JP3187349B2 - 車両用シート回転装置 - Google Patents

車両用シート回転装置

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JP3187349B2 JP24330397A JP24330397A JP3187349B2 JP 3187349 B2 JP3187349 B2 JP 3187349B2 JP 24330397 A JP24330397 A JP 24330397A JP 24330397 A JP24330397 A JP 24330397A JP 3187349 B2 JP3187349 B2 JP 3187349B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを前向きか
ら後向きに転換可能とする車両用シート回転装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来車両用シート回転装置として特開昭
59−14526号公報に開示されているものがある。
これはフロアに固定される固定板にシートが固定される
回転板を回転自在に支承せしめ、シートの側端部におい
て回転板にシートベルトを固定し、回転板の上記シート
ベルト固定部下面に上部フックを設けるとともに固定板
上面に下部フックを設け、シートが前向きおよび後向き
のとき上部フックと下部フックが係合して回転板にシー
トベルト荷重がかかったとき回転板が固定板から剥離す
るのを防止するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記構造では、
シート側端部の下方において、回転板および固定板に上
部フックおよび下部フックが設けられるため、大型のシ
ートの場合、固定板および回転板をシートに合わせて大
きくしなければならず、重量が重くなったり、後部シー
ト着座者の足元のスペースが狭くなるという問題があっ
た。そこで本発明は、大型のシートに適用する場合でも
小型化が可能な車両用シート回転装置を提供することを
課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、フロア
に固定される固定板1に回転板2を回転自在に支承せし
め、回転板2にはその外周縁に斜め上方に起立する起立
部27,28を設け、起立部28にシートおよびシート
ベルト5を固定するようにした車両用シート回転装置に
おいて、上記回転板2のシートベルト固定部282下面
に、上記回転板2の起立部28に沿って下方へ延在する
上部係合部材62を、回転板2の起立部28とで閉断面
を形成するように固着し、シートが前向きおよび後向き
のとき上記上部係合部材62と係合する下部係合部材6
3を固定板1上面に固着したことを特徴とする。
【0005】上記構成によれば、上部係合部材62は起
立部28に沿って下方へ延在し、起立部28のシートベ
ルト固定部282より中央よりで下部係合部材63と係
合するためシート回転装置を小さくすることができる。
また回転板2にかかるシートベルト荷重は、起立部28
および各係合部材62,63を通って固定板1に伝達さ
れるが、起立部28と上部係合部材62とで閉断面が形
成されているため起立部28が変形することはない。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明にかかる第1の実施の形態
について図1〜図2に基づいて説明する。図1に示すよ
うに、シートトラックTを介してフロアに固定される固
定板1に、シートに固定される回転板2が回転自在に支
承されている。図2に示すように固定板1の中央には外
周部11より一段高い第1環状部12が形成されてい
る。第1環状部12の中央にはさらに一段高い第2環状
部13が形成され、第1環状部13の中央には円形の開
口14が形成されている。また第1環状部12の上面に
は環状溝15が形成されている。
【0007】回転板2の中央には外周部21より一段低
い環状部22が形成され、環状部22の中央には円形の
開口24が形成されている。環状部22の下面には固定
板1の環状溝15と対向する第1環状溝25が形成さ
れ、環状部22の上面には第1環状溝25の内側に第2
環状溝26が形成されている。固定板1の環状溝15と
回転板2の第1環状溝25との間には、図略の保持器に
よって等間隔に保持された複数のボール3が配設されて
おり、回転板2が固定板1に対して離間して回転するよ
うになっている。
【0008】固定板1と回転板2は回転板2の開口24
から固定板1の第2環状部13が若干突出するように嵌
合しており、この突出した第2環状部13に、回転板2
を固定板1に対して離脱しないように保持する保持板4
が固定されている。保持板4の中央には固定板1の開口
14と同径の円形の開口44が形成されている。また保
持板4の下面には回転板2の第2環状溝26と対向する
環状溝46が形成されている。回転板2の第2環状溝2
6と保持板4の環状溝46との間にも、図略の保持器に
よって等間隔に保持された複数のボール3が配設されて
おり、回転板2が保持板4に対して離間して回転するよ
うになっている。また回転板2と固定板1の間には図略
のロック装置が設けられており、シートが前向きおよび
後向きにある時回転板2を固定板1に対してロックでき
るようになっている。
【0009】図1に示すように、回転板2の外周縁の4
角には斜め上方に起立する起立部27,28がそれぞれ
延設され、4つの起立部27,28の上端にはシート固
定部271,281が形成されている。また4つの起立
部27,28のうち後側に位置する2つの起立部28の
上端にはシートベルト5が固定されるシートベルト固定
部282が形成されている。シートベルト5は、図示例
の場合巻取式である。
【0010】前側に位置する2つの起立部27の下端に
は下方に垂下する前側上部係合部材61が固着されてい
る。また後側に位置する2つの起立部28の下面には、
起立部28の上端から起立部28に沿って下方へ延在す
る後側上部係合部材62(左側のみ図示)が固着されて
いる。各上部係合部材61,62の下端には断面U字状
の係合部611,622が形成されている。図2に示す
ように、後側上部係合部材62の上端は起立部28のシ
ート固定部281(図1)およびシートベルト固定部2
82に重合しており、シートおよびシートベルト5は起
立部28と上部係合部材62の両方を貫通するボルト7
によって固定されている。また起立部28および後側上
部係合部材62にはそれぞれ長手方向に膨出部283,
621が形成されている。そして図3に示すように、起
立部28と後側上部係合部材62は膨出部283,62
1の幅方向両側で溶接され閉断面を形成している。
【0011】一方、図1に示すように、固定板1の外周
部上面の4角には下部係合部材63が上方に起立して設
けられており、その上端には図2に示すように断面逆U
字状の係合部631が形成されている。そしてシートが
前向きおよび後向きのとき上部係合部材61,62の係
合部611,622と下部係合部材63の係合部631
が上下方向で係合する。
【0012】上記構成によれば、回転板2にシートベル
ト荷重がかかった場合、後側上部係合部材62と下部係
合部材63とが係合しているため、回転板2が固定板1
から剥離するのが防止される。またこのとき回転板2に
かかるシートベルト荷重は、起立部28および各係合部
材62,63を通って固定板1に伝達されるが、起立部
28と後側上部係合部材62とで閉断面が形成されてい
るため、起立部28が変形することはない。
【0013】つぎに第2の実施の形態について図4〜図
7に基づいて説明する。なお第1の実施の形態と同一の
機能を有する部品については同一の符号を付けて説明を
省略する。第1の実施の形態ではシートベルト5を回転
板2の起立部28および後側上部係合部材62の両方を
貫通するボルト7によって固定したが、第2の実施の形
態は図4〜図7に示すように、閉断面部における後側上
部係合部材62にのみボルト7で固定する構造である。
この構造でも第1の実施の形態と同様の作用効果を奏す
ることができる。
【0014】なお第1および第2の実施の形態ではシー
トベルト5は回転板2の後側に位置する2つの起立部2
8に固定されているため、シートベルト荷重のほとんど
が回転板2の後側において起立部28および各係合部材
62,63を通って固定板1に伝達される。したがって
回転板2の前側では後側のように起立部27と前側上部
係合部材61とで閉断面を形成して補強する必要はな
い。また前側上部係合部材61を省略することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかるシート回転装置を示す
図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】第2の実施形態にかかるシート回転装置を示す
図である。
【図5】図4のC−C断面図である。
【図6】図4のD−D断面図である。
【図7】図4のE−E断面図である。
【符号の説明】
1…固定板 2…回転板 28…起立部 281…シート固定部 282…シートベルト固定部 62…上部係合部 63…下部係合部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアに固定される固定板に回転板を回
    転自在に支承せしめ、回転板にはその外周縁に斜め上方
    に起立する起立部を設け、起立部にシートおよびシート
    ベルトを固定するようにした車両用シート回転装置にお
    いて、 上記回転板のシートベルト固定部下面に、上記回転板の
    起立部に沿って下方へ延在する上部係合部材を、回転板
    の起立部とで閉断面を形成するように固着し、シートが
    前向きおよび後向きのとき上記上部係合部材と係合する
    下部係合部材を固定板上面に固着したことを特徴とする
    車両用シート回転装置。
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JP3919206B2 (ja) * 2002-03-27 2007-05-23 株式会社タチエス シート回転機構
KR100554104B1 (ko) * 2004-03-08 2006-02-22 (주)디에스시 차량용 시트 회전장치

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