JP6816618B2 - フロート格納装置およびフロート格納方法 - Google Patents
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Description
(クローラクレーンの構成)
第1の実施形態のフロート格納装置は、作業機械であるクローラクレーンに設けられている。クローラクレーン10の側面図である図1に示すように、クローラクレーン10は、クローラ式の下部走行体11に上部旋回体12が旋回可能に搭載された構成となっている。なお、作業機械は、クローラクレーン10に限定されず、クローラ式のショベル等であってもよい。
クローラクレーン10は、図3に示すように、フロート29を格納するフロート格納装置1を有している。フロート格納装置1は、第1の軸部材2と、第2の軸部材3(図4参照)と、リンク部材4と、を有している。
図6にも示すように、キャスター8は、フロート29に設けられている。また、図5に示すように、キャスター8は、底板45における、第1の軸部材2が配置されたシリンダ本体31の図中右側の側面側とは反対側の側方に配置されている。キャスター8は、接地した際に、地面上を転動することが可能である。なお、キャスター8は、フロート29の底板45の図中左側の側方だけでなく、図中右側の側方にも設けられていてもよい。
次に、図面を参照しながら、フロート格納装置の動作(フロート格納方法)について説明する。
以上に述べたように、本実施形態に係るフロート格納装置1およびフロート格納方法によると、第2の軸部材3がリンク部材4の第2の孔4bに挿通され、フロート29がジャッキシリンダ27から取り外されているときに、フロート29は、第1の軸部材2を中心に回動自在になるとともに、第2の軸部材3を中心に回動自在になる。まず、ジャッキシリンダ27から取り外したフロート29を、第2の軸部材3を中心に回動させることで、フロート29の底板45の端部が第1の軸部材2に当接する第1の状態にする。この第1の状態から、フロート29の底板45の端部を第1の軸部材2に当接させながら、フロート29を第1の軸部材2を中心に回動させることで、フロート29の底板45がジャッキシリンダ27の側面に対向する第2の状態にする。第1の状態から第2の状態にする際に、フロート29の底板45の端部を第1の軸部材2に当接させた状態を維持することで、フロート29を回動させる作業に要する操作力を、フロート29の質量の半分以下に抑えることができる。また、ジャッキシリンダ27に取り付けられた第1の軸部材2と、フロート29に設けられた第2の軸部材3とを、リンク部材4で連結するという簡素な構成であるので、組立時間を短縮し、質量やコストを削減することができる。これにより、簡素な構成で作業者の負担を軽減させることができる。
次に、第2実施形態のフロート格納装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、第1実施形態と共通する構成およびそれにより奏される効果については説明を省略し、主に、第1実施形態と異なる点(リンク部材の構成等)について説明する。なお、第1実施形態と同じ部材については、第1実施形態と同じ符号を付している。
本実施形態のフロート格納装置101は、図4をD方向から見た図である図18に示すように、リンク部材4の代わりに、2つのリンク部材104aがピン104bで結合されたリンク機構104を有している。リンク部材104aの両端部に形成された孔は、どちらも丸孔である。
次に、図4をD方向から見た図である図18〜図24を参照しつつ、ジャッキシリンダ27の下端部に装着されたフロート29をジャッキシリンダ27の側方に格納する手順について説明する。なお、図18〜図24においては、キャスター8および固定機構7の図示を省略している。
2 第1の軸部材
3 第2の軸部材
4 リンク部材
4a 第1の孔
4b 第2の孔
5 取付ピン
6 抜け止めピン
7 固定機構
7a 固定具
7b 貫通孔
7c 固定ピン
7d 抜け止めピン
8 キャスター
10 クローラクレーン
11 下部走行体
12 上部旋回体
13 運転室
14 ブーム
15 ガイドシーブ
16 巻上ロープ
17 フック
18 カウンタウエイト
19 ガントリ
20 下部スプレッダ
21 ブームガイライン
22 上部スプレッダ
23 ブーム起伏用ロープ
24 トラックフレーム
25 走行体
26 ビーム
27 ジャッキシリンダ
28 ピン
29 フロート
31 シリンダ本体
32 取付部材
33 シリンダロッド
33a 頭部
33b 首部(凹部)
41 ボス部
41a 球面
42 鍔部
42a 凸部
42b ピン孔
43 支柱パイプ材
44 ピン支持部
45 底板
104 リンク機構
104a リンク部材
104b ピン
Claims (6)
- 作業機械に設けられて機体をジャッキアップするジャッキシリンダの下端部に装着されるフロートを格納するフロート格納装置であって、
前記ジャッキシリンダが固定されたビーム、または、前記ジャッキシリンダに取り付けられて、前記ジャッキシリンダの側面側に配置され、水平方向に延びる第1の軸部材と、
前記フロートの両面にそれぞれ設けられ、前記水平方向に延びる第2の軸部材と、
前記ジャッキシリンダの両側にそれぞれ配置され、前記第1の軸部材が挿通する第1の孔が一端部に形成されるとともに、前記ジャッキシリンダのロッドの伸縮長さが所定の長さまで収縮された際に前記第2の軸部材が着脱可能に挿通可能な第2の孔が他端部に形成されたリンク部材と、
前記ジャッキシリンダから取り外された前記フロートを、前記フロートの底板が前記ジャッキシリンダの前記側面に対向する状態で、前記ビームまたは前記ジャッキシリンダに固定することが可能な固定機構と、
を有することを特徴とするフロート格納装置。 - 前記ロッドの伸縮長さが前記所定の長さまで収縮されて前記第2の軸部材が前記第2の孔に挿通され、前記フロートが前記ジャッキシリンダから取り外されているときに、前記フロートは、前記第1の軸部材を中心に回動自在であるとともに、前記第2の軸部材を中心に回動自在であり、
前記ジャッキシリンダから取り外された前記フロートが前記第2の軸部材を中心に回動されることで、前記フロートの前記底板の端部が前記第1の軸部材に当接する第1の状態にされ、この第1の状態から、前記フロートの前記底板の端部を前記第1の軸部材に当接させながら、前記フロートが前記第1の軸部材を中心に回動されることで、前記フロートの前記底板が前記ジャッキシリンダの前記側面に対向する第2の状態にされることを特徴とする請求項1に記載のフロート格納装置。 - 前記第2の軸部材は、前記フロートの重心位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフロート格納装置。
- 前記ジャッキシリンダの前記ロッドの下端部に形成された凹部に、前記フロートの上端部に設けられた凸部を水平方向から嵌合させることで、前記ジャッキシリンダの下端部に前記フロートが着脱可能に装着されており、
前記第1の孔および前記第2の孔の少なくとも一方が、長孔であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフロート格納装置。 - 前記フロートに設けられ、前記底板における前記ジャッキシリンダの前記側面側とは反対側の側方に配置されたキャスターをさらに有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のフロート格納装置。
- 作業機械に設けられて機体をジャッキアップするジャッキシリンダの下端部に装着されるフロートを格納するフロート格納方法であって、
前記ジャッキシリンダが固定されたビーム、または、前記ジャッキシリンダに取り付けられて、前記ジャッキシリンダの側面側に配置され、水平方向に延びる第1の軸部材が、前記ジャッキシリンダの両側にそれぞれ配置されたリンク部材の一端部に形成された第1の孔に挿通された状態から、前記ジャッキシリンダのロッドの伸縮長さを所定の長さまで収縮させて、前記リンク部材の他端部に形成された第2の孔に、前記フロートの両面にそれぞれ設けられ、前記水平方向に延びる第2の軸部材を挿通させる第1ステップと、
前記フロートを前記ジャッキシリンダから取り外す第2ステップと、
前記ジャッキシリンダから取り外した前記フロートを前記第2の軸部材を中心に回動させることで、前記フロートの底板の端部が前記第1の軸部材に当接した第1の状態にする第3ステップと、
前記第1の状態から、前記フロートの前記底板の端部を前記第1の軸部材に当接させながら、前記フロートを前記第1の軸部材を中心に回動させることで、前記フロートの前記底板が前記ジャッキシリンダの前記側面に対向する第2の状態にする第4ステップと、
前記第2の状態の前記フロートを、前記ビームまたは前記ジャッキシリンダに固定する第5ステップと、
を有することを特徴とするフロート格納方法。
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JP2017077096A JP6816618B2 (ja) | 2017-04-07 | 2017-04-07 | フロート格納装置およびフロート格納方法 |
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JP2018176907A JP2018176907A (ja) | 2018-11-15 |
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Family Applications (1)
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