JP3199614U - 手術器具管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】手術後に回収された手術器具の戻り確認処理・仕分け処理の負担低減を図る手術器具管理システムを提供する。【解決手段】手術器具管理システム100は、資産番号を示す識別図柄が刻印される手術器具よりバーコードの情報を読み取るバーコード情報読み取り手段307と、バーコードが附された手術器具の資産番号とバーコードの情報とが関連づけられて記録される資産番号データベースであり、手術器具に関する外観写真を記録する写真記録手段204と、バーコード情報を用いて、手術前に準備された手術器具の資産番号一覧を作成する資産番号一覧作成手段201と、手術後に回収された手術器具の識別図柄を読み取る図柄読み取り手段500と、手術器具の外観写真を表示手段305に表示させると共に、手術後に回収された手術器具に関する資産番号が、手術前に準備された手術器具に関する資産番号と一致するか否かを判断する資産番号検出手段301と、を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、手術器具管理システムに関し、より詳細には、手術前に準備した手術器具が、手術後に回収されたかを確認する戻り確認処理と、回収された手術器具を円滑に仕分けする仕分け処理とにおける負担軽減を図ると共に、人為的な作業ミスを低減させることが可能な手術器具管理システムに関する。
病院では、手術の際に多種類の手術器具が用いられる。これらの手術器具には、それぞれ単品器具として、あるいは複数の手術器具がセットにされたセット品器具として、2次元シンボルコードやバーコード等の識別標識が附されている。手術において使用される手術器具の種類や使用回数等は、これらの識別標識に基づいて構築されるデータベースによって管理される(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2005−237586号公報 特開2010−282250号公報
手術で使用された手術器具は、単品器具やセット品器具を構成するそれぞれの手術器具が洗浄された後に、各手術器具が混在された状態で手術器具の戻り確認処理および仕分け処理を行う部署に移送されてくる。手術器具の戻り確認処理および仕分け処理を行う部署では、それぞれの手術器具が混在した状態から、手術に使用された手術器具が全て戻ってきたかどうかを確認すると共に、手術に使用された手術器具を、セット品器具と単品器具とに仕分けする必要が生じる。
しかしながら、セット品器具の構成器具は、セット品器具の種類によって異なっている。このため、洗浄後に複数の手術器具が混在された状態から、セット品器具の構成品が間違いなく戻ってきたことを確認すると共に、戻ってきた手術器具をセット品器具毎に仕分けることが容易ではなかった。
また、例えば、全く同じ種類の鑷子が複数存在する場合であっても、いずれか一の鑷子はセット品器具の構成品に分類される場合があり、いずれか他の鑷子は単品器具として分類される場合がある。このように、一見して同じ種類の手術器具であっても、それぞれ異なった分類に仕分けをする必要がある。このため、複数の手術器具が混在される状態では、各手術器具を適切に仕分けることが容易でなく、仕分けミス等が発生してしまうおそれがあった。
また、同様に、洗浄後に複数の手術器具が混在された状態から、複数の種類の手術器具をそれぞれ個別に確認することによって、手術に使用された手術器具が全て戻ってきたかどうかを確認する必要があることから、各手術器具を見分けることが容易でなく、確認処理においてミス等が発生してしまうおそれがあった。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、手術後に回収された手術器具の戻り確認処理および仕分け処理における作業者の労力負担を低減させると共に、手術器具の戻り確認処理および仕分け処理における人為的な作業ミス等を低減させることが可能な手術器具管理システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る手術器具管理システムは、資産番号を検出可能な識別図柄が刻印される手術器具から、当該手術器具に附されたバーコードの情報を読み取るためのバーコード情報読み取り手段と、前記バーコードが附された前記手術器具の前記資産番号と、前記バーコードの情報とが、互いに関連づけられて記録される資産番号データベースと、前記手術器具に関する外観写真を、前記資産番号と関連づけて記録する写真記録手段と、前記バーコード情報読み取り手段によって手術前に準備された前記手術器具から読み取られたバーコード情報を用いて、前記資産番号データベースにおいて関連づけられた前記手術器具の資産番号を求めることにより、手術前に準備された前記手術器具に関する資産番号一覧を作成する資産番号一覧作成手段と、手術後に回収された手術器具の前記識別図柄を読み取るための図柄読み取り手段と、該図柄読み取り手段によって読み取られた前記手術器具の前記識別図柄に基づいて、前記手術後に回収された前記手術器具に関する資産番号を検出する資産番号検出手段と、手術後に回収された前記手術器具が、手術前に準備された前記手術器具と一致するか否かの結果を表示する表示手段とを備え、前記資産番号検出手段は、手術後に回収された前記手術器具に関する資産番号に基づいて、前記写真記録手段より該当する手術器具の外観写真を抽出して前記表示手段に表示させると共に、手術後に回収された前記手術器具に関する資産番号が、前記資産番号一覧に記録される手術前に準備された前記手術器具に関する資産番号と一致するか否かを判断し、一致する場合には一致する旨の結果を前記表示手段に表示させ、一致しない場合には一致しない旨の結果を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
本考案に係る手術器具管理システムでは、手術前に準備された手術器具からバーコードの情報を読み取ることによって、資産番号一覧を作成することができ、手術後に回収された手術器具の識別図柄を読み取ることによって、手術後に回収された手術器具が、手術前に準備された手術器具と一致するか否かの結果を、表示手段に表示させることができる。このため、手術前に準備された手術器具が手術後に戻ってきたかの戻り確認処理が容易になり、手術器具の戻り確認処理における労力軽減を図ることが可能になると共に、人為的な確認ミスを防ぐことが可能となる。
さらに、表示手段には、手術器具の外観写真が表示されることから、手術器具の確認を目視によって行うことができる。手術器具の確認を、目視によって行うことにより、より一層、戻り確認処理の労力低減を図ることが可能になると共に、人為的な確認ミスを防ぐことが可能になる。
また、上述した手術器具管理システムにおいて、前記手術器具は、1つだけの手術器具からなる単品器具と、複数の手術器具がセットになったセット品器具とにグループ分けされると共に、前記バーコードは前記グループ毎に1つずつ附されており、前記資産番号データベースおいて、前記バーコードが前記セット品器具のバーコードに該当する場合には、当該セット品器具を構成する複数の手術器具の全ての資産番号が、前記バーコードの情報に関連づけられて記録され、前記バーコードが前記単品器具のバーコードに該当する場合には、該当する1つの手術器具の資産番号が、前記バーコードの情報に関連づけられて記録されるものであってもよい。
実際の手術に用いられる手術器具は、必ずしも1つずつバーコードが附されるとは限らず、使用頻度の高い複数の手術器具をセット品器具としてグループにまとめて、グループに1つだけバーコードを附する場合が生じ得る。このような状態においても、資産番号データベースおいて、読み取られたバーコードがセット品器具のバーコードに該当する場合には、当該セット品器具を構成する複数の手術器具の全ての資産番号が、バーコードの情報に関連づけられて記録される。このため、資産番号一覧作成手段で作成される資産番号一覧には、セット品器具を構成する複数の手術器具の全ての資産番号が記載されることになる。従って、セット品器具に属する手術器具がばらばらとなって手術後に回収される場合であっても、セット品器具を構成するそれぞれの手術器具毎に戻り確認を行うことが可能となる。
また、上述した手術器具管理システムにおいて、前記資産番号検出手段は、手術後に回収された前記手術器具に関する資産番号が、前記資産番号一覧に記録される手術前に準備された前記手術器具に関する資産番号と一致する場合であって、当該一致する資産番号が前記セット品器具を構成する手術器具の資産番号に該当する場合には、当該一致する資産番号に該当する手術器具を前記セット品器具として仕分けするための仕分用収納箱に関する情報を、前記表示手段に表示するものであってもよい。
本考案に係る手術器具管理システムでは、手術器具の識別図柄を読み取ることによって、戻り確認を行うことができるだけでなく、手術後に回収された手術器具が、手術前に準備された手術器具と一致する場合であって、一致する資産番号がセット品器具を構成する手術器具の資産番号に該当する場合に、手術器具をセット品器具として仕分けするための仕分用収納箱に関する情報が表示手段に表示される。このため、手術後に回収された手術器具が、セット品器具であるか単品器具であるかの違いを考慮することなく、仕分用収納箱に関する情報に従って手術器具の仕分け処理を行うことが可能となり、仕分け処理の労力低減と、人為的な振り分けミスを防ぐことが可能になる。
本考案に係る手術器具管理システムでは、手術前に準備された手術器具からバーコードの情報を読み取ることによって、資産番号一覧を作成することができ、手術後に回収された手術器具の識別図柄を読み取ることによって、手術後に回収された前記手術器具が、手術前に準備された前記手術器具と一致するか否かの結果を、表示手段に表示させることができる。このため、手術前に準備された手術器具が手術後に戻ってきたかの戻り確認処理が容易になり、手術器具の戻り確認処理における労力軽減を図ることが可能になると共に、人為的な確認ミスを防ぐことが可能となる。
また、表示手段には、手術器具の外観写真が表示されることから、手術器具の確認を目視によって行うことができる。手術器具の確認を、目視によって行うことにより、より一層、戻り確認処理の労力低減を図ることが可能になると共に、人為的な確認ミスを防ぐことが可能になる。
実施の形態に係る手術器具管理システムの概略構成を示したブロック図である。 実施の形態に係るセット品マスタ情報D3と、手術セット構成品マスタ情報D4と、手術セット構成明細マスタ情報D5と、歴情報D7との関係を説明するための図である。 (a)は、2次元シンボルが刻印された手術器具を示した図であり、(b)は、手術における手術器具の管理手順を示したフローチャートである。 戻り確認・仕分け処理におけるクライアント端末のディスプレイ部における画面表示を示した図と、2次元シンボルの読み取り処理を模式的に示した図である。 (a)、(b)は、実施の形態に係る手術器具管理システムの歴情報等を利用して手術器具の購入判断等に活用する場合におけるクライアント端末のディスプレイ部の表示画面を示した図であり、(c)は、発注システム用サーバのディスプレイ部に表示される発注情報入力画面を示した図である。
以下、本考案に係る手術器具管理システムの一例を示し、図面を用いて詳細な説明を行う。なお、本実施の形態に示す手術器具管理システムは、本考案に係る手術器具管理システムの一例を示したに過ぎず、実施の形態において説明した構成だけに限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る手術器具管理システムの概略構成を示したブロック図である。手術器具管理システムは、手術等が行われる病院に構築されるシステムであって、手術等に使用される手術器具の準備処理、戻り確認、仕分け処理支援、使用頻度管理等に利用されるシステムである。
手術器具管理システム100は、図1に示すように、データベース用サーバ200と、クライアント端末300と、レーザープリンタ400と、2次元シンボルリーダー(図柄読み取り手段)500と、レーザーマーキング装置600と、発注システム用サーバ700とにより概略構成されている。手術器具管理システム100におけるそれぞれの機器200,300,400,500,600,700は、病院内のネットワーク800を介して相互に接続されている。図1に示す手術器具管理システム100では、説明の便宜上、データベース用サーバ200、クライアント端末300、レーザープリンタ400、2次元シンボルリーダー500、レーザーマーキング装置600および発注システム用サーバ700が、1台ずつしかネットワーク800に接続されていないが、これらの機器の接続数は1台に限定されるものではなく、2台以上の機器が接続される構成であってもよい。
[データベース用サーバ]
データベース用サーバ200は、手術器具に関する様々な情報を記録するデータベースとしての役割を有している。また、データベース用サーバ200は、クライアント端末300より受信した手術器具に関する問い合わせ情報に基づいて、クライアント端末300に対し、手術器具に関する様々な情報を出力する役割を有している。本実施の形態に係るデータベース用サーバ200は、HTMLサーバとしての機能を有しており、クライアント端末300のブラウザを用いてデータベース用サーバ200にアクセスすることによって、クライアント端末300のディスプレイ上に手術器具等に関する情報を表示させることが可能になっている。
サーバ200は、CPU(Central Processing Unit:資産番号一覧作成手段)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、記録部(資産番号データベース、写真記録手段)204と、ディスプレイ部205と、操作部206とを備えている。
CPU201は、クライアント端末300からの問い合わせ情報等に応じて、ネットワーク800を介して手術器具に関する情報等を出力する機能を有している。また、CPU201は、記録部204に記録される様々なデータの管理を行う役割も有している。
RAM203は、CPU201の処理に利用されるワークエリアとして用いられる。例えば、RAM203には、手術器具の管理処理に用いられる様々なデータが一時的に保存される。RAM203のアクセス速度は、記録部204のアクセス速度よりも速いため、手術器具の管理処理において、手術器具に関するデータ等の処理時間を短縮することが可能である。ROM202は、CPU201の起動時等に読み込みが行われるプログラムが記録されている。また、ROM202には、手術器具の管理等に関するプログラム等を記録することも可能となっている。
記録部204は、一般的なハードディスクにより構成されている。記録部204には、手術器具に関する様々な情報が記録されており、各手術器具の管理等を行うためにデータの読み書きを行うことが可能になっている。また、記録部204には、ROM202に換えて、CPU201を制御するためのプログラムを記録することも可能である。
記録部204には、データベースとして利用される様々な情報を記録することが可能であり、本実施の形態では、その一例として、患者群情報D1と、手術情報D2と、セット品マスタ情報D3と手術セット構成品マスタ情報D4と、手術セット構成明細マスタ情報D5と、手術準備品情報D6と、歴情報D7と、購入器具情報D8と、画像情報D9とが記録されている。
患者群情報D1とは、病院に通院あるいは入院する患者に関する情報が記録されたデータであって、患者ID、氏名、生年月日、性別等に関する情報が記録されている。
手術情報D2とは、手術に関する様々な情報が記録されたデータであって、手術対象となる患者の患者情報、手術の術式情報、手術を担当する部署を示す担当部署情報、手術日情報等が記録されている。
セット品マスタ情報D3とは、予め複数種類の手術器具がまとめられたセット品器具に関する情報のデータである。セット品マスタ情報D3には、図2に示すように、セット品器具のセット品番号と、セット品名称と、セット品を使用・管理する担当部署を示す診療科情報とが記録される。
手術において使用頻度の高い複数の手術器具は、予めセット品器具としてまとめられた状態で保管される。セット品器具は、図2に示すように、予め用意されるセット品用のケース900にまとめて収納される。ケース900の外部には、セット品器具を識別するためのセット品番号(識別番号:例えば、「B1020-0005」で示されるセット番号)が印刷されたバーコードカード910が附されている。また、セット品としてまとめられていない手術器具は単品器具として、透明のビニールからなる滅菌処理された収納袋(滅菌袋)920に収納されて、手術器具の管理番号がバーコード表記で印刷されたバーコードシール(バーコードラベル)930が貼られている。
手術セット構成品マスタ情報D4は、セット品器具を構成するそれぞれの手術器具に関する情報が記録される。手術セット構成品マスタ情報D4には、図2に示すように、セット品番号と、ヘッダー番号(セット品器具の手術器具に附される通し番号)、手術器具の名称を示すヘッダー名称、構成数、各手術器具の資産番号を2次元シンボルとして記録したデータマトリックスの有無情報(マーキング有無)等が記録される。セット品器具を構成する手術器具の種類や数等を確認したい場合には、セット品マスタ情報D3に記載されるセット品番号と同じセット品番号を、手術セット構成品マスタ情報D4から抽出することによって、各手術器具の種類(手術器具の名称)、構成数等を確認することができる。
なお、各手術器具には、ID Matrix社において開発されたデータマトリックス(Data Matrix)が刻印される。データマトリックスとは、図3(a)に示すように、左端および下端を実線で縁取りしたL字のアライメントパターンP1と、右端および上端を1ドット飛びの1点鎖線で縁取りしたタイミングセルP2とに囲まれた内部エリアに、ドットの有無によって特定のデータを記録した2次元コード(ドットパターンデータ)を意味する。本実施の形態では、データマトリックスのことを、便宜上、「2次元」と表記する。2次元シンボルM1(識別図柄)は、図3(a)に示す鑷子(医療用ピンセット)T1やメスT2のように、手術器具の外表面に直接に刻印される。
手術セット構成明細マスタ情報D5には、手術セット構成品マスタ情報D4に記載されたセット品番号とヘッダー番号とが記載されると共に、このセット品番号とヘッダー番号とにより特定される手術器具の構成数に応じて、手術器具それぞれの資産番号が記録される。なお、セット品マスタ情報D3、手術セット構成品マスタ情報D4および手術セット構成明細マスタ情報D5は、本考案における資産番号データベースの情報に該当する。
手術準備品情報D6とは、手術に用いる手術器具として手術前に準備された手術器具の情報が記録される。具体的には、手術に使用する予定の手術器具のバーコード情報(単品器具の場合にはバーコードシール930、セット品器具の場合にはバーコードカード910)をバーコードリーダー部307で読み取ることによって、手術に使用される手術器具の資産番号が登録される。この手術準備品情報D6は、手術後に回収された手術器具の戻り確認処理等において利用される。手術器具の戻り確認処理等については、後述する。なお、手術準備品情報D6は、本考案における資産番号一覧としての役割を有している。
歴情報D7とは、手術に使用された手術器具に関する情報等が時系列的に記録されたデータであって、手術日(使用日)、歴名称(使用内容)、資産番号、セット品番号、患者ID、術式情報等が時系列的に記録される。
購入器具情報D8とは、発注システム用サーバを介して新たに購入された手術器具に関するデータであって、購入日時に基づいて時系列的に記録される。
画像情報D9は、手術器具の外観を撮影した写真画像(外観写真)により構成されており、手術器具の資産番号に関連づけられた状態で記録されている。画像情報D9は、本考案における写真記録手段で記録される外観写真の情報に該当する。
なお、本実施の形態に係る記録部204の構成は、ハードディスクだけに限定されるものではなく、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive / Solid State Disk)などを用いることも可能である。従って、CPU201によって、複数のデータを読み出すことが可能であり、また、記録することが可能な記録媒体であるならば、具体的な構成は特に限定されるものではない。
ディスプレイ部205は、記録部204に記録される手術器具に関する情報等を担当者に対して視認可能に表示させる役割を有している。ディスプレイ部205には、液晶ディスプレイや、CRTディスプレイなどの一般的な表示装置が用いられる。
操作部206は、担当者がデータベース用サーバ200の記録部204に記録されるデータの設定・変更・削除等を行うために用いられる入力手段であり、一般的なキーボードやマウスなどにより構成される。
また、本実施の形態に係るデータベース用サーバ200には、図示していないが、CD−ROMドライブのように、記録媒体に記録された情報を読み出すためのドライブ機器を取り付けることが可能である。
[クライアント端末]
クライアント端末300は、ネットワーク800を介して手術器具に関する問い合わせ情報を、データベース用サーバ200に送信することによって、データベース用サーバ200より手術器具に関する情報を取得する役割を有している。
クライアント端末300は、データベース用サーバ200と同様に、CPU(Central Processing Unit:資産番号検出手段)301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、記録部304と、ディスプレイ部(表示手段)305と、操作部306と、バーコードリーダー部(バーコード情報読み取り手段)307と、ラベルプリンタ部308とを備えている。
CPU301は、データベース用サーバ200に対する問い合わせ情報の出力処理や、ネットワーク800を介して手術器具に関する情報等を取得する処理を行う役割を有している。また、CPU301は、記録部304に記録される様々なデータの管理を行う役割も有している。
RAM303は、CPU301の処理に利用されるワークエリアとして用いられる。例えば、RAM303には、手術器具の管理処理に用いられる様々なデータが一時的に保存される。ROM302には、CPU301における手術器具の管理等に関するプログラム等を記録することが可能となっている。
記録部304は、手術器具の管理に関する情報を記録することが可能になっている。記録部304は、一般的なハードディスクにより構成されている。また、記録部304には、ROM302に換えて、CPU301を制御するためのプログラムを記録することも可能である。また、記録部304は、データベース用サーバ200の記録部204と同様に、ハードディスクだけでなく、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive / Solid State Disk)などを用いることも可能である。
ディスプレイ部305は、手術器具に関する情報等を担当者に対して視認可能に表示させる役割を有している。ディスプレイ部305も、ディスプレイ部205と同様に、液晶ディスプレイや、CRTディスプレイなどの一般的な表示装置を用いることが可能である。
操作部306は、担当者が手術器具の管理操作に必要な情報を入力等するための入力手段であり、一般的なキーボードやマウスなどにより構成される。
バーコードリーダー部307は、セット品器具が収納されるケース900に附されたバーコードカード910や、単品器具の収納袋(滅菌袋)920に貼られたバーコードシール930等の読み取りを行う役割を有している。このバーコードリーダー部307によるバーコード情報の読み取りによって、手術に使用する手術器具の資産番号を、手術前に登録することが可能になる。
ラベルプリンタ部308は、セット品器具のセット品番号や単品器具の資産番号に該当するバーコードをラベルやカードに印刷する機能を有している。バーコードが印刷されたラベルは、バーコードシール930として単品器具の収納袋920等に貼られ、バーコードが印刷されたカードは、バーコードカード910としてセット品器具のケース900に附されて、手術器具の管理に利用される。
なお、本実施の形態係るクライアント端末300は、上述したような一般的なコンピュータに準じた構成(CPU301、ROM302、RAM303、記録部304、ディスプレイ部305等)に基づいて構築されるものを一例として示しているが、クライアント端末300は、必ずしも一般的なコンピュータの構成に基づくものには限定されない。例えば、ネットワーク800を介してデータベース用サーバ200にアクセス可能であり、ブラウザ等を介してデータベース用サーバ200との情報の送受信が可能な機器であれば、特にその構成は限定されない。例えば、タブレット端末やスマートフォンのように、ネットワークを介して情報の送受信が可能であって、ブラウザ等を使用することが可能な機器を用いることもできる。
[レーザープリンタ]
レーザープリンタ400は、ネットワーク800を介してデータベース用サーバ200あるいはクライアント端末300から印刷用データを受信し、紙媒体に受信した情報を印刷する機能を備えている。例えば、手術器具の管理処理に関する処理結果を印刷する場合などに用いられる。本実施の形態では、一例としてレーザープリンタを用いて説明を行うが、プリンタの種類はレーザープリンタには限定されず、インクジェットプリンタ等の他の印刷方式に基づくプリンタを使用することも可能である。
[2次元シンボルリーダー]
2次元シンボルリーダー500は、手術器具に刻印された2次元シンボルM1をスキャンして読み取る機能を備えている。2次元シンボルリーダー500は、データベース用サーバ200のCPU201によるスキャン命令に基づいて、あるいは、クライアント端末300のCPU301によるスキャン命令に基づいて、2次元シンボルM1の読み取りを行い、スキャンされた2次元シンボルM1の情報を、データベース用サーバ200あるいはクライアント端末300に送信する。
[レーザーマーキング装置]
レーザーマーキング装置600は、手術器具の本体外部に対して直接的に2次元シンボルM1を刻印する機能を備えている。例えば、図3(a)に示すように、鑷子T1やメスT2等には、器具の外面に対して2次元シンボルM1が直接的に刻印されている。手術器具に刻印される2次元シンボルM1は、データベース用サーバ200の記録部204において、手術器具の資産番号に該当する情報である。このため、レーザーマーキング装置600は、データベース用サーバ200のCPU201の制御に基づいて、資産番号に該当する2次元シンボルM1の刻印動作を行う。なお、レーザーマーキング装置600における刻印動作は、主としてデータベース用サーバ200のCPU201の制御に基づいて行われるが、クライアント端末300のCPU301の制御に基づいて刻印動作を行うことも可能である。
次に、手術における手術器具の管理手順について説明する。図3(b)は、手術における手術器具の管理手順を示したフローチャートである。
[手術予定確認]
まず、手術器具の管理担当者(手術器具管理システム100の操作者)は、データベース用サーバ200の記録部204に記録される手術情報に基づいて、手術予定一覧を確認する(S.1)。この手術情報には、手術患者の患者IDと、手術に使用される手術器具の情報が予め記録されている。管理担当者は、手術情報に記録される手術器具の準備を行う。
[手術器具の登録]
次に、管理担当者は、準備した手術器具の登録作業を行う(S.2)。まず、管理担当者は、クライアント端末300からデータベース用サーバ200の記録部204に記録される患者群情報D1にアクセスすることによって、手術情報D2に記載された手術患者の情報を確認する。具体的には、患者ID、氏名、生年月日等の確認を行う。そして、管理担当者は、クライアント端末300の操作部306を操作して、手術情報D2に、術式情報、手術日等の情報を入力する。さらに、管理担当者は、準備した手術器具に貼られているバーコードを、バーコードリーダー部307で読み取って、手術器具の登録を行う。セット品器具の場合には、ケース900に附されたバーコードカード910のバーコードを読み取り、単品器具の場合には、収納袋(滅菌袋)920に貼られたバーコードシール930のバーコードを読み取る。
クライアント端末300のCPU301では、読み取られたバーコード情報を、クライアント端末300からデータベース用サーバ200へと送信する。データベース用サーバ200のCPU201では、受信したバーコードの情報に基づいて、セット品マスタ情報D3、手術セット構成品マスタ情報D4、手術セット構成明細マスタ情報D5を参照して、手術器具の資産番号、セット品番号等を判断する。具体的には、バーコード情報がセット品情報を示す情報である場合には、バーコード情報に基づいてセット品マスタ情報D3からセット品番号を検索し、検索されたセット品番号に該当するセット品器具の構成器具のヘッダー番号を、手術セット構成品マスタ情報D4から検索し、さらに、検索されたセット品情報とヘッダー番号とに基づいて、手術セット構成明細マスタ情報D5から、セット品器具の各構成品に対する資産番号の検索を行う。バーコード情報が単品器具を示す情報である場合には、バーコードから得られる情報が該当する手術器具の資産番号となる。そして、データベース用サーバ200のCPU201では、求められた資産番号に基づいて、登録された手術器具に関する情報を、手術準備品情報D6として記録部304に記録する。また、手術準備品情報D6として登録された手術器具の手術器具の資産番号、セット品番号等は、手術日、患者ID、術式情報と関連づけられて、歴情報D7として記録される。
[手術の実施]
その後、手術前に準備された手術器具に基づいて手術が行われる(S.3)。手術では、手術前に準備された手術器具(S.2において準備した手術器具)に加えて、必要に応じて単品の手術器具が追加して使用される場合がある。このように手術中に新たな手術器具が追加された場合には、手術中あるいはその前後に、手術器具のバーコードが読み取られて、手術準備品情報D6および歴情報D7の更新が行われる。
[洗浄・乾燥処理]
手術後には手術器具の洗浄・乾燥処理が行われる(S.4)。洗浄・乾燥処理では、セット品器具を構成する手術器具も、単品器具も、新たに追加された手術器具も、全て一緒にまとめられて洗浄・乾燥が行われる。
[戻り確認・仕分け処理]
手術器具の洗浄・乾燥処理が行われた後の手術器具は、管理担当者によって、戻り確認・仕分け処理が行われる(S.5)。洗浄・乾燥が行われた手術器具は、図4に示すように、セット品器具を構成する手術器具も、単品器具も、新たに追加された手術器具等も、全ての手術器具が同一の容器950に混在した状態で、移送されてくる。このため、管理担当者は、混在した手術器具を1つ1つ確認しつつ、手術前に準備した手術器具が戻って来たかを確認するとともに、単品器具は単品器具として、セット品器具を構成する手術器具はセット品器具として、それぞれ仕分ける処理を行う。
管理担当者は、クライアント端末300よりデータベース用サーバ200の記録部204にアクセスして、戻り確認処理・仕分け処理の対象となる手術器具に関する情報を取得する。具体的に、クライアント端末300のCPU301は、データベース用サーバ200の記録部204に記録される手術情報D2にアクセスし、戻り確認・仕分け処理の対象となる手術項目の選択欄を、ディスプレイ部305に表示させる。データベース用サーバ200のCPU201では、選択された手術項目に基づいて、患者ID、患者氏名、生年月日、術式情報等をクライアント端末300に送信する。また、データベース用サーバ200のCPU201は、記録部204に記録される手術準備品情報D6にアクセスして、該当する手術で使用された手術器具に関する資産番号、セット品番号、資産名称等を取得すると共に、資産番号に基づいて、該当する手術器具に該当する手術器具の外観画像を、記録部204の画像情報D9から取得する処理を行う。そして、データベース用サーバ200のCPU201は、取得した手術器具の資産番号、セット品番号、資産名称、外観画像等を、クライアント端末300に送信する。
クライアント端末300のCPU301は、データベース用サーバ200から受信した患者ID、患者氏名、生年月日、術式情報、資産番号、セット品番号、資産名称、外観画像等をRAM303又は記録部304に一時的に保存する。そして、CPU301は、クライアント端末300のディスプレイ部305に対して、受信した手術器具の一覧を表に示して表示する。具体的には、図4に示すように、患者ID、患者氏名、生年月日、術式情報等G1を、ディスプレイ部305の画面305a上に表示すると共に、単品器具の詳細を一覧にして示した単品欄G2と、セット品器具の詳細を一覧にして示したセット品欄G3と、使用不明品欄G4とを表示する。手術器具に関する各表示欄(単品欄、セット品欄、使用不明品欄)には、資産番号、資産名称、規格、チェック項目が表示され、さらに、単品欄、使用不明品欄には、手術器具毎に異なるカゴNo.が割り振られ、セット品欄には、セット品番号毎に異なるセット品No.が割り振られる。その後、クライアント端末300のCPU301は、2次元シンボルリーダー500を用いた2次元シンボルM1の読み取り処理の待機状態となる。
管理担当者は、単品欄G2、使用不明品欄G4に割り振られたカゴNo.に該当する収納カゴB1,B2…と、セット品欄に割り振られたセット品No.に該当する収納カゴB3,B4…(セット品を収めるケース)を用意する。この収納カゴは、本考案の仕分用収納箱に該当する。
そして、管理担当者は、図4に示すように、仕分け対象となる手術器具(鑷子T1やメスT2等)を、回収された容器950から1つずつ取り出して、2次元シンボルリーダー500を用いて2次元シンボルM1の読み取り処理を行う。クライアント端末300のCPU301では、2次元シンボルリーダー500によって読み取られた2次元シンボルM1の資産番号を判断し、該当する資産番号が、RAM303又は記録部304に記録される手術器具の資産番号(あるいは、記録部204に記録される手術準備品情報D6の資産番号)と一致するか否かを判断する。そして、資産番号が一致する場合、クライアント端末300のCPU301は、ディスプレイ部305の画面305aの右上箇所G5に読み取られた資産番号を表示すると共に、画面右側G6に資産番号に該当する手術器具の外観写真を表示させる。さらに、クライアント端末300のCPU301は、該当する資産番号を単品欄G2、セット品欄G3から検索し、該当する資産番号のチェック欄G7をチェック表示に変更する。
このように、手術器具の2次元シンボルM1を2次元シンボルリーダー500で読み取ることによって、手術前に準備され、登録された手術器具が戻ってきたかどうかを自動的に判断することが可能となる。また、ディスプレイ部305には、該当する資産番号の外観写真が表示されるため、管理担当者は、2次元シンボルM1の読み取りが行われた手術器具と、外観写真とを見比べることによって、手術器具に間違いがないかを目視によって確認することができる。さらに、ディスプレイ部305には、手術器具(鑷子T1やメスT2等)を収納するための収納カゴB1〜B4…の番号が表示されるため、図4に示すように、管理担当者が、ディスプレイ部305の画面305a上に表示されるカゴNo.又はセット品No.の収納カゴB1〜B4…に手術器具(鑷子T1やメスT2等)を収納することにより、セット品器具と単品器具との違い等を考慮することなく、きちんと仕分け処理を行うことが可能となる。
なお、チェック欄をチェック表示に変更する条件として、単に該当する資産番号が、RAM303又は記録部304に記録される手術器具の資産番号(あるいは、手術準備品情報D6の資産番号)と一致する場合だけに限定するのではなく、データベース用サーバ200の記録部204における歴情報D7にCPU301がアクセスすることにより、資産番号に該当する手術器具が、歴情報D7に記録された現存する手術器具であることを確認できた場合に、チェック欄をチェック表示G7に変更する構成にすることも可能である。
一方で、2次元シンボルリーダー500によって読み取られた2次元シンボルM1の資産番号が、RAM303又は記録部304に記録される手術器具の資産番号(あるいは、手術準備品情報D6の資産番号)と一致しない場合、クライアント端末300のCPU301は、ディスプレイ部305の画面305aの右上箇所G5に資産番号を表示する。また、クライアント端末300のCPU301は、該当する資産番号の外観写真と資産名称等をデータベース用サーバ200の記録部204より取得して、外観写真をディスプレイ部305の画面右側G6に表示すると共に、使用不明品欄G4に対して、資産番号と取得した資産名称とを表示させる。さらに、クライアント端末300のCPU301は、資産番号に該当する手術器具が、歴情報D7に記録された現存する手術器具であることを確認できた場合に、チェック欄G8をチェック表示に変更する構成とすることも可能である。チェック欄G8がチェック表示に変更された場合には、該当する資産番号の手術器具が存在することになるので、手術中(又は手術前後)に追加された手術器具に該当する可能性が高くなる。このため、管理担当者は、追加された手術器具に関する情報を確認することによって、手術器具の追加登録のミス等を容易に判断することが可能になる。
このようにして、2次元シンボルM1の読み取りを行うことによって、自動的に戻り確認処理と振り分け処理に必要なカゴNo.等の確認とを行うことが可能となる。クライアント端末300のCPU301では、確認された手術器具の情報を、データベース用サーバ200の記録部204における歴情報D7に記録する処理を行う。このように歴情報D7に記録する処理を行うことによって、セット品器具、単品器具、および、手術中に追加された手術器具の戻り確認の履歴や、各手術器具の使用状況に関する情報や、使用後にセット品器具が再セット(再度、仕分け)された事実等の履歴を記録することが可能になる。
[バーコード発行]
戻り確認・仕分け処理が終わった後、管理担当者はバーコードの発行処理を行う(S.6)。クライアント端末300のCPU301は、戻り確認が行われた手術器具が単品器具の場合に、各単品器具に該当する資産番号のバーコードシール930(バーコードラベル)をラベルプリンタ部308で印刷して発行する。一方で、クライアント端末300のCPU301は、戻り確認が行われた手術器具がセット品器具の場合に、セット品器具のセット品番号に該当するバーコードカード910をラベルプリンタ部308で印刷して発行する。管理担当者は、バーコードに間違いがないか確認を行った後に、仕分け後に一時的に保管されている容器(収納カゴ)に対してバーコードカード910あるいはバーコードシール930を附する。
[滅菌処理]
その後、セット品器具および単品器具は、それぞれケースや収納袋(滅菌袋)に収納されて、バーコードカード910あるいはバーコードシール930が貼り付けられた後に、滅菌処理が施される(S.7)。滅菌処理の種類は手術器具毎に異なっているため、バーコードリーダー部307で貼り付けられたバーコードを読み取ることによって、滅菌処理の間違いをチェックすることが可能である。また、もしも異なる滅菌方法が選択された場合には、CPU301において、管理担当者に対する警告を発することも可能となっている。また、バーコードの読み取りの際に、クライアント端末300のCPU301は、いつ、だれが、何を、何号機の滅菌装置で、何回目の滅菌処理を行ったか等の情報を、データベース用サーバ200に送信することにより、記録部204の歴情報D7に記録することができる。
[保管処理]
滅菌処理が施された手術器具は、管理担当者等によってそれぞれの保管場所へ移送される(S.8)。そして、手術器具の管理に関する処理が終了する。
以上、説明したように、本実施の形態に係る手術器具管理システム100では、手術前に準備された手術器具のバーコードを読み取って登録を行った後に、手術後に回収された手術器具の2次元シンボルM1を読み取ることによって、自動的に手術後の手術器具の戻り確認を行うことが可能となる。このため、戻り確認処理の労力低減を図ることが可能になると共に、人為的な確認ミスを防ぐことが可能になる。
特に、読み取られた2次元シンボルM1に基づいて、該当する手術器具の外観写真がディスプレイ部305に表示されるので、手術後に回収された手術器具と手術前に準備された手術器具との確認を、目視によって行うことが可能となる。このため、より一層、戻り確認処理の労力低減を図ることが可能になると共に、人為的な確認ミスを防ぐことが可能になる。
さらに、2次元シンボルM1を読み取ることによって、戻り確認が行われるだけでなく、確認された手術器具の仕分けのためのカゴNo.も、ディスプレイ部305に表示される。このため、管理担当者は、ディスプレイ部305に表示されるカゴNo.に手術器具を振り分けるだけで、セット品器具、単品器具等の違いを考慮することなく、振り分け処理を行うことが可能となり、さらに、振り分けミスを低減させることが可能になる。
以上、実施の形態に係る手術器具管理システム100について説明したが、上述した手術器具管理システム100の歴情報等を利用することによって、新しい手術器具の購入判断等に活用することも可能である。
まず、新しい手術器具を購入した場合、管理担当者は、購入した手術器具の資産登録を行う。データベース用サーバ200のCPU201では、新たな手術器具の資産番号を自動的に発行(割り当て)し、ネットワーク800を介してレーザーマーキング装置600に送信する。管理担当者は、レーザーマーキング装置600を操作することによって、新たな手術器具に対して資産番号に該当する2次元シンボルM1の刻印を行う。
既存の手術器具を追加購入する場合、管理担当者は、該当する手術器具が病院内の他の診療科や病棟で使用していているか否か、在庫数に余裕があるか否かを、歴情報D7に基づいて確認することができる。このような既存の手術器具の確認処理によって、不要な手術器具の購入を防げると共に、在庫数に余裕のある部署の在庫数を適正な数に見直すことができる。その結果、追加購入が必要と判断された場合には、購入対象となる手術器具の情報を、発注システム用サーバ700等に連携させることが可能となり、注文情報の共有化を図ることが可能となる。
追加購入を行う場合、管理担当者は、追加購入したい手術器具に刻印された2次元シンボルM1を2次元シンボルリーダー500で読み取る。読み取られた2次元シンボルM1の情報は、図5(a)に示すように、ディスプレイ部305の画面305bに、資産番号の情報G11として表示されると共に、その下側に商品番号、商品名等G12として表示される。また、該当する手術器具の写真が画面右側G13に表示される。そして、クライアント端末300のCPU301は、データベース用サーバ200の記録部204にアクセスして、記録部204の歴情報D7より、読み取られた2次元シンボルM1に該当する資産番号から、同一手術器具の使用状況等の情報を取得して、ディスプレイ部305の画面左側G14に表示する。
ディスプレイ部305の画面左側G14には、同一の手術器具が保管・管理されている使用部署名、在庫数、使用頻度の情報が表示される。使用頻度の情報とは、該当する手術器具がどの程度使用されているかを示したものであり、該当する部署において該当する手術器具が最後に使用された日時を歴情報D7より検索して、最後に使用されてからの期間に応じて、「高」,「中」,「低」の3段階で使用状況を示したものである。3ヶ月間使用されていない手術器具が在庫の中に存在すれば「低」、2ヶ月間使用されていない器具が存在すれば「中」、全ての在庫が1ヶ月の間に使用されていれば「高」として表示される。この「低」「中」「高」の判断期間は管理担当者等が任意に設定・変更することができる。
管理担当者は、ディスプレイ部305に表示された使用頻度の情報を確認し、更に詳細な情報を確認したい場合には、「選択」ボタンG15を、マウス(操作部306)を操作してクリックする。クライアント端末300のCPU301では、データベース用サーバ200の記録部204にアクセスして、図5(b)に示すように、該当する使用部署における該当する手術器具の個別の使用履歴G16を、歴情報D7から読み出し、ディスプレイ部305の画面305c上に表示させることが可能となっている。
管理担当者は、ディスプレイ部305の画面305cに表示される各手術器具の使用履歴G16を確認することによって、手術器具を追加購入する必要があるか否かを判断することができる。追加購入が不要であると判断した場合、使用頻度の少ない部署の在庫を必要としている部署へ移動することにより、無駄な追加購入を防ぐことができると共に、使用頻度が少ない部署の在庫を合わせて減らすことが可能となる。
また、管理担当者が、追加購入が必要であると判断した場合、ディスプレイ部305の画面305b上に表示されている「購入依頼へ」ボタンG17(図5(a)参照)を、マウス(操作部306)を操作してクリックすることにより、CPU301が該当する手術器具の発注情報を、ネットワーク800を介して発注システム用サーバ700に送信することが可能となっている。ネットワーク800を介して発注システム用サーバ700に送信された情報は、図5(c)に示すようにして、発注システム用サーバ700のディスプレイ部に発注情報入力画面700aとして表示され、必要事項を入力することによって、購入先へ注文書を送信することが可能となっている。
以上、本考案に係る手術器具管理システムについて、一例を示して説明したが、本考案に係る手術器具管理システムは、実施の形態に記載した構成には限定されるものではない。当業者であれば、実用新案登録請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかである。
例えば、実施の形態に係る手術器具管理システム100では、クライアント端末300のCPU301においてバーコードリーダー部307でバーコードの読み出しを行った後に、データベース用サーバ200のCPU201が、セット品マスタ情報D3、手術セット構成品マスタ情報D4および手術セット構成明細マスタ情報D5等を用いて資産番号を検索して、手術準備品情報D6の記録を行う構成となっている。しかしながら、バーコードリーダー部307をネットワーク800に接続させ、あるいは、データベース用サーバ200に設けることによって、データベース用サーバ200のCPU201だけで、バーコードの読み取りから資産番号の検索および手術準備品情報D6の記録処理を行う構成等にすることが可能である。
また、実施の形態に係る手術器具管理システム100では、クライアント端末300のCPU301が、データベース用サーバ200の記録部204より手術情報D2にアクセスして、戻り確認・仕分け処理の対象となる手術項目を選択し、選択された手術項目に基づく患者ID等を取得することによって、記録部204の手術準備品情報D6から該当する手術で使用される資産番号等の情報を取得して、RAM303又は記録部304に記録する構成について説明を行った。しかしながらクライアント端末300のCPU301は、手術準備品情報D6から該当する手術で使用される資産番号等の情報を取得して記録部304等に記録するのではなく、手術準備品情報D6の情報をそのまま記録部204より取得して、記録部304等に記録する構成にしてもよい。
100 …手術器具管理システム
200 …データベース用サーバ
201 …(データベース用サーバの)CPU(資産番号一覧作成手段)
202 …(データベース用サーバの)ROM
203 …(データベース用サーバの)RAM
204 …(データベース用サーバの)記録部(資産番号データベース、写真記録手段)
205 …(データベース用サーバの)ディスプレイ部
206 …(データベース用サーバの)操作部
300 …クライアント端末
301 …(クライアント端末の)CPU(資産番号検出手段)
302 …(クライアント端末の)ROM
303 …(クライアント端末の)RAM
304 …(クライアント端末の)記録部
305 …(クライアント端末の)ディスプレイ部(表示手段)
306 …(クライアント端末の)操作部
307 …(クライアント端末の)バーコードリーダー部(バーコード情報読み取り手段)
308 …(クライアント端末の)ラベルプリンタ部
400 …レーザープリンタ
500 …2次元シンボルリーダー(図柄読み取り手段)
600 …レーザーマーキング装置
700 …発注システム用サーバ
800 …ネットワーク
900 …(セット品器具を収納するための)ケース
910 …バーコードカード
920 …収納袋
930 …バーコードシール

Claims (3)

  1. 資産番号を検出可能な識別図柄が刻印される手術器具から、当該手術器具に附されたバーコードの情報を読み取るためのバーコード情報読み取り手段と、
    前記バーコードが附された前記手術器具の前記資産番号と、前記バーコードの情報とが、互いに関連づけられて記録される資産番号データベースと、
    前記手術器具に関する外観写真を、前記資産番号と関連づけて記録する写真記録手段と、
    前記バーコード情報読み取り手段によって手術前に準備された前記手術器具から読み取られたバーコード情報を用いて、前記資産番号データベースにおいて関連づけられた前記手術器具の資産番号を求めることにより、手術前に準備された前記手術器具に関する資産番号一覧を作成する資産番号一覧作成手段と、
    手術後に回収された手術器具の前記識別図柄を読み取るための図柄読み取り手段と、
    該図柄読み取り手段によって読み取られた前記手術器具の前記識別図柄に基づいて、前記手術後に回収された前記手術器具に関する資産番号を検出する資産番号検出手段と、
    手術後に回収された前記手術器具が、手術前に準備された前記手術器具と一致するか否かの結果を表示する表示手段と
    を備え、
    前記資産番号検出手段は、
    手術後に回収された前記手術器具に関する資産番号に基づいて、前記写真記録手段より該当する手術器具の外観写真を抽出して前記表示手段に表示させると共に、
    手術後に回収された前記手術器具に関する資産番号が、前記資産番号一覧に記録される手術前に準備された前記手術器具に関する資産番号と一致するか否かを判断し、一致する場合には一致する旨の結果を前記表示手段に表示させ、一致しない場合には一致しない旨の結果を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする手術器具管理システム。
  2. 前記手術器具は、1つだけの手術器具からなる単品器具と、複数の手術器具がセットになったセット品器具とにグループ分けされると共に、前記バーコードは前記グループ毎に1つずつ附されており、
    前記資産番号データベースおいて、
    前記バーコードが前記セット品器具のバーコードに該当する場合には、当該セット品器具を構成する複数の手術器具の全ての資産番号が、前記バーコードの情報に関連づけられて記録され、
    前記バーコードが前記単品器具のバーコードに該当する場合には、該当する1つの手術器具の資産番号が、前記バーコードの情報に関連づけられて記録される
    ことを特徴とする請求項1に記載の手術器具管理システム。
  3. 前記資産番号検出手段は、
    手術後に回収された前記手術器具に関する資産番号が、前記資産番号一覧に記録される手術前に準備された前記手術器具に関する資産番号と一致する場合であって、
    当該一致する資産番号が前記セット品器具を構成する手術器具の資産番号に該当する場合には、
    当該一致する資産番号に該当する手術器具を前記セット品器具として仕分けするための仕分用収納箱に関する情報を、前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の手術器具管理システム。
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