JP2022075137A - 医用文書提供支援システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】医用文書提供サーバ100は、医用文書データの利用を希望する利用者の従事する医療に係る属性を示す情報である医療属性情報を取得し、取得した医療属性情報に基づいて、記憶装置42の医用文書ライブラリに記憶された医用文書データの情報と、医用文書データを利用した利用者の従事する医療に係る属性とを対応付けて記憶する記憶装置42の医用文書管理テーブル420から、医療属性情報の示す属性と同一の属性又は所定関係を有する属性に対応する医用文書データの情報を取得し、取得した情報に基づいて、利用を希望する利用者について推奨される医用文書データを推奨する。
【選択図】 図12
Description
また、医用文書データの情報を当該医用文書データを利用した利用者の従事する医療に係る属性と対応付けて記憶することとしては、例えば、(1)医用文書データの情報及び医療に係る属性を同一のレコードに登録するなど直接対応づけて記憶すること、(2)医用文書データの情報及び中間情報を対応づけて登録するテーブルと、医療に係る属性及び中間情報を対応づけて登録するテーブルを設けるなど、中間に1又は複数の情報を介して記憶することが含まれる。すなわち、医療に係る属性から医用文書データの情報を辿ることができる態様であれば、あらゆるデータ構造を採用することができる。
前記医用文書推奨手段は、前記利用を希望する利用者の所属する医院の属性と同一の属性又は類似する属性を有する医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨する。
〔発明3〕 さらに、発明3の医用文書提供支援システムは、発明2の医用文書提供支援システムにおいて、前記医院の属性は、前記利用者の所属する医院の所在する地域を含み、前記医用文書推奨手段は、前記利用を希望する利用者の所属する医院の所在する地域と同一又は近隣の地域の医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨する。
また、発明5の医用文書提供支援システムによれば、医用文書データの利用を希望する利用者の所属する医院が取り扱う患者の属性に適合した医用文書データを推奨することができる。
また、発明7の医用文書提供支援システムによれば、医用文書データの利用を希望する利用者の従事する医療に係る医療文書の属性に適合した医用文章データを推奨することができる。
また、発明9の医用文書提供支援システムによれば、医用文書データを利用したときの患者の満足度が高い医用文書データを推奨することができる。
また、発明11の医用文書提供支援システムによれば、治療による出血量に適合した医用文書データを推奨することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図23は、本実施の形態を示す図である。
図1は、本実施の形態に係るネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
インターネット199には、図1に示すように、医用文書提供サービスを提供する企業(運営者)の管理下にある医用文書提供サーバ100と、医用文書の利用者ごとに設置された利用者端末200とが接続されている。加えて、医用文書データの作成者ごと且つ医用画像データの作成者ごとに設置された作成者端末210が接続されている。
本実施の形態において、医用文書提供サービスは、医用文書データの作成者である文書作成者及び医用画像データの作成者である画像作成者からの作成者端末210を介した登録要求に応じて医用文書データ及び医用画像データの医用文書提供サーバ100への登録を行うサービスを含む。加えて、作成者端末210からの各種要求に応じて、登録された医用画像データの一覧情報を要求元の作成者端末210に送信するサービス、一覧から選択された医用画像データの詳細情報を要求元の作成者端末210に送信するサービスを含む。さらに、作成者端末210からの利用要求に応じて、選択された医用画像データを要求元の作成者端末210に提供(送信)するサービスを含む。
〔医用文書提供サーバ100のハードウェア構成〕
次に、医用文書提供サーバ100のハードウェア構成を説明する。
医用文書提供サーバ100は、図2に示すように、制御プログラムに基づいて演算及びシステム全体を制御するCPU(Central Processing Unit)30と、所定領域に予めCPU30の制御プログラム等を格納しているROM(Read Only Memory)32と、ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAM(Random Access Memory)34と、外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F(interface)38とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス39で相互に且つデータ授受可能に接続されている。なお、I/F38には、ネットワークアダプタの機能も含まれている。
利用者端末200は、例えば、上記医用文書提供サーバ100のような据え置き型を想定した端末、または、スマートフォン、タブレットなどの携帯型の端末から構成されている。利用者端末200のハードウェア構成は、図示省略するが、CPUと、医用文書提供サービスを利用するためのアプリケーションソフトなどのプログラムやプログラムを実行するためのデータ等を格納しているROMと、ROM等から読み出したデータやCPUの演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAMと、付属の各種装置に対してデータの入出力を媒介するI/Fとで構成されている。これらは、データを転送するための信号線で相互に且つデータ授受可能に接続されている。
一方、携帯型の端末から構成されている場合、I/Fには、付属の各種装置として、データ入力が可能で且つ画像信号に基づいて画像を表示可能なタッチパネル式の表示入力装置、記憶装置、無線通信装置、ビデオカメラ等の撮像装置が接続されている。
作成者端末210は、上記医用文書提供サーバ100のような据え置き型を想定した端末、または上記利用者端末200のようなスマートフォンやタブレットなどの携帯型の端末から構成されている。
〔各種管理テーブルについて〕
次に、記憶装置42に記憶されている各種管理テーブルについて説明する。
記憶装置42は、図3に示すように、利用者情報を管理する利用者管理テーブル400と、作成者情報を管理する作成者管理テーブル410と、登録された医用文書データを管理する医用文書管理テーブル420と、登録された医用画像データを管理する医用画像管理テーブル430とを記憶している。加えて、医院属性情報を管理する医院属性管理テーブル440と、患者属性情報を管理する患者属性管理テーブル450と、文書属性情報を管理する文書属性管理テーブル460と、治療属性情報を管理する治療属性管理テーブル470と、医用文書データの利用料金の分配情報を管理する分配管理テーブル480とを記憶している。
利用者管理テーブル400には、図4(a)に示すように、利用者ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、利用者ID、医院ID、利用者名、メールアドレス、ログインパスワード、利用者情報の作成日(登録日)、利用者情報の更新日、決済情報、その他の情報が登録されている。ここで、利用者IDは、登録された利用者を識別するためのユニークなIDであり、ログインパスワードは、医用文書提供サーバ100の提供する利用者専用のページにアクセスするためのパスワードである。また、医院IDは、利用者IDに対応する利用者が所属する医院を識別するためのユニークなIDである。また、決済情報は、利用料金を決済するための情報であり、例えば、クレジットカードの情報などが該当する。
医院属性管理テーブル440には、図5に示すように、医院ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、医院を識別するための医院IDを登録するフィールド442と、医院名を登録するフィールド443と、医院の所在地を登録するフィールド444と、医院に所属する職員の規模を登録するフィールド445と、医院の取り扱う患者の規模を登録するフィールド446と、医院に所属する職員の知識水準を登録するフィールド447と、医院の事業年数を登録するフィールド448と、他の情報を登録するフィールドとを含んで構成されている。
患者属性管理テーブル450には、図6に示すように、患者ごとに1つのレコードが登録されている。各レコードは、患者を識別するための患者IDを登録するフィールド452と、患者が通院している医院を識別するための医院IDを登録するフィールド453と、患者名を登録するフィールド454と、患者の年齢を登録するフィールド455と、患者の性別を登録するフィールド456と、患者の知識水準を登録するフィールド457と、患者の来院頻度を登録するフィールド458と、患者の診療項目数を登録するフィールド459と、他の情報を登録するフィールドとを含んで構成されている。
文書属性管理テーブル460には、図7に示すように、医用文書を識別するための文書IDを登録するフィールド462と、医用文書を利用した場合の利用者と患者との間で発生したトラブル発生件数を登録するフィールド463と、医用文書を利用した患者の満足度を登録するフィールド464と、医用文書を利用した利用者の満足度を登録するフィールド465と、医用文書が利用者に利用された回数である文書利用回数を登録するフィールド465と、他の情報を登録するフィールドとを含んで構成されている。
図8(a)及び(b)は、治療属性管理テーブル470及び分配管理テーブル480のデータ構造を示す図である。
次に、医用文書提供サーバ100の機能について説明する。
医用文書提供サーバ100は、CPU30において、ROM32の所定領域に格納されている所定のプログラムを実行することで実現される機能として、以下の機能を有している。
医用文書提供サーバ100は、さらに、医用文書データの利用を希望する利用者(利用希望者)の利用者端末200からの推奨文書検索機能の利用要求に応じて、利用希望者の従事する医療に係る属性に基づいて、登録された医用文書データのうちから、利用希望者に推奨される医用文書データを推奨する機能を有している。
次に、利用者端末200の機能について説明する。
利用者端末200は、CPUにおいて、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラム(アプリケーションソフト)を実行することで実現される機能として、以下に示す機能を有している。
利用者端末200は、医用文書提供サーバ100の提供する利用者登録用のWebページ(以下、「利用者登録ページ」と称す)において、入力装置を介した利用者の操作入力に応じて、利用者情報を入力する処理を行う機能を有している。加えて、入力された各情報を医用文書提供サーバ100に送信する機能を有している。
利用者端末200は、さらに、利用者ページにおいて、入力装置を介した利用者の操作入力に応じて、上記各種情報の表示要求や、医用文書データの利用要求等を医用文書提供サーバ100に送信する機能を有している。また、送信した各種要求に応じて受信した、医用文書提供サーバ100からの各種情報を表示装置に表示したり、記憶装置に記憶したりする機能を有している。
次に、作成者端末210の機能について説明する。
作成者端末210は、CPUにおいて、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを実行することで実現される機能として、以下に示す機能を有している。
具体的に、作成者端末210は、医用文書提供サービス用のアプリケーションプログラムを実行することで、このサービスを利用するためのWebアプリケーションを起動し、医用文書提供サービスの提供する各種作成者用のサービスを利用する機能を有している。
〔医用データ登録受付処理〕
次に、医用文書提供サーバ100で実行される医用データ登録受付処理の処理手順について説明する。
図9は、医用データ登録受付処理を示すフローチャートである。
医用データ登録受付処理は、CPU30において実行されると、図9に示すように、まず、ステップS100に移行する。
ここで、本実施の形態においては、登録要求に、作成者の情報(作成者ID)等を含む登録用情報が含まれている。登録用情報は、例えば、登録用パスワードなどセキュリティを考慮した情報を含んでいてもよい。
ステップS104では、ステップS102の照合結果に基づき、登録用情報が照合されたか否かを判定する。そして、照合されたと判定した場合(YES)は、ステップS106に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、登録不許可を示す不許可情報を登録要求の送信元の作成者端末210に送信して、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
ステップS108では、登録許可情報の送信先の作成者端末210からの医用文書データ又は医用画像データを受信したか否かを判定する。そして、受信したと判定した場合(Yes)は、ステップS110に移行し、そうでないと判定した場合(No)は、受信するまで判定処理を繰り返す。
ステップS110に移行した場合は、受信した医用文書データ又は医用画像データの登録処理を実行して、一連の処理を終了し元の処理に復帰させる。
次に、医用文書提供サーバ100で実行される医用データ登録処理の処理手順について説明する。
図10は、医用データ登録処理を示すフローチャートである。
CPU30は、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図10のフローチャートに示す医用データ登録処理を実行する。
ステップS120では、登録対象の医用文書データ又は医用画像データに、作成元の医用文書データ又は医用画像データの作成者情報が埋め込まれているか否かを判定する。そして、埋め込まれていると判定した場合(YES)は、ステップS122に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、ステップS132に移行する。
ステップS122に移行した場合は、登録対象の医用データが医用文書データであるか否かを判定し、医用文書データであると判定した場合(YES)は、ステップS124に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、ステップS126に移行する。
ステップS128では、作成者情報が追加で埋め込まれた医用文書データ又は医用画像データを記憶装置42の医用文書ライブラリ又は医用画像ライブラリに登録する。加えて、作成者情報が追加で埋め込まれた医用文書データ又は医用画像データの管理情報を記憶装置42の医用文書管理テーブル420又は医用画像管理テーブル430に登録する。その後、ステップS130に移行する。
一方、ステップS120において、他者の作成者情報が埋め込まれていないと判定されてステップS132に移行した場合は、受信した医用文書データ又は医用画像データにその作成者の作成者情報を埋め込んで、ステップS134に移行する。
ステップS136に移行した場合は、登録対象の医用文書データの分配情報を設定して、ステップS138に移行する。ここで、他作成者情報が埋め込まれていない場合、分配情報は、例えば、運営者の分配率が20%、作成者の分配率が80%といった内容となる。
次に、医用文書提供サーバ100で実行される医用データ提供処理の処理手順について説明する。
図11は、医用データ提供処理を示すフローチャートである。
CPU30は、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図11のフローチャートに示す医用データ提供処理を実行する。
ステップS140では、医用文書一覧又は医用画像一覧の表示要求を受信したか否かを判定し、受信したと判定した場合(Yes)は、ステップS141に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、ステップS142に移行する。
ステップS142に移行した場合は、利用者端末200からの推奨検索要求を受信したか否かを判定し、受信したと判定した場合(Yes)は、ステップS143に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、ステップS144に移行する。
一方、ステップS142で推奨検索要求を受信せずにステップS144に移行した場合は、医用文書又は医用画像の詳細情報の表示要求を受信したか否かを判定し、受信したと判定した場合(YES)は、ステップS146に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、ステップS148に移行する。
ステップS146に移行した場合は、利用者端末200からの表示要求を受信した場合に、医用文書の詳細情報を、表示要求の送信元の利用者端末200に送信する。一方、作成者端末210からの表示要求を受信した場合に、医用文書又は医用画像の詳細情報を、表示要求の送信元の作成者端末210に送信する。その後、一連の処理を終了し元の処理に復帰させる。
次に、医用文書提供サーバ100で実行される推奨文書検索処理の処理手順について説明する。
図12は、推奨文書検索処理を示すフローチャートである。
CPU30は、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図12のフローチャートに示す推奨文書検索処理を実行する。
ステップS160では、要求元の利用者端末200に対して、推奨検索条件入力画面情報を送信して、ステップS162に移行する。
ステップS162では、検索条件として、各種医療属性情報を受信したか否かを判定し、受信したと判定した場合(YES)は、ステップS164に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、医療属性情報を受信するまで判定処理を繰り返す。
ここで、各種医療属性情報に対応する医用文書データの情報を取得するにあたって、医用文書管理テーブル420に登録された文書ID、医院ID、患者ID及び治療IDにそれぞれ対応する属性情報を、医院属性管理テーブル440、患者属性管理テーブル450、文書属性管理テーブル460及び治療属性管理テーブル470から取得し、これら取得した各種医療属性情報と受信した各種医療属性情報とに基づいて該当する医用文書データの情報を取得する。
ステップS166では、取得した情報に基づいて、利用希望者に推奨される医用文書データの一覧情報である推奨文書一覧情報を作成する。その後、ステップS168に移行する。
具体的に、図6に示す登録例では、例えば、利用希望者の所属する医院で取り扱っている患者の年齢、性別、来院頻度及び診療項目数が同一又は近い患者を取り扱っている医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨し、同医院で取り扱っている患者の知識水準と同一又は近い知識水準の患者を取り扱っている医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨する。
ステップS168では、作成した推奨文書一覧情報を、利用希望者の利用者端末200に送信する。その後、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
次に、医用文書提供サーバ100で実行される利用料金分配処理の処理手順について説明する。
図13は、利用料金分配処理を示すフローチャートである。
CPU30は、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図13のフローチャートに示す利用料金分配処理を実行する。
ステップS180では、利用料金の分配タイミングになったか否かを判定し、分配タイミングになったと判定した場合(YES)は、ステップS182に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
ステップS182に移行した場合は、対象の利用者(作成者が利用者の場合も含む)の対象の医用文書データに対応する分配管理テーブル480から、分配管理に係る各種情報を取得して、ステップS184に移行する。
具体的に、取得した情報のうち作成元文書作成者ID及び作成元画像作成者IDが例えば「NULL」であった場合に、作成者が一人であると判定し、「NULL」ではなくIDが設定されている場合に作成者が一人では無いと判定する。
次に、作成者端末210で実行される医用データ登録要求処理の処理手順について説明する。
図14は、医用データ登録要求処理を示すフローチャートである。
作成者端末210のCPUは、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図14のフローチャートに示す医用データ登録要求処理を実行する。
ステップS200では、作成者ページにおいて、文書作成者又は画像作成者が作成した医用文書データ又は医用画像データについて、登録ボタンが押下されたか否かを判定する。そして、押下されたと判定した場合(YES)は、ステップS202に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
ここで、登録ボタンの押下後に、登録用情報の入力画面を表示して、第3者が勝手に医用文書データを登録しないように、登録用パスワード等を登録用情報として入力する構成としてもよい。
〔医用データ利用設定処理〕
次に、利用者端末200又は作成者端末210で実行される医用データ利用設定処理の処理手順について説明する。
利用者端末200又は作成者端末210のCPUは、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図15のフローチャートに示す医用データ利用設定処理を実行する。
ステップS210では、医用文書又は医用画像の一覧表示メニューが選択されたか否かを判定し、選択されたと判定した場合(YES)は、ステップS212に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰する。
ステップS214では、医用文書提供サーバ100からの医用文書又は医用画像一覧情報を受信したか否かを判定し、受信したと判定した場合(YES)は、ステップS216に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、受信するまで判定処理を繰り返す。なお、受信されずにタイムアウト等した場合は、一連の処理を終了し元の処理に復帰させる。
ステップS218では、一覧表示されたなかから、いずれか一の医用文書又は医用画像が選択されたか否かを判定する。そして、選択されたと判定した場合(YES)は、ステップS220に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、ステップS234に移行する。
ステップS220に移行した場合は、選択された医用文書又は医用画像の詳細情報の取得要求を、医用文書提供サーバ100に送信して、ステップS222に移行する。
本実施の形態では、詳細情報の表示において、利用設定ボタン及び戻るボタンも表示するようになっている。利用設定ボタンは、詳細情報を表示している医用文書又は医用画像の利用設定要求を行うためのボタンであり、戻るボタンは、一覧表示画面に戻るためのボタンである。
ステップS230では、医用文書提供サーバ100からの決済処理情報を受信したか否かを判定し、受信したと判定した場合(YES)は、ステップS232に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、受信するまで判定処理を繰り返す。なお、受信されずにタイムアウト等した場合は、一連の処理を終了し元の処理に復帰させる。
〔推奨検索要求処理〕
次に、利用者端末200又は作成者端末210で実行される推奨検索要求処理の処理手順について説明する。
図16は、推奨検索要求処理を示すフローチャートである。
推奨検索要求処理は、ステップS236において実行されると、図16に示すように、まず、ステップS240に移行する。
ステップS242では、医用文書提供サーバ100からの推奨検索条件入力画面情報を受信したか否かを判定し、受信したと判定した場合(YES)は、ステップS244に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、受信するまで判定処理を繰り返す。
推奨検索条件入力画面では、入力装置を介して、利用者又は作成者による各種医療属性情報の入力処理が行われる。
ステップS246では、入力装置を介した利用者又は作成者の操作入力に基づいて、送信ボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合(YES)は、ステップS248に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、ステップS254に移行する。
ステップS250では、医用文書提供サーバ100からの推奨文書一覧情報を受信したか否かを判定し、受信したと判定した場合(YES)は、ステップS252に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、受信するまで判定処理を繰り返す。
一方、ステップS246において、送信ボタンが押下されずにステップS254に移行した場合は、戻るボタンが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合(YES)は、一連の処理を終了して元の処理に復帰し、そうでないと判定した場合(NO)は、ステップS246に移行する。
次に、利用者端末200又は作成者端末210で実行される医用データ利用処理の処理手順について説明する。
図17は、医用データ利用処理を示すフローチャートである。
利用者端末200又は作成者端末210のCPUは、ROMの所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラムに従って、図17のフローチャートに示す医用データ利用処理を実行する。
ステップS260では、入力装置を介した利用者又は作成者の操作入力に基づいて、医用文書又は医用画像の利用登録一覧メニューにおいて、利用対象の医用文書又は医用画像の利用ボタンが押下されたか否かを判定する。そして、押下されたと判定した場合(YES)は、ステップS262に移行し、そうでないと判定した場合(NO)は、一連の処理を終了し元の処理に復帰させる。
ここで、利用要求には、利用者ID、文書ID、料金体系が回数制のものであれば回数の情報などが含まれている。
次に、図1~図17を参照しつつ図18~図23に基づいて、本実施の形態の動作を説明する。
図18(a)は、文書作成者Aが作成した治療契約同意書500の一例を示す図であり、(b)は、文書作成者Bが治療契約同意書500を加工して作成した治療契約同意書501の一例を示す図である。図19(a)は、歯科医院における治療契約同意書のメニュー一覧の表示画面の一例を示す図であり、(b)は、インプラントのメニューを選択した場合の治療契約同意書一覧の表示画面の一例を示す図である。また、図20は、推奨検索条件入力画面の一例を示す図であり、図21は、推奨文書一覧画面の一例を示す図である。また、図22(a)は、治療契約同意書の治療説明部分のページの一例を示す図であり、(b)は、治療に関する同意書部分のページの一例を示す図である。また、図23(a)及び(b)は、タブレット型の利用者端末200Tを用いて同意書に電子署名を行う一例を示す図である。
作成者端末210は、入力装置を介した作成者(例えば医師等の専門知識を有した者)からの指示に応じて作成者ページに接続(ログイン)し、この作成者ページを介した作成者からの入力指示に応じて、登録対象の医用文書データ又は医用画像データの登録要求を医用文書提供サーバ100に送信する(ステップS200のYES~S202)。
医用文書提供サーバ100は、登録許可情報の送信先の作成者端末210からの医用文書データ又は医用画像データを受信すると(ステップS108のYES)、受信した医用文書データ又は医用画像データを記憶装置42に登録する処理を実行する(ステップS110)。
治療契約同意書500は、図18(a)に示すように、画像作成者Cが作成した医用画像Vを利用して作成されている。一方、治療契約同意書501は、図18(b)に示すように、文書作成者Bが、治療契約同意書500の医用画像Vを、この医用画像Vを利用して画像作成者Dが作成した医用画像Wに差し替える加工を施すことで作成されている。
引き続き、医用文書提供サーバ100は、受信した医用文書データに対して、例えば、公知の電子透かしの技術を用いて文書作成者Bの作成者情報を追加で埋め込む(ステップS126)。ここで、登録対象の医用データが医用画像データである場合もその作成者の作成者情報を追加で埋め込む。なお、医用画像Wについては、利用時点で既に画像作成者C及びDの作成者情報が埋め込まれている。そして、作成者情報の追加された医用文書データを、記憶装置42の医用文書ライブラリに登録するとともに、その管理情報(分配情報を含む)を、医用文書管理テーブル420に登録する(ステップS128)。その後、登録完了情報を、登録要求の送信元の作成者端末210に送信する(ステップS130)。
利用者端末200は、入力装置を介した利用者(例えば歯科医師)からの指示に応じて利用者ページにログインし、この利用者ページを介した利用者からの指示(治療契約同意書の一覧表示メニューの選択)に応じて、治療契約同意書一覧の表示要求を、医用文書提供サーバ100に送信する。
利用者端末200は、一覧情報を受信すると、表示装置に、治療契約同意書のメニュー一覧を表示する。これにより、利用者端末200の表示装置には、例えば、図19(a)に示すように、歯科医院の治療契約同意書メニュー一覧画面300(以下、単に「メニュー一覧画面300」と略称する)が表示される。
治療契約同意書一覧画面301は、図19(b)に示すように、複数の作成者が作成したインプラントに対する治療契約同意書にそれぞれ対応するボタン320の一覧として表示される。各ボタン320には、治療契約同意書の作成者の情報と、料金の情報等が表記されている。なお、他にも患者の症状等に合わせた治療契約同意書の選択を行えるように症状の内容や治療位置等の情報を表記してもよい。図19(b)に示した例では、1回利用するごとの料金が表記されている。また、各ボタン320の下には、利用設定ボタン321が表示され、画面右下には戻るボタン322が表示され、画面中央下には三角ボタン323が表示されている。
利用者端末200は、いずれか1の治療契約同意書が選択(ボタン320が押下)されたことに応じて(ステップS218のYES)、選択された治療契約同意書の詳細情報の表示要求を、医用文書提供サーバ100に送信する(ステップS220)。
利用者端末200は、医用文書提供サーバ100からの詳細情報を受信すると(ステップS222のYES)、受信した詳細情報を、表示装置に表示する(ステップS224)。これにより、例えば、図22(a)及び(b)に示すような、インプラント治療の治療契約同意書500の内容が表示される。詳細情報では、例えば、治療契約同意書500の一部のページしか表示できないように構成される。具体的に、図22(a)の例では、治療契約同意書500の1ページ目である治療説明書500_1と、治療契約同意書の3ページ目である同意書500_3としか表示できないようになっている。また、コピーやプリントアウトなどもできないように制限されている。なお、この構成に限らず、制限を設けた状態で、全ページの情報を詳細情報として表示できる構成としてもよい。また、図22(a)中の医用画像X及びYは、例えば、インプラント治療の説明に必要な歯の画像やレントゲン写真の画像などから構成される。
詳細情報を表示後は、内容を確認して、詳細情報の右上のXマークを押下することで詳細情報を閉じ、インプラント治療の治療契約同意書一覧画面301へと戻る。このとき、本実施の形態では、詳細表示した治療契約同意書に対応するボタン320が選択状態(例えば色が変わった状態)で治療契約同意書一覧画面301へと戻る。
医用文書提供サーバ100は、利用者端末200からの利用設定要求を受信すると(ステップS148のYES)、選択された治療契約同意書の決済処理を実行する(ステップS150)。これにより、利用設定要求の送信元の利用者端末200に、決済処理情報が送信される。加えて、決済に係る利用者及び医用文書に対する分配管理テーブル480のレコードが作成され、記憶装置42に登録される。
医用文書提供サーバ100は、決済処理が完了すると、決済されたインプラント治療の治療契約同意書の医用文書データを利用者ページに登録する(ステップS152)。
利用者端末200は、推奨検索ボタン324が押下されたことに応じて(ステップS234のYES)、推奨検索要求処理を実行する(ステップS236)。
推奨検索要求処理が実行されると、利用者端末200は、推奨検索要求を、医用文書提供サーバ100に送信する(ステップS240)。
推奨検索処理が実行されると、医用文書提供サーバ100は、推奨検索条件入力画面情報を、要求元の利用者端末200に送信する(ステップS160)。
図20に示す例では、医院の属性情報として、所在地、職員数、取り扱い患者数、職員の知識水準、事業年数の入力欄が表示されている。また、患者の属性情報として、年齢、性別、知識水準の入力欄が表示されている。文書の属性情報として、トラブル発生件数、患者満足度の入力欄が表示されている。また、治療内容の属性情報として、出血量の入力欄が表示されている。なお、他の属性情報の入力欄については、スクロールや画面切り替えなどによって全て表示される。
利用希望者が、医療属性情報の入力後に、入力装置を介して送信ボタン351を押下することで(ステップS246のYES)、利用者端末200は、入力された各種医療属性情報を、医用文書提供サーバ100に送信する(ステップS248)。
医用文書提供サーバ100は、利用者端末200からの推奨検索条件である医療属性情報を受信すると(ステップS162のYES)、受信した医療属性情報と、医用文書管理テーブル420、医院属性管理テーブル440、患者属性管理テーブル450、文書属性管理テーブル460及び治療属性管理テーブル470の情報とに基づいて、受信した医療属性情報と同一又は近い属性情報を有する医用文書データの情報を取得する(ステップS164)。
推奨文書一覧画面370は、図21に示すように、複数の作成者が作成したインプラントに対する治療契約同意書のうちから、利用希望者の医療属性情報に基づいて選別された治療契約同意書にそれぞれ対応するボタン380の一覧として表示される。各ボタン380には、ボタン320と同様の内容が表示されている。各ボタン380の上には、推奨度を示す星が表示されており、星の数が多いほど、利用希望者の入力した医療属性情報に対して推奨条件を満たす属性数がより多い(よりお奨めな)治療契約同意書となる。
また、各ボタン380の下には、利用設定ボタン381が表示され、画面右下には戻るボタン382が表示され、画面中央下には三角ボタン383が表示されている。
即ち、利用者端末200は、いずれか1つの治療契約同意書に対応する利用設定ボタン381が押下されたことに応じて(ステップS226のYES)、選択された治療契約同意書に対する利用設定要求を、医用文書提供サーバ100に送信する(ステップS228)。
これにより、決済されたインプラント治療の治療契約同意書の医用文書データが利用希望者の利用者ページに登録される。
引き続き、利用者は、利用者ページに登録された治療契約同意書を利用するために、利用者ページを介して利用者端末200に、利用登録された医用文書データ一覧の表示要求を医用文書提供サーバ100に送信する指示を行う。これにより、利用者端末200は、医用文書データ一覧の表示要求を医用文書提供サーバ100に送信する。
利用者端末200は、医用文書提供サーバ100からの医用文書データ一覧情報を受信すると、受信した一覧情報に基づいて利用登録された医用文書データの一覧を表示装置に表示する。ここで、利用登録された医用文書データ一覧は、図示省略するが、例えば図13(b)に示すインプラント治療の治療契約同意書一覧画面301と類似した表示内容となっている。但し、治療契約同意書の各ボタンには、治療内容の種別も表記されており、また、各ボタンの下には、利用設定ボタン321に代えて利用ボタンが表示されている。なお、この構成に限らず、インプラント治療の治療契約同意書一覧画面301と同様に、治療内容ごとに利用登録された医用文書データ一覧を表示する構成としてもよい。この場合は、各ボタンに治療内容を表記しない構成としてもよい。
医用文書提供サーバ100は、利用者端末200からの利用要求を受信すると(ステップS154のYES)、利用登録された医用文書データのうち、利用要求で指定された医用文書データを、利用要求の送信元の利用者端末200に送信する(ステップS156)。
この表示された治療契約同意書は、制限なしで利用することが可能な状態となっており、例えば、図23(a)及び(b)に示すように、利用者端末200としてタブレット型の利用者端末200Tに表示させて患者に提示し、電子サインを行うことが可能となっている。
次に、決済の完了した利用料金の分配処理の動作を説明する。
本実施の形態では、利用者の利用している料金体系に応じて、分配のタイミングが異なる。例えば、利用回数に応じて加算する回数式の料金体系であれば決済が完了したタイミングが分配タイミングとなり、例えば、月額固定等の一定期間固定の料金体系であれば、月末などの一定期間が経過したタイミングが分配タイミングとなる。
即ち、医用文書提供サーバ100は、決済処理が完了して分配タイミングになると(ステップS180のYES)、対象の利用者の分配管理テーブル480から、分配処理に係る各種情報を取得する(ステップS182)。即ち、利用者ID、文書ID、利用料金合計、料金体系、作成者ID、作成元文書作成者ID、作成元画像作成者ID、分配情報、決済情報などの情報を取得する。図18(b)に示す例であれば、1回の利用料金が「500円」となっているので、「2,500円」が利用料金合計となる。また、作成者IDは、文書作成者Bの作成者IDとなり、作成元文書作成者IDは、文書作成者Aの作成者IDとなり、作成元画像作成者IDは、画像作成者C及びDの作成者IDとなる。また、分配情報は、運営者の分配率を20%として、各作成者の分配率は、例えば、図18(b)に示す内容となる。また、決済情報は、文書作成者A及びB並びに画像作成者C及びDの振込先の口座情報を含んだ情報である。
即ち、図12(b)に例示した分配率であれば、運営者に「500円」、文書作成者Aに「250円」、文書作成者Bに「1,500円」、画像作成者Cに「50円」、画像作成者Dに「200円」が分配金額となり、これら分配金額がそれぞれの口座に振り込まれる。
本実施の形態において、ネットワークシステムが、発明1乃至12の医用文書提供支援システムに対応し、記憶装置42が、発明1及び12の医用文書データ記憶手段並びに発明1の文書情報記憶手段に対応し、ステップS162が、医療属性情報取得手段に対応し、ステップS168が、発明1乃至11の医用文書推奨手段に対応する。
〔実施の形態の効果〕
次に、本実施の形態の効果を説明する。
本実施の形態では、医用文書提供サーバ100において、医用文書データの利用を希望する利用者(利用希望者)の従事する医療に係る属性(医院属性、患者属性、文書属性及び治療属性)と、医用文書データとを対応付けて記憶装置42の各種テーブルに登録する。具体的に、医用文書データは医用文書ライブラリに登録し、各種属性に対応するID(医用ID、患者ID、文書ID及び治療ID)を含む医用文書データを管理する情報を医用文書管理テーブル420に登録し、各種属性情報を、医院属性管理テーブル440、患者属性管理テーブル450、文書属性管理テーブル460及び治療属性管理テーブル470に登録する。加えて、利用希望者の利用者端末200からの推奨検索要求に応じて、推奨検索条件入力画面情報を要求元の利用者端末に送信し、推奨検索条件入力画面を介して利用希望者の従事する医療に係る属性を示す医療属性情報を取得する。そして、取得した医療属性情報と、医用文書管理テーブル420に登録された、該当する医療項目に対応する医用文書データの管理情報、各種属性管理テーブル440~470に登録された各種属性情報とに基づいて、利用希望者について推奨される医用文書データを推奨するようにした。
また、本実施の形態では、医院の属性の1つである医院の所在する地域(所在地)について、利用希望者の所属する医院の所在する地域と同一又はその近隣の地域に所在する医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨するようにした。
また、本実施の形態では、医院の属性の1つである医院に所属する職員の規模について、利用希望者の所属する医院に所属する職員の規模と同一又は近い規模の職員が所属する医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨するようにした。
また、本実施の形態では、医院の属性の1つである医院の取り扱う患者の規模について、利用希望者の所属する医院の取り扱う患者の規模と同一又は近い規模の患者を取り扱う医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨するようにした。
また、本実施の形態では、医院の属性の1つである医院に所属する職員の知識水準について、利用希望者の所属する医院に所属する職員の知識水準と同一又は近い知識水準の職員が所属する医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨するようにした。
また、本実施の形態では、医院の属性の1つである医院の事業年数について、利用希望者の所属する医院の事業年数と同一又は近い事業年数の医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨するようにした。
また、本実施の形態では、患者の属性に含まれる年齢、性別、来院頻度及び診療項目数について、利用希望者の所属する医院で取り扱っている患者の年齢、性別、来院頻度及び診療項目数と同一又は性別は同一で、年齢、来院頻度及び診療項目数が近い患者を取り扱っている医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨するようにした。
また、本実施の形態では、患者の属性の1つである患者の知識水準について、利用希望者の所属する医院で取り扱っている患者の知識水準と同一又は近い知識水準の患者を取り扱っている医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨するようにした。
また、本実施の形態では、文書の属性の1つであるトラブル発生件数について、トラブル発生件数が所定件数以下の医用文書データを推奨するようにした。
また、本実施の形態では、文書の属性の1つである患者の満足度について、患者の満足度が所定値よりも高い医用文書データを推奨するようにした。このような構成であれば、患者の満足度が高い医用文書データを推奨することができる。
また、本実施の形態では、文書の属性の1つである文書利用回数について、文書利用回数が所定利用回数よりも多い医用文書データを推奨するようにした。このような構成であれば、利用回数の多い医用文書データを推奨することができる。
また、本実施の形態では、登録する医用文書データに対して、例えば電子透かしの技術を利用して、その作成に係る全ての作成者の情報を埋め込む構成とした。
また、本実施の形態では、医用文書提供サーバ100において、作成者端末210からの登録要求に応じて、画像作成者の作成した医用画像データを、記憶装置42に登録するようにした。加えて、作成者端末210からの利用登録要求に応じて、記憶装置42に登録された複数の画像作成者の作成した複数の医用画像データのうちから文書作成者によって指定された医用画像データを作成者ページに登録するようにした。さらに、登録された医用画像データを利用した医用文書データの利用について、決済された利用料金を、運営者と文書作成者と画像作成者とに分配するようにした。なおさらに、作成者端末210において、作成者ページに登録された医用画像データを、医用文書提供サーバ100からダウンロードして医用文書データの作成に利用できるようにした。
また、本実施の形態では、登録する医用画像データに対して、例えば電子透かしの技術を利用して、その作成に係る全ての画像作成者の情報を埋め込む構成とした。
〔変形例〕
なお、上記実施の形態では、利用者の従事する医療に係る属性として、医院の属性、患者の属性、文書の属性及び具体的な治療内容の属性を例に挙げて説明したが、利用希望者への医用文書データの推奨を行うのに有用な属性であれば、他の属性を含んでいてもよい。または、医院の属性、患者の属性、文書の属性及び具体的な治療内容の属性のうち、いずれか1又は複数(3以下)の属性を用いる構成としてもよい。
この構成は、AIにより医用文書データを推奨する構成である。例えば、AIは、利用者の従事する医療に係る属性及び医用文書データが対応付けられた学習データに基づいて学習を行う。学習したAIは、医療属性情報を入力し、入力した医療属性情報に適合する1又は複数の医用文書データ(例えば、文書ID)を出力する。ここで、適合とは、例えば、学習結果からみて、入力した医療属性情報に対して妥当な医用文書データ(例えば、学習された複数の医用文書データのうち入力した医療属性情報に応じて分類される医用文書データをいう。以下、妥当の意味については同様である。)が挙げられる。そして、AIが出力した医用文書データを推奨する。
また、上記実施の形態及びその変形例において、作成者によって医用文書がアップデートされたときに、アップデートされた医用文書の情報を利用者に通知する構成としてもよい。例えば、同意書の同意事項は、裁判例や医療水準とされる標準医療が時代によって変わるためその変化に適応した事項を盛り込んで作っていく必要がある。そのため本来、判例を頻繁にチェックし、アップデートされなければならない。従って、最新の判例情報が反映された同意書が作成者によって作成された場合に利用者に対して通知されることで適切な医用文書の利用を推進することができる。
また、上記実施の形態及びその変形例においては、インターネット199からなるネットワークシステムに適用した場合について説明したが、これに限らず、例えば、インターネット199と同一方式により通信を行ういわゆるイントラネットに適用してもよい。もちろん、インターネット199と同一方式により通信を行うネットワークに限らず、任意の通信方式のネットワークに適用することができる。
Claims (12)
- 医用文書のテンプレートデータである医用文書データを利用する利用者に対して前記医用文書データの提供を支援する医用文書提供支援システムであって、
前記医用文書データの利用を希望する前記利用者の従事する医療に係る属性を示す医療属性情報を取得する医療属性情報取得手段と、
前記医用文書データの情報を当該医用文書データを利用した前記利用者の従事する医療に係る属性と対応付けて記憶する文書情報記憶手段から、前記医療属性情報取得手段で取得した前記医療属性情報に基づいて、前記医療属性情報の示す属性と同一の属性又は所定関係を有する属性に対応する前記医用文書データの情報を取得し、取得した情報に基づいて、前記利用を希望する利用者について推奨される前記医用文書データを推奨する医用文書推奨手段と、を備えることを特徴とする医用文書提供支援システム。 - 請求項1において、
前記医療に係る属性は、前記利用者の所属する医院の属性を含み、
前記医用文書推奨手段は、前記利用を希望する利用者の所属する医院の属性と同一の属性又は類似する属性を有する医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨する医用文書提供支援システム。 - 請求項2において、
前記医院の属性は、前記利用者の所属する医院の所在する地域を含み、
前記医用文書推奨手段は、前記利用を希望する利用者の所属する医院の所在する地域と同一又は近隣の地域の医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨する医用文書提供支援システム。 - 請求項2又は3において、
前記医院の属性は、前記利用者の所属する医院の職員の知識水準を含み、
前記医用文書推奨手段は、前記利用を希望する利用者の所属する医院の職員の知識水準と同一又は近い知識水準の職員の所属する医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨する医用文書提供支援システム。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
前記医療に係る属性は、前記利用者の所属する医院が取り扱う患者の属性を含み、
前記医用文書推奨手段は、前記利用を希望する利用者の所属する医院が取り扱う患者の属性と同一又は類似する属性の患者を取り扱う医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨する医用文書提供支援システム。 - 請求項5において、
前記患者の属性は、前記利用者の所属する医院で取り扱う患者の医療に対する知識水準を含み、
前記医用文書推奨手段は、前記利用を希望する利用者の所属する医院で取り扱う患者の前記知識水準と同一又は近い知識水準の患者を取り扱う医院での利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨する医用文書提供支援システム。 - 請求項1乃至6のいずれか1項において、
前記医療に係る属性は、前記利用者の従事する医療に係る医用文書の属性を含み、
前記医用文書推奨手段は、前記利用を希望する利用者の従事する医療に係る医用文書の属性と同一の属性又は類似する属性が所定条件を満足する医用文書データを推奨する医用文書提供支援システム。 - 請求項7において、
前記医用文書の属性は、前記医用文書データを利用したときの利用者と患者との間のトラブル発生件数を含み、
前記医用文書推奨手段は、前記トラブル発生件数が所定件数以下の医用文書データを推奨する医用文書提供支援システム。 - 請求項7又は8において、
前記医用文書の属性は、前記医用文書データを利用したときの患者の満足度を含み、
前記医用文書推奨手段は、前記患者の満足度が所定値よりも高い医用文書データを推奨する医用文書提供支援システム。 - 請求項1乃至9のいずれか1項において、
前記医療に係る属性は、前記利用者の従事する医療に係る治療内容の属性を含み、
前記医用文書推奨手段は、前記利用を希望する利用者の従事する医療に係る治療内容の属性と同一又は類似した属性に対しての利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨する医用文書提供支援システム。 - 請求項10において、
前記治療内容の属性は、前記利用者の従事する医療に係る治療による患者の出血量を含み、
前記医用文書推奨手段は、前記出血量が同一又は近い出血量の治療内容に対しての利用度が所定値よりも高い医用文書データを推奨する医用文書提供支援システム。 - 請求項1乃至11のいずれか1項において、
前記医用文書データを利用する複数の利用者の各々の管理下にある複数の利用者端末と、前記医用文書データを作成する複数の文書作成者の各々の管理下にある複数の文書作成者端末とに通信可能に接続され、
前記文書作成者端末からの登録要求に応じて、前記文書作成者が作成した前記医用文書データを医用文書データ記憶手段に登録する医用文書データ登録手段と、
前記利用者端末からの前記医用文書データの利用要求に応じて、前記医用文書データ記憶手段に登録された前記医用文書データのうち要求された前記医用文書データを要求元の前記利用者端末に送信する医用文書データ送信手段と、を備え、
前記医用文書推奨手段は、前記利用者端末に対して、前記利用を希望する利用者について推奨される前記医用文書データを推奨する医用文書提供支援システム。
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