JP3191980B2 - フィルムの製造装置及びその製造方法 - Google Patents

フィルムの製造装置及びその製造方法

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム材料をヒート
シールすることで製造されるフィルムの製造装置及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルムの製造装置として、一方
向にフィルムを延伸して製造する一軸延伸式ロールが知
られている。
【0003】しかしながらこの装置にあっては、フィル
ムは幅方向にはテンションがかけられるが長手方向には
テンションがかけられないので、ヒートシール手段によ
る外部加熱によってヒートシールを行うとフィルムが長
手方向を主として熱収縮を起こしてしまう。
【0004】そこで、超音波ウェルダー等の内部加熱に
よってヒートシールを行うフィルムの製造装置が知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置にあっては熱収縮を防ぐことはできるが、装置や金型
が高額になるという欠点があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その目的とするところはヒートシール時にフ
ィルムが熱収縮を起こさないフィルムの製造装置及びそ
の製造方法を安価に提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、フィルム材料をヒートシールする
加熱プレスと、該加熱プレスによって加熱されたフィル
ム材料を冷却する冷却プレスと、前記加熱プレスによる
プレス部から前記冷却プレスによるプレス部にかけて、
フィルム材料の両面にそれぞれ密着させるように、該フ
ィルム材料と前記加熱プレス及び冷却プレスとの間に介
在させる、フィルム材料よりも融点の高い一対のシート
材と、を備えることを特徴とする。また、前記シート材
をエンドレス状となるように架け回す複数のローラを備
えるとよい。
【0008】また、本発明のフィルムの製造方法にあっ
ては、加熱プレスによってフィルム材料をヒートシール
した後に、冷却プレスによって該フィルム材料を冷却す
るフィルムの製造方法において、前記加熱プレスによる
プレス部から前記冷却プレスによるプレス部にかけて、
これら加熱プレス及び冷却プレスとフィルム材料との間
に、フィルム材料よりも融点の高いシート材を、フィル
ム材料の両面にそれぞれ密着させるように介在させるこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成のフィルムの製造装置にあっては、
熱プレスによるプレス部から冷却プレスによるプレス部
にかけて、フィルム材料は、その両面にそれぞれシート
材が密着された状態で運ばれるため、ヒートシール時か
ら冷却時にかけて熱収縮しようとするのが抑制される。
【0010】また、上記フィルムの製造方法にあって
も、同様の理由でヒートシール時から冷却時にかけての
フィルム材料の熱収縮が抑制される。
【0011】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0012】図1(a)は本発明の一実施例に係るフィ
ルムの製造装置の概略構成を示し、1は浄水器に用いら
れる空気抜きフィルムの製造装置等のフィルムの製造装
置で、フィルム材料2が巻かれた材料ロール3と、材料
ロール3から送り出されたフィルム材料2をヒートシー
ルするヒートシール手段としての加熱プレス4と、加熱
プレス4によって加熱されたフィルム材料2を冷却する
冷却プレス5と、加熱時から冷却時にかけてフィルム材
料2と加熱プレス4との間にフィルム材料2よりも融点
の高いシート材6を介在させるシート材介在手段として
のローラ7と、加熱と冷却がなされたフィルム材料を送
りロール8を介して製品のフィルム9として巻き取って
いく巻取りロール10と、を有して成っている。
【0013】材料ロール3は例えばフィルム材料として
のポリエチレン製の多孔質フィルム2a,2bが巻かれ
た材料ロール3a,3bと、その多孔質フィルム2a,
2bの間に挾まれるポリエチレン製のエンボスフィルム
2cが巻かれた材料ロール3cとから成っている。多孔
質フィルム2a,2bの厚さは30〜100μmについ
て本装置で製造できるが、50〜70μmのものが望ま
しい。
【0014】フィルム材料2よりも融点の高いシート材
6としては、この場合、例えばフッ素系の材質よりなる
フィルム、具体的にはテフロン(商標名)等よりなるフ
ィルムが考えられる。
【0015】シート材6はローラ7a,7b,7c,7
dにエンドレスの状態で架け渡されている。
【0016】上記構成のフィルムの製造装置1の作用及
びフィルムの製造方法を以下に説明する。
【0017】材料ロール3a,3b,3cより送り出さ
れた各フィルム材料2a,2b,2cは、加熱プレス4
によって図1(b)矢印に示す方向より所定箇所がヒー
トシールされ、ヒートシールされた部分は溶着して一層
となり、ヒートシールされなかった部分は三層として残
り、その三層の部分が空気抜き用の空気通路となる。
【0018】加熱プレス4によるヒートシール温度はフ
ィルム材料2に応じて適切な値に設定されるが、本実施
例の場合には100〜130℃であることを必要とし、
望ましくは105〜115℃、さらに望ましくは105
〜110℃の温度に調節されているのが良い。
【0019】ヒートシールする時間は0.1〜10秒程
度で可能であるが、実際的には1〜5秒が望ましく、さ
らには1〜3秒程度が望ましい。
【0020】ここで、ヒートシール時にフィルム材料2
と加熱プレス4との間にシート材6が介在されるので、
フィルム材料2と加熱プレス4とがくっついてしまうの
が防がれ、離型性が確保される。
【0021】また、ヒートシールされたフィルム材料2
は速やかに冷却される必要がある。遅くとも1分以内、
望ましくは10秒以内、さらに望ましくは5秒以内に冷
却されることを要する。
【0022】冷却方法は、加熱されたフィルム材料2が
変形しないよう冷却プレス等により冷却する必要があ
る。
【0023】冷却プレス2で冷却を行う場合、冷却時間
は少なくとも2秒以上、望ましくは5秒以上、さらに望
ましくは10秒以上の冷却が必要である。
【0024】加熱時から冷却時にかけてフィルム材料2
は、その両面がシート材6に密着された状態で運ばれて
いるので、冷却時にフィルム材料2が熱収縮を起こすの
が防がれる。そうしてできたフィルム9は巻取りロール
10に巻き取られていく。このとき、シート材6はロー
ラ7a,7b,7c,7dに架け回されてエンドレスに
なっており、フィルム材料2とともに図中左方向Aに流
れていき、送りロール8の手前のローラ7cのところで
フィルム材料2の表面からはがれるようになっている。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
加熱プレスによるプレス部から冷却プレスによるプレス
部にかけて、フィルム材料は、その両面にそれぞれシー
ト材が密着された状態で運ばれるため、ヒートシール時
から冷却時にかけて熱収縮しようとするのが抑制される
ため、しわの少ないフィルムを得られる
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例に係るフィルムの製
造装置の概略構成図、(b)は同装置におけるフィルム
材料のヒートシール時の状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 フィルムの製造装置 2 フィルム材料 4 加熱プレス(ヒートシール手段) 6 シート材 7 ローラ(シート材介在手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム材料をヒートシールする加熱プレ
    スと、 該加熱プレスによって加熱されたフィルム材料を冷却す
    る冷却プレスと、 前記加熱プレスによるプレス部から前記冷却プレスによ
    るプレス部にかけて、フィルム材料の両面にそれぞれ密
    着させるように、該フィルム材料と前記加熱プレス及び
    冷却プレスとの間に介在させる、フィルム材料よりも融
    点の高い一対のシート材と、を備える ことを特徴とする
    フィルムの製造装置。
  2. 【請求項2】前記シート材をエンドレス状となるように
    架け回す複数のローラを備えることを特徴とする請求項
    1に記載のフィルムの製造装置。
  3. 【請求項3】加熱プレスによってフィルム材料をヒート
    シールした後に、冷却プレスによって該フィルム材料を
    冷却するフィルムの製造方法において、 前記加熱プレスによるプレス部から前記冷却プレスによ
    るプレス部にかけて、これら加熱プレス及び冷却プレス
    とフィルム材料との間に、フィルム材料よりも融点の高
    いシート材を、フィルム材料の両面にそれぞれ密着させ
    るように介在させる ことを特徴とするフィルムの製造方
    法。
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