JP2019088550A - 手術器具の管理システム - Google Patents

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剛 冨永
Takeshi Tominaga
剛 冨永
徹 磯山
Toru Isoyama
徹 磯山
隆二 田村
Ryuji Tamura
隆二 田村
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Abstract

【課題】手術器具の使用履歴のデータに基づいて、手術器具の品質管理をより適正化させる手術器具の管理システムを提供する。【解決手段】管理システム1は、手術器具2に刻印される2次元シンボル4と、該2次元シンボル4に記録された情報を読み取る2次元シンボルリーダ5A、5Bと、2次元シンボルリーダ5A、5Bによる読取情報を記憶するホストコンピュータ10と、を備え、該ホストコンピュータ10は、前記読取情報から把握される手術器具2の使用回数に応じてアラーム表示を発する機能を有する。これにより、作業者が熟練した看護師でなくても、その手術器具2の性能低下や使用限界等を把握することができ、医療行為における不都合を抑制することできる。そして、手術器具2の品質管理に対してより適正化することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、病院における医療行為に使用される鋼製小物等の手術器具を管理する手術器具の管理システムに関するものである。
病院内で使用される手術器具は、その種類が多く、膨大な数量となっており、この多種多様で膨大な数量となっている手術器具の管理には大変な労力を必要としている。これに対処するために様々な手術器具の管理システムが提案されている。例えば、特許文献1には、医療手術に用いる手術器具を管理するにあたり、各種の手術器具には、それ自身のステータスデータがデータキャリアに格納され、かつ、このデータキャリアを高温外部から保護せしめる耐熱保護材によって被覆して作製された識別タグが少なくとも一部に付設されており、識別タグ内のステータスデータはリーダライタ装置にて書き込むことにより逐次更新が可能であって、かつ、リーダライタ装置にて読み取った識別タグのステータスデータは表示手段に表示可能である手術器具の管理システムが開示されている。
特開2003−111772号公報
ところで、上述したように、手術器具は用途に応じて様々な種類のものが存在するが、それらの使用頻度や耐久性は手術器具の種類ごとに異なる。しかしながら、上述した特許文献1に係る手術器具の管理システムでは、各手術器具の経時的な品質変化については考慮されておらず、医療行為に不都合が生じる虞があり、改善する必要がある。
そして、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、手術器具の使用履歴のデータに基づいて、手術器具の品質管理をより適正化させる手術器具の管理システムを提供することを目的とする。
(発明の態様)
以下に示す発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項分けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれるものである。
(1)医療行為に使用される手術器具の管理システムにおいて、前記手術器具に装着されるデータキャリアと、該データキャリアに記録された情報を読み取る読取装置と、該読取装置による読取情報を記憶する集中管理装置と、を備え、
前記集中管理装置は、前記読取情報から把握される前記手術器具の使用回数に応じてアラーム表示を発する機能を有することを特徴とする手術器具の管理システム(請求項1の発明に相当)。
(1)項に記載の手術器具の管理システムでは、集中管理装置において、手術器具の使用回数に応じてアラーム表示されるので、看護師(作業者)の熟練度の如何を問わず、その手術器具の性能低下や使用限界等を把握することができる。なお、様々な手術器具に対応した使用回数ついては、病院施設にて独自に適切な回数を設定することも可能である。
(2)(1)項に記載の手術器具の管理システムであって、前記使用回数は、前記手術器具が手術室内に搬入された回数であることを特徴とする手術器具の管理システム(請求項2の発明に相当)。
(2)項に記載の手術器具の管理システムでは、手術器具の使用回数を、手術器具が手術室内に搬入された回数とすることで、手術器具の品質変化の判断に際して、手術器具の管理システム自体の構成を簡素化することができる。
(3)(1)項に記載の手術器具の管理システムであって、前記使用回数は、前記手術器具が手術中に使用された回数であることを特徴とする手術器具の管理システム(請求項3の発明に相当)。
(3)項に記載の手術器具の管理システムでは、手術器具の使用回数を、手術時、術者又は助手が手術器具を実際に使用した回数とすることで、手術器具の実際の使用状況が反映されるので、使用回数に対する手術器具の劣化程度についての判断に対して信頼性が増す。
(4)(1)項〜(3)項いずれかに記載の手術器具の管理システムにおいて、前記使用回数の設定は、前記手術器具の種類によって異なることを特徴とする手術器具の管理システム。
(4)項に記載の手術器具の管理システムでは、各種の手術器具の機能、形状及び使用方法等を考慮した上で、アラーム表示される使用回数が設定されるので、多種多様の手術器具に対してその機能、性能及び良好な操作性を確保することができる。
(5)(1)項〜(4)項いずれかに記載の手術器具の管理システムにおいて、前記手術器具の供給業者から提供される前記手術器具のリコール対象品情報に対して、前記集中管理装置は、当該リコール対象品を特定する要件の入力を受けて、当該リコール対象品に対してアラーム表示する機能を有することを特徴とする手術器具の管理システム。
(5)項に記載の手術器具の管理システムでは、病院内において、リコール対象品の所在を早急に確認することができ、早急にリコール対象品を回収することができる。
(6)医療行為に使用される手術器具の管理システムにおいて、前記手術器具に装着されるデータキャリアと、該データキャリアに記録された情報を読み取る読取装置と、該読取装置による読取情報を記憶する集中管理装置と、を備え、
前記集中管理装置は、前記読取情報から把握される前記手術器具の使用履歴をデータとして蓄積しており、そのデータに基づいて、前記手術器具の使用状況を分析する機能を有することを特徴とすることを特徴とする手術器具の管理システム(請求項4の発明に相当)。
(6)項に記載の手術器具の管理システムでは、手術器具の使用状況として、手術器具の使用頻度、同種の手術器具に対しての使用回数の比較、及び実際に稼働している手術器具の割合等を詳細に分析することができる。その分析結果から手術器具の品質管理に対して適正化を図ることができる。
(7)医療行為に使用される手術器具の管理システムにおいて、前記手術器具に装着されるデータキャリアと、該データキャリアに記録された情報を読み取る読取装置と、該読取装置による読取情報を記憶する集中管理装置と、を備え、
前記集中管理装置は、前記手術器具の供給業者における製造管理システムに通信手段を介して接続されることを特徴とする手術器具の管理システム(請求項5の発明に相当)。
(7)項に記載の手術器具の管理システムでは、集中管理装置にて記憶、蓄積した手術器具の使用履歴、すなわち使用回数や使用開始からの期間等を供給業者においても確認(共有)することができるので、供給業者側においても、手術器具の劣化程度を把握(共有)することができる。
本発明に係る手術器具の管理システムを採用することで、手術器具の使用履歴のデータに基づいて、手術器具の品質管理に対して適正化を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る手術器具の管理システムの模式図である。 図2は、2次元シンボルが刻印された手術器具の斜視図である。 図3は、RFIDタグが装着されたコンテナの斜視図である。 図4は、本発明の実施形態に係る手術器具の管理システムを使用した手術器具の管理方法であって、(a)が供給ステップ、(b)が回収ステップの様子を示す斜視図である。 図5は、図4から続く管理方法であって、(c)が洗浄ステップ、(d)が組立ステップの様子を示す斜視図である。 図6は、図5から続く管理方法であって、(e)が滅菌ステップ、(f)が保管ステップの様子を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を図1〜図6に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る手術器具の管理システム1は、図1〜図3に示すように、手術器具2に刻印される2次元シンボル4(データキャリア)と、該2次元シンボル4に記録された情報を読み取る2次元シンボルリーダ5A、5B(読取装置)と、手術器具セットを収容するコンテナ13やバスケット28(図4参照)に装着されるRFIDタグ15(データキャリア)と、該RFIDタグ15に記録された情報を読み取るRFID用アンテナ16A〜16D(図4〜図6も参照)と、これら2次元シンボルリーダ5A、5B及びRFID用アンテナ16A〜16Dによる読取情報を記憶するホストコンピュータ10(集中管理装置)と、を備えている。
図2に示すように、医療行為に使用する手術器具2としては、例えば、鉗子、剪刃、メス、メスホルダー、鑷子、開創器、吸引管、開胸器及び閉胸器など、多種多様のものがある。これら手術器具2を管理するために、当該手術器具2には、その表面に、手術器具2の属性、例えば、製品コード、シリアル番号、製造年月日等の情報を持ったデータキャリアとしての2次元シンボル4が刻印されている。図4(b)及び図5(d)を参照して、病院内には、手術器具2を管理する目的として、複数の場所(回収区域31及び組立室33)に、手術器具2の2次元シンボル4に記録された情報を読み取る2次元シンボルリーダ5A、5Bが備えられている。図3を参照して、手術器具2は、コンテナ13内に術式に応じて複数選択されて1セットとして組み立てられる。コンテナ13には、その表面に、データキャリアとして、RFID(Radio Frequency-IDentification:電波方式認識)タグ15が装着されている。このRFIDタグ15には、当該コンテナ13に関する情報が記録されており、ホストコンピュータ10において手術器具情報とコンテナ情報が紐付けされる。また、RFIDタグ15に、当該コンテナ13内に収容された手術器具2のセット明細の情報を記録することも可能である。図4(a)、図5(c)、図6を参照して、病院内には、手術器具2を管理する目的として、複数の場所(手術室30、洗浄機32、滅菌装置34及び保管区域35の入口付近)に、コンテナ13及びバスケット28に装着されたRFIDタグ15に記録された情報を読み取るRFID用アンテナ16A〜16Dがそれぞれ設置されている。
図1に示すように、2次元シンボルリーダ5A、5B及びRFID用アンテナ16A〜16Dは、病院内のネットワーク、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)等の通信手段24を介してホストコンピュータ10(集中管理装置)に接続されている。ホストコンピュータ10には、2次元シンボルリーダ5A、5B及びRFID用アンテナ16A〜16Dによる読取情報が随時記憶される。ホストコンピュータ10は、通信手段24を介して複数の携帯端末、例えばパソコン20(ノート型のパーソナルコンピュータ)と接続されており、各パソコン20の表示部21(図4(b)及び図5(d)参照)において、ホストコンピュータ10にて記憶された手術器具2の管理情報を表示することができる。携帯端末としては、パソコン20の他、タブレット端末やスマートフォン等を採用してもよい。なお、ホストコンピュータ10には、手術器具2の管理情報の他、患者の電子カルテ、手術予定情報及び滅菌装置34(図6(e)参照)の作動情報(滅菌開始時刻、滅菌完了時刻及び滅菌バリデーション管理)等がデータとして管理されており、これら手術器具2の管理情報、患者の電子カルテ、手術予定情報及び滅菌装置34の作動情報等を互いにリンクさせて、所望の情報を出力することができる。また、ホストコンピュータ10において、手術器具2の管理情報を記憶している領域は、Webによる通信や光通信等の通信手段25を介して、手術器具2の供給業者の製造管理システム26に接続されている。なお、供給業者の製造管理システム26には、各種の手術器具2における、製造工場、製造計画、製造工程、在庫数、製造原価等、製造に関わる様々な情報が管理されている。
次に、本実施形態に係る手術器具の管理システム1を使用した、病院内での手術器具2の管理方法を図4〜図6を参照しながら以下に説明する。
複数の手術器具2が1セット(手術器具セット)として組み立てられたコンテナ13は、病院内において、次に示す各ステップからなる循環サイクルを循環している。すなわち、病院内における手術器具2の循環サイクルは、図4(a)に示す、手術器具セット(コンテナ13)を手術室30内に搬入して供給する供給ステップと、図4(b)に示す、手術で用いた手術器具セットを回収する回収ステップと、図5(c)に示す、回収された手術器具2を洗浄する洗浄ステップと、図5(d)に示す、洗浄された手術器具2を所定のコンテナ13内に組み立てる組立ステップと、図6(e)に示す、組み立てられた手術器具セット(コンテナ13)を滅菌する滅菌ステップと、図6(f)に示す、滅菌された手術器具セット(コンテナ13)を保管する保管ステップと、からなる。供給ステップと回収ステップとの間で、患者の手術が行われる。そして、保管ステップにて保管された手術器具セットは、次回以降の供給ステップに供されることになる。なお、図5(c)に示すように、洗浄ステップで使用する、多数の手術器具2を収容する各バスケット28にも、RFIDタグ15が装着されている。
図4(a)を参照して、手術室30に通じる入口通路の側方にRFID用アンテナ16Aが設置されている。そして、供給ステップでは、作業者は、複数のコンテナ13を上下方向に重ねるように、また進行方向に沿って並べるように載せたラック27を入口通路に沿って手術室30内に移動させる。その際に、RFID用アンテナ16Aにより複数のコンテナ13それぞれに装着されたRFIDタグ15の情報が読み取られる。この読取情報がホストコンピュータ10に伝送されてデータとして記憶、蓄積される。このとき、作業者はラック27を移動させる作業だけであり、手術器具2の管理作業として手間がかかることはない。
続いて、手術室30にて手術が終了すると、回収ステップが行われ、該回収ステップでは、多数の手術器具2が、手術室30から手術室30外の所定の回収区域31に回収される。図4(b)を参照して、当該回収区域31にて、作業者一人に対して2次元シンボルリーダ5A及びパソコン20がそれぞれ与えられている。回収ステップでは、作業者が、回収された多数の手術器具2の2次元シンボル4を、順次2次元シンボルリーダ5Aのスキャン部6にかざすようにしてその記録された情報を読み取り、バスケット28内に収容する。このとき、各手術器具2の2次元シンボル4が、正常に2次元シンボルリーダ5Aに読み取られると、2次元シンボルリーダ5Aまたはパソコン20から読取音が発せられる。この読取音により、作業者は、各手術器具2の2次元シンボル4が2次元シンボルリーダ5Aにより正常に読み取られたことを認識する。そして、2次元シンボルリーダ5Aによる読取情報がホストコンピュータ10に伝送されてデータとして記憶、蓄積される。これと同時に、ホストコンピュータ10への読取情報により、パソコン20の表示部21では、2次元シンボル4を読み取った当該手術器具2のカウント状況が表示される。作業者が上述した読取作業を繰り返すことで、2次元シンボルリーダ5Aからホストコンピュータ10に読取情報が順次伝送されて、パソコン20の表示部21において、2次元シンボル4を読み取った(回収された)手術器具2が順次カウントされていく(そのカウント状況が表示される)。そして、作業者は、パソコン20の表示部21の表示内容、すなわち各コンテナ13の手術器具セットの回収完了通知により、手術に使用した全ての手術器具2が回収されたことを確認する。
続いて、洗浄ステップに移るが、図5(c)を参照して、洗浄ステップでは、多数の手術器具2がバスケット28に収容された状態で洗浄機32内に搬入されて洗浄される。なお、洗浄機32にバスケット28を搬入するコンベア31Aの側方にRFID用アンテナ16Bが設置されている。そして、洗浄ステップでは、洗浄機32へ、多数の手術器具2が収容されたバスケット28がラック27に載せられた状態で、コンベア31Aにより搬入される。その際に、RFID用アンテナ16Bにより複数のバスケット28それぞれに装着されたRFIDタグ15の情報が読み取られる。この読取情報がホストコンピュータ10に伝送されてデータとして記憶、蓄積される。
続いて、組立ステップに移るが、図5(d)を参照して、組立ステップでは、作業者によって、洗浄された多数の手術器具2を、複数のコンテナ13内にそれぞれ組み立てる。当該組立ステップを行う組立室33にて、作業者一人に対して2次元シンボルリーダ5B及びパソコン20がそれぞれ与えられている。そして、組立ステップでは、作業者が、バスケット28内の多数の手術器具2を一つずつ取り上げて、手術器具2の形状確認及び機能確認を行い、損傷及び機能低下していないか目視により判断して、良好であると判断された場合には、当該手術器具2の2次元シンボル4を、2次元シンボルリーダ5Bのスキャン部6にかざすようにしてその記録された情報を読み取るようにする。すると、各手術器具2の2次元シンボル4が、正常に2次元シンボルリーダ5Bによって読み取られると、2次元シンボルリーダ5Bまたはパソコン20から読取音が発せられ、その読取情報がホストコンピュータ10に伝送されてデータとして記憶、蓄積される。これと同時に、ホストコンピュータ10からの読取情報によりパソコン20の表示部21には、2次元シンボル4を読み取った当該手術器具2が組み立てられるコンテナ13が選択的に表示される。作業者は、この表示内容を確認して、当該手術器具2を、選択されたコンテナ13内、詳しくはコンテナ13内のバスケット13Aに組み立てる。作業者が上述した作業を繰り返すことで、ホストコンピュータ10の読取情報によりパソコン20の表示部21において、各コンテナ13内のバスケット13Aに組み立てられた手術器具2が順次カウントされていく(そのカウント状況が表示される)。そして、パソコン20の表示部21において、各コンテナ13において組立完了通知が表示されると、当該手術器具セットが収容されたコンテナ13は、次の滅菌ステップに進む。
なお、組立室33では、通常は複数の作業者により、手術器具2のコンテナ13への組立作業が実施される。よって、各作業者それぞれに与えられる2次元シンボルリーダ5Bにおいては、手術器具2の2次元シンボル4が、正常に2次元シンボルリーダ5Bによって読み取られた際の読取音を聞き分けることができるようにその音(周波数)を互いに変えて設定されてある。これにより、作業者が互いに近い距離で組立作業を実施していても、互いの2次元シンボルリーダ5Bから発せられる読取音を聞き分けることができ、作業者の聞き間違いによる組立作業の不具合を抑制することができる。
続いて、滅菌ステップに移るが、図6(e)を参照して、滅菌ステップでは、手術器具セットが収容されたコンテナ13が滅菌装置34内に搬入されて滅菌される。滅菌装置34に通じる入口通路の側方にRFID用アンテナ16Cが設置されている。なお、RFID用アンテナ16Cを、滅菌装置34からの出口通路の側方に設置してもよい。そして、作業者は、複数のコンテナ13を上下方向に重ねるように、また進行方向に沿って並べるように載せたラック27を入口通路に沿って滅菌装置34内に移動させる。その際に、RFID用アンテナ16Cにより複数のコンテナ13それぞれに装着されたRFIDタグ15の情報が読み取られる。この読取情報がホストコンピュータ10に伝送されてデータとして記憶、蓄積される。このとき、作業者はラック27を移動させる作業だけであり、手術器具2の管理作業として手間がかかることはない。なお、滅菌装置34の作動情報として、滅菌開始時刻、滅菌完了時刻及び滅菌バリデーション管理等が通信手段24を介してホストコンピュータ10に伝送されてデータとして記憶、蓄積される。
ところで、病院にて複数の滅菌装置34が運用されている場合、ホストコンピュータ10にて、少なくとも、手術器具2の管理情報と、滅菌装置34の作動情報とをリンクさせることにより、RFID用アンテナ16Cの設置数を最小限に抑えることができる。すなわち、通常は、各滅菌装置34への入口通路の側方にRFID用アンテナ16Cをそれぞれ設置しているが、ホストコンピュータ10にて、少なくとも、手術器具2の管理情報と、滅菌装置34の作動情報とをリンクさせることができれば、複数の滅菌装置34が配置される各滅菌装置34の設置スペースに通じる入口通路の側方に1箇所RFID用アンテナ16Cを設置することで、各コンテナ13が滅菌ステップに進んだことを管理することができる。これにより、高額なRFID用アンテナ16Cの設置数を最小限に抑えることで、管理システム1のコストを削減することができる。
続いて、保管ステップに移るが、図6(f)を参照して、保管ステップでは、滅菌ステップ後の各コンテナ13が保管区域35に保管される。なお、保管区域35に通じる入口通路の側方にはRFID用アンテナ16Dが設置されている。そして、作業者は、複数のコンテナ13を上下方向に重ねるように、また進行方向に沿って並べるように載せたラック27を入口通路に沿って保管区域35内に移動させる。その際に、RFID用アンテナ16Dにより複数のコンテナ13それぞれに装着されたRFIDタグ15の情報が読み取られる。この読取情報がホストコンピュータ10に伝送されてデータとして記憶、蓄積される。
上述したように、多数の手術器具2が、供給ステップ→回収ステップ→洗浄ステップ→組立ステップ→滅菌ステップ→保管ステップを循環して、各コンテナ13及びバスケット28に装着されたRFIDタグ15に記録された情報が、所定のタイミングにてRFID用アンテナ16A〜16Dにより読み取られ、また手術器具2の2次元シンボル4に記録された情報が、所定のタイミングにて2次元シンボルリーダ5A、5Bにより読み取られると、ホストコンピュータ10にて、手術器具セット(コンテナ13)及び手術器具2単体が上述したステップを、1回循環したものとしてカウントされ、手術器具セット(コンテナ13)の使用回数及び手術器具2単体の使用回数としてカウントされる。
また、ホストコンピュータ10では、手術器具2の、予め設定された使用回数に応じてアラーム表示を発するように構成されている。具体的には、手術器具2の上述した循環サイクルにおいて、手術器具2の2次元シンボル4の情報が2次元シンボルリーダ5A、5Bより読み取られ、ホストコンピュータ10が、当該手術器具2が予め設定された所定の使用回数に到達したと判断すると、パソコン20の表示部21において、当該手術器具2に対してアラーム表示、すなわち警告音や警告表示が発せられる。本実施形態では、この設定される使用回数は、手術器具2の著しい性能低下、使用限界及び要交換を示唆する回数である。これにより、作業者は、手術器具2が所定の使用回数に到達したことを把握することができ、当該手術器具2の交換等を実施することができる。交換する際には、新しい手術器具2の情報(2次元シンボル4)をホストコンピュータ10に登録するようにする。
アラーム表示される使用回数は、手術器具2の種類に応じて適宜設定される。例えば、脳外科用の手術器具2、整形外科用の手術器具2及び一般外科用の手術器具2の区別によって、アラーム表示される使用回数を相違させるようにしても良い。また、病院独自にて、手術器具2のアラーム表示される使用回数を適宜設定してもよい。さらに、同一の手術器具セット内において、各手術器具に対してアラーム表示される使用回数を相違させるようにしても良い。このように、手術器具2において、使用回数に応じてアラーム表示する構成を採用しているので、熟練した看護師(作業者)でなくても、その手術器具2の性能低下や使用限界等を把握することができる。また、手術器具2の、特に、目視では確認できない経年劣化へ対応することができる。
なお、本実施形態では、ホストコンピュータ10は、手術器具2の使用回数に基づいてアラーム表示を発するように構成しているが、病院に対して供給業者から手術器具2におけるリコール対象品情報を受けた場合、ホストコンピュータ10は、そのリコール対象品を特定する要件の入力を受けることで、当該リコール対象品に対してアラーム表示するように構成することもできる。
そして、ホストコンピュータ10には、手術器具2の管理情報として、手術器具セット(コンテナ13)及び各手術器具2それぞれの使用履歴がデータとして記憶、蓄積される。なお、使用履歴は、使用開始年月日、使用回数、使用開始からの期間及び滅菌された回数等の情報である。また、ホストコンピュータ10において、過去から現在に至るまでの特定日時における、特定の手術器具セット(コンテナ13)及び特定の手術器具2単体の所在(供給ステップ、回収ステップ、洗浄ステップ、組立ステップ、滅菌ステップまたは保管ステップ)を確認することができる。さらに、例えば、ホストコンピュータ10において、手術器具2の管理情報と、患者の電子カルテと、手術予定情報と、滅菌装置34の作動情報と、をリンクさせることにより、いつ、どの患者に、どの滅菌装置34(滅菌バリデーション)で滅菌された、どの手術器具セット(使用回数も把握できる)を使用して、手術が行われたかを追跡調査することができる。さらに、例えば、手術器具2の管理情報と、患者の電子カルテと、手術予定情報と、をリンクさせることにより、手術前日における、多数の手術器具セット(コンテナ13)の準備作業を簡素化することができる。
また、ホストコンピュータ10には、手術器具2の管理情報として、手術器具セット(コンテナ13)及び各手術器具2それぞれの使用履歴がデータとして記憶、蓄積されているので、そのデータに基づいて様々な分析が可能になる。すなわち、そのデータに基づいて手術器具2の使用状況を分析して、その分析結果に基づいて、以降の、手術器具2の品質管理をより適正化することができる。例えば、使用履歴から手術器具セット(コンテナ13)及び手術器具2単体の使用頻度、例えば1ヶ月に10回の割合で使用する等の使用頻度の正当性を分析することができる。また、同種の複数の手術器具2(手術器具セット)に対してその使用回数を分析して、使用回数が大幅に偏っている場合には、使用回数の少ない側の手術器具2(手術器具セット)の使用を促進するように、各手術器具2(各手術器具セット)の使用に係る優先順位を設定することもできる。さらに、病院内の手術器具2の総数(総資産)に対して、実際に稼働している手術器具2の割合を詳細に分析することもでき、手術器具2の数量を必要最小限に抑制することができる。
さらに、ホストコンピュータ10において、手術器具2の管理情報を記憶している領域が、通信手段25を介して、手術器具2の供給業者の製造管理システム26に接続されているので、ホストコンピュータ10にて蓄積された手術器具2の使用回数等の使用履歴を供給業者においても確認(共有)することができる。これにより、供給業者側において、手術器具2の劣化程度を把握(共有)することができ、特に、指定された使用回数を超えて使用されている場合に、その情報を対象病院の手術器具2の管理者に伝達することにより、当該手術器具2が医療行為に使用されることを抑制することができる。また、手術器具2の供給業者は、多数の病院からの手術器具2の管理情報を得ることができるので、多種多様の手術器具2の製造計画を容易に立てることができ(必要に応じて見直すことができ)、製造計画、在庫管理等、供給業者側にも多くのメリットがある。
なお、上述した実施形態では、手術器具セット(コンテナ13)及び手術器具2単体が、供給ステップ→回収ステップ→洗浄ステップ→組立ステップ→滅菌ステップ→保管ステップを循環した際、すなわち、手術室30内に搬入された際、手術器具セット(コンテナ13)及び手術器具2単体の使用回数がカウントされるが、手術器具2単体の使用回数を、手術中に術者又は助手が実際に手術器具2を使用した回数を使用回数としてカウントすることもできる。この実施形態には、例えば、手術室30内における手術のカメラ画像から、術者又は助手が把持した手術器具2の2次元シンボル4を認識して読み取るようにして、使用回数をカウントするようにしている。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る手術器具の管理システム1に採用したホストコンピュータ10は、2次元シンボルリーダ5A、5B及びRFID用アンテナ16A〜16Dによる読取情報から把握される手術器具2の使用回数に応じてアラーム表示を発する機能を有する。これにより、作業者が熟練した看護師でなくても、その手術器具2の性能低下や使用限界等を把握することができ、医療行為における不都合を抑制することできる。そして、本実施形態に係る手術器具の管理システム1を採用すれば、手術器具2の品質管理に対して適正化を図ることができる。
また、本発明の実施形態に係る手術器具の管理システム1では、手術器具2の使用回数を、手術器具2が手術室30に搬入された回数とすることで、手術器具2の品質変化の判断に際して、管理システム1自体の構成を簡素化することができる。なお、他の実施形態として、手術器具2の使用回数を、手術器具2が術者又は助手によって手術中に実際に使用される回数とすることにより、使用回数に対する手術器具2の劣化程度についての判断に対して信頼性が向上する。
さらに、本発明の実施形態に係る手術器具の管理システム1では、手術器具2の使用履歴のデータに基づいて、手術器具2の使用状況として、手術器具2の使用頻度、同種の手術器具2に対しての使用回数の比較、及び実際に稼働している手術器具2の割合等を分析でき、その分析結果から以後の手術器具2の品質管理をより適正化することができる。
さらにまた、本発明の実施形態に係る手術器具の管理システム1では、ホストコンピュータ10における手術器具2の管理情報を記憶している領域が、通信手段25を介して、手術器具2の供給業者の製造管理システム26に接続されているので、病院内の手術器具2の使用履歴、すなわち使用回数や使用開始からの期間等を供給業者においても確認(共有)することができる。これにより、供給業者側においても、手術器具2の劣化程度を把握(共有)することができる。
なお、本実施形態では、手術器具2の表面に、データキャリアとして2次元シンボル4を刻印しているが、RFIDタグ15を装着するようにしてもよい。また、本実施形態では、作業の効率化を図るために、コンテナ13にRFIDタグ15を装着しているが、その表面に2次元シンボル4を刻印するようにしてもよい。また、手術器具2及びコンテナ13の管理を、バーコードでの管理とする形態を採用してもよい。
また、本実施形態では、ホストコンピュータ10からアラーム表示が発せられる手術器具2の使用回数は、手術器具2の性能低下及び使用限界を示唆する回数に設定されているが、予め設定する使用回数を数段階に分けて、例えば、150回、180回、200回(最後)に分けて、使用回数ごとにアラーム表示を発するようにしてもよい。すなわち、手術器具2の使用回数が、例えば、150回に到達した際は、使用限界が近づいていること示唆すべくアラーム表示して、次に180回に到達した際には、使用限界が差し迫っていること示唆すべくアラーム表示して、最終的に200回に到達した際には、使用限界であり要交換であることを示唆すべくアラーム表示するようにしてもよい。
1 手術器具の管理システム,2 手術器具,4 2次元シンボル(データキャリア),5A、5B 2次元シンボルリーダ(読取装置),10 ホストコンピュータ(集中管理装置),26 製造管理システム,30 手術室

Claims (5)

  1. 医療行為に使用される手術器具の管理システムにおいて、
    前記手術器具に装着されるデータキャリアと、
    該データキャリアに記録された情報を読み取る読取装置と、
    該読取装置による読取情報を記憶する集中管理装置と、
    を備え、
    前記集中管理装置は、前記読取情報から把握される前記手術器具の使用回数に応じてアラーム表示を発する機能を有することを特徴とする手術器具の管理システム。
  2. 請求項1に記載の手術器具の管理システムであって、
    前記使用回数は、前記手術器具が手術室内に搬入された回数であることを特徴とする手術器具の管理システム。
  3. 請求項1に記載の手術器具の管理システムであって、
    前記使用回数は、前記手術器具が手術中に使用された回数であることを特徴とする手術器具の管理システム。
  4. 医療行為に使用される手術器具の管理システムにおいて、
    前記手術器具に装着されるデータキャリアと、
    該データキャリアに記録された情報を読み取る読取装置と、
    該読取装置による読取情報を記憶する集中管理装置と、
    を備え、
    前記集中管理装置は、前記読取情報から把握される前記手術器具の使用履歴をデータとして蓄積しており、そのデータに基づいて、前記手術器具の使用状況を分析する機能を有することを特徴とする手術器具の管理システム。
  5. 医療行為に使用される手術器具の管理システムにおいて、
    前記手術器具に装着されるデータキャリアと、
    該データキャリアに記録された情報を読み取る読取装置と、
    該読取装置による読取情報を記憶する集中管理装置と、
    を備え、
    前記集中管理装置は、前記手術器具の供給業者における製造管理システムに通信手段を介して接続されることを特徴とする手術器具の管理システム。
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