JP3174306U - 多目的包丁 - Google Patents

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Abstract

【課題】刃部の刃先に先端領域と中間領域と基端領域とを設けて、食材等の使用目的に応じて夫々の領域を使い分けることを可能とする多目的包丁を提供する。
【解決手段】長手方向の一側辺に刃先2を備えた包丁の刃部1において、刃部1の刃先2に先端領域2aと中間領域2bと基端領域2cとを設け、先端領域2aと基端領域2cとは厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面3.3を備えた鋭利な線状刃先2を夫々形成すると共に、中間領域2bは厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面3.3を備えた鋭利な線状刃先2に片側のみに傾斜する多数の円弧状傾斜面4を適宜間隔を有して形成した波状刃先2を備えたものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、多目的包丁に関するものであり、更に詳細には、刃部の刃先に先端領域と中間領域と基端領域とを設けて、食材等の使用目的に応じて夫々の領域を使い分けることを可能とする多目的包丁に関するものである。
従来、この種の包丁は切断する食材に合わせて使い勝手の良い機能を持たせた構造の包丁が多種類開発され、使用されており、一般の家庭でも少なくとも2〜3本の機能の相違する包丁を所有しているものである。
例えば、先に開示されている、金属または合成樹脂等の素材を用い、2図1.1’’の如く、両面を波形状に形成したもの(特許文献1参照)や、冷凍肉用包丁において、刃体の刃部の主要部分を波状の切刃と山形の逃げ部との繰り返しで構成し、この刃部に沿って適宜間隔で複数個の空気孔を貫設し当該空気孔の内面を逆ハの字状とし切刃部を設けたもの(特許文献2参照)や、 切刃部分(4)の少なくとも一部を連続する波形に形成する。この波形は曲率半径の小さい2つの弧状凹部(5)と曲率半径の大きい1つの弧状凹部(6)を一単位として複数単位連続して形成する。小さい曲率の弧状凹部(5)同士が接続する端部(7)を大きな曲率の弧状凹部(6)と小さな曲率の弧状凹部(5)とが接続する端部(8)よりも突出させるもの(特許文献3参照)等が開示されている。
実開平01−099362号公報 実開昭63−071871号公報 特開2001−190864号公報
然し乍ら、これ等の波形形状部を有する包丁でも、特許文献1のものは切断して材料が互いに密着するのを防止するものであり、更に、特許文献2では、冷凍食品を切断するために波状の切刃と山形の逃げ部を繰り返しで構成しているもので、鋸刃状に形成して固い冷凍食品を切断するものであり、また、特許文献3では、曲率半径の小さい2つの弧状凹部(5)と曲率半径の大きい1つの弧状凹部(6)を一単位として複数単位連続して形成して、切れ味の鋭い、切断面の綺麗な波刃包丁であるが、使用目的に応じて使い分ける多目的の包丁としては使用できないものである。
本考案は前記課題に鑑み、鋭意研鑽の結果、これらの課題を解決するもので、長手方向の一側辺に刃先を備えた包丁の刃部において、刃部の刃先に先端領域と中間領域と基端領域とを設け、先端領域と基端領域とは厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面を備えた鋭利な線状刃先を夫々形成すると共に、中間領域は厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面を備えた鋭利な線状刃先に片側のみに傾斜する多数の円弧状傾斜面を適宜間隔を有して形成した波状刃先を備えたものである。
本考案の多目的包丁は、刃部の刃先に先端領域と中間領域と基端領域とを設け、先端領域と基端領域とは厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面を備えた鋭利な線状刃先を夫々形成すると共に、中間領域は厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面を備えた鋭利な線状刃先に片側のみに傾斜する多数の円弧状傾斜面を適宜間隔を有して形成した波状刃先を備えたことにより、先端領域では、細かい切断作業の必要な細部切りや、骨付き肉切り等に使用し、中間領域では、根菜類の切断や、肉、魚、パン等の切断をし、基端領域では、刻み切り、細径ネギ切り、糸状野菜切り、皮むき等の多用途に一本の包丁で対応できるもので、画期的で実用性の高い有効な考案である。
以下、本考案の多目的包丁の実施の形態を図面によって具体的に説明すると、図1は本考案の多目的包丁の実施例の正面図であり、図2は本考案の多目的包丁のA−A線の拡大断面図であり、図3は本考案の多目的包丁のB−B線の拡大断面図である。
本考案は、多目的包丁に関するものであり、更に詳細には、刃部の刃先に先端領域と中間領域と基端領域とを設けて、食材等の使用目的に応じて夫々の領域を使い分けることを可能とする多目的包丁に関するものであり、長手方向の一側辺に刃先2を備えた包丁の刃部1において、前記刃部1の刃先2に先端領域2aと中間領域2bと基端領域2cとを設け、前記先端領域2aと前記基端領域2cとは厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面3.3を備えた鋭利な線状刃先2を夫々形成すると共に、前記中間領域2bは厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面3.3を備えた鋭利な線状刃先2に片側のみに傾斜する多数の円弧状傾斜面4を適宜間隔を有して形成した波状刃先2を備えたことを特徴とするものである。
即ち、本考案の多目的包丁は、金属やセラミック等で形成した刃部1に木製や合成樹脂製で形成した把持部(図示しない)を固定させるものである。
そして、刃部1は、図1に図示するように、長手方向の一側辺に刃先2を備えたもので、概ね薄板帯状の本体の基端方向に延設した把持部に挿通固定する固定部と、基端から先端方向に稍幅狭に成るように傾斜させた他側辺の背部と後述する一側辺の刃先2とを備えたものである。
次に、刃先2は、後述する先端領域2aと中間領域2bと基端領域2cとを設けたものであり、その比率は任意のものであるが、実施例では、略190mmの刃先2を有する包丁において、先端領域2aは略30mm、中間領域2bは略115mm、基端領域2cは略45mmとしているものである。
更に、先端領域2aは、後述する略直線状の基端領域2cと中間領域2bとに延長され、略直線状部位から包丁の鋭角な先端を形成するために湾曲部位を形成し、刃部1の厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面3.3を備えた断面が鋭利な線状刃先2を備えているもので、包丁の把持部を高くして角度を付けて先端領域2aで切断作業をするもので、細かい切断作業の必要な細部切りや、骨付き肉切り等を実施するものである。
更には、中間領域2bは、刃部1の厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面3.3を備えた鋭利な線状刃先2に、片側のみに傾斜する多数の円弧状傾斜面4を適宜間隔を有して形成した波状刃先2を形成したもので、円弧状傾斜面4は片側の傾斜面3に円弧状の溝を刻設したもので、中間領域2bは包丁を略水平状態にして根菜類の切断や、肉、魚、パン等の切断等を実施するものである。
加えて、基端領域2cは、刃部1の厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面3.3を備えた鋭利な線状刃先2を形成したもので、包丁の把持部を低くして基端領域2cで切断作業をするもので、刻み切り、細径ネギ切り、糸状野菜切り、皮むき等を実施するものである。
本考案は、刃部の刃先に先端領域と中間領域と基端領域とを設け、先端領域と基端領域とは厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面を備えた鋭利な線状刃先を夫々形成すると共に、中間領域は厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面を備えた鋭利な線状刃先に片側のみに傾斜する多数の円弧状傾斜面を適宜間隔を有して形成した波状刃先を備えたことにより、先端領域では、細かい切断作業の必要な細部切りや、骨付き肉切り等に使用し、中間領域では、根菜類の切断や、肉、魚、パン等の切断をし、基端領域では、刻み切り、細径ネギ切り、糸状野菜切り、皮むき等の多用途に一本の包丁で対応できる多目的包丁を提供するものである。
図1は本考案の多目的包丁の実施例の正面図である。 図2は本考案の多目的包丁のA−A線の拡大断面図である。 図3は本考案の多目的包丁のB−B線の拡大断面図である。
1 刃部
2 刃先
2a 先端領域
2b 中間領域
2c 基端領域
3 傾斜面
4 円弧状傾斜面

Claims (1)

  1. 長手方向の一側辺に刃先を備えた包丁の刃部において、前記刃部の刃先に先端領域と中間領域と基端領域とを設け、前記先端領域と前記基端領域とは厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面を備えた鋭利な線状刃先を夫々形成すると共に、前記中間領域は厚み方向の中心線に沿って両側に傾斜した傾斜面を備えた鋭利な線状刃先に片側のみに傾斜する多数の円弧状傾斜面を適宜間隔を有して形成した波状刃先を備えたことを特徴とする多目的包丁。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3202296U (ja) * 2015-11-13 2016-01-28 株式会社レーベン販売 指掛部を有する多用途包丁
CN114851251A (zh) * 2022-04-25 2022-08-05 江苏安全技术职业学院 错题摘录装置

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