JP6816619B2 - フロート格納装置 - Google Patents
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Description
(クローラクレーンの構成)
第1の実施形態のフロート格納装置は、作業機械であるクローラクレーンに設けられている。クローラクレーン10の側面図である図1に示すように、クローラクレーン10は、クローラ式の下部走行体11に上部旋回体12が旋回可能に搭載された構成となっている。なお、作業機械は、クローラクレーン10に限定されず、クローラ式のショベル等であってもよい。
図2をB方向から見た図である図3、図4に示すように、クローラクレーン10は、フロート29を格納するフロート格納装置1を有している。フロート格納装置1は、支持機構2を有している。支持機構2は、ジャッキシリンダ27を、起立した状態と、傾倒した状態との間で移動可能に支持するものである。
次に、図面を参照しながら、フロート格納装置の動作(フロート格納方法)について説明する。
以上に述べたように、本実施形態に係るフロート格納装置1によると、ジャッキシリンダ27のシリンダロッド33の伸縮長さを所定の長さまで収縮させると、第1の溝61aの開口から溝61内に軸部材4を挿入することが可能になる。シリンダロッド33の伸縮長さを所定の長さまで収縮させて、フロート29をジャッキシリンダ27から取り外した状態で、第1の溝61aの開口から溝61内に挿入した軸部材4を第4の溝61dの端まで移動させながら、フロート29の底面45aがジャッキシリンダ27の側面とは反対側を向くようにフロート29を回動させる。第1の溝61a内、第3の溝61c内、第4の溝61d内で軸部材4を移動させるとき、ガイド部材3によってフロート29の全質量の一部が支持されるので、フロート29の全質量を支える必要がない。第2の溝61b内で軸部材4を移動させるとき、フロート29の全質量を支える必要があるが、移動距離が短いため、作業者にとって大きな負担にはならない。そして、軸部材4を第4の溝61dの端まで移動させると、フロート29の全質量はガイド部材3によって支持される。これにより、作業者の負担を軽減させることができる。
次に、第2実施形態のフロート格納装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、第1実施形態と共通する構成およびそれにより奏される効果については説明を省略し、主に、第1実施形態と異なる点(付勢手段等)について説明する。なお、第1実施形態と同じ部材については、第1実施形態と同じ符号を付している。
本実施形態のフロート格納装置101は、図3のI−I断面図である図13に示すように、付勢手段6を有している。付勢手段6は、ジャッキシリンダ27を傾倒させる方向に付勢するものである。付勢手段6は、具体的には、固定ピン51に巻回されたぜんまいばねであり、一端が固定ピン51を介してビーム26に、他端が取付部32に、それぞれ係合されている。
次に、図2をB方向から見た図である図14〜図17を参照しつつ、ジャッキシリンダ27の下端部に装着されたフロート29をジャッキシリンダ27の側方に格納する手順について説明する。
以上に述べたように、本実施形態に係るフロート格納装置101によると、付勢手段6で、ジャッキシリンダ27を傾倒させる方向に付勢することで、ジャッキシリンダ27を、起立した状態から傾倒した状態に、小さな操作力で移動させることができる。これにより、作業者の負担をさらに軽減させることができる。
2 支持機構
3 ガイド部材
4 軸部材
5 固定機構
5a ピン孔
5b 固定ピン
6 付勢手段
10 クローラクレーン
11 下部走行体
12 上部旋回体
13 運転室
14 ブーム
15 ガイドシーブ
16 巻上ロープ
17 フック
18 カウンタウエイト
19 ガントリ
20 下部スプレッダ
21 ブームガイライン
22 上部スプレッダ
23 ブーム起伏用ロープ
24 トラックフレーム
25 走行体
26 ビーム
27 ジャッキシリンダ
28 ピン
29 フロート
31 シリンダ本体
32 取付部
33 シリンダロッド
33a 頭部
33b 首部
41 ボス部
41a 球面
42 鍔部
42a 凸部
42b ピン孔
45a 底面
51 固定ピン
52a,52b ピン孔
53 ロックピン
61 溝
61a 第1の溝
61b 第2の溝
61c 第3の溝
61d 第4の溝
Claims (5)
- 作業機械に設けられて機体をジャッキアップするジャッキシリンダの下端部に装着されるフロートを格納するフロート格納装置であって、
前記ジャッキシリンダの両側にそれぞれ設けられて、下部から上部にかけて溝が形成されたガイド部材と、
前記フロートの両面にそれぞれ取り付けられ、水平方向に延びた軸部材と、
前記ジャッキシリンダから取り外された前記フロートを、前記軸部材が前記溝内に配置されて前記溝の上側の端に位置された状態、且つ、前記フロートの底面が前記ジャッキシリンダの側面とは反対側を向いた状態で、前記ガイド部材に固定することが可能な固定機構と、
を有し、
前記溝は、前記ガイド部材の側面における、前記ジャッキシリンダのロッドの伸縮長さが所定の長さまで収縮された際に前記軸部材に対向する個所に開口を有して水平方向に延びる第1の溝と、上下方向に延びる第2の溝と、湾曲しながら前記第1の溝の前記開口とは反対側の端と前記第2の溝の下端とをつなぐ第3の溝と、前記第2の溝の上端から前記第2の溝の側方にかけて上に凸な形状に形成された第4の溝と、を有することを特徴とするフロート格納装置。 - 前記ロッドの伸縮長さが前記所定の長さまで収縮されて、前記フロートが前記ジャッキシリンダから取り外された状態で、前記第1の溝の前記開口から前記溝内に挿入された前記軸部材が前記第4の溝の端まで移動されながら、前記フロートの前記底面が前記ジャッキシリンダの前記側面とは反対側を向くように前記フロートが回動されることを特徴とする請求項1に記載のフロート格納装置。
- 前記ジャッキシリンダを、起立した状態と、傾倒した状態との間で移動可能に支持する支持機構をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載のフロート格納装置。
- 前記ジャッキシリンダを傾倒させる方向に付勢する付勢手段をさらに有することを特徴とする請求項3に記載のフロート格納装置。
- 作業機械に設けられて機体をジャッキアップするジャッキシリンダの下端部に装着されるフロートを格納するフロート格納方法であって、
前記ジャッキシリンダのロッドの伸縮長さを所定の長さまで収縮させ、前記フロートを前記ジャッキシリンダから取り外しながら、前記フロートの両面にそれぞれ取り付けられて水平方向に延びた軸部材を、前記ジャッキシリンダの両側にそれぞれ設けられたガイド部材の下部から上部にかけて形成された溝のうち、水平方向に延びる第1の溝の、前記軸部材に対向する開口から前記溝内に挿入する第1ステップと、
前記第1の溝、上下方向に延びる第2の溝、湾曲しながら前記第1の溝の前記開口とは反対側の端と前記第2の溝の下端とをつなぐ第3の溝、および、前記第2の溝の上端から前記第2の溝の側方にかけて上に凸な形状に形成された第4の溝を、前記第1の溝、前記第3の溝、前記第2の溝、前記第4の溝の順番で、前記第4の溝の端まで前記軸部材を移動させながら、前記フロートの底面が前記ジャッキシリンダの側面とは反対側を向くように前記フロートを回動させる第2ステップと、
前記軸部材が前記溝内に配置されて前記第4の溝の端に位置された状態、且つ、前記フロートの前記底面が前記ジャッキシリンダの前記側面とは反対側を向いた状態で、前記フロートを前記ガイド部材に固定する第3ステップと、
を有することを特徴とするフロート格納方法。
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Family Applications (1)
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