JP2527430B2 - 不正開閉履歴表示機能付コンテナ - Google Patents

不正開閉履歴表示機能付コンテナ

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JP2527430B2
JP2527430B2 JP61501476A JP50147686A JP2527430B2 JP 2527430 B2 JP2527430 B2 JP 2527430B2 JP 61501476 A JP61501476 A JP 61501476A JP 50147686 A JP50147686 A JP 50147686A JP 2527430 B2 JP2527430 B2 JP 2527430B2
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エル ハウエツト,ハリ
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    • E05B39/04Locks giving indication of authorised or unauthorised unlocking with counting or registering devices
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    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D11/00Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
    • G07D11/10Mechanical details
    • G07D11/12Containers for valuable papers
    • G07D11/125Secure containers
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10T70/00Locks
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    • Y10T70/8027Condition indicators
    • Y10T70/8216Tampering detector

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、紙幣、証券、小切手または手形等の有価
品(貴重品)を収納するコンテナまたはカセットを無断
で不正に開けようとした者があった場合に、そのような
行為が為されたことを示す表示機構を有する有価品収納
コンテナまたはカセットに関する。ここにいうコンテナ
には、その内部に紙幣を収納しており、現金自動支払機
(ATM)に使用される紙幣カセットも含まれる。以下、
説明の便宜のため、ATMに使用する紙幣カセットを用い
て説明する。また、以下において、このようなカセット
を無断で不正に開けようとするような行為を「タンパ」
と表現することがある。
ATMに使用される紙幣カセットには通常2つの開口部
とそれに対応した扉(開閉手段)とが設けられている。
紙幣はカセットの上部等に設けられた第1の開口部から
カセット内に入れられ、カセットの一端に設けられた第
2の開口から排出される。カセットは、ATM内に設置さ
れるたときに第2の開口の扉が開いた状態に維持され、
ATMのピッカ機構(取り出し機構)によりカセットから
紙幣を1枚づつ取り出せるように構成されている。その
ようなカセットは、例えば、米国特許第4,529,119号に
開示してある。
カセットに紙幣を積載するのは、通常、中央の銀行の
ような中央の一定場所で行われる。紙幣積載後は、上部
扉又は蓋が閉じられ、例えば、シール又は錠で閉鎖さ
れ、カセットを無断で開けようとした試みを発見しうる
ようにしてある。カセットはその後装甲トラックのよう
な適当な搬送手段によって他の離れた場所に移すことが
できる。紙幣が支払われることにより、カセット内の紙
幣が完全になくなるか又はほとんどなくなると、再び中
央の銀行(中央場所)に搬ばれて紙幣の積載を行う。
カセットの上記のような第2の扉を無断で開いてそこ
から紙幣が抜きとられるようなことを最少にくい止める
ために、第2の扉を無断で開くようなことを防ぐか、又
は無断で開いたことを表示するようなある安全装置を施
こすようにするのが望ましい。他方、少くともカセット
がATMに挿入されるときに始めて第2の扉を開くことが
できるようにする必要がある。
その必要性に合わせるため、色々なタイプの“安全”
カセットが開発された。これらの安全カセットは、一般
的に、それをATMに運送して設置する人によって行われ
るようなカセットに対する無断アクセスを防止する機械
的電気的システムを有する。
例えば、米国特許第4,275,667号に示すような1つの
先行技術カセットでは、ATMから排出される紙幣を通す
開口にある扉は、紙幣がカセットに積載された後は閉位
置に施錠され、使用されるATMまで搬送される。カセッ
トがATMに挿入されると、ATMの突出要素と接触して扉が
開かれ、ATMがカセットから紙幣を取出すことができる
ようにする。カセットの紙幣が所定の最少数に達する
と、係員がカセットをATMから取出して、再び紙幣を積
載するために中央の銀行位置に返送する。
カセットがATMから取出されると、扉はカセットがATM
から完全に取出される前に閉位置にラッチされる。カセ
ットの紙幣排出用扉のロックはATMにカセットを挿入す
るときに一度開くことができるというように作られる。
前述のように、カセットはATMから取出されたときにラ
ッチされ、その後再積載のために開扉する中央の銀行に
返送しなければならない。
以上の構成は、カセットに対する無断アクセスは防止
できるが、柔軟性の点で問題がある。例えば、故障のた
めに詰まってしまった紙幣を取り出さなければならない
場合もある。上記の構造のカセットでは、また紙幣がな
くならない場合でも、そのような故障の場合、カセット
を中央位置に返送しなければならなかった。それは紙幣
排出開口用扉はラッチされたまま再び中央におけるサー
ビスでなければ開くことができなかったからである。
米国特許第4,529,119号に開示されている第2のタイ
プのカセットでは、問題の扉は閉鎖されるまで所定の回
数開くことができる。扉を開いた回数はカセットの表示
器に示される。扉を開く度ごとに、カセットを使用する
施設又は銀行がそれについての説明書を要求することが
できるので、そのカセットの使用に対する安全度を維持
することができる。
以上説明したどちらの構造も1回以上扉を開いた後に
その紙幣排出扉のラッチを行うことができるということ
に注意を要する。しかし、ある場合には、カセット扉を
ラッチせずにある程度カセットの安全性を維持すること
を希望するかもしれない。そのような構造の1つの利点
はそのようなカセットのコストを下げ、複雑性が除去さ
れることである。その第2の利点は上記のようにしてい
ないとラッチされたカセットに力を加えて、ATM又はカ
セットを破壊するかもしれない可能性を取除くことであ
る。
〔本発明の目的及び目的を達成する手段〕
従って本発明は、上記従来技術の問題点を解決する安
価な不正開閉履歴表示機能付コンテナを提供することを
目的とする。
そのため本発明は、有価品を収納するコンテナを、第
1及び第2の開口部とを有するケースと、前記第1の開
口部を開閉し、開いているときに前記コンテナに収納し
ている有価品を前記第1の開口部から取り出すことがで
きるようにした第1の開閉手段と、前記第2の開口部を
開閉する第2の開閉手段と、前記第2の開閉手段を閉じ
た状態で施錠するロック手段と、初期位置から最終カウ
ント位置まで増進方向に回転でき、前記第1の開閉手段
が開閉された回数を所定の最大数まで表示する表示手段
と、前記第1の開閉手段が開かれる度に前記表示手段を
現在の位置から次の位置に一つづつ前記所定の最大数ま
で進めていく増進手段と、前記表示手段が前記最終カウ
ント位置までセットされたときに、その後の前記第1の
開閉手段の開閉動作を許容しつつ、その開閉動作に伴う
前記増進手段の増進動作を禁止して前記表示手段が前記
初期位置にセットされることを防止した禁止手段と、前
記第2の開閉手段が開いたときに、前記禁止手段を解除
して前記表示手段が前記初期位置にセットされるのを可
能にするリセット手段とを含むよう構成した不正開閉履
歴表示機能付コンテナとすることにより、上記目的を達
成した。
[作用] 第1の開閉手段は、コンテナをATM等の被取付装置に
装着したときに開口される。このときの開口に伴い、表
示手段は、増進手段によってそれまで表示していた値に
一つ加えた値を表示する。コンテナが一旦被取付装置か
ら取り出されたときは、開閉手段が閉じられ、次の開口
が行われたときに、表示手段はさらに一つ加えた表示を
する。よって、コンテナの取り扱い責任者が管理するコ
ンテナの取り扱い回数(すなわち責任者が開けた回数)
と、表示手段が実際に表示する値とが異なっている場合
は、責任者の管理外の何らかの不正な開閉、あるいは管
理の間違いがあったことが分かることとなる。従って、
前記表示の最大値を、通常業務で開ける回数よりも十分
な値としておけば、たとえ不正開閉がその上限値を超え
てなされたとしても、禁止手段によりその表示値が維持
されるため、コンテナの検査員は、不正開閉の可能性に
気付くことができる。
図面の簡単な説明 次に、下記の添付図面を参照してその例によりこの発
明の一実施例を説明する。
第1図は、この発明のカセットを挿入するATMの一部
と共にそのカセットを示す斜視図である。
第2図は、第1図のカセットを使用するATMの一部と
共にそのカセットを一部切欠いたところを示す斜視図で
ある。
第3図は、表示器を進行させる扉制御機構と、初期位
置に表示器をリセット可能にするためリセット機構を動
作する第2の機構とを示すために一部切欠いた第1図及
び第2図のカセットの平面図である。
第4図は、表示器と、その進行機構と、所定の最高カ
ウント以上表示器の移動を防止する阻止機構とを示すカ
セットの拡大部分平面図である。
第5図は、阻止機構をデイセーブルするリセット機構
を示す第4図と類似するカセットの拡大部分平面図であ
る。
第6図は、カセットの外から見れるように一部取除い
た表示器を示す第4図の6−6線から見たカセットの部
分側面図である。
第7図は、第6図の7−7線から見た部分平面図であ
る。
第8図は、ラチエット・ホイールとそれに取付けられ
た表示器の斜視図である。
第9図は、表示器及びそれに取付けられたラチエット
・ホイールと、ラチエット・ホイールを進行するための
ポール機構と、表示器及びラチエット・ホイールのそれ
以上の移動を防止するための阻止機構と、阻止機構をデ
イセーブルするためのリセット機構とを示す分解斜視図
である。
発明を実施するための最良の形態 第1図はATMに挿入された状態の紙幣カセット20の斜
視図である。この実施例におけるカセット20の容器21の
両側にはATMのフレーム25にのせるサイド・レール24が
取り付けられる。カセットがATM内に装着されるとき
に、ATMに設けられた突起26がカセット20の溝28内に入
り込み、これにより第1図では閉じているシャッター・
ドア30を第2図に示すように開く。これによりATMのピ
ッカ機構35により、カセット20から紙幣32が取り出せる
ようになる。ATM22は、例えば、米国オハイオ州デイト
ン市のNCR Corporationから販売されているCl-5080ATM
でよい。突起26がドア30を開放する機構はこの発明を形
成せず、米国特許第4,529,119号に詳細に開示してあ
る。カセット20は蝶番36によって容器21に取付けられる
第2の閉鎖手段又は蓋34を含み、第1図に示す閉位置と
第2図の点線34′に示す開位置との間を移動することが
できる。カセット20がATM22の中に動作しうるように挿
入されると、蓋34は第1図に示すように閉じられる。第
2図は説明を容易にするために、カセット20を模式的に
示している。
カセット20(第1図)は穴40に取付けられているシー
ル38を含み、蓋34を閉位置にロックする装置を提供し、
無断で蓋34が開けられようとした場合、容易にその確認
表示を与えることができる。穴40のシール38はATM22に
対するカセット20と同一レベルに置かれる。シール38は
第1図に示す位置に蓋34をロックするため、フランジ44
と協働するよう蓋の下に置かれたフインガ・レバー(図
に示していない)の回転に使用される鉄リング42を含
む。カセット20に紙幣が積載されてATMに使用するため
に準備されると、リング42は(第1図で見て)垂直面に
回動され、時計方向に回転して蓋34を閉位置にロックす
る。その後、リング42はリングの部分が蓋34に固定され
ている離して設けられた2つの垂直延長部46,48の間に
入るようにした第1図に示す水平又は平坦位置に移動す
る。そこで、プラスチック・“ワイヤ”(図に示してい
ない)が延長部46,48の開口50を通して挿入され、“シ
ール”される。蓋34は、シール38を切り、リング42を上
記の垂直動作平面まで持上げることができるまで開くこ
とができない。シール38を切ることは蓋34が開かれたと
いうことの表示を与えるものである。
カセット20は、例えば、カセット20内のアンカ領域
(図に示していない)に固定され、第2図の34′に示す
ように蓋34が開放位置にあるときにのみ支持構造54を取
外すことができるようにしたフランジ56,58によって容
器21に取外自在に固定してあるそのような従来の紙幣支
持構造54の上に紙幣束52を積載する。支持構造54はばね
(図に示していない)によって加圧され、ピッカ機構35
の方に紙幣を押圧する押え板60を含む。取出又はピッキ
ング動作を行うためにドア30を開かなければならない。
ドア30の構造及び動作は米国特許第4,529,119号に詳細
に説明されている。紙幣束52は従来の手段(図に示して
いない)によってカセット20の開放端に押圧され、紙幣
束52の最初の紙幣32をピッカ機構によって取出させ、前
述した紙幣支払動作を実行させることができる。紙幣は
取出された後、ATM内のトランスポート機構によって受
容器に転送される。その受容器は、例えば、一定の現金
支払動作の結果、顧客がその紙幣を受取ることができる
ようになるまでに、顧客が要求した金額に応じてその他
の紙幣をそこに集めることができるようにした容器であ
る。
前述の米国特許第4,529,119号に記載してあるよう
に、閉位置から開位置へのドア30の移動はカムレバー62
を第3図の右の方に移動し、開位置から閉位置への移動
はカムレバーを左方へ、すなわち第3図の位置の方へ移
動する。ベル・クランク・レバー64は容器21の底68に固
定され、そこから立上るピン66に回動自在に取付けられ
る。スタッド70はクランク・レバー64の下側に取付けら
れ、カムレバー62のカム面72と協働する。カムレバー62
が第3図に見られるように右に移動されたときにドア30
が開放され、カム面72及びスタッド70は協働してクラン
ク・レバー64を反時計方向に回転し、2つの作用を実行
する。その1つは、リンク74を通して、容器21の床又は
底68に固定されている枢軸78に回転自在に取付けられて
いるポール76を動作させる。ポール76は表示器82に固定
されているラチエット・ホイール80と協働する。ラチエ
ット・ホイール80と表示器80と表示器82との組合わせは
容器21の底に固定されている軸84に回転自在に取付けら
れ、固定具85で止められる。第2に、クランク・レバー
64は容器21の側壁88の方から摺動部86を移動し、ATM20
の当接部材(図に示していない)と共同してドア30が閉
じられるまでATMからカセット20を引出すのを防止す
る。
クランク・レバー64が第3図の反時計方向に回転する
と、ポール76は時計方向に回転して、第5図から明らか
なように、ポールの歯90をラチエット・ホイール80の歯
92の1つに噛み合わせる。ポール76の歯90が歯92の方に
移動すると、位置決め歯94及びポール76はラチエット・
ホイール78との接触から離れ、第5図の反時計方向にラ
チエット・ホイール78を1歯又は1位置だけ割り出しす
ることができる。カセット20がATM20から取出されると
きは、ドア30は閉じられ、ベル・クランク64は時計方向
に揺動され、リンク74を第5図の左方にシフトして、枢
軸78を中心にポール76を反時計方向に揺動して位置決め
歯94をラチエット・ホイール78と噛合わせることによ
り、ラチエット・ホイール及び表示器80を移動しないよ
うに保持すると共に、ポール76の歯90をラチエット・ホ
イール78から外すように揺動する。
第4,5,7及び8図に示すように、表示器の上平面の外
周には連続番号96が設けられ、ドア30が開かれた回数を
表示する。その上、同様な連続番号98が表示器82の垂直
外周面100に設けられる。この実施例では、番号98は第
8図からわかるように、番号96から1位置だけずれてい
る。背壁106のガラス又は適当な透明材料の保護窓104と
共に、支持構造54及び背壁106の開口102,108を設けて内
部及びカセット外部から番号96,98を見ることができる
ようにする。
中央位置において、カセット20に紙幣が挿入される
と、表示器は“0"位置にリセットされる。その後、ドア
30が開放される度ごとにラチエット・ホイール80と共同
して表示器を1位置だけ進める。
他の機構がない場合、ラチエット・ホイール80はドア
30が開放される度ごとにポール76によって1位置づつ進
められ、表示器82の最高番号に達すると0位置に戻るこ
とになる。従って、無断でカセット20をアクセスしよう
とする人がカセット20をATMから外したり入れたりする
と、無断で表示器82の表示を消去させることが容易であ
った。
前述したように、ある先行技術のカセットは、カセッ
トの開放を許された回数以上に行うと、カセットのドア
をロックしてしまう手段を持っていた。しかし、カセッ
トをロックすると、カセットをATMの中に無理に押込も
うとした場合、カセット又はATMを破損してしまう結果
となる。又、カセットをロックすると、中央位置でそれ
をリセットするまでいかなくなる使用目的に対してでも
それを使用できなくなるという欠点を有する。それ故、
カセットをロックせずに、カセットを無断開放した場合
の表示手段を設けることは有益な特徴である。この実施
例の構成では、許される開放回数を表わす表示器の位置
の数は十分に高く(この実施例では13)、それはカセッ
トの合法使用では、今まで越えることのなかった容量で
ある。
このカセットの無断開放の表示はこの発明ではラチエ
ット・ホイール80と共に回転するその突起110によって
達成される。腕114(第3,4,5及び9図)の面112は、腕1
14が停止位置にあるときに、突起110の移動の円通路に
設置される。腕114は第2の腕116の第1のスタッド120
と、カセットの床68に腕116を回転自在に取付ける枢軸
としても作用する第2のスタッド122とを腕114の溝118
に挿入することによって、第2の腕116に直線摺動自在
に取付けられる。夫々腕114,116の突起126,128の間にか
けられているばね124は第3,4及び5図の上右方、すなわ
ち突起110と接触する位置の方に腕114を押圧する。
表面112が突起110の移動通路に位置決めされたとき、
表示器がポール76及びラチエット・ホイール80の相互作
用によって、位置13から位置0に動作しようとしたとき
に、突起110は表面112と接触し、ばね124の力に対抗し
て、点線114′で部分的に示す位置の方に、腕116に対し
て腕114を下方に移動する。そこで、カセット20がATM22
から引出され、ポールが反時計方向に揺動されたとき
に、表面112は突起110をばね124の力により、時計方向
に戻して、表示器を前の位置13に戻す。これはその後の
カセット20のATM22に対する挿入引出しについて同じこ
とが行われる。故に、カセット検査人は合法的動作から
得られる数より多い13位置に表示器がセットされている
ということに気付き、カセットの取扱い責任者に質問す
ることができる。
カセット20を紙幣の再積載のために中央位置に戻した
ときに、シール38が切られ、蓋34が開けられ、紙幣をカ
セットに積載する。蓋34の開口は、紙幣支持構造54の開
口128を通して延び、カセットの床68に固定されている
スタッド132に回動自在に取付けられているレバー130に
固定されている手動ハンドル126を露出する。レバー130
はレバー130とカセット床68に固定されているスタッド1
36との間にかけられているばね134によって時計方向
(第3,5図で見て)に押圧される。リンク138はレバー13
0を腕116に接続する。
表示器82を0位置にリセットしたい場合、ハンドル12
6を持ち、第3図の右上方に移動する。それはばね134の
力に対抗して枢軸134のまわりにレバー130を反時計方向
に揺動する。その移動はリンク138を介して腕116に伝え
られ、それを枢軸122について反時計方向に揺動する。
腕116に取付けられている腕114とその表面112も反時計
方向に揺動する。それは表面112をラチエット・ホイー
ル80の突起110の移動通路の外に移動して、表示器82を
手動で0位置にセットできるようにする。
カセット20は紙幣を再び積載した後、表示器82を0位
置にリセットし、再び中央位置からATMに搬送可能とな
り、そこで紙幣の支払動作を行うことができるようにな
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 プラツケ,デイル エル アメリカ合衆国 45429 オハイオ デ イトン,レツド コーチ ロード 5347 (72)発明者 ハウエツト,ハリ エル アメリカ合衆国 45309 オハイオ ブ ルツクヴイル,テラス パーク ブール バード 82 (56)参考文献 国際公開84/3162(WO,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有価品(32)を収納するコンテナ(20)に
    おいて、 第1及び第2の開口部を有するケース(21)と、 前記第1の開口部を開閉し、開いているときに前記コン
    テナに収納している有価品(32)を前記第1の開口部か
    ら取り出すことができるようにした第1の開閉手段(3
    0)と、 前記第2の開口部を開閉する第2の開閉手段(34)と、 前記第2の開閉手段(34)を閉じた状態で施錠するロッ
    ク手段(38)と、 初期位置から最終カウント位置まで増進方向に回転で
    き、前記第1の開閉手段(30)が開かれた回数を所定の
    最大数まで表示する表示手段(82)と、 前記第1の開閉手段(30)が開かれる度に前記表示手段
    (82)を現在の位置から次の位置に一つづつ前記所定の
    最大数まで進めていく増進手段(74、76)と、 前記表示手段(82)が前記最終カウントまでセットされ
    たときに、その後の前記第1の開閉手段(30)の開閉動
    作を許容しつつ、その開閉動作により前記増進手段(7
    4、76)が前記表示手段(82)を前記初期位置にセット
    することは禁止する手段(110、114)と、 前記第2の開閉手段(34)が開いたときに、前記禁止手
    段(110、114)を解除して前記表示手段(82)が前記初
    期位置にセットされるのを可能にするリセット手段(14
    6、138、116)とからなり、 コンテナ管理者によって前記最大値範囲内で前記第1の
    開閉手段(30)が開けられた回数と、前記表示手段(8
    2)が表示する値とを比較することにより、不正開閉を
    確認できることを特徴とする、不正開閉履歴表示機能付
    コンテナ。
JP61501476A 1985-03-25 1986-02-28 不正開閉履歴表示機能付コンテナ Expired - Lifetime JP2527430B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/715,860 US4655391A (en) 1985-03-25 1985-03-25 Container having tamper-indicating means
US715860 1985-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62502365A JPS62502365A (ja) 1987-09-10
JP2527430B2 true JP2527430B2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=24875772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61501476A Expired - Lifetime JP2527430B2 (ja) 1985-03-25 1986-02-28 不正開閉履歴表示機能付コンテナ

Country Status (6)

Country Link
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EP (1) EP0216823B1 (ja)
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