JP3195213B2 - 回転形情報記録再生装置 - Google Patents

回転形情報記録再生装置

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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/08Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドを情報記録
ディスクの所定の位置に回転移動させて位置決めを行な
う回転形情報記録再生装置に係り、特に装置の標準化さ
れたフォ−ムファクタ規格寸法を満足し、ハウジングの
構造振動を低減してヘッドを高速かつ高精度に位置決め
することのできる回転形情報記録再生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】米国特許5、027、242号明細書を
例にして従来の磁気ディスク装置について説明する。積
層された情報記録ディスクは、ベースに固定したディス
ク回転駆動モータにより一定回転速度で回転駆動され
る。キャリッジにはヘッド支持ばねを介してヘッドが支
持され、ヘッドはディスクとの間に微小隙間隔にて浮上
し、情報の記録再生を行なう。高速高精度なヘッドの位
置決めは、キャリッジをボイスコイルモータにより回転
駆動することにより行なう。
【0003】キャリッジはベース上に固定した回転軸と
の間に配置したボールベアリングに支持され、回転軸の
まわりに回転する。キャリッジを駆動するボイスコイル
モータは、ボイスコイル、永久磁石、ヨークから構成さ
れている。このうち、キャリッジにはボイスコイルを取
付け、残りの永久磁石、ヨーク(これらを含めて「磁石
・ヨ−クアセンブリ」と称する)はベース上に固定して
ある。磁石・ヨークアセンブリに挟まれたボイスコイル
は磁界作用を受けているので、ボイスコイルに通電する
ことにより、ボイスコイルを駆動し、目標トラックへの
ヘッド位置決めをすることが可能である。
【0004】しかし、ボイスコイルが通電されて駆動力
を発生すると、その反力を受けた磁石・ヨ−クアセンブ
リがベースを加振する。即ち、キャリッジのシーク動作
に伴ってベースが振動を起こすこととなる。その加振力
によりディスク回転駆動モータが励振されてディスクが
振動する。その結果、キャリッジに支持されたヘッドと
ディスクとの間で位置決め時に相対変位が生ずる。これ
により、オフトラックを生じたり、位置決め整定時間が
長くなったりして位置決め性能に支障を来す。
【0005】磁気ディスク装置は、外部筐体にねじ等に
より取り付けられることが多く、一般に外部筐体は板金
等により構成されているため、上記の加振力により外部
筐体を含む装置全体が振動し、位置決めに悪影響を及ぼ
す。高速高精度な位置決めを行うためには、駆動反力に
よる構造振動の低減を図らなければならない。
【0006】上記問題点を解決するための手段として
は、例えば、特開平5−81842号公報に開示されて
いるものがある。この例では、慣性負荷オイルダンパあ
るいは粘性負荷マスダンパをベ−スの後端外部面に後付
けして装着している。これらのダンパをベ−ス等に装着
することにより、シ−ク時の残留振動や外部振動エネル
ギをオイル内部あるいは粘性体内部での熱エネルギ消費
という形で低減することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−81842
号公報に開示されている上記従来技術においては、振動
エネルギをダンパ内部での熱エネルギ消費により吸収し
ようとするものである。振動エネルギを用いてオイルな
いし粘性体を運動させて熱エネルギに変換する際の効率
はあまり高くなく、これだけでは充分に構造振動を吸収
することは困難であった。
【0008】また、磁気ディスク装置においては、標準
化されたフォームファクタと称する装置規格寸法(縦、
横、高さ)が定められており、この寸法内に装置を収め
なければならない。上記従来技術においては、これらの
ダンパをベ−スの後端外部面に後付けして装着している
ため、装置寸法が増加し、上記フォームファクタ装置規
格寸法を逸脱してしまう。
【0009】本発明の目的は、ヘッド位置決め時のキャ
リッジ駆動反力によるハウジングの構造振動を防ぐと共
に、装置のフォームファクタ規格寸法を満足する機構を
提供することにより、ヘッドの高速高精度位置決め、装
置の小形薄形化を実現することにある。
【0010】本発明は、1.3インチ、1.8インチ、
2.5インチ、3.5インチ、5.25インチ等の小形磁
気ディスク装置のフォームファクタ規格寸法を満足する
低振動位置決め機構を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、装置のフォ−ムファクタ規格寸法の範囲内
であって、かつハウジングの内側の表面上あるいは外側
の表面上にダイナミックダンパを設けた。
【0012】また、ダイナミックダンパは、ハウジング
の4隅のいずれかの1箇所あるいは対角の2箇所あるい
は4隅すべての箇所に配置した。
【0013】また、ダイナミックダンパは、おもりとば
ね作用を有する棒状部材から構成し、おもりは、への字
型の断面形状をし、ダイナミックダンパの棒状部材と一
体化した構造をし、棒状部材の他端をハウジングと結合
した構造とした。
【0014】また、ダイナミックダンパは、1個のおも
り本体と複数の棒状部材から成り、複数の棒状部材のう
ちの一部はおもりとハウジングに対してあらかじめ固着
しておき、残りはおもりとハウジングに対して棒の軸方
向に移動可能であるとともに、ハウジングにあらかじめ
あけておいた穴へ棒状部材を押し込む操作により、おも
りとハウジングが結合されておもりの支持剛性が増大
し、またその結合を解く操作によりおもりの支持剛性が
減少可能となり、棒状部材の移動操作により、ダイナミ
ックダンパの固有振動数を可変にする構造とした。
【0015】また、ダイナミックダンパの棒状部材は、
同一材料からなる構造、あるいは同一材料からなる構造
体表面に粘弾性部材を付着させた構造、あるいは線束を
粘弾性樹脂で固めた構造、あるいはより線を粘弾性樹脂
で固めた構造とした。
【0016】また、おもりは、2つ以上のおもり部材と
それらを結合する粘弾性シ−トにより構成した。
【0017】また、ダイナミックダンパをハウジングに
複数個設けると共に、おもりの質量と棒状部材のばね剛
性を選ぶことにより、各ダイナミックダンパの固有振動
数がそれぞれ異なるようにした。
【0018】また、ダイナミックダンパとハウジングと
の間に粘弾性材料を充填した構造とした。
【0019】また、装置を外部取付け筐体に固定支持し
た場合の装置の面内剛体回転振動の固有振動数をf1
し、ダイナミックダンパの固有振動数をf2とすると、
2がほぼf1となるようにダイナミックダンパを構成す
るおもりの質量と棒状部材のばね剛性を定めた。
【0020】また、ダイナミックダンパが上下対称の剛
性を持つようにした。
【0021】また、棒状部材とハウジングとの固定点を
Pとし、装置の重心位置をGとすると、P点とG点を通
る直線上に棒状部材の軸線がほぼ一致するようにダイナ
ミックダンパを構成した。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0023】図1は、本発明による回転形情報記録再生
装置の一実施形態の全体構成図である。積層したディス
ク6は、ベース8Aに固定したディスク回転駆動モータ
7により回転駆動する。情報の記録再生を行うヘッド1
は、キャリッジ3にヘッド支持ばね2を介して取付け
る。ベース8Aに固定したキャリッジ回転軸4に転がり
軸受4Aを2個係合させ、キャリッジ3を前記転がり軸
受の外輪と係合し、前記キャリッジ回転軸回りに回転可
能に支持する。ヨークと永久磁石からなる磁石・ヨ−ク
アセンブリ5、およびキャリッジ3に設けた駆動コイル
(図示せず)により構成したボイスコイルモータにより
キャリッジ3を回転駆動し、ヘッド1をディスク6の所
定のトラックに位置決めして情報の記録再生を行う。そ
して、装置はベース8Aとカバ−8B(本図では一部を
破断して表示)から成るハウジング8に収められてい
る。
【0024】駆動コイルに通電して推力を作用させ、ヘ
ッド1を所定トラックに位置決めすると、推力の発生に
伴い、推力とは反対方向に反力が磁石・ヨ−クアセンブ
リ5に生ずる。磁石・ヨ−クアセンブリ5は、ねじ等を
用いてベース8Aに固定されている。したがって、上記
反力によりベース8Aが加振される。即ち、キャリッジ
のシーク動作に伴ってベースが振動する。装置は、一般
的には板金等で作られた外部筐体に対し、ベース8Aに
設けたねじ穴9を用いて固定支持される。よってベース
8Aは、装置質量と外部筐体剛性とで決まる固有振動数
を持つ。
【0025】ヘッドの位置決め動作によりベース8Aが
加振されると、位置決め動作の形態、すなわち、位置決
め駆動力の大きさや加減速時間の長さによっては、装置
・外部筐体構造系を励振し、装置は剛体回転振動を起こ
す。そこで本実施形態では、ハウジング8の外側の表面
上にダイナミックダンパ10を設け、位置決め動作によ
る装置の剛体回転振動を抑制する。ダイナミックダンパ
10は、質量とばねから成る小振動系で、ダイナミック
ダンパの固有振動の速さが装置の加振力の振動の速さに
等しくなるようにダイナミックダンパの質量とばねの大
きさを選ぶ。これにより、装置に加振力が作用すると、
ダイナミックダンパだけが振動し、装置の振動は抑制さ
れる。このことは、「初等力学」、倍風館発行、森口繁
一著、昭和34年9月20日初版発行、268頁〜26
9頁、に記載されていて公知の事項である。
【0026】上記ダイナミックダンパの装置上への配置
について、図2および図3を用いて説明する。図2は、
装置の平面図である。ダイナミックダンパ10は、図2
(a)に示すように、ハウジング8の4隅の外側の表面上
に4箇所設ける。ただし、標準化されたフォ−ムファク
タ規格寸法(縦L、横W、高さH)の範囲内に装置が収ま
るようにダイナミックダンパを設ける。すなわち、装置
長さ寸法lは、フォ−ムファクタ規格縦寸法L以下で、
装置幅寸法wは、フォ−ムファクタ規格横寸法W以下
で、装置高さ寸法h(図示せず)は、フォ−ムファクタ規
格高さ寸法H(図示せず)以下とする。図2(b)は、ハウ
ジング8の対角の2箇所にダイナミックダンパを設けた
例である。図2(c)は、ハウジング8の4隅のいずれか
の1箇所にダイナミックダンパを設けた例である。ここ
において、ダイナミックダンパは、方形のハウジング8
の外形の四辺の延長線で形成する空間内に収納されるへ
の字型の断面形状をしたおもり構造となっている。
【0027】図3(a)は、ダイナミックダンパ10をハ
ウジング8の4隅の内側の表面上に4箇所設けた例であ
る。図3(b)は、ダイナミックダンパ10をハウジング
8の対角の2箇所に、図3(c)は、ハウジング8の4隅
のいずれかの1箇所に設けた例である。いずれの場合も
フォ−ムファクタ規格寸法の範囲内に装置が収まるよう
にダイナミックダンパを設ける。ここにおいて、前記ダ
イナミックダンパは、方形ハウジングの4隅の内側形状
に沿うような形状をしたおもり構造となっている。
【0028】以上のように、ダイナミックダンパ10を
ハウジング8の4隅の位置に設けると、ダイナミックダ
ンパを装置側面に設けた場合に比べ、装置重心位置Gか
らダイナミックダンパ固定位置までの距離dが長くな
る。したがって、ヘッドの位置決め動作により装置が重
心回りに剛体回転振動すると、ダイナミックダンパに有
効に加振力を付与することができ、装置本体の振動抑制
効果を充分に発揮できるのである。
【0029】次に、ダイナミックダンパの構造について
図4を用いて説明する。図4は、ハウジングの外表面上
にダイナミックダンパを設けた場合の一実施形態であ
る。図4(a)は、ダイナミックダンパ10の構造と、ハ
ウジング8へのダイナミックダンパ10の結合の様子を
示す図である。図4(b)は、ダイナミックダンパ10を
背面から見た図である。ダイナミックダンパ10は、お
もり10Aと、ばね作用を有する複数の棒状部材10B
により構成している。ダイナミックダンパ10は、おも
り10Aにあらかじめ棒状部材10Bを圧入ないし接着
等により固着して一体化したアセンブリとして用意して
おく。
【0030】ダイナミックダンパ10は、ハウジング8
の一部であるベ−ス8Aに設けた穴11に棒状部材10
Bの先端を圧入ないし接着等により固着する。装置の4
隅にはダイナミックダンパを収めるスペ−スを比較的広
く取れる。そこでおもり10Aの断面形状を、への字型
とし、スペ−スいっぱいにおもりを張り出し、おもりの
体積を充分に大きくし、質量を増した。その結果、ダイ
ナミックダンパが加振されたときの運動エネルギを充分
に大きくすることができ、装置自体の振動を抑制するこ
とができる。なお本実施形態では、棒状部材10Bは4
本としたが、本数はこの限りではない。
【0031】ハウジングの内側の表面上にダイナミック
ダンパを設けた場合の一実施形態を図5に示す。基本的
には、おもりの形状と、棒状部材の取付け位置が異なる
ことを除き、図4と同様の構造である。図4の実施形態
と同様に、おもりはスペ−スいっぱいに張り出し、おも
りの体積を充分に大きくし質量を増した。ダイナミック
ダンパ10は、ハウジング8の一部であるベ−ス8Aの
内側に設けた穴11に棒状部材10Bの先端を圧入ない
し接着等により固着する。なお、本実施形態においても
棒状部材10Bは4本としたが、本数はこの限りではな
い。
【0032】磁気ディスク装置は外部筐体に対し固定支
持されるため、外部筐体の剛性の大きさによって装置の
位置決め時の剛体回転振動の固有振動数は異なる。そこ
でダイナミックダンパの固有振動数を可変にする構造を
設けた。装置を異なった外部筐体に固定支持しても、ダ
イナミックダンパの固有振動数を系に応じてチュ−ニン
グすることにより最適化し装置の構造振動を抑制でき
る。
【0033】図6(a)に固有振動数可変型ダイナミック
ダンパ構造図を、図6(b)にその背面図を、図6(a)に
示したC−C線でダイナミックダンパを切断した断面図
を図6(c)に示す。ダイナミックダンパ10の上下2本
の棒状部材10Cは、おもり10Aとベ−ス8Aに対し
てあらかじめ固着しておく。残りの2本の棒状部材10
Dは、おもりとベ−ス8Aに対して棒の軸方向に移動可
能である。
【0034】ベ−ス8Aにあらかじめあけておいた穴8
Dへ向かって図に示す矢印Aの方向に可動棒状部材10
Dを押し込む操作により、おもり10Aとベ−ス8Aが
結合されておもりの支持剛性、即ち、ダイナミックダン
パのばね定数が増大する。また、可動棒状部材10Dの
先端を工具により引き戻し、その結合を解く操作によ
り、おもりの支持剛性が減少可能となる。したがって、
可動棒状部材10Dの移動操作により、系に応じてダイ
ナミックダンパの固有振動数を可変にすることができ
る。なお、本実施形態においては、固定用および可動用
棒状部材をそれぞれ2本としたが、本数はこの限りでは
ない。
【0035】次に、ダイナミックダンパを構成する棒状
部材の構造について図7を用いて説明する。ダイナミッ
クダンパの棒状部材10Bは、図7(a)に示すように、
同一材料からなる構造、あるいは図7(b)に示すよう
に、まっすぐな線束10Fを粘弾性樹脂10Gで固めた
構造、あるいは図7(c)に示すように、より線10Fを
粘弾性樹脂10Gで固めた構造とした。図7(b)、(c)
における10Hは、中の構造を示すための破断面を示
す。なお、棒状部材10Bは、図7(a)に示す同一材料
からなる構造体表面に粘弾性部材を付着させた構造とし
ても良い。このような構造にしてダイナミックダンパに
減衰を加えることにより、ダイナミックダンパの固有振
動数以外の加振周波数でも振動低減効果を持たせること
ができる。
【0036】以上説明したダイナミックダンパは、上下
対称の剛性を持つようにすることが望ましい。このよう
にすると、磁気ディスク装置のベース底面に平行な面以
外の方向の振動を励起しにくく、位置決めに悪影響を与
えない。
【0037】おもりの構造について、図8を参照して説
明する。おもり10Aは、図8(a)に示すように、同一
材料からなる一体型、あるいは、図8(b)に示すよう
に、複数のおもり部材10I、10J、10Kを粘弾性
部材12と一緒に結合した構造とした。また、図8
(a)に示す実施形態においては、おもりだけを同一材
料とするだけではなく、おもりと棒状部材をすべて同一
材料からなる一体型としても良い。
【0038】ここで重要なのは、磁気ディスク装置を外
部取付け筐体に固定支持した場合の装置の面内剛体回転
振動の固有振動数をf1とし、前記ダイナミックダンパ
の固有振動数をf2とすると、f2がほぼf1となるよう
にダイナミックダンパを構成するおもりの質量と棒状部
材のばね剛性(ばね定数)を定めることである。ヘッド
の位置決め動作によって磁気ディスク装置が剛体回転振
動すると、上記構成によりダイナミックダンパが共振
し、装置本体の振動を抑制することができる。
【0039】棒状部材とハウジングとの固定点と装置の
重心位置との位置関係の他の実施形態を図11に示す。
棒状部材10Bとハウジング8との固定点をPとし、装
置の重心位置をGとすると、P点とG点を通る直線上に
棒状部材10Bの軸線がほぼ一致するようにダイナミッ
クダンパを配置する構造とした。よって、ヘッドの位置
決め動作により、装置が重心を中心として剛体回転振動
するので、ダイナミックダンパに有効に加振力を付与す
ることができ、装置本体の振動抑制効果を充分に発揮で
きる。
【0040】装置の面内剛体回転振動の固有振動数が多
少変化しても装置の振動を低減する実施形態を図9に示
す。ハウジング8にダイナミックダンパ10を4個設
け、おもりの質量と棒状部材のばね剛性を定めることに
より、各ダイナミックダンパの固有振動数がそれぞれ若
干異なるようにしたものである。その結果、装置の加振
周波数が多少変化してもダイナミックダンパを共振さ
せ、装置本体の振動を抑制することができる。
【0041】ダイナミックダンパ10とハウジング8と
の間に粘弾性材料13を充填した構造の実施形態を図1
0に示す。前記構造の棒状部材及びおもりにおいても、
粘弾性樹脂あるいは粘弾性部材を使用可能である(図7
(b)、(c)、図8(b)参照)。このような構造にしてダ
イナミックダンパに減衰を加えることにより、ダイナミ
ックダンパの固有振動数以外の加振周波数でも振動低減
効果を持たせることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明では、装置のフォ−ムファクタ規
格寸法の範囲内であって、かつハウジングの内側の表面
上、あるいは外側の表面上にダイナミックダンパを設け
た。磁気ディスク装置を外部取付け筐体に固定支持した
場合の装置の面内剛体回転振動の固有振動数をf1
し、前記ダイナミックダンパの固有振動数をf2とする
と、f2がほぼf1となるようにダイナミックダンパを構
成するおもりの質量と棒状部材のばね剛性を定めた。し
たがって、ヘッドの位置決め動作によって磁気ディスク
装置が剛体回転振動すると、上記構成によりダイナミッ
クダンパが共振し、装置本体の振動を抑制することがで
きる。
【0043】ダイナミックダンパは、ハウジングの4隅
のいずれかの1箇所、あるいは、対角の2箇所、あるい
は、4隅すべての箇所に配置した。したがって、ダイナ
ミックダンパを装置側面に設けた場合に比べ、装置重心
位置からダイナミックダンパ固定位置までの距離が長く
なる。よって、ヘッドの位置決め動作により装置が重心
回りに剛体回転振動すると、ダイナミックダンパに有効
に加振力を付与することができ、装置本体の振動抑制効
果を充分に発揮出来る。
【0044】また、ダイナミックダンパは、おもりとば
ね作用を有する棒状部材から構成し、おもりと棒状部材
とを一体化した構造とし、棒状部材の他端をハウジング
と結合した構造とした。装置の4隅にはダイナミックダ
ンパを収めるスペ−スを比較的広く取れる。そこでおも
りの断面形状を、への字型とし、スペ−スいっぱいにお
もりを張り出し、おもりの体積を充分に大きくし、質量
を増した。その結果、ダイナミックダンパが加振された
ときの運動エネルギを充分に大きくすることができ、装
置自体の振動を抑制することができる。
【0045】また、棒状部材とハウジングとの固定点を
Pとし、装置の重心位置をGとすると、P点とG点を通
る直線上に棒状部材の軸線がほぼ一致するようにダイナ
ミックダンパを構成した。よって、ヘッドの位置決め動
作により装置が重心回りに剛体回転振動すると、ダイナ
ミックダンパに有効に加振力を付与することができ、装
置本体の振動抑制効果を充分に発揮出来る。
【0046】また、ダイナミックダンパは、上下対称の
剛性を持つ構造とした。このようにすると、磁気ディス
ク装置の面外方向の振動を励起しにくく、位置決めに悪
影響を与えない。
【0047】また、ダイナミックダンパは、1個のおも
り本体と複数の棒状部材から成り、複数の棒状部材のう
ちの一部はおもりとハウジングに対してあらかじめ固着
しておき、残りはおもりとハウジングに対して棒状部材
の軸方向に移動可能であるとともに、ハウジングにあら
かじめあけておいた穴へ棒状部材を押し込む操作によ
り、おもりとハウジングが結合されておもりの支持剛性
が増大し、またその結合を解く操作によりおもりの支持
剛性が減少可能となり、棒状部材の移動操作により、ダ
イナミックダンパの固有振動数を可変にする構造とし
た。したがって、装置を異なった外部筐体に固定支持し
ても、ダイナミックダンパの固有振動数を系に応じてチ
ュ−ニングすることにより最適化し、装置の構造振動を
抑制できる。
【0048】また、ダイナミックダンパの棒状部材は、
同一材料からなる構造、あるいは同一材料からなる構造
体表面に粘弾性部材を付着させた構造、あるいは線束を
粘弾性樹脂で固めた構造、あるいはより線を粘弾性樹脂
で固めた構造とした。おもりは、同一材料からなる構
造、または2つ以上のおもり部材と、それらを結合する
粘弾性シ−トにより構成した。また、ダイナミックダン
パとハウジングとの間に粘弾性材料を充填した構造とし
た。このような構造にしてダイナミックダンパに減衰を
加えることにより、ダイナミックダンパの固有振動数以
外の加振周波数でも振動低減効果を持たせることができ
る。
【0049】また、ダイナミックダンパをハウジングに
複数個設けると共に、おもりの質量と棒状部材のばね剛
性を選ぶことにより、各ダイナミックダンパの固有振動
数がそれぞれ異なるようにした。その結果、装置の加振
周波数が多少変化してもダイナミックダンパを共振さ
せ、装置本体の振動を抑制することができる。
【0050】以上説明した本発明による具体的な効果を
図12を用いて説明する。図12は、本発明の装置にお
けるシ−ク完了後のヘッドポジション信号を示すもの
で、装置剛体回転振動の低周波振動成分を表示したもの
である。従来方式に比べ、本発明方式では、残留振動振
幅が減少し、残留振動の減衰が速い。
【0051】以上の結果、本発明により、ヘッドの位置
決め後の残留振動が低減されるとともに、残留振動整定
時間も短縮でき、ヘッドの高速高精度位置決めを実現す
ることができる。また、以上説明したダイナミックダン
パはすべて装置の標準化したフォームファクタ規格寸法
の範囲内に収まるように構成したので、装置の小形化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転形情報記録再生装置の一実施
形態の全体構成図である。
【図2】本発明の実施形態におけるダイナミックダンパ
の配置図である。
【図3】本発明の他の実施形態におけるダイナミックダ
ンパの配置図である。
【図4】本発明の実施形態におけるダイナミックダンパ
の構造図である。
【図5】本発明の他の実施形態におけるダイナミックダ
ンパの構造図である。
【図6】本発明の他の実施形態における支持剛性可変型
ダイナミックダンパ構造図である。
【図7】本発明の実施形態、および他の実施形態におけ
る棒状部材の構造図である。
【図8】本発明の実施形態、および他の実施形態におけ
るおもりの構造図である。
【図9】本発明の他の実施形態におけるダイナミックダ
ンパ構造図である。
【図10】本発明の他の実施形態におけるダイナミック
ダンパ構造図である。
【図11】本発明の他の実施形態における棒状部材の位
置関係図である。
【図12】本発明の効果を示す図である。
【符号の説明】
1 ヘッド 2 ヘッド支持ばね 3 キャリッジ 4 キャリッジ回転軸 4A 転がり軸受 5 磁石・ヨ−クアセンブリ 6 ディスク 7 ディスク回転駆動モータ 8 ハウジング 8A ベ−ス 8B カバ− 9 外部筐体との締結用ベースねじ穴 10 ダイナミックダンパ 10A,10I,10J,10K おもり 10B 棒状部材 10C 固定棒状部材 10D 可動棒状部材 10E 穴 10F 線束 10G 樹脂 10H 破断面 11 棒状部材取付け穴 12、13 粘弾性部材
フロントページの続き (72)発明者 岡崎 寿久 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式 会社 日立製作所 ストレージシステム 事業部内 (56)参考文献 特開 平2−240892(JP,A) 特開 平5−81842(JP,A) 特開 昭60−182086(JP,A) 特開 平4−109464(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 33/08

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録するディスクと、前記ディス
    クに情報を記録再生するヘッドを支持し前記ディスクの
    半径方向に回転位置決めするキャリッジと、前記キャリ
    ッジに回転トルクを与えるキャリッジ駆動部と、前記デ
    ィスク、前記キャリッジ及び前記キャリッジ駆動部を支
    持包含するベ−ス及びカバ−からなる方形のハウジング
    と、で構成した回転形情報記録再生装置において、 前記方形ハウジングの外側の4隅の少なくとも1箇所に
    おもりとばね作用を有する棒状部材とを一体化したダイ
    ナミックダンパを設け、 前記ダイナミックダンパは、方形ハウジングの外形の四
    辺の延長線で形成する空間内に収納されるへの字型の断
    面形状をしたおもり構造であり、 前記ダイナミックダンパの固有振動数を前記情報記録再
    生装置の剛体回転振動数と等しくすることを特徴とする
    回転形情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 情報を記録するディスクと、前記ディス
    クに情報を記録再生するヘッドを支持し前記ディスクの
    半径方向に回転位置決めするキャリッジと、前記キャリ
    ッジに回転トルクを与えるキャリッジ駆動部と、前記デ
    ィスク、前記キャリッジ及び前記キャリッジ駆動部を支
    持包含するベ−ス及びカバ−からなる方形のハウジング
    と、で構成した回転形情報記録再生装置において、 前記方形ハウジングの内側の4隅の少なくとも1箇所に
    おもりとばね作用を有する棒状部材とを一体化したダイ
    ナミックダンパを設け、 前記ダイナミックダンパは、方形ハウジングの4隅の内
    側形状に沿うようなへの字型の断面形状をしたおもり構
    造であり、且つ前記ハウジングのベースに固着される棒
    状部材を複数本有し、 前記ダイナミックダンパの固有振動数を前記情報記録再
    生装置の剛体回転振動数と等しくすることを特徴とする
    回転形情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 情報を記録するディスクと、前記ディス
    クに情報を記録再生するヘッドを支持し前記ディスクの
    半径方向に回転位置決めするキャリッジと、前記キャリ
    ッジに回転トルクを与えるキャリッジ駆動部と、前記デ
    ィスク、前記キャリッジ及び前記キャリッジ駆動部を支
    持包含するベ−ス及びカバ−からなる方形のハウジング
    と、で構成した回転形情報記録再生装置において、 前記方形ハウジングの4隅の少なくとも1箇所におもり
    とばね作用を有する複数の棒状部材とからなるダイナミ
    ックダンパを設け、 前記ダイナミックダンパは、前記複数の棒状部材のうち
    の一部を前記おもりと前記ハウジングに対してあらかじ
    め固着しておき、残りは前記おもりと前記ハウジングに
    対して棒の軸方向に移動可能であるとともに、前記ハウ
    ジングにあらかじめあけておいた穴へ前記棒状部材を押
    し込む操作により、前記おもりと前記ハウジングが結合
    されて前記おもりの支持剛性が増大し、また前記結合を
    解く操作により前記おもりの支持剛性が減少可能とな
    り、前記棒状部材の移動操作により前記ダイナミックダ
    ンパの固有振動数を可変にする構造を有することを特徴
    とする回転形情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 情報を記録するディスクと、前記ディス
    クに情報を記録再生するヘッドを支持し前記ディスクの
    半径方向に回転位置決めするキャリッジと、前記キャリ
    ッジに回転トルクを与えるキャリッジ駆動部と、前記デ
    ィスク、前記キャリッジ及び前記キャリッジ駆動部を支
    持包含するベ−ス及びカバ−からなる方形のハウジング
    と、で構成した回転形情報記録再生装置において、 前記方形ハウジングの4隅の少なくとも複数箇所におも
    りとばね作用を有する棒状部材とからなるダイナミック
    ダンパを設け、 前記ダイナミックダンパは、各ダイナミックダンパ毎に
    前記おもりの質量および前記棒状部材のばね剛性を選定
    して各ダイナミックダンパの固有振動数がそれぞれ異な
    るようにしたことを特徴とする回転形情報記録再生装
    置。
  5. 【請求項5】 情報を記録するディスクと、前記ディス
    クに情報を記録再生するヘッドを支持し前記ディスクの
    半径方向に回転位置決めするキャリッジと、前記キャリ
    ッジに回転トルクを与えるキャリッジ駆動部と、前記デ
    ィスク、前記キャリッジ及び前記キャリッジ駆動部を支
    持包含するベ−ス及びカバ−からなる方形のハウジング
    と、で構成した回転形情報記録再生装置において、 前記方形ハウジングの4隅の少なくとも1箇所におもり
    とばね作用を有する複数の棒状部材とからなるダイナミ
    ックダンパを設け、 前記棒状部材と前記ハウジングとの固定点をPとし、前
    記回転形情報記録再生装置の重心位置をGとしたとき、
    前記P点と前記G点を通る直線上に前記棒状部材の軸線
    がほぼ一致するようにダイナミックダンパを配置したこ
    とを特徴とする回転形情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 情報を記録するディスクと、前記ディス
    クに情報を記録再生するヘッドを支持し前記ディスクの
    半径方向に回転位置決めするキャリッジと、前記キャリ
    ッジに回転トルクを与えるキャリッジ駆動部と、前記デ
    ィスク、前記キャリッジ及び前記キャリッジ駆動部を支
    持包含するベ−ス及びカバ−からなる方形のハウジング
    と、で構成した回転形情報記録再生装置において、 前記方形ハウジングの4隅の少なくとも1箇所におもり
    とばね作用を有する複数の棒状部材とからなるダイナミ
    ックダンパを設け、 前記ダイナミックダンパと前記ハウジングとの間に粘弾
    性材料を充填したことを特徴とする回転形情報記録再生
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1つの請求
    項において、 前記ダイナミックダンパの棒状部材は、同一材料からな
    り且つその表面に粘弾性部材を付着させた構造であるこ
    とを特徴とする回転形情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれか1つの請求
    項において、 前記ダイナミックダンパの棒状部材は、線束を粘弾性樹
    脂で固めた構造であることを特徴とする回転形情報記録
    再生装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし6のいずれか1つの請求
    項において、 前記ダイナミックダンパの棒状部材は、撚り線を粘弾性
    樹脂で固めた構造であることを特徴とする回転形情報記
    録再生装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし6のいずれか1つの請
    求項において、 前記ダイナミックダンパのおもりは、2つ以上のおもり
    部材とそれらを結合する粘弾性シ−トにより構成した構
    造であることを特徴とする回転形情報記録再生装置。
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