JPH0623933A - 多層フィルム複合材料の製造装置及び製造方法 - Google Patents

多層フィルム複合材料の製造装置及び製造方法

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JPH0623933A
JPH0623933A JP3294263A JP29426391A JPH0623933A JP H0623933 A JPH0623933 A JP H0623933A JP 3294263 A JP3294263 A JP 3294263A JP 29426391 A JP29426391 A JP 29426391A JP H0623933 A JPH0623933 A JP H0623933A
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plastic film
film
rollers
sealing area
embossing
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JP3294263A
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English (en)
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Sabine Rohleder
ザビーネ、ローレダー
Jochen Coutandin
ヨヘン、コウタンディン
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Hoechst AG
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ヒートシール可能なプラスチックフィルムか
ら機械的性質及光学的性質を損うことなくシート形態の
テープを高速で連続的に安価に製造する方法を提供す
る。 【構成】 平らなシール領域に沿って多数のプラスチッ
クフィルムテープ18〜20が圧力下で熱が加えられて
互いにシールされる。これらのプラスチックフィルムテ
ープ18〜20は互いから等距離のところで又は互いか
ら異なる距離のところでシール領域1内に走行し、圧縮
ローラ2〜9上を案内される。互いに対をなして向き合
った圧縮ローラ2〜9間でプラスチックフィルムテープ
18〜20が導入され、圧力と熱の両方を受ける。プラ
スチックフィルムテープ18〜20は片側又は両側にシ
ール層を有し、これらのシール層は熱の作用で初めて溶
融され、そのため、層をなしたプラスチックフィルムテ
ープの互いの上でのシールがシール領域1で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープの形態のプラス
チックフィルムが巻付けられた多数の供給ローラを有す
る、互いにシールされたプラスチックフィルムから多層
フィルム複合材料を製造するための装置、並びに、少な
くとも片側にシール層を備えた、二軸延伸及び/又は一
軸延伸及び/又は延伸してない同時押出しされた熱可塑
性のプラスチックフィルムを圧力下で及び熱を加えてシ
ールすることによって多層フィルム複合材料を製造する
ための工程に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば装置工学、車輛及び航空機工学、
又は安全技術のような種々の産業の一部で、テープの形
態、及び例えばシートのような半完成製品並びに完成製
品の形態の両方の形態の高強度フィルム複合材料及び複
合体に関する関心が高まっている。この開発に追随し
て、シート製造者は大きな機械的荷重を加えることので
きる製品の製造技術に寄与している。シート製造用のポ
リマー材料を、例えば織物、ガラスファイバ、又はカー
ボンファイバのような強化材料を組み込むことによって
改質すると同時に、延伸手段によって内因的に強化され
たシートを製造するための技術が開発された。これらの
技術に含まれる解決策の例は、ローラプレス延伸(roll
press stretching) 、即ち欧州特許第207047号(EP-A 0
207 047)に記載された方法であり、この方法の本質的な
手段は、同時押出しされた薄いシール層を備えた複数の
二軸延伸フィルムを圧縮し、圧力及び熱を加え、任意の
厚さの均質なシートにすることである。この目的のた
め、一般に、二つのプレス板間に置いたフィルムの積み
重ねを、不連続に作動する単段設計又は多段設計の油圧
板プレス(hydraulic plate press) に導入する。プレス
作業は、圧力、温度、及び時間のような工程パラメータ
で決まる。これらの工程パラメータのうちの最後のパラ
メータは、特に、複合ラミネートの安価な製造の妨げと
なり、特に非常に厚味のあるシートの場合に安価な製造
の妨げとなる。連続作動プレス(continuousrun-through
press)、特に双ベルトプレス(twin-belt press) はこ
れに関して実際的で時間の掛からない解決策を提供する
が、これらについて達成できる速度の点で限定された程
度で使用できるにすぎない。
【0003】西独特許第3,530,309 号には、熱可塑性ウ
ェブを連続的に製造するための方法及び装置が記載され
ている。特に、加工温度まで加熱した少なくとも一つの
延伸した熱可塑性ウェブからシート又はフィルムに更に
加工するための方法及び装置が記載されている。加熱状
態の熱可塑性ウェブは、二つの固定的に配置された圧力
板間で冷却され、これによって熱可塑性ウェブの表面が
構成され且つ平滑にされる。熱可塑性ウェブの冷却は、
表面圧力の作用下で行われ、この目的のため、熱可塑性
ウェブは、冷却中、連続的に作動する二つの無端プレス
バンド間を案内される。これと同時に、移動するプレス
バンドの内側に圧力板から油圧で又は機械的に均等な表
面圧力が及ぼされ、この圧力は、これらのバンドから熱
可塑性ウェブに送られる。熱可塑性ウェブ、プレスバン
ド、及び圧力板間の温度勾配を維持するため、圧力板は
熱可塑性ウェブの最終温度以下の低温に保たれる。熱可
塑性ウェブの冷却は、ウェブからの熱をプレスバンドを
介して圧力板に熱伝導で発散させることによって行われ
る。表面圧力は、熱可塑性ウェブの全冷却時間に亘って
プレスバンド間で作用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、機械
的性質がフィルム複合材料と同じ厚さの延伸フィルムと
比べて改善されており、フィルム複合材料の光学的性質
が個々のプラスチックフィルムの光学的性質と少なくと
も変わらない、ヒートシール可能なプラスチックフィル
ムから高速で所定の厚さのフィルム複合材料からシート
形態のテープを連続的に安価に製造できるように、冒頭
に記載した種類の装置を開発することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
る装置によれば、供給ローラからのプラスチックフィル
ムテープが、片側又は両側で互いに対をなして向き合っ
て配置され且つ互いに接触した加熱可能な圧縮ローラに
よって水平で平らなシール領域に偏向され、所定値に設
定できる線形の圧力を圧縮ローラ間でプラスチックフィ
ルムテープに加え、上下の案内ローラを圧縮ローラ間に
配置し、互いから等距離又は異なった距離で平らなシー
ル領域に偏向され且つ次々に層にされたプラスチックフ
ィルムテープを圧縮ローラで熱を加えて又は熱を加えな
いで圧力下で互いにシールしてフィルム複合材料にで
き、シール領域には少なくとも一つの冷却、型押模様付
け及び/又はプレス装置が隣接している、ことによって
達成される。
【0006】本発明による装置の別の態様は特許請求の
範囲第2項乃至13項に記載してある。
【0007】少なくとも片側にシール層を備えた、二軸
延伸及び/又は一軸延伸及び/又は延伸してない同時押
出された熱可塑性のプラスチックフィルムから、圧力下
でシールし且つ熱を加えることによって多層フィルム複
合材料を製造するための方法は、個々の移動するプラス
チックフィルムテープを移動する第1プラスチックフィ
ルムテープ上に所定の最終厚さまで連続的に付加的にシ
ールすることによってフィルム複合材料をつくり、プラ
スチックフィルムテープは、平らなシール領域に別々に
互いから所定距離のところで供給され且つこのシール領
域に沿って案内され、プラスチックフィルムテープの各
々にシール領域へのその流入点のところで圧力が直接及
ぼされる、ことによって特徴付けられる。
【0008】本発明による方法の別の態様は特許請求の
範囲第15項乃至23項に記載してある。
【0009】個々のプラスチックフィルムテープを互い
の上に連続的に加層することによるテープ形態のフィル
ム複合材料の厚さの形成は、プラスチックフィルムテー
プの熱シール層を僅かに溶融し、互いにテープにする直
前に線形圧力で圧縮することによって行われる。時間の
かかる、従来の、板状のプレスでの、フィルムのコンパ
クトな積重ねの圧縮、又はパイプを製造する場合に均質
に接着するのに必要な熱的なフィルムの収縮の開始と比
較すると、本発明は、プラスチックフィルムテープのほ
んの数μm厚のシール層の加熱及び初めての溶融作業を
極めて短時間で行うことができ、従ってプラスチック材
料に対する熱的な損傷を実質的に回避し、比較的高速の
連続処理工程を行うことができ、フィルム複合材料をテ
ープストックとして製造する。このテープストックは、
なんら問題なくシート又は厚いフィルムにすることがで
きる。各フィルム層の温度特性が異なる、フィルムのコ
ンパクトな積重ねの圧縮とは異なり、本発明の場合の圧
縮は、個々のプラスチックフィルムテープの各々につい
て、常に一定の穏やかな状態で行われる。双ベルトプレ
スによるフィルムの積重ねの圧縮と比較すると、投資コ
ストが低く、製造速度が高速であり、型押模様の変更及
び較正を簡単に行うことができ、得られたフィルム複合
材料の表面を更に処理できる、という利点を有する。
【0010】本発明を添付図面を参照して以下に詳細に
説明する。
【0011】
【実施例】図1には、多層フィルム複合材料25を製造
するための本発明による装置の第1実施例の概略断面図
が示してある。平らなシール領域1には多数のプラスチ
ックフィルムテープが供給され、これらのテープは互い
にシールされる。供給ローラ22、23、24に巻かれ
ているこれらのプラスチックフィルムテープは、例え
ば、二軸延伸プラスチックフィルムテープ18、一軸延
伸プラスチックフィルムテープ19、及び延伸していな
いプラスチックフィルムテープ20である。加熱した圧
縮ローラ2、3、乃至9がシール領域1に沿って互いか
ら等距離に又は異なる距離に対をなして配置されてい
る。互いに対をなして向き合った圧縮ローラ間には移送
ローラ51をシール領域1に配置するのがよい。これら
の移送ローラ51は、同様に対をなして向き合っている
が、このようなローラは各場合に必ずしも必要なもので
はない。図1乃至図7に示す本発明による装置の例示の
実施例の全てにおいて、紙幅の都合により、このような
プラスチックフィルムテープは8個以上図示してない
が、半分が上方からシール領域に導入され、そして半分
が下から導入される任意数、例えば16個又はそれ以上
の個々のプラスチックフィルムテープを互いにシールす
ることができる。
【0012】図1に示すように、個々の二軸延伸プラス
チックフィルムテープ18は供給ローラ22に巻いてあ
り、個々の一軸延伸プラスチックフィルムテープ19の
各々及び延伸していないプラスチックフィルムテープ2
0の各々は夫々供給ローラ23及び24に巻いてある。
図1には示してないけれども、互いにシールされるべき
全てのプラスチックフィルムテープをシールして、同じ
仕上げを施した、即ち、全面的に二軸延伸した又は一軸
延伸した、例えばポリプロピレンのような同じプラスチ
ックからフィルム複合材料25を形成してもよいといこ
とは自明である。勿論、出発原料の異なるフィルムをシ
ールしてフィルム複合材料を形成してもよい。唯一の先
行必要条件は、個々のフィルムが互いにシールできると
いうことだけである。個々のプラスチックフィルムテー
プは、関連した圧縮ローラ2、3、・・・9に案内ロー
ラ21を介して供給される。これらの圧縮ローラは、温
度制御可能な被駆動ローラである。プラスチックフィル
ムテープの片面又は両面にはシール層が設けられ、これ
らのシール層は、以下に更に詳細に説明するように、プ
ラスチックフィルムテープのシール作業中に初めて溶融
される。圧縮ローラ2乃至9は、例えば、圧胴(impress
ion cylinder) であり、圧縮ローラの金属製のローラ本
体は耐熱ゴム層で被われており、加熱システム(図示せ
ず)で加熱される。同様に、個々の圧胴の上流に配置さ
れた案内ローラ21は、圧胴の供給ローラから供給され
るプラスチックフィルムウェブが既に加熱されているよ
うに、予じめ加熱してあるのがよい。圧縮ローラ、即ち
圧胴2乃至9は、相互に対をなして配置された圧縮ロー
ラ間への個々のプラスチックフィルムテープの挿入を容
易にするため、互いから持ち上げることができるよう
に、油圧、空気圧、又はレバーシステムで機械的に動か
すことができる。更に、圧縮ローラはゴム被覆なしのた
だの金属ローラであってもよい。
【0013】圧縮ローラ即ち圧胴の位置決め、及び夫々
のプラスチックフィルムテープをフィルム複合材料上に
層をなしてシールするために向き合った圧縮ローラを互
いに押付け、かくして、対応するシール圧力(線形圧
力)を及ぼす圧力の付与は、上述のように、油圧又は空
気圧又はレバー機構のいずれかで行われる。
【0014】圧縮ローラの個々の対の接触面近くには、
各場合において、出発フィルムの機械的特性を例えば収
縮(shrinking) によって選択的に変化させるため、及び
必要であれば、プラスチックフィルムテープのシール層
を初めて溶融するため、加熱されたローラの他に可動の
加熱装置10、11、・・・17が配置されている。こ
の加熱装置は、特に、プラスチックフィルムテープの行
路の一区分に沿って移動できる赤外線放射装置を有す
る。更に、これらの加熱装置は高温の空気を送給できる
空気ノズルであってもよく、これらのノズルは、プラス
チックフィルムテープが圧縮ローラの夫々の対間で一緒
になる直前に、プラスチックフィルムテープのシール層
の初めての溶融又はフィルムテープの収縮を行う。図2
では、加熱装置10乃至17を圧胴のニップの外側の所
定位置で示す。シール領域1からの加熱装置の距離は同
様に設定できる。
【0015】層状にして、又はシールを行ってフィルム
複合材料にするため、シール層を持つ同時押出しされた
二軸延伸プラスチックフィルムテープ又は一軸延伸プラ
スチックフィルムテープを特に使用することは、本発明
をこれらの出発原料に限定することを意味しない。同時
押出されたプラスチック製のシールテープからフィルム
複合材料を製造することの実際上の変形態様は、材料に
関して全く同じであり、延伸されておらず、それらの延
伸の程度及び結果的な形態学的構造だけが異なっている
モノフィルム(monofilm)のシール層の製造である。一軸
延伸フィルム又は二軸延伸フィルムは、延伸してないモ
ノフィルムと比べると異なる形態学的構造を有し、これ
は、とりわけ、プラスチックフィルムの異なる溶融温度
を反映する。交互に層になった延伸してないプラスチッ
クフィルムテープ及び延伸プラスチックフィルムテープ
から成るフィルム複合材料では、延伸してないプラスチ
ックフィルムテープは通常の処理状態で既に溶融を開始
し、これによって、シール作業の圧力及び温度で溶融し
ない延伸プラスチックフィルムテープに関して接着促進
剤の機能を果たす。換言すれば、これは、このような延
伸プラスチックフィルムテープ及び延伸してないプラス
チックフィルムテープの交互の層について、いずれのテ
ープにもシール層を設ける必要がなく、これらのテープ
はそれにも関わらず互いに層になることができるという
ことを意味する。層状のフィルム複合材料25の厚さは
50μmから最大数ミリメートルまでの範囲にある。
【0016】図2に示す本発明による装置の第2の実施
例は、シール領域1、圧縮ローラ即ち圧胴2乃至9及び
プラスチックフィルムテープ18及び20の供給に関
し、図1による第1の実施例と構造が同じものである。
紙幅の都合により、この実施例ではプラスチックフィル
ムテープ用の供給ローラが省略してある。この装置は、
例えば、二軸延伸プラスチックフィルムテープ18を延
伸してないプラスチックフィルムテープ20と交互にシ
ールして、又は層にしてフィルム複合材料25を形成す
るのに使用される。装置のこの実施例には、例えば、フ
ィルム複合材料25の上側及び/又は下側に冷却空気を
吹付けるファン又は空気ノズル26と、フィルム複合材
料25がシール領域1を出た後に周囲の一部に沿って上
側を案内される温度制御可能な冷却ローラ27とを有す
る冷却装置のような追加の設備が備えられている。冷却
ローラ27の後方には偏向ローラ28が設けられ、フィ
ルム複合材料25は、このローラによって垂直方向から
水平方向に偏向され、その後、温度制御可能な二つの無
端押圧帯30及び31を有する双ベルトプレス29を通
って走行する。無端押圧帯30及び31は、共通の接触
面を形成し、これを通ってフィルム複合材料25が走行
する。この双ベルトプレスを使用してフィルム複合材料
25の上側及び下側の両方を冷却でき、型押模様付けで
き、又は所定の方法で滑らかにすることができる。
【0017】本発明による装置のこの実施例では、各冷
却装置は双ベルトプレスなしでそれ自体で使用でき、又
は、冷却装置なしで双ベルトプレスそれ自体で使用でき
る。フィルム複合材料25用の種々の型押装置を図3乃
至図6に示す。図3に示す、本発明による装置の第3の
実施例には、二つの型押箔34及び35がシール領域1
の端に設けられ、これらの箔はローラ49、50の周囲
の一部に亘って案内される。これらの型押箔用の供給ロ
ーラ及びプラスチックフィルムテープ用の供給ローラ
は、装置全体を明瞭に示すため、省略してある。上型押
箔34は供給ローラ(図示せず)からローラ49を介し
て層をなして形成されたフィルム複合材料25上に走行
する。下型押箔35はローラ50を介して多層フィルム
複合材料25と接触される。これらの型押箔はローラ4
9、50の周囲の一部に沿って案内され、フィルム複合
材料の上側及び下側を型押しする。その後、これらの型
押箔をフィルム複合材料25から外して巻取ローラ(図
示せず)に巻きつける。
【0018】図4に概略に示す本発明による装置の第4
の実施例は、ローラ上を走行する無端型押バンド47と
平滑な又は型押模様の付いた案内ローラ48とを備えた
型押ステーション36を有する。これを、例えば金属製
の型押バンド47を使用して、フィルム複合材料25の
一方の側だけにこの型押バンド47で型押模様付けする
ことができ、この際、ローラ48が平滑な表面を有する
場合には他方の側は型押模様付けされていないままであ
る。この装置の、個々のプラスチックフィルムテープを
供給するための他の個々の部品は、図1、図2、及び図
3による装置の実施例の場合と同じであり、従って、二
度は説明しない。例えば、型押バンド47を使用した下
側の型押模様付けは、フィルム複合材料が型押バンド4
7と案内ローラ48との間を通って走行することによっ
て行われ、型押バンドはフィルム複合材料を案内ローラ
に押付ける。ローラ48の表面に型押模様が付けてある
場合には、フィルム複合材料の上側もまた型押しされ
る。
【0019】フィルム複合材料25をシール領域1を通
して走行させると、対応する冷却装置(図示せず)で冷
却処理もまた行うことができる。
【0020】図5に示す本発明による装置の第5の実施
例では、フィルム複合材料25の両側に型押しするた
め、フィルム複合材料25の走行方向でシール領域1の
下流に二つの型押ローラを有する型押ステーション37
が設けられている。シール領域1の後、フィルム複合材
料25は、図示のように、型押ステーション37の二つ
の型押ローラから成るローラ装置を通って走行し、その
ため、フィルム複合材料の上側及び下側に対応する型押
模様付けが行われる。
【0021】フィルム複合材料25の表面に型押模様を
付けるための他の可能性が図6に示す本発明による装置
で生じる。この目的のため、フィルム複合材料25はシ
ール領域1を通って走行した後、偏向ローラ38上を大
きな張力で引っ張られ、垂直方向で互いに関して食い違
った温度制御可能なローラ39及び40上を曲がりくね
った形態で引っ張られる。ローラ39及び40の表面
は、高度に艶出し仕上げしてあるか又は型押模様付けさ
れている。ローラを適当な速度で駆動することによって
フィルム複合材料25に及ぼされた大きな張力により、
フィルム複合材料25の二つの側部の適切な型押模様付
けが行われる。
【0022】図7には、冷却装置46即ち冷却領域が図
示してあり、これはシール領域1の下流に配置してあ
る。図1乃至図6に示す全ての実施例において、このよ
うな冷却装置46を設けることができる。冷却装置46
は、一つの区分において、冷却空気が送給される複数の
ファン43又は空気ノズルを有し、これらのファン又は
空気ノズルは平らな状態で移送されるフィルム複合材料
25の上方及び/又は下方に適合される。更に、冷却装
置46は、フィルム複合材料25が上側を移送される下
冷却ローラ44と、フィルム複合材料25の上側と接触
する上冷却ローラ45とを有する別の区分を有する。こ
れらの冷却ローラ44及び45は互いに食い違ってお
り、そのため、これらのローラはフィルム複合材料25
の上側及び下側と交互に接触する。この区分には、同様
に、フィルム複合材料25の上方及び下方にファン43
が設けられている。フィルム複合材料を移送するための
取り出しローラ41、42の対がこの区分の開始箇所及
び端に設けられている。
【0023】本発明の個々の実施例の作動原理を以下に
詳細に説明する。個々のプラスチックフィルムテープ1
8、19、及び20は供給ローラ22、23、及び24
に巻付けられており、これらのテープは案内ローラ21
を介してシール領域1に供給される。図1のシール領域
の左側の装入箇所で供給される二軸延伸プラスチックフ
ィルムテープ18は、例えば、互いから遠ざかる方向に
向いた面のみにシール層を有し、この層は、ローラ3と
接触することによって、又はローラ2によって、及び、
必要であれば、追加として加熱装置10によって夫々初
めて溶融される。二つのプラスチックフィルムテープ1
8のシール領域1への流入点から所定距離のところに
は、上方及び下方から供給される一軸延伸プラスチック
フィルムテープ19の流入点があり、これらのテープも
同様に加熱される。これらのプラスチックフィルムテー
プ19はシール層なしであってもよいし、シール層を備
え且つ既にシールされた二つのプラスチックフィルムテ
ープ18上に圧縮ローラ4、5が付与する圧力を受けて
シールされるのであってもよい。シール領域1内への別
のプラスチックフィルムテープ18の次の流入点は、必
ずしも圧縮ローラ4、5から同じ距離離れたところに配
置されなくてもよい。これは二対のローラ4、5及び
2、3があるからである。これらの別のプラスチックフ
ィルムテープ18は、同様に、ローラ接触により、及
び、必要であれば加熱装置15、16によって熱処理さ
れ、これらのプラスチックフィルムテープ18は、四つ
の既に互いにシールされたプラスチックフィルムテープ
18、19上に及ぼされた圧縮ローラ6、7の線形圧力
によって層状にされる。次いで、延伸してないプラスチ
ックフィルムテープ20を同様に、既に互いにシールさ
れたプラスチックフィルムテープ上に圧力下でシール
し、熱を加えて最終的なフィルム複合材料25を形成す
る。
【0024】この処理方法により、例えばフィルム複合
材料を最大60枚又はそれ以上の個々のポリプロピレン
フィルムからつくることができ、個々のフィルムは二軸
延伸フィルム、及び/又は二軸延伸フィルム、及び/又
は延伸してないフィルムであってもよく、熱可塑性のプ
ラスチックであってもよいし片側又は両側にシール層を
備えたフィルムであってもよい。更に、個々のフィルム
は圧縮によって予め処理されたものであってもよいし未
処理のものであってもよい。この工程はプラスチックフ
ィルムテープを互いにシールするのと同様にシールする
のに、又はこれとは別の方法でシールするのに使用する
ことができる。これは完成した出発フィルム又は未完成
の出発フィルムの両方に適用される。金属箔自体又は金
属箔とプラスチックフィルムとの組み合わせ、紙ウェブ
又は他のプラスチックから成るのでない材料も同様に出
発フィルムとして使用することができる。加熱中、シー
ル温度を個々のプラスチックフィルムテープの溶融温度
以下に保たねばならない。延伸してないフィルムテープ
は、一般的に、延伸したプラスチックフィルムテープよ
りも溶融温度が低い。
【0025】シール領域内へ走行する際に各プラスチッ
クフィルムテープを加熱することによって、プラスチッ
クフィルムテープのシール層を初めて溶融することがで
きる必要なシール温度は、シール原料に応じて90°乃
至140°である。シール温度が常に例えばポリプロピ
レンの溶融温度以下に保たれるため、延伸により個々の
プラスチックフィルムテープに存在する配向がシールの
後でも維持される。フィルム複合材料の追加の加熱工程
又は冷却工程により、又は出発フィルムの熱処理(これ
は収縮を行うことができる)により、主としてフィルム
複合材料の機械的性質を明らかな方法で調節することが
できる。
【0026】シール領域1を出た後、図1によれば、フ
ィルム複合材料25は案内ローラ(図示せず)上を案内
され、次いで、いつでも更なる処理を施すことができる
ように、シート又は厚いフィルムに切断され、又は巻き
取られる。
【0027】図2乃至図7に示す本発明による装置の実
施例では、フィルム複合材料25には、シール領域1を
通って走行した後、例えば図2のファン26で冷却空気
が上方又は下方から吹付けられ、温度制御可能な冷却ロ
ーラ27及び/又は冷却された双ベルトプレス29と接
触することによって冷却されるといった別の処理工程が
加えられる。ファン26の代わりに空気ノズルを使用し
てもよく、冷却空気がこれらの空気ノズルを通してフィ
ルム複合材料25の上側及び/又は下側に吹付けられ
る。
【0028】他の考えられる冷却手段は、冷却浴を通し
て走行させることである。水平に走行するフィルム複合
材料に図7による装置で集中的な冷却を行うことができ
る。図7の装置では、冷却空気は温度制御可能な冷却ロ
ーラ及びファン又は空気ノズルを通ってフィルム複合材
料の上面及び/又は下面に吹付けられ、これと相互作用
する。フィルム複合材料25の冷却は、その平らな位置
を改善する効果を持つ。
【0029】フィルム複合材料25を処理するための別
の処理方法にはフィルム複合材料の片側又は両側に型押
模様付けを行う工程が含まれ、種々の型押模様付け方法
を行うことができる。これらの型押模様付け工程は、図
3乃至図6による追加の設備によって行われる。フィル
ム複合材料25の下側の片側型押模様付け工程は、図4
に示し且つこの図を参照して説明してあるように、ロー
ラ上を際限なく走行する金属製の型押バンド47と案内
ローラ48とによって行われる。フィルム複合材料25
の両側の型押模様付け工程は、二つの型押ローラを有す
る型押ステーション37で行われ、フィルム複合材料2
5は、図5に示すように、これらの型押ローラを通って
走行する。同様に、フィルム複合材料25の両側の型押
模様付け工程は、図3に示すように、二つの型押箔34
及び35を使用して行うことができる。これら二つの型
押箔は、ローラ49、50上を案内され、これらのロー
ラによってフィルム複合材料の上側及び下側に押付けら
れる。これに対応して、これらのローラで型押箔に圧力
を加えることによって、フィルム複合材料25の上側及
び下側に型押箔の模様に従って型押模様付けすることが
できる。
【0030】図6による本発明の装置では、フィルム複
合材料25に型押模様付けするための別の方法は、駆動
可能且つ温度制御可能な型押模様付けローラ39、40
上でフィルム複合材料を曲がりくねった形態で案内し、
これらのローラの制御可能な回転速度でフィルム複合材
料25に可変の張力を加えることであり、これによっ
て、フィルム複合材料の表面の同様な型押模様付けが行
われる。
【0031】上述の工程による個々のプラスチックフィ
ルムテープの代わりにこのようなフィルム複合材料を互
いにシールすることによって多層の厚いフィルム又はシ
ートを製造するのにフィルム複合材料を出発材料として
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の第1の実施例の概略図であ
る。
【図2】フィルム複合材料用の冷却装置及び温度制御可
能な双ベルトプレスを備えた本発明による装置の第2の
実施例の概略図である。
【図3】フィルム複合材料の表面に型押模様を付けるた
めの型押箔を備えた本発明による装置の第3の実施例の
概略図である。
【図4】フィルム複合材料の表面に型押模様を付けるた
めの型押バンド及び案内プレートを有する型押ステーシ
ョンを備えた本発明による装置の第4の実施例の概略図
である。
【図5】型押ステーションを備え、フィルム複合材料が
この型押ステーションのローラ間を走行して型押され
る、本発明による装置の第5の実施例の概略図である。
【図6】フィルム複合材料が案内ローラ上を案内されて
これらのローラによって型押される、図5に示す実施例
と比べて僅かに変更した型押ステーションを図示する概
略図である。
【図7】フィルム複合材料が平らな状態で冷却装置を通
る本発明による装置の第6の実施例の概略図である。
【符号の説明】
1 シール領域 2〜9 加熱した圧縮ローラ 10〜17 可動の加熱装置 18 二軸延伸プラスチックフィルムテープ 19 一軸延伸プラスチックフィルムテープ 20 延伸していないプラスチックフィルムテープ 21 圧縮ローラ 22、23、24 供給ローラ 25 多層フィルム複合材料 51 移送ローラ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープの形態のプラスチックフィルムが巻
    付けられた多数の供給ローラを有する、互いにシールさ
    れたプラスチックフィルムからフィルム複合材料を製造
    するための装置において、供給ローラ(22、23、2
    4)からのプラスチックフィルムテープ(18、19、
    20)は、互いに対をなして向き合って配置され且つ互
    いに接触した加熱可能な圧縮ローラ(2、3、4・・・
    8、9、・・・)によって水平で平らなシール領域に偏
    向され、所定値に設定できる線形の圧力を前記圧縮ロー
    ラ間で前記プラスチックフィルムテープに加え、上下の
    案内ローラ(21)を圧縮ローラ間に配置し、互いから
    等距離又は異なった距離で平らなシール領域(1)に偏
    向され且つ次々に層にされたプラスチックフィルムテー
    プを圧縮ローラで熱を加えて又は熱を加えないで圧力下
    で互いにシールしてフィルム複合材料(25)にでき、
    前記シール領域(1)には少なくとも一つの冷却、型押
    模様付け及び/又はプレス装置が隣接している、装置。
  2. 【請求項2】互いに対をなして向き合った圧縮ローラ
    (2、3;4、5;6、7;8、9;・・・)の接触面
    の各々の近くに、プラスチックフィルムテープの機械的
    性質の所定の変化を行うため、及び、必要であれば、プ
    ラスチックフィルムテープのシール層の初めての溶融の
    ため、各場合に、可動の加熱装置(10、11、・・・
    17・・・)が配置されている、請求項1に記載の装
    置。
  3. 【請求項3】シール可能なプラスチックフィルムテープ
    の数が、60個以上ある圧縮ローラの数以下であるか又
    は同数である、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】既に互いにシールされたプラスチックフィ
    ルムテープにシールされる個々のプラスチックフィルム
    テープに可変の線形圧力を及ぼすために程度を変えるた
    め、互いに対をなして向き合った圧縮ローラを油圧、空
    気圧、又は機械的に互いに押付けることができる、請求
    項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】個々の圧縮ローラが、金属製の本体及びゴ
    ム製の被覆を有する加熱された圧胴である、請求項1に
    記載の装置。
  6. 【請求項6】個々の圧縮ローラが、高度に艶出し仕上げ
    してあり且つゴム製の被覆が設けてない金属製のローラ
    である、請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】個々の加熱装置(10、11、・・・1
    7、・・・)が、プラスチックフィルムテープに沿って
    移動できる赤外線放射装置であり、平らなシール領域
    (1)からの距離を設定できる、請求項2に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】フィルム複合材料(25)は、平らなシー
    ル領域(1)を出た後、ファン(26)及び温度制御可
    能な冷却ローラ(27)及び/又は温度制御可能な双ベ
    ルトプレス(29)を有する冷却装置を通って走行す
    る、請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】フィルム複合材料(25)の走行方向でシ
    ール領域(1)の下流に無端型押バンド(47)を備え
    た型押ステーション(35)が配置され、この無端型押
    バンドは向き合った案内ローラ(48)と接触させるこ
    とができ、フィルム複合材料(25)は、案内ローラ
    (48)と型押バンド(47)との間を通して導かれ、
    案内ローラ(48)及び型押バンド(47)がこれらに
    面するフィルム複合材料の側部に型押模様付けする、請
    求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】フィルム複合材料(25)をシール領域
    (1)の出口にある互いに向き合った二つのローラ(4
    9、50)間を通して導くことができ、これらのローラ
    上を型押箔(34、35)が案内され、これらの型押箔
    はフィルム複合材料の上側及び下側に型押模様を付け、
    これらの型押箔は、型押模様付け作業の後、ローラの周
    囲の一部の周りを案内され、巻き取られる、請求項1に
    記載の装置。
  11. 【請求項11】シール領域(1)の後で、フィルム複合
    材料(25)が型押ステーション(37)の二つの型押
    ローラ間を通って走行する、請求項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】フィルム複合材料(25)が、垂直方向
    で互いに関して食い違った温度制御可能なローラ(3
    9、40)上を曲がりくねった形態で大きな張力で案内
    され、前記温度制御可能なローラ(39、40)の表面
    は高度に艶出し仕上げしてあるか或いは型押模様が付け
    てあり、これらのローラはシール領域(1)の下流に配
    置されている、請求項1乃至11のうちのいずれか一項
    又はそれ以上に記載の装置。
  13. 【請求項13】シール領域(1)を離れた後、フィルム
    複合材料(25)は、多数のファン(41)及び/又は
    冷却ローラ(44、45)を有する冷却装置(46)を
    通って平らな状態で走行し、これらのローラは互いに関
    して食い違っており、フィルム複合材料(25)の上側
    及び下側と交互に接触する、請求項1乃至7のうちのい
    ずれか一項又はそれ以上に記載の装置。
  14. 【請求項14】少なくとも片側にシール層を備えた、二
    軸延伸及び/又は一軸延伸及び/又は延伸してない同時
    押出された熱可塑性プラスチックフィルムから、圧力下
    でシールし且つ熱を加えることによって多層フィルム複
    合材料を製造するための方法において、個々の移動する
    プラスチックフィルムテープを移動する第1プラスチッ
    クフィルムテープ上に所定の最終厚さまで連続的に付加
    的にシールすることによってフィルム複合材料をつく
    り、プラスチックフィルムテープは、平らなシール領域
    に別々に互いから所定距離のところで供給され且つこの
    シール領域に沿って案内され、プラスチックフィルムテ
    ープの各々にシール領域へのその流入点のところで圧力
    が直接及ぼされる、方法。
  15. 【請求項15】同じプラスチックフィルムテープ又は異
    なるプラスチックフィルムテープが互いにシールされ
    る、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】交互に層になった、同じポリマー材料で
    できた一軸延伸及び/又は二軸延伸及び延伸してないモ
    ノフィルムテープが互いにシールされ、延伸してないフ
    ィルムテープの溶融温度が延伸したフィルムテープより
    も低い、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】シール温度が個々のプラスチックフィル
    ムテープの溶融温度以下に保たれる、請求項14に記載
    の方法。
  18. 【請求項18】個々のフィルムテープの機械的性質に選
    択的に影響を与えるため、各プラスチックフィルムテー
    プが、平らなシール領域に入る前に付加的に加熱され、
    必要であれば、プラスチックフィルムテープのシール層
    の溶融を開始する、請求項14に記載の方法。
  19. 【請求項19】フィルム複合材料は、シール領域を離れ
    た後、冷却空気を吹付けることにより、及び/又は冷却
    ローラ及び/又は温度制御可能な双ベルトプレスと接触
    することにより冷却される、請求項14に記載の方法。
  20. 【請求項20】フィルム複合材料は、シール領域を離れ
    た後、片側又は両側に型押模様が付けられる、請求項1
    4に記載の方法。
  21. 【請求項21】加熱工程、冷却工程、型押模様付け工程
    のフィルム複合材料の処理工程が、フィルム複合材料が
    シール領域を出た後、組み合わせて行われる、請求項1
    4乃至20のうちのいずれか一項又はそれ以上に記載の
    方法。
  22. 【請求項22】フィルム複合材料の出発材料として、プ
    ラスチックフィルムテープに加えて、プラスチック以外
    の材料でできた帯及びプラスチックフィルムを備えたこ
    のような帯でできた複合材料がプラスチックフィルムテ
    ープと連続的にシールされる、請求項14に記載の方
    法。
  23. 【請求項23】個々のプラスチックフィルムテープの代
    わりに出発材料として、請求項14乃至22のうちの一
    項又はそれ以上に記載された方法で製造された多層フィ
    ルム複合材料を互いにシールする、多層の厚いフィルム
    又はシートをフィルム複合材料から製造するための方
    法。
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