JP7320997B2 - 医療材料セット管理システム、医療材料セット管理方法 - Google Patents
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Description
ここで、病院において手術を行う場合には、手術内容に応じて必要な医療材料を、手術日から数日前に準備して手術セットとして保管することが行われている。
図1は、この発明の一実施形態による医療材料セット管理システム1の構成を示す概略ブロック図である。
医療材料セット管理システム1は、ICラベル発行装置10、リーダライタ20、端末装置30、プリンタ35、医療材料セット管理装置40がネットワーク50を介して接続される。
ICラベル発行装置10は、ICラベル15に各種情報を印字する。印字される情報としては、例えば、IC(Integrated Circuit)ラベル15が付帯される対象の医療材料に関連する情報であり、医療材料の名称(商品名等)、医療材料の規格、医療材料を個別に識別する識別情報等である。識別情報は、英数字等の文字列によって表される情報であってもよいし、バーコードや二次元バーコード等の機械読取コードの形式で表される情報であってもよい。以下、医療材料を識別する識別情報をシリアル番号と称することがある。
また、付帯は、医療材料とICラベル15との対応関係がわかるような状態となっていればよく、例えば、医療材料に対してICラベル15を貼り付けたり、医療材料とICラベル15とを1つの袋の中に入れたりしてもよい。
医療材料は、医療機関において検査や手術を行う際に利用される材料であり、例えば、ガーゼ、包帯、シリンジ等である。このような医療材料は、一般に、繰り返し使用するものではなく消耗品であり、使用されることで在庫の補充も行われる。
ここで、リーダライタ20は、コンテナ25を載置可能な載置面を有する。この載置面には、ICラベル15が付帯された医療材料が収容されコンテナ用ICタグが取り付けられたコンテナ25が載置される。リーダライタ20は、この載置面に載置されたコンテナ25のコンテナ用ICタグ及びそのコンテナ25に収容された医療材料に付帯されたICラベル15から識別情報を取得する。コンテナ25のコンテナ用ICタグに記憶された識別情報は、コンテナ番号(セット番号とも称する)として利用される。なお、この実施形態において、コンテナ番号は、コンテナ用ICタグから読み出す場合について説明するが、コンテナ番号を表す機械読取コード(例えばバーコードまたは二次元バーコード等)が印刷されたシートをコンテナ25に取り付け、コンテナ番号については、バーコードリーダを用いて、この機械読取コードを読み取るようにしてもよい。
端末装置30は、例えばコンピュータである。端末装置30は、主に、病院内の作業担当者によって利用される。
プリンタ35は、ネットワーク50を介して端末装置30に接続され、端末装置30からの印刷指示に基づいて、印刷媒体に印刷をする。印刷される書面としては、例えば、手術セット伝票である。手術セット伝票は、医療材料セット管理装置40のセットリスト記憶部411に記憶されたセットリストに基づいて印刷される。
記憶部410は、リストファイル記憶部411を有する。
リストファイル記憶部411は、リストファイルを記憶する。
図2は、リストファイルの一例を示す図である。
リストファイルは、実施対象の手術毎において用いられる医療材料をコンテナ番号、患者ID及び手術名等とともに管理するデータである。
より具体的に、リストファイルは、セット番号、患者ID、手術名、商品コード、医療材料名、規格、シリアル番号、ステータスの情報を含むデータである。
セット番号は、手術式に個別に割り当てられたIDである。すなわち、同じ手術の名称であっても、手術する対象の患者や日程が異なる場合には、手術式に対して個別のIDが割り当てられる。また、このセット番号は、コンテナ25のICタグに記憶されたコンテナ識別情報に対応している。例えば、セット番号は、コンテナ識別情報と同じ情報を用いることができる。また、セット番号は、医療材料のシリアル番号とは異なることを識別することが可能な情報(例えば、セット番号の最も左の桁の文字がセット番号を示す特定の文字(あるいはフラグ)を含んでおり、シリアル番号には含まれていない情報)を含んでおり、これにより、シリアル番号とセット番号とをリーダライタ20で一緒に読み取った場合であっても、いずれがセット番号であるかを特定できるようになっている。また、セット番号には枝番が含まれており、同一手術式を識別することが可能となっている。
患者IDは、手術セットを用いて手術を行う対象の患者を識別するIDである。患者IDは、払出前検品後に払出前検品作業結果情報を用いてリストファイルに追加登録されてもよい。
手術名は、手術式の名称である。商品コードは、商品(医療材料)に割り当てられ当該商品を特定することが可能な情報である。医療材料名は、医療材料の名称である。規格は、医療材料のサイズや容量等を表す。
シリアル番号は、医療材料を個別に識別するIDである。すなわち、同じ名称の医療材料であっても、個別に識別することが可能なIDである。
ステータスは、検品部440によって検品された結果に応じた検品履歴やその他の各種情報を含むことができる。
第1取得部421は、医療材料の組み合わせを示す情報を含むリストファイルから得られるセットリストに基づいて集められた医療材料に付帯されたICタグから識別情報を取得する。このようにして識別情報が取得されると、第1取得部421は、セットリストに基づいて集められた医療材料に付帯されたICタグから得られた少なくとも1つの識別情報を第1セットデータとして得る。得られた第1セットデータは、端末装置30から医療材料セット管理装置40に対して送信される。
この第1セットデータを得るタイミングとしては、例えば、セットリストに基づく手術セット伝票に応じて、対象の医療材料を棚から取り出してコンテナ25に収容するピッキング作業が終了したとき(例えば、セット作成時)である。
セットリストは、手術の名称と当該手術において用いられる医療材料の組み合わせを把握可能な情報である。より具体的に、セットリストは、セット番号、手術名、商品コード、医療材料名、規格の情報を含むデータである。
このようなセットリストは、セット伝票として印刷される。そしてこのセット伝票を元に、医療材料をピッキングし、コンテナ25に収容することで、手術毎に対応した手術セットを作成することができる。
商品名は、医療材料の名称である。数量は、セットリストにおいては、同じ商品コードの医療材料が複数である場合には、この個数に応じたレコード数のデータが記憶されるが(2個必要な場合には、2つのレコード)、セット伝票においては、数量としてその量が記述される。セットリストの段階において、同じ商品コードであっても複数のレコードにすることで、セット作成時の段階において、シリアル番号をそれぞれの商品コードに対応づけできるようになっている。一方で、セット伝票においては、個数が表示されることで、セット作成担当者は、必要な数を簡単に認識することができる。
また、第2取得部422は、第1取得部421によって識別情報の取得が行われた後であって、返品チェック時とは異なるタイミングにおいて医療材料のICタグから識別情報を取得する。このような識別情報は、第2セットデータとして端末装置30から医療材料セット管理装置40に対して送信される。第2セットデータを得るタイミングとしては、払い出し検品時である。払い出し検品は、ピッキング作業(セット作成)が終了した後であって、このコンテナ25に収容された医療材料を使用する手術が実施される前までの間に実施される。この払い出し検品が実施されるタイミングは、実施の手術が実施される前日または当日等であることが想定される。
また、第2取得部422は、医療材料のICタグから識別情報を取得することで第3セットデータを得ることもできる。第3セットデータは、端末装置30から医療材料セット管理装置40に対して送信される。この第3セットデータを得るタイミングとしては、返品チェック時である。返品チェックは、コンテナ25に収容された医療材料を使用する手術が実施された後に実施される。この返品チェックのタイミングは、手術が実施された翌日等であることが想定される。
検品部440は、払い出し検品時において得られた第2セットデータを対象として検品処理する場合において、第1セットデータに含まれており第2セットデータに含まれていない識別情報については不足医療材料、第1セットデータに含まれており第2セットデータにも含まれている識別情報についてはリスト内医療材料、第1セットデータに含まれておらず第2セットデータに含まれる識別情報についてはリスト外医療材料、としていずれのステータスに該当するかを各識別情報のそれぞれに対して判別する。
また、検品部440は、返品チェック時において得られた第3セットデータを対象として検品処理する場合において、第1セットデータに含まれており第3セットデータに含まれていない識別情報について使用済み、第1セットデータに含まれており第3セットデータにも含まれている識別情報について未使用、第1セットデータに含まれておらず第3セットデータに含まれる識別情報をリスト外医療材料、としていずれかのステータスに該当するかを各識別情報のそれぞれに対して判別する。
出力部460は、検品データを端末装置30に出力する。これにより端末装置30の表示画面に、検品データが表示される。
制御部470は、医療材料セット管理装置40の各部を制御する。
図5は、医療材料セット管理システム1の動作を説明する概念図である。
医療材料セット管理システム1において、医療材料が業者等によって病院に納品されると、ICラベル発行装置10は、納品された医療材料のそれぞれに対応したICラベル15を印刷する(ステップS110)。ここでは、納品された医療材料の商品コードと数量と発番の指示が端末装置30から入力されると、発番管理部430が、この商品コードに基づいて、数量に応じた個数のシリアル番号を発番する。発番管理部430は、例えば、商品コードに対して個別の枝番を付加することで、医療材料を個別に識別可能な識別情報としてシリアル番号を生成し、生成したシリアル番号を通信部420によって、端末装置30に送信する。これを受けて、端末装置30は、プリンタによって、シリアル番号毎に個別のICラベル15に印刷する。これにより、例えば、注射針、シリンジ等のそれぞれに対応する個別のICラベル15が印刷される(符号501)。例えば、納品されたシリンジが100個ある場合には、100枚のICラベル15が印刷される。ICラベル15が印刷されると、ラベル発行担当者は、ICラベル15と印刷された対象の医療材料との対応関係が解るように、同じ棚に一時保管する。また、ここでは、シリアル番号は、商品コードに対して枝番を付加するようにしたので、シリアル番号を元に、どの商品かを特定できるようになっている。
端末装置30は、医療材料セット管理装置40のリストファイル記憶部411に記憶されたリストファイルを、予め医療材料セット管理装置40からコピーしておき、作業を行う際には、コピーしたリストファイルを用いてコンテナ番号から手術セット情報の抽出を行う。これに基づいて作業者は作業を行う。医療材料セット管理装置40からコピーされたリストファイル(符号502)は、セット番号、商品コード、商品名、規格、の情報が含まれており、この時点においては、シリアル番号については、未登録の状態である。
ここでは、例えば、端末装置30は、セット番号と商品コードとシリアル番号とを対応付けることで作業結果ファイル(符号503)を生成し、医療材料セット管理装置40に送信する。シリアル番号がどの商品コードに対応するかについては、シリアル番号の一部に商品コードが含まれているため、シリアル番号に含まれた商品コードを抽出してセットリストの商品コードと突合させることができる。
また、ここでは、端末装置30は、作業結果ファイルに基づく情報を表示画面上に表示することができる。これにより、作業担当者は、セット作成時において、コンテナ25に収容された医療材料の組み合わせが、セット伝票において指定された医療材料の組み合わせと一致しているか否かを把握することができる。
端末装置30は、リーダライタ20によって、コンテナ25のICタグとコンテナ25に収容されたICラベル15に記憶された情報を読み出す。一方で、端末装置30は、シリアル番号が紐付けされたリストファイルをリストファイル記憶部411から端末装置30の記憶領域にコピーする(ステップS141)。なお、ここでは、セット番号を取得するにあたり、コンテナ25にコンテナ用ICタグが取り付けられておらず、機械読取コードが取り付けられている場合には、バーコードリーダによって当該機械読取コードを読み取ることで、セット番号を取得するようにしてもよい。
端末装置30は、コピーされたリストファイルと、リーダライタ20によって読み出したシリアル番号との差分を検出し、検出結果を医療材料セット管理装置40に送信する(ステップS142)。医療材料セット管理装置40は、検出結果を受信すると、セットリストに検出結果を対応付けて記憶する(符号506)。これにより、返品チェック時において、コンテナ25に収容された医療材料の組み合わせが、セット作成時における組み合わせから変化があったか否かの履歴や、使用された医療材料等の履歴を残すことができる。
また、端末装置30は、検出結果を表示画面上に表示する。これにより、検品担当者は、返品チェックにおいて、コンテナ25に収容された医療材料の組み合わせが、セット作成時における組み合わせから変化があったか否かを把握することができる。
図6は、図5ステップS120のセット作成における検出結果が表示された画面の一例を示す図である。
この図において、画面左側には、検出結果とリストファイルとの関係を示す表示領域(符号550)が表示される。この表示領域では、リストファイルに含まれる商品コード、医療材料名、規格、シリアル番号が表示される。そして、リストファイルに含まれる医療材料のうち、ステップS120のセット作成が行われた際、読み取ることができたICラベル15のシリアル番号については、そのシリアル番号を含む医療材料について背景がグレーとして表示され(符号551、符号553)、読み取ることができなかったICラベル15のシリアル番号については、そのシリアル番号を含む医療材料について背景が白として表示される(符号552)。このように、端末装置30は、リストファイルに含まれる医療材料のそれぞれについて、読み取ることができたか否かに応じて異なる表示態様で表示する。これにより、コンテナ25をリーダライタ20で読み取ることで、コンテナ25に予め収容しておいた医療材料がリストファイルに登録された組み合わせとなるようにピッキングできているか否かを簡単に把握することができる。例えば、背景がグレーとして表示することで、当該医療材料が、リストファイルの通りコンテナ25に収容されていることを表すリスト内医療材料であることを表示することができる。
一方、背景が白で表示された医療材料は、リストファイルに登録されているにもかかわらずコンテナ25に収容されていない医療材料であることが把握できる。このように背景が白で表示された医療材料は、不足医療材料であることを表示することができる。これにより、不足医療材料であることが示された医療材料については、追加でコンテナ25に収容する等の必要な対応をすることができる。
この図において、画面左側には、検出結果とリストファイルとの関係を示す表示領域(符号600)が表示される。この表示領域では、リストファイルに含まれる商品コード、医療材料名、規格、シリアル番号が表示される。そして、リストファイルに含まれる医療材料のうち、ステップS130の払い出し前検品の処理が行われた際、読み取ることができたICラベル15のシリアル番号については、そのシリアル番号を含む医療材料について背景がグレーとして表示され(符号610、符号630、符号650)、読み取ることができなかったICラベル15のシリアル番号については、そのシリアル番号を含む医療材料について背景が白として表示される(符号620、符号640)。このように、端末装置30は、リストファイルに含まれる医療材料のそれぞれについて、読み取ることができたか否かに応じて異なる表示態様で表示する。これにより、コンテナ25をリーダライタ20で読み取ることで、コンテナ25に予め収容しておいた医療材料が当初の予定通り、払い出し検品時においても存在するか否かを簡単に把握することができる。例えば、背景がグレーとして表示することで、当該医療材料が、当初の予定通りコンテナ25に収容されていることを表すリスト内医療材料であることを表示することができる。
一方、背景が白で表示された医療材料は、手術セット作成時と払い出し検品時との間のいずれかのタイミングでコンテナ25から取り出された医療材料であることが把握できる。このように背景が白で表示された医療材料は、不足医療材料であることを表示することができる。これにより、不足医療材料であることが示された医療材料については、追加でコンテナ25に収容する等の必要な対応をすることができる。
画面左側には、検出結果とリストファイルとの関係を示す表示領域(符号800)が表示される。この表示領域では、リストファイルに含まれる商品コード、医療材料名、規格、シリアル番号が表示される。そして、リストファイルに含まれる医療材料のうち、ステップS140の返品チェックの処理が行われた際、読み取ることができたICラベル15のシリアル番号については、その識別情報を含む医療材料について背景がグレーとして表示され(符号810、符号830)、読み取ることができなかったICラベル15のシリアル番号については、そのシリアル番号を含む医療材料について背景が白として表示される(符号820)。このように、端末装置30は、リストファイルに含まれる医療材料のそれぞれについて、読み取ることができたか否かに応じて異なる表示態様で表示する。これにより、コンテナ25をリーダライタ20で読み取ることで、コンテナ25に予め収容されていた医療材料のうち、いずれが実際に利用されたか否かを簡単に把握することができる。例えば、手術時に利用された医療材料については、コンテナ25から取り出されたあと、そのICラベル15はコンテナ25の外部の所定の廃棄ボックスに投入されることで破棄され、利用されなかった医療材料は、そのままコンテナ25に残る。そのため、背景がグレーとして表示された医療材料は、手術の際に利用された医療材料(使用済み医療材料)であることを示しており、背景が白で表示された医療材料は、手術セット作成時においてコンテナ25に入れられていたが、手術においては利用されずに返品されたこと(未使用医療材料)を示している。これにより、手術セットとして準備された医療材料が実際に利用されたか否かを、返却されたコンテナ25をリーダライタ20で読み取ることで、把握することができる。
「定数」は、読み取られた医療材料が追加で利用された場合を示す。これは、検品部440が、リストファイルにはないが、返品チェック時にICラベル15が読み取られたことを検出された場合に、定数であると判定することができる。
「患者違い」は、読み取った医療材料のシリアル番号に対応する手術名は一致しているが、対応する患者が異なる場合に相当する。このようなケースは、手術名は同じであるが、ある患者のコンテナ25の手術セットの中から取り出された医療材料が、別の患者のコンテナ25の中に入れられた場合が考えられる。検品部440は、検出された医療材料のシリアル番号に対応する手術名が対応しているが、患者IDがリストファイルとは異なる場合に、理由を「患者違い」として出力する。
「非表示」は、上記の理由のいずれにも該当しない場合に相当する。検品部440は、上記の理由のいずれにも該当しないことを検出した場合には、「非表示」とする。この場合、端末装置30は、理由の欄に理由が記述されない状態で表示する。
このように理由も特定することができため、どのような経緯で利用されたICラベル15(医療材料)であるかんも判別に役立つ。
また、医療材料に個別のシリアル番号を割り当てるようにしたので、トレーサビリティの向上にも寄与する。
Claims (5)
- 医療材料の組み合わせを示す情報を含むリストファイルに基づいて集められた医療材料に付帯されたICタグから識別情報を取得することで第1セットデータを得る第1取得部と、
前記第1取得部によって識別情報の取得が行われた後において、払い出し前検品時に前記医療材料のICタグから識別情報を取得する第2取得部と、
前記第1取得部によって得られた第1セットデータと前記第2取得部によって得られた情報との相違に関する検品データを得て、前記第1セットデータに含まれており前記払い出し検品時に前記第2取得部によって得られた情報である第2セットデータに含まれていない識別情報については不足医療材料、前記第1セットデータに含まれており前記第2セットデータにも含まれている識別情報についてはリスト内医療材料、前記第1セットデータに含まれておらず前記第2セットデータに含まれる識別情報についてはリスト外医療材料、としていずれかのステータスに該当するかを各識別情報のそれぞれに対して判別する検品部と、
前記検品データを出力する出力部と、
を有する医療材料セット管理システム。 - 前記第2取得部は、返品チェック時に前記医療材料のICタグから識別情報を読み取り、
前記検品部は、前記第1取得部によって得られた情報である第1セットデータに含まれており前記返品チェック時に前記第2取得部によって得られた情報である第3セットデータに含まれていない識別情報については使用済み、前記第1セットデータに含まれており前記第3セットデータにも含まれている識別情報については未使用、前記第1セットデータに含まれておらず前記第3セットデータに含まれる識別情報についてはリスト外医療材料、としていずれかのステータスに該当するかを各識別情報のそれぞれに対して判別する
請求項1に記載の医療材料セット管理システム。 - 前記ステータスがリスト外医療材料に該当する識別情報を、使用された医療材料として前記リストファイルに登録する追加登録部
を有する請求項1又は請求項2に記載の医療材料セット管理システム。 - 前記集められた医療材料は、コンテナに収容され、
前記コンテナには、コンテナ識別情報が付与され、
当該コンテナ識別情報は、前記リストファイルに登録される
請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の医療材料セット管理システム。 - 第1取得部が、医療材料の組み合わせを示す情報を含むリストファイルに基づいて集められた医療材料に付帯されたICタグから識別情報を取得することで第1セットデータを取得し、
第2取得部が、前記第1取得部によって識別情報の取得が行われた後において、払い出し前検品時に前記医療材料のICタグから識別情報を取得し、
検品部が、前記第1取得部によって得られた第1セットデータと前記第2取得部によって得られた情報との相違に関する検品データを得て、前記第1セットデータに含まれており前記払い出し検品時に前記第2取得部によって得られた情報である第2セットデータに含まれていない識別情報については不足医療材料、前記第1セットデータに含まれており前記第2セットデータにも含まれている識別情報についてはリスト内医療材料、前記第1セットデータに含まれておらず前記第2セットデータに含まれる識別情報についてはリスト外医療材料、としていずれかのステータスに該当するかを各識別情報のそれぞれに対して判別し、
出力部が、前記検品データを出力する
医療材料セット管理方法。
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