、支持部材3、ホルダ11、裏当て
材5の上端部形状は、側面視で略一致するように構成し
てある。
【0018】このような構成の取付装置2を用いて足下
灯1を取付け、配線作業をする際には、まず、支持部材
3の内向面33及び外向面32に裏当て材5と足下灯1
とをそれぞれ予め取付けた状態で、突出部34をビーム
63の端部63aに挿入するとともにねじ止めにより突
出部34をビーム63に固定することにより、支持部材
3をビーム63に固定する。その際、足下灯1から延び
る配線Xを配管部材4の上端部から空洞41内に挿入
し、案内窓44から引出しておく。次いで、その配線X
とビーム63の端部63aから引き出された配線Yとを
結線する。最後に、配管部材4を、図7に断面で示すよ
うに、その弾性変形を利用して配管部材4に設けた係合
溝42とスリット31の開口縁部31cとを係合させる
ようにしてスリット31に嵌め込む。以上のようにし
て、足下灯1の取付作業と配線作業とが完了する。
【0019】本実施例は、以上に説明したように、階段
71等の通路に面した椅子6の側部に配置され足下灯1
を支持する板状の支持部材3に開口部たるスリット31
を設け、そのスリット31に支持部材3とは異なる素材
の配管部材4を嵌め込むようにして、配管部材4により
形成される配線用空間Sに足下灯1の配線X、Yを通し
ているものである。このように支持部材3を板状のもの
にすることにより、支持部材3を薄くすることができ、
また、配管部材4が支持部材3のスリット31に略埋め
込まれることとなるので、取付装置2の巾を全体的に薄
くすることができる。したがって、前方からもあまり目
立つことなく、図1に示す前方視の外観を良好なものと
することができるのみならず、通路となる階段71と椅
子6との間に広いスペースがなくとも、足下灯1を適切
に取付けることができる。さらに、このような構成で
は、支持部材3の取付作業と、配線作業と、配管部材4
の取付作業とをそれぞれ別々に行うことができるので、
施工性も極めて良好となる。本実施例では、特に、支持
部材3に打抜き加工を施して、開口部たるスリット31
を形成するようにしているので、支持部材3の製造も極
めて簡単に行うことができる。
【0020】また、配管部材4を、弾性変形可能なゴム
で製造しているため、配管部材4のスリット31への着
脱が極めて簡便である。さらに、このような材質の配管
部材4には、着色を施すことも容易で、椅子6等と色合
いを統一するなどして外観のさらなる向上も容易に図る
ことができる。また、本実施例では、支持部材3に設け
たスリット31を配管部材4よりも長尺に設定してい
る。そのため、スリット31の上端部31aが椅子6側
に表出することになるが、その部分に、足下灯1の裏側
に対応させた裏当て材5を取付けているので、配管部材
4とともにスリット31を有効に隠すことができる。ま
た、このような裏当て材5は、支持部材3の上端部3a
の一部にのみ取付けたものであるので、裏当て材5と支
持部材3との間に形成される目地が支持部材3の上下方
向全域に表れることがなく、前方視の外観をさらに良好
なものとすることができる。
【0021】さらに、このような配管部材4の前後両縁
部4a、4bに係合溝42を形成し、スリット31の開
口縁部31cに係合するようにしているので、配管部材
4をスリット31に容易且つ確実に取付けることができ
る。また、この配管部材4には、上下に貫通する空洞4
1を設け、この空洞41を配線用空間Sとして利用する
ようにしているので、配線X、Yを適切に案内し外部か
ら有効に隠すことができる。
【0022】本実施例は、椅子6の巾方向に延びるビー
ム63の階段71に面した端部63aに設置したもので
ある。そこで、そのビーム63の端部63aに挿入し得
る突出部34を支持部材3の内向面33に取付けている
ので、この突出部34を介して支持部材3をビーム63
に確実且つ簡単に支持させることができる。以上のよう
な本実施例の取付装置2は、椅子6を雛段状に設定され
た各段床7に並列的に配置した観覧席Aに適用したもの
であり、特に足下灯1の設置が義務づけられた公共施設
において、以上のような効果を奏する極めて有用なもの
である。
【0023】なお、本発明は、上述の実施例に限られる
ものではない。例えば、支持部材に設けた開口部は、ス
リットに限らず、2枚の板状の部材を重ね合せ、そのう
ちの一方のみにスリットを設ける等して、全体として上
下に延びる溝を形成するとともに、この溝を閉止する蓋
としての役割を果たす配管部材を取付け、これら溝と配
管部材とにより配線用空間を形成したようなものであっ
ても良い。また、配管部材の開口部への取付手段も、係
合溝と開口縁部の係合だけでなく、その他の適宜の係合
関係によるものであってもよいのは勿論である。さら
に、板状の支持部材は、その一部を折曲げるなどして、
外観や強度の向上を図るようにしたものであってもよ
い。その他、配管部材の素材等、各部の具体的構成は、
上記実施例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。すなわ
ち、本発明の足下灯の取付装置は、通路に面した椅子の
側部に取付けられる板状の支持部材に足下灯を取付ける
とともに、この支持部材に形成した開口部に、支持部材
とは異なる素材で製造され足下灯の配線用空間を形成す
る配管部材を嵌め込むようにしたものである。したがっ
て、取付装置全体の巾を薄いものとすることができ、通
路と椅子との間が狭くても容易に取付けることができる
だけでなく、前方から見ても嵩ばらず、見栄えの良いも
のとすることができるものである。また、支持部材を椅
子の側部に取付けてから配線作業を行い、その後で配管
部材を支持部材に取付けるというように、部材の取付作
業と配線作業とを別々に行うこともできるため、施工性
が極めて優れたものとすることができる。
【0025】特に、開口部を上下に延びるスリットとし
ている場合には、支持部材に打抜き加工を施すだけで開
口部を形成することができるので、支持部材全体として
の製造も極めて簡便なものとすることができる。また、
配管部材をゴムや合成樹脂等の弾性変形可能な素材で製
造している場合には、その製造や支持部材の開口部への
取付けを特に簡単に行うことができる。また、このよう
な素材に着色等して、椅子との意匠的な向上も容易に図
ることができる。
【0026】さらに、足下灯の裏側に相当する支持部材
の内向面に裏当て材を取付けている場合には、配線用空
間を外部から有効に隠すことができる。また、このよう
な裏当て材によれば、支持部材との間に大きな目地が形
成されないので、前方視の外観も良好となる。さらにま
た、配管部材にスリットと係合し得る係合溝を形成して
おくと、配管部材が支持部材に確実に保持されることと
なる。また、配管部材に上下に貫通する空洞を形成すれ
ば、この空洞を配線用空間として有効に利用することが
できる。
【0027】また、本発明は、椅子の巾方向に延び椅子
を支持するビームの端部に設置する場合に、ビームの内
部から引出した配線を目立たせない有効なものである。
この場合、支持部材の内向面に突出部を設け、この突出
部をビームの端部に挿入するようにすれば、支持部材を
ビームに確実に取付けることができる。以上のような構
成において、本発明は、劇場など公共施設における雛段
状の観覧席に適用した場合に、見栄えがよく、広い取付
けスペースを要さない極めて有用なものとすることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した観覧席の一部を拡
大して示す正面図。
【図2】同一部を破断して示す左断面図。
【図3】同実施例の要部を拡大して示す斜視図。
【図4】同分解斜視図。
【図5】同正面図。
【図6】同左側面図。
【図7】図6におけるVII−VII線断面図。
【符号の説明】
A…観覧席 S…配線用空間 X、Y…配線 1…足下灯 2…取付装置 3…支持部材 4…配管部材 4a…前縁部 4b…後縁部 5…裏当て材 6…椅子 7…段床 31…開口部(スリット) 31c…開口縁部 33…内向面 34…突出部 41…空洞 42…係合溝 63…ビーム 63a…端部 7…段床 71…通路(階段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 3/12 F21V 33/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通路に面した椅子の側部に配置され該通路
    を照らす足下灯を取付けるようにしたものであって、 前記椅子の側部に取付けられ前記足下灯を支持する板状
    の支持部材と、この支持部材とは異なる素材からなり足
    下灯の配線用空間を形成するための配管部材とを具備し
    てなり、前記支持部材に開口部を設け、配管部材をその
    素材の変形を利用して前記開口部に嵌め込むようにして
    いることを特徴とする足下灯の取付装置。
  2. 【請求項2】前記開口部が、上下方向に延び支持部材を
    その厚み方向に貫通するスリットであることを特徴とす
    る請求項1記載の足下灯の取付装置。
  3. 【請求項3】前記配管部材が、ゴムや合成樹脂等の弾性
    変形可能な素材を成形したものからなり、該配管部材を
    前記支持部材に着脱可能に取付け得るようにしているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の足下灯の取付装
    置。
  4. 【請求項4】前記配管部材に上下に貫通するように空洞
    を形成し、該空洞を前記配線用空間としていることを特
    徴とする請求項1、2又は3記載の足下灯の取付装置。
  5. 【請求項5】前記配管部材に、その前縁部及び後縁部に
    沿って延び、前記スリットの開口縁部に係合する係合溝
    を設けていることを特徴とする請求項2、3又は4記載
    の足下灯の取付装置。
  6. 【請求項6】前記支持部材の内向面のうち前記足下灯の
    裏側に対応する位置に、裏当て材を取付けていることを
    特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の足下灯の
    取付装置。
  7. 【請求項7】前記椅子が、その巾方向に延び内部に配線
    を通したビームに支持されるものであって、そのビーム
    のうち通路側に面した椅子の側方に突出する位置に前記
    支持部材を取付けていることを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5又は6記載の足下灯の取付装置。
  8. 【請求項8】前記支持部材の内向面に反通路側に突出す
    る突出部を設け、この突出部を前記ビームの端部に挿入
    して、支持部材をビームに取付けていることを特徴とす
    る請求項7記載の足下灯の取付装置。
  9. 【請求項9】前記椅子が、雛段状に配置される各段床に
    並列的に複数設置される観覧席を構成していることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載
    の足下灯の取付装置。
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