JP3198439U

JP3198439U - 移動式タイヤ空気入れ装置

Info

Publication number: JP3198439U
Application number: JP2015001996U
Authority: JP
Inventors: 生地陳
Original assignee: 昇懋実業有限公司
Priority date: 2015-03-26
Filing date: 2015-04-21
Publication date: 2015-07-02
Anticipated expiration: 2025-04-21
Also published as: US9694633B2; TWM510867U; CN204712802U; US20160280020A1; DE202015005253U1

Abstract

【課題】車両が走行中にタイヤに空気を入れることができる移動式タイヤ空気入れ装置の構造を提供する。【解決手段】空気入れ装置１０及び固定構造で構成する移動式タイヤ空気入れ装置の構造である。空気入れ装置はケース１１を具備し、ケース内部に収納スペースを具備し、収納スペースに空気入れパーツ及び電気制御モジュールを設け、電気制御モジュールは空気入れパーツと電気接続し、またケースの片側に少なくとも一つの磁性定位部品１５を設ける。固定構造を空気入れ装置の外側に設置し、空気入れ装置をタイヤの外側に固設させ、且つ磁性定位部品は磁力を使ってタイヤの片側に定位する。それにより空気入れ装置をタイヤの外側に固設し、且つタイヤと互いに接続することにより、タイヤが走行時にタイヤに空気を入れる。【選択図】図３

Description

本考案は空気入れ装置の構造に関し、特に車両が走行中にタイヤに空気を入れることができる空気入れ装置の構造に関する。

一般車両は野外或いは長距離走行する際、タイヤに対するダメージが比較的大きくなる。荒野にいる時に、タイヤが破損或いは空気漏れなどの問題が発生した場合、適切な修理場所を見つけるのが難しく、また、ドライバーは随時大型の空気入れ設備を車載することがない。また、従来技術のタイヤパンク防止装置があり、図１及び図２に示すのは従来技術のタイヤパンク防止装置の断面図及び使用略図である。該タイヤパンク防止装置１は、車用の一つのタイヤ２の構造内に設置し、該タイヤ２は一つの外側本体３及びタイヤ枠体４及び一つの充填装置５を設ける。外側本体３が先の尖がった物に刺された場合、或いは空気が無くなった際に、該充填装置５は一つの充填材料６を噴出し、タイヤの外側本体３及びタイヤ枠体４の間を満たし、車用タイヤ２全体の構造の強化及び安全性など、実用的な目的に達する。

しかし、上述の従来技術のタイヤパンク防止装置１は下記の欠点が存在する：その一、まずタイヤ２内にパンク防止物質を入れる必要がある。しかし、それではタイヤの重さを増やすと同時に、正常時の走行状態に影響を来たすと共に、走行状態でパンクした場合、直ちに処置をすることができず、使用効果が悪い。その二、車をメンテナンスする場所まで走らせ、タイヤを外すとき、該充填材料６は化学物質であるため、該充填材料６は該外側本体３及び該タイヤ枠に粘着するため、該タイヤ枠体４及び該外側本体３を清掃しにくい問題が発生する。また、該外側本体３が修復不可能の状態に陥ることもあり、及び該タイヤ２が再び使用できない遺憾を残すことがある。

次に、車載タイプの空気入れ設備には一つの動力設備及び空気貯蔵缶を備え付ける必要があり、比較的大きなスペースを占用することになる。設備は重く、占用するスペースが大きく及びコストも比較的高く、使用する上で不便である。

従来技術の欠点を鑑みて、従来技術のタイヤパンク防止装置及び車載式空気入れ設備を更なる改善する必要があった。

特開２００１−４７８２３号公報

前記公知構造の欠点を解決するため、本考案はタイヤの破損に対して緊急にメンテナンス措置を取ることができ、且つ車両を引き続き走行させることができ、即座に処理及びメンテナンス業者がメンテナンスするのに便利となる移動式タイヤ空気入れ装置の構造を提供することを主な課題とする。

上述の目的を解決するために、本考案は移動式タイヤ空気入れ装置の構造を提供するものである。それに含まれるのは空気入れ装置及び固定構造であり、該空気入れ装置はケースを具備し、該ケース内部に収納スペースを具備し、該収納スペースに空気入れパーツ及び電気制御モジュールを設ける。該空気入れパーツには圧力センサーが設けられ、該電気制御モジュールと該空気入れパーツは電気接続される。また、該ケースの片側に少なくとも一つの磁性定位部品を設ける。該固定構造は該空気入れ装置の片側に設けることで、該空気入れ装置をタイヤの外側に固設し、且つ該磁性定位部品は磁力を使って該タイヤの片側に定位し、同時に該空気入れ装置は該タイヤと互いに接続される。

最良実施例として、該固定構造に含まれるのは固定リングであり、該固定リングは複数個の限界部と接続し、該限界部は固定リングバンドと接続し、該固定リングバンドを用いてタイヤと固定する。

最良実施例として、該ケースは第一蓋体及び第二蓋体を含み、該第一蓋体及び該第二蓋体は互いに蓋合し、且つ該磁性定位部品を該第二ケースの片側に設ける。

最良実施例として、防水層が該固定構造及び該空気入れ装置のケースの間に設置される。

最良実施例として、該空気入れパーツに含まれるのはシリンダー、駆動モーター及び空気パイプであり、該空気パイプの一端にコネクタを設け、該コネクタに該圧力センサーを設置する。該空気パイプの別端は該シリンダーと互いに連通し、該シリンダーは該駆動モーターと互いに連接する。該シリンダーの片側に固定スタンドを設置し、該固定スタンドは該ケースを接続する。該駆動モーターの片側に更に放熱ファンを設ける。

最良実施例として、該電気制御モジュールはコントローラーを含み、該コントローラーはそれぞれ充電電池及び該駆動モーターと電気接続する。

最良実施例として、該ケースの中の第一蓋体の片側にデジタル表示部、スイッチ及び少なくとも一つの差込口を設ける。該デジタル表示部、該スイッチ及び該差込口は該電気制御モジュールと電気接続し、また、該差込口は車用充電セット或いは蓄電池クランプセットと接続することができる。

最良実施例として、該磁性定位部品に含まれるのは固定部品及びシリコン筒であり、該固定部品は該シリコン筒と対応して円柱状を形成する。該固定部品の片側に限界穴を凹設し、該固定部品の限界穴内に順にスプリング及び磁石を設け、且つ該固定部品は該シリコン筒と互いに組み合わせる。また、該固定部品の周りに軸方向に沿って二つのガイド槽を設け、該シリコン筒の外側に複数のガイド槽に対応してそれぞれ限界柱を凸設し、該複数の限界柱は該複数のガイド槽を滑設する。

本考案で提供する移動式タイヤ空気入れ装置は、該空気入れ装置を該タイヤの外側に固設し、且つ該タイヤと互いに接続すると同時に、該固定構造を通じて該空気入れ装置及び該タイヤをしっかりと結合して固定することで、該タイヤに空気を入れる役割を果たす。更に車両が道路で走行することもできる。よって、該移動式タイヤ空気入れ装置は携帯が便利、最良の便利性、即時に処理でき、及びメーカーがメンテナンスするのが便利な効果を持つ。

本考案の構造により、タイヤの破損に対して緊急にメンテナンス措置を取ることができ、且つ車両を引き続き走行させることができ、携帯が便利、最良の便利性、即時に処理でき、及びメーカーがメンテナンスするのが便利な効果を持つ

従来技術のタイヤパンク防止装置の断面図である。従来技術のタイヤパンク防止装置の使用略図である。本考案の一つの最良実施例の空気入れ装置の外観立体図である。本考案の一つの最良実施例の空気入れ装置の分解立体図である。本考案の一つの最良実施例の固定構造外観立体図である。本考案の一つの最良実施例の磁性定位部品の分解立体図である。本考案の一つの最良実施例の使用略図である。

以下、本考案の構造と特徴および効果を、最良実施例と図面を参照しながら詳細に説明する。

図３から図５に示すのは、本考案の一つの最良実施例の外観図及び分解立体図である。それに表示するのは移動式タイヤ空気入れ装置である。

本考案の移動式タイヤ空気入れ装置に含まれるのは一つの空気入れ装置１０及び一つの固定構造２０である。該空気入れ装置１０に含まれるのは一つのケース１１であり、該ケース１１内部に一つの収納スペース１２を具備し、該収納スペース１２に一つの空気入れパーツ１３及び一つの電気制御モジュール１４を設ける。該電気制御モジュール１４は該空気入れパーツ１３と電気接続する。また、該ケース１１は一つの第一蓋体１１１及び一つの第二蓋体１１５を含み、該第一蓋体１１１及び該第二蓋体１１５は互いに蓋合し、且つ該磁性定位部品１５を該第二ケース１１の片側に設ける。本実施例では、該空気入れパーツ１３に含まれるのは一つのシリンダー１３１、一つの駆動モーター１３２、一つの空気パイプ１３３及び一つの圧力センサー１３７であり、該空気パイプ１３３の一端に一つのコネクタ１３４を設け、該コネクタ１３４に該圧力センサー１３７を設置する。該空気パイプ１３３の別端は該シリンダー１３１と互いに連通し、該シリンダー１３１は該駆動モーター１３２と互いに連接する。該シリンダー１３１の片側に一つの固定スタンド１３５を設置し、該固定スタンド１３５は該ケース１１を接続する。該駆動モーター１３２の片側に更に一つの放熱ファン１３６を設ける。また、該電気制御モジュール１４は一つのコントローラー１４１を含み、該コントローラー１４１はそれぞれ一つの充電電池１４２及び該駆動モーター１３２と電気接続し、且つ該コントローラー１４１の内部に空気を過度に入れるのを防止するセンサーメカニズムを設ける。該コントローラー１４１は該圧力センサー器１３７と信号で接続するため、該空気入れパーツ１３が過度に空気を入れるのを防止することができる。また、該ケース１１の中の第一蓋体１１１の片側に一つのデジタル表示部１１２、一つのスイッチ１１３及び少なくとも一つの差込口１１４を設ける。該デジタル表示部１１２、該スイッチ１１３及び該差込口１１４は該電気制御モジュール１４と電気接続し、また、該差込口１１４は車用充電セット１６或いは一つの蓄電池クランプセットと接続することができる。

図６に示すように、該磁性定位部品１５に含まれるのは一つの固定部品１５１及び一つのシリコン筒１５４であり、該固定部品１５１は該シリコン筒１５４と対応して円柱状を形成する。該固定部品１５１の片側に一つの限界穴１５１１を凹設し、該固定部品１５１の限界穴１５１１内に順に一つのスプリング１５２及び一つの磁石１５３を設け、且つ該固定部品１５１は該シリコン筒１５４と互いに組み合わせる。また、該固定部品１５１の周りに軸方向に沿って二つのガイド槽１５１２を設け、該シリコン筒１５４の外側に複数のガイド槽１５１２に対応してそれぞれ一つの限界柱１５４１を凸設し、該複数の限界柱１５４１は該複数のガイド槽１５１２を滑設する。

一つの固定構造２０に含まれるのは一つの固定リング２１であり、該固定リング２１は複数個の限界部２２と接続し、該限界部２２は一つの固定リングバンド２３と接続し、該固定リングバンド２３を用いて一つのタイヤ４０と固定する。本実施例において、該固定構造２０を該空気入れ装置１０の外側に設置し、該空気入れ装置１０を該タイヤ４０の外側に固設させ、且つ該磁性定位部品１５は磁力を使って該タイヤ４０の片側に定位し、同時に該空気入れ装置１０は該タイヤ４０と互いに接続する。

引き続き図７に示すように、一つの防水層３０は該固定構造２０及び該空気入れ装置１０のケース１１の間に設置し、且つ該防水層３０は防水生地によって構成する。

更に本考案の構造特徴及び運用の技術手段と予期する効果をより具体的に理解するために、更なる詳細な説明をする。

図３、図５及び図７に示すのは、本考案の一つの最良実施例の外観立体図及び使用略図である。車両が荒野或いは長距離走行する場合、タイヤ４０が破損する状況に遭遇した際、ドライバーは該空気入れ装置１０の第二蓋体１１５を該タイヤ４０の外側に対応させ、更に該空気入れ装置１０を該タイヤ４０に貼合し、同時に該磁性定位部品１５の磁力を使って該タイヤ４０のタイヤ枠に吸着することで、該空気入れ装置１０を該タイヤ４０の片側に定位する。また、ドライバーは引き続き該空気パイプ１３３を引っ張り出し、該コネクタ１３４を該タイヤ４０のノズルに接続してから該スイッチ１１３を開けることで、該空気入れパーツ１３は該タイヤ４０に対して持続して空気を入れる動きを行う。そして該防水層３０を該空気入れ装置１０の外側に覆い、最後に該固定構造２０を該空気入れ装置１０の外側に固定し、同時に該複数の固定リングバンド２３を該タイヤ４０のタイヤ枠に固定することで、該タイヤ４０に対して空気を入れる作用に達し、及び車両が道路で走行できる効果に達する。

図７に示すように、本考案の空気入れ装置１０の外側に一層の防水層３０を覆うため、車両が水だまり或いは泥濘道を走行する際、水及び泥濘が該空気入れ装置１０にかかっても、空気入れ装置１０が故障する状況になることがない。よって、本考案の防水層３０は最良の防水性及び保護性の効果を具備する。

該タイヤ４０のタイヤ枠が複数の爪の形の場合、該固定構造２０は複数個の限界部２２を具備するため、異なる種類のタイヤ４０を固定することができ、本考案もそれにより使用上比較的良い柔軟性を具備する。また、車両の蓄電池に電気がない場合、ドライバーは一つの蓄電池クランプセットをそれぞれ該蓄電池及び該空気入れ装置１０と接続し、該電気制御モジュール１４の充電電池１４２を通じて該蓄電池を充電して緊急救助することができる。また、該充電電池１４２の電気が無くなった際にも、該車両充電セット１６を車両内の充電座に挿入し、該充電電池１４２を充電することができるため、本考案の実用性が増す。

本考案の特徴及び達成できる予期の効果は下記の通りである。

本考案の移動式タイヤ空気入れ装置は、該空気入れ装置１０は該タイヤ４０の外側に固設し、且つ該タイヤ４０と互いに接続し、同時に該固定構造２０を通じて該空気入れ装置１０を該タイヤ４０としっかり結合して固定するため、該タイヤ４０に空気を入れる作用に達する。更に車両が道路を走行する際、該コントローラー１４１は該圧力センサー１３７と信号で連結するため、該空気入れパーツ１３が空気を過度に該タイヤ４０に入れることにより該タイヤ４０が爆裂する状況を防止する。よって、該移動式タイヤの空気入れ装置は、携帯が便利、即時に処理でき、メーカーがメンテナンスするのが便利など、最良の便利性及び安全性を具備する。

以上の説明は本考案の一つの実施例の詳細な説明であり、本考案の範囲を制限するものではない。本考案の範囲内にて行う変更や調整を行っても、本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。

＜従来技術＞
１タイヤパンク防止装置
２タイヤ構造
３外側本体
４タイヤ枠体
５充填装置
６充填材料
＜本考案＞
１０空気入れ装置
１１ケース
１１１第一蓋体
１１２デジタル表示部
１１３スイッチ
１１４差込口
１１５第二蓋体
１２収納スペース
１３空気入れパーツ
１３１シリンダー
１３２駆動モーター
１３３空気パイプ
１３４コネクタ
１３５固定スタンド
１３６放熱ファン
１３７圧力センサー
１４電気制御モジュール
１４１コントローラー
１４２充電電池
１５磁性定位部品
１５１固定部品
１５１１限界穴
１５１２ガイド槽
１５２スプリング
１５３磁石
１５４シリコン筒
１５４１限界柱
１６車用充電セット
２０固定構造
２１固定リング
２２限界部
２３固定リングバンド
３０防水層
４０タイヤ

Claims

空気入れ装置、及び固定構造を含む移動式タイヤ空気入れ装置であって、
該空気入れ装置はケースを具備し、該ケースの内部に収納スペースを具備し、該収納スペースに空気入れパーツ及び電気制御モジュールを設け、該空気入れパーツは圧力センサーが設けられ、該電気制御モジュールと該空気入れパーツは電気接続され、また、該ケースの片側に少なくとも一つの磁性定位部品を設け、
該固定構造は該空気入れ装置の片側に設けられることで、該空気入れ装置はタイヤの外側に固設され、且つ該磁性定位部品は磁力を使って該タイヤの片側に定位し、同時に該空気入れ装置は該タイヤと互いに連接し、
該空気入れ装置を該タイヤの外側に固設することにより該タイヤと互いに接続され、これにより車両の走行時に該タイヤに対して空気が入ることを特徴とする移動式タイヤ空気入れ装置。
該固定構造は固定リングを含み、該固定リングは複数個の限界部と接続し、該限界部は固定リングバンドと接続し、該固定リングバンドを用いて該タイヤと固定することを特徴とする請求項１記載の移動式タイヤ空気入れ装置。
該ケースは第一蓋体及び第二蓋体を含み、該第一蓋体及び該第二蓋体は互いに蓋合し、且つ該磁性定位部品を該第二ケースの片側に設けることを特徴とする請求項１記載の移動式タイヤ空気入れ装置。
防水層を該固定構造及び該空気入れ装置のケースの間に設置することを特徴とする請求項１記載の移動式タイヤ空気入れ装置。
該空気入れパーツは、シリンダー、駆動モーター及び空気パイプを含み、
該空気パイプの一端にコネクタを設け、該コネクタに該圧力センサーを設置し、該空気パイプの別端は該シリンダーと互いに連通し、該シリンダーは該駆動モーターと互いに連接し、該シリンダーの片側に固定スタンドを設置し、該固定スタンドは該ケースを接続し、該駆動モーターの片側に更に放熱ファンを設けることを特徴とする請求項１記載の移動式タイヤ空気入れ装置。
該電気制御モジュールはコントローラーを含み、
該コントローラーはそれぞれ充電電池及び該駆動モーターと電気接続することを特徴とする請求項５記載の移動式タイヤ空気入れ装置。
該ケースの片側にデジタル表示部、スイッチ及び少なくとも一つの差込口を設け、
該デジタル表示部、該スイッチ及び該差込口は該電気制御モジュールと電気接続し、また、該差込口は車用充電セット或いは蓄電池クランプセットと接続することができることを特徴とする請求項６記載の移動式タイヤ空気入れ装置。
該磁性定位部品は固定部品及びシリコン筒を含み、
該固定部品は該シリコン筒と対応して円柱状を形成し、該固定部品の片側に限界穴を凹設し、該固定部品の限界穴内に順にスプリング及び磁石を設け、
且つ該固定部品は該シリコン筒と互いに組み合わせ、また、該固定部品の周りに軸方向に沿って二つのガイド槽を設け、該シリコン筒の外側に複数のガイド槽に対応してそれぞれ限界柱を凸設し、該複数の限界柱は該複数のガイド槽を滑設することを特徴とする請求項１記載の移動式タイヤ空気入れ装置。