JP2015203920A - 類似症例検索システム、類似症例検索方法及びプログラム - Google Patents

類似症例検索システム、類似症例検索方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】医師等による治療計画の立案を支援する仕組みを提供する。
【解決手段】少なくとも医用文書を含む検索対象症例を格納する症例管理サーバ装置130と、少なくとも医用文書を含む検索入力症例の入力を行う検査指示入力部111と、検査指示入力部111で入力された検索入力症例から特徴量を抽出する特徴量抽出部121と、症例管理サーバ装置130に格納されている検索対象症例の中から、前記検索入力症例の特徴量に対して類似度が所定値よりも高い特徴量を有する症例を検索により取得する第1の検索部122と、第1の検索部122による検索の結果得られた検索結果症例から、医療行為と当該医療行為における結果とを含む医療情報を検索により取得する第2の検索部123を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、検索入力症例と類似する症例を検索により取得して提示する類似症例検索システム及び類似症例検索方法、当該類似症例検索方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに、当該プログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
近年、病院などの医療機関において情報化が進み、患者の診療情報を管理する電子カルテを導入する医療機関が増えている。電子カルテには、患者の診断履歴情報や、投薬情報、手術情報、患部画像、単純X線画像等が一元管理され、データの共有や再利用が簡単にできるようになってきている。また、近年のストレージの大容量化によって、CT、MRI、単純X線などのデジタル画像を大量に撮影してストレージに格納できるようになった。
このような医療機関における診療情報の蓄積を有効利用する試みとして、ストレージ内に格納されている過去の診察テキストや検査画像から類似する症例を抽出し、現在の診断の参考にする類似症例検索が提案されている。臨床医や専門医の診断時に、診断対象症例と類似する過去の症例を参照にすることにより、診断の精度を高めることができる。また、経験の浅い医師の教育目的に利用することもできる。
例えば、下記の特許文献1には、診断対象の画像の特徴量が類似する類似画像を診断画像データベースから検索し、類似症例として提示する方法が開示されている。また、下記の特許文献2には、画像に関連付けて格納された診察テキストの特徴量を利用して画像の特徴量を変換し、変換した特徴量を用いて類似画像を検索することにより、診断画像と診察テキストの両方の特徴が類似する類似症例を提示する方法が開示されている。
特開2005−65728号公報 特許第5098559号公報
乾孝司,奥村学,"テキストを対象とした評価情報の分析に関する研究動向",自然言語処理,2006
ところで、医用画像の撮影を含む一般的な診断ワークフローは、患者が来院すると、まず、臨床医が問診や診断を行い、放射線画像撮影などの検査オーダーを発行する。次に、撮影技師が医用画像の撮影を行い、撮影した医用画像を放射線画像の診断を専門とする放射線科医(読影医)と呼ばれる専門医が画像診断を行う。そして、専門医の画像診断結果がレポートとして臨床医に戻り、臨床医がそれを参考にして今後の治療方針等を決定するという流れである。
ここで、上述した医用画像の撮影を含む一般的な診断において、類似症例検索を利用する目的は主に2つある。第1の目的は、診断対象画像や関連するテキストを入力として、過去にどのような診断がなされたかを検索するというものである。第2の目的は、類似する症例に対し、過去にどのような治療が行われ、その結果はどうなったかを検索するというものである。
しかしながら、上述した特許文献1及び特許文献2における方法は、上述した第2の目的を達成し得るものではなかった。即ち、上述した特許文献1及び特許文献2における方法では、医師等による治療計画の立案を支援することが困難であるという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、医師等による治療計画の立案を支援する仕組みを提供することを目的とする。
本発明の類似症例検索システムは、検索入力症例と類似する症例を検索により取得して提示する類似症例検索システムであって、少なくとも医用文書を含む検索対象症例を格納する症例格納手段と、少なくとも医用文書を含む前記検索入力症例の入力を行う入力手段と、前記入力手段で入力された検索入力症例から特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、前記症例格納手段に格納されている検索対象症例の中から、前記検索入力症例の前記特徴量に対して類似度が所定値よりも高い特徴量を有する症例を検索により取得する第1の検索手段と、前記第1の検索手段による検索の結果得られた検索結果症例から、医療行為と当該医療行為における結果とを含む医療情報を検索により取得する第2の検索手段とを有する。
また、本発明は、上述した類似症例検索システムによる類似症例検索方法、及び、当該類似症例検索方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、並びに、当該プログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含む。
本発明によれば、医師等による治療計画の立案を支援することができる。
本発明の第1の実施形態に係る類似症例検索システムの概略構成の一例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る類似症例検索システムによる類似症例検索方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2のステップS203で使用する検索入力症例と検索対象症例の概略構成の一例を示す図である。 図2のステップS203における第1の検索処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2のステップS204における第2の検索処理を説明するための図である。 図2のステップS204における第2の検索処理で利用する医療知識情報格納部の構造の一例を示す図である。 図2のステップS204における第2の検索処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2のステップS205における検索結果表示処理により検索結果表示部に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。 図2のステップS205における検索結果表示処理により検索結果表示部に表示されるユーザインタフェースの他の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る類似症例検索システムの概略構成の一例を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態を示し、放射線撮影検査を含む臨床診断の一般的な診断ワークフローを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る類似症例検索システムによる類似症例検索方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図12のステップS1203における画像診断支援処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 図13のステップS1304における検索結果表示処理により検索結果表示部112に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態を示し、図10に示す検索選択部に記録される診断ワークフローの進捗状態を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る類似症例検索システムによる類似症例検索方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
本実施形態は、臨床医が診察室において、今後の治療計画の立案を行うために類似症例検索を実施する場面を想定した形態である。ここで、臨床医が類似症例検索を利用する目的は、診断を確定し、今後の治療計画を立案するためである。第1の実施形態において、医師等による治療計画の立案を支援するための参考情報を提供する検索手法を開示する。
<類似症例検索システムの構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る類似症例検索システムの概略構成の一例を示す模式図である。
本実施形態に係る類似症例検索システム100−1は、図1に示すように、類似症例検索クライアント装置110、類似症例検索サーバ装置120−1、症例管理サーバ装置130、及び、ネットワーク140を有して構成されている。ここで、類似症例検索クライアント装置110、類似症例検索サーバ装置120−1、及び、症例管理サーバ装置130は、ネットワーク140を通じて通信接続されている。
類似症例検索クライアント装置110は、医師等の検索利用者が利用する装置である。この類似症例検索クライアント装置110は、検索指示入力部111、及び、検索結果表示部112を有して構成されている。
検索指示入力部111は、医師等の検索利用者が入力した、診断対象となる検索入力症例(本実施形態においては、医用画像である検査画像及び医用文書である診察テキストを含む)を、類似症例検索システム100−1に入力して検索指示を発行(入力)するための入力手段である。
検索結果表示部112は、医師等の検索利用者が検索結果を閲覧するために、類似症例の情報(当該類似症例の医療行為と当該医療行為における結果とを含む医療情報を含む)を表示する表示手段である。
類似症例検索サーバ装置120−1は、検索処理を実行する装置である。この類似症例検索サーバ装置120−1は、特徴量抽出部121、第1の検索部122、第2の検索部123、及び、医療知識情報格納部124を有して構成されている。
特徴量抽出部121は、類似症例検索クライアント装置110の検索指示入力部111から入力された検索入力症例から特徴量を抽出する等の処理を行う。
第1の検索部122は、特徴量抽出部121によって抽出された検索入力症例の特徴量と、症例管理サーバ装置130(医用文書格納部131及び医用画像格納部132)に格納されている検索対象症例群の特徴量とを比較して、検索対象症例群の中から、検索入力症例と特徴量が類似する症例を検索して取得する処理を行う。具体的に、第1の検索部122は、症例管理サーバ装置130に格納されている検索対象症例群の中から、検索入力症例の特徴量に対して類似度が所定値よりも高い特徴量を有する症例を検索により取得する処理を行う。
第2の検索部123は、第1の検索部122による検索の結果得られた検索結果症例の中から、医療行為と当該医療行為における結果とを含む医療情報を検索により取得する処理を行う。この第2の検索部123による検索の結果得られた医療情報は、医師等による治療計画の立案を支援するための情報である。なお、本実施形態においては、第2の検索部123は、医療情報に含まれ、医療情報の一種である治療情報を、検索により取得する処理を行うものとする。即ち、本実施形態では、第2の検索部123は、第1の検索部122による検索の結果得られた検索結果症例の中から、医療行為に含まれ、医療行為の一種である治療行為と、当該治療行為における治療結果とを含む治療情報を検索により取得する処理を行うものとする。したがって、以降の説明においては、本発明における医療情報として、上述した治療情報を適用した例について説明を行う。
医療知識情報格納部124は、第2の検索部123において治療情報を取得する際に利用する医療知識情報を格納するものである。
症例管理サーバ装置130は、検索対象症例となる過去の症例を格納する症例格納手段である。この症例管理サーバ装置130は、医用文書格納部131、及び、医用画像格納部132を有して構成されている。
医用文書格納部131は、医師が記載した医用文書、例えば、主訴、観察結果、診断結果、治療計画等のテキスト情報、治療行為と当該治療行為における治療結果とを含む治療情報、及び、読影レポート等の診断レポート等を格納している。
医用画像格納部132は、CT画像、MRI画像、単純X線画像、及び、デジタルカメラなどで撮影された画像等の医用画像を格納している。ここで、医用画像格納部132に格納されている医用画像のそれぞれに対して、医用文書格納部131に格納されている医用文書が対応付けられている。
ネットワーク140は、類似症例検索クライアント装置110、類似症例検索サーバ装置120−1、及び、症例管理サーバ装置130を相互に通信可能に接続する通信網である。
なお、図1に示す概略構成図は、本発明に係る類似症例検索システムを実現するための一例であって、本発明においては、図1に示す構成に限定されるものではない。例えば、類似症例検索サーバ装置120−1と症例管理サーバ装置130は同一の装置であってもよいし、また、医療知識情報格納部124はネットワーク140を介した外部装置として存在してもよい。
<類似症例検索方法の処理手順>
図2は、本発明の第1の実施形態に係る類似症例検索システムによる類似症例検索方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
医師等の検索利用者が類似症例検索クライアント装置110に対して検索入力症例(本実施形態においては、医用画像である検査画像及び医用文書である診察テキストを含む)を入力すると、ステップS201において、検索指示入力部111は、当該検索入力症例を類似症例検索システム100−1に入力する。ここで、本実施形態では、検索入力症例として、CT画像や、MRI画像、X線撮影画像、或いは、汎用デジタルカメラ等で撮影された画像等の医用画像である検査画像と、観察結果、所見、治療方針等の医用文書である診察テキストとの両方を含むものを挙げて説明を行うが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、例えば、検索入力症例として、少なくとも医用文書を含むものであればよい。また、医用画像及び医用文書を含む検索入力症例の入力を行う場合に、放射線画像診断レポート(以下、「読影レポート」と称する)のように、画像と、その画像に対する所見が含まれたドキュメント自体を検索入力としてもよい。
その後、類似症例検索クライアント装置110(検索指示入力部111)は、当該検索入力症例に基づく検索指示を、ネットワーク140を通して類似症例検索サーバ装置120−1に送信する。そして、類似症例検索サーバ装置120−1は、類似症例検索クライアント装置110からの検索指示を受信する。
続いて、ステップS202において、特徴量抽出部121は、ステップS201において入力された検索入力症例から特徴量を抽出する処理を行う。
ここで、特徴量抽出部121による特徴量の抽出処理に関しては、公知の手法を利用することができる。例えば、医用画像の特徴量の抽出に関しては、上記の特許文献1に開示されているように、画像の注目領域の画素に対するエッジ情報、濃度勾配、ヒストグラム、テクスチャ情報等を特徴量ベクトルとして抽出することができる。また、例えば、医用文書の特徴量の抽出に関しては、医療用語辞書を用いて、診断名、処置名、処方名、部位名などのキーワードを抽出し、各キーワードに対する出現頻度や出現する文書の割合等を重要度として付与することにより、そのテキストを特徴付ける特徴量ベクトルを抽出することができる。
続いて、ステップS203において、第1の検索部122は、ステップS202で抽出された検索入力症例の特徴量と、症例管理サーバ装置130(医用文書格納部131及び医用画像格納部132)に格納されている検索対象症例群の特徴量とを比較して、検索対象症例群の中から、検索入力症例と特徴量が類似する症例を検索して取得する処理を行う。具体的に、第1の検索部122は、症例管理サーバ装置130に格納されている検索対象症例群の中から、検索入力症例の特徴量に対して類似度が所定値よりも高い特徴量を有する症例を検索により取得する処理を行う。そして、第1の検索部122は、検索により取得した症例を検索結果症例とする。ここで、本実施形態では、症例管理サーバ装置130に格納されている検索対象症例として、医用文書格納部131に格納されている医用文書と医用画像格納部132に格納されている医用画像との両方を含むものを挙げて説明を行うが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、例えば、検索対象症例として、少なくとも医用文書を含むものであればよい。
このステップS203における第1の検索処理の目的は、検索入力症例と類似する症例を取得することである。このステップS203の詳細な処理については、図3及び図4を用いて後述する。
続いて、ステップS204において、第2の検索部123は、ステップS203の検索の結果得られた検索結果症例のそれぞれに対して時系列方向に検索を行い、発生した治療行為と当該治療行為における治療結果とを含む治療情報を検索により取得する。
このステップS204における第2の検索処理の目的は、検索入力症例と類似する検索結果症例の時系列経過記録の中から、検索入力症例において今後の治療計画を立案するために役立つ治療情報を取得することである。このステップS204の詳細な処理については、図5〜図7を用いて後述する。
続いて、ステップS205において、検索結果表示部112は、ステップS203及びステップS204の検索の結果得られた検索結果症例の情報(当該検索結果症例の治療行為と当該治療行為における治療結果とを含む治療情報を含む)を表示する。このステップS205の処理で検索結果表示部112に表示される検索結果画像の一例を図8及び図9を用いて後述する。
そして、ステップS205の処理が終了すると、図2のフローチャートの処理が終了する。
≪第1の検索処理≫
以下に、図2のステップS203における第1の検索処理の詳細な処理について、図3及び図4を用いて説明する。
図3は、図2のステップS203で使用する検索入力症例と検索対象症例の概略構成の一例を示す図である。
図3において、検索入力症例300は、図2のステップS201で入力されたものである。この検索入力症例300は、検査情報301を有し、また、検査情報301は、検査画像と当該検査画像に関連付けられた診察テキストを有する。ここで、診察テキストとは、例えば、関連付けられた検査画像の撮影時の主訴、観察結果、検査所見、画像所見、診断名等の電子カルテにおける記述や、当該検査画像を用いて画像診断した読影レポートの所見等の医用文書である。また、ここで言う症例とは、1人の患者の1つの疾病に対する複数の診察、検査、診断からなる経時情報を指すこととする。検査情報301に含まれる検査画像に対してステップS202で抽出された特徴量をVi(q)とし、検査情報301に含まれる診察テキストに対してステップS202で抽出された特徴量をVt(q)とする。
図3において、検索対象症例310は、症例管理サーバ装置130に格納されているものである。具体的に、検索対象症例310は、症例管理サーバ装置130に格納されている症例のうちの1つ(n番目の患者の症例Case(n))を示しており、検査情報311,312,313及び314は、検索対象症例Case(n)に含まれる経時的な検査や診察、診断の集合である。
例えば、検査情報311は、医用画像格納部132に格納されている検索対象症例Case(n)の初回の医用画像である検査画像と、医用文書格納部131に格納されている当該検査画像に関連付けられた医用文書である診察テキストのペアである。ここで、本実施形態においては、検査情報311の検査画像及び診察テキストに対して、それぞれ、予めステップS202と同様の方法で抽出した特徴量Vi(n,1)及びVt(n,1)が症例管理サーバ装置130に格納されているものとする。なお、本実施形態では、検査情報311等の特徴量が予め抽出されて症例管理サーバ装置130に格納されているものとするが、本発明においてはこれに限定されるものではなく、例えば、ステップS202の処理の際に、特徴量抽出部121において、検索対象症例の各検査情報の特徴量を抽出する形態も本発明に含まれる。
検査情報312は、医用画像格納部132に格納されている検索対象症例Case(n)の2回目の検査画像(特徴量Vi(n,2))と、医用文書格納部131に格納されている当該検査画像に関連付けられた診察テキスト(特徴量Vt(n,2))とを含む。
検査情報313は、医用画像格納部132に格納されている検索対象症例Case(n)の3回目の検査画像(特徴量Vi(n,3))と、医用文書格納部131に格納されている当該検査画像に関連付けられた診察テキスト(特徴量Vt(n,3))とを含む。
検査情報314は、医用画像格納部132に格納されている検索対象症例Case(n)の4回目の検査画像(特徴量Vi(n,4))と、医用文書格納部131に格納されている当該検査画像に関連付けられた診察テキスト(特徴量Vt(n,4))とを含む。
なお、図3に示す検索入力症例300と検索対象症例310の構成は一例であり、例えば、検索入力症例300に複数の検査情報が含まれていてもよいし、また、検査情報301〜314に異なるモダリティで撮影した医用画像が複数含まれていてもよい。
本実施形態では、ステップS202で抽出された特徴量はベクトルで表現されているため、症例同士の類似度Simの算出には、一般的に、以下の(1)式で示される、ベクトル間の類似度を求めるコサイン類似度を用いることができる。
Figure 2015203920
また、本実施形態では、医用画像である検査画像と医用文書である診察テキストの特徴量を別々に抽出しているため、検査画像の類似度は画像同士の類似度を算出し、診察テキストの類似度はテキスト同士の類似度を算出し、これらを統合したものを検査情報の類似度とする。
以下の(2)式は、図3に示す検索入力症例300の検査情報301と、検索対象症例310の検査情報312との間の類似度を算出する式の例である。
Figure 2015203920
(2)式において、α及びβは正の実数であり、目的に応じて検査画像及び診察テキストに対する類似度の重みを適宜設定する。
図4は、図2のステップS203における第1の検索処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS401において、第1の検索部122は、図2のステップS202で抽出された検索入力症例の特徴量(具体的に、本実施形態では、図3のVi(q),Vt(q))を取得する。
続いて、ステップS402において、第1の検索部122は、ネットワーク140を通して、症例管理サーバ装置130に格納されている検索対象症例群の中から、1つの検索対象症例を設定する。ここでは、例えば、図3に示す検索対象症例310を設定する。
続いて、ステップS403において、第1の検索部122は、現在設定されている検索対象症例の中から1つの検査情報を取得する。例えば、現在設定されている検索対象症例が図3に示す検索対象症例310であって最初の検査情報の処理を行う場合には、図3に示す初回の検査情報311が取得される。
続いて、ステップS404において、第1の検索部122は、ステップS401で取得した検索入力症例の特徴量に対する、ステップS403で取得した検査情報の特徴量の類似度を、上述した(1)式や(2)式を用いて算出する。
続いて、ステップS405において、第1の検索部122は、現在設定されている検索対象症例の中の全ての検査情報について処理を行ったか否かを判断する。例えば、図3に示す例では、検索対象症例310に対して、検査情報311,312,313及び314の全てについて類似度を算出する処理を行ったか否かを判断する。
ステップS405の判断の結果、現在設定されている検索対象症例の中の全ての検査情報については未だ処理を行っていない場合には(S405/No)、ステップS406に進む。ステップS406に進むと、第1の検索部122は、未だ処理を行っていない次の検査情報を取得する。例えば、図3の検査情報311の処理が終了した段階の場合には、次の検査情報として図3の検査情報312が取得される。その後、ステップS404に戻り、ステップS406で取得した検査情報についてステップS404以降の処理を行う。
一方、ステップS405の判断の結果、現在設定されている検索対象症例の中の全ての検査情報について処理を行った場合には(S405/Yes)、ステップS407に進む。ステップS407に進むと、第1の検索部122は、症例管理サーバ装置130に格納されている全ての検索対象症例について処理を行ったか否かを判断する。
ステップS407の判断の結果、症例管理サーバ装置130に格納されている全ての検索対象症例については未だ処理を行っていない場合には(S407/No)、ステップS408に進む。ステップS408に進むと、第1の検索部122は、未だ処理を行っていない次の検索対象症例を設定する。例えば、図3の検索対象症例310の処理が終了した段階の場合には、次の検索対象症例として検査対象症例Case(n+1)を設定する。その後、ステップS403に戻り、ステップS408で設定した検索対象症例についてステップS403以降の処理を行う。
一方、ステップS407の判断の結果、症例管理サーバ装置130に格納されている全ての検索対象症例について処理を行った場合には(S407/Yes)、ステップS409に進む。ステップS409に進むと、第1の検索部122は、全ての検査情報について、例えば(2)式に基づく類似度が高い順にソートする。
続いて、ステップS410において、第1の検索部122は、ステップS409でソートした類似度において所定値よりも高い類似度の検査情報を含む検索対象症例を抽出し、当該抽出した検索対象症例を検索結果症例とする。この検索結果症例は、検索入力症例と類似する症例と判断されたものである。なお、予め設定した数だけ類似度が上位の検索対象症例を検索結果症例としてもよい(この場合、予め設定した数を満たす類似度に基づいて前記所定値が設定されるともいえる)。
ステップS410の処理が終了すると、図4のフローチャートの処理が終了する。
第1の検索部122による第1の検索処理により、検索入力症例の検査情報(本実施形態の場合、検査画像及び診察テキストを含む)と類似する検査情報を含む検索対象症例を取得することができるという作用・効果がある。
≪第2の検索処理≫
第1の検索処理により取得された検索結果症例は、診察内容や、診断内容、検査内容を複数含む時系列の情報であり、検索結果症例が得られた後に、1つ1つの検索結果症例に対して最初から順に時系列情報を読んで理解する必要がある。また、検索入力症例の多くは未だ診断や治療が行われていない時点の情報であるため、画像及びテキストの類似度が高い情報は、必ずしも治療の記録やその効果(治療結果)について述べている情報であるとは限らない。検索結果症例の時系列情報を最後まで読んだ結果、今後の治療計画を立案する参考となる情報が存在しない可能性もある。これらの課題を解決するために、本実施形態に係る類似症例検索システム100−1では、第1の検索処理の結果得られた検索結果症例に対し、第2の検索処理を行う。第2の検索処理の目的は、検索入力症例と類似する検索結果症例の時系列経過記録の中から、今後の治療計画の立案に役立つ情報を取得することである。
以下に、図2のステップS204における第2の検索処理の詳細な処理について、図5〜図7を用いて説明する。
図5は、図2のステップS204における第2の検索処理を説明するための図である。
図5において、検索結果症例510は、図4のステップS410で抽出された検索結果症例であり、図5では、m番目の検索結果症例Case(m)としている。検査情報511,512,513及び514は、検索結果症例Case(m)に含まれる経時的な検査や診察、診断の集合である。
第2の検索部123は、検索結果症例Case(m)に対して時系列方向に検索を行い、検査情報511,512,513及び514から、発生した治療行為を示す処方名及び処置名と、その治療結果を示すキーワードとを含む治療情報を取得する処理を行う。
図6は、図2のステップS204における第2の検索処理で利用する医療知識情報格納部の構造の一例を示す図である。
医療知識情報格納部600は、図1に示す医療知識情報格納部124に相当するものである。医療知識情報格納部600には、医療文書内で利用される診断名601、処方・処置名602、及び、治療結果について述べる際に出現する特徴的なキーワード情報603を格納する辞書を有する。キーワード情報603は、例えば、病状が改善したことを示すキーワード群604や、病状が悪化したことを示すキーワード群605のように分類して格納されている。検査情報610は、例えば図5に示す検査情報511〜514に相当するものであり、検査画像611と診察テキスト612から成る。
図7は、図2のステップS204における第2の検索処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS701において、第2の検索部123は、図4のステップS410の処理で得られた検索結果症例を取得する。
続いて、ステップS702において、第2の検索部123は、ステップS701で取得した検索結果症例の中から1つの症例を検索対象症例として設定する。例えば、図5に示す例の場合、1番目の検査結果症例Case(1)を検索対象症例として設定する。
続いて、ステップS703において、第2の検索部123は、現在設定されている検索対象症例の中から1つの検査情報を取得する。例えば、現在設定されている検索対象症例が図5に示す検索結果症例510であって最初の検査情報の処理を行う場合には、図5に示す初回の検査情報511が取得される。
続いて、ステップS704において、第2の検索部123は、ステップS703で取得した検査情報の診察テキスト(医用文書)の中から、発生した治療行為を示す処置名及び処方名に相当する単語を抽出する。例えば、図6に示すように、医療知識情報格納部600(図1に示す124)に格納されている処方・処置名602の辞書を用いて、検査情報610に含まれる診察テキスト612の中から、処置名及び処方名の情報を抽出する。
続いて、ステップS705において、第2の検索部123は、ステップS703で取得した検査情報の診察テキスト(医用文書)の中から、ステップS704で抽出した処置名及び処方名に基づく治療行為における治療結果の情報を抽出する。ここで、治療結果の情報とは、処置・処方の結果、病状が改善したか悪化したか等を示す情報である。例えば、図6において、医療知識情報格納部600に格納されている治療結果を示すキーワード情報603の辞書を用いて、検査情報610に含まれる診察テキスト612から、キーワード群604やキーワード群605で示す治療結果を表す単語を抽出する。
ここで、ステップS705の目的は、類似症例に対して行われた処置や処方等の治療行為に対してどのような効果(治療結果)が得られたのかを抽出することである。好ましくは、ステップS704で抽出した処置名及び処方名それぞれに対して治療結果を関連付けられるとよい。例えば、単語の共起情報を利用する以外にも、公知の自然言語処理技術を用いて診察テキスト612に対して係り受け解析を行い、因果関係を抽出してもよい。或いは、診察テキストのデータ構造として一般的な、S(主観的情報)、O(客観的情報)、A(結果または考察)、P(計画)の形式で記述されている医用文書に対して、Oの欄に記述されている処置名及び処方名と、同一診察テキスト或いは同一症例内の診察テキストのAの欄に記述されている治療結果を示すキーワードを関連付けてもよい。また、上記の非特許文献1に開示されている種々の評判解析技術のように、診察テキスト内で医療行為に対する肯定的な評価がなされているか、否定的な評価がなされているかについて機械学習を用いて分析し、治療結果情報として抽出してもよい。
続いて、ステップS706において、第2の検索部123は、現在設定されている検索対象症例の中の全ての検査情報について処理を行ったか否かを判断する。
ステップS706の判断の結果、現在設定されている検索対象症例の中の全ての検査情報については未だ処理を行っていない場合には(S706/No)、ステップS707に進む。ステップS707に進むと、第2の検索部123は、未だ処理を行っていない次の検査情報を取得する。例えば、図5の検査情報511の処理が終了した段階の場合には、次の検査情報として図5の検査情報512が取得される。その後、ステップS704に戻り、ステップS707で取得した検査情報についてステップS704以降の処理を行う。
一方、ステップS706の判断の結果、現在設定されている検索対象症例の中の全ての検査情報について処理を行った場合には(S706/Yes)、ステップS708に進む。ステップS708に進むと、第2の検索部123は、ステップS704及びS705で抽出した情報を当該検索結果症例に設定する。
続いて、ステップS709において、第2の検索部123は、ステップS701で取得した全ての検索結果症例について処理を行ったか否かを判断する。
ステップS709の判断の結果、ステップS701で取得した全ての検索結果症例については未だ処理を行っていない場合には(S709/No)、ステップS710に進む。ステップS710に進むと、第2の検索部123は、未だ処理を行っていない検索結果症例を次の検索対象症例として設定する。例えば、図5の検索結果症例510の処理が終了した段階の場合には、次の検索対象症例として検索結果症例Case(m+1)を設定する。その後、ステップS703に戻り、ステップS710で設定した検索対象症例についてステップS703以降の処理を行う。
一方、ステップS709の判断の結果、ステップS701で取得した全ての検索結果症例について処理を行った場合には(S709/Yes)、図7に示すフローチャートの処理を終了する。
≪検索結果表示処理≫
図8は、図2のステップS205における検索結果表示処理により検索結果表示部112に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。
ウインドウ800は、類似症例検索クライアント装置110の検索結果表示部112に検索結果を表示するウインドウである。検索結果症例810,820及び830は、図2のステップS203の第1の検索処理の結果得られた検索結果症例である。
検索結果症例810等は、検査基本情報811、類似症例検査画像812、治療行為・治療結果情報813を含む。また、ウインドウ800は、検索結果分類タブ814により切り替え可能となっている。
検査基本情報811は、検索結果症例の患者名、患者ID、検査画像の撮影日等の情報である。類似症例検査画像812は、図4のステップS410において類似度が所定値よりも高いと判断された検査情報の検査画像である。例えば、図3に示す検索入力症例300の検査情報301に対して類似度が所定値よりも高いと判断された検査情報が、検索対象症例310の検査情報312である場合、検査情報312に含まれる検査画像を提示する。治療行為・治療結果情報813は、図2のステップS204の第2の検索処理の結果得られた、診断名や、処置名及び処方名、並びに、治療結果を示す情報である。
検索結果分類タブ814は、第2の検索部123で抽出した治療結果を表すキーワードが、図6のキーワード群604で表されるような改善を示すキーワードであったのか、或いは、キーワード群605で表されるような悪化を示すキーワードであるかを切り替えて表示できるようにするものである。図8に示す例では、検索結果症例810,820及び830の3件が、検索入力症例に類似する類似症例であって治療結果が改善した症例であることを示す。
このように、治療行為に対する改善或いは悪化などの治療結果情報を検索結果として提示することで、医師等は、類似症例として検索された診察テキストの中身を全て読まなくても、今後の治療計画の立案の参考となる情報を得ることができる。
図9は、図2のステップS205における検索結果表示処理により検索結果表示部112に表示されるユーザインタフェースの他の一例を示す図である。
図8では、検索結果症例一覧を表示するものであったが、図9は、検索結果症例一覧の中から1つの検索結果症例を選択した場合の詳細表示画面の例である。
検査基本情報901、検索結果症例の患者名、患者ID、検査画像の撮影日等の情報である。類似症例検査画像902は、図4のステップS410において類似度が所定値よりも高いと判断された検査情報の検査画像を表示する。治療行為・治療結果情報903は、図2のステップS204の第2の検索処理の結果得られた、診断名や、処置名及び処方名、並びに、治療結果を示す情報である。治療結果詳細情報904は、治療行為・治療結果情報903で提示した治療結果に言及している元の医用文書の要約或いは抜粋を提示する情報である。例えば、治療行為・治療結果情報903における「(治療)結果:改善」の根拠は、治療結果詳細情報904のテキストであり、「奏効」や「縮小」等、図6のキーワード群604の「改善」を示すキーワードが根拠になっていることを示す。ここの治療結果詳細情報904は、例えば、元の医用文書へのリンクを提示して元の医用文書を参照可能にする形態であってもよい。時系列情報905は、第2の検索部123により抽出された、診断名や、処方名及び処置名、治療結果情報を、検索結果症例の中に含まれる全ての記録を時系列で示したものである。時系列情報905において、それぞれの項目に対する時間の情報は、類似症例として検索された診察テキストの記載日等を利用する。このように、抽出した治療結果を表す情報を、処方名や処置名等の治療行為と共に時間軸上に一覧表示することで、治療行為とその治療結果との関係を一目で容易に理解することができる。
図8及び図9に示すような検索結果を提示することにより、検索入力症例と類似する検索対象症例の医用画像や医用文書だけではなく、類似症例においてどのような治療行為が行われ、その治療結果がどうであったのかという情報を瞬時に得ることができる。これによって、医師等は、検索入力症例において、今後の治療計画の立案が容易になるという作用・効果を奏する。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、まず、第1の検索部122において検索入力症例に類似する検索結果症例を取得し、次に、第2の検索部123において検索結果症例から治療行為とその治療結果とを含む治療情報を抽出して、今後の治療計画の立案を支援するものであった。
一方で、医師等が行う類似症例検索の目的は、これだけに留まらず、診断ワークフロー上の位置や、医師等の検索利用者の検索目的、或いは、医師等の検索利用者の属性(所属等)により異なる。そこで、第2の実施形態では、これらの目的に適した類似症例検索手法を開示する。
なお、以下に示す第2の実施形態の説明では、第1の実施形態と同様の内容については説明を省略し、第1の実施形態の内容と異なる部分について説明を行う。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る類似症例検索システムの概略構成の一例を示す模式図である。
本実施形態に係る類似症例検索システム100−2は、図10に示すように、類似症例検索クライアント装置110、類似症例検索サーバ装置120−2、症例管理サーバ装置130、及び、ネットワーク140を有して構成されている。
具体的に、第2の実施形態に係る類似症例検索システム100−2は、図1に示す第1の実施形態に係る類似症例検索システム100−1に対して、類似症例検索サーバ装置120−2の内部に、検索選択部125を追加したものである。
検索選択部125は、類似症例検索の目的に応じて、第1の検索部122による検索方法と、第1の検索部122及び第2の検索部123による検索方法とのいずれかを選択する。さらに、検索選択部125は、検索方法の選択に伴って、検索結果表示方法も選択する。
図11は、本発明の第2の実施形態を示し、放射線撮影検査を含む臨床診断の一般的な診断ワークフローを示す図である。
診断ワークフローは、医療行為の遷移を示すものである。この診断ワークフロー1100において、臨床医は、診察室で患者の問診等の診察1101を行い、放射線科に対して放射線撮影検査依頼を発行する。続いて、放射線科において、読影医が画像診断を行い、依頼医へ送る診断報告書として読影レポートを作成する。ここで、多くの医療機関において、1次読影1102、2次読影1103のダブルチェック体制での読影が行われている。例えば、比較的経験の浅い読影医Aが1次読影1102として画像診断した結果を、経験豊富な読影医Bが2次読影1103を行ってチェックし、依頼医に送る最終的な読影レポートを作成する。続いて、2次読影1103により作成された読影レポートを臨床医が放射線科から受け取り、診断1104の確定及び治療計画の立案1105を行う。
図11で表される診断ワークフロー1100の中で、診察室における臨床医と放射線科における読影医とでは、類似症例検索を利用する目的に違いがある。具体的に、臨床医は、診断1104を行い、治療計画の立案1105を行うための参考情報を取得することを目的として類似症例検索を行う。一方、読影医は、主に画像から過去にどのような診断が行われたかを診断の参考情報として取得することを目的として類似症例検索を行う。本実施形態では、このような検索利用者の検索目的の違いに応じて、適切な類似症例検索を提供するものである。
図12は、本発明の第2の実施形態に係る類似症例検索システムによる類似症例検索方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、医師等の検索利用者が類似症例検索クライアント装置110に対して検索目的を入力すると、ステップS1201において、検索指示入力部111は、当該検索目的を類似症例検索システム100−2に入力する。ここで、本例では、検索目的としては、「画像診断」と「治療計画立案」とがあるものとする。この際、医師等の検索利用者による検索目的の入力は、例えば、「画像診断」、「治療計画立案」のようなメニューを検索指示入力部111に提示し、医師等の検索利用者が当該メニューの選択により行うことができる。
続いて、ステップS1202において、類似症例検索サーバ装置120−2の検索選択部125は、ステップS1201において「画像診断」の検索目的が入力されたか否かを判断する。
ステップS1202の判断の結果、ステップS1201において「画像診断」の検索目的が入力された場合には(S1202/Yes)、ステップS1203に進む。ステップS1203に進むと、類似症例検索サーバ装置120−2の検索選択部125は、第1の検索部122による検索方法を選択し、類似症例検索サーバ装置120−2は、画像診断支援処理を行う。このステップ1203の詳細な処理については、図13及び図14を用いて後述する。
一方、ステップS1202の判断の結果、ステップS1201において「画像診断」の検索目的が入力されなかった場合(即ち、「治療計画立案」の検索目的が入力された場合)には(S1202/No)、ステップS1204に進む。ステップS1204に進むと、類似症例検索サーバ装置120−2の検索選択部125は、第1の検索部122及び第2の検索部123による検索方法を選択し、類似症例検索サーバ装置120−2は、治療計画立案支援処理を行う。このステップ1204の詳細な処理は、図2のフローチャートにより実現される。
ステップS1203の処理が終了した場合、或いは、ステップS1204の処理が終了した場合には、図12に示すフローチャートの処理が終了する。
図13は、図12のステップS1203における画像診断支援処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
医師等の検索利用者が類似症例検索クライアント装置110に対して検索入力症例を入力すると、ステップS1301において、検索指示入力部111は、当該検索入力症例を類似症例検索システム100−1に入力する。ここで、このステップS1301は、図2のステップS201と同様の処理である。
その後、類似症例検索クライアント装置110(検索指示入力部111)は、当該検索入力症例に基づく検索指示を、ネットワーク140を通して類似症例検索サーバ装置120−2に送信する。そして、類似症例検索サーバ装置120−2は、類似症例検索クライアント装置110からの検索指示を受信する。
続いて、ステップS1302において、特徴量抽出部121は、ステップS1301において入力された検索入力症例から特徴量を抽出する処理を行う。ここで、このステップS1302は、図2のステップS202と同様の処理である。
続いて、ステップS1303において、第1の検索部122は、ステップS1302で抽出された検索入力症例の特徴量と、症例管理サーバ装置130(医用文書格納部131及び医用画像格納部132)に格納されている検索対象症例群の特徴量とを比較して、検索対象症例群の中から、検索入力症例と特徴量が類似する症例を検索して取得する処理を行う。具体的に、第1の検索部122は、症例管理サーバ装置130に格納されている検索対象症例群の中から、検索入力症例の特徴量に対して類似度が所定値よりも高い特徴量を有する症例を検索により取得する処理を行う。このステップ1303の詳細な処理は、図4のフローチャートにより実現される。
続いて、ステップS1304において、検索結果表示部112は、ステップS1303の検索の結果得られた検索結果症例の情報を表示する。
そして、ステップS1304の処理が終了すると、図13のフローチャートの処理が終了する。
図14は、図13のステップS1304における検索結果表示処理により検索結果表示部112に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。
ウインドウ1400は、類似症例検索クライアント装置110の検索結果表示部112に検索結果を表示するウインドウである。検索結果症例1410,1420及び1430は、図13のステップS1303の第1の検索処理の結果得られた検索結果症例である。図14に示す例では、検索結果症例1410,1420及び1430の3件が、検索入力症例に類似する類似症例であることを示す。
検索結果症例1410等は、検査基本情報1411、類似症例検査画像1412、サマリー情報1413、リンク情報1414を含む。
検査基本情報1411は、検索結果症例の患者名、患者ID、検査画像の撮影日等の情報である。類似症例検査画像1412は、図13のステップS1303(より詳細には、図4のステップS410)において類似度が所定値よりも高いと判断された検査情報の検査画像である。例えば、図3に示す検索入力症例300の検査情報301に対して類似度が所定値よりも高いと判断された検査情報が、検索対象症例310の検査情報312である場合、検査情報312に含まれる検査画像を提示する。サマリー情報1413は、図13のステップS1303の第1の検索処理において得られた検索結果症例の診察テキストの内容を要約した情報である。例えば、サマリー情報1413としては、読影レポートの所見欄を抽出した情報が提示される。リンク情報1414は、検索結果症例の検査情報に含まれる医用画像や診察テキストの保管場所へのリンクを示す情報である。これにより、医師等の検索利用者は、検索入力症例と類似する検索対象症例(検査画像及び診察テキストを含む)を取得し参照することができる。
本実施形態では、画像診断支援や治療計画立案支援等の、検索利用者の検索目的に応じた類似症例検索手法を提供する。なお、本実施形態では、検索選択部125は、検索利用者の検索目的に応じて、第1の検索部122による検索方法と、第1の検索部122及び第2の検索部123による検索方法とのいずれかを選択するものであったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、検索選択部125は、検索利用者の属性(臨床医/読影医)に応じて、第1の検索部122による検索方法と、第1の検索部122及び第2の検索部123による検索方法とのいずれかを選択するようにしてもよい。例えば、検索利用者が臨床医である場合には、検索選択部125は、第1の検索部122及び第2の検索部123による検索方法を選択して、治療計画立案支援のための類似症例検索を行うようにする。一方、例えば、検索利用者が読影医である場合には、検索選択部125は、第1の検索部122による検索方法を選択して、画像診断支援のための類似症例検索を行うようにする。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態に係る類似症例検索システムの概略構成は、図10に示す第2の実施形態に係る類似症例検索システム100−2の概略構成と同様の構成を採る。
第3の実施形態では、図11に示す診断ワークフローの進捗状態に応じて、検索選択部125は、第1の検索部122による検索方法と、第1の検索部122及び第2の検索部123による検索方法とのいずれかを選択するものである。
なお、図11では、放射線画像撮影検査を含む代表的な診断ワークフロー1100を提示したが、本発明に適用可能な診断ワークフローは、必ずしも図11に示す診断ワークフロー1100に限られるものではない。診断ワークフローは、例えば、医療機関や診療科、或いは、初診かフォローアップかによって異なり、本発明においては、医療行為の遷移を示すものであれば適用可能である。本実施形態の場合、検索選択部125には、類似症例検索を利用する組織の診断ワークフローを予め登録しておく。
図15は、本発明の第3の実施形態を示し、図10に示す検索選択部125に記録される診断ワークフローの進捗状態を示す図である。
進捗状態一覧1500は、図11に示す診断ワークフロー1100が取り得る進捗状態の一覧を示している。
医療行為1501は、図11に示す診断ワークフロー1100に含まれる診察1101、1次読影1102、2次読影1103及び診断1104の各医療行為を示す。進捗状況情報1502は、各医療行為1501に対して実施済みであることを示す「済」、未実施であることを示す「未」という進捗状況が定義されている。進捗状態情報1503は、各医療行為1501に対して進捗状況情報1502が取り得る状態を示す。
検索選択部125は、例えば、HIS(病院情報システム)内にある電子カルテや、RIS、レポーティングシステム等と連携して、診断ワークフロー1100に対して監視を行い、進捗状態情報1503に示すいずれの状態であるのかを記憶する。
図16は、本発明の第3の実施形態に係る類似症例検索システムによる類似症例検索方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1601において、検索選択部125は、図16に示す診断ワークフローの進捗状態のうち、現在の進捗状態を取得する。
続いて、ステップS1602において、類似症例検索サーバ装置120−2(例えば、検索選択部125)は、ステップS1601で取得した進捗状態が読影フェーズであるか否かを判断する。ここで、読影フェーズとは、診断ワークフロー上、次に読影が行われるべき状態であり、図15に示す進捗状態一覧1500のうち、進捗状態情報1503の状態2及び状態3に相当する。
ステップS1602の判断の結果、読影フェーズである場合には(S1602/Yes)、ステップS1603に進む。ステップS1603に進むと、類似症例検索サーバ装置120−2の検索選択部125は、第1の検索部122による検索方法を選択し、類似症例検索サーバ装置120−2は、画像診断支援処理を行う。このステップ1603の詳細な処理は、図13のフローチャートにより実現される。
一方、ステップS1602の判断の結果、読影フェーズでない場合には(S1602/No)、ステップS1604に進む。ステップS1604に進むと、類似症例検索サーバ装置120−2の検索選択部125は、第1の検索部122及び第2の検索部123による検索方法を選択し、類似症例検索サーバ装置120−2は、治療計画立案支援処理を行う。このステップ1604の詳細な処理は、図2のフローチャートにより実現される。
ステップS1603の処理が終了した場合、或いは、ステップS1604の処理が終了した場合には、図16に示すフローチャートの処理が終了する。
本実施形態によれば、診察、検査、診断を含む診断ワークフローの進捗状態に応じて、検索方法を切り換えるようにしたので、画像診断支援や治療計画立案支援等の、検索利用者の検索目的に沿った適切な類似症例検索が可能になるという作用・効果を奏する。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。
即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
このプログラム及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本発明に含まれる。
なお、上述した本発明の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100−1 類似症例検索システム、110 類似症例検索クライアント装置、111 検索指示入力部、112 検索結果表示部、120−1 類似症例検索サーバ装置、121 特徴量抽出部、122 第1の検索部、123 第2の検索部、124 医療知識情報格納部、130 症例管理サーバ装置、131 医用文書格納部、132 医用画像格納部、140 ネットワーク

Claims (8)

  1. 検索入力症例と類似する症例を検索により取得して提示する類似症例検索システムであって、
    少なくとも医用文書を含む検索対象症例を格納する症例格納手段と、
    少なくとも医用文書を含む前記検索入力症例の入力を行う入力手段と、
    前記入力手段で入力された検索入力症例から特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    前記症例格納手段に格納されている検索対象症例の中から、前記検索入力症例の前記特徴量に対して類似度が所定値よりも高い特徴量を有する症例を検索により取得する第1の検索手段と、
    前記第1の検索手段による検索の結果得られた検索結果症例から、医療行為と当該医療行為における結果とを含む医療情報を検索により取得する第2の検索手段と
    を有することを特徴とする類似症例検索システム。
  2. 前記検索対象症例および前記検索入力症例は、医用文書に加えて医用画像を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の類似症例検索システム。
  3. 前記第1の検索手段による検索と、前記第1の検索手段および前記第2の検索手段による検索とのいずれかを選択する検索選択手段を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の類似症例検索システム。
  4. 前記検索選択手段は、検索利用者の検索目的および検索利用者の属性のうちの少なくとも一方に応じて、前記選択を行うことを特徴とする請求項3に記載の類似症例検索システム。
  5. 前記検索選択手段は、医療行為の遷移を示す診断ワークフローの進捗状態に応じて、前記選択を行うことを特徴とする請求項3に記載の類似症例検索システム。
  6. 少なくとも医用文書を含む検索対象症例を格納する症例格納手段を備え、前記検索対象症例の中から検索入力症例と類似する症例を検索により取得して提示する類似症例検索システムによる類似症例検索方法であって、
    少なくとも医用文書を含む前記検索入力症例の入力を行う入力ステップと、
    前記入力ステップで入力された検索入力症例から特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、
    前記症例格納手段に格納されている検索対象症例の中から、前記検索入力症例の前記特徴量に対して類似度が所定値よりも高い特徴量を有する症例を検索により取得する第1の検索ステップと、
    前記第1の検索ステップによる検索の結果得られた検索結果症例から、医療行為と当該医療行為における結果とを含む医療情報を検索により取得する第2の検索ステップと
    を有することを特徴とする類似症例検索方法。
  7. 少なくとも医用文書を含む検索対象症例を格納する症例格納手段を備え、前記検索対象症例の中から検索入力症例と類似する症例を検索により取得して提示する類似症例検索システムによる類似症例検索方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    少なくとも医用文書を含む前記検索入力症例の入力を行う入力ステップと、
    前記入力ステップで入力された検索入力症例から特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、
    前記症例格納手段に格納されている検索対象症例の中から、前記検索入力症例の前記特徴量に対して類似度が所定値よりも高い特徴量を有する症例を検索により取得する第1の検索ステップと、
    前記第1の検索ステップによる検索の結果得られた検索結果症例から、医療行為と当該医療行為における結果とを含む医療情報を検索により取得する第2の検索ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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