JP3189842B2 - 施錠可能で取りはずし可能な箱装置 - Google Patents

施錠可能で取りはずし可能な箱装置

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JP3189842B2 JP50028793A JP50028793A JP3189842B2 JP 3189842 B2 JP3189842 B2 JP 3189842B2 JP 50028793 A JP50028793 A JP 50028793A JP 50028793 A JP50028793 A JP 50028793A JP 3189842 B2 JP3189842 B2 JP 3189842B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 一般に、施錠可能で取りはずし可能な箱の方法及び装
置の改善に関する。特に、本発明は、紙幣が前記箱内の
紙幣室に安全に保管される紙幣受納装置と結合する施錠
可能で取りはずし可能な箱に関する。施錠可能な箱と紙
幣受納器が置かれる施錠可能なキャビネットに接した
後、サービスマンは、満杯の箱を容易かつ速やかに取り
はずして空のものとそれを取り替えることができる。サ
ービスマンは典型的には紙幣室に近づけない。保管され
ている紙幣を取りはずせるように箱を解錠するために
は、通常中央オフィスで手に入る別の鍵を必要とする。
さらに、紙幣受納器は、施錠可能で取りはずし可能な箱
が紙幣検査器に正しく取り付けられていない場合は動作
しない。
発明の背景 サービスマンが通貨検査器により集められた現金を扱
うときに誘惑にかられることはよく知られている。ま
た、泥棒が通貨検査器を狙うことも知られている。こん
なわけで、前記装置に結合された現金箱に関しても不正
手段が行われ得ることが予想される。
現金箱が、提供したサービスや両替に対する額よりも
少ない現金を入れて中央オフィスへ運ばれてきた時は、
検査器が誤動作したのか、それともサービスマンが不正
直なのか、わからない。したがって、サービスマンが保
管されている紙幣に近づけない、通貨検査器用の取りは
ずし可能で施錠可能な現金箱の提供が望まれている。
したがって、通貨検査器に使われる、施錠可能で取り
はずし可能な現金箱が開発されてきた。例えば、米国特
許第4,949,901号、第4,977,583号、第4,997,128号を参
照のこと。これらの特許では、通貨検査器に接続された
現金箱は、受納した紙幣を入れて、検査器から取りはず
す前に施錠する。サービスマンは現金箱を、一定期間毎
にまたはそれが満杯の時に取りはずして、別の空のもの
と取り替える。次に、満杯の現金箱は中央オフィスに運
ばれ、そこで別の鍵で開かれる。
米国特許第4,997,128号に開示された現金箱は、窓を
備えた連続的なスリーブ管を用いている。紙幣受納器に
接続される時、スリーブ管は窓から紙幣を収納するよう
に位置決めされる。取りはずし前、スリーブ管は、モー
タまたはねじりばねの解放によってローラーの回りを回
転し、窓を閉める。スリーブ管は丈夫とは思えず、した
がって現金箱に無理に侵入して紙幣を盗もうとするかも
知れない。さらに、ばね負荷式実施例は、衝撃、例えば
現金箱を舗道に落とすこと、により開けることが可能で
ある。次に、サービスマンは、中央オフィスに運ぶ前
に、ごまかし紙幣として知られるいくらかの紙幣を盗ん
で現金箱を再施錠しようとするかも知れない。
米国特許第4,949,901号に開示された現金箱は、取り
はずすと保管されている紙幣を取り出せない位置に回転
する半円筒状の内部ケースを用いている。回転は紙幣詰
まりを引き起こすため、検査器から現金箱を取りはずせ
なくすることができる。さらに、現金箱を用いる機械は
スペースが限られることがあり、このデザインはコンパ
クトにならない。したがって、紙幣保管室のサイズは、
大量の紙幣の回転を許すのに必要なケースのサイズで限
定される。
他の先行技術の施錠可能な現金箱は、種々の押板を動
かすための電子ソレノイドと、保管されている紙幣の額
を覚えるための電子カウンタと、可能性のある泥棒や不
正行為問題を取り扱うことを企てる他の回路網を用いて
いた。さらに、他のアプローチは壊れやすいばね施錠メ
カニズムを用いていた。これらのデザインは、製造及び
維持に費用がかかると共に、装置への電源切断、箱の乱
暴な取扱、または何か他のいじくりによって、比較的容
易に破壊されることがある。
発明の概要 本発明の装置は紙幣検査器に用いられる、丈夫な、施
錠可能で取りはずし可能な箱を提供する。この箱は、安
全を向上させ、使用が容易であり、いじくりに対する抵
抗力があると同時に多数の紙幣の安全かつコンパクトな
保管を考慮している。これらの改善は、どんな電子部品
も用いずかつばね施錠メカニズムに頼ることなく達成さ
れる。
施錠可能で取りはずし可能な箱装置は、安全の向上を
要する場合、例えば多少高価な商品やサービスが販売さ
れることになる場合、に大いに望まれ得る。例えば、こ
の施錠可能で取りはずし可能な箱は、ガソリンポンプに
収容された紙幣検査器で受納される紙幣を保管するため
に用いることができる。顧客は、ポンプで吸い出される
ガソリンの量に対して、検査器に紙幣を挿入して支払
う。例えば5ドル札、10ドル札、20ドル札などの高額紙
幣を含む紙幣金種の範囲は、施錠可能で取りはずし可能
な箱に多額のお金が保管されることになることを提供し
得る。本発明による施錠可能で取りはずし可能な箱の一
実施例は、長方形で、金属または他の丈夫な材料から構
成されるケースを持ち、ほんの小さな修正をした紙幣押
込器があるところに取り付けることができる。この箱の
外側前壁に設けられた取っ手またはレバーは、サービス
マンにより、箱を検査装置に取り付けたり取りはずした
りするために回される。箱のハウジングに南京錠をかけ
ることができ、したがって箱を取りはずすためにレバー
を回す前に南京錠を取りはずす鍵を要する用意がなされ
ている。
目下好適な実施例では、レバーは、箱を取りはずすた
めにサービスマンにより180度左回りに回される。レバ
ーが回されると、押板が、保管されている紙幣に近づけ
ない位置で施錠する。カム配置は、レバーが180度以上
回されないようにする。施錠された箱は中央オフィスへ
運び戻され、そこで別の鍵を使って、開き戸を開けて保
管された紙幣を取り出す。開き度を開けて保管されてい
る紙幣をすべて取りはずすことは、レバーを解放して18
0度を越えた回すことができるようにし、その結果レバ
ーをその始動位置まで回すことができる。次に、箱は装
備済とみなされ、サービスマンはそれを再取り付けする
ことができる。空の装備済の箱を検査器に再結合するに
は、サービスマンはレバーを180度位置から360度または
0度位置、すなわち始動位置まで回す。したがって、サ
ービスマンは、内部施錠配置が動作する方法を知らず、
単に満杯の箱を取りはずして空の箱と交換するだけであ
る。
レバーは箱の内側に設けられた施錠軸に接続される。
施錠軸は、箱を検査装置に施錠かつ解錠するために回転
すると共に、押板も施錠かつ解錠するように機能する種
々のカムを含む。
押板は箱の後壁にはめ込む。箱が検査装置に取り付け
られる時、押板を紙幣室の内外に移動させることができ
る。受納された紙幣は押板の後ろに移され、紙幣押込器
の作動板は押板に接し、紙幣を開口部を通って紙幣室へ
押し進める。検査装置から箱を取りはずすことにより、
押板は紙幣開口部を遮蔽する位置で施錠する。さらに下
記に説明されるように、箱の後壁は、箱が検査器から取
りはずされた場合に押板の回りの小間隙を介して紙幣を
取りはずすことの難しさを増すデザイン特徴を含む。
また、本発明は箱を検査装置に結合かつ整列する2つ
の箱検出ピンを含む。少なくとも1つの検出ピンは、箱
が適所にあるという信号を送るために検査装置のカセッ
ト検出軸を移動させる。検出器は、この信号を受信しな
かった場合は機能しないだろう。また、箱検出軸は、箱
の位置を覚えて、箱が取りはずされるかまたは再配置さ
れる回数のような結果を監視するために、外部信号装
置、例えばモニターまたはカウンタ、に接続しても良
い。
紙幣検査器内の独立したカウンタは紙幣検査器で受納
された紙幣の総額を覚える。したがって、サービスマン
が何とかして箱を開いていくらか紙幣を取りはずし、次
いで箱を再取り付けし、そのため箱が再度満杯になった
場合は、中央オフィスで取りはずされるお金の額とカウ
ンタに記録されたお金の額の食い違いが箱の持ち主に明
らかになるだろう。
本発明の施錠可能な軸とカム配置は最小限度の数のば
ねを用いる。したがって、箱の乱暴な取扱い、例えば箱
を4フィートあるいはそれ以上の高さから舗道上に落と
すこと、は施錠メカニズムを破壊するだろう。箱は外側
のケースを傷つけずに無理に開けることはできず、その
ためいじくりまたは箱のいじくろうとした奮闘の視覚的
形跡を与える。
さらに、本発明の施錠可能で取りはずし可能な箱は機
械的部品のみを用いており、したがってモーターや電源
を要しない。この結果、製造コスト及び維持コストが低
くなり、電気的または電子的ないじくりで箱に詐欺行為
をするどんな可能性もなくする。
さらに、ほんの小さな修正により高額または小額紙幣
を受納する箱を容易に製造することができる。また、現
在入手可能な紙幣押込器は、本発明の目下好適な実施例
と共に働かせるためにほんの小さな修正を要するだけで
ある。
したがって、本発明による施錠可能で取りはずし可能
な箱は、丈夫で、使用が容易で、いじくりに対する抵抗
力があり、しかも顧客の要求により多額または少額の紙
幣を保管するように製造することができる。これら及び
他の利点は以下の詳細な説明から明らかになるだろう。
また、本発明の1つの実施例が、請求の範囲で定義され
るような本発明の範囲内にあるためには、ここに概説さ
れたすべての利点を達成する必要はないことも明らかだ
ろう。
本明細書と請求の範囲を通じて、「紙幣」という言い
方は、すべての種類の紙の通貨とその他同種のものを含
む。
図面の説明 第1図は、紙幣検査器及び紙幣押込器装置に接続され
た本発明による施錠可能で取りはずし可能な箱を示す。
第2図は、本発明の箱の簡単にされた図である。
第3図は、本発明による箱の一実施例の断面側面図で
あり、紙幣押込器に接続され、紙幣検査器から紙幣を収
容する準備完了状態を示す。
第4図は、第3図の箱及び紙幣押込器の断面平面図で
ある。
第5図は、箱の後壁の詳細を示す。
第6図は、箱の中に紙幣がどんなふうに装荷かつ保管
されるかを示す第3図の箱の断面側面図である。
第7図は、どんなふうに紙幣が箱から取りはずされる
かを示す、紙幣検査器から取りはずし後の箱の部分断面
側面図である。
第8A図は第3図の施錠メカニズムの種々の態様を示す
側面図である。
第8B図は、第8A図に示される2つのカムの正面図であ
り、それらの位置を示す。
第9A図及び9Bは、100度まで回された第8A図及び第8B
図のカムを示す。
第10A図は、180度まで回された第8A図及び第8B図のカ
ムを示す。
第11A図〜第11D図は、それぞれ、0度、140度、180
度、及び開き戸が開けられた後における本発明のレバー
施錠メカニズムの断面正面図である。
詳細な説明 第1図は、紙幣検査器200に結合された、紙幣の安全
保管用の正常可能で取りはずし可能な箱100を示す。箱1
00の目下好適な実施例は長方形であり、主に金属からな
る外側ケースを有する。箱及び検査器は、典型的には施
錠されたキャビネットに入れられており、検査器の前面
202のみが公衆に接することができる。紙幣検査器200に
挿入された紙幣は、本物かどうかを確かめるために検査
される。紙幣は、排除された場合は、前面202の外に押
し戻される。紙幣は、受納された場合は、紙幣通路(図
示しない)に沿って紙幣押込器204に移される。次に、
紙幣は箱100の紙幣室30(第3図に示される)内に押し
込まれ、そこで保管される。紙幣押込器に関連する紙幣
検査器の動作に関する詳細は、本発明の一部ではないの
で、さらなる説明はしない。しかしながら、本発明は紙
幣押込器に取り付けるので、紙幣押込器の動作に関する
ある程度の詳細を下記にさらに説明する。本発明と共に
用いるのに適する紙幣押込器の一例は、本出願の譲受人
に譲渡された米国特許第4,765,607号に開示されてい
る。
第2図は本発明による施錠可能で取りはずし可能な箱
100の簡単にされた図である。箱100は、上壁4、前壁
6、及び側壁8を有し、これらは互いに固着されてい
る。紙幣は、後壁9にある開口部を介して箱の中に押し
込まれ、箱の底にある開き戸(第3図に示される)を解
錠することにより取りはずされる。この詳細は以下に説
明されるだろう。取っ手またはレバー2が前壁5から突
き出ており、穴10を有するハンドルを持ち得る。フラン
ジ12が側壁8の一方に取り付けられ、穴14を有する。南
京錠(図示しない)を穴10及び14に通して取り付け、レ
バー2の回転を防ぐことができる。したがって、サービ
スマンは、レバー2を回す前に南京錠をはずすための鍵
を持ち運ぶことが必要とされ得る。箱を取りはずす方向
を含むラベル15を前壁6に取り付けることができる。
サービスマンは、典型的には、箱を、予め決められた
間隔をおいてまたは箱が紙幣で満杯の時に取りはずす。
キャビネット(図示しない)は、通常、箱100に近づく
ためにサービスマンにより解錠されなければならない。
第2図を参照すると、検査器から箱を解錠するためには
取っ手またはレバー2を回さなければならない。次に、
箱は溝206(第6図に示される)から持ち上げられ、中
央オフィスに運び戻される。権限を持つ人が、別の鍵を
使って保管されている紙幣を取りはずすために開き戸を
開けるべく、錠2を解錠する。紙幣が取り出された後、
箱100は、他の紙幣検査器に取り付けるためサービスマ
ンに返される。箱を紙幣検査器に再結合する時、サービ
スマンは、再び取っ手またはレバー2を回して、箱を適
所に施錠する。したがって、サービスマンは箱の内部動
作はわからない。彼らは、単に満杯の箱を取りはずし、
空の箱と取替え、満杯の箱を中央オフィスに戻すだけで
ある。
第3図は、紙幣押込器204に結合された空の施錠可能
で取りはずし可能な箱100の詳細な断面側面図である。
第3図において、箱100は、空で、紙幣を収容する準備
完了状態にある。箱100は2つの室からなる。すなわ
ち、軸室20と紙幣保管室30である。軸室20は、箱100を
紙幣押込器204に施錠し、箱の取りはずしにより紙幣保
管室を安全にするメカニズムを収納する。施錠軸22はブ
ッシュ24で前壁6及び後壁9に取り付けられる。ブッシ
ュ24は、レバー2が回される時に施錠軸22を回転させる
ことができるようにする。施錠軸22はD形状の軸であ
る。D形状の穴を有する種々のカムが、取っ手またはレ
バー2が回される時に該カムが回転するように施錠軸22
に取り付けられる。これらのカムがどんなふうに働くか
に関する詳細は、第8A図および第10B図に関連して下記
にさらに説明される。
紙幣保管室30は円錐形ばね34に取り付けられた圧力板
32を含む。円錐形ばね34は圧力板32を箱100の後壁の方
へ付勢する。
押板36は、軸室20内の軌道(図示しない)に乗るスラ
イド台37に固着される。2つの台ばね38がスライド台37
を後壁9の方へ付勢している。したがって、押板36は第
3図に示されるようにその開位置に付勢される。
動作中、受納された紙幣は、検査装置によって、紙幣
通路208に沿って押板36の後に移される。紙幣は、紙幣
通路28の上部に達した時、紙幣通路208の両側に設けら
れた紙幣検出ブレード210に触れ、該ブレードは、紙幣
を紙幣室30の方へ押し込む紙幣押込器204に信号を送
る。シザーズメカニズム214に結合された作動板212は押
板36を紙幣に押しつける。押板36は、紙幣に接して滑ら
ないようにする歯状突起35を有する。紙幣は開口部51
(第5図に示される)を介して後壁9に押し込まれ、紙
幣室30内に移動する。紙幣は圧力板32に接し、該圧力板
は、第5図に関連して下記に説明されるだろうように、
紙幣を紙幣室30内部の適所に保持する。
また、第3図に示されているのは、開き戸40及び付随
した錠42である。解錠された時、開き戸40はピン44の回
りを旋回して(第7図に示されるように)開き、装備軸
76は下向きの方向に動く。装備軸76の重要性は第11A図
乃至第11D図に関連して下記に説明されるだろう。
第4図は、紙幣押込器204に結合される箱100の断面平
面図である。紙幣押込器204に設けられる溝にぴったり
と結合し、2重の目的を果たす2つの箱検出ピン48が箱
100の後壁9に取り付けられる。各箱検出ピン48は、紙
幣確認器に対して箱を整列させるのに役立つ。少なくと
も1つの箱検出ピン48は、マイクロスイッチ218により
代わる代わる検知される付随の箱検出軸216を変位させ
る。マイクロスイッチ218は、動作を可能にするように
紙幣検査器200(図1に図示)へと信号を送り、モニタ
若しくはカウンタ等の外部信号装置を動作させることも
可能である。このようにして、箱100の各々の取り外し
の時刻及び日にち等の結果が、容易に検出され、記録さ
れうる。空間は、希望する場合、第二の箱検出ピンセン
サの取付を可能とする目的で、場所219に残される。
図5は、箱100が紙幣検査器200から取り外された後の
後壁9の細部を示す。箱100が紙幣押込器204から取り外
される場合、上板50、2つの唇状部分52、2つの耳状部
分54及び押板36は全て、同一平面内に配置される。2つ
のブレード溝55は、箱が紙幣押込器204に取り付けられ
るとき、紙幣検出ブレード210(図3及び4に図示)が
2つのブレード溝を介して適合することを可能にする
が、箱が紙幣押し込め器から取り外されるとき、紙幣が
2つのブレード溝を介して取り出されるのを可能にする
ほど大きくはない。唇状部分52及び耳状部分54は、紙幣
の幅よりも小さな幅“W"を有する矩形の開口部51の両側
を画定する。開口部51は、紙幣室の上端及び開き戸40に
より画定される長さ“L"を有し、紙幣の長さよりも長
い。
耳状部分54は枢軸旋回するドアに取り付けられ、図示
のように、枢軸旋回するドアから唇状部分52の最下部付
近の上まで伸びている。この耳状部分54は、紙幣保管室
30(第5図の点線で示される)と押板36の最下部との間
の分離のでこぼこした線56を提供し、それにより紙幣を
不正に引き出すことをより困難にする。
動作中、受納された紙幣は、紙幣通路208(第3図に
示される)に沿って押板36の後部かつ唇状部分52と耳状
部分54の前部に移され、次に、作動板212が付勢された
時、押板36で開口部51を介して押し込まれる。押板36が
紙幣を開口部を貫通させる時、その最長寸法に沿った紙
幣の縁は折れる。紙幣は紙幣室30に入り、次いで押板32
(第3図に示される)に押しつけられ、前記縁は唇状部
分52の両側に広がる。
第6図は、第3図の箱100と紙幣押込器204の他の断面
側面図であり、紙幣60で満杯の紙幣保管室30を示す。目
下好適な実施例では、紙幣保管室は約600枚の紙幣を保
管することができる。しかしながら、保管容量は特定の
顧客の要求を満たすために容易に変えることができる。
第6図を参照すると、完全に伸び切って、紙幣及び押
板36を、開口部51(第5図に示される)を介して箱の後
壁9を通り抜けて紙幣保管室30内に押しやった作動板21
2が示される。作動板212は、紙幣を押す時、押板36の前
面の隆起部39に接する。隆起部39は、スライド台37にで
きるだけ近いがシザーズ装置214の枢軸ピン213より下に
設けられ、押板36の最上部で生じる曲げモーメントを減
少させる。
紙幣を保管するために伸びた後、作動板212はシザー
ズメカニズム214で引っ込められる。次に、押板36が、
台ばね38で供給される付勢に屈してその開位置(第3図
に示される)に引っ込む。圧力板32は、円錐形のばね34
で供給される付勢に屈して、紙幣60を箱100の後壁9の
内側表面の方へ押し戻す。しかしながら、開口部51は、
紙幣を折り曲げずに嵌合させるには小さ過ぎ、紙幣及び
圧力板32は開口部51より大きいので、新しく受納される
ほとんどの紙幣は折り曲がらないだろう。したがって、
紙幣60は、紙幣保管室30内で圧力板32と唇状部分52及び
耳状部分54との間に保持される。
紙幣保管室30が満たされるにつれて、作動版212は積
み重ねられた紙幣60からの増加する抵抗にさらされる。
紙幣室30が満たされると、閾値抵抗に達し、紙幣押込器
204は検査器200を不使用状態にさせる。
図3及び図6は、検査器200に固定された箱100を示
す。箱100を取り外すためには、目下の好適な実施例に
おいては、取っ手若しくはレバー2を反時計方向に180
度回転させなければならない。回転半径及び方向はデザ
イン段階の問題であり、当業者であれば、本発明の範囲
から離れずに他の回転角を使用することが可能であろう
ということを理解すべきである。
図6を参照すると、レバー2が反時計周りに回転させ
られると、施錠軸22は、面26が紙幣押込器204の舌状部
分220上の溝(図示せず)から離れるように、施錠円盤2
5を回転させる。施錠軸22上の他のカムも、圧力板36が
取り外し前の箱を保護するために適切な場所に施錠され
ることを確実にするように、回転する。この施錠配列の
細部は、図8Aから図10Bに関連して以下で説明されるで
あろう。箱100は、その後、留め金ピンの周りに概ね10
度傾けられ、紙幣押込器204の溝穴206から取り外され
る。
第7図は、操作装置200から取りはずし後の箱100の部
分断面図を示す。錠42が解錠され、開き戸40が開げられ
る。開き戸40が開けられた時、耳状部分54は、積み重ね
られた紙幣60に押し込み、該紙幣を紙幣保管室30の前方
へ押して持ち主がもっと容易に紙幣を取りはずせるよう
にする。圧力板32は装備軸ハウジング72に取り付けられ
た堅いタブ70に接し、該タブは図示のように圧力板及び
紙幣60を回転させる。圧力板32は、堅いタイプ70に接す
るように位置決めされたタブ74により下向きに滑らない
ようにされる。
取っ手またはレバー2が左回りに180度回されて、箱1
00を検査器20から解錠した時、円錐形の周囲78を持つ装
備軸76は、カム(図示しない)に接して、取っ手または
レバー2がさらに左回りに回らないようにする。したが
って、保管されている紙幣に近づくために押板36を解錠
することはできない。開き戸が開けられた時、装備軸76
はバネ77で下向きに付勢され、カムから離脱して、レバ
ー2がさらに左回りに回転できるようにする。その結
果、サービスマンは、空の箱100を再取り付けする時、
レバー2をもう180度左回りに回して表面26(第6図に
示される)を回転させ、箱100を検査装置200に施錠する
と共に押板36をその施錠位置から解放することができ
る。箱の施錠特徴に関する詳細は第8A図乃至第11D図と
関連して下記にさらに説明される。
第8A図は、第3図に示された施錠メカニズムの詳細な
側面図であり、箱の壁がない状態で、取っ手またはレバ
ー2が0度回転で紙幣の収容準備完了状態にある施錠メ
カニズムを示す。押板36及びスライド台37は矢印“A"の
方向に左右に移動可能になっている。点線は、押板36
が、開位置またはレバー2から最も遠方にある時と紙幣
を保管するために紙幣保管室内に押し込まれた時の位置
を表わす。
施錠軸22にその後部から前部まで取り付けられている
のは、施錠円盤25と、軸カム80と、施錠半径カム82と、
解錠半径カム84と、伸張バネカム86と、取っ手またはレ
バー2である。施錠円盤25の表面26は下に向いており、
第3図及び第6図に関連して説明されたように、箱が紙
幣押込器に施錠された時の位置にある。
軸カム80は円筒状の基部87を有する。一連の角度が付
けられたラチェット段88が基部87の中心から離れて突出
している。へら(図示しない)が軸室20内に取り付けら
れ、ラチェット段88から基部87内に延出している。取っ
手またはレバー2が左回りに回されるにつれて、へら先
端が各ラチェット段88上に滑り込み、レバー2が右回り
に回らないようにする。その結果、箱100を検査装置200
から取りはずし後は、レバー2を0度の方へ逆に右回り
に回すことはできない。したがって、箱の取りはずし
後、紙幣を不正に引き出すために押板36をその開位置に
戻すことはできない。
また、軸カム80は、スライド台37のリブ90に接する最
大高さ81を有する傾斜面89も備えている。台ばね38(第
6図に示される)はスライド台37を箱100の後部に付勢
し、そのため、レバー2が0度で押板36が開位置(第3
図に示される)にある時、リブ90は軸カム80の基部87の
傾斜面89に接する(点線で示される)。
スライド台87の上の位置にあるかけがね94が示されて
いる。かけがね94は枢軸ピン7に取り付けられ、ストッ
パ95が施錠半径カム82の真下になりかつストリッパ96が
解錠半径カム84の真下になるように配置される。フィン
97は、下からの力で作用される場合にかけがね94の切欠
き内に押し込まれる得る。
装備軸76は軸ハウジング72で支持され、その円錐形状
面78はばねカム86の近くにある。装備軸76の機能に関す
るさらなる詳細は第11A図乃至第11D図に関連して下記に
説明されるだろう。第8B図は、レバー2が0度にある時
の解錠カム84及び施錠カム82の正面断面図である。この
時点では、施錠カム84の円筒状のカム面85は掛金84のト
リッパ96と接している。ストッパ95は解錠カム82の基部
と接している。したがって、かけがね94は第8A図に示さ
れるように解錠位置にある。フィン97は、スライド台37
の横桟91が該フィンの下で自由にスライドでき、それに
より、紙幣が箱内に積まれる時に押板36が紙幣室30の内
外を移動できるように上がる。
第9A図は、レバー2を100度まで回転した時の第8A図
の施錠メカニズムを示す。100度の回転時には、施錠円
盤25の表面26は紙幣検査器200の舌状部分220(第6図に
示される)にある溝(図示しない)から離脱し始める。
取っ手またはレバー2がゼロから100度間で回される
につれて、傾斜面89は、リブ90と一定のスライド接触状
態になり、リブ90とスライド台37を箱100の前方へ押
す。傾斜面89とリブ90の接触場所がその最大高さ81にな
った時、押板36は後壁9の開口部をおおう。この場所
で、押板36は第7図に示されるように閉位置にある。前
記接触場所は、箱が空になりその後紙幣押込器に再取り
付けされた後のみ生じ得るレバー2の回転の約220度ま
で、この決まった高さにとどまる。第9A図に示されるよ
うに、リブ90がその最大高さ81で軸カム80に接している
ので、スライド台37は箱の後壁の方へ移動できない。
第9B図は、取っ手またはレバー2が100度まで矢印
“B"の方向に回された時の第8B図の解錠カム84と施錠カ
ム82の正面断面図である。この時点で、解錠カム84の円
筒状カム表面85はかけがね94のトリッパ86と接しなくし
始め、施錠カム82の円筒状カム表面83はストッパ95と接
して回転し始める。第9A図を参照すると、レバー2が10
0度以上回されると、トリッパ96は上向きの方向に動き
始め、かつストッパ95は下向きの方向に動き始めるだろ
う。
第10A図は、さらに180度まで回された第9A図の施錠メ
カニズムを示す。この時点では、施錠円盤25の表面26
は、紙幣押込器204の舌状部分220(第6図に示される)
にある溝とその施錠結合から抜け出して回転し、箱100
を取りはずせるようにする。施錠半径カム82はストッパ
95を下向きの方向に押し、次いで該ストッパはフィン97
をスライド台37の横桟91より下に押し込む。それによ
り、フィン97は、スライド台37と押板36がレバー2の方
へ移動するのを防ぐ。したがって、紙幣を引き出そう
と、押板36を紙幣室30内に押し込むことはできない。
上記に説明したように、軸カム80はリブ90と接して、
スライド台が後壁9の方へ移動するのを防ぐ。その結
果、レバー2が180度まで左回りに回された時、軸カム8
0とかけがね94は共に、開口部51(第5図に示される)
をおおう適所に押板36を施錠する。
バネ負荷式フィン97は、その作動板212がその伸長位
置(第6図に示される)で動かなくなった場合の安全性
を増すためのものである。この場合には、取っ手または
レバー2が180度左回りに回された時、かけがね94はそ
の施錠位置に移動し、フィン97は横桟91の裏側に位置す
るだろう。しかしながら、箱100が取りはずされるの
で、台ばね38(第6図に示される)はスライド台37と押
板36を箱100の後壁9の方へ押す。その間に、横桟91が
通過する時フィン97に接するので、フィン97はかけがね
94の切欠き内に陥没する。横桟91がフィン91を通り越し
た時、板ばね98がフィン97を付勢して外向きに広げ、押
板36を適所に施錠する。したがって、箱100は自動的に
安全にされる。フィン97は、固定的に取り付けられた場
合は、横桟91の裏側に接することにより紙幣保管室30の
内側で押板36を動かなくし、保管されている紙幣をむき
出しにする。
図10Bは、施錠軸22が矢印が示す“B"の方向に180度回
転させられたときの解錠カム84及び施錠カム82を示す。
トリッパ96は、施錠カム84の基部と接触しており、スト
ッパ95は、その時、施錠カム82の円筒カム面83により施
錠軸22から完全に離れて変位させられる。結果的に、図
10Aに示されるように、掛け金94及び軸カム80は施錠位
置に存在し、このようにして押板36は紙幣室30へと押し
込まれ、または紙幣室30から引き出されることはできな
い。
第11A図〜第11D図は、伸張ばねカム86と施錠軸22及び
装備軸76との関係を示す断面正面図である。伸張ばねカ
ム86は、2つの同心カムと、施錠軸22に取り付けられた
ばね基部カム102と、ばね基部カム102に回転可能に取り
付けられた指状突起カム104とから構成される。指状突
起106は指状突起カム104から延出し、立ち上がり面110
がばね基部カム102から延出している。ばね基部カム102
と指状突起カム104は伸張ばね108で接続されている。
第11A図乃至第11C図は、取っ手またはレバー2(第3
図に示される)がそれぞれ0度、140度及び180度にある
時の伸張ばねカム86と装備軸76の関係を示す。この間、
開き戸40(第3図に示される)は閉じている。ばね77
は、装備軸ハウジング72の一部に取り付けられ、装備軸
76を下向きの方向に付勢する。装備軸76は伸張ばねカム
86に最も近いその端部に円錐形状面78を有する。
第11B図は、レバー2が140度左回りに回された時の伸
張ばねカム86を示す。140度において、指状突起106は装
備軸76の円錐形状面78に接し、したがって指状突起カム
104のさらなる回転を止める。しかしながら、ばね基部
カム102はさらに回転することができる。
第11C図は、レバー2が180度まで回された時の伸張ば
ねカム86を示す。140度から180度まで、ばね基部カム10
2は回転し続け、伸張ばね108を伸張させる。180度にお
いて、ばね基部カム102の表面11は指状突起カム104の指
状突起106に接し、ばね基部カム102と指状突起カム104
間のさらなる相対的回転を防ぐ。したがって、ばねカム
86のさらなる回転も防止される。ばねカム86はもはや回
転できないので、指状突起106が開放されるまで、施錠
軸22とレバー2を左回りの方向にさらに回転させること
はできない。
第11D図は、開き戸40(図示しない)が開けられた時
の伸張ばねカム86を示す。装備軸76は、コイルばね77よ
り供給される付勢に屈して、矢印“C"の方向に下向きに
移動する。その結果、装備軸76の円錐形状面78は指状突
起カム104の指状突起106から離脱する。次に、指状突起
カム104は、伸張ばね108より供給される付勢に屈して、
矢印“D"の方向に円錐形状面78を通り越して回転する。
開き戸40が閉じられて再施錠された時、装備軸76は再び
伸張ばねカム86の方へ移動する。しかしながら、指状突
起カム104が回転したので、伸張ばねカム86はもう一度
左回りの方向に自由に回転することができる。その結
果、サービスマンは取っ手またはレバー2をさらに180
度回して、箱100を検査装置200に施錠することができ
る。
したがって、サービスマンが取っ手またはレバー2を
ゼロから180度まで左回りに回した時、カムと本発明の
施錠メカニズムは押板36を適所に施錠して、紙幣を箱10
0内に安全に保管する。上記に説明したように、開き戸
を解錠せずにレバー2を180度以上回すことはできず、
また右回りの方向に回すこともできない。さらに、箱を
取りはずし、広げた開口部を通して紙幣を引っ張り出そ
うとすれば、押板を内方へ押し込むことも外方へ引っ張
ることもできなくなるという結果になるだろう。
企図された他の実施例では、押板36は、箱100の側面
8に固着された穴あき後壁に代えられる。穴あき後壁
は、その中に紙幣をはめ込むには小さ過ぎる、接近した
間隔の多数の穴をする。紙幣押込器204の作動板212に取
り付けられるのは、穴あき後壁の穴に対応して嵌合する
一連の歯またである。紙幣通路は穴あき後壁の後ろで内
壁の前に設けられる。内部後壁は、受納された紙幣を収
容するために、第5図に関連して上記に説明したものと
同じ開口部を有する。紙幣は紙幣通路を移動して検出器
ブレード210に接し、該検出器ブレードは作動板212をト
リガして箱100の方へ移動させる。歯または穴あき後壁
の穴を通り抜けて、紙幣を箱の内壁の開口部を介して紙
幣保管室30内に押し込む。次に、紙幣は、押板と、該押
板を紙幣室30の内壁の方へ付勢する該円錐形状ばねに接
する。
前記の他の実施例は上記に説明したカム配置を簡易化
し、そのため施錠円盤25のみが前のように動作する。穴
あき後壁は固定されるので、かけがねや他の施錠カムは
いずれももはや必要ない。箱はレバーを回すことにより
取りはずされ、紙幣は、先に実施例のように、施錠され
た、開き戸を介して取り出される。
本発明の利点は、その丈夫さ、使用の容易性、及びい
じくりに対する抵抗力のデザインを含む。本発明は、通
常の衝撃、例えば4フィート以上からの落下、に耐える
ことができ、保管されている紙幣への接近を与えること
なくもっと大きな衝撃にも耐えることができるようにも
くろまれた。この終わり頃、ばねの使用はできるだけ少
なくされた。また、箱の好適な実施例は、現存の紙幣押
込器に取り付けることができ、ここでは紙幣押込器は小
さな修正のみを要する。
本発明は使用が容易である。サービスマンは、箱を紙
幣検査器に着脱するのにレバーを回すことだけを要す
る。箱の持ち主は、保管されている紙幣を取り出すのに
1つの施錠と1つのドアを開けることだけを要し、取り
出し用ドアを開閉することにより自動的に箱を再装備す
る。
箱は丈夫なので、箱に衝撃を与えることによって、保
管されている紙幣を不正に引き出すことは困難である。
さらに、箱は、紙幣が紙幣押込器で積み重ねられる開口
部に関してわずかな隙間で製造され、そのため、箱が紙
幣検査器から取りはずされた時、保管されている紙幣を
引き出すためのスペースは残されていない。さらに、箱
を装備するのに特別な工夫は必要ないので、人が考え違
いをして泥棒をすることは起こりそうもない。したがっ
て、本発明は、いじくりに対する抵抗力があり、紙幣が
中央オフィスに運ぶ前に箱からかすめ取られるだろうと
いう見込みは実質的に減る。
本発明の好適な実施例を上記に説明したが、当業者
は、付随の請求の範囲で定義される本発明の範囲から逸
脱することなく、修正をなし得ることはわかるはずであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クローザー,ロバート アメリカ合衆国.19320 ペンシルヴァ ニア,コーツ ヴィル,ミネラル スプ リングス ロード 90 (56)参考文献 実開 昭54−104891(JP,U) 米国特許3773252(US,A) 米国特許4434931(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05G 1/00 G07D 9/00 408

Claims (41)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣検査器により受納される紙幣を安全に
    保管するための、施錠可能で取り外し可能な箱装置であ
    って、 紙幣室及び施錠手段を含むハウジングと、 該ハウジングを該紙幣検査器へと施錠可能であるように
    取り付けるための取り付け手段及び、 紙幣開口部を介して紙幣を紙幣室に詰め込むための押板
    を含み、該押板は、箱が該紙幣検査器から取り外される
    ときに該紙幣開口部を自動的に覆い、適所に施錠するよ
    うに該施錠手段へと結合される箱装置。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項記載の装置において、該
    ハウジングから外向きに突出し、該施錠手段へと結合さ
    れる取っ手をさらに含む装置。
  3. 【請求項3】請求の範囲第2項記載の装置において、該
    取っ手は、該箱を該紙幣検査器から解錠し、該押板を閉
    位置に自動的に施錠するように、始動位置から第一のあ
    らかじめ定められた位置まで回転させられ、及び該取っ
    手は、該箱を該紙幣検査器に施錠し、該押板を開放する
    ように、第二のあらかじめ定められた位置まで回転させ
    られる装置。
  4. 【請求項4】請求の範囲第1項記載の装置において、該
    保管されている紙幣を取り出すために独立した鍵を使用
    して解錠して開かなければならない取り出し用ドアをさ
    らに含む装置。
  5. 【請求項5】請求の範囲第4項記載の装置において、該
    取り出し用ドアを該施錠手段へと連結するための連結手
    段をさらに含み、該取り出し用ドアが開かれない場合、
    該箱の該紙幣検査器への再施錠が防止される装置。
  6. 【請求項6】請求の範囲第4項記載の装置において、取
    り出し用ドアが紙幣の取り出しを容易にするために開か
    れるとき、保管されている紙幣を束縛する耳状部分を該
    取り出し用ドアがさらに含む装置。
  7. 【請求項7】請求の範囲第1項記載の装置において、紙
    幣が該紙幣室に詰め込まれているときに滑るのを防止す
    る歯状突起を該押板がさらに含む装置。
  8. 【請求項8】請求の範囲第1項記載の装置において、該
    押板は、該紙幣検査器の動作板に接触する隆起部をさら
    に含み、該隆起部が該押板の曲げモーメントを減少させ
    るように配置される装置。
  9. 【請求項9】請求の範囲第1項記載の装置において、該
    箱の存在を示し、及び紙幣検査器の動作を可能にするよ
    うに該紙幣検査器の箱検出スイッチと接触する少なくと
    も1つの箱検出ピンをさらに含み、該箱検出ピンは、箱
    の取り外しを監視するように外部信号を機能させること
    ができる装置。
  10. 【請求項10】紙幣検査器により受納される紙幣を安全
    に保管するための該紙幣検査器の紙幣押込器への結合の
    ための施錠可能で取り外し可能な箱装置であって、 紙幣開口部及び適所に紙幣を支えておくための圧縮板を
    有する紙幣室を含むと共に施錠手段を含むハウジング
    と、 該ハウジングを該紙幣押込器に施錠可能であるように取
    り付けるための取り付け手段と、 該施錠手段へと結合され、及び該箱が該紙幣押込器に取
    り付けられているときに紙幣を該紙幣室に詰め込み、該
    箱が該紙幣押込器から取り外されているときに該紙幣開
    口部を安全に覆うことを実行可能である押板と、 紙幣を取り出すために独立の鍵を使用して解錠されなけ
    ればならない取り出し用ドア及び、 該取り出し用ドアの開放が、該押板を施錠し、結果とし
    て該箱を装着するために連結手段を解放するように、該
    取り出し用ドアを該施錠手段に連結するための連結手段
    を含む箱装置。
  11. 【請求項11】請求の範囲第10項記載の装置において、
    該ハウジングから突き出していて、該施錠手段に結合さ
    れている取っ手をさらに含む装置。
  12. 【請求項12】請求の範囲第11項記載の装置において、
    該箱を該紙幣検査器から解錠し、及び該押し板を施錠位
    置へと移動させて該紙幣開口部を安全に覆い、結果とし
    て該箱を取り外すように、該取っ手が、始動位置から第
    一のあらかじめ定められた位置まで回転させされる装
    置。
  13. 【請求項13】請求の範囲第12項記載の装置において、
    該取っ手は、該箱を該紙幣検査器に再取り付けし、及び
    該押板を解錠するように、第二のあらかじめ定められた
    位置へと回転させられなければならない装置。
  14. 【請求項14】請求の範囲第12項記載の装置において、
    該箱が装着されるまで、該取っ手を該第二のあらかじめ
    定められた位置に回転させることができない装置。
  15. 【請求項15】請求の範囲第14項記載の装置において、
    該取り出し用のドアが開かれるまで、該連結手段及び伸
    張ばねカムが、該取っ手が該あらかじめ定められた位置
    を超えて回転するのを防止する装置。
  16. 【請求項16】請求の範囲第11項記載の装置において、
    該施錠手段が、 該取っ手に結合される軸と、 該軸に結合されるカムと、 可動掛け金及び、 該掛け金と該カムに接触するリブを有し、該押板に固く
    結合されるスライド可能な板を含み、該掛け金及びカム
    が施錠位置へと回転させられる結果、該押板が安全に閉
    じられるように、及び該箱が該紙幣検査器に再取り付け
    されるときに該押板が解放されるように、該取っ手が、
    該箱を該紙幣検査器から解錠するために回転させられる
    ときに、該カムが回転する装置。
  17. 【請求項17】請求の範囲第16項記載の装置において、
    該取っ手が始動位置から第一のあらかじめ定められた位
    置まで回転させられるときに、施錠円盤は、該箱を該紙
    幣検査器から解錠し、該取っ手が第二のあらかじめ定め
    られた位置に回転させられるときに、該施錠円盤は、該
    箱を該紙幣検査器に施錠する装置。
  18. 【請求項18】請求の範囲第17項記載の装置において、
    該取っ手は、該第一のあらかじめ定められた位置に達す
    るように反時計周りに180度回転させられる装置。
  19. 【請求項19】請求の範囲第17項記載の装置において、
    該取っ手は、該第二のあらかじめ定められた位置に達す
    るように反時計周りに360度回転させられる装置。
  20. 【請求項20】請求の範囲第17項記載の装置において、
    該取っ手が該第一のあらかじめ定められた位置に回転さ
    せられるときに、軸カムは、該押し板を該閉位置に移動
    させるように回転し、掛け金半径カムは、該押板が該紙
    幣室にはいるのを防止するように回転する装置。
  21. 【請求項21】請求の範囲第20項記載の装置において、
    該軸カムは、レバーの時計回りの回転を防止するラチェ
    ット段を含む装置。
  22. 【請求項22】請求の範囲第16項記載の装置において、
    該掛け金は、該押し板に施錠して閉めるように動作する
    フィンをさらに含み、下方からの接触がある場合には、
    該フィンは、切欠きにより歯止めを設置され得る装置。
  23. 【請求項23】請求の範囲第22項記載の装置において、
    該フィンは、板ばねにより切欠きから離れて付勢される
    装置。
  24. 【請求項24】紙幣検査器により受納される紙幣を安全
    に保管するための施錠可能で取り外し可能な箱装置であ
    って、 該紙幣開口部を有する紙幣室を含み、施錠配列を有する
    ハウジングと、 該ハウジングを該紙幣検査器に施錠可能なように取り付
    けるための結合器と、 保管される紙幣を取り出すために独立の鍵を使用して解
    錠されなければならない取り出し用ドア及び、 該取り出し用ドアの開放が該箱を装着するために装着軸
    を該施錠配列から解放するように、該取り出し用ドアを
    該施錠配列に連結するための装着軸を含む装置。
  25. 【請求項25】請求の範囲第24項記載の装置において、
    該ハウジングから突出し、該施錠配列に結合される取っ
    手をさらに含む装置。
  26. 【請求項26】請求の範囲第25項記載の装置において、
    該施錠配列に接続される押板をさらに含み、該押板は、
    該箱が該紙幣検査器に取り付けられているときに紙幣を
    詰め込むように、及び該箱が紙幣検査器から取り外され
    ているときに該紙幣開口部を安全に覆うように動作する
    装置。
  27. 【請求項27】請求の範囲第26項記載の装置において、
    該取っ手は、該箱を該紙幣検査器から解錠するように、
    及び該箱を装備解除するために該押板を施錠位置に移動
    させて該紙幣開口部を安全に覆うように始動位置から第
    一のあらかじめ定められた位置に回転させられ、並びに
    該取っ手は、該箱を該紙幣検査器に再取り付けするよう
    に、及び該押板を解錠するように第二のあらかじめ定め
    られた位置に回転させられる装置。
  28. 【請求項28】請求の範囲第27項記載の装置において、
    該箱が装着されない場合、該取っ手を該第二の位置に回
    転させることができない装置。
  29. 【請求項29】請求の範囲第27項記載の装置において、
    該取っ手を反時計周りに180度回転させることにより該
    第一のあらかじめ定められた位置に達する装置。
  30. 【請求項30】請求の範囲第27項記載の装置において、
    該取っ手を反時計周りに360度回転させることにより該
    第二のあらかじめ定められた位置に達する装置。
  31. 【請求項31】請求の範囲第29項記載の装置において、
    該施錠配列に結合される、ラチェット歯を有するカム
    が、該取っ手の時計回りの回転を防止する装置。
  32. 【請求項32】紙幣検査器により受納される紙幣を安全
    に保管するための施錠可能で取り外し可能な箱装置であ
    って、 紙幣室及び施錠配列を含むハウジングと、 該ハウジングを該紙幣検査器に施錠可能なように取り付
    けるための結合器及び、 紙幣開口部を介して紙幣を該紙幣室へと詰め込むための
    押板を含み、該押板は、該箱が該紙幣検査器から取り外
    されるときに、該押板が自動的に該紙幣開口部を覆い、
    適所に施錠するように、該施錠配列に結合される装置。
  33. 【請求項33】請求の範囲第32項記載の装置において、
    該ハウジングから外向きに突出し、該施錠配列に結合さ
    れる取っ手をさらに含み、該取っ手は、該箱を取りの外
    すためにある位置まで回転させられなければならず、該
    箱を再取り付けするために別の位置まで回転させられな
    ければならない装置。
  34. 【請求項34】請求の範囲第32項記載の装置において、
    保管された紙幣を取り出すために独立の鍵により解錠さ
    れて開けられなければならない取り出し用ドアをさらに
    含む装置。
  35. 【請求項35】請求の範囲第34項記載の装置において、
    該取り出し用ドアを該施錠配列に連結する連結装置をさ
    らに含み、該取り出し用ドアが開かれない場合、該箱が
    該紙幣検査器へと再取り付けされるのを防止する装置。
  36. 【請求項36】紙幣検査器により受納される紙幣を保管
    するための施錠可能で取り外し可能な箱装置であって、 紙幣室及び軸室を含むハウジングと、 該箱を紙幣検査器に施錠可能であるように取り付けるた
    めの連結器と、 該軸室に収納される施錠手段と、 該施錠手段に結合され、該箱が該紙幣検査器に取り付け
    られているときに紙幣を詰め込むように、該紙幣開口部
    を介して該紙幣室の内外に移動する押板と、 取っ手を第一のあらかじめ定められた位置へと回転させ
    ることにより、該箱が該紙幣検査器から解錠されると共
    に、該押板が該紙幣開口部を覆うために固定されるよう
    に、及び該取っ手を第二のあらかじめ定められた位置へ
    と回転させることにより、該箱が該紙幣検査器に施錠さ
    れると共に、該押板が解放されるように、該施錠手段に
    結合される取っ手と、 保管された紙幣を取り外すためには独立の鍵を使用する
    ことにより解錠されなければ4ならない取り出し用ドア
    及び、 該取り出し用ドアが該取っ手を該あらかじめ定められた
    第二の位置に回転させるのを可能とするために開かれな
    ければならないように、該取り出し用ドアを該施錠手段
    に連結する連結手段を含む装置。
  37. 【請求項37】請求の範囲第36項記載の装置において、
    該箱の側壁に固く取り付けられるフランジをさらに含
    み、南京錠が該取っ手を該フランジに施錠するのに使用
    され得る装置。
  38. 【請求項38】請求の範囲第36項記載の装置において、
    紙幣検査器の動作を可能にするために該箱の存在を示す
    ように該紙幣検査器中の箱検出スイッチと接触し、箱の
    取り外しを監視するように外部信号を機能させることが
    できる少なくとも1つの箱検出ピンをさらに含む装置。
  39. 【請求項39】請求の範囲第36項記載の装置において、
    取り出し用ドアは、該取り出し用ドアが閉じられている
    ときに分離した平坦でない線を提供し、該取り出し用ド
    アが開かれているときに紙幣の取り出しを容易にするよ
    うに保管されている紙幣の接触する耳状部分を有する装
    置。
  40. 【請求項40】請求の範囲第36項記載の装置において、
    該紙幣室は、消費者の要求に応じて任意の量の紙幣を保
    管するように製造され得る装置。
  41. 【請求項41】請求の範囲第40項記載の装置において、
    該紙幣室は、概ね600の紙幣を保管する装置。
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