JP2006318335A - 健診用多階層集計装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 日毎、団体毎、検査毎などの多階層的な集計を行うなかで、プログラム変更なしに集計時に集計情報として必要,不必要を判断しながらレコードイメージを保持することを可能とする健診用多階層集計装置を提供する。
【解決手段】 本発明の健診用多階層集計装置は、情報変更処理部1、検索条件処理部2、検索処理部3、集計処理部4、印刷処理部5を有している。
情報変更処理部1は、検索条件情報、階層集計情報定義をセットする。検索条件処理部2,検索処理部3は、前記情報変更処理部1において作成した検索条件情報を用いて、データベース4から条件に一致する集計対象データを取得する。
集計処理部4は階層集計情報定義を用いて集計対象データを集計,形成し、印刷処理部5は帳票レイアウトに沿って表示,印字を行う。階層集計情報定義は下位ノードの情報を保持する条件テーブルを用意し集計対象データを振分ける条件設定を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の健診用多階層集計装置は、情報変更処理部1、検索条件処理部2、検索処理部3、集計処理部4、印刷処理部5を有している。
情報変更処理部1は、検索条件情報、階層集計情報定義をセットする。検索条件処理部2,検索処理部3は、前記情報変更処理部1において作成した検索条件情報を用いて、データベース4から条件に一致する集計対象データを取得する。
集計処理部4は階層集計情報定義を用いて集計対象データを集計,形成し、印刷処理部5は帳票レイアウトに沿って表示,印字を行う。階層集計情報定義は下位ノードの情報を保持する条件テーブルを用意し集計対象データを振分ける条件設定を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、健診システムで扱う受信内容、受信結果における集計データ帳票を作成する装置に関する。
従来より、健診システムにおける集計データ帳票の作成装置としては、データベースの中から、任意の条件で絞られたデータを集計し、帳票データを作成、または帳票に出力するものが公知となっている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開平11−249755号公報
特開2002−109459号公報
前記特許文献1に記載された帳票生成システムは、帳票レイアウト変更に対して複数のプログラムを必要としないものであって、見出し情報を変更することにより、帳票のフォーマット変更やデータ出力配置の並び替えなどを容易に変更可能としたものである。データベースより入力指定された検索条件に合致するデータ表を取得し、帳票を構成するデータ毎に、データ表のカラム位置と表示順、編集方法が書かれた見出し情報に基づいて所望の帳票を作成するため、プログラムの作成をなくすことができるものである。
また、前記特許文献2に記載された出力データ処理装置は、階層的構造を有する表の集計出力を行うものであって、集計レベル毎に関数で指定された所定の計算項目を出力結果として得ることを可能としたものである。これは、データベースから集計対象データを任意のパラメータで取得したデータと、取得データを集計、表示するための出力定義ファイルと、前記取得データ、出力定義ファイルを用いて階層的な集計を行う構成となっている。出力定義ファイルは、集計に必要なキー情報を設定し、ファイル形式で保存する。具体的には、出力定義ファイルに対し、取得すべき集計情報パターンの数だけ集計情報パターンを予め出力定義ファイルに保持しておき、集計データ作成時には、出力定義ファイルを決定し集計出力を行うものである。
また、前記特許文献2に記載された出力データ処理装置は、階層的構造を有する表の集計出力を行うものであって、集計レベル毎に関数で指定された所定の計算項目を出力結果として得ることを可能としたものである。これは、データベースから集計対象データを任意のパラメータで取得したデータと、取得データを集計、表示するための出力定義ファイルと、前記取得データ、出力定義ファイルを用いて階層的な集計を行う構成となっている。出力定義ファイルは、集計に必要なキー情報を設定し、ファイル形式で保存する。具体的には、出力定義ファイルに対し、取得すべき集計情報パターンの数だけ集計情報パターンを予め出力定義ファイルに保持しておき、集計データ作成時には、出力定義ファイルを決定し集計出力を行うものである。
しかし、前記特許文献1に記載の技術は、見出し情報を用いて帳票を作成しているので、複数の異なる見出し情報を用意することで、データベースより入力指定された検索条件に合致する同一のデータ表を用いても異なる帳票パターンに対応することができるものの、健診業務における多階層の集計帳票を作成することができないという問題がある。
また、前記特許文献2に記載の技術は、レベル付けされた分類を用いて所定の計算項目を出力することを可能としているので、健診システムにおける多階層集計をすることができるものの、各レベルの分類はデータベースより入力指定された検索条件に合致するデータ表から作成されることにより、健診業務における集計帳票のように集計が存在しなくても必ず表示しなければならない項目、表示してはならない項目が存在するときの対応として新たな明細ファイルが必要となるという問題がある。
更に、前記各特許文献に記載された構成では、まったく異なる条件により作成される2つ以上の集計表を同時に作成することができず、また、見出し情報は定義情報からしか作成できないという問題がある。
また、前記特許文献2に記載の技術は、レベル付けされた分類を用いて所定の計算項目を出力することを可能としているので、健診システムにおける多階層集計をすることができるものの、各レベルの分類はデータベースより入力指定された検索条件に合致するデータ表から作成されることにより、健診業務における集計帳票のように集計が存在しなくても必ず表示しなければならない項目、表示してはならない項目が存在するときの対応として新たな明細ファイルが必要となるという問題がある。
更に、前記各特許文献に記載された構成では、まったく異なる条件により作成される2つ以上の集計表を同時に作成することができず、また、見出し情報は定義情報からしか作成できないという問題がある。
本発明は前記課題を解決するためのものであり、健診システムにおける集計表の特徴である、日毎、団体毎、検査毎などの多階層的な集計を行うなかで、プログラム変更なしに集計時に集計情報として必要,不必要を判断しながらレコードイメージを保持することができ、異なる条件により作成される2つ以上の集計表を同時に作成することを可能とする健診用多階層集計装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため本発明は、各帳票レイアウトの構成を示す集計階層構造と、当該集計階層構造を構成するノード毎に集計対象データのレコード振分け条件とを定義した階層集計情報定義に基づき、前記集計対象データのレコードを振分けて集計する手段と、前記レコード振分け条件に合致する最初のレコードイメージを保持する手段と、前記階層集計情報定義により予め設定された項目について、前記集計対象データから最大値,最小値を取得する手段と、前記集計結果に基づき、前記集計階層構造に応じて、前記レコードイメージから取得した情報と、前記最大値,最小値とを含む帳票データを生成する手段とを備えることを特徴とする。
また、前記階層集計情報定義は、前記ノード毎の複数のグループ定義と、当該グループ毎の振分け条件定義とを含むことを特徴とする。
また、前記階層集計情報定義は、前記ノード毎の複数のグループ定義と、当該グループ毎の振分け条件定義とを含むことを特徴とする。
以上の構成により本発明では、健診用集計データ定義として階層集計情報定義を格納した集計情報記憶部から階層集計情報定義を読出し、表示装置に表示されたノード情報に対して健診帳票レイアウト単位にノードの親子関係を設定すると共に、下位ノードへの振分け条件を設定し、帳票レイアウト単位に集計情報記憶部に格納する。更に前記格納した階層集計情報定義を読出し、データベースより取得した2次元表形式データをレコード毎に振分けることによりノード毎に保持している振分け条件値以外は集計されず破棄され、かつテーブルに格納されている情報は前記取得2次元表形式データに存在しなくとも必ず出力され、帳票レイアウトに貼り付けることができる。
また、最終ノードに辿り着いた初回データのレコードイメージはノード毎に保持されているため、それを利用して帳票レイアウトに貼り付けることで、集計定義情報に存在しない項目を表示することができる。更に、2次元表形式データ取得時に指定した条件以外に表示情報を表示することができる。
また、帳票ごとにプログラム、2次元表形式データを用意するのではなく、類似の階層集計情報定義のパターンを用意することで、階層集計情報定義のパターンの追加や変更が容易になり、健診システム集計帳票のような団体毎の集計、日程毎の集計のように同一データであるのに集計帳票レイアウトが異なるものに対してのメンテナンス性が向上する。
また、最終ノードに辿り着いた初回データのレコードイメージはノード毎に保持されているため、それを利用して帳票レイアウトに貼り付けることで、集計定義情報に存在しない項目を表示することができる。更に、2次元表形式データ取得時に指定した条件以外に表示情報を表示することができる。
また、帳票ごとにプログラム、2次元表形式データを用意するのではなく、類似の階層集計情報定義のパターンを用意することで、階層集計情報定義のパターンの追加や変更が容易になり、健診システム集計帳票のような団体毎の集計、日程毎の集計のように同一データであるのに集計帳票レイアウトが異なるものに対してのメンテナンス性が向上する。
以下、本発明の一実施の形態に係るバージョン管理システムについて、図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る健診用多階層集計装置の概略構成を示すブロック図である。
本健診用多階層集計装置は、図1に示すように、集計装置10,記憶装置11,入力部12,出力部13を備える。入力部12は、例えばキーボード、キャラクタ及びグラフィック画面を有するキーボード付きディスプレイとマウスなどの入力装置からなり、出力部13は、キャラクタ及びグラフィック画面を有するキーボード付きディスプレイ、またはプリンタからなり、集計結果を表示または印字する。
集計装置10は、マイクロプロセッサからなり、入力部12より入力された情報により本装置全体の制御を行うものであり、図示せぬプログラムに従い健診用多階層集計装置の各種処理を制御する。集計装置10は、情報変更処理部1、検索条件処理部2、検索処理部3、集計処理部4、印刷処理部5を有している。
記憶装置11は、検索条件情報記憶部6,データベース7,集計情報記憶部8,レイアウト記憶部9から構成されている。
情報変更処理部1は、検索条件情報、階層集計情報定義をセットするものであり、入力部12を用いて集計条件の変更を行うときに使用する。情報変更処理部1により作成された検索条件情報、階層集計情報定義は、記憶装置14を構成する検索条件情報記憶部6、集計情報記憶部8に格納する。
検索条件処理部2,検索処理部3は、情報変更処理部1において作成した検索条件情報を用いて、キャラクタ及びグラフィック画面を有するキーボード付きディスプレイから入力された条件を用いてデータベース7から条件に一致する集計対象データを取得するときに使用する。
集計処理部4,印刷処理部5は、集計対象データを帳票形式に沿った集計データに変換するときに使用し、集計処理部4は階層集計情報定義を用いて集計対象データを集計,形成し、印刷処理部5はレイアウト記憶部9に記憶された帳票レイアウトに沿って表示,印字が行われ、階層集計情報定義は下位ノードの情報を保持する条件テーブルを用意し集計対象データを振分ける条件設定を行う。
図1は、本発明の一実施の形態に係る健診用多階層集計装置の概略構成を示すブロック図である。
本健診用多階層集計装置は、図1に示すように、集計装置10,記憶装置11,入力部12,出力部13を備える。入力部12は、例えばキーボード、キャラクタ及びグラフィック画面を有するキーボード付きディスプレイとマウスなどの入力装置からなり、出力部13は、キャラクタ及びグラフィック画面を有するキーボード付きディスプレイ、またはプリンタからなり、集計結果を表示または印字する。
集計装置10は、マイクロプロセッサからなり、入力部12より入力された情報により本装置全体の制御を行うものであり、図示せぬプログラムに従い健診用多階層集計装置の各種処理を制御する。集計装置10は、情報変更処理部1、検索条件処理部2、検索処理部3、集計処理部4、印刷処理部5を有している。
記憶装置11は、検索条件情報記憶部6,データベース7,集計情報記憶部8,レイアウト記憶部9から構成されている。
情報変更処理部1は、検索条件情報、階層集計情報定義をセットするものであり、入力部12を用いて集計条件の変更を行うときに使用する。情報変更処理部1により作成された検索条件情報、階層集計情報定義は、記憶装置14を構成する検索条件情報記憶部6、集計情報記憶部8に格納する。
検索条件処理部2,検索処理部3は、情報変更処理部1において作成した検索条件情報を用いて、キャラクタ及びグラフィック画面を有するキーボード付きディスプレイから入力された条件を用いてデータベース7から条件に一致する集計対象データを取得するときに使用する。
集計処理部4,印刷処理部5は、集計対象データを帳票形式に沿った集計データに変換するときに使用し、集計処理部4は階層集計情報定義を用いて集計対象データを集計,形成し、印刷処理部5はレイアウト記憶部9に記憶された帳票レイアウトに沿って表示,印字が行われ、階層集計情報定義は下位ノードの情報を保持する条件テーブルを用意し集計対象データを振分ける条件設定を行う。
図2は健診用多階層集計装置における集計条件入力画面の構成を示す図である。
集計条件入力画面20は、予め定義された検索条件情報に基づく検索条件入力部21と、集計定義入力部22とを備える。
図2の例では、検索条件入力部21に、受診日「2003/07/01〜2003/07/31」、団体NO「00001」、職員番号「0001および0002」が入力され、集計定義入力部22に集計定義「健診結果情報」が入力されている。
集計条件入力画面20は、予め定義された検索条件情報に基づく検索条件入力部21と、集計定義入力部22とを備える。
図2の例では、検索条件入力部21に、受診日「2003/07/01〜2003/07/31」、団体NO「00001」、職員番号「0001および0002」が入力され、集計定義入力部22に集計定義「健診結果情報」が入力されている。
図3は、図2に示す検索条件入力部210に対応した検索条件情報の一例を示す図である。
検索条件情報定義30は、名称,属性,表,列で構成されている。名称31は条件入力時のラベル情報、属性32は範囲指定などの検索条件、表33,列34はデータベースから取得する情報と対応付けられている。
検索条件情報定義30は、名称,属性,表,列で構成されている。名称31は条件入力時のラベル情報、属性32は範囲指定などの検索条件、表33,列34はデータベースから取得する情報と対応付けられている。
図4は、階層集計情報定義の一例を示す図である。
階層集計情報定義は、図4(a)に示す木構造41のように「ルート」−「所属」−「健診方式」−「年代」−「結果判定」で定義され、前記検索条件情報より取得した集計対象データの振分け構成を、図4(b)に示すように、ノード情報テーブル42で下位ノード情報を定義している。
階層集計情報定義は、図4(a)に示す木構造41のように「ルート」−「所属」−「健診方式」−「年代」−「結果判定」で定義され、前記検索条件情報より取得した集計対象データの振分け構成を、図4(b)に示すように、ノード情報テーブル42で下位ノード情報を定義している。
以下、図4の階層集計情報定義を用いて検診結果情報を集計対象データとして集計する処理の具体例を説明する。
図5は、集計対象データ50としての健診結果情報の一例を示す。
図5に示す健診結果情報には、所属名称51、所属略称52、日程53、健診方式54等、個人の健診結果情報が登録されている。
レコードre501については、まず、図4(a)に示すルートノードから出発し、図4(b)のノード情報のルートノードが保持している「可変条件」を取得する。「可変条件」が「無制限」であるので、レコードre501の所属名称カラムに格納されている「○○○課」を下位ノード振分け条件とし、所属ノードを検索する。この場合、合致するノードが存在しないので、図4(a)の所属ノードに対して新たに「○○○課」を追加し、「○○○課」ノードに移動する。
次に、所属ノードが保持している「可変条件」を取得する。「可変条件」が「1つ」であるので、レコードre501の健診方式カラムに格納されている「定期健診」を下位ノード振分け条件とし健診方式ノードを検索する。合致するノードが存在しないので、図4(a)の健診方式ノードに対して新たに「定期健診」を追加し、「定期健診」ノードに移動する。つまり、ルートノードから最下位ノードまでノード情報を検索し、振分け条件に合致するノードが存在するときは該当ノードに移動し、合致ノードが存在しないときは、新たなノードを作成する。最下位ノードの「結果判定」に達したとき集計情報のカウントアップを行い通過した各ノードに対してレコードre501のレコードイメージすべてを保持させ、ルートグループ情報の「最大値」、「最小値」が入力されている年代ノードに受診日の最小値、最大値を保持させる。そして、この手順を集計対象データの最終レコードまで繰返す。
なお、集計結果に対する合計ノード作成は、図4のレベル毎に合計ノードを作成し、各合計ノードは下位ノード情報として同一レベルの下位ノード構成をコピー、集計結果を加算する。
この場合、レコードre502のレコードイメージは図4(a)のルートノードより出発し、健診方式ノードまでの集計方法はレコードre501の場合と同様となるが、健診方式ノードが保持している「可変条件」を検索すると「固定」であり固定条件のみの振分けであるので健診方式ノードが保持している図4(b)レベル3の「条件1」、「条件2」、「条件3」を検索し、合致するノード情報の検索を行う。レコードre502のように「年代」がNULLの条件が年代ノード条件に存在しないのでレコードre502は集計不必要データとして集計対象データから破棄される。
図5は、集計対象データ50としての健診結果情報の一例を示す。
図5に示す健診結果情報には、所属名称51、所属略称52、日程53、健診方式54等、個人の健診結果情報が登録されている。
レコードre501については、まず、図4(a)に示すルートノードから出発し、図4(b)のノード情報のルートノードが保持している「可変条件」を取得する。「可変条件」が「無制限」であるので、レコードre501の所属名称カラムに格納されている「○○○課」を下位ノード振分け条件とし、所属ノードを検索する。この場合、合致するノードが存在しないので、図4(a)の所属ノードに対して新たに「○○○課」を追加し、「○○○課」ノードに移動する。
次に、所属ノードが保持している「可変条件」を取得する。「可変条件」が「1つ」であるので、レコードre501の健診方式カラムに格納されている「定期健診」を下位ノード振分け条件とし健診方式ノードを検索する。合致するノードが存在しないので、図4(a)の健診方式ノードに対して新たに「定期健診」を追加し、「定期健診」ノードに移動する。つまり、ルートノードから最下位ノードまでノード情報を検索し、振分け条件に合致するノードが存在するときは該当ノードに移動し、合致ノードが存在しないときは、新たなノードを作成する。最下位ノードの「結果判定」に達したとき集計情報のカウントアップを行い通過した各ノードに対してレコードre501のレコードイメージすべてを保持させ、ルートグループ情報の「最大値」、「最小値」が入力されている年代ノードに受診日の最小値、最大値を保持させる。そして、この手順を集計対象データの最終レコードまで繰返す。
なお、集計結果に対する合計ノード作成は、図4のレベル毎に合計ノードを作成し、各合計ノードは下位ノード情報として同一レベルの下位ノード構成をコピー、集計結果を加算する。
この場合、レコードre502のレコードイメージは図4(a)のルートノードより出発し、健診方式ノードまでの集計方法はレコードre501の場合と同様となるが、健診方式ノードが保持している「可変条件」を検索すると「固定」であり固定条件のみの振分けであるので健診方式ノードが保持している図4(b)レベル3の「条件1」、「条件2」、「条件3」を検索し、合致するノード情報の検索を行う。レコードre502のように「年代」がNULLの条件が年代ノード条件に存在しないのでレコードre502は集計不必要データとして集計対象データから破棄される。
図6は前記集計処理後の集計データの木構造の一例を示し、図7は前記集計処理後の格納レコードの一例を示す図である。
図6に示すように、前記集計処理が行われた後の木構造60は、図4(b)「可変条件」が「固定」以外で集計されたものは帳票出力に不必要なデータが存在する可能性があるので、図4(a)のノードレベル毎に「可変条件」を検索し、不必要データを木構造から排除する。
図6に示す例では、「○○○課」の下位ノードには「定期健診」、「ドック」、「子宮がん頸部」のみが存在するが、図5の一覧には「子宮がん体部」も存在し、振分け条件が失われていることがわかる。これは図4(b)の「可変条件」の定義に関係し、「可変条件」に「1つ」が入力され、固定条件である「定期健診」、「ドック」以外の任意のノードが1つ存在できることを示しているので、固定条件以外の「子宮がん頸部」、「子宮がん体部」のどちらかの条件のみが集計データとして木構造に反映される。本例では、「子宮がん頸部」のみが集計データに反映されている。
また、図6(a)の木構造には図5の対象データすべてを処理した後でも一度も通過しないノードが存在し、図6の「ルート」-「○○○課」-「定期健診」の30代ノードのように保持するべきレコードイメージが存在しないものは、上位ノードである「定期健診」に移動してレコードre501のレコードイメージimg501を取得、30代ノード情報として保持する。
以上の処理の結果、図7の格納レコードのようになる。
図6に示すように、前記集計処理が行われた後の木構造60は、図4(b)「可変条件」が「固定」以外で集計されたものは帳票出力に不必要なデータが存在する可能性があるので、図4(a)のノードレベル毎に「可変条件」を検索し、不必要データを木構造から排除する。
図6に示す例では、「○○○課」の下位ノードには「定期健診」、「ドック」、「子宮がん頸部」のみが存在するが、図5の一覧には「子宮がん体部」も存在し、振分け条件が失われていることがわかる。これは図4(b)の「可変条件」の定義に関係し、「可変条件」に「1つ」が入力され、固定条件である「定期健診」、「ドック」以外の任意のノードが1つ存在できることを示しているので、固定条件以外の「子宮がん頸部」、「子宮がん体部」のどちらかの条件のみが集計データとして木構造に反映される。本例では、「子宮がん頸部」のみが集計データに反映されている。
また、図6(a)の木構造には図5の対象データすべてを処理した後でも一度も通過しないノードが存在し、図6の「ルート」-「○○○課」-「定期健診」の30代ノードのように保持するべきレコードイメージが存在しないものは、上位ノードである「定期健診」に移動してレコードre501のレコードイメージimg501を取得、30代ノード情報として保持する。
以上の処理の結果、図7の格納レコードのようになる。
図8は、集計後の図4(b)のノード情報42を用いて帳票出力用に加工したデータと帳票出力イメージを示す。
「所属略称」、「受診日」のように、図2おいて入力した「受診日」でもなく、図6の集計後階層定義に存在する所属ノード情報で取得できない帳票出力情報を印字するには、前記集計時に各ノードに保持した情報、すなわち図4(b)で定義されて保持した受診日の最大値、最小値、図7で各レコードに保持したレコードイメージを用いることで対応する。図8の「○○○課における定期健診情報」は、加工後データのレコードイメージimg501より所属略称を取得し帳票上に貼り付け、受診日は、「○○○課定期健診」において「10代」、「20代」、「30代」の最大最小値をマージした結果である「2003/07/05〜2003/07/10」を帳票上に貼り付ける。
「所属略称」、「受診日」のように、図2おいて入力した「受診日」でもなく、図6の集計後階層定義に存在する所属ノード情報で取得できない帳票出力情報を印字するには、前記集計時に各ノードに保持した情報、すなわち図4(b)で定義されて保持した受診日の最大値、最小値、図7で各レコードに保持したレコードイメージを用いることで対応する。図8の「○○○課における定期健診情報」は、加工後データのレコードイメージimg501より所属略称を取得し帳票上に貼り付け、受診日は、「○○○課定期健診」において「10代」、「20代」、「30代」の最大最小値をマージした結果である「2003/07/05〜2003/07/10」を帳票上に貼り付ける。
以上の説明では、階層集計情報定義を単一の木構造とした例を示しているが、これに限らず複数の木構造としてもよい。例えば、集計方法として
図9は複数の木構造とした階層集計情報定義の例を示し、図10は図9に示す階層集計情報定義を用いた集計処理後の木構造を示し、図11は帳票出力イメージを示す。
図9(a)に示すように、本例では、「所属」の下位に、「検診方式」に代えて「子宮がん頸部」グループと「子宮がん体部」グループとを定義している。各グループの下位には、図4に示す木構造と同様に、「年代」−「結果判定」が定義されている。
図9(b)に示すように、ノード情報92では、所属ノード以下の検診方式の属性を「グループ」として、グループ名を定義するとともに、グループ毎のノード情報93,94が定義されている。
本例では、図9(b)のルートノードより出発し、所属ノード以下の健診方式を検索、「属性」がグループを示しているので、レベル2に格納されている固定条件を検索し、該当グループ情報にテーブルを遷移する。この場合、「子宮がん頸部」グループと、「子宮がん体部」グループとで、振分け条件を異なるものとしているため、図10に示す集計データの木構造では、検診方式以下の条件が異なっている。
また、図11に示す帳票出力イメージでは、グループ毎に異なる条件での集計結果を示している。
以上のように、複数のノード情報にグループ名を設け、グループをノード同様に扱うことで、同時に同一データを用いて複数の階層集計を行うことが可能となる。
なお、集計結果に対する合計ノード作成では、図9(a)に示すノード毎に下位ノード情報として、同一木構造を下位ノードにコピー、集計結果を加算する。
図9は複数の木構造とした階層集計情報定義の例を示し、図10は図9に示す階層集計情報定義を用いた集計処理後の木構造を示し、図11は帳票出力イメージを示す。
図9(a)に示すように、本例では、「所属」の下位に、「検診方式」に代えて「子宮がん頸部」グループと「子宮がん体部」グループとを定義している。各グループの下位には、図4に示す木構造と同様に、「年代」−「結果判定」が定義されている。
図9(b)に示すように、ノード情報92では、所属ノード以下の検診方式の属性を「グループ」として、グループ名を定義するとともに、グループ毎のノード情報93,94が定義されている。
本例では、図9(b)のルートノードより出発し、所属ノード以下の健診方式を検索、「属性」がグループを示しているので、レベル2に格納されている固定条件を検索し、該当グループ情報にテーブルを遷移する。この場合、「子宮がん頸部」グループと、「子宮がん体部」グループとで、振分け条件を異なるものとしているため、図10に示す集計データの木構造では、検診方式以下の条件が異なっている。
また、図11に示す帳票出力イメージでは、グループ毎に異なる条件での集計結果を示している。
以上のように、複数のノード情報にグループ名を設け、グループをノード同様に扱うことで、同時に同一データを用いて複数の階層集計を行うことが可能となる。
なお、集計結果に対する合計ノード作成では、図9(a)に示すノード毎に下位ノード情報として、同一木構造を下位ノードにコピー、集計結果を加算する。
1 情報変更処理部、2 検索条件処理部、3 検索処理部、4 集計処理部、5 印刷処理部、6 検索条件情報記憶部、7 データベース、8 集計情報記憶部、9 レイアウト記憶部、10 集計装置、11 記憶装置、12 入力部、13 出力部。
Claims (2)
- 各帳票レイアウトの構成を示す集計階層構造と、当該集計階層構造を構成するノード毎に集計対象データのレコード振分け条件とを定義した階層集計情報定義に基づき、前記集計対象データのレコードを振分けて集計する手段と、
前記レコード振分け条件に合致する最初のレコードイメージを保持する手段と、
前記階層集計情報定義により予め設定された項目について、前記集計対象データから最大値,最小値を取得する手段と、
前記集計結果に基づき、前記集計階層構造に応じて、前記レコードイメージから取得した情報と、前記最大値,最小値とを含む帳票データを生成する手段と
を備えることを特徴とする健診用多階層集計装置。 - 前記階層集計情報定義は、
前記ノード毎の複数のグループ定義と、当該グループ毎の振分け条件定義とを含むことを特徴とする請求項1に記載の健診用多階層集計装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005142160A JP2006318335A (ja) | 2005-05-16 | 2005-05-16 | 健診用多階層集計装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005142160A JP2006318335A (ja) | 2005-05-16 | 2005-05-16 | 健診用多階層集計装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006318335A true JP2006318335A (ja) | 2006-11-24 |
Family
ID=37538940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005142160A Pending JP2006318335A (ja) | 2005-05-16 | 2005-05-16 | 健診用多階層集計装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006318335A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013054459A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 診療情報検索装置、及びプログラム |
JP2017072957A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | 前田建設工業株式会社 | ファイル編集方法、ファイル編集装置及びファイル編集プログラム |
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2005
- 2005-05-16 JP JP2005142160A patent/JP2006318335A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013054459A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 診療情報検索装置、及びプログラム |
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