JP3195245U - 寝袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】掛部を上下方向に開閉するファスナーと、足元部分を開閉するファスナーとを閉じたときに生じる間隙から外気が入ることを抑制する寝袋を提供する。【解決手段】左掛部4と右掛部5の側縁が掛部用スライドファスナー6を介して繋ぎ合わされ、左掛部の下縁及び敷部2の下縁が、左下縁用スライドファスナー9を介して繋ぎ合わされ、右掛部の下縁及び敷部の下縁が、右下縁用スライドファスナー12を介して繋ぎ合わされ、これらのスライドファスナーを閉じた状態で、掛部用スライドファスナーの下端、左下縁用スライドファスナーの側端9aと右下縁用スライドファスナーの側端12aとの間に形成される間隙を閉塞するように、間隙に突き出た第1閉塞部31及び第2閉塞部32が設けられる。【選択図】図4
Description
本考案は、使用者が敷く敷部と、使用者が掛ける掛部とを備えた寝袋に関するものである。
一般的に、寝袋は、主にテントやキャンピングカー等で寝泊まりする所謂アウトドア活動において、就寝時に寒さを防ぐ為の寝具として利用されている。
そして、使用者にとっての快適性や利便性を向上させるために、各種構造の寝袋が開示されている。例えば、特許文献1では、所謂封筒型寝袋であって、一方端(上部)に出入り用の開口部を備えると共に、該開口部に対向する他方端(下縁)に、該寝袋の両側から中央側に向けて、該寝袋の上面部(掛部)と下面部(敷部)とを閉じ合わせる雌雄をなす一対のスライドファスナー(左下縁用スライドファスナー及び右下縁用スライドファスナー)が設けられ、該上面部の略中央に雌雄をなす一対のスライドファスナー(掛部用スライドファスナー)が上下方向に延びて設けられている構造が開示されている。
ところで、このような寝袋において、一対のスライドファスナーを閉じたときに、スライドファスナーの閉じ合わせ部分に僅かな隙間が生じることがある。この隙間を塞ぐために、例えば特許文献2に示すものが開示されている。特許文献2では、上掛シート(掛部)と下敷きシート(敷部)の一方の側縁及び下縁をスライドファスナーで分離可能に連結し、長手方向一端(上部)を開放した長方形の袋状の寝袋において、この寝袋の内周縁(即ち、開放した一端及びスライドファスナー部分)に沿って回り縁片が設けられている。この回り縁片で上記一端部分やスライドファスナーの閉じ合わせ部分から隙間風が侵入することを防止するようにしたものである。
特許文献2のようにスライドファスナー部分に沿って回り縁片を設けることで、スライドファスナーの閉じ合わせ部分に生じうる僅かな隙間から入り込む隙間風は抑制できる。
しかし、スライドファスナーの閉じ合わせ部分の僅かな隙間ではなく、閉じ合わせ部分の末端と、上掛シート及び下敷きシートとの間に生じる間隙からの寒気の侵入が問題になることがある。特に、上述した特許文献1のような構造では、上面部のスライドファスナー及び他方端(下縁)を開閉するスライドファスナーが閉じられると、上面部のスライドファスナーの下端及び他方端を開閉するスライドファスナーの末端とが、使用者の足元部分で出合うようになる。そして、縫製上、この出合う部分に間隙が空いてしまうことになる。そうすると、使用者の足元に位置するこの間隙から寒気が入るという問題が生じる。
本考案では、上記問題に鑑みて、寝袋の掛部に上下方向に設けたスライドファスナーと、寝袋の下縁に左右方向に設けたスライドファスナーとが出合う部分に生じる間隙からの外気の侵入を防止できる構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この考案では、寝袋の掛部の幅方向中央寄りで且つ下端側に形成される間隙を塞ぐようにした。
具体的には、第1の考案は、使用者が敷く敷部と、上記敷部の左側に続いて設けられ使用者に掛ける左掛部と、上記敷部の右側に続いて設けられ使用者に掛ける右掛部と、上記左掛部の側縁と上記右掛部の側縁を繋ぎ合わせる掛部用スライドファスナーと、上記敷部の下縁と上記左掛部の下縁を繋ぎ合わせる左下縁用スライドファスナーと、上記敷部の下縁と上記右掛部の下縁を繋ぎ合わせる右下縁用スライドファスナーとを備え、上記掛部用スライドファスナー、上記左下縁用スライドファスナー及び上記右下縁用スライドファスナーを閉じた状態で、上記掛部用スライドファスナーの下端と、上記左下縁用スライドファスナー及び上記右下縁用スライドファスナーの相対する末端との間に間隙がある寝袋であって、上記間隙を閉塞するように、上記左掛部と上記右掛部の少なくとも一方に、上記掛部用スライドファスナーの下端より上記間隙に突き出た第1閉塞部が設けられるとともに、上記敷部、上記左掛部及び上記右掛部のうちの少なくとも一つに、上記左下縁用スライドファスナー或いは上記右下縁用スライドファスナーの末端より上記間隙に突き出た第2閉塞部が設けられることを特徴とする。
第2の考案では、第1の考案において、上記第2閉塞部が、上記左下縁用スライドファスナー及び上記右下縁用スライドファスナーの末端より、それぞれ上記間隙に突き出て設けられ、この両第2閉塞部が互いに重なり、上記第1閉塞部が該両第2閉塞部に重なって上記間隙を閉塞するようになっていることを特徴とする。
第3の考案は、第1又は第2の考案において、上記第1閉塞部及び上記第2閉塞部が、内部に中綿を有する袋体で形成されていることを特徴とする。
第4の考案では、第2又は第2を引用する第3の考案において、上記掛部用スライドファスナー、上記左下縁用スライドファスナー及び上記右下縁用スライドファスナーの各々スライドファスナーの裏側に該各々スライドファスナーに沿って設けられた、該各々スライドファスナーの各スライダが周辺の布地を噛み込むことを防止する噛込み防止布と、上記噛込み防止布の裏側に該噛み込み防止布に沿って設けられた、上記各々スライドファスナーを閉じた時に隙間風の侵入を防止する防寒用裏縁とを有し、上記第1閉塞部及び上記第2閉塞部が、上記防寒用裏縁を上記間隙まで延設することによって形成されていることを特徴とする。
第1の考案によると、掛部用スライドファスナー、左下縁用スライドファスナー及び右下縁用スライドファスナーとを閉じたときに、掛部用スライドファスナーの下端、左下縁用スライドファスナーの末端及び右下縁用スライドファスナーの末端との間にできる間隙を、第1閉塞部及び第2閉塞部で閉塞するので、寝袋を使用する使用者の足元に位置するこの間隙から、寒気が入ることを大幅に抑制でき、保温性に優れる。
第2の考案によると、第1閉塞部と2つの第2閉塞部とを重ね合わせて間隙を閉塞するので、より確実に外気の侵入を防止でき、保温性が向上する。
第3の考案によると、第1閉塞部及び第2閉塞部が、中綿を有する袋体で形成されているので、防寒機能に優れる。
第4の考案によると、各噛込み防止布がそれぞれのスライドファスナーに沿って設けられるので、スライドファスナーのスライダが周辺の布地を噛み込むことを確実に防止できる。さらに、これらの噛込み防止布よりも裏側に、防寒用裏縁が設けられているので、各スライドファスナーを閉じた時に隙間風の侵入を防止できて保温性に優れる。なお、ここでいう隙間風の隙間とは、各スライドファスナーを閉じた時に閉じ合わせ部分に生じうる僅かな隙間のことをいう。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本考案、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態)
図1に示すように、寝袋1は、袋状で所謂封筒型と呼ばれる形状からなり、一般的に知られているように、綿、ポリエステル、ナイロン等からなる2枚の布地の間に羽毛や中綿等の保温材が封入されて構成されている。なお、以下の説明において、図1及び図2に示すように、寝袋1の使用者Nの頭部が位置する部分(図1の紙面の上側)を寝袋1の上部、使用者の足元が位置する部分(図1の紙面の下側)を寝袋1の下部と称す。また、寝袋1の内面側を裏側と称す。
(実施形態)
図1に示すように、寝袋1は、袋状で所謂封筒型と呼ばれる形状からなり、一般的に知られているように、綿、ポリエステル、ナイロン等からなる2枚の布地の間に羽毛や中綿等の保温材が封入されて構成されている。なお、以下の説明において、図1及び図2に示すように、寝袋1の使用者Nの頭部が位置する部分(図1の紙面の上側)を寝袋1の上部、使用者の足元が位置する部分(図1の紙面の下側)を寝袋1の下部と称す。また、寝袋1の内面側を裏側と称す。
図1及び図2に示すように、寝袋1は、その中で寝る使用者Nが仰向けで寝た場合に、背面側になって敷かれる敷部2と、この使用者Nの正面側になり、使用者Nの上に掛けられる略矩形状の掛部3を備えている。敷部2は、掛部3と同様な形状に加えて、使用者Nの頭部が載せられる略半円状の頭部受け部を備える。掛部3は、略矩形状の左掛部4及び略矩形状の右掛部5からなる。左掛部4は、敷部2の左側縁に続いて設けられ、右掛部5は、敷部2の右側縁に続いて設けられている。敷部2と繋がっていない左掛部4の側縁と右掛部5の側縁は、掛部用スライドファスナー6で繋ぎ合わされるようになっている。なお、実際の寝袋の形態においては、敷部2と掛部3とが区切られず連続して一体に形成された物も多くあるが、本考案は、このようなタイプも含むものである。
使用者Nの足元が位置する寝袋1の下部には、左掛部4の下縁4bと敷部2の下縁2aとを繋ぎ合わせる左下縁用スライドファスナー9、右掛部5の下縁5bと敷部2の下縁2bとを繋ぎ合わせる右下縁用スライドファスナー12が設けられている。また、使用者Nの頭部が位置する寝袋1の上部は開口している。
掛部用スライドファスナー6は、上側スライダ7a、下側スライダ7b及びファスナーエレメント8,8を備え、上下方向の両方から開閉できると共に、スライダ7a、7bを下端6bまでスライドさせると左右に分離できる所謂オープンファスナーからなっている。上側スライダ7aを掛部用スライドファスナー6の上端6aまでスライドさせ、下側スライダ7bを掛部用スライドファスナー6の下端6bまでスライドさせると左右のファスナーエレメント8,8同士が噛み合って、左掛部4と右掛部5とが閉じ合わせられる。
図3に示すように、左下縁用スライドファスナー9には、左側スライダ10とファスナーエレメント11,11が設けられ、左側スライダ10を左下縁用スライドファスナー9の側端(所謂スライドファスナーの末端であり、以下の説明においては側端と称す。)9aまでスライドさせるとファスナーエレメント11,11同士が噛み合い、左掛部4と敷部2とが閉じ合わせられる。これと同様に、右下縁用スライドファスナー12には、右側スライダ13とファスナーエレメント14,14が設けられ、右側スライダ13を右下縁用スライドファスナー12の側端(末端)12aまでスライドさせるとファスナーエレメント14,14同士が噛み合い、右掛部5と敷部2とが閉じ合わせられる。逆に、左側スライダ10及び右側スライダ13を、それぞれ側端9a、12aとは反対側の側端までスライドさせると、所謂オープンファスナーからなる左下縁用スライドファスナー9及び右下縁用スライドファスナー12を分離することができる。この分離状態で、掛部用スライドファスナー6の上側スライダ7a及び下側スライダ7bを下端6bまで下ろして掛部用スライドファスナー6を左右に分離させると、図2に示すように、左掛部4と右掛部5を敷部2の両側に展開することができる。なお、図2においては、後述する掛部用防寒裏縁21や掛部用噛込み防止布41等、ファスナー6、9、12の裏側に設けられる部材は省略して示す。
また、掛部3の左掛部4及び右掛部5には、それぞれ、使用者Nの両手H,Hを出し入れする手用開口部15が設けられている。手用開口部15は、手用ファスナー16で開閉可能になっている。掛部3の掛部用スライドファスナー6を閉じた状態でも、手用開口部15から手Hを出して自由に動かすことができる。
図4及び図5に示すように、各スライドファスナー6、9、12の各スライダ7a、7b、10、13をスライドさせるときに周辺の布地を噛み込むことを防止するために、左掛部4、右掛部5及び敷部2に噛込み防止布が縫製されている。噛込み防止布は、寝袋1の左掛部4の側縁4aと右掛部5の側縁5aに設けた掛部用スライドファスナー6のファスナーエレメント8,8の裏側に、ファスナーエレメント8,8に沿って上下方向に延びる掛部用噛込み防止布41,41と、左下縁用スライドファスナー9のファスナーエレメント11,11の裏側に、ファスナーエレメント11,11に沿って左右方向に延びる左用噛込み防止布43,43と、右下縁用スライドファスナー12のファスナーエレメント14,14の裏側に、ファスナーエレメント14,14に沿って左右方向に延びる右用噛込み防止布45,45とからなっている。
これら掛部用噛込み防止布41,41、左用噛込み防止布43,43及び右用噛込み防止布45,45によって、掛部用スライドファスナー6、左下縁用スライドファスナー9及び右下縁用スライドファスナー12を開閉する時に、スライダ7a、7b、10、13が周辺の布地を噛み込むことを防止するようになっている。特に、後で詳細を説明する防寒用裏縁(掛部用防寒裏縁21、左足元用防寒裏縁23、右足元用防寒裏縁25)を噛み込むことを防止できる。
図3及び図4に示すように、掛部用スライドファスナー6、左下縁用スライドファスナー9及び右下縁用スライドファスナー12を閉じると、三方向からのスライダ7b、10、13が一番接近した状態になるが、掛部用スライドファスナー6の下端6b、左下縁用スライドファスナー9の側端9a及び右下縁用スライドファスナー12の側端12aとの間には、構造上、間隙Sが形成される。この間隙Sが、以下に述べる第1閉塞部31及び第2閉塞部32で閉塞される。
上記第1閉塞部31及び第2閉塞部32の詳細構造を説明する。
掛部用防寒裏縁21(防寒用裏縁)が、右掛部5に設けた掛部用噛込み防止布41の裏側に、掛部用噛込み防止布41に沿って上下方向に延びて、右掛部5に縫製されている。掛部用防寒裏縁21は、内部に中綿等を詰めた帯状の柔らかい袋体からなる。掛部用防寒裏縁21が掛部用スライドファスナー6の裏側に存することによって、ファスナーエレメント8の閉じ合わされた部分に生じうる僅かな隙間からの寒気の侵入を確実に防止できるようになっている。
第1閉塞部31は、上記掛部用防寒裏縁21を間隙Sに延設することによって形成されている。すなわち、帯状の袋体のうち、掛部用スライドファスナー6の裏側に設けられた部分が掛部用防寒裏縁21で、掛部用スライドファスナー6の下端6bよりも突き出た部分が第1閉塞部31となっている。
左足元用防寒裏縁23(防寒用裏縁)、右足元用防寒裏縁25(防寒用裏縁)は、それぞれ、左用噛込み防止布43及び右用噛込み防止布45の裏側に、左用噛込み防止布43及び右用噛込み防止布45に沿って左右方向に延びて、左掛部4、右掛部5の下縁にそれぞれ縫製されている。左足元用防寒裏縁23及び右足元用防寒裏縁25は、それぞれ内部に中綿等を詰めた帯状の柔らかい袋体からなる。左足元用防寒裏縁23及び右足元用防寒裏縁25が左右の下縁用スライドファスナー9、12の裏側に存することによって、ファスナーエレメント11、14の閉じ合わされた部分に生じうる僅かな隙間からの寒気の侵入を確実に防止できるようになっている。
第2閉塞部32のうち、左掛部4に設けられた第2閉塞部を左側閉塞具33、右掛部5に設けられた第2閉塞部を右側閉塞具35と称す。左側閉塞具33及び右側閉塞具35は、左足元用防寒裏縁23及び右足元用防寒裏縁25を、それぞれ間隙Sに延設することによって形成されている。すなわち、帯状の袋体のうち、左下縁用スライドファスナー9及び右下縁用スライドファスナー12の裏側に設けられた部分が左足元用防寒裏縁23及び右足元用防寒裏縁25で、左下縁用スライドファスナー9の側端9a及び右下縁用スライドファスナー12の側端12aよりも突き出た部分が左側閉塞具33及び右側閉塞具35となっている。
第1閉塞部31及び第2閉塞部32である左側閉塞具33、右側閉塞具35の重ね方の一例を、図3ないし図5に基づいて説明する。掛部用スライドファスナー6の下側スライダ7bが下端6bまでスライドしていない少し開いた状態、左下縁用スライドファスナー9の左側スライダ10及び右下縁用スライドファスナー12の右側スライダ13が側端までスライドしていない少し開いた状態とする。そして、第2閉塞部32の左側閉塞具33を右方向に、右側閉塞具35を左方向に、それぞれ自然に延ばしたまま重ね合わせる。そして、図5に示すように、この重なった部分に第1閉塞部31を覆い被せて、その端部を敷部2の内面側(裏側)に回り込ませる。この状態にして、掛部用スライドファスナー6の下側スライダ7bを下端6bまでスライドさせ、左下縁用スライドファスナー9の左側スライダ10及び右下縁用スライドファスナー12の右側スライダ13を側端9a、12aまでそれぞれスライドさせて全てのファスナーを閉めた状態にする。そうすると、図3に示すように、第1閉塞部31と左側閉塞具33と右側閉塞具35とが重なった状態で、間隙Sが塞がれるので、外からの寒気が入る或いは寝袋1内の空気が外に逃げることが確実に防止され、保温性に優れる。
なお、第1閉塞部31及び第2閉塞部32は柔軟性があるので、色々な重ね方が可能である。これらの重ね方は上記の例に限られるものではなく、使用者が自由にアレンジすることができる。また、第1閉塞部31及び第2閉塞部32の長さや断面積の大きさ等は、間隙Sを埋めることができるものであればよく、寝袋1の大きさやファスナーの大きさ等によって適当な長さ等に設定すればよい。
(その他の実施形態)
本実施形態では、寝袋1は、所謂封筒型として示したが、これに限られるものではなく、所謂マミー型や、より正方形に近い形状等、他の形状であってもよい。
(その他の実施形態)
本実施形態では、寝袋1は、所謂封筒型として示したが、これに限られるものではなく、所謂マミー型や、より正方形に近い形状等、他の形状であってもよい。
また、本実施形態では、掛部3の左掛部4と右掛部5とは、幅方向の略中央位置で分かれているが、必ずしも中央位置でなくてもよく、中央位置から左右にずれて分かれていてもよい。
また、第1閉塞部31は、右掛部5の掛部用防寒裏縁21に延設されて一体に形成されているが、掛部用防寒裏縁21と一体ではなく、別々に設けるようにしてもよい。また、第1閉塞部31を右掛部5ではなく左掛部4に設けてもよく、両方に設けてもよい。また、掛部用防寒裏縁21は、右掛部5に設けた掛部用噛込み防止布41の裏側に設けたが、左掛部4に設けた掛部用噛込み防止布41の裏側に設けてもよく、或いは左掛部4と右掛部5の両方に設けてもよい。
また、第2閉塞部32は、左足元用防寒裏縁23及び右足元用防寒裏縁25に延設されて一体に形成されているが、左右の足元用防寒裏縁と一体ではなく、別々に設けるようにしてもよい。また、左右の足元用防寒裏縁は、掛部3の下縁に設けた左右の噛込み防止布43、45の裏側に設けたが、敷部2の下縁に設けた左右の噛込み防止布43、45の裏側に設けてもよい。
また、間隙Sを塞ぐ部材は、第1閉塞部31、左側閉塞具33、右側閉塞具35の3つに限られるものではなく、他の数でもよい。なお、間隙Sを塞ぐには、第1閉塞部31と、左側閉塞具33及び右側閉塞具35の少なくとも一方が設けられることが好ましい。
本考案は、使用者が敷く敷部と、使用者が掛ける掛部とを備えた寝袋であって、寝袋の掛部が左右に分割され、左右の掛部がスライドファスナーで繋ぎ合わされたタイプの寝袋に極めて有用である。
N 使用者
1 寝袋
2 敷部
2a 下縁
2b 下縁
3 掛部
4 左掛部
4a 側縁
4b 下縁
5 右掛部
5a 側縁
5b 下縁
6 掛部用スライドファスナー
6b 下端
9 左下縁用スライドファスナー
9a 側端
12 右下縁用スライドファスナー
12a 側端
21 掛部用防寒裏縁
23 左足元用防寒裏縁
25 右足元用防寒裏縁
S 間隙
31 第1閉塞部
32 第2閉塞部
41 掛部用噛込み防止布
43 左用噛込み防止布
45 右用噛込み防止布
1 寝袋
2 敷部
2a 下縁
2b 下縁
3 掛部
4 左掛部
4a 側縁
4b 下縁
5 右掛部
5a 側縁
5b 下縁
6 掛部用スライドファスナー
6b 下端
9 左下縁用スライドファスナー
9a 側端
12 右下縁用スライドファスナー
12a 側端
21 掛部用防寒裏縁
23 左足元用防寒裏縁
25 右足元用防寒裏縁
S 間隙
31 第1閉塞部
32 第2閉塞部
41 掛部用噛込み防止布
43 左用噛込み防止布
45 右用噛込み防止布
Claims (4)
- 使用者が敷く敷部と、
上記敷部の左側に続いて設けられ使用者に掛ける左掛部と、
上記敷部の右側に続いて設けられ使用者に掛ける右掛部と、
上記左掛部の側縁と上記右掛部の側縁を繋ぎ合わせる掛部用スライドファスナーと、
上記敷部の下縁と上記左掛部の下縁を繋ぎ合わせる左下縁用スライドファスナーと、
上記敷部の下縁と上記右掛部の下縁を繋ぎ合わせる右下縁用スライドファスナーとを備え、
上記掛部用スライドファスナー、上記左下縁用スライドファスナー及び上記右下縁用スライドファスナーを閉じた状態で、上記掛部用スライドファスナーの下端と、上記左下縁用スライドファスナー及び上記右下縁用スライドファスナーの相対する末端との間に間隙がある寝袋であって、
上記間隙を閉塞するように、上記左掛部と上記右掛部の少なくとも一方に、上記掛部用スライドファスナーの下端より上記間隙に突き出た第1閉塞部が設けられるとともに、上記敷部、上記左掛部及び上記右掛部のうちの少なくとも一つに、上記左下縁用スライドファスナー或いは上記右下縁用スライドファスナーの末端より上記間隙に突き出た第2閉塞部が設けられることを特徴とする寝袋。 - 請求項1において、
上記第2閉塞部が、上記左下縁用スライドファスナー及び上記右下縁用スライドファスナーの末端より、それぞれ上記間隙に突き出て設けられ、この両第2閉塞部が互いに重なり、上記第1閉塞部が該両第2閉塞部に重なって上記間隙を閉塞するようになっていることを特徴とする寝袋。 - 請求項1又は2において、
上記第1閉塞部及び上記第2閉塞部が、中綿を有する袋体で形成されていることを特徴とする寝袋。 - 請求項2、又は請求項2を引用する請求項3において、
上記掛部用スライドファスナー、上記左下縁用スライドファスナー及び上記右下縁用スライドファスナーの各々スライドファスナーの裏側に該各々スライドファスナーに沿って設けられた、該各々スライドファスナーの各スライダが周辺の布地を噛み込むことを防止する噛込み防止布と、
上記噛込み防止布の裏側に該噛み込み防止布に沿って設けられた、上記各々スライドファスナーを閉じた時に隙間風の侵入を防止する防寒用裏縁とを有し、
上記第1閉塞部及び上記第2閉塞部が、上記防寒用裏縁を上記間隙まで延設することによって形成されていることを特徴とする寝袋。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014005675U JP3195245U (ja) | 2014-10-24 | 2014-10-24 | 寝袋 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020023274A1 (en) * | 2018-07-22 | 2020-01-30 | Zenbivy LLC | Sleeping bag closure |
US11930952B2 (en) | 2017-01-09 | 2024-03-19 | Zenbivy LLC | Girth adjustable sleeping bag |
-
2014
- 2014-10-24 JP JP2014005675U patent/JP3195245U/ja active Active
Cited By (3)
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WO2020023274A1 (en) * | 2018-07-22 | 2020-01-30 | Zenbivy LLC | Sleeping bag closure |
US10765240B2 (en) | 2018-07-22 | 2020-09-08 | Zenbivy LLC | Sleeping bag closure |
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