JP3197485U - 安全柵用シートカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】バーストによる爆風の風圧の影響を抑えることができるタイヤ用の安全柵用シートカバーを提供する。【解決手段】立設する一対の防護枠体2、3の間にタイヤを収納してタイヤへの作業を行うタイヤ用安全柵Aに付設される安全柵用シートカバー10であって、防護枠体の片面に対し対面させるようにして覆うシート面11と、シート面の周縁に沿って全周にわたり設けられた防護枠体に縛り付けて固定するための複数の貫通孔13とを備えた。【選択図】図2

Description

本考案は、タイヤの交換やエア充填等の作業を行う際に使用するタイヤ用の安全柵(安全囲い)に付設して使用する安全柵用シートカバーに関する。
従来、タイヤ交換やエア充填の際に、タイヤ側面部分の損傷などによって、タイヤのバースト(破裂)が発生することがある。バーストが生じた場合、バーストに伴う風圧によりタイヤが暴れたり、金属製のホイールが分離したりして、近隣の作業者に危険が及ぶことになる。このため、例えば特許文献1や特許文献2で開示されているような安全柵(安全囲い)にタイヤを収納した状態でエアを充填する方法が実施されている。
上記の特許文献に記載されている安全柵は、タイヤの左右側面を格子のような金属製の側枠で取り囲む立体構造体(防護枠体)で形成され、タイヤをこの立体構造体の内部に収納してエアを充填するように構成されている。
そしてこれらの安全柵は、収納したタイヤがバーストしたときに、安全柵自体が大きく横ぶれして位置をかえたり、転倒したりしないように、バースト時の風圧に十分に耐え得る重量(例えば120〜160Kg)で形成され、また、安全柵自体をかなり大きい寸法にしているため、アンカーボルトなどで固定して使用するようにしてある。そのため、通常はタイヤ専門店や修理工場やガソリンスタンドに定置して使用されている。
一方、修理用自動車などに折り畳んだ状態で手軽に持ち運ぶことができ、故障現場などの出張先で簡便に組み立てて使用することができるとともに、タイヤへの作業中にタイヤがバーストしたときに、タイヤやホイール、さらには安全柵自体による近隣作業者や近隣設備への危害を確実に防止することができるようにした可搬型の安全柵が特許文献3で開示されている。
図3は特許文献3に記載されているタイヤ用安全柵Aの斜視図である。このタイヤ用安全柵Aは、鉄板などの金属製板材で形成された長辺方向と短辺方向とを有する方形の水平なベース板1と、このベース板1上に立設された防護枠体である第一柵体2、第二柵体3とからなる。
ベース板1は、左側に偏った位置に、収納するタイヤを載せるためのタイヤ止め1aが形成してあり、右側に偏った位置に、転倒防止用の重量物として車両等を乗り上げて停止しておくためのタイヤ止め1bが形成してある。
第一柵体(防護枠体)2は、左右一対の第一支柱2aと、主防護枠体2bと、左右の拡張防護枠体2cとからなる。一対の第一支柱2aは、ベース板1の短辺と等しい間隔をあけて、ベース板1の左端の2か所の角隅部に立設してある。一対の第一支柱2a、2aの間にはエキスパンドメタル(金属メッシュ)張りの主防護枠体2bが固定してある。また、左右の第一支柱2aの外側には、それぞれエキスパンドメタル張りの拡張防護枠体2cが蝶番2d、2dにより回動自在に取り付けてある。
第二柵体(防護枠体)3は、左右一対の第二支柱3aと、主防護枠体3bと、左右の拡張防護枠体3cとからなる。主防護枠体3bと上述した主防護枠体2bとは同じものであり、第二支柱3a、3a間に固定してある。また、拡張防護枠体3cもまた拡張防護枠体2cと同じものであり、左右の第二支柱3a、3aの外側に蝶番3d、3dにより回動自在に取り付けてある。
一対の第二支柱3a、3aは、タイヤ止め1aを挟んで、主防護枠体2bと主防護枠体3bとが対向するとともに、第一柵体2と第二柵体3との間にタイヤが収納できるように、タイヤ幅よりも幅広としてベース板1上へ平行に取り付けられている。具体的には第一支柱2aと第二支柱3aとの間が300mm〜500mm程度離隔するようにしている。
また、収納するタイヤにはトラック・バス等の大型車両用のものも含まれるため、拡張防護枠体2c、3cを広げたときには、主防護枠体2b、3bと拡張防護枠体2c、3cとで直径1m程度の大型車両のタイヤをも完全にカバーできる大きさにしてある。
拡張防護枠体2c、3c間には、これらを橋渡しして固定するための係止機構4が設けられている。係止機構4は、係止バー4aと、係止バー4aを一方の拡張防護枠体2c(あるいは3c)の外周枠に回転自在に取り付ける支持ピン4bと、係止バー4aを受けて係止するために拡張防護枠体3c(あるいは2c)の外周枠に取り付ける受具4cとからなる。係止機構4は拡張防護枠体2c、3cの上下に合計4本取り付けるようにしてある。
そして、第一支柱2aおよび第二支柱3aとベース板1との接続部分には、それぞれが2つのピンと切欠き溝と長孔とを用いた折り畳み機構5、6が設けられており、第一支柱2aおよび第二支柱3aとを立設した状態と寝かせた状態とを取りうるようにしてある。
そしてエア充填等の作業を行う際には、図3に示すようにセットし、タイヤを柵内に入れて使用することになるが、このときは右側のタイヤ止め1bの上に修理用自動車等(不図示)を乗り上げて使用する。
特開平5−213020号公報 実公平7−021363号公報 実用新案登録第3195945号公報
上述したタイヤ用安全柵Aは、修理用自動車に積載して出張先へ持ち込むことができるので便利である。そして、作業中に例えばタイヤがバーストしたとしても、エキスパンドメタル張りの安全柵の外へタイヤが暴れて飛び出たり、タイヤの破片が吹き飛んだりすることはないので、その点で安全に作業が行える。
しかしながら、バースト時には、高い確率で強い爆風による風圧がタイヤの側面(タイヤサイド)から真横に向けて吹き出すことになる。
その場合、ホイールやタイヤの破片等は防護枠体のエキスパンドメタルによって防止できるものの、爆風はエキスパンドメタルのメッシュを通過できることから、爆風の風圧の影響が安全柵の外に及ぶようになり、その結果、物品の破損や人が飛ばされたりすること等により怪我や重篤な事故に至るケースも発生するおそれがある。
そこで本考案は、防護枠体でタイヤを囲う安全柵を使用する場合であってもバーストによる爆風の風圧の影響を抑えることができる安全柵用シートカバーを提供することをその目的とする。
上記課題を解決するためになされた本考案の安全柵用シートカバーは、立設する一対の防護枠体の間にタイヤを収納して前記タイヤへの作業を行うタイヤ用安全柵に付設される安全柵用シートカバーであって、前記防護枠体の片面に対し対面させるようにして覆うシート面と、前記シート面の周縁に沿って全周にわたり設けられた前記防護枠体に縛り付けて固定するための複数の貫通孔とを備えるようにしてある。
上記考案によれば、防護枠体の片面を覆うようにシート面を被せ、シート面の全周にわたって、貫通孔を利用して紐等を防護枠体に縛り付けて固定することができる。したがって、防護枠体の間に収納したタイヤがバーストした際に防護枠体の横方向に爆風の風圧が吹き出すことを防止することができる。
上記考案において、前記シート面の周縁に沿って全周にわたり前記シート面を帯状に補強した補強領域が形成され、前記貫通孔が前記補強領域に形成されるようにしてもよい。
これにより、タイヤがバーストした際に強い爆風を受けたときでも、貫通孔の周りが補強されているので、簡単に破れて破損するのを防止することができる。
本考案の一実施形態である安全柵用シートカバーを示す図。 図1の安全柵用シートカバーの使用状態を示す斜視図。 タイヤ用安全柵の一例を示す斜視図。
以下、本考案の実施形態について図面を用いて説明する。図1は本考案の一実施形態である安全柵用シートカバーの一例を示す図である。この安全柵用シートカバー10は、図3で示したタイヤ用安全柵Aの防護枠体2、3に取り付けて使用されるものであり、図2はタイヤ用安全柵Aに取り付けて固定した使用状態を示す図である。
安全柵用シートカバー10は帆布又はドンゴロスのシート材でシート面11を形成するようにしてあるが、これら以外の材料であっても爆風による風圧に耐え得るものであれば使用可能である。シート面11は、その大きさがタイヤ用安全柵Aの防護枠体2、3の大きさ(面積)に合わせてあり、具体的には、主防護枠体2b、3bと拡張防護枠体2c、3cとのエキスパンドメタルで形成された面の全体を片側から覆うことができる面積とほぼ等しい面積および形状(本実施例では方形)となるように形成してある。また、シート面11の全周にわたり、周縁に沿って帯状の補強材12が縫い付けてある。補強材12にはシート面11と同じ材料を用いることができるが、本実施形態ではデザイン性を考慮して、シート面と色彩の異なる布材を縫い付けるようにしてある。
そして、シート面11の補強材12を形成した領域の上に、ほぼ一定間隔(例えば約20cm間隔)ごとに、鳩目金具(環状金具)を取り付けた貫通孔13を形成してある。これらの貫通孔13にはシート面11の四隅が含まれるようにすることで、安全柵用シートカバー10の四隅が後述する紐14により確実に固定できるようにしてある。
この安全柵用シートカバー10を使用するにあたり、紐14(ロープ等でもよい)で防護枠体2、3の柱部分に縛り付ける。このとき、シート面11がエキスパンドメタル面から少しだけ離隔するようにして縛ることで、バーストが生じたときにシート面11自体が外側に大きく膨らまないようにしておく。なお、本実施形態では各防護枠体2、3の外側の面に縛り付けるようにしているが、内側の面に縛り付けるようにしてもよい。
このようにして、シート面11によって防護枠体2、3のエキスパンドメタル面を片側から完全に覆うことにより、たとえタイヤがバーストしたとしても爆風の風圧はシート面11が存在する横方向には吹き出さなくなり、爆風は上下前後方向に拡散することになる。そして、一旦防護枠体2、3に縛り付けた安全柵用シートカバー10は、取り付けたままの状態で折り畳むことができるので、毎回着脱する必要はない。
以上、本考案の代表的な実施例について説明したが、本考案は必ずしも上記の実施形態の構造のみに特定されるものではない。
例えば、従来例として挙げた、タイヤ専門店や修理工場やガソリンスタンドに定置して使用されている、アンカーボルトなどで固定された可搬型ではない安全柵においても、それぞれの安全柵の防護枠体の形状に合わせてシート面を形成し、縛り付けることで本考案を実施することができる。
本考案は、タイヤ用安全柵に付設して使用する安全柵用シートカバーとして利用することができる。
A タイヤ用安全柵
2 防護枠体(第一柵体)
3 防護枠体(第二柵体)
10 安全柵用シートカバー
11 シート面
12 補強材
13 貫通孔
14 紐

Claims (2)

  1. 立設する一対の防護枠体の間にタイヤを収納して前記タイヤへの作業を行うタイヤ用安全柵に付設される安全柵用シートカバーであって、
    前記防護枠体の片面に対し対面させるようにして覆うシート面と、前記シート面の周縁に沿って全周にわたり設けられた前記防護枠体に縛り付けて固定するための複数の貫通孔とを備えた安全柵用シートカバー。
  2. 前記シート面の周縁に沿って全周にわたり前記シート面を帯状に補強した補強領域が形成され、前記貫通孔が前記補強領域に形成される請求項1に記載の安全柵用シートカバー。
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