JPS62996Y2 - - Google Patents

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JPS62996Y2
JPS62996Y2 JP1980124796U JP12479680U JPS62996Y2 JP S62996 Y2 JPS62996 Y2 JP S62996Y2 JP 1980124796 U JP1980124796 U JP 1980124796U JP 12479680 U JP12479680 U JP 12479680U JP S62996 Y2 JPS62996 Y2 JP S62996Y2
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JP
Japan
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seat
rear frame
stopper pin
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stopper
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JP1980124796U
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JPS5747556U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、多目的乗用車等で荷室確保の為折畳
むことのできるシートベルトアンカー組込み座席
の固定構造に関する。
従来のシートベルトアンカー組込み座席の固定
構造としては、実開昭55−63242号公報等にて知
られており、例えば第1図乃至第4図に示すよう
なものがある。
すなわち図中1はシートクツシヨン2とこのシ
ートシートクツシヨン2に対して軸3を介して矢
印aで示すように回転可能なシートバツク4とよ
りなる座席で、この座席1のシートシートクツシ
ヨン2の前端にはシート支持フレーム5に溶着さ
れた前側レツグ6が設けられ、この前側レツグ6
の下端がフロア7に固設されたブラケツト8に軸
9を介して回動自在に連結され(第2図参照)、
もつてこの座席1は第5図において矢印bで示す
ように軸9を回転中心に図示しないスプリングに
より回動して折畳まれ荷室10が確保されるもの
である。前記座席1のシートシートクツシヨン2
の後部にはロツク機構11が設けられている。こ
のロツク機構11はシートシートクツシヨン2の
後部に内蔵し前記フレーム5と一体の座席後部フ
レーム12に固設したブラケツト13に共通の軸
14によりその基部が回動自在に取り付けられた
一対のフツク15a,15bと、フロア7に固設
されたフツク15a,15bが係合するストライ
カ16と、フツク15a,15bを常時ストライ
カ16に係合する向きに付勢するスプリング17
a,17bと、前記共通軸14に一体に取り付け
られたロツク解除ハンドル18とにより構成され
ており、解除ハンドル18をスプリング17a,
17bに抗して矢印c方向(第3図参照)に回動
すると、フツク15a,15bが回動してストラ
イカ16との係合が外れ座席1のロツクが解除さ
れ前述したように座席1が跳ね上り折畳み状態と
なるものである。なお、座席1を折畳み状態から
元の乗員着座状態に戻せば、前記フツク15a,
15bはスプリング17a,17bの作用により
ストライカ16に自動的に係合するようになつて
いる。
さらに前記座席後部フレーム12にはシートベ
ルト24のアンカープレート25が固設されてい
る。このアンカープレート25および前記ブラケ
ツト13は前記座席後部フレーム12に該フレー
ム12に溶接したナツト26およびこれに螺結す
る緊締ボルト27を介して共締めにより固設され
ている。
しかして車両衝突時乗員に荷重が加わつた場
合、この荷重はシートベルト24およびアンカー
25を介してロツク機構11により抑止するが、
衝突荷重が所定より大きい場合にはロツク機構1
1だけでは該荷重を負担できない恐れがある。し
たがつてこの場合、シートベルトアンカー25と
一体の座席後部フレーム12が変形することを利
用して機能するストツパー機構19がロツク機構
11とは別に設けられている。このストツパー機
構19は前記座席後部フレーム12に溶接により
固着したストツパーピン20と、前記フロア7に
ブラケツト21介して固設された前記ストツパー
ピン20が挿入される該ストツパーピン20より
大径の係合穴22を有する受部材23とより構成
され、座席後部フレーム12変形時、ストツパー
ピン20と受部材23の係合穴22の摩擦係合力
により座席1を前記ロツク機構11とと共に着座
状態を保持するが、通常時のロツク機構11のロ
ツク解除時にはストツパーピン20と係合穴22
との係合関係はないので座席1の円滑な跳ね上り
動作を何ら阻害することがなく、又特に座席1の
前後方向の移動を完全に阻止する機能を有してい
る。なお、ストツパーピン20と受部材23の取
付部位は逆でも良い。すなわちストツパーピン2
0をフロア7側および受部材23を後部フレーム
12側に取り付けても良い。又、前記ストライカ
16の基部と受部材23のブラケツト21の基部
はフロア7に緊締ボルト28を介して共締めによ
り固定されている。
しかしながら、このような従来のシートベルト
アンカー組込み座席の固定構造にあつては、前述
したように車両衝突時の慣性によりシートベルト
アンカー部に高負荷が加わつた場合、通常ロツク
機構11およびストツパー機構19の両者により
その負荷が負担されるが、ストツパーピン20が
単に受部材23の係合穴22に差し込まれすべり
止めがなく摩擦力のみで負荷に対抗する構造のス
トツパー機構19では負荷が異常に強力な場合に
はストツパーピン20が変形して係合穴22から
抜けてしまつたりしてそのストツパー機能が発揮
されず、主としてロツク機構だけが荷重を負担す
ることとなるが、遂にはその荷重に耐えきれず破
壊又はロツクオフに至り座席1が跳ね上がり非常
に危険であるという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、座席のストツパー機構のストツ
パーピンに車両衝突時の慣性による強力な負荷が
加わり座席後部フレームが変形したとき受部材の
係合穴縁部に係止される係止部を設けることによ
り、上記問題点を解決することを目的としてい
る。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第6図は、本考案の一実施例を示す図である。
なお、従来と同一の部品、部位には同一の符号
を付してその説明を省略する。
まず構成を説明すると、前記ストツパー機構1
9のストツパーピン20に、衝突時の慣性による
強力な負荷が加わり座席後部フレーム12が変形
したとき受部材23の係合穴22の縁部に係止さ
れる係止部たる環状溝29を設ける。
本考案はかかる構成につき、衝突時の慣性によ
りシートベルトアンカープレート25部に強大な
荷重が加わつた場合、第7図に示すように、座席
後部フレーム12が変形しストツパー機構19の
ストツパーピン20又は受部材23の係合穴22
の中心軸は変位するが、ストツパーピン20の環
状溝29が受部材23の係合穴22の縁部に係止
され、もつてストツパーピン20は受部材23の
係合穴22から抜けることがなく、ストツパー機
構19はロツク機構11と共に負荷を負担すべく
その機能が全うされる訳である。
なお、第8図に示すように係止部は環状突起3
0でもよい。この場合環状突起30の外径は受部
材23の係合穴22より小径であることは言うま
でもない。
以上説明してきたように、本考案によれば、そ
の構成を座席の後部にロツク機構とは別に設けた
ストツパー機構のストツパーピンに、車両衝突時
の慣性による強力な負荷が加わり座席後部フレー
ムが変形したとき受部材の係合穴縁部に係止され
る係止部を設けたため、座席ロツクアツセンブリ
ーを従来通り簡素化、軽量化しつつ、衝突時の慣
性によつて座席が前倒れすることを完全に防止す
ることができ、シートベルト装着時の乗員の安全
を確保することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の座席の固定構造の側面図、第2
図はその一部々品の斜視図、第3図は同じく他の
部品の分解斜視図、第4図は第3図の矢視図、
第5図は座席の折り畳み状態を示す側面図、第6
図は本考案の一実施例の要部分解斜視図、第7図
は本考案の作用説明用一部断面側面図、第8図は
本考案の他の実施例を示す断面図である。 1……座席、2……シートシートクツシヨン、
7……フロア、9……軸、11……ロツク機構、
12……座席後部フレーム、13……ブラケツ
ト、15a,15b……フツク、16……ストラ
イカ、19……ストツパー機構、20……ストツ
パーピン、22……係合穴、23……受部材、2
4……シートベルト、25……アンカープレー
ト、29……環状溝(係止部)、30……環状突
起(係止部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座席の前端に回転中心を有し折畳み可能で、か
    つ座席の後部にフツクとストライカとよりなるロ
    ツク機構および座席後部フレーム又はフロアの一
    方に設けたストツパーピンと他方に設けたこのス
    トツパーピンに係合する係合穴を有する受部材と
    よりなるストツパー機構を夫々備え、前記座席後
    部フレームにシートベルトアンカーを固定したシ
    ートベルトアンカー組込み座席の固定構造におい
    て、前記ストツパー機構のストツパーピンに、車
    両衝突時の慣性による強力な負荷が加わり前記座
    席後部フレームが変形したとき前記受部材の係合
    穴の縁部に係止される係止部を設けたことを特徴
    としたシートベルトアンカー組込み座席の固定構
    造。
JP1980124796U 1980-09-01 1980-09-01 Expired JPS62996Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980124796U JPS62996Y2 (ja) 1980-09-01 1980-09-01

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JP1980124796U JPS62996Y2 (ja) 1980-09-01 1980-09-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5747556U JPS5747556U (ja) 1982-03-17
JPS62996Y2 true JPS62996Y2 (ja) 1987-01-10

Family

ID=29485306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980124796U Expired JPS62996Y2 (ja) 1980-09-01 1980-09-01

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914748U (ja) * 1982-07-21 1984-01-28 マツダ株式会社 自動車のリヤシ−トベルト装置
JPS5996045U (ja) * 1982-12-21 1984-06-29 アラコ株式会社 折りたたみシ−ト用シ−トベルト構造

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Publication number Publication date
JPS5747556U (ja) 1982-03-17

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