JP2015170039A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】患者にとってわかりやすい文書を選択することを目的とする。【解決手段】対象患者の診療情報を取得する取得手段と、医療説明文書の説明が行われた説明済患者の診療情報と説明済患者に対して提示した医療説明文書と説明済患者の同意に関する同意関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段における取得された診療情報に関連する診療情報に対応付いた複数の医療説明文書から、複数の医療説明文書に対応付いた同意関連情報に基づいて少なくとも1つの医療説明文書を選択する選択手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図2
Description
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、診療内容に対する患者の理解や同意を得るために、インフォームドコンセントなどの説明機会において、医療従事者が患者に診療内容を説明することの重要性が高まってきている。これに伴い、医療従事者が、患者にとって分かりやすい医療説明文書を選び、これを用いて患者に説明を行い、患者の同意を効率良く得ることが重要になってきている。
一方、膨大な量の文書の中から、利用者の所望の文書を検索するシステムにおいては、キーワードを用いた検索を行うのが一般的である。特許文献1には、キーワード検索により複数の文書を検出し、検出された複数の文書それぞれの閲覧頻度から重み付け値を算出し、重み付け値に基づいて、複数の文書を並び替える技術が開示されている。
一方、膨大な量の文書の中から、利用者の所望の文書を検索するシステムにおいては、キーワードを用いた検索を行うのが一般的である。特許文献1には、キーワード検索により複数の文書を検出し、検出された複数の文書それぞれの閲覧頻度から重み付け値を算出し、重み付け値に基づいて、複数の文書を並び替える技術が開示されている。
医療従事者が患者に診療内容等を説明する際に利用する医療説明文書を作成する際には、似たような診療内容等の説明時に用いた既存の医療説明文書を再利用するのが効率的である。しかしながら、既存の医療説明文書が複数ある場合に、特許文献1の技術のように、単に閲覧頻度により医療説明文書を絞り込んだ場合には、患者にとってわかりやすい医療説明文書が得られるとは限らない。これは、例えば、過去に頻繁に閲覧されていたが、医療技術の進歩等により、現在はほとんど閲覧されない場合があるからである。このため、医療従事者が閲覧頻度に基づいて絞り込んだ医療説明文書を利用した説明を行った場合には、説明時間の短縮を図ることができない可能性があり、結果的に、患者から診療内容等に対し同意を得ることができない可能性がある。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、患者にとってわかりやすい文書を選択することを目的とする。
そこで、本発明は、情報処理装置であって、対象患者の診療情報を取得する取得手段と、医療説明文書の説明が行われた説明済患者の診療情報と前記説明済患者に対して提示した医療説明文書と前記説明済患者の同意に関する同意関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段における前記取得された診療情報に関連する診療情報に対応付いた複数の医療説明文書から、前記複数の医療説明文書に対応付いた同意関連情報に基づいて少なくとも1つの医療説明文書を選択する選択手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、患者にとってわかりやすい文書を選択することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる情報処理装置101を示す図である。CPU(Central Processing Unit)102は、情報処理装置101の全体を制御する。ROM(Read Only Memory)103は、変更を必要としないプログラムやパラメータを格納する。RAM(Random Access Memory)104は、プログラムやデータを一時記憶する。
CPU102は、情報処理装置101の起動に沿ってROM103に格納される各種プログラムをRAM104にロードし、ロードされた各種プログラムを実行することによって、後述の情報処理装置101の機能や処理を実現する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる情報処理装置101を示す図である。CPU(Central Processing Unit)102は、情報処理装置101の全体を制御する。ROM(Read Only Memory)103は、変更を必要としないプログラムやパラメータを格納する。RAM(Random Access Memory)104は、プログラムやデータを一時記憶する。
CPU102は、情報処理装置101の起動に沿ってROM103に格納される各種プログラムをRAM104にロードし、ロードされた各種プログラムを実行することによって、後述の情報処理装置101の機能や処理を実現する。
DB(Data Base)105は、各種情報を格納する。DB105は、例えば、患者情報、診療情報、医療説明文書等を格納する。ここで、患者情報とは、患者に関する情報である。患者情報は、例えば、患者の識別情報、患者の氏名等である。診療情報は、疾患名や、患者に対して行った、又はこれから行う治療方法などの情報である。医療説明文書は、患者に対して、病状や治療方法等を説明する際に医療従事者が利用する情報である。
バス106はCPU102、ROM103、RAM104、及びDB105を互いに通信可能に接続するシステムバスである。
バス106はCPU102、ROM103、RAM104、及びDB105を互いに通信可能に接続するシステムバスである。
情報処理装置101は、ユーザの操作を受け、データを入力するポインティングデバイスやキーボードなどの入力デバイスとの入力インターフェイス(不図示)をさらに有してもよい。情報処理装置101は、DB105等に格納されているデータや、他の装置から取得したデータを表示するための出力インターフェイス(不図示)をさらに有してもよい。情報処理装置101は、またインターネットなどのネットワーク回線に接続するためのネットワークインタフェイス(不図示)をさらに有してもよい。
情報処理装置101は、情報処理装置101に固定して設置されたハードディスクやメモリカードなどを含む記憶装置(不図示)をさらに有してもよい。情報処理装置101はまた、情報処理装置101から着脱可能なフレキシブルディスク(FD)やCompact Disk(CD)等の光ディスク、磁気や光カード、ICカード、メモリカードなどを含む記憶装置(不図示)をさらに有してもよい。
情報処理装置101は、情報処理装置101に固定して設置されたハードディスクやメモリカードなどを含む記憶装置(不図示)をさらに有してもよい。情報処理装置101はまた、情報処理装置101から着脱可能なフレキシブルディスク(FD)やCompact Disk(CD)等の光ディスク、磁気や光カード、ICカード、メモリカードなどを含む記憶装置(不図示)をさらに有してもよい。
なお、本実施形態においては、情報処理装置101は、単一のコンピュータ装置で実現されるものであるが、他の例としては、情報処理装置101は、複数のコンピュータ装置により実現されてもよい。この場合には、各コンピュータ装置は、互いに通信可能にLocal Area Network(LAN)やバスなどで接続されるものとする。
図2は、情報処理装置101の機能構成を示すブロック図である。診療DB201は、過去の診療に関する情報、すなわち既に医療説明文書を用いた説明が行われた説明済患者に関する情報を格納している。図3は、診療DB201のデータ構成の一例を示す図である。診療DB201は、診療DB201は、診療IDと、患者情報と、診療情報と、医療説明文書情報と、同意状況とを格納している。
診療IDは、診療ケースを一意に識別するための識別番号である。患者情報は、説明済患者の患者ID、患者名、年齢、性別を含んでいる。患者IDは、患者を一意に識別するための識別番号である。診療情報は、説明済患者の疾患名及び治療方法を含んでいる。
診療IDは、診療ケースを一意に識別するための識別番号である。患者情報は、説明済患者の患者ID、患者名、年齢、性別を含んでいる。患者IDは、患者を一意に識別するための識別番号である。診療情報は、説明済患者の疾患名及び治療方法を含んでいる。
医療説明文書情報は、説明済患者への説明に利用した文書名と文書種別を含んでいる。文書名は、医療説明文書の名称を示す情報である。文書種別は、医療説明文書の種類を示す情報である。本実施形態においては、文書種別には、疾患説明文書、治療計画書及び同意書の3つの種類があるものとする。疾患説明文書は、疾患内容を患者に説明するための文書情報である。治療計画書は、患者に対する治療計画を示す文書情報である。同意書は、病状や治療方針に対する患者の同意を示す文書情報である。
なお、他の例としては、情報処理装置101は、診断画像や検査レポート等の文書種別の医療説明文書も処理対象としてもよい。このように、情報処理装置101が処理対象とする医療説明文書は、医療従事者が患者に説明する際に利用する文書であればよく、その種類は、実施形態に限定されるものではない。
同意状況は、患者が診察及び治療内容に納得し、同意したか否か、すなわち同意の有無を示す情報である。ここで、同意状況は、患者の同意に関する同意関連情報の一例である。同意状況については後述する。
なお、他の例としては、情報処理装置101は、診断画像や検査レポート等の文書種別の医療説明文書も処理対象としてもよい。このように、情報処理装置101が処理対象とする医療説明文書は、医療従事者が患者に説明する際に利用する文書であればよく、その種類は、実施形態に限定されるものではない。
同意状況は、患者が診察及び治療内容に納得し、同意したか否か、すなわち同意の有無を示す情報である。ここで、同意状況は、患者の同意に関する同意関連情報の一例である。同意状況については後述する。
図2に戻り、受付部202は、医療従事者から入力された各種情報を受け付ける。受付部202は例えば、患者情報、診療情報、医療説明文書情報、同意状況等、診療DB201に格納すべき情報の入力を受け付ける(受付処理)。なお、受付部202は、外部から各種情報を取得してもよい(取得処理)。受付部202は例えば、患者情報、診療情報、医療説明文書情報、同意状況等を取得する。受付部202はまた例えば、新たに医療説明文書を提示すべき説明対象患者の診療情報の入力を受け付ける。なお、説明対象患者の診療情報は、検索キーとして利用される。すなわち、本実施形態にかかる情報処理装置101は、診療DB201において、検索キーとしての説明対象患者の診療情報に類似する説明済患者の診療情報を特定する。そして、情報処理装置101は、特定した診療情報に対応付けられている説明文書情報を、説明対象患者に適した説明文書情報として選択する。なお、説明文書処理を選択する処理については、後に詳述する。
登録部203は、受付部202が受け付けた患者情報、診療情報、医療説明文書情報を対応付けて、診療DB201に登録する(登録処理)。登録部203はまた、同意書の有無に応じて、同意状況を特定し、特定した同意状況を患者情報に対応付けて診療DB201に格納する。具体的には、登録部203は、診療情報に対応する医療説明文書情報の文書種別に同意書が含まれている場合に、同意「有」の同意状況を特定する。
登録部203は、受付部202が受け付けた患者情報、診療情報、医療説明文書情報を対応付けて、診療DB201に登録する(登録処理)。登録部203はまた、同意書の有無に応じて、同意状況を特定し、特定した同意状況を患者情報に対応付けて診療DB201に格納する。具体的には、登録部203は、診療情報に対応する医療説明文書情報の文書種別に同意書が含まれている場合に、同意「有」の同意状況を特定する。
図3に示す診療DB201においては、例えば診療ID「Case1」には、文書名「Doc01−E」、文書種別「疾患説明文書」の医療説明文書情報と、文書名「Doc01−A」、文書種別「同意書」の医療説明文書情報とが対応付けられている。すなわち、診療ID「Case1」に対応付けられている医療説明文書情報は、「同意書」の文書種別を含んでいる。
したがって、登録部203は、診療ID「Case1」に対応する診療において、診察や治療内容に対し患者の同意が得られたとみなし、診療ID「Case1」に対応する同意状況に、「有」を登録する。
したがって、登録部203は、診療ID「Case1」に対応する診療において、診察や治療内容に対し患者の同意が得られたとみなし、診療ID「Case1」に対応する同意状況に、「有」を登録する。
一方、診療ID「Case2」には、文書名「Doc02−E」、文書種別「疾患説明文書」の医療説明文書と、文書名「Doc02−C」、文書種別「治療計画書」の文書種別が対応付けられている。すなわち、診療ID「Case2」には、「同意書」の文書種別が対応付けられていない。
したがって、登録部203は、診療ID「Case2」に対応する診療においては、診察や治療内容に対する患者の同意が得られていないと判断し、診療ID「Case2」に対応する同意状況に「無」を格納する。
なお、他の例としては、受付部202はさらに同意状況を受け付け、登録部203は、受付部202が受け付けた同意状況を診療DB201に格納してもよい。
したがって、登録部203は、診療ID「Case2」に対応する診療においては、診察や治療内容に対する患者の同意が得られていないと判断し、診療ID「Case2」に対応する同意状況に「無」を格納する。
なお、他の例としては、受付部202はさらに同意状況を受け付け、登録部203は、受付部202が受け付けた同意状況を診療DB201に格納してもよい。
文書抽出部204は、受付部202が説明対象患者の診療情報を受け付けた場合に、診療DB201に登録されている説明済患者の診療情報の中から、説明対象患者の診療情報に類似する診療情報を類似診療情報として抽出する。文書抽出部204は、具体的には、疾患を検索条件として検索を行うことにより、類似診療情報を抽出する。そして、文書抽出部204は、類似診療情報に対応付けられている医療説明文書情報に示される医療説明文書を抽出する。
なお、他の例としては、診療情報は、さらに診察履歴や検査結果等を含んでいてもよく、この場合には、文書抽出部204は、投薬情報や治療方法等の診察履歴や検査結果等を検索条件として検索し、類似診療情報を抽出してもよい。
なお、他の例としては、診療情報は、さらに診察履歴や検査結果等を含んでいてもよく、この場合には、文書抽出部204は、投薬情報や治療方法等の診察履歴や検査結果等を検索条件として検索し、類似診療情報を抽出してもよい。
類似度算出部205は、文書抽出部204により抽出された医療説明文書情報に示される各医療説明文書を文書種別毎の種別グループに分類する。すなわち、類似度算出部205は医療説明文書を疾患説明文書、治療計画書及び同意書の3つの種別グループに分類する。そして、類似度算出部205はさらに、各種別グループに属する医療説明文書間の類似度を算出する。
具体的には、類似度算出部205は、疾患説明文書の種別グループに属する医療説明文書間の類似度、治療計画書の種別グループに属する医療説明文書間の類似度及び同意書の種別グループに属する医療説明文書間の類似度を算出する。なお、類似度算出部205は、ベクトル空間法や確率モデル等従来の手法を用いて類似度を算出することとする。
具体的には、類似度算出部205は、疾患説明文書の種別グループに属する医療説明文書間の類似度、治療計画書の種別グループに属する医療説明文書間の類似度及び同意書の種別グループに属する医療説明文書間の類似度を算出する。なお、類似度算出部205は、ベクトル空間法や確率モデル等従来の手法を用いて類似度を算出することとする。
分類部206は、各種別グループに属する医療説明文書を、類似度に基づいて、さらに複数の類似グループに分類する。評価値算出部207は、各類似グループに属する医療説明文書に対応付けられている同意状況に基づいて、各類似グループの同意評価値を算出する。ここで、同意評価値とは、患者の同意を得る際の、医療説明文書の有用性の程度を示す指標値である。すなわち、患者の同意を得るために役立った医療説明文書程、同意評価値は高い値となる。なお、評価値算出部207による処理については、後に詳述する。
選択部208は、各類似グループの同意評価値に基づいて、1つの類似グループを選択する。選択部208はさらに、選択した1つの類似グループに属する医療説明文書の中から、再利用する医療説明文書を選択する。これにより、医療従事者は、選択された医療説明文書をテンプレートとして再利用し、新たな説明対象患者への診療等の説明に利用する医療説明文書を作成することができる。
作成部209は、選択部208により医療説明文書が選択されなかった場合に、受付部202が入力を受け付けた説明対象患者の診療情報に基づいて、新たな医療説明文書を作成する。なお、分類部206、評価値算出部207及び選択部208による処理については後に詳述する。
選択部208は、各類似グループの同意評価値に基づいて、1つの類似グループを選択する。選択部208はさらに、選択した1つの類似グループに属する医療説明文書の中から、再利用する医療説明文書を選択する。これにより、医療従事者は、選択された医療説明文書をテンプレートとして再利用し、新たな説明対象患者への診療等の説明に利用する医療説明文書を作成することができる。
作成部209は、選択部208により医療説明文書が選択されなかった場合に、受付部202が入力を受け付けた説明対象患者の診療情報に基づいて、新たな医療説明文書を作成する。なお、分類部206、評価値算出部207及び選択部208による処理については後に詳述する。
図4は、情報処理装置101による処理を示すフローチャートである。受付部202は、新たな説明対象患者の診療情報の入力を受け付けるのを待つ(受付処理)。なお、医療従事者は、インフォームドコンセント等の説明期間に向けて、患者に対し診察や治療内容を説明するための医療説明文書を作成する際に、この患者(説明対象患者)の診療情報を入力する。
ステップS401において、受付部202は、新たな説明対象患者の診療情報を受け付けると(ステップS401でYes)、処理をS402へ進める。ステップS402において、文書抽出部204は、診療DB201から、受付部202が受け付けた新たな説明対象患者の診療情報に類似する類似診療情報を抽出する。具体的には、文書抽出部204は、対象患者の資料情報と診療DB201に格納されている診療情報の類似度を算出し、類似度が予めROM103等に格納されている閾値以上の診療情報を類似診療情報として抽出する。ここで、類似診療情報は、取得された診療情報に関連する診療情報の一例である。
ステップS401において、受付部202は、新たな説明対象患者の診療情報を受け付けると(ステップS401でYes)、処理をS402へ進める。ステップS402において、文書抽出部204は、診療DB201から、受付部202が受け付けた新たな説明対象患者の診療情報に類似する類似診療情報を抽出する。具体的には、文書抽出部204は、対象患者の資料情報と診療DB201に格納されている診療情報の類似度を算出し、類似度が予めROM103等に格納されている閾値以上の診療情報を類似診療情報として抽出する。ここで、類似診療情報は、取得された診療情報に関連する診療情報の一例である。
次に、ステップS403において、文書抽出部204は、診療DB201において、類似診療情報に対応付けられている医療説明文書情報に示される医療説明文書を抽出する(抽出処理)。次に、ステップS404において、文書抽出部204は、ステップS403において医療説明文書が抽出された場合には(ステップS404でYes)、処理をステップS405へ進める。一方、文書抽出部204は、ステップS403において、医療説明文書が抽出されなかった場合には(ステップS404でNo)、処理をステップS410へ進める。
ステップS405において、類似度算出部205は、ステップS403において抽出された医療説明文書を文書種別毎の種別グループに分類する。そして、類似度算出部205は、各種別グループに属する医療説明文書間の類似度を算出する(類似度算出処理)。次に、ステップS406において、分類部206は、各種別グループに属する医療説明文書を、類似度に基づいて、さらに複数の類似グループに分類する(分類処理)。
ステップS405において、類似度算出部205は、ステップS403において抽出された医療説明文書を文書種別毎の種別グループに分類する。そして、類似度算出部205は、各種別グループに属する医療説明文書間の類似度を算出する(類似度算出処理)。次に、ステップS406において、分類部206は、各種別グループに属する医療説明文書を、類似度に基づいて、さらに複数の類似グループに分類する(分類処理)。
次に、ステップS407において、評価値算出部207は、各グループの同意評価値を算出する(同意評価値算出処理)。次に、ステップS408において、選択部208は、算出した同意評価値が最も高いグループを選択する。そして、選択部208は、選択したグループに属する医療説明文書の中から再利用する医療説明文書を選択する(選択処理)。例えば、診療DB201において、医療説明文書情報に、文書名に対応付けて医療説明文書の作成日時が登録されている場合には、選択部208は、選択したグループに属する医療説明文書のうち、登録日時が最も新しい医療説明文書を選択してもよい。
次にステップS409において、選択部208は、ステップS408において医療説明文書が選択された場合には(ステップS409でYes)、処理を終了する。選択部208は、ステップS408において、医療説明文書が選択されなかった場合には(ステップS409でNo)、処理をステップS410へ進める。
次にステップS409において、選択部208は、ステップS408において医療説明文書が選択された場合には(ステップS409でYes)、処理を終了する。選択部208は、ステップS408において、医療説明文書が選択されなかった場合には(ステップS409でNo)、処理をステップS410へ進める。
ステップS410において、作成部209は、受付部202が受け付けた新たな説明対象患者の診療情報に対応する、再利用可能な医療説明文が存在しないとして、新たな説明対象患者に対し診療等の説明を行う際に利用する医療説明文書を新規に作成する。以上で、処理が終了する。
なお、他の例としては、作成部209は、ステップS408において1つの医療説明文書が選択された場合に、選択された医療説明文書をテンプレートとして再利用し、新たな説明対象患者に対し診療等の説明を行う際に利用する医療説明文書を作成してもよい。
なお、他の例としては、作成部209は、ステップS408において1つの医療説明文書が選択された場合に、選択された医療説明文書をテンプレートとして再利用し、新たな説明対象患者に対し診療等の説明を行う際に利用する医療説明文書を作成してもよい。
続いて、図3を参照し、疾患名「Dis1」を含む診療情報が新たな説明対象患者の診療情報として入力された場合の、具体的な処理について説明する。この場合、ステップS402において、文書抽出部204は、疾患名「Dis1」を含む診療情報を類似診療情報として抽出する。図3に示す診療DB201においては、Case1」、「Case2」、「Case6」、「Case7」、「Case8」及び「Case99」の診療IDに対応する診療情報が類似診療情報として抽出される。
疾患名が等しい診療情報は、類似していることから、類似する診療情報に関連付けられた医療説明文書も互いに類似している可能性が高い。つまり、類似する診療情報に関連付けられた医療説明文書は、新規な診療情報に利用する医療説明文書のテンプレートとして再利用する価値が高いと言える。そこで、このように文書抽出部204は、疾患名の等しい診療情報を抽出することとした。
疾患名が等しい診療情報は、類似していることから、類似する診療情報に関連付けられた医療説明文書も互いに類似している可能性が高い。つまり、類似する診療情報に関連付けられた医療説明文書は、新規な診療情報に利用する医療説明文書のテンプレートとして再利用する価値が高いと言える。そこで、このように文書抽出部204は、疾患名の等しい診療情報を抽出することとした。
次に、ステップS403において、文書抽出部204は、類似診療情報に対応付けられている医療説明文書情報に示される医療説明文書を抽出する。図3に示す例においては、 「Case1」、「Case2」、「Case6」、「Case7」、「Case8」及び「Case99」に関連付けられた医療説明文書が抽出される。
医療説明文書が抽出されたので、処理はステップS405へ進む。ステップS405において、類似度算出部205は、「Case1」、「Case2」、「Case6」、「Case7」、「Case8」及び「Case99」関連付けられている医療説明文書を同じ種別グループに分類する。そして、類似度算出部205は、各種別グループに属する医療説明文書間の類似度を算出する。
医療説明文書が抽出されたので、処理はステップS405へ進む。ステップS405において、類似度算出部205は、「Case1」、「Case2」、「Case6」、「Case7」、「Case8」及び「Case99」関連付けられている医療説明文書を同じ種別グループに分類する。そして、類似度算出部205は、各種別グループに属する医療説明文書間の類似度を算出する。
次に、ステップS406において、分類部206は、各種別グループに属する医療説明文書を類似度に基づいて、さらに複数の類似グループに分類する。図5は、ステップS406の処理結果の一例を示す図である。図5は、「治療計画書」の種別グループに属する医療説明文書の類似グループを示している。
図5に示す例においては、「治療計画書」の種別グループに属する医療説明文書は、グループID「Group1」、「Group2」及び「Group3」の3つの類似グループに分類されている。
図5に示す例においては、「治療計画書」の種別グループに属する医療説明文書は、グループID「Group1」、「Group2」及び「Group3」の3つの類似グループに分類されている。
以下、「治療計画書」の種別グループに属する医療説明文書を例に、図5を参照しつつステップS407以降の処理について説明する。なお、図5は、各類似グループにおける同意評価値と、同意評価値を算出する際に参照される情報等を示している。ステップS407において、評価値算出部207は、まず各医療説明文書に対応付けられている同意状況の有無に応じて同意係数を決定する。ここで、同意係数は、医療説明文書が、患者の同意を得るのに有用である程高い値となるような値であるものとする。評価値算出部207は、同意状況が「有」の場合に同意係数を「1」に、同意状況が「無」の場合に同意係数を「0」に決定する(図4参照)。
同意状況が「有」の場合、対応する医療説明文書が患者にとってわかりやすい文書であったと考えることができる。一方で、同意状況が「無」の場合、対応する医療説明文書が患者にとってわかりにくい文書であったと考えることができる。そこで、このように、評価値算出部207は、同意状況「有」に対応する医療説明文書の同意係数を、同意状況「無」に対応する医療説明文書の同意係数に比べて高い値に決定することとした。
同意状況が「有」の場合、対応する医療説明文書が患者にとってわかりやすい文書であったと考えることができる。一方で、同意状況が「無」の場合、対応する医療説明文書が患者にとってわかりにくい文書であったと考えることができる。そこで、このように、評価値算出部207は、同意状況「有」に対応する医療説明文書の同意係数を、同意状況「無」に対応する医療説明文書の同意係数に比べて高い値に決定することとした。
ステップS407において、評価値算出部207はさらに、各類似グループに属する医療説明書に対して決定された同意係数に基づいて、類似グループ毎の同意評価値を算出する。評価値算出部207は、具体的には、(式1)により、類似グループ毎の同意評価値を算出する。
同意評価値=Σ同意係数/診療ケース数 …(式1)
図4に示すグループID「Group1」の類似グループでは、同意係数の和「3」、診療ケース数「4」であることから、式1により、同意評価値「0.75」が得られる。同様に、グループID「Group2」の類似グループでは、同意係数の和「5」、診療ケース数「5」であることから、式1により、同意評価値「1.00」が得られる。グループID「Group3」の類似グループでは、同意係数の和「4」、診療ケース数「5」であることから、式1により、同意評価値「0.80」が得られる。
同意評価値=Σ同意係数/診療ケース数 …(式1)
図4に示すグループID「Group1」の類似グループでは、同意係数の和「3」、診療ケース数「4」であることから、式1により、同意評価値「0.75」が得られる。同様に、グループID「Group2」の類似グループでは、同意係数の和「5」、診療ケース数「5」であることから、式1により、同意評価値「1.00」が得られる。グループID「Group3」の類似グループでは、同意係数の和「4」、診療ケース数「5」であることから、式1により、同意評価値「0.80」が得られる。
次に、ステップS408において、選択部208は、同意評価値に基づいて、1つの類似グループを選択する。選択部208は、具体的には、同意評価値が最も高い、すなわち同意を得るために最も有用と判断された医療説明書群の類似グループを特選択する。図4に示す例においては、同意評価値「1.00」の「Group2」の類似グループが選択される。
そして、選択部208は、「Group2」の類似グループに属する医療説明文書のうち、例えば最も新しい文書を、新たな医療説明文書のテンプレートとして選択する。
なお、図4の例においては、「治療計画書」の種別グループに属する医療説明文書について説明したが、「疾患説明文書」の種別グループに属する医療説明文書についても同様である。
そして、選択部208は、「Group2」の類似グループに属する医療説明文書のうち、例えば最も新しい文書を、新たな医療説明文書のテンプレートとして選択する。
なお、図4の例においては、「治療計画書」の種別グループに属する医療説明文書について説明したが、「疾患説明文書」の種別グループに属する医療説明文書についても同様である。
以上のように、本実施形態にかかる情報処理装置101は、過去の診療等の説明において使用された医療説明文書の中から、医療説明文書を提示した際の過去の患者の同意に関する情報に応じて、医療説明文書を1つ選択する。すなわち、情報処理装置101は、患者にとって理解しやすい医療説明文書を選択することができる。
これにより、情報処理装置101又は医療従事者は、情報処理装置101により選択された医療説明文書を再利用して、新たな説明対象患者への診療等の説明に利用する医療説明文書を作成することができる。
これにより、情報処理装置101又は医療従事者は、情報処理装置101により選択された医療説明文書を再利用して、新たな説明対象患者への診療等の説明に利用する医療説明文書を作成することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態にかかる情報処理装置101について説明する。第2の実施形態にかかる情報処理装置101は、患者への説明回数をさらに考慮して、再利用する医療説明文書を選択する。なお、以下、第2の実施形態にかかる情報処理装置101について、第1の実施形態にかかる情報処理装置101と異なる点について説明する。
図6は、第2の実施形態にかかる診療DB201のデータ構成の一例を示す図である。診療DB201は、診療IDに対応付けて、同意状況の他、説明回数を格納している。ここで、説明回数は、患者への説明回数を示す情報であり、同意関連情報の一例である。
次に、第2の実施形態にかかる情報処理装置101について説明する。第2の実施形態にかかる情報処理装置101は、患者への説明回数をさらに考慮して、再利用する医療説明文書を選択する。なお、以下、第2の実施形態にかかる情報処理装置101について、第1の実施形態にかかる情報処理装置101と異なる点について説明する。
図6は、第2の実施形態にかかる診療DB201のデータ構成の一例を示す図である。診療DB201は、診療IDに対応付けて、同意状況の他、説明回数を格納している。ここで、説明回数は、患者への説明回数を示す情報であり、同意関連情報の一例である。
第2の実施形態においては、登録部203は、医療説明文書情報に含まれる同一文書種別の医療説明文書の数を、説明回数として特定する。そして、登録部203は、特定した説明回数を診療DB201に登録する。
例えば、図6に示す例において、診療ID「Case1」には、文書種別「疾患説明文書」と「同意書」が1つずつ対応付けられている。すなわち、同一文書種別の医療説明文書の数は「1」である。したがって、登録部203は、診療ID「Case1」に対応する説明回数を「1」と特定する。
例えば、図6に示す例において、診療ID「Case1」には、文書種別「疾患説明文書」と「同意書」が1つずつ対応付けられている。すなわち、同一文書種別の医療説明文書の数は「1」である。したがって、登録部203は、診療ID「Case1」に対応する説明回数を「1」と特定する。
また、図6の診療ID「Case2」には、文書種別「疾患説明文書」が1つ、文書種別「治療計画書」が2つ対応付けられている。すなわち、同一文書種別の医療説明文書の数の最大数は「2」である。したがって、登録部203は、診療ID「Case2」に対応する説明回数を「2」と特定する。
なお、他の例としては、受付部202は、患者情報等と共に説明回数の入力を受け付け、登録部203は、患者情報、診療情報、医療説明文書情報、同意状況及び説明回数を対応付けて診療DB201に登録してもよい。なお、医療従事者は、患者に対して説明を行った回数を計測し、計測回数を説明回数として情報処理装置101に入力するものとする。
なお、他の例としては、受付部202は、患者情報等と共に説明回数の入力を受け付け、登録部203は、患者情報、診療情報、医療説明文書情報、同意状況及び説明回数を対応付けて診療DB201に登録してもよい。なお、医療従事者は、患者に対して説明を行った回数を計測し、計測回数を説明回数として情報処理装置101に入力するものとする。
評価値算出部207は、ステップS407において、各類似グループに属する医療説明文書に対応付けられている同意状況と、説明回数とに基づいて、各類似グループの同意評価値を算出する。図7を参照しつつ、評価値算出部207の処理について説明する。図7は、分類部206による分類結果を示す図である。
図7には、「治療計画書」の種別グループに属する医療説明文書の類似グループを示している。図7はまた、各類似グループに属する診療ケースに対する同意評価値と、同意評価値の算出する際に参照される情報等を示している。
図7には、「治療計画書」の種別グループに属する医療説明文書の類似グループを示している。図7はまた、各類似グループに属する診療ケースに対する同意評価値と、同意評価値の算出する際に参照される情報等を示している。
なお、以下においては、「治療計画書」の種別グループに属する医療説明文書に対する評価値算出部207の処理について説明するが、評価値算出部207は、他の文書種別の医療説明文書についても同様の処理を行うものとする。
評価値算出部207は、各診療ケースの同意係数を特定し、さらに、各診療ケースの説明回数に基づいて、診療ケース毎の説明回数係数を算出する。ここで、説明回数係数は、対応する診療ケースにおいて利用された医療説明文書が患者にとって理解し易い文書か否かの程度を示す値であり、値が大きい程、理解しやすい文書であることを示している。逆に、説明回数係数は、その値が小さい程、患者にとってわかり難い文書であることを示している。すなわち、説明回数係数は、説明回数が少ない程大きい値となり、説明回数が多い程、小さい値となる。
評価値算出部207は、各診療ケースの同意係数を特定し、さらに、各診療ケースの説明回数に基づいて、診療ケース毎の説明回数係数を算出する。ここで、説明回数係数は、対応する診療ケースにおいて利用された医療説明文書が患者にとって理解し易い文書か否かの程度を示す値であり、値が大きい程、理解しやすい文書であることを示している。逆に、説明回数係数は、その値が小さい程、患者にとってわかり難い文書であることを示している。すなわち、説明回数係数は、説明回数が少ない程大きい値となり、説明回数が多い程、小さい値となる。
評価値算出部207は、具体的には、類似グループに属する各診療ケースの説明回数のうち最大値を特定する。そして、評価値算出部207は、特定した最大値に基づいて、(式2)により、診療ケース毎の説明回数係数を算出する。
説明回数係数=最大値−説明回数 …(式2)
(式2)における説明回数は、処理対象の診療ケースの説明回数である。また、最大値は、対象とする類似グループにおける説明回数の最大値である。例えば、図7のグループID「Group1」の類似グループにおいては、診療ID「Case7」に対応する説明回数「3」が、説明回数の最大値である。したがって、グループID「Group1」の類似グループに属する診療ケースにおいては、評価値算出部207は、(式3)により、説明回数係数を算出する。
説明回数係数=3−説明回数 …(式3)
説明回数係数=最大値−説明回数 …(式2)
(式2)における説明回数は、処理対象の診療ケースの説明回数である。また、最大値は、対象とする類似グループにおける説明回数の最大値である。例えば、図7のグループID「Group1」の類似グループにおいては、診療ID「Case7」に対応する説明回数「3」が、説明回数の最大値である。したがって、グループID「Group1」の類似グループに属する診療ケースにおいては、評価値算出部207は、(式3)により、説明回数係数を算出する。
説明回数係数=3−説明回数 …(式3)
評価値算出部207はさらに、説明回数係数と同意係数とに基づいて、(式4)により、各診療ケースのケース別同意評価値を算出する。
ケース別同意評価値=同意係数×説明回数係数 …(式4)
このように、ケース別同意評価値は、同意係数に説明回数係数を乗じた値である。すなわち、ケース別同意評価値は、患者の同意状況と説明回数を鑑みた場合の、診療ケース(診療ID)毎の、使用された医療説明文書の分かりやすさを示す値である。
ケース別同意評価値=同意係数×説明回数係数 …(式4)
このように、ケース別同意評価値は、同意係数に説明回数係数を乗じた値である。すなわち、ケース別同意評価値は、患者の同意状況と説明回数を鑑みた場合の、診療ケース(診療ID)毎の、使用された医療説明文書の分かりやすさを示す値である。
評価値算出部207は、診療ID毎のケース別同意評価値に基づいて、(式5)により、類似グループ毎の同意評価値を算出する。
同意評価値=Σケース別同意評価値/ケース数 …(式5)
ここで、ケース数は、同一類似グループに属する診療ケース(診療ID)の数である。
このように、本実施形態にかかる同意評価値は、ケース別同意評価値をケース数で除算した値であり、類似グループ単位での、使用された医療説明文書の患者にとっての分かりやすさを示す値である。
同意評価値=Σケース別同意評価値/ケース数 …(式5)
ここで、ケース数は、同一類似グループに属する診療ケース(診療ID)の数である。
このように、本実施形態にかかる同意評価値は、ケース別同意評価値をケース数で除算した値であり、類似グループ単位での、使用された医療説明文書の患者にとっての分かりやすさを示す値である。
図7に示す例において、グループID「Group1」、「Group2」、「Group3」に対し、それぞれ「0.33」、「1.67」及び「1.20」の同意評価値が算出される。すなわち、「Group2」の同意評価値が、同意評価値の最大値となる。これは、文書種別「治療計画書」の医療説明文書においては、「Group2」に属する医療説明文書が、患者にとって理解しやすい文書であったことを示している。
したがって、この場合には、選択部208は、「Group2」に属する文書種別「治療計画書」の医療説明文書のうち最新の医療説明文書を再利用する医療説明文書として選択する。なお、第2の実施形態にかかる選択部208の処理は、第1の実施形態にかかる選択部208の処理と同様である。また、上記以外の第2の実施形態にかかる情報処理装置101の構成及び処理は、第1の実施形態にかかる情報処理装置101の構成及び処理と同様である。
したがって、この場合には、選択部208は、「Group2」に属する文書種別「治療計画書」の医療説明文書のうち最新の医療説明文書を再利用する医療説明文書として選択する。なお、第2の実施形態にかかる選択部208の処理は、第1の実施形態にかかる選択部208の処理と同様である。また、上記以外の第2の実施形態にかかる情報処理装置101の構成及び処理は、第1の実施形態にかかる情報処理装置101の構成及び処理と同様である。
以上のように、第2の実施形態にかかる情報処理装置101は、同意状況だけでなく、医療説明文書を用いた説明回数に基づいて、医療説明文書を選択する。したがって、情報処理装置101は、患者にとって理解しやすい医療説明文書を選択することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る情報処理装置101について説明する。第3の実施形態にかかる情報処理装置101は、患者への説明時間をさらに考慮して、再利用する医療説明文書を選択する。なお、以下、第3の実施形態にかかる情報処理装置101について、第1の実施形態にかかる情報処理装置101と異なる点について説明する。
図8は、第3の実施形態にかかる診療DB201のデータ構成の一例を示す図である。診療DB201は、診療IDに対応付けて、同意状況の他、説明時間を格納している。ここで、説明時間は、患者への説明に要した時間の合計値を示す情報であり、同意関連情報の一例である。
次に、第3の実施形態に係る情報処理装置101について説明する。第3の実施形態にかかる情報処理装置101は、患者への説明時間をさらに考慮して、再利用する医療説明文書を選択する。なお、以下、第3の実施形態にかかる情報処理装置101について、第1の実施形態にかかる情報処理装置101と異なる点について説明する。
図8は、第3の実施形態にかかる診療DB201のデータ構成の一例を示す図である。診療DB201は、診療IDに対応付けて、同意状況の他、説明時間を格納している。ここで、説明時間は、患者への説明に要した時間の合計値を示す情報であり、同意関連情報の一例である。
第3の実施形態においては、受付部202は、患者情報等と共に説明時間の入力を受け付ける。そして、登録部203は、患者情報、診療情報、医療説明文書情報、同意情報及び説明時間を対応付けて診療DB201に登録する。なお、医療従事者は、患者への説明に要した時間を計測し、計測時間を説明時間として情報処理装置101に入力するものとする。
なお、他の例としては、情報処理装置101は、医療従事者が患者への説明を行っている時間を計測し、計測した時間を診療DB201に登録してもよい。
なお、他の例としては、情報処理装置101は、医療従事者が患者への説明を行っている時間を計測し、計測した時間を診療DB201に登録してもよい。
評価値算出部207は、ステップS407において、各類似グループに属する医療説明文書に対応付けられている同意状況と、説明時間とに基づいて、各類似グループの同意評価値を算出する。
図9を参照しつつ、評価値算出部207の処理について説明する。図9は、分類部206による分類結果を示す図である。図9には、「治療計画書」の種別グループに属する医療説明文書の類似グループを示している。図9はまた、各類似グループにおける同意評価値と、同意評価値の算出する際に参照される情報等を示している。
図9を参照しつつ、評価値算出部207の処理について説明する。図9は、分類部206による分類結果を示す図である。図9には、「治療計画書」の種別グループに属する医療説明文書の類似グループを示している。図9はまた、各類似グループにおける同意評価値と、同意評価値の算出する際に参照される情報等を示している。
なお、以下においては、「治療計画書」の種別グループに属する医療説明文書に対する処理について説明するが、他の文書種別の医療説明文書についても同様の処理を行うものとする。
評価値算出部207は、同意係数を特定し、さらに類似グループ毎の説明時間に基づいて、診療ケース毎の説明時間係数を算出する。ここで、説明時間係数は、対応する診療ケースにおいて利用された医療説明文書が患者にとって理解し易い文書か否かの程度を示す値であり、値が大きい程、理解しやすい文書であることを示している。逆に、説明時間係数は、その値が小さい程、患者にとってわかり難い文書であることを示している。すなわち、説明時間係数は、説明時間が短い程大きい値となり、説明時間が長い程、小さい値となる。
評価値算出部207は、同意係数を特定し、さらに類似グループ毎の説明時間に基づいて、診療ケース毎の説明時間係数を算出する。ここで、説明時間係数は、対応する診療ケースにおいて利用された医療説明文書が患者にとって理解し易い文書か否かの程度を示す値であり、値が大きい程、理解しやすい文書であることを示している。逆に、説明時間係数は、その値が小さい程、患者にとってわかり難い文書であることを示している。すなわち、説明時間係数は、説明時間が短い程大きい値となり、説明時間が長い程、小さい値となる。
評価値算出部207は、具体的には、類似グループに属する各診療ケースの説明時間の最大値を特定する。そして、評価値算出部207は、特定した最大値に基づいて、(式6)により、診療ケース毎の説明時間係数を算出する。
説明時間係数=最大値−説明時間 …(式6)
(式6)における説明時間は、処理対象の診療ケースの説明時間である。また、最大値は、対象とする類似グループにおける説明時間の最大値である。例えば、図9のグループID「Group2」の類似グループにおいては、診療ID「Doc52−C」、「Doc54−C」及び「Doc82−C」に対応する説明時間「3(h)」が説明時間の最大値である。したがって、グループID「Group2」の類似グループに属する診療ケースにおいては、評価値算出部207は、(式7)により、説明時間係数を算出する。
説明時間係数=3−説明時間 …(式7)
説明時間係数=最大値−説明時間 …(式6)
(式6)における説明時間は、処理対象の診療ケースの説明時間である。また、最大値は、対象とする類似グループにおける説明時間の最大値である。例えば、図9のグループID「Group2」の類似グループにおいては、診療ID「Doc52−C」、「Doc54−C」及び「Doc82−C」に対応する説明時間「3(h)」が説明時間の最大値である。したがって、グループID「Group2」の類似グループに属する診療ケースにおいては、評価値算出部207は、(式7)により、説明時間係数を算出する。
説明時間係数=3−説明時間 …(式7)
評価値算出部207はさらに、説明時間係数と同意係数とに基づいて、(式8)により、各診療ケースにおけるケース別同意評価値を算出する。
ケース別同意評価値=同意係数×説明時間係数 …(式8)
このように、ケース別同意評価値は、同意係数に説明時間係数を乗じた値である。すなわち、ケース別同意評価値は、患者の同意状況と説明時間を鑑みた場合の、診療ケース(診療ID)毎の、利用された医療説明文書のわかりやすさを示す値である。
ケース別同意評価値=同意係数×説明時間係数 …(式8)
このように、ケース別同意評価値は、同意係数に説明時間係数を乗じた値である。すなわち、ケース別同意評価値は、患者の同意状況と説明時間を鑑みた場合の、診療ケース(診療ID)毎の、利用された医療説明文書のわかりやすさを示す値である。
評価値算出部207は、さらに診療ID毎のケース別同意評価値に基づいて、(式5)により、類似グループ毎の同意評価値を算出する。図9に示す例においては、グループID「Group1」、「Group2」、「Group3」に対し、それぞれ「1.00」、「0.83」及び「1.20」の同意評価値が算出される。
すなわち、「Group3」の同意評価値が、同意評価値の最大値となる。これは、文書種別「治療計画書」の医療説明文書においては、「Group3」に属する医療説明文書が、患者にとって理解しやすい文書であったことを示している。
すなわち、「Group3」の同意評価値が、同意評価値の最大値となる。これは、文書種別「治療計画書」の医療説明文書においては、「Group3」に属する医療説明文書が、患者にとって理解しやすい文書であったことを示している。
したがって、この場合には、選択部208は、「Group3」に属する文書種別「治療計画書」の医療説明文書のうち最新の医療説明文書を再利用する医療説明分祖として選択する。なお、第3の実施形態にかかる選択部208の処理は、第1の実施形態にかかる選択部208の処理と同様である。また、上記以外の第3の実施形態にかかる情報処理装置101の構成及び処理は、第1の実施形態にかかる情報処理装置101の構成及び処理と同様である。
以上のように、第3の実施形態にかかる情報処理装置101は、同意状況だけでなく、医療説明文書を用いた説明時間に基づいて、医療説明文書を選択する。したがって、情報処理装置101は、患者にとって理解しやすい医療説明文書を選択することができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、患者にとってわかりやすい文書を選択することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
101 情報処理装置、102 CPU、103 ROM、104 RAM、201 診療DB、202 受付部、203 登録部、204 文書抽出部、205 類似度算出部、 206 分類部、207 算出部、208 選択部、209 作成部
Claims (11)
- 対象患者の診療情報を取得する取得手段と、
医療説明文書の説明が行われた説明済患者の診療情報と前記説明済患者に対して提示した医療説明文書と前記説明済患者の同意に関する同意関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段における前記取得された診療情報に関連する診療情報に対応付いた複数の医療説明文書から、前記複数の医療説明文書に対応付いた同意関連情報に基づいて少なくとも1つの医療説明文書を選択する選択手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記同意関連情報は、同意の有無、患者の同意を得るために要した説明時間及び説明回数のうち少なくとも1つの情報を含み、
前記同意関連情報に基づいて、患者の同意に関する、前記医療説明文書の有用性の程度を示す同意評価値を算出する同意評価値算出手段をさらに有し、
前記選択手段は、前記同意評価値に基づいて前記医療説明文書を選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記記憶手段から、前記取得された診療情報に類似する診療情報に対応付いた複数の医療説明文書を抽出する抽出手段をさらに有し、
前記選択手段は、前記複数の医療説明文書に対応付いた同意関連情報に基づいて、前記抽出された複数の医療説明文書から少なくとも1つの医療説明文書を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記抽出手段により抽出された前記医療説明文書間の類似度を算出する類似度算出手段と、
前記類似度に基づいて、複数の前記医療説明文書を、複数のグループに分類する分類手段と
をさらに有し、
前記算出手段は、各グループの同意評価値を算出し、
前記選択手段は、前記グループの同意評価値に基づいてグループを選択し、選択したグループの中から前記医療説明文書を選択することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記取得手段は、前記説明済患者の前記診療情報と前記同意関連情報とをさらに取得し、
前記取得手段が取得した前記説明済患者の前記診療情報と前記同意関連情報とを対応付けて前記記憶手段に登録する登録手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
対象患者の診療情報を取得する取得ステップと、
医療説明文書の説明が行われた説明済患者の診療情報と前記説明済患者に対して提示した医療説明文書と前記説明済患者の同意に関する同意関連情報とを対応付けて記憶する記憶手段における前記取得された診療情報に関連する診療情報に対応付いた複数の医療説明文書から、前記複数の医療説明文書に対応付いた同意関連情報に基づいて少なくとも1つの医療説明文書を選択する選択ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - 前記同意関連情報は、同意の有無、患者の同意を得るために要した説明時間及び説明回数のうち少なくとも1つの情報を含み、
前記同意関連情報に基づいて、患者の同意に関する、前記医療説明文書の有用性の程度を示す同意評価値を算出する同意評価値算出ステップをさらに含み、
前記選択ステップでは、前記同意評価値に基づいて前記医療説明文書を選択することを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。 - 前記記憶手段から、前記取得された診療情報に類似する診療情報に対応付いた複数の医療説明文書を抽出する抽出ステップをさらに含み、
前記選択ステップでは、前記複数の医療説明文書に対応付いた同意関連情報に基づいて、前記抽出された複数の医療説明文書から少なくとも1つの医療説明文書を選択することを特徴とする請求項6又は7に記載の情報処理方法。 - 前記抽出された前記医療説明文書間の類似度を算出する類似度算出ステップと、
前記類似度に基づいて、複数の前記医療説明文書を、複数のグループに分類する分類ステップと
をさらに含み、
前記算出ステップでは、各グループの同意評価値を算出し、
前記選択ステップでは、前記グループの同意評価値に基づいてグループを選択し、選択したグループの中から前記医療説明文書を選択することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。 - 前記取得ステップでは、前記説明済患者の前記診療情報と前記同意関連情報との入力をさらに取得し、
前記取得ステップにおいて取得した前記説明済患者の前記診療情報と前記同意関連情報とを対応付けて前記記憶手段に登録する登録ステップをさらに含むことを特徴とする請求項6乃至9何れか1項に記載の情報処理方法。 - コンピュータに、請求項6乃至10何れか1項に記載の情報処理方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
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- 2014-03-05 JP JP2014043179A patent/JP2015170039A/ja active Pending
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