JP3189202U - トレーラー用アウトリガー - Google Patents

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雄二 安田
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Abstract

【課題】取り付け又は取り外しが容易で、取り付け後、トレーラー側面からの開閉(旋回)動作が容易なトレーラー用アウトリガーを提供する。【解決手段】トレーラー用アウトリガー10は、トレーラーの側部の上下方向に沿って軸心を配置可能なメインフレーム12と、メインフレーム12の下側から水平方向へ延出した水平フレーム14と、メインフレーム12の上側と水平フレーム14の先端を接続するサブフレーム16と、メインフレーム12を軸心に沿って昇降自在に又は軸回りに回転自在に支持する筒本体26を有し、締結手段により筒本体26をトレーラーの側部から着脱可能な支持部20と、水平フレームの下側から接地面へ昇降可能なジャッキ40と、支持部20と前記水平フレーム14に接続して水平フレーム14を前記メインフレーム12の軸方向上方へ引き上げ可能な吊上部30を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、特にトレーラーの側部に取り付けてトレーラーを所定の姿勢に保持可能なトレーラー用アウトリガーに関する。
図8は従来のトレーラー用アウトリガーの説明図である。図示のように従来のトレーラー用アウトリガー1は、フレーム本体2と、フレーム本体2のメインフレームの側部に取り付けた取付金具3と、フレーム本体2の下部に設けたプレート4と、ライナー5と、トレーラー6の側部に取り付けた取付具7と、ピン8を備え、取付金具3と取付具7とライナー5にはピン8を挿入可能な孔が設けられている。
このような構成のトレーラー用アウトリガー1は、取付具7の孔中心に取付金具3の孔中心とライナー5の孔中心を一致させた後、ピン8を孔に挿入してトレーラー6に取り付けることができる。そして、トレーラー用アウトリガー1の高さ調整は、ライナー5の厚み又は数量を変更して行っていた。
また、特許文献1,2に開示の従来のアウトリガーは、いずれもトレーラーの荷台の長手方向に延びるフレームと直交する方向(荷台中心から両側部に向かう方向)に延びる張出ビームを備えている。この張出ビームの先端には上下方向に進退移動するジャッキが取り付けられている。
特許文献3に開示の足場用アウトリガーは、足場の支柱に、アウトリガーを取り付けるための筒状部材を設けている。この筒状部材は、全体としてL字型の切り溝が形成され、アウトリガーの接続部を挿入可能としている。接続部に設けた突出部を切り溝の上から挿入し、下端に達したら接続部を回転させて外れ止めで保持している。これにより、アウトリガーの取り付けを簡単かつ確実に行うことができる。
実開昭60−157461号公報 特開2003−182988号公報 実開平5−61345号公報
しかしながら、図8のような従来のアウトリガーでは、アウトリガーを設置した後、トレーラー本体を少しでも移動させたい場合には、取り付けたトレーラー用アウトリガーをすべて取り外さなければならなかった。このため、一旦トレーラー用アウトリガーを取り付けた状態では、このわずかな移動ができなかった。
また、所定の場所でトレーラーに大型機器を搭載したままの状態で大型機器を稼動することがある。このとき、アウトリガーを用いてトレーラーを水平姿勢に固定保持する必要性が生じる。トレーラーのような長尺の荷台に特許文献1,2に開示のようなアウトリガーを適用すると、長尺のためアウトリガーが複数台必要となり、アウトリガーを駆動させるための機構を備えた荷台の構成が複雑化すると共にコストがかかるという問題があった。
また、特許文献3に開示のアウトリガーにおいても、アウトリガーの設置後、トレーラー本体を少し移動させたい場合には、アウトリガーがトレーラーを中心に開いた状態で取り付けられているため、アウトリガーを取り外すか、回転させるかしなければならなかったが、アウトリガーを持ち上げる機構は備えておらず、人手によるしかなかった。
そこで上記従来技術の問題点を解決するため、本考案は、取り付け又は取り外しが容易で、取り付け後、トレーラー側面からの開閉(旋回)動作が容易なトレーラー用アウトリガーを提供することを目的としている。
本考案は、上記の課題を解決するための第1の手段として、トレーラーの側部の上下方向に沿って軸心を配置可能なメインフレームと、前記メインフレームの下側から水平方向へ延出した水平フレームと、前記メインフレームの上側と前記水平フレームの先端を接続するサブフレームと、前記メインフレームを軸心に沿って昇降自在に又は軸回りに回転自在に支持する筒本体を有し、前記筒本体を締結手段により前記トレーラーの側部から着脱可能な支持部と、前記水平フレームの下側から接地面へ昇降可能なジャッキと、前記支持部と前記水平フレームに接続して前記水平フレームを前記メインフレームの軸方向上方へ引き上げ可能な吊上部を備えたことを特徴とするトレーラー用アウトリガーを提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するための第2の手段として、第1の手段において、前記メインフレームを支持する前記筒本体を貫通するピン孔と、前記ピン孔に挿通する固定ピンを有する固定部を備え、前記メインフレームは、前記水平フレームの軸方向を前記トレーラーの側面と直交させたとき前記筒本体のピン孔と重なる位置に第1ピン孔と、前記水平フレームの軸方向を前記トレーラーの側面と平行にしたとき前記筒本体のピン孔と重なる位置に第2ピン孔を設けたことを特徴とするトレーラー用アウトリガーを提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するための第3の手段として、第1又は2の手段において、前記メインフレームは、前記筒本体との接触面に補強部を設けたことを特徴とするトレーラー用アウトリガーを提供することにある。
上記構成による本考案によれば、締結手段によりトレーラーの側部へ着脱可能な支持部を備えているので、トレーラーの側部に着脱容易なトレーラー用アウトリガーを提供することができる。このため、トレーラー用アウトリガーをトレーラーに取り付けた後、トレーラーを移動させたいときにジャッキを上げて容易にトレーラー用アウトリガーの取り外し作業を行うことができる。
またメインフレームを軸回りに回転自在に支持する筒本体を備えているので、トレーラー用アウトリガーをトレーラーの側部から容易に開閉させる(旋回させる)ことができる。このため、トレーラー用アウトリガーをトレーラーに取り付けた後、トレーラーを移動させたいときに容易にトレーラー用アウトリガーをトレーラーの側部側へ旋回させてトレーラーを移動させることができる。
上記構成による本考案によれば、水平フレームをメインフレームの軸方向上方へ引き上げ可能な吊上部を備えているので、トレーラー用アウトリガーを上下方向へスライド移動させることができる。この吊上部によりジャッキが接地状態から吊り上った状態のため、開閉(旋回)動作の抵抗が少なくなり、重量物となるトレーラー用アウトリガーの開閉動作を容易に行うことができる。
上記構成による本考案によれば、フレームの開状態(アウトリガーがトレーラーと直交し、張り出した状態)又は閉状態(アウトリガーを90°旋回させてトレーラーと平行な格納状態)を固定ピンにより固定し、維持することができる固定部を備えているので、フレームの開状態においてトレーラーを水平状態など所定の姿勢に固定することができる。また、フレームの閉状態において、トレーラーの側部へ確実に固定することができる。
上記構成による本考案によれば、メインフレームと筒本体の接触面にSUS板巻による補強部を備えているので、フレームの開閉動作によって接触面の摩耗を減らし、必要に応じてSUS板を交換できる。また、SUS板のため接触面が塗装不要のため、剥がれた塗料が筒本体内部に詰まり、旋回しづらくなる状態を防止できる。
本考案のトレーラー用アウトリガーの構成概略を示す斜視図である。 本考案のトレーラー用アウトリガーをトレーラーに取り付けた正面図である。 本考案のトレーラー用アウトリガーの開動作を示すトレーラーの平面図および左側面図である。 図2のA−A断面図である。 本考案のトレーラー用アウトリガーの閉動作を示す説明図である。 変形例1のトレーラー用アウトリガーをトレーラーに取り付けた正面図である。 変形例2のトレーラー用アウトリガーの構成概略を示す斜視図である。 従来のトレーラー用アウトリガーの説明図である。
本考案のトレーラー用アウトリガーの実施形態を添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。図1は本考案のトレーラー用アウトリガーの構成概略を示す斜視図である。図2は本考案のトレーラー用アウトリガーをトレーラーに取り付けた正面図である。図3は本考案のトレーラー用アウトリガーの開動作を示すトレーラーの平面図および左側面図である。
[トレーラー用アウトリガー]
図1に示すように、本考案のトレーラー用アウトリガー10は、メインフレーム12と、水平フレーム14と、サブフレーム16と、支持部20と、吊上部30と、ジャッキ40と、固定部50を主な基本構成としている。
[メインフレーム]
メインフレーム12は、トレーラーの側面(一例として荷台の側面等)の上下方向(垂直方向)に沿って取り付け可能な円筒状のフレームである。メインフレーム12は、トレーラー11の重量を支える所定の剛性を備え、一般には鋼材を用いる。メインフレーム12は、上端にフレームの直径よりも大きい直径に設定された円柱状のストッパー13が取り付けられ、下端に後述する第1のジャッキ42が着脱可能に取り付けられている。
[水平フレーム]
水平フレーム14は、メインフレーム12の下端側から水平方向に延出するフレームである。水平フレーム14は、先端(メインフレーム12と接続する端部と反対側の端部)下面に後述する第2のジャッキ44が着脱自在に取り付けられている。水平フレーム14は、メインフレーム12と同様に、トレーラー11の重量を支える所定の剛性を備え、一般には鋼材を用いる。水平フレーム14の長さは、後述するトレーラー用アウトリガー10の閉動作において、隣接する他のトレーラー用アウトリガー10や既存設備と接触しない長さに設定されている。
[サブフレーム]
サブフレーム16は、一端がメインフレーム12の上端側と接続し、他端が水平フレーム14の先端と溶接等により接続したフレームである。サブフレーム16は、メインフレーム12、水平フレーム14と同様に、トレーラー11の重量を支える所定の剛性を備え、一般には鋼材を用いる。このようなサブフレーム16は、メインフレーム12と水平フレーム14の間のなす角(直角)に対して斜辺となる位置関係にあり、フレーム全体としてトラスを構造し剛性を高めている。
[支持部]
支持部20は、第1の支持部22と、第2の支持部24から構成されている。第1の支持部22は、メインフレーム12の上端側であって、メインフレーム12のストッパー13と、サブフレーム16が接続する箇所との間に取り付けられている。第2の支持部24は、メインフレーム12に取り付ける第1の支持部22よりも下方(第1のジャッキ42側)であって、サブフレーム16が接続する箇所と、水平フレーム14が接続する箇所との間に取り付けられている。そして、第1の支持部22及び第2の支持部24は、いずれも筒本体26と、取り付けプレート28を備えている。
筒本体26は、メインフレーム12の直径よりも大きく、ストッパー13の直径よりも小さい直径に設定された筒状の部材であり、筒本体26の孔にメインフレーム12を貫通させている。
筒本体26の外周には取り付けプレート28が取り付けられている。取り付けプレート28は、略矩形の平板であり、本実施例では、締結手段となるボルト等を挿入する孔29が形成されている。このような構成の支持部20は、容易にトレーラー11の側部へ取り付け又は取り外しすることができる。
[吊上部]
吊上部30は、第2の支持部24の筒本体26の外周に取り付けている。吊上部30は、フレームを吊り上げる手段であって、ホイスト、ワイヤーホイスト、ウィンチ等を適用することができ、本実施形態では一例としてチェーンブロックを用いている。吊上部30は、チェーン本体が第2の支持部24の筒本体26に設けたフックに取り付けられ、チェーン先端が水平フレーム14の上面に設けたフックに接続している。このような構成の吊上部30は、支持部20をトレーラー11の側面に取り付けた後、メインフレーム12の軸方向上方へ(第2の支持部24側)水平フレーム14を吊り上げることができる。また、吊上部30は、水平フレーム14の吊上げ時に、後述する第1ピン孔54と第2ピン孔56の距離に相当する寸法変化をチェーンブロック操作で高さ調整できる。
[ジャッキ]
ジャッキ40は、第1のジャッキ42と、第2のジャッキ44から構成されている。第1のジャッキ42は、メインフレーム12の下端に着脱可能に取り付けている。第2のジャッキ44は、水平フレーム14の先端側の下面に着脱可能に取り付けている。第1のジャッキ42及び第2のジャッキ44は、いずれも接地面に敷いたプレート46と接するおねじ部47と、おねじ部47のおねじに嵌合するめねじを内壁に形成した円筒状のめねじ部48から構成されている。おねじ部47は、本体の上部におねじが形成され、本体の下部に本体の軸回りを回転自在に接続する接地板が形成されている。そして、本体の断面視で本体の外周から四方へ突出したハンドル49が形成されている。このような構成のジャッキは、ハンドル49を回転させることにより、めねじ部48に螺合するおねじ部47のおねじが上下方向に移動し、フレームの高さ調整を行うことができる。
[変形例1]
図6は変形例1のトレーラー用アウトリガーをトレーラーに取り付けた正面図である。図示のように、変形例1のトレーラー用アウトリガー10は、水平フレーム14の先端側に取り付けた第2のジャッキ44のみの構成としている。このようなトレーラー用アウトリガー10は、図3に示すように、トレーラー11の前方側に取り付けている。これにより、車両の後輪と第1ジャッキのプレートの接触を回避することができる。
[固定部]
図4は図2のA−A断面図である。図5は本考案のトレーラー用アウトリガーの閉動作を示す説明図である。
固定部50は、ピン孔52と、第1ピン孔54と、第2ピン孔56と、固定ピン58から構成されている。
[ピン孔]
ピン孔52は、第1の支持部22及び第2の支持部24の筒本体26を、筒本体26の軸心と直行する方向に貫通させた孔である。ピン孔52は貫通した方向が取り付けプレート28の板面と平行となるように形成されている。
[第1ピン孔]
第1ピン孔54は、メインフレーム12の軸心と直交する方向、すなわち水平に貫通させた孔である。第1ピン孔54は、図2,図3に示すように、トレーラー用アウトリガー10をトレーラー11の側面から90°回転させて水平フレーム14の長手方向がトレーラー11の側面と直交する方向に配置して、ジャッキ40を接地させるときに、第1の支持部22及び第2の支持部24のピン孔52と重なる位置に設けている。
[第2ピン孔]
第2ピン孔56は、第1ピン孔54に対し、平面上90°の位置に水平に貫通させた孔である。第2ピン孔56は、図5に示すように、トレーラー用アウトリガー10の水平フレーム14がトレーラー11の側面と平行となるように配置して、ジャッキを取り外したときに、第1の支持部22及び第2の支持部24のピン孔52と重なる位置に設けている。このような第2ピン孔56は、第1ピン孔54に対し、平面上直交する方向に形成されている。また、メインフレーム12に設ける第2ピン孔56は、第1ピン孔54よりも下方に形成されている。
[固定ピン]
固定ピン58は、ピン孔52と第1ピン孔54の軸心を同一直線上に合わせたとき(トレーラー用アウトリガー10の開状態)、ピン孔52と第2ピン孔56の軸心を同一直線上に合わせたとき(トレーラー用アウトリガー10の閉状態)に挿入可能なピンである。ピン孔52に挿入した固定ピン58は、先端のおねじ(不図示)にナット(不図示)を螺合させて孔に固定することができる。また、固定ピン58は、アウトリガーを張り出して、ジャッキを下げてプレートに接地させたとき、荷重を支持するため、所定の強度に設定している。
このような構成のトレーラー用アウトリガー10は、トレーラー11の側面(荷台等)に左右対称に張り出すように複数取り付けられ、トレーラー11を所定の姿勢に支持することができるように、荷台の大きさに合わせて、そのサイズを任意に設計変更することができる。
[トレーラー用アウトリガーの作用]
次に上記構成による本考案のトレーラー用アウトリガー10の作用について図2、図3、図5に基づき説明する。現場等で停止したトレーラー11の側面(荷台等)にトレーラー用アウトリガー10を取り付ける。具体的には、図1の第1の支持部22及び第2の支持部24の取り付けプレート28の孔29に締結ボルトを挿入して図2のトレーラー11の側面に設けた締結孔(不図示)に螺合させて支持部20を固定する。このときメインフレーム12は、支持部20によって、回転自在に支持されている。そして、トレーラー用アウトリガー10をトレーラーの側面から90°回転させて水平フレーム14がトレーラー11の側面と直交する方向に配置し、ピン孔52と第1ピン孔54に固定ピン58を挿入して固定させる。次に、第1のジャッキ42及び第2のジャッキ44のハンドル49を回転させておねじ部47の接地板を下方向に移動させる。接地板がプレート46と接して、さらにハンドル47を回転させると固定ピン58が荷重を受けて、アウトリガーを固定できる。このような操作を複数のトレーラー用アウトリガー10で行い、トレーラー11を水平など所定の姿勢に調整する。
トレーラー用アウトリガー10をトレーラーに取り付けた後、トレーラーを移動させたい場合には、まず、ジャッキのハンドル47を回して接地板をプレート46から上げる。そして、吊上部30をチェーン操作して水平フレームを上方に少し吊り上げて固定ピン58に作用するせん断力を解除する。その後、固定ピン58を取り外す。さらに接地板を上げる。メインフレーム12を軸回りに回転させて、水平フレーム14がトレーラー11の側面と平行となる位置まで移動させる。次いで、第2ピン孔56がピン孔52に重なる高さまで吊上部30で吊上げる。そして、ピン孔52と第2ピン孔56に固定ピン58を挿入して固定させる。このような操作を複数のトレーラー用アウトリガー10で行う。アウトリガーが地盤から十分に離れたので、トレーラー用アウトリガー10を閉じた状態でトレーラー11を移動させることができる。
このような構成の本考案によれば、容易にトレーラー用アウトリガーの取り外し作業を行うことができる。また、トレーラー用アウトリガーをトレーラーに取り付けた後、トレーラーを移動させたいときに容易にトレーラー用アウトリガーをトレーラーの側部側へ旋回させることができる。
[変形例2]
図7は変形例2のトレーラー用アウトリガーの構成概略を示す斜視図である。図示のように変形例2のトレーラー用アウトリガー10は、メインフレーム12と筒本体26が接触する箇所に補強部60を取り付けている。補強部60は、所定の剛性を備え、材質にSUS板を用い、メインフレーム12に巻き付けることができる厚みに設定されている。具体的に補強部60は、筒本体26がメインフレーム12を上下動する箇所に巻き付けている。このような構成の変形例2のトレーラー用アウトリガー10によれば、メインフレームと筒本体の接触面にSUS板巻による補強部を備えているので、フレームの開閉動作によって接触面の摩耗を減らし、必要に応じてSUS板を交換できる。また、SUS板のため接触面が塗装不要のため、剥がれた塗料が筒本体内部に詰まり、旋回しづらくなる状態を防止できる。
本考案のトレーラー用アウトリガーは、特に長尺な荷台の姿勢保持に有用である。
1………トレーラー用アウトリガー、2………フレーム本体、3………取付金具、4………プレート、5………ライナー、6………トレーラー、7………取付具、8………ピン、10………トレーラー用アウトリガー、11………トレーラー、12………メインフレーム、13………ストッパー、14………水平フレーム、16………サブフレーム、20………支持部、22………第1の支持部、24………第2の支持部、26………筒本体、28………取り付けプレート、29………孔、30………吊上部、40………ジャッキ、42………第1のジャッキ、44………第2のジャッキ、46………プレート、47………おねじ部、48………めねじ部、49………ハンドル、50………固定部、52………ピン孔、54………第1ピン孔、56………第2ピン孔、58………固定ピン、60………補強部。

Claims (3)

  1. トレーラーの側部の上下方向に沿って軸心を配置可能なメインフレームと、
    前記メインフレームの下側から水平方向へ延出した水平フレームと、
    前記メインフレームの上側と前記水平フレームの先端を接続するサブフレームと、
    前記メインフレームを軸心に沿って昇降自在に又は軸回りに回転自在に支持する筒本体を有し、前記筒本体を締結手段により前記トレーラーの側部から着脱可能な支持部と、
    前記水平フレームの下側から接地面へ昇降可能なジャッキと、
    前記支持部と前記水平フレームに接続して前記水平フレームを前記メインフレームの軸方向上方へ引き上げ可能な吊上部を備えたことを特徴とするトレーラー用アウトリガー。
  2. 前記メインフレームを支持する前記筒本体を貫通するピン孔と、前記ピン孔に挿通する固定ピンを有する固定部を備え、前記メインフレームは、前記水平フレームの軸方向を前記トレーラーの側面と直交させたとき前記筒本体のピン孔と重なる位置に第1ピン孔と、前記水平フレームの軸方向を前記トレーラーの側面と平行にしたとき前記筒本体のピン孔と重なる位置に第2ピン孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載のトレーラー用アウトリガー。
  3. 前記メインフレームは、前記筒本体との接触面に補強部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のトレーラー用アウトリガー。
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