JP3200403U - 赤外線加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの望む第2調理板を第1調理板の上面に定着させて、第2調理板で食物を調理できるようにした赤外線加熱調理器を提供する。【解決手段】下部本体111と、上部本体110に設置されている上部発熱体120と、下部本体111の上面に設置されて、上面の周縁に沿って一定間隔を置いて離脱防止手段を備えると共に、上部発熱体120から受けた熱を上側に伝達できる第1調理板106と、第1調理板106の離脱防止手段に着脱可能に設置すると共に、第1調理板106の上面に定着して上部本体110内部に設置されている上部発熱体120から熱を受けて食物が調理されるようにする第2調理板112と、を含む。【選択図】図1

Description

本考案は、赤外線加熱調理器に関し、より詳細には、ユーザーが望む第2調理板を第1調理板の上面に定着させて、前記第2調理板で食物を調理できるようにした赤外線加熱調理器に関する。
ここで、前記第2調理板は、上部が開口されたボックス形状の四角調理板または凸形状の円形調理板または凸形状の半球状調理板または凹形状の円形調理板等である。
一般的に、熱が伝達されるメカニズムは、伝導(Conduction)、対流(Convection)及び輻射(Radiation)に大別され、伝導熱は、主に固体によって伝達されて、対流熱は、は主に流体によって伝達される。
そして、輻射熱は、ある発熱体の上面から電磁波形態のエネルギーが放出される過程によって熱が伝達されるもので、媒質がない状態でも熱が光の速度で放出されて対象物まで直接伝達される。このような輻射熱の波長範囲は、赤外線から可視光線領域を経て波長が最も短い紫外線の領域にまで至る。しかし、可視光線や紫外線と比較すると、遠赤外線と、近、中赤外線のような赤外線波長領域帯が最も強い熱作用を持つことが知られている。
従って、従来にも赤外線を利用した調理用品が多様に開発されている。例えば、韓国考案登録第10−779225号には、外部が石英管で構成された赤外線ランプと、前記赤外線ランプの上段に設置された調理容器と、前記赤外線ランプの下段に設置された反射板からなる赤外線焼肉器が開示されている。このような赤外線焼肉器は、赤外線ランプにより調理容器を加熱する。
そして、本出願人は、韓国特許出願第10−2012−0101045号において、焼き物板の高さが調節できる加熱調理器を出願したことがあり、その請求の範囲は「上面中央に軸孔11が形成された受け台10と、上面に食材料を入れることができる容器として、下面中央には前記軸孔11に着脱が容易に挿入される軸突起21が形成された焼き物板20と、前記受け台10の一側に縦方向に設置される支持台30と、前記支持台30の上段に設置されて、電源の印加を受けて前記焼き物板20の上側で焼き物板20を向かって熱を供給する熱源体40と、備えられた焼き物板の高さが調節できる加熱調理器において、下段には前記軸孔11に着脱が容易に挿入される第1連結部51が形成されて、上段には前記軸突起21が着脱が容易に挿入される第2連結部52が形成されて前記受け台10と前記焼き物板20との間に配置される高さ調節部50、をさらに含んで、前記高さ調節部50は、前記受け台10と前記焼き物板20との間に選択的に配置されることによって、前記焼き物板20の高さを調節して焼き物板20と熱源体40との間隔を調節することを特徴とする焼き物板の高さが調節できる加熱調理器」である。
韓国考案登録第10−779225号 韓国特許出願第10−2012−0101045号
しかし、前記従来技術に係る焼き物板の高さが調節できる加熱調理器は、調理板の高さが調節可能であるのみであって、調理板の上面にユーザーが望む他の調理板を設置できないという問題点があった。これによって、他の調理板で様々な食物を料理できないという問題点があった。
本考案は、上記の従来技術に係る諸問題点を解決するために改良考案されたもので、本考案の目的は、ユーザーの望む第2調理板を第1調理板の上面に定着させて、第1調理板での料理はもちろん第1調理板の上部に定着させた前記第2調理板で食物を調理できるようにした赤外線加熱調理器を提供することにある。また、本考案の目的は、第2調理板または第1調理板でユーザーの望む食物を自由に調理できるように様々な形態の調理板を備えた赤外線加熱調理器を提供することにある。
しかし、本考案の目的は、上記言及された目的に制限されず、言及されなかった他の目的は、以下の記載から当業者に明確に理解されるであろう。
前記目的を達成するための本考案に係る赤外線加熱調理器は、
下部本体111と、
前記下部本体111の上面に設置されるものの、上面周縁について一定間隔を置いて離脱防止手段104を具備すると共に上部発熱体から受けた熱を伝達する第1調理板106と、
前記第1調理板106の離脱防止手段104に着脱可能に定着させると同時に第1調理板106の上面に無事に到着した前記上部本体110に設置されている上部発熱体120から熱を受けて食物が料理されるようにする第2調理板112を含む。
以上のように、本考案に係る赤外線加熱調理器は、ユーザーが望む第2調理板を第1調理板の上面に定着させて、前記第1調理板または第2調理板または第1調理板と第2調理板で多様な種類の食材料で食物を調理できる、という効果がある。
特に、本考案の第2調理板は、上部が開口されたボックス形状の四角調理板または凸形状の円形調理板または凸形状の半球状調理板または凹形状の円形調理板などであり(実施例 図2A、図3、図4B、図4D、図5、図6)、第1調理板と第2調理板の多様な組み合わせによりユーザーの望む食物を多様に自由に調理できる、という効果がある。
本考案に係る赤外線加熱調理器を示した図面である。 図1の赤外線加熱調理器の要部分解図である。 図2Aの第2調理板の要部拡大図である。 図1の上部が開口されたボックス形状の四角調理板の代わりに凸形状の円形調理板を示した図である。 図1の上部が開口されたボックス形状の四角調理板の代わりに凸形状の円形調理板と半球状調理板を示した図である。 図1の上部が開口されたボックス形状の四角調理板の代わりに凸形状の円形調理板と半球状調理板を示した図である。 図1の上部が開口されたボックス形状の四角調理板の代わりに凸形状の円形調理板と半球状調理板を示した図である。 図4Cの凸形状の半球状調理板が第1調理板に設置された要部拡大図である。 図1の上部が開口されたボックス形状の四角調理板の代わりに凹形状の円形調理板を示した図である。 図1の上部が開口されたボックス形状の四角調理板に凸形状の半球状調理板を示した図である。
本考案に係る赤外線加熱調理器の好ましい実施例を説明する。
下記で本考案を説明するにあたり、関連した公示の機能または構成に対する具体的な説明が、本考案の要旨を不要に不明瞭にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
図1は、本考案に係る赤外線加熱調理器を示した図面で、図2Aは、図1の加熱調理器の要部分解図であり、図2Bは、図2Aの第2調理板の要部拡大図である。図1乃至図2A乃至図2Bに示したように、本考案に係る赤外線加熱調理器100は、前記下部本体111の上面に設置されて、調理板の上面の周縁に沿って一定間隔を置いて離脱防止手段104を備えた第1調理板106と、前記下部本体111と上部発熱体120がある上部本体110と連結されている固定部材108と、前記固定部材108の一側に設置されて、下部本体111の上段に位置する上部本体110から熱を下側へ伝達する上部発熱体120と、前記第1調理板106の離脱防止手段104に着脱可能に設置すると共に、第1調理板106の上面に定着して前記第1調理板106の輻射熱と上部本体110の上部発熱体120から熱を受けて食物が調理されるようにする第2調理板112と、を含む。
ここで、前記離脱防止手段104は、前記第1調理板106の上面の周縁の一側に傾斜するように突出した第1離脱防止突起114と、前記第1離脱防止突起114から一定間隔を置いて、前記第1調理板106の上面の周縁の一側に傾斜するように突出した第2離脱防止突起116と、を含む。
なお、前記第2調理板112は、第1調理板106の上に設置されて、調理板の形に応じて第1離脱防止突起114と第2離脱防止突起116との間に挿入形態で設置されうるが、この時、一定間隔を置いて前記第1離脱防止突起114と第2離脱防止突起116との間で離脱されず固定されて設置されるように離脱防止翼118を備えても良い。
そして、前記第2調理板112は、上部が開口されたボックス形状の四角調理板である。
一方、前記第2調理板112は、図3に示したように、上部が開口されたボックス形状の四角調理板の代わりに凸形状の円形調理板を用いても良い。
一方、前記第2調理板112は、図4Aまたは図4Bまたは図4Cに示したように、上部が開口されたボックス形状の四角調理板の代わりに凸形状の円形調理板または円形調理板の半分の形の半球状調理板を用いてもよい。
特に、図4Aに示したように、前記凸形状の円形調理板の半分の形である半球状調理板には、油や食物が離脱するのを防止したり、あるいは他の同じ形の半球状調理板を備えた時、連結して一枚の完全な半球状調理板に組み立てる時に結合を容易にする翼部200がさらに設置されてもよい。
そして、図4Dに示したように、前記第1調理板106には、前記凸形状の半球状調理板が第1調理板106の上面に設置される時、設置が容易であると同時に滑らないように第1調理板の半分の一面に固定されて定着されるように、第3離脱防止突起202がさらに設置されてもよい。
一方、前記第2調理板112は、図5に示したように、上部が開口されたボックス形状の四角調理板の代わりに凹形状の円形調理板を用いても良い。
前記のように構成された本考案に係る赤外線加熱調理器100の組み立て過程及び使用状態を説明すると下記の通りである。
ここで、前記本考案に係る赤外線加熱調理器100の組み立て過程は、組立者によって組立順は自由に変更できる。
先に、前記上部本体110の内部に設置される上部発熱体120を設置させた後、前記上部発熱体120から熱の供給を受ける第1調理板106は、周縁に沿って一定間隔を置いて離脱防止手段104を備えて設置する。
ここで、前記離脱防止手段104は、前記第1調理板106の上面の周縁の一側に傾斜するように突出した第1離脱防止突起114と、前記第1離脱防止突起114から一定間隔を置いて前記第1調理板106の上面の周縁の一側に傾斜するように突出した第2離脱防止突起116と、その中間部に突出している第3離脱防止突起202と、を含む。
そして、前記下部本体111の外面一側に、上下部本体を連結する固定部材108を設置した後、前記固定部材108の上部一側に熱を下側に伝達する上部発熱体120を設置する。
そして、様々な形の第2調理板112を挟むことができるが、この時図5のように第2調理板112の場合、離脱防止翼118を備える第2調理板112を離脱防止手段104に位置させる方式で前記第2調理板112を第1調理板106の上面に定着させる。この時、第2調理板112の離脱防止翼118は、離脱防止手段104の第1離脱防止突起114と離脱防止手段104の第2離脱防止突起116との間に位置される。
ここで、前記第2調理板112は、上部が開口されたボックス形状の四角調理板、または凸形状の円形調理板、または凸形状で円形調理板を二等分した半分の形である半球状調理板、または凹形状の円形調理板、または凸形状の半球状調理板と四角調理板との合体された調理板がある。
前記のように本考案に係る赤外線加熱調理器100の組み立てが完了すれば、第2調理板112、即ち、上部が開口されたボックス形状の四角調理板には汁のある食物を載せることができて、調理時食材料の水分の流失を防止しようとする食物の調理ができる。
そして、上部本体110の内部に位置した上部発熱体120を駆動させる。前記上部発熱体120を駆動させると、前記上部発熱体120は、第1調理板106と第2調理板112に熱を伝達する。
この時、第1調理板106と第2調理板112は、上部発熱体120から熱を受けて、第2調理板112は、上部発熱体120で加熱した第1調理板106からも加熱されて伝達される輻射熱の伝達を受けることができる。
そして、前記熱によって上部が開口されたボックス形状の四角調理板に置かれている食物が調理される。
従って、前記上部が開口されたボックス形状の四角調理板に置かれている食物が調理される時は、汁が底や下部に流れ落ちることがない。
一方、前記凸形状の円形調理板または凸形状の半球状調理板は、第1調理板106の上面に位置させて料理物の用途に応じて活用することができる。
また、前記凸形状の半球状調理板は、図4Bのように同じ半球状調理板を二枚合わせて一枚の凸形状の円形調理板としてもよい。
一方、図5に示したように、前記凹形状の円形調理板を第1調理板106の上面に位置させることができ、前記凹形状の円形調理板は、炒め用または焼き用などの調理用に用いることができる。
そして、図6に示したように、前記第2調理板112は、上部が開口されたボックス形状の四角調理板に凸形状の半球状調理板を設置でき、焼き物料理と炒めもの料理を同時に用いることができる。
また、図4Dに示したように、油排出孔130が設置されている凸状の半球状調理板と凹状の残りの前記第1調理板106の各々で乾物あるいは湿物の各々異なる性質の食材料を同時に料理することができる。
前記考案の詳細な説明は、単に本考案の例示的なものであって、これは単に本考案を説明するための目的として使われたものであって、意味限定や実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の範囲を制限するために使われたものではない。従って、本技術分野において通常の知識を有する者ならば、これらから多様な変形及び均等な他の実施例が可能である点を理解するだろう。従って、本考案の真の技術的保護範囲は、添付された実用新案登録請求の範囲の技術的思想によって定まらなければならない。
100 赤外線加熱調理器
104 離脱防止手段
106 第1調理板
108 固定部材
110 上部本体
111 下部本体
112 第2調理板
114 第1離脱防止突起
116 第2離脱防止突起
118 離脱防止翼
120 上部発熱体
130 油排出孔
200 翼部
202 第3離脱防止突起

Claims (6)

  1. ユーザーの望む第2調理板を第1調理板の上面に定着させて、第1調理板の一部または第1調理板の一部と第2調理板または前記第2調理板で食物を調理することができるようにしたことを特徴とする赤外線加熱調理器。
  2. 下部本体111と、
    上部本体110内部に設置されている上部発熱体120と、
    前記下部本体111の上面に設置される、上面の周縁に沿って一定間隔を置いて離脱防止手段104を備えた第1調理板106と、
    前記第1調理板106の離脱防止手段104に着脱可能に定着される第2調理板112と、を含むことを特徴とする赤外線加熱調理器。
  3. 下部本体111と、
    上部本体110内部に設置されている上部発熱体120と、
    前記下部本体111の上面に設置される、上面の周縁に沿って一定間隔を置いて離脱防止手段104を備えると共に、前記上部発熱体から熱を受けて熱を伝達する第1調理板106と、
    前記下部本体の外面一側で上下部本体を連結して設置される固定部材108と、
    前記固定部材108の一側に設置されて、熱を下側に伝達する前記上部発熱体120と、
    前記第1調理板106の離脱防止手段104に着脱可能に定着されると共に、前記第1調理板106の上面に定着されて前記第1調理板106の輻射熱及び前記上部発熱体120から熱を受けて食物が調理されるようにする第2調理板112と、を含むことを特徴とする赤外線加熱調理器。
  4. 前記下部本体111に設置された前記第1調理板106において、
    上面の周縁の一側には、前記第2調理板112が前記第1調理板106の上側面に定着するよう設置される時、前記第1調理板106から前記第2調理板112が離脱することを防止するための離脱防止手段104のような構造がある調理板を含むことを特徴とする請求項3に記載の赤外線加熱調理器。
  5. 前記第2調理板112は、
    一定間隔を置いて第1離脱防止突起114と第2離脱防止突起116との間に挟まれるように離脱防止翼118を備えて、
    上部が開口されたボックス形状の四角調理板、または凸形状の円形調理板、または凸形状の半球状調理板、または凹形状の円形調理板、または半球状凸調理板と四角調理板の合体であるものを前記第1調理板106に設置可能な形の前記第2調理板112であることを特徴とする請求項3または4に記載の赤外線加熱調理器。
  6. 前記第2調理板112の凸形状の半球状調理板には、油や食物が離脱することを防止して、同じ半球状調理板を連結して一個の凸状調理板に組み立て容易に作られた翼部200と、前記第2調理板112の設置時に滑りや離脱を防止する離脱防止翼118が設置され、前記第1調理板106には、離脱防止翼118の離脱を防ぐ第3離脱防止突起202がさらに設置されたことを特徴とする請求項5に記載の赤外線加熱調理器。
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