JP3194993B2 - 注出口 - Google Patents

注出口

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JP3194993B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D75/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D75/52Details
    • B65D75/58Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
    • B65D75/5861Spouts
    • B65D75/5872Non-integral spouts
    • B65D75/5877Non-integral spouts connected to a planar surface of the package wall

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチックフィルム
製の包装袋に取り付ける注出口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、液体を収納するプラスチックフ
ィルム製の包装袋は、内容液の充填と取出しを行うため
の注出口を備えている。この注出口としては、口金とキ
ャップとからなるものや、口金の上端部にメンブランを
貼着するものが知られている。このうち、口金とキャッ
プからなる注出口の場合は、内容液を充填するに際し
て、無菌状態のチャンバー内でキャップを取り外し、口
金に充填機の充填口を押し当てて内容液を充填した後、
再びキャップを嵌合して密封するようにしている。そし
て、このようにして内容液の充填された包装袋は、取出
し時に際してキャップを外してからコネクターに連結し
ポンプ等の排出手段により吸引して内容液を取り出すよ
うになっている。また、口金にメンブランを有する注出
口の場合は、無菌状態のチャンバー内で内容液を充填し
た後でメンブランを貼り、取出し時にはコネクターの突
刺具によりメンブランを破って開封するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来形
式の注出口を有する包装袋に内容液を充填する場合には
上記したように無菌状態のチャンバーを必要とするとい
う問題点がある。しかも、チャンバーには扉があり、ま
た吹き込んでくる無菌のエアーを排出するために下側が
開放しているので、チャンバー内を完全な無菌状態とす
ることは難しく、チャンバーを使用したとしても完全な
無菌充填が難しいという問題点があった。また、キャッ
プにより口金を密閉するものではキャップの開閉が面倒
であるという問題点があり、一方、口金の上端部をメン
ブランで密閉するものにおいてはメンブランを貼る手間
がかかり、さらには突刺具を必要とするという問題点が
あった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みなさ
れたものであり、その目的とするところは、充填時に無
菌状態のチャンバーを用いる必要がなく、しかも充填及
び取出しの操作が簡単に行える包装袋用の注出口を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の注出口は、プラスチックフィルムからなる
包装袋に取り付けられる注出口であって、該注出口は硬
質プラスチック製の外栓と該外栓の内側に下方から嵌合
する同じく硬質プラスチック製の内栓とから構成されて
おり、前記外栓は下部で広がった形状をした筒部からな
り、筒部の下方外周にフランジ部と、筒部外側の略中央
状の爪部と、筒部の下部の内側に複数段の嵌合溝と
を有し、一方のフィルムの開口から外側に向かうように
してフランジ部で一方のフィルムに接着されており、前
記内栓は下部で広がると共に天面が閉じた形状の筒部か
らなり、筒部の下方外周にフランジ部と、筒部の下方内
側に状の爪部と、筒部の下部の外側に前記外栓の嵌合
溝と嵌合する複数段の嵌合溝とを有すると共に、筒部の
上部に形成された外周溝にOリングを備え、前記一方の
フィルムの開口と対応する位置で他方のフィルムの開口
内側にそのフランジ部で接着されており、しかも外栓と
内栓の嵌合時に内栓の天面と外栓の内側との間に生じる
外部からOリングに至る隙間が広くなるように形成され
ていることを特徴としている。
【0006】
【作用】上記構成からなる注出口は、嵌合されて一体と
なった状態で充填機に取り付けられる。そして、充填時
において、機械的に外栓から内栓を抜いた状態で内容液
が充填され、充填後に再び外栓と内栓とが密封状態で嵌
合固定される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1は注出口を構成する外栓の半断面図、
図2は同じく内栓の半断面図、図3は外栓と内栓とを一
体とした状態を示す半断面図、図4は包装袋に注出口を
取り付けた状態を示す一部断面図、図5は注出口を取り
付けた包装袋を示す斜視図である。
【0009】外栓10は高密度ポリエチレンを射出成型
して作成されたものであり、図1に示すように、液体の
通過孔となる筒部11の下方外周にフランジ部12を有
すると共に、筒部11外側の略中央に周状の爪部13を
有している。また、筒部11は下部で広がった形状をし
ており、その下部の内側には複数段の嵌合溝14が形成
されている。
【0010】内栓20は外栓10と同様に高密度ポリエ
チレンを射出成型して作成されたものであり、図2に示
すように、天面21が閉じた筒部22の下方外周にフラ
ンジ部23を有すると共に筒部22の下方内側に周状の
爪部24を有し、さらに筒部22の上部に形成された外
周溝25にゴム製のOリング26が嵌入されている。ま
た、筒部22は下部で広がった形状をしており、その下
部の外側には複数段の嵌合溝27が形成されている。
【0011】外栓10と内栓20は、図3に示すよう
に、緊密状態で一体となる寸法にされている。すなわ
ち、外栓10の内側に内栓20を下方から挿入し、外栓
10の嵌合溝14の山部分と内栓20の嵌合溝27の山
部分を互い乗り越えるようにして大きな力で嵌合させ、
内栓20のOリング26を外栓10の内面上部に密着さ
せることにより、緊密状態で嵌合するようになってい
る。
【0012】上記の外栓10と内栓20とからなる注出
口1は、包装袋に取り付けるに際し予め嵌合させて図3
のように一体にセットしておく。そして、プラスチック
フィルムで製袋された四方シール袋(例えば、バッグイ
ンボックス用内袋)を所定の位置で貫通状態でくり抜
き、図4に示すように、このくり抜いた一方のフィルム
2の開口2aと他方のフィルム3の開口3aの部分に外
栓10のフランジ部12と内栓のフランジ部23を挟み
込んだ状態とし、外栓10のフランジ部12の上面と一
方のフィルム2の内面、及び内栓20のフランジ部23
の下面と他方のフィルム3の内面を熱シールして取り付
ける。すなわち、外栓10は一方のフィルム2の開口2
aから外側に向かうように、また内栓20は他方のフィ
ルム3の開口3aから内側に向かうようにしてそれぞれ
取り付ける。
【0013】また、注出口1を包装袋1に取り付ける別
の方法として、外栓10と内栓20とを嵌合させた注出
口1を予め他方のフィルム3の内面に対して内栓20の
フランジ部23で接着しておき、この注出口1に孔2a
の開いた一方のフィルム2を被せてから両フィルム2,
3の四方をシールするようにしてもよい。
【0014】なお、包装袋Bが二重袋で形成される場合
には、各フランジ部12,23はそれぞれ内側のフィル
ムに接着される。
【0015】上記のようにして注出口1を取り付けた包
装袋Bを図5に示している。なお、図5において4は包
装袋Bにおけるシール部である。
【0016】上記のように注出口1が取り付けられた包
装袋Bは、専用の充填機を使用して内容液が充填され
る。具体的には、まず外栓10を充填機の充填口にセッ
トして爪部13を所定の把持具で掴んだ状態とし、さら
に内栓20の爪部24を所定の把持具で掴んだ状態とす
る。そしてこの状態で高温の蒸気(140℃程度)を注
出口の上部に吹き込んで殺菌を行う。次いで、機械的に
外栓10から内栓20を抜くことにより両者を分離して
注出口1を開ける。そして、外栓10の部分から内容液
を充填し、充填が終わると再び外栓10と内栓20とを
嵌合させて密封状態とするものである。このように、専
用の充填機を用いて内容液の充填を行うことにより完全
な無菌充填ができる。また、内容液の充填後に再嵌合さ
れた注出口1は、外栓10の嵌合溝14と内栓20の嵌
合溝27とが強力に嵌合しているので強力な開栓抵抗を
有したものとなる。また、Oリング26により気密状態
が保たれ内容液の漏れることがない。
【0017】また、本実施例では、図3から分かるよう
に、内栓20の天面21と外栓10の内側との空隙5を
広く形成し、蒸気がOリング26上部まで良好に達する
ようにすることで、充填機に装着した時の蒸気による殺
菌が完全に行われるようにしている。さらに、開栓時及
び閉栓時に衝撃が加わりやすいフランジ部12,23の
付け根部分に丸みを設けることにより、耐衝撃性を高く
している。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の注出口
は、外栓とそれに嵌合するOリング付きの内栓とで構成
されているので、外栓を専用の充填機の充填口にセット
して機械的に外栓から内栓を抜いて内容液を充填する方
式を採ることができることから、従来のように無菌チャ
ンバーを使用することなく完全無菌充填を行うことがで
き、しかも充填及び取出しの操作が簡単に行うことがで
きる。
【0019】また、内栓の外周溝にOリングを付けたこ
とにより、外栓と内栓を嵌合した状態で気密が保たれる
ので、充填前の包装袋内を無菌状態に保つことができ、
しかも充填後に内容液の漏れることがない。そして、外
栓と内栓の嵌合時に内栓の天面と外栓の内側との間に生
じる外部からOリングに至る隙間が広くなるように形成
したことにより、殺菌に使用する蒸気がOリング上部ま
で良好に達することから、充填機に装着した時の蒸気に
よる殺菌が完全に行われる。
【0020】さらに、外栓の下部の内側と内栓の下部の
外側にそれぞれ複数段の嵌合溝を形成して両者を嵌合す
るようにしたので、強力な開栓抵抗が得られ、搬送中に
外れたりすることがない。そして、外栓及び内栓ともに
嵌合機能を持たせる下部を上部より広がった形状とした
ので、外栓と内栓の嵌め外し操作が容易となる。特に嵌
合時には、広がった外栓の下部をそれよりも小さな内栓
の上部に合わせてから、両者の嵌合溝を噛み合わせれば
よいので、嵌合操作が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】注出口を構成する外栓の半断面図である。
【図2】注出口を構成する内栓の半断面図である。
【図3】外栓と内栓とを一体とした状態を示す半断面図
である。
【図4】包装袋に注出口を取り付けた状態を示す一部断
面図である。
【図5】注出口を取り付けた包装袋を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
B 包装袋 1 注出口 10 外栓 11 筒部 12 フランジ部 13 爪部 14 嵌合溝 20 内栓 21 天面 22 筒部 23 フランジ部 24 爪部 26 Oリング 27 嵌合溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルムからなる包装袋に
    取り付けられる注出口であって、該注出口は硬質プラス
    チック製の外栓と該外栓の内側に下方から嵌合する同じ
    く硬質プラスチック製の内栓とから構成されており、前
    記外栓は下部で広がった形状をした筒部からなり、筒部
    の下方外周にフランジ部と、筒部外側の略中央に状の
    爪部と、筒部の下部の内側に複数段の嵌合溝とを有し、
    一方のフィルムの開口から外側に向かうようにしてフラ
    ンジ部で一方のフィルムに接着されており、前記内栓は
    下部で広がると共に天面が閉じた形状の筒部からなり、
    筒部の下方外周にフランジ部と、筒部の下方内側に
    爪部と、筒部の下部の外側に前記外栓の嵌合溝と嵌合
    する複数段の嵌合溝とを有すると共に、筒部の上部に形
    成された外周溝にOリングを備え、前記一方のフィルム
    の開口と対応する位置で他方のフィルムの開口内側にそ
    のフランジ部で接着されており、しかも外栓と内栓の嵌
    合時に内栓の天面と外栓の内側との間に生じる外部から
    Oリングに至る隙間が広くなるように形成されているこ
    とを特徴とする注出口。
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