JP3198664U - 調理器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の波形に食材を切削するための調理器具を提供する。【解決手段】把持部90と、把持部に取り付けられた切削刃部10とを、備え、切削刃部は、切削方向に直交する方向に沿って、山部及び山部より食材に深く切り込む谷部を繰り返す波形板状部材により形成されている。調理器具は、切削方向に直交する方向に沿って、切削をガイドするガイド部20を備え、ガイド部は、食材の表面に形成された凸条及び凹条の一方又は双方をなぞる形状に形成されたガイド面を有し、切削刃部は、谷部及び山部がそれぞれ2〜10個の範囲内であるのが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、調理器具に関する。
従来、食材を切削するために、直線状の刃部材又は弓状の刃部材を備えた調理器具が用いられている。例えば、特許文献1には、細長い長孔の一方の側に直線状の切削刃部が設けられ、他方の側に直線状のガイド部が設けられた刃部材を用いた皮むき器が開示されている。また、特許文献2には、細長い長孔の一方の側に弓状の切削刃部が設けられ、他方の側に弓状のガイド部が設けられた刃部材を用いた皮むき器が開示されている。
特許文献1における刃部材は、皮むき器の刃部材の構成としてもっとも多く見られるもので、切削刃部及びガイド部のいずれもが直線状に形成されている。特許文献2における刃部材は、丸みを帯びた食材の皮をむくのに適するように、切削刃部及びガイド部のいずもが弓状に改良されたものである。これらの皮むき器における刃部材の構成は、いずれも、皮をむくという機能に着目したものである。
特開平7−246154号公報 特開2001−314316号公報
一方、近年、健康志向が広まるに従って、野菜サラダや野菜スープ等野菜を多く使用した料理が好まれるようになってきている。そのため、上記皮むき器は、皮をむく作業だけではなく、サラダやスープ用の野菜の切削(カット)作業にも転用されるようになってきている。
しかしながら、上記従来の皮むき器は、食材の皮をむく機能に着目して構成されているので、切削された食材をそのまま料理に用いるために切削された食材自体の形状も追求する使用者のニーズに十分に応えられていない。
本考案は、上記課題を解決するためのもので、所定の波形に食材を切削するための調理器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る調理器具は、把持部と、前記把持部に取り付けられた切削刃部とを、備え、前記切削刃部は、切削作業方向に直交する方向に沿って、山部及び前記山部より切削対象食材に深く切り込む谷部を繰り返す波形板状部材により形成されている。
また、前記調理器具は、切削作業方向に直交する方向に沿って、切削作業をガイドするガイド部を備え、前記ガイド部は、切削対象食材の表面に形成された凸条及び切削対象食材の表面に形成された凹条の一方又は双方をなぞる形状に形成されたガイド面を有してもよい。
また、前記切削刃部は、前記谷部及び前記山部がそれぞれ2〜10個の範囲内であってもよい。
また、前記ガイド面は、切削対象食材の表面に形成された凸条をなぞる山部及び切削対象食材の表面に形成された凹条をなぞる谷部を含んで形成され、前記切削刃部と前記ガイド部の前記ガイド面とは、両者の前記山部及び前記谷部が同調して形成されていてもよい。
また、前記ガイド面は、切削対象食材の表面に形成された凸条をなぞる山部及び切削対象食材の表面に形成された凹条をなぞる谷部を含んで形成され、前記切削刃部と前記ガイド部の前記ガイド面とは、両者の前記山部及び前記谷部がずらして形成されていてもよい。
また、前記切削刃部の縁部に設けられた切削刃は、少なくとも一部がギザ刃に形成されていてもよい。
また、前記ガイド部は、波形板状部材により形成されていてもよい。
また、前記ガイド部は、そろばんの珠形状の珠部を複数含んだ形状に形成されていてもよい。
また、さらに、切削作業方向に直交する方向に沿って、前記ガイド面のガイド位置を変更できるガイド位置変更部を含んでもよい。
また、前記切削刃部及び前記ガイド部の前記ガイド面の波形は、ピッチが5mm〜20mmの範囲内の円弧波状であってもよい。
本考案によれば、所定の波形に食材を切削する調理器具を提供することができる。
実施形態1に係る調理器具を示す図である。 実施形態1に係る調理器具の使用状態を示す図である。 実施形態1に係る調理器具を説明するための図である。 実施形態1の変形例1に係る調理器具を説明するための図である。 実施形態2に係る調理器具を説明するための図である。 実施形態3に係る調理器具を説明するための図である。 実施形態4に係る調理器具を説明するための図である。 本願の他の例に係る調理器具を説明するための図である。
以下、図面を参照して本願に係る調理器具の実施形態の例を説明する。本願では、調理器具において、切削作業方向を前方(調理器具全体に対して使用者の把持部分方向)とし、その逆方向(調理器具全体に対して切削刃部の取付方向)を後方とする。また、切削作業における切削対象食材に近い方向を下方とし、その逆方向を上方とする。
<実施形態1>
図1は実施形態1に係る調理器具1を示す図、図2は調理器具1の使用状態を示す図である。
まず、調理器具1の構成を説明する。調理器具1は、食材の切削作業に用いられる器具であり、図1に示すように、把持部90と、把持部90に取り付けられた切削刃部10及びガイド部20とを含む。
把持部90は、食材に対して切削作業を行う際に、把持する部分で、一端に切削刃部10及びガイド部20が取り付けられる。切削刃部10は把持部90の切削刃受け部91に取り付けられ、ガイド部20は把持部90のガイド受け部92に取り付けられる。ここで、把持部90はY字型のものを示しているが、これに限定されるものではなく、T字型や、I字型、U字型等であってもよい。把持部90は、プラスチック樹脂や、金属等様々な素材で形成することができる。
切削刃部10及びガイド部20は、食材に対して直接作業をする部分で、食材の切削作業に用いられる。切削刃部10及びガイド部20はそれぞれ、その両端に設けられた切削刃取付部11及びガイド取付部21によって把持部90に取り付けられる。切削刃部10及びガイド部20の詳細については、後述する。
切削刃部10及びガイド部20は、プラスチック樹脂、セラミック、金属等様々な素材で形成することができる。
図2に示すように、切削対象食材Fは、切削刃部10及びガイド部20の協働で切削され、切削された食材ないし切削されつつある食材fは、切削刃部10及びガイド部20との間の間隙を出口として切削対象食材Fを離れる。
図3は、調理器具1を説明するための図で、図3(a)は切削刃部10及びガイド部20の構成を説明するための図、図3(b)は切削された食材を説明するための図、図3(c)は切削作業方向を示す図である。
切削刃部10は、切削作業において食材に切り込んで食材を切削する部分で、縁部に切削刃12が設けられている。切削刃部10は、切削作業方向に直交する方向に沿って、山部及び山部より切削対象食材に深く切り込む谷部を所定ピッチで交互に繰り返す、波形板状部材により形成される。
一例として、図3(a)に示すように、切削刃部10の波形は、等ピッチの円弧波状に形成される。切削刃部10の波形のピッチ及び谷部、山部の数は、切削対象食材や切削された食材が用いられる用途によって、適宜設定することができる。例えば、山部及び谷部の数は、それぞれ2〜10個の範囲内とすることができる。例えば、図3(a)に示す切削刃部10の波形は、3つの谷部と2つの山部によって構成されている。また、切削刃部10の波形のピッチPtは、5mm以上であることが望ましい。より好ましくは、切削刃部10の波形のピッチPtは、5mm〜20mmの範囲内である。
例えば、小型の調理器具で切削刃部10の幅Wが40〜70mmの範囲内である場合、切削刃部10の波形は、3つの谷部と2つの山部によって構成され、波形のピッチPtは、9〜21mmの範囲内とすることができる。または、切削刃部10の波形は、4つの谷部と3つの山部によって構成され、波形のピッチPtは、約7mm〜16mmの範囲内とすることができる。または、切削刃部10の波形は、5つの谷部と4つの山部によって構成され、波形のピッチPtは、約5mm〜13mmの範囲内とすることができる。
また、例えば、すこし大きい調理器具で切削刃部10の幅Wが約71〜100mmの範囲内である場合、切削刃部10の波形は、3つの谷部と2つの山部によって構成され、波形のピッチPtは、約20〜30mmの範囲内とすることができる。または、切削刃部10の波形は、5つの谷部と4つの山部によって構成され、波形のピッチPtは、約12mm〜18mmの範囲内とすることができる。または、切削刃部10の波形は、7つの谷部と6つの山部によって構成され、波形のピッチPtは、約8mm〜13mmの範囲内とすることができる。
ガイド部20は、図3(a)及び図3(c)に示すように、切削された食材ないし切削されつつある食材fの出口となる間隙を隔てて、切削刃部10の前方の上方に設けられる。ガイド部20は、切削作業において、ガイドとして機能する。より具体的には、ガイド部20は、食材の表面に当接して切削刃部10の切削作業方向をガイドする。言い換えれば、前回の切削作業によって切削対象食材に残された波形に、ガイド部20を沿わせて、切削作業を行うことによって、切削刃部10の作業方向をガイドし、所定の波形に食材を切削する。
ガイド部20は、切削対象食材の表面に形成された凸条及び切削対象食材の表面に形成された凹条の一方又は双方をなぞる形状に形成されたガイド面22を有する。
本実施形態におけるガイド部20は、波形板状部材により形成され、ガイド面22は、ガイド部20の切削刃部10と対向する面によって構成される。ガイド部20の波形は、等ピッチの円弧波状で、切削刃部10の波形と高さが同様でかつ等ピッチである。また、ガイド部20の波形は、山部及び谷部の数が切削刃部10と同数である。
図3(a)に示すように、ガイド部20の波形は、切削刃部10の波形に同調して形成される。すなわち、切削刃部10とガイド部20のガイド面22とは、両者の山部同士及び谷部同士が同調して形成される。
切削作業において、調理器具1を用いて切削作業対象食材に対して一回切削作業を行うと、切削作業対象食材の表面に凸条及び凹条が形成される。第2回以後の切削作業においては、ガイド部20(ガイド面22)を用いて切削作業対象食材の表面に形成された凸条及び凹条をなぞりながら、切削刃部10を用いて切削を行い、これによって、図3(b)に示すように、切削された食材は、略均一な厚みの波形になる。
このように、調理器具1を用いることによって、食材を簡便に略均一な厚みの波形に切削することができる。これによって、食感の変化や食材の歯ごたえ、見た目等に変化をもたらせるとともに、表面積を大きくして、より少ない調味料(塩分)で味付けできるようにして、使用者のニーズに応えることができる。
<実施形態1の変形例1>
図4は、実施形態1の変形例1に係る調理器具1aを説明するための図である。調理器具1aは、切削刃部10a及びガイド部20aのみが実施形態1と異なるため、以下では実施形態1と共通する部分については同様な符号を用いてその説明を省略し、異なる点を説明する。
切削刃部10aは、ギザ刃部を含む点を除き、実施形態1の切削刃部10と共通するため、共通点については説明を省略する。
切削刃部10aは、縁部に切削刃12aが設けられる。切削刃12aは、少なくとも一部がギザ刃に形成される。ギザ刃とは、一般的に刃部の刃(刃先)を構成するピッチが0.5mm〜1.5mmの範囲内の三角形状に形成された三角刃のことをいい、ここでもこのような三角刃を指すものとする。
図4(a)に示すように、切削刃12aは、中央部分にギザ刃部13aを含んで構成される。このようなギザ刃部13aを含むことによって、切削された食材fは、図4(b)に示すように表面に2カ所ギザ部分を含む形状に切削される。
ガイド部20aは、波形板状部材により形成され、ガイド面22aは、ガイド部20aの切削刃部10aと対向する面によって構成される。ガイド部20aの波形は、等ピッチの円弧波状で、切削刃部10aの波形と高さが同様でかつ等ピッチである。また、ガイド部20の波形は、山部及び谷部の数が切削刃部10と同数である。
そして、切削刃部10aとガイド部20aのガイド面22aとは、両者の山部同士及び谷部同士がずらして形成される。一例として、図4(a)に示すように、ガイド部20aの波形は、1/2ピッチ分だけ切削刃部10aの波形にずらして形成される。言い換えれば、切削刃部10aとガイド部20aは、互いに谷部と山部が対向するように、形成される。このような調理器具1aによって、図4(b)に示すように、食材は、厚みに変化をもたらした波形に切削される。
このように、調理器具2aを用いることによって、食材を簡便に厚みに変化をもたらした波形に切削することができる。これによって、食感の変化や食材の歯ごたえ、見た目等に変化をもたらせるとともに、表面積を大きくして、より少ない調味料(塩分)で味付けできるようにして、使用者のニーズに応えることができる。また、切削された食材fは厚みに変化がある波形であるため、味の染み具合や火の通り具合にも変化が生じ、味覚の変化も楽しむことができる。また、切削された食材fにギザ部分を形成することによって、さらに、食材に変化をもたらすことができる。
なお、図4(a)に示すガイド部20aの波形は、1/2ピッチ分だけ切削刃部10aの波形にずらして形成されているが、これは一例に過ぎず、ガイド部20aの波形は、0〜1ピッチの間で切削刃部10aの波形にずらして形成することができる。
また、切削刃部は、切削作業方向に対してやや斜めに形成されてもよい。例えば、切削刃部は、切削作業方向に対して約90°〜135°ないし約45°〜90°をなすように形成されてもよい。ただし、切削刃部の山部及び谷部は、前後方向において、それぞれ切削方向と同じ方向に延伸するものとする。また、ガイド部も同様に形成されてもよい。
なお、以上では、切削刃12aが、少なくともその一部がギザ刃に形成されるものとして説明したが、上記ギザ刃より大きい三角刃に形成されてもよい。また、切削刃12aは、少なくともその一部が、三角刃ではなく、半円形状や半楕円形状の刃に形成されてもよい。
<実施形態2>
図5は、実施形態2に係る調理器具1bを説明するための図である。調理器具1bは、ガイド部20bのみが実施形態1と異なるため、以下では実施形態1と共通する部分については同様な符号を用いてその説明を省略し、異なる点を説明する。
ガイド部20bは、切削対象食材の表面に形成された凸条及び切削対象食材の表面に形成された凹条の一方又は双方をなぞる形状に形成されたガイド面22bを有する。
本実施形態におけるガイド部20bは、波形板状部材により形成され、ガイド面22bは、ガイド部20bの切削刃部10と対向する面によって構成される。ガイド部20bの波形は、等ピッチの円弧波状で、切削刃部10の波形と高さが同様でかつ等ピッチである。また、ガイド部20bの波形は、山部及び谷部の一方又は双方の数が切削刃部10と異なる。一例として、図5(a)に示すガイド部20bは、谷部の数が切削刃部10の谷部と同数の3つで、山部の数が切削刃部10より1つ多く3つである。
そして、切削刃部10とガイド部20bのガイド面とは、両者の山部同士及び谷部同士がずらして形成される。一例として、図5(a)に示すように、ガイド部20bの波形は、略1/8ピッチ分だけ切削刃部10の波形にずらして形成される。
そして、図5(b)に示すように、ガイド部20bのガイド面22bを用いて切削作業対象食材Fの表面に形成された凸条及び凹条をなぞりながら、切削刃部10を用いて切削対象食材Fを切削すると、図5(c)に示すように、食材は、厚みに変化をもたらした波形に切削される。
このように、調理器具1bによって、食材を簡便に厚みに変化をもたらした波形に切削することができる。これによって、食感の変化や食材の歯ごたえ、見た目等に変化をもたらせるとともに、表面積を大きくして、より少ない調味料(塩分)で味付けできるようにして、使用者のニーズに応えることができる。また、切削された食材fは厚みに変化がある波形であるため、味の染み具合や火の通り具合にも変化が生じ、味覚の変化も楽しむことができる。
なお、図5(a)に示すガイド部20aの波形は、略1/8ピッチ分だけ切削刃部10の波形にずらして形成されているが、これは一例に過ぎず、ガイド部20aの波形は、0〜1ピッチの間で切削刃部10の波形にずらして形成することができる。
<実施形態3>
図6は、実施形態3に係る調理器具1cを説明するための図である。調理器具1cは、切削刃部10a及びガイド部20cのみが実施形態1と異なるため、以下では実施形態1と共通する部分については同様な符号を用いてその説明を省略し、異なる点を説明する。
また、切削刃部10aは、実施形態1の変形例1の切削刃部10aと同様であるため、ここでは説明を省略する。
ガイド部20cは、切削対象食材の表面に形成された凸条及び切削対象食材の表面に形成された凹条の一方又は双方をなぞる形状に形成されたガイド面22cを有する。
本実施形態におけるガイド部20cは、その一部に波形部23cを含んで形成され、ガイド面22cは、波形部23cの切削刃部10aと対向する面によって構成される。
ガイド部20cの波形部23cの波形は、等ピッチの円弧波状で、切削刃部10aの波形と高さが同様でかつ等ピッチである。また、波形部23cの波形は、山部及び谷部の一方又は双方の数が切削刃部10と異なる。一例として、図6に示す波形部23cは、切削刃部10aが山部2つ、谷部3つであるのに対して、山部が1つで谷部が2つである。
ガイド部20cは、その両端部に設けられたガイド取付部21cによって把持部90のガイド受け部(図示せず)に取り付けられる。また、ガイド部20cは、波形部23cとガイド取付部21cとの間にそれぞれガイド位置変更部24cを含んで形成される。ガイド位置変更部24cは、波形部23cを切削作業方向に直交する方向に沿ってスライドさせるためのものである。ガイド位置変更部24cは、例えばガイド取付部21cを把持部90のガイド受け部(図示せず、例えばラッチ等で構成される)に固定することで、切削作業方向に直交する方向でスライドさせることができる。
以下では、図6を参照して、調理器具1cを用いた切削作業の一例を説明する。例えば、図6(a)に示すように、ガイド部20cを、ガイド位置変更部23cをスライドさせて、波形部23cと切削刃部10aとが山部同士及び谷部同士が1/2Ptずらして互いに対向するように位置させる。この状態で、切削対象食材に対して切削作業を行うと、切削された食材fは、図6(b)に示すように、厚みに変化をもたらした波形に切削される。
また、例えば、図6(c)に示すように、ガイド部20cを、ガイド位置変更部23cをスライドさせて、波形部23cと切削刃部10aとが山部同士及び谷部同士が同調するように位置させる。この状態で、切削対象食材に対して切削作業を行うと、切削された食材fは、図6(d)に示すように、略均一な厚みの波形に切削される。
このように、調理器具2cを用いることによって、同じ調理器具で食材を簡便に様々な波形に切削することができる。これによって、さらに、対象食材や調理法に適合した波形に切削して使用者のニーズに応えることができる。
<実施形態4>
図7は、実施形態4に係る調理器具1dを説明するための図である。調理器具1dは、ガイド部20d以外は実施形態1の調理器具1と共通するため、以下では実施形態1と共通する部分については同様な符号を用いてその説明を省略し、異なる点を説明する。
ガイド部20dは、切削対象食材の表面に形成された凸条及び切削対象食材の表面に形成された凹条の一方又は双方をなぞる形状に形成されたガイド面22dを有する。
本実施形態におけるガイド部20dは、そろばんの珠形状の珠部25dを複数含んで形成される。ガイド部20dのガイド面22dは、珠部25dの外周面の切削刃部10と対向する面によって構成される。一例として、複数の珠部25dは集合して連珠部26dを構成し、連珠部26dの外周面の切削刃部10と対向する面によって、ガイド面22dが構成される。例えば、図7に示すように、切削刃部10の波形が6つの山部と7つの谷部により構成され、ガイド部20dは5つの珠部25dにより構成される連珠部26dを含んで構成される。
ガイド部20dのガイド取付部21dは1本の軸状に形成され、連珠部26dはガイド取付部21dに穿接される。また、ガイド取付部21dと把持部90のガイド受け部91とは、一方には雄ネジ、他方には雌ネジが設けられて螺接される。また、ガイド取付部21dの一端には掴み部27dが設けられる。掴み部27dを回すことで、切削作業方向に直交する方向に沿ってガイド取付部21dが移動し、これに伴って連珠部26dも切削作業方向に直交する方向に沿って移動する。このように、本実施形態においては、ガイド取付部21d及び掴み部27dによってガイド位置変更部が構成される。
以下では、図7を参照して、調理器具1dを用いた切削作業の一例を説明する。例えば、図7(a)に示すように、ガイド部20dの連珠部26dを、掴み部27dを回して、ガイド面22dと切削刃部10とが同調するように位置させる。この状態で、切削対象食材に対して切削作業を行うと、切削された食材fは、図7(b)に示すように、略均一な厚みの波形に切削される。
そして、ガイド部20dの連珠部26dを、掴み部27dを回して、例えば、図7(c)に示す位置に移動させて、切削対象食材Fに対して切削作業を行うと、切削された食材fは、図7(d)に示すように、厚みに変化をもたらした波形に切削される。
このような調理器具1dによって、同じ調理器具で食材を簡便に様々な波形に切削することができる。これによって、さらに、対象食材や調理法に適合した波形に切削して使用者のニーズに応えることができる。
以上、本考案に係る波形刃部材ないし波形刃部材を備えた調理器具の実施形態について説明したが、これらは本考案の実施形態の一例に過ぎず、本考案はこれらに限定されるものではない。本考案には、以上の各実施形態を組み合わせた形態や、様々な変形例が含まれる。
例えば、ガイド部は、図8に示すように、前方と後方が高く、前方と後方の間が低くなるように、湾曲して形成されてもよい。
また、ガイド部は、ガイド面の反対側の面は、平面状に形成されてもよい。
また、切削刃部は、図8(b)に示すように、切削刃が設けられる縁部が直線状ではなく、切削刃部の波形に沿って、舌状に前方に延出する形状に形成されてもよい。例えば、延出部分は、切削刃部の波形に沿って、谷部の最底点を最先端とし、山部の最頂点を最後端とする平面視(上方から見た場合)略半円形状や、半楕円形状、三角形状等に形成されてもよい。
また、以上では、切削刃部の波形が円弧波状であることを例に説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、三角波状や、四角波状、台形波状であってもよい。それに伴って、ガイド部の少なくともガイド面も切削刃部の形状に対応して、三角波状や、四角波状、台形波状に形成されてもよい。
1、1a、1b、1c、1d 調理器具
10、10a 切削刃部
12、12a 切削刃
13a ギザ刃部
20、20a、20b、20c、20d ガイド部
22、22a、22b、22c、22d ガイド面
25d 珠部
90 把持部

Claims (10)

  1. 把持部と、前記把持部に取り付けられた切削刃部とを、備え、
    前記切削刃部は、切削作業方向に直交する方向に沿って、山部及び前記山部より切削対象食材に深く切り込む谷部を繰り返す波形板状部材により形成されている
    ことを特徴とする調理器具。
  2. 請求項1に記載の調理器具であって、
    前記調理器具は、切削作業方向に直交する方向に沿って、切削作業をガイドするガイド部を備え、
    前記ガイド部は、切削対象食材の表面に形成された凸条及び切削対象食材の表面に形成された凹条の一方又は双方をなぞる形状に形成されたガイド面を有する
    ことを特徴とする調理器具。
  3. 請求項1又は2に記載の調理器具であって、
    前記切削刃部は、前記谷部及び前記山部がそれぞれ2〜10個の範囲内である
    ことを特徴とする調理器具。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の調理器具であって、
    前記ガイド面は、切削対象食材の表面に形成された凸条をなぞる山部及び切削対象食材の表面に形成された凹条をなぞる谷部を含んで形成され、
    前記切削刃部と前記ガイド部の前記ガイド面とは、両者の前記山部及び前記谷部が同調して形成されている
    ことを特徴とする調理器具。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の調理器具であって、
    前記ガイド面は、切削対象食材の表面に形成された凸条をなぞる山部及び切削対象食材の表面に形成された凹条をなぞる谷部を含んで形成され、
    前記切削刃部と前記ガイド部の前記ガイド面とは、両者の前記山部及び前記谷部がずらして形成されている
    ことを特徴とする調理器具。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の調理器具であって、
    前記切削刃部の縁部に設けられた切削刃は、少なくとも一部がギザ刃に形成されている
    ことを特徴とする調理器具。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の調理器具であって、
    前記ガイド部は、波形板状部材により形成されている
    ことを特徴とする調理器具。
  8. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の調理器具であって、
    前記ガイド部は、そろばんの珠形状の珠部を複数含んだ形状に形成されている
    ことを特徴とする調理器具。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の調理器具であって、
    さらに、切削作業方向に直交する方向に沿って、前記ガイド面のガイド位置を変更できるガイド位置変更部を含む
    ことを特徴とする調理器具。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の調理器具であって、
    前記切削刃部及び前記ガイド部の前記ガイド面の波形は、ピッチが5mm〜20mmの範囲内の円弧波状である
    ことを特徴とする調理器具。
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