JP7178040B2 - 手術器具の管理システム - Google Patents

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本発明は、病院内において医療行為に使用される鋼製小物等の手術器具を管理する手術器具の管理システム関するものである。
病院内で使用される手術器具は、その種類が多く、膨大な数量となっており、多種多様で膨大の数量である手術器具は、病院内において、保管場所から手術室内に移動され患者の手術に使用される手術工程と、手術で使用した後回収される回収工程と、回収された後洗浄する洗浄工程と、洗浄された後を専用のコンテナに収容して組み立てる組立工程と、組み立てられた後滅菌される滅菌工程と、滅菌された後保管される保管工程と、を順次循環している(特許文献1参照)。このようにして循環する多種多様の手術器具の管理には大変な労力を必要としている。
そして、近年では、手術器具の管理システムとして様々なものが提案されている。当該管理システムは、手術器具に刻印される2次元シンボルと、該2次元シンボルに記録された属性情報を読み取る読取装置と、該読取装置による読取情報を記憶する集中管理装置と、を備えたものがある。手術器具に刻印された2次元シンボルには、手術器具の、製品コード、シリアル番号、製造年月日等の属性情報が記録されている。また読取装置は、前記回収工程が実施されるエリアや、前記組立工程が実施されるエリア等、適宜エリアに設置されている。
そこで、例えば、組立工程においては、看護師等の医療従事者が、洗浄工程によって洗浄された多種多数の手術器具を取り上げて、手術器具の2次元シンボルを読取装置の読取センサ部上にかざすことで、読取装置にて当該2次元シンボルに記録された属性情報を読み取るようにしている。また、この組立工程では、医療従事者が、各手術器具の2次元シンボルを読取装置にて読み取らせた後、各手術器具を専用のコンテナの所定位置にそれぞれ収容して専用の手術器具セットを組み立てる作業を行っている。
上述したように、従来の手術器具の管理システムでは、特に、組立工程において、医療従事者が、多種多様で多数の手術器具の2次元シンボルを読取装置にて読み取らせた後、各手術器具を専用のコンテナの所定位置にそれぞれ収容して、専用の手術器具セットを組み立てる作業を行っているが、この組立作業は、専門的な知識を有し、各手術器具の機能及び各手術器具のコンテナへの収容位置等を熟知した医療従事者が行うのが通例である。
しかしながら、この組立工程に係る作業は、人力に頼っており、手術器具が多種多様でありその数量が膨大であることからその負担が大きいが、手術器具の2次元シンボルを読取装置に読み取らせることなくコンテナに収容してしまったり、手術器具のコンテナ内への収容位置を間違えたり、ある特定の手術器具をコンテナに収容せずに手術器具セットが未完了のまま次工程に流れる等の、様々な人為的なミスの発生を確実に回避する必要がある。これに伴う、手術器具の管理記録に誤りが生じる懸念や、医療現場(外科手術行為)における不都合が発生する虞を無くすために、この組立作業には、専門性をもった熟練者が作業する必要があり、その結果、人的コストが高くなり、病院の経営状況が悪化する虞がある。
また、上述したように、手術器具には、それを管理するために、その表面に2次元シンボルが刻印されているが、病院の中には、2次元シンボルが刻印されていない手術器具を多数所有する病院があり、病院内における手術器具の管理に支障を来している。これら2次元シンボルが刻印されていない手術器具に2次元シンボルを刻印するには、まず、病院内にレーザマーキング装置及びシンボル読み取り装置等を持ち込む。続いて、医療従事者等の病院内の作業者が、多数の手術器具を、レーザマーキング装置の刻印位置に順次移動させた後、レーザマーキング装置により手術器具の表面に2次元シンボルを刻印して、その後、シンボル読み取り装置により当該手術器具の2次元シンボルが正確に読み取れるかどうかを確認している(特許文献2参照)。しかしながら、この作業のうち、手術器具をレーザマーキング装置及びシンボル読み取り装置に移動させる作業は人力に頼っている。
特開2017-148115号公報 特開2015-87926号公報
上述したように、従来の手術器具の管理システムでは、特に、組立工程に係る作業において、人為的なミスが生じることを抑制するために、熟練者にとってその負担が大きくなり、医療現場において不都合が発生する虞がある。そのうえ、この組立作業を、専門性をもった熟練者が作業することによる、人的コストも高くなる。
さらに、特に、2次元シンボルが刻印されていない手術器具を多数所持している病院では、病院内において、手術器具をレーザマーキング装置及びシンボル読み取り装置に移動させる作業を省力化する必要がある。さらにまた、手術器具の製造工場においても、手術器具をレーザマーキング装置及びシンボル読み取り装置に移動させる作業を省力化する必要がある。
そして、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、手術器具の管理システム提供することにより、人為的なミスを抑制すると共に病院内における省力化を実現させことを目的とする。
(発明の態様)
以下に示す発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項分けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれるものである。
(1)医療行為に使用される手術器具の管理システムであって、前記手術器具に装着されるデータキャリアと、該データキャリアに記録された属性情報を読み取る読取センサ部を有する読取装置と、前記多数の手術器具から任意の手術器具をピックアップして、当該手術器具を特定のコンテナに収容するロボットと、前記読取装置による読取情報を記憶する集中管理装置と、を備え、前記ロボットは、前記手術器具をロボットハンドによりピックアップする機能と、当該ピックアップした手術器具をロボットアームにより前記読取装置に移動させ、当該手術器具のデータキャリアに記録された属性情報を前記読取装置の読取センサ部に読み取らせる機能と、前記集中管理装置から伝送される前記手術器具の属性情報により、当該ピックアップした手術器具を収容する特定のコンテナを選択して収容する機能と、を含むことを特徴とする手術器具の管理システム(請求項1の発明に相当)。
(1)項に記載の手術器具の管理システムでは、ロボットが、多種多様で多数の手術器具の中から、手術器具を一つずつピックアップして、読取装置の読取センサ部に順次移動させるので、上述したような、例えば、手術器具に装着されたデータキャリアを読取装置に読み取らせることなく、コンテナに収容してしまう等の人為的なミスを抑制することができる。なお、前記データキャリアは、手術器具の、製品コード、シリアル番号、製造年月日等の属性情報が記録されている1次元シンボル(いわゆるバーコード)、2次元シンボル及びRFIDタグ等に相当する。また、手術器具を特定のコンテナの所定位置に収容して手術器具セットとして組み立てる作業を、ロボットが行うので、上述したような、例えば、組立工程における手術器具のコンテナ内への収容位置を間違えたり、ある特定の手術器具をコンテナに収容せずに手術器具セットが未完了のまま次工程に流れる等の人為的なミスを抑制することができる。
(2)医療行為に使用される手術器具の管理システムであって、前記手術器具に装着されるデータキャリアと、該データキャリアの画像を得る視覚センサを有し、前記多数の手術器具から任意の手術器具をピックアップして、当該手術器具を特定のコンテナに収容するロボットと、該ロボットに内蔵され、前記視覚センサからの画像データにより前記データキャリアに記録された属性情報を読み取る読取装置と、前記読取装置による読取情報を記憶する集中管理装置と、を備え、前記ロボットは、前記手術器具をロボットハンドによりピックアップする機能と、当該ピックアップした手術器具のデータキャリアを前記視覚センサにより撮影して、内蔵された前記読取装置により、前記視覚センサからの画像データに基づいて前記データキャリアに記録された属性情報を読み取る機能と、前記集中管理装置から伝送される前記手術器具の属性情報により、当該ピックアップした手術器具を収容する特定のコンテナを選択して収容する機能と、を含むことを特徴とする手術器具の管理システム(請求項2の発明に相当)。
(2)項に記載の手術器具の管理システムでは、多種多様で多数の手術器具の中から、一つの手術器具のデータキャリアをロボットに備えた視覚センサにより撮影して、その画像データ、すなわちデータキャリアに記録された属性情報を読取装置にて読み取り、その属性情報を集中管理装置にて記録することができる。その後、ロボットにより、当該手術器具をピックアップして、次の工程に移動させることができる。なお、上記データキャリアは、1次元シンボル及び2次元シンボルに相当する。また、手術器具を特定のコンテナの所定位置に収容して手術器具セットとして組み立てる作業を、ロボットが行うので、上述したような、例えば、組立工程における手術器具のコンテナ内への収容位置を間違えたり、ある特定の手術器具をコンテナに収容せずに手術器具セットが未完了のまま次工程に流れる等の人為的なミスを抑制することができる。
(3)(1)項または(2)項に記載の手術器具の管理システムであって、前記手術器具に前記データキャリアとしての1次元または2次元シンボルを刻印する刻印装置を備え、前記ロボットは、前記データキャリアが装着されていない前記手術器具をピックアップして、前記刻印装置の刻印位置に移動させる機能を含むことを特徴とする手術器具の管理システム(請求項の発明に相当)。
(3)項に記載の手術器具の管理システムでは、病院の中には、手術器具の表面に1次元または2次元シンボルが刻印されていない手術器具を多数所有している病院があり、その場合は、病院内に刻印装置及びロボットを持ち込み、手術器具の表面への1次元または2次元シンボルの刻印作業を行うことができる。これにより、ロボットが医療従事者等の作業者に代わって作業するので、病院内の省力化を実現することができる。
(4)(3)項に記載の手術器具の管理システムであって、前記刻印装置により刻印された1次元または2次元シンボルの良否を評価する評価装置を備え、前記ロボットは前記刻印装置によりその表面に1次元または2次元シンボルが刻印された手術器具を、前記刻印装置の刻印位置から前記評価装置に移動させる機能を含むことを特徴とする手術器具の管理システム(請求項の発明に相当)。
(4)項に記載の手術器具の管理システムでは、病院内に評価装置を持ち込み、刻印装置にて手術器具の表面に1次元または2次元シンボルを刻印した後、同一のロボットにより、当該手術器具を評価装置に移動させて、当該評価装置にてその手術器具に刻印された1次元または2次元シンボルの良否を評価することができる。これにより、さらに、病院内の省力化を実現することができる。
本発明に係る手術器具の管理システムを採用することで、病院内での省力化を実現することができ、ひいては病院の経営状況を良好にすることができる
図1は、本発明の第1実施形態に係る手術器具の管理システムの模式図である。 図2は、2次元シンボルが刻印された手術器具の斜視図である。 図3は、RFIDタグが装着されたコンテナの斜視図である。 図4は、病院内における手術器具の循環サイクルを説明するための図である。 図5は、組立ステップにてロボットが作業する様子を示す概略斜視図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係る手術器具の管理システムに採用されたロボットの概略斜視図である。 図7は、本発明の実施形態に係る手術器具の製造設備の概略斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を図1~図7に基づいて詳細に説明する。
まず、第1実施形態に係る手術器具の管理システム1aを図1~図5に基づいて詳細に説明する。
第1実施形態に係る手術器具の管理システム1aは、図1~図3に示すように、手術器具2に刻印される2次元シンボル4(データキャリア)と、該2次元シンボル4に記録された属性情報を読み取る読取センサ部5Aを有する2次元シンボルリーダ5(読取装置)と、手術器具セットを収容するコンテナ17やバスケット40に装着されるRFIDタグ6と、手術器具2をピックアップして、2次元シンボルリーダ5の読取センサ部5Aに移動させ、当該手術器具2を当該読取センサ部5Aから専用のコンテナ17の所定位置に移動させるロボット10aと、該RFIDタグ6に記録された属性情報を読み取るRFID用アンテナ11と、これら2次元シンボルリーダ5及びRFID用アンテナ11による読取情報を記憶するホストコンピュータ15(集中管理装置)と、を備えている。
図2に示すように、医療行為に使用する手術器具2としては、例えば、鉗子、剪刃、メス、メスホルダー、鑷子、開創器、吸引管、開胸器及び閉胸器など、多種多様のものがある。これら手術器具2を管理するために、当該手術器具2には、その表面に、当該手術器具2の属性、例えば、製品コード、シリアル番号、製造年月日等の属性情報が記録されたデータキャリアとしての2次元シンボル4が刻印されている。なお、本実施形態では、手術器具2に2次元シンボル4が刻印されているが、1次元シンボル、いわゆるバーコードを刻印してもよい。
図1~図3に示すように、図4も適宜参照して、病院内には、手術器具2を管理する目的として、複数の場所(回収区域31及び組立室33)に、手術器具2の2次元シンボル4に記録された属性情報を読み取る読取センサ部5Aを有する2次元シンボルリーダ5が備えられている。手術器具2は、コンテナ17内に術式に応じて複数選択されて1セットとして組み立てられる。コンテナ17には、その表面に、データキャリアとして、RFID(Radio Frequency-IDentification:電波方式認識)タグ15が装着されている。このRFIDタグ6には、当該コンテナ17に関する属性情報が記録されており、ホストコンピュータ15において手術器具情報とコンテナ情報が紐付けされる。また、RFIDタグ6に、当該コンテナ17内に収容された手術器具2のセット明細の情報を記録することも可能である。病院内には、手術器具2を管理する目的として、複数の場所(手術室30、洗浄機32、滅菌装置34及び保管区域35の入口付近)に、コンテナ17及びバスケット40のRFIDタグ6に記録された属性情報を読み取るRFID用アンテナ11がそれぞれ設置されている。
2次元シンボルリーダ5及びRFID用アンテナ11は、病院内のネットワーク、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)等の通信手段13を介してホストコンピュータ15(集中管理装置)に接続されている。ホストコンピュータ15には、2次元シンボルリーダ5及びRFID用アンテナ11による読取情報が随時記憶される。ホストコンピュータ15は、通信手段13を介してロボット10aのロボット制御部25及びパソコン27に接続されている。
図1~図5に示すように、ロボット10a、特にロボット制御部25はホストコンピュータ15と通信手段13を介して接続されている。当該ロボット10aは、多種多様の手術器具2の中から任意の手術器具2を一つずつピックアップして、2次元シンボルリーダ5の読取センサ部5A上に移動させる機能を有し、また、2次元シンボルリーダ5により手術器具2の2次元シンボル4に記録された属性情報を読み取った後、その手術器具2を専用のコンテナ17の所定位置に収容する機能を有する。当該ロボット10aは、多関節型ロボットにて構成され、ロボットアーム20及び手術器具2を把持するロボットハンド21を有している。
ロボット10aは、大略、ピッキング用のカメラ等で構成される第1視覚センサ(図示略)を有し、第1視覚センサからの画像を処理して、複数の手術器具2の中から任意の手術器具2を一つずつピックアップするピッキング装置23と、各手術器具2が収容されるべき専用のコンテナ17、及びその専用のコンテナ17内への収容位置等の情報が予め記憶される記憶部24と、様々な検出センサ(図示略)等からの信号を得て、ロボットアーム20及びロボットハンド21の動作を制御するロボット制御部25と、を備えている。なお、多関節型ロボット10aにおいては、ロボット制御部25へ検出結果を伝送する様々な検出センサ等を多数備えているが、これらの検出センサの構成等は、周知であるためにここでの説明を省略する。
そして、このロボット10aは、まず、ピッキング装置23及びロボット制御部25により、多数の手術器具2の中から、任意の手術器具2をピックアップして、その手術器具2の2次元シンボル4を2次元シンボルリーダ5の読取センサ部5A上にかざすように移動させる。すると、2次元シンボルリーダ5により当該2次元シンボ4ルに記録された属性情報が読み取られ、その属性情報がホストコンピュータ15に記憶、蓄積される。引き続き、ホストコンピュータ15の読取情報に基づいて、ホストコンピュータ15からロボット制御部25に、ピックアップした当該手術器具2の属性情報が伝達される。これにより、ロボット10aの記憶部24に予め記憶された、当該手術器具2が組み立てられるべきコンテナ17の情報及び当該手術器具2のコンテナ17内への位置情報より、当該手術器具2が組み立てられるべき専用のコンテナ17及びそのコンテナ17内への収容位置が特定される。その後、ロボット制御部25によってロボットアーム20及びロボットハンド21の動作が制御されて、当該手術器具2が専用のコンテナ17の所定位置に収容される。
なお、多数の手術器具2は、ロボット10aにピックアップされる前段階では、2次元シンボル4が下方を向き、互いに重なり合わないように置かれていることが好ましい。また、乱雑に重なり合って置かれた各手術器具2をピックアップするために、ロボット10aにピンピッキング装置を導入することもできる。
また、ロボット10aには、手術器具2を第1視覚センサにより撮影した画像データを、記憶部24に記憶されている手術器具2の画像データと比較して、その画像データが略一致しているか否か、または不一致の程度を検出することで、手術器具2の経年劣化の程度を検出することもできる。そして、不一致の程度により、当該手術器具2を廃棄処分または修理品として、ホストコンピュータ15にその情報を伝送して、当該手術器具2を専用のコンテナ17ではなく、他のバスケットやトレーに移動させるようにすることもできる。
次に、第1実施形態に係る手術器具の管理システム1aを使用した、病院内での手術器具2の管理方法を図1~図5に基づいて説明する。
多数の手術器具2(手術器具セットとして組み立てられた複数のコンテナ17)は、病院内において、次に示す各ステップを循環している。すなわち、病院内における多数の手術器具2は、保管区域35から手術室30内に搬入されて供給される供給ステップ→手術室30から回収されて回収区域31にてその回収状況が確認される回収ステップ→回収区域31から洗浄機32に搬入されて該洗浄機32より洗浄される洗浄ステップ→洗浄機32から組立室33に搬入されて該組立室33にて所定のコンテナ17内にセット組される組立ステップ→組立室33から滅菌装置34に搬入されて該滅菌装置34により滅菌される滅菌ステップ→滅菌装置34から保管区域35に搬入されて該保管区域35に保管される保管ステップを循環している。供給ステップと回収ステップとの間で、手術器具2は、手術室30内で患者の手術に使用される。なお、洗浄ステップで使用する、多数の手術器具2を収容する各バスケット40にも、RFIDタグ6が装着されている。
図4に示すように、手術室30に通じる入口通路の両側方にRFID用アンテナ11、11がそれぞれ設置されている。そして、供給ステップでは、作業者は、複数のコンテナ17を載せたラック(図示略)を保管区域35から入口通路に沿って手術室30内に移動させる。その際に、RFID用アンテナ11、11により複数のコンテナ17それぞれのRFIDタグ6に記録された属性情報が読み取られる。この読取情報がホストコンピュータ15に伝送されてデータとして記憶、蓄積される。
続いて、手術室30にて患者の手術が終了すると、回収ステップが行われる。該回収ステップでは、多数の手術器具2が、手術室30から手術室30外の所定の回収区域31に回収される。当該回収区域31では、作業者一人に対して2次元シンボルリーダ5及びパソコン27がそれぞれ付与されている。回収ステップでは、作業者が、回収された多数の手術器具2の2次元シンボル4を、順次2次元シンボルリーダ5の読取センサ部5Aにかざすようにしてその記録された属性情報を読み取り、バスケット40内に収容する。そして、2次元シンボルリーダ5による読取情報がホストコンピュータ15に伝送されてデータとして記憶、蓄積される。これと同時に、ホストコンピュータ15への読取情報により、パソコン27の表示部には、2次元シンボル4を読み取った当該手術器具2のカウント状況が表示される。作業者が上述した読取作業を繰り返すことで、2次元シンボルリーダ5からホストコンピュータ15に読取情報が順次伝送されて、パソコン27の表示部において、2次元シンボル4を読み取った(回収された)手術器具2が順次カウントされていく(そのカウント状況が表示される)。そして、作業者は、パソコン27の表示部の表示内容、すなわち各コンテナ17の手術器具セットの回収完了通知により、手術に使用した全ての手術器具2が回収されたことを確認する。
続いて、洗浄ステップに進む。洗浄ステップでは、多数の手術器具2がバスケット40に収容された状態で回収区域31から洗浄機32内に搬入されて洗浄される。なお、洗浄機32にバスケット40を搬入する入口通路の両側方にRFID用アンテナ11、11がそれぞれ設置されている。そして、洗浄ステップでは、洗浄機32へ、多数の手術器具2が収容されたバスケット40が複数、ラック(図示略)に載せられた状態で搬入され、洗浄される。その際に、RFID用アンテナ11、11により複数のバスケット40それぞれのRFIDタグ6に記録された属性情報が読み取られる。この読取情報がホストコンピュータ15に伝送されてデータとして記憶、蓄積される。
続いて、組立ステップに進む。図4及び図5に示すように、組立ステップでは、洗浄機32にて洗浄された後、組立室33に搬入された多数の手術器具2を、ロボット10aによって、複数のコンテナ17内に手術器具セットとしてそれぞれセット組する。詳しくは、組立ステップを行う組立室33には、ロボット10aが設置されている。ロボット10aの周りに、洗浄された多数の手術器具2、2次元シンボルリーダ5及び複数のコンテナ17(図5ではコンテナ17は3台)が配置されている。なお、本実施形態では、ロボット10aの周りに、多数の手術器具2、2次元シンボルリーダ5及び複数のコンテナ17が配置されているが、これに限らず、専有スペースが小さくなるように適宜位置にそれぞれ配置してもよい。そして、組立ステップでは、ロボット10aが、ピッキング装置23及びロボット制御部25により、バスケット40内の多種多様で多数の手術器具2の中から、任意の手術器具を一つずつピックアップして、手術器具2の2次元シンボル4を、2次元シンボルリーダ5の読取センサ部5A上にかざすようにしてその記録された属性情報を読み取るようにする。2次元シンボルリーダ5により読み取った当該2次元シンボル4に記録された属性情報はホストコンピュータ15に記憶、蓄積される。
引き続き、ホストコンピュータ15の読取情報に基づいて、ホストコンピュータ15からロボット制御部25に、ピックアップした当該手術器具2の属性情報が通信手段13を介して伝送される。これにより、ロボット10aは、手術器具2が組み立てられるべきコンテナ17を選択すると共に、当該コンテナ17内への手術器具2の収容位置を特定して、ロボット制御部25によってロボットアーム20及びロボットハンド21の動作が制御され、手術器具2が当該コンテナ17の所定の収容位置に収容される。ロボット10aが、この作業を繰り返すことで、多数の手術器具が2次元シンボルリーダ5によりその2次元シンボル4が読み取られた後、専用のコンテナ17内にそれぞれ収容される。その後、当該手術器具セットが組み立てられた各コンテナ17は、次の滅菌ステップに進む。
続いて、図4に示すように、滅菌ステップでは、手術器具セットが収容された各コンテナ17が組立室33から滅菌装置34内に搬入されて滅菌される。滅菌装置34に通じる入口通路の両側方にRFID用アンテナ11、11がそれぞれ設置されている。そして、作業者は、複数のコンテナ17を載せたラック(図示略)を入口通路に沿って滅菌装置34内に移動させる。その際に、RFID用アンテナ11、11により複数のコンテナ17それぞれのRFIDタグ6に記録された属性情報が読み取られる。この読取情報がホストコンピュータ15に伝送されてデータとして記憶、蓄積される。
続いて、保管ステップに進む。保管ステップでは、滅菌ステップ後の各コンテナ17が保管区域35に保管される。なお、保管区域35に通じる入口通路の両側方にはRFID用アンテナ11、11がそれぞれ設置されている。そして、作業者は、複数のコンテナ17を載せたラック(図示略)を入口通路に沿って保管区域35内に移動させる。その際に、RFID用アンテナ11、11により複数のコンテナ17それぞれのRFIDタグ6に記録された属性情報が読み取られる。この読取情報がホストコンピュータ15に伝送されてデータとして記憶、蓄積される。
そして、ホストコンピュータ15には、手術器具2の管理情報として、手術器具セット(コンテナ17)及び各手術器具2それぞれの使用履歴がデータとして記憶、蓄積される。なお、使用履歴は、使用開始年月日、使用回数、使用開始からの期間及び滅菌された回数等の情報である。また、ホストコンピュータ15において、過去から現在に至るまでの特定日時における、特定の手術器具セット(コンテナ17)及び特定の手術器具2単体の所在を確認することができる。さらに、例えば、ホストコンピュータ15において、手術器具2の管理情報と、患者の電子カルテと、手術予定情報と、滅菌装置34の作動情報と、をリンクさせることにより、いつ、どの患者に、どの滅菌装置34(滅菌バリデーション)で滅菌された、どの手術器具セット(使用回数も把握できる)を使用して、手術が行われたかを追跡調査することができる。
以上説明したように、第1実施形態に係る手術器具の管理システム1aでは、特に、組立ステップにおいて、ロボット10aが、多種多様で多数の手術器具2の中から、任意の手術器具2をピックアップして、当該手術器具2の2次元シンボル4を2次元シンボルリーダ5の読取センサ部5A上にかざすようにして、2次元シンボルリーダ5によりその2次元シンボル4に記録された属性情報を読み取った後、継続して、ロボット10aにより、当該手術器具2を専用のコンテナ17の所定の収容位置に収容することができる。
これにより、例えば、手術器具の2次元シンボル4を2次元シンボルリーダ5に読み取らせることなくコンテナ17内に収容してしまったり、手術器具2のコンテナ17内への収容位置を間違えたり、手術器具2をコンテナ17に収容せず手術器具セットが未完了のまま次のステップに移行する等の、様々な人為的なミスを抑制することができる。このために、手術器具2の管理記録に係る不都合や、医療現場(外科手術行為)における不都合の発生を抑制することができる。さらには、この組立ステップにおける省力化を実現することができ、管理コストを抑えることができ、ひいては病院の経営状況を良好にすることができる。
なお、第1実施形態に係る手術器具の管理システム1aでは、組立ステップにおいて、上述した作業を行うロボット10aを採用したが、回収ステップにおいても、ロボット10aが、回収された多数の手術器具2の中から任意の手術器具2をピックアップして、その2次元シンボル4を、2次元シンボルリーダ5の読取センサ部5A上にかざすようにして移動させた後、バスケット40内に収容するようにしてもよい。
次に、第2実施形態に係る手術器具の管理システム1bを図6に基づいて説明する。
第2実施形態に係る手術器具の管理システム1bを説明する際には、第1実施形態に係る手術器具の管理システム1aとの相違点のみを説明する。
第2実施形態に係る手術器具の管理システム1bにおいて採用したロボット10bには、ロボットアーム20の先端部分にシンボル撮影用のカメラ等で構成される第2視覚センサ42が配置されている。この第2視覚センサ42により手術器具2の2次元シンボル4を撮影することができる。このロボット10bには、読取装置としての2次元シンボルリーダ5が内蔵(一体化)されている。そして、まず、ロボット10bのロボットアーム20の先端が多数の手術器具2の中から特定の手術器具2上に移動する。続いて、ロボット10bの第2視覚センサ42によって、当該手術器具2の2次元シンボル4を撮影する。続いて、第2視覚センサ42により撮影した画像データを2次元シンボルリーダ5が認識して、当該2次元シンボルリーダ5によりその2次元シンボル4に記録された手術器具2の属性情報を読み取る。最終的に、2次元シンボルリーダ5により読み取った当該2次元シンボル4に記録された属性情報が、ホストコンピュータ15に記憶、蓄積される。
以上説明したように、第2実施形態に係る手術器具の管理システム1bでは、第1実施形態に係る手術器具の管理システム1aと同様の作用効果を奏することができる。しかも、第2実施形態に係る手術器具の管理システム1bでは、ロボット10bに、2次元シンボルリーダ5が内蔵(一体化)されているために、2次元シンボルリーダ5を設置する場所を必要とせず、専有スペースを縮小することができる。また、ロボット10bによる、手術器具2の2次元シンボル4を2次元シンボルリーダ5の読取センサ部5A上にかざす動作が必要ないので、作業時間を短縮することができる。
次に、参考として、本実施形態に係る手術器具の製造設備50を図7に基づいて説明する。なお、本実施形態に係る製造設備50を説明する際、第1及び第2実施形態に係る管理システム1a、1bに採用した構成部材と同一または相当するものは同一符号を使用して説明する。
本実施形態に係る手術器具の製造設備50は、手術器具2の表面に2次元シンボル4を刻印する刻印装置であるレーザマーキング装置53と、手術器具2をピックアップして、所定位置に移動させるロボット10cと、ロボット10cのロボット制御部25に電気的に接続され、レーザマーキング装置53により刻印された2次元シンボル4の良否を評価する評価装置54と、を備えている。
レーザマーキング装置53は、レーザ光源からレーザ光を照射して、マットリックス状に凹凸が配列した2次元シンボル4を刻印するものである。2次元シンボル4は、平面視略正方形状であり、1辺の長さが3~5mmである。なお、このレーザマーキング装置53にはパソコン57が接続されており、該パソコン57には、刻印される予定の多数の手術器具2における2次元シンボル4の作成データが予め入力されている。そして、レーザマーキング装置53の刻印位置に手術器具2が置かれると、自動的にパソコン57から2次元シンボル4の作成データがレーザマーキング装置53に伝送され、レーザマーキング装置53により当該手術器具2の表面に、当該手術器具2に対応した2次元シンボル4が刻印されるように構成されている。なお、本実施形態では、刻印装置としてレーザマーキング装置53が採用されているが、先端にダイヤモンドチップを埋め込んだスタイラスを高速に打ち付けて2次元シンボル4を打刻する打刻機として、いわゆる彫刻機やメタルプリンター等を採用してもよい。
評価装置54は、読取センサ部54A上の手術器具2の2次元シンボル4を読み取り、正確に手術器具2の属性情報を読み取ることができるかどうかを評価するものである。この評価装置54は、ロボット10cのロボット制御部25に電気的に接続されており、レーザマーキング装置53により刻印された2次元シンボル4の評価結果をロボット制御部25に伝送するように構成されている。ロボット10cは、多関節型ロボットにて構成され、ロボットアーム20及び手術器具2を把持するロボットハンド21を有している。当該ロボット10cは、ピッキング装置23及びロボット制御部25を備え、多数の手術器具2の中から、手術器具2を一つずつピックアップして、レーザマーキング装置53の刻印位置に移動させ、その刻印位置から評価装置54の読取センサ部54A上にかざすように移動させ、さらに、読取センサ部54Aから良品用ケース59または不良品用ケース60に移動させることができる構成である。
次に、本実施形態に係る手術器具の製造設備50の作用について説明する。
トレー63内には、多数の刻印予定の手術器具2が整列されている。そして、ロボット10cは、多数の手術器具2の中から、任意の手術器具2をピックアップして、レーザマーキング装置53の刻印位置に置く。すると、レーザマーキング装置53により当該手術器具2の表面に、当該手術器具2に対応した2次元シンボル4が刻印される。その後、ロボット10cは、レーザマーキング装置53の刻印位置にある刻印済みの手術器具2をピックアップして、評価装置54の読取センサ部54A上にかざす。このとき、ロボット10cは、手術器具2の2次元シンボル4が評価装置54の読取センサ部54Aと対向するように、手術器具2を読取センサ部54A上にかざす。
その後、評価装置54により2次元シンボル4の刻印評価が成され、その刻印評価の信号がロボット10cのロボット制御部25に伝送される。そして、ロボット10cのロボット制御部25において、評価装置54からの刻印評価が良好である旨の信号を受信すると、ロボット制御部25による動作制御により、ロボット10cは、評価装置54の読取センサ部54A上の手術器具2を良品用ケース59内に移動させる。一方、ロボット10cのロボット制御部25において、評価装置54からの刻印評価が不良である旨の信号を受信すると、ロボット制御部25による動作制御により、ロボット10cは、評価装置54の読取センサ部54A上の手術器具2を不良品用ケース60内に移動させる。
以上説明した、本実施形態に係る製造設備50を、例えば、手術器具2の製造工場内において、手術器具2の製造工程に設置することで、ロボット10cが製造工場内の作業者に代わって作業を行うので、手術器具2の製造工程において省力化することができ、ひいては製造コストを抑えることができる。
ところで、病院の中には、手術器具2に2次元シンボル4が刻印されていないものを多数所有している病院がある。この場合には、上述した第1及び第2実施形態に係る手術器具の管理システム1a及び1bに、本実施形態に係る手術器具の製造設備50を含むように構成してもよい。これにより、手術器具2に2次元シンボル4が刻印されていないものを多数所有している病院に対しては、その病院内にレーザマーキング装置53、ロボット10c及び評価装置54を持ち込み、病院内において、上述したように、ロボット10cにより、手術器具2の表面への2次元シンボル4の刻印作業を行うことができる。これにより、ロボット10cが医療従事者等の作業者に代わって作業を行うので、病院内の省力化を実現することができる。
1a、1b 手術器具の管理システム,2 手術器具,4 2次元シンボル(データキャリア),5 2次元シンボルリーダ(読取装置),5A 読取センサ部,10a、10b、10c ロボット,15 ホストコンピュータ(集中管理装置),17 コンテナ,50 手術器具の製造設備,53 レーザマーキング装置(刻印装置),54 評価装置,54A 読取センサ部

Claims (4)

  1. 医療行為に使用される手術器具の管理システムであって、
    前記手術器具に装着されるデータキャリアと、
    該データキャリアに記録された属性情報を読み取る読取センサ部を有する読取装置と、
    前記多数の手術器具から任意の手術器具をピックアップして、当該手術器具を特定のコンテナに収容するロボットと、
    前記読取装置による読取情報を記憶する集中管理装置と、を備え、
    前記ロボットは、前記手術器具をロボットハンドによりピックアップする機能と、当該ピックアップした手術器具をロボットアームにより前記読取装置に移動させ、当該手術器具のデータキャリアに記録された属性情報を前記読取装置の読取センサ部に読み取らせる機能と、前記集中管理装置から伝送される前記手術器具の属性情報により、当該ピックアップした手術器具を収容する特定のコンテナを選択して収容する機能と、を含むことを特徴とする手術器具の管理システム。
  2. 医療行為に使用される手術器具の管理システムであって、
    前記手術器具に装着されるデータキャリアと、
    該データキャリアの画像を得る視覚センサを有し、前記多数の手術器具から任意の手術器具をピックアップして、当該手術器具を特定のコンテナに収容するロボットと、
    該ロボットに内蔵され、前記視覚センサからの画像データにより前記データキャリアに記録された属性情報を読み取る読取装置と、
    前記読取装置による読取情報を記憶する集中管理装置と、を備え、
    前記ロボットは、前記手術器具をロボットハンドによりピックアップする機能と、当該ピックアップした手術器具のデータキャリアを前記視覚センサにより撮影して、内蔵された前記読取装置により、前記視覚センサからの画像データに基づいて前記データキャリアに記録された属性情報を読み取る機能と、前記集中管理装置から伝送される前記手術器具の属性情報により、当該ピックアップした手術器具を収容する特定のコンテナを選択して収容する機能と、を含むことを特徴とする手術器具の管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の手術器具の管理システムであって、
    前記手術器具に前記データキャリアとしての1次元または2次元シンボルを刻印する刻印装置を備え、
    前記ロボットは、前記データキャリアが装着されていない前記手術器具をピックアップして、前記刻印装置の刻印位置に移動させる機能を含むことを特徴とする手術器具の管理システム。
  4. 請求項3に記載の手術器具の管理システムであって、
    前記刻印装置により刻印された1次元または2次元シンボルの良否を評価する評価装置を備え、
    前記ロボットは、前記刻印装置によりその表面に1次元または2次元シンボルが刻印された手術器具を、前記刻印装置の刻印位置から前記評価装置に移動させる機能を含むことを特徴とする手術器具の管理システム。
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