JPH0635875Y2 - 3人乗りキャブ・オーバー・トラックのキャブ・アンカー - Google Patents
3人乗りキャブ・オーバー・トラックのキャブ・アンカーInfo
- Publication number
- JPH0635875Y2 JPH0635875Y2 JP9623488U JP9623488U JPH0635875Y2 JP H0635875 Y2 JPH0635875 Y2 JP H0635875Y2 JP 9623488 U JP9623488 U JP 9623488U JP 9623488 U JP9623488 U JP 9623488U JP H0635875 Y2 JPH0635875 Y2 JP H0635875Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cab
- seater
- anchor
- attached
- rear frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は3人乗りキャブ・オーバー・トラックに関
し、特にキャブを車体に固定するキャブ・アンカーに関
する。
し、特にキャブを車体に固定するキャブ・アンカーに関
する。
(従来の技術) 従来、2人乗りキャブ・オーバー・トラックのキャブを
車体に固定する手段としては、キャブ・リヤ・フレーム
下面に設けられたキャブ・ストッパーと車体シャシー・
フレームに設けられたキャブ・マウンティング・ブラケ
ットとを結合して固定する構造のものがあった。
車体に固定する手段としては、キャブ・リヤ・フレーム
下面に設けられたキャブ・ストッパーと車体シャシー・
フレームに設けられたキャブ・マウンティング・ブラケ
ットとを結合して固定する構造のものがあった。
しかしながら3人乗りキャブ・オーバー・トラックの場
合、中央の搭乗者のシート・ベルトの基部は上記キャブ
・リヤ・フレームに取り付けることとなるが、衝突時に
中央の搭乗者に加わる慣性力の影響が大きく、上記キャ
ブ・リヤ・フレームとともに上記キャブ・ストッパーお
よびキャブ・マウンティング・ブラケットも変形し、ひ
いてはキャブが前倒れになるという問題点があった。
合、中央の搭乗者のシート・ベルトの基部は上記キャブ
・リヤ・フレームに取り付けることとなるが、衝突時に
中央の搭乗者に加わる慣性力の影響が大きく、上記キャ
ブ・リヤ・フレームとともに上記キャブ・ストッパーお
よびキャブ・マウンティング・ブラケットも変形し、ひ
いてはキャブが前倒れになるという問題点があった。
(考案が解決しようとする課題) この考案は上記問題点を解消するため、3人乗りキャブ
・オーバー・トラックにおいて、中央の搭乗者のシート
・ベルトの衝撃荷重を車体のシャシー・フレームに逃が
すことによって、キャブが変形するのを防止できるキャ
ブ・アンカーの提供を目的とする。
・オーバー・トラックにおいて、中央の搭乗者のシート
・ベルトの衝撃荷重を車体のシャシー・フレームに逃が
すことによって、キャブが変形するのを防止できるキャ
ブ・アンカーの提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的は、キャブのリヤ・フレームにセンター・シー
ト・ベルトの基部を取り付けた3人乗りキャブ・オーバ
ー・トラックにおいて、前記センター・シート・ベルト
の基部とともに前記リヤ・フレームに取り付けられたキ
ャブ側係合金具と、車体のシャシー・フレームに取り付
けられ前記キャブ側係合金具と係合されるシャシー側係
合金具とからなるキャブ・アンカーにより達成される。
ト・ベルトの基部を取り付けた3人乗りキャブ・オーバ
ー・トラックにおいて、前記センター・シート・ベルト
の基部とともに前記リヤ・フレームに取り付けられたキ
ャブ側係合金具と、車体のシャシー・フレームに取り付
けられ前記キャブ側係合金具と係合されるシャシー側係
合金具とからなるキャブ・アンカーにより達成される。
(作用) 上記構成の3人乗りキャブ・オーバー・トラックのキャ
ブ・アンカーにおいては、中央の搭乗者のシート・ベル
トの衝撃荷重は、キャブのリヤ・フレームに加わること
なく、キャブ・アンカーを介して車体側のシャシー・フ
レームに伝達される。
ブ・アンカーにおいては、中央の搭乗者のシート・ベル
トの衝撃荷重は、キャブのリヤ・フレームに加わること
なく、キャブ・アンカーを介して車体側のシャシー・フ
レームに伝達される。
(実施例) 以下、実施例を示す図面に基ずいてこの考案を説明す
る。第1図はこの考案による3人乗りキャブ・オーバー
・トラックのキャブ・アンカーの構成を示す斜視図であ
る。図において符号1の輪郭線はキャブを示す。2はキ
ャブ本体の後部に設けられたキャブ・リヤ・フレームで
ある。キャブ・リヤ・フレーム2の下面には左右対称位
置にキャブ・ストッパー3が取り付けられ、キャブ固定
時にはそれぞれ車体側のシャシー・フレーム4に設けら
れたキャブ・マウンティング・ブラケット5に当接され
る。キャブ・リヤ・フレーム2の上面には、中央の搭乗
者用のセンター・シート・ベルト6の左右の基部6aが、
それぞれ取り付けボルト7によって取り付けられてい
る。この考案では、センター・シート・ベルト6の基部
6aとともに、キャブ・リヤ・フレーム2の下面にフック
金具8がそれぞれ取り付けられている。フック金具8は
回り止めボルト9によってキャブ・ストッパー3にも固
定されている。一方シャシー・フレーム4にはフック金
具8と対応する位置にリング金具10が取り付けられ、ボ
ルト11とアンカー・プレート12によって締め付けられて
いる。キャブ1が運転状態のとき、キャブ・ストッパー
3はキャブ・マウンティング・ブラケット5に当接さ
れ、さらに第2図の拡大図に示すように、キャブ1側の
フック金具8が車体側のリング金具10と係合された状態
となる。
る。第1図はこの考案による3人乗りキャブ・オーバー
・トラックのキャブ・アンカーの構成を示す斜視図であ
る。図において符号1の輪郭線はキャブを示す。2はキ
ャブ本体の後部に設けられたキャブ・リヤ・フレームで
ある。キャブ・リヤ・フレーム2の下面には左右対称位
置にキャブ・ストッパー3が取り付けられ、キャブ固定
時にはそれぞれ車体側のシャシー・フレーム4に設けら
れたキャブ・マウンティング・ブラケット5に当接され
る。キャブ・リヤ・フレーム2の上面には、中央の搭乗
者用のセンター・シート・ベルト6の左右の基部6aが、
それぞれ取り付けボルト7によって取り付けられてい
る。この考案では、センター・シート・ベルト6の基部
6aとともに、キャブ・リヤ・フレーム2の下面にフック
金具8がそれぞれ取り付けられている。フック金具8は
回り止めボルト9によってキャブ・ストッパー3にも固
定されている。一方シャシー・フレーム4にはフック金
具8と対応する位置にリング金具10が取り付けられ、ボ
ルト11とアンカー・プレート12によって締め付けられて
いる。キャブ1が運転状態のとき、キャブ・ストッパー
3はキャブ・マウンティング・ブラケット5に当接さ
れ、さらに第2図の拡大図に示すように、キャブ1側の
フック金具8が車体側のリング金具10と係合された状態
となる。
上記構成のフック金具8とリング金具10とからなる3人
乗りキャブ・オーバー・トラックのキャブ・アンカー
は、中央の搭乗者のシート・ベルトに加わる衝撃荷重
を、キャブ側の係合金具であるフック金具8を介してシ
ャシー側の係合金具であるリング金具10に伝達する。こ
の結果衝撃荷重はキャブ・リヤ・フレーム2に加わるこ
となく、シャシー・フレーム4に直接逃がされる。した
がって衝突時などにおいて、中央の搭乗者に加わる衝撃
荷重のため、キャブ・リヤ・フレーム2、キャブ・スト
ッパー3、キャブ・マウンティング・ブラケット5など
が変形してキャブ1が前倒れとなる不具合が防止され
る。このためキャブ・ストッパー3およびキャブ・マウ
ンティング・ブラケット5の剛性は、2人乗りの場合と
同等のものでよい。
乗りキャブ・オーバー・トラックのキャブ・アンカー
は、中央の搭乗者のシート・ベルトに加わる衝撃荷重
を、キャブ側の係合金具であるフック金具8を介してシ
ャシー側の係合金具であるリング金具10に伝達する。こ
の結果衝撃荷重はキャブ・リヤ・フレーム2に加わるこ
となく、シャシー・フレーム4に直接逃がされる。した
がって衝突時などにおいて、中央の搭乗者に加わる衝撃
荷重のため、キャブ・リヤ・フレーム2、キャブ・スト
ッパー3、キャブ・マウンティング・ブラケット5など
が変形してキャブ1が前倒れとなる不具合が防止され
る。このためキャブ・ストッパー3およびキャブ・マウ
ンティング・ブラケット5の剛性は、2人乗りの場合と
同等のものでよい。
(考案の効果) この考案は以上説明したような構成の3人乗りキャブ・
オーバー・トラックのキャブ・アンカーとしたことによ
り、衝突時に中央の搭乗者に加わる衝撃荷重は、キャブ
のリヤ・フレームに加わることなく、キャブ・アンカー
を介して直接シャシー・フレームに逃がされ、この結果
キャブの変形を防ぐことができる。
オーバー・トラックのキャブ・アンカーとしたことによ
り、衝突時に中央の搭乗者に加わる衝撃荷重は、キャブ
のリヤ・フレームに加わることなく、キャブ・アンカー
を介して直接シャシー・フレームに逃がされ、この結果
キャブの変形を防ぐことができる。
図はこの考案の実施例を示し、第1図は実施例の分解斜
視図、第2図はキャブ・アンカーの係合状態を示す拡大
図である。 1…キャブ 2…キャブ・リヤ・フレーム 6…センター・シート・ベルト 6a…基部 8…フック金具(キャブ側係合金具) 10…リング金具(シャシー側係合金具)
視図、第2図はキャブ・アンカーの係合状態を示す拡大
図である。 1…キャブ 2…キャブ・リヤ・フレーム 6…センター・シート・ベルト 6a…基部 8…フック金具(キャブ側係合金具) 10…リング金具(シャシー側係合金具)
Claims (1)
- 【請求項1】キャブのリヤ・フレームにセンター・シー
ト・ベルトの基部を取り付けた3人乗りキャブ・オーバ
ー・トラックにおいて、前記センター・シート・ベルト
の基部とともに前記リヤ・フレームに取り付けられたキ
ャブ側係合金具と、車体のシャシー・フレームに取り付
けられ前記キャブ側係合金具と係合されるシャシー側係
合金具とからなるキャブ・アンカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9623488U JPH0635875Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 3人乗りキャブ・オーバー・トラックのキャブ・アンカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9623488U JPH0635875Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 3人乗りキャブ・オーバー・トラックのキャブ・アンカー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0296274U JPH0296274U (ja) | 1990-07-31 |
JPH0635875Y2 true JPH0635875Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31321091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9623488U Expired - Lifetime JPH0635875Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 3人乗りキャブ・オーバー・トラックのキャブ・アンカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635875Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP9623488U patent/JPH0635875Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0296274U (ja) | 1990-07-31 |
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