JP2593619Y2 - シートバックのフレーム構造 - Google Patents

シートバックのフレーム構造

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JP2593619Y2
JP2593619Y2 JP1991113504U JP11350491U JP2593619Y2 JP 2593619 Y2 JP2593619 Y2 JP 2593619Y2 JP 1991113504 U JP1991113504 U JP 1991113504U JP 11350491 U JP11350491 U JP 11350491U JP 2593619 Y2 JP2593619 Y2 JP 2593619Y2
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side frame
frame
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雄一 近藤
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Tachi S Co Ltd
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Tachi S Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用シートにおける
シートバックのフレーム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用シートは、枠状のバックフレー
ム1と、このバックフレーム1の側部フレーム部11、
11に沿って設け且つ側部フレーム部11、11に固定
した平板状のサイドフレーム2、2とからなり、一方の
サイドフレーム2、2の下部21とクッションフレーム
3とをリクライニングデバイス4を介して連結し、他方
のサイドフレーム2の下部22とクッションフレーム3
とをアーム5によりサイドフレーム2が回動する様に構
成されている。一方のサイドフレーム2は、図4に示す
様に、その最上部23と最下部24と中段25とが側部
フレーム部11に溶接固定し、更に、サイドフレーム2
の下部21がリクライニングデバイス4のアッパーアー
ム41に固定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って、図4に示す様
に、衝突時にバックフレーム1の上部に、図示矢印方向
の荷重が生じると、その荷重はサイドフレーム2、アッ
パーアーム41を介して、リクライニングデバイス4の
ロック機構であるギアにかかる。その為、リクライニン
グデバイス4のギアが荷重に耐えられず歯折れし、ロッ
ク機構が破損するという不具合が生じる。ロック機構が
破損すると、シートバックはロック解除状態となり、そ
の為、乗員の安全性に支障が生じるという虞れがある。
そこで、本考案は、バックフレームからの荷重をサイド
フレームで吸収し、リクライニングデバイスのロック機
構に生じていた荷重を減少し、ロック機構の破損を防ぐ
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案はサイドフレームに衝撃吸収孔を形成してな
るものである。
【0005】
【作用】サイドフレームには衝撃吸収孔を形成している
ので、バックフレームからの荷重はサイドフレームが変
形することにより、サイドフレームが吸収し、リクライ
ニングデバイスへの荷重の負担が減少する。
【0006】
【実施例】本考案に係る実施例を図1、2に基づいて説
明するが、従来品とはサイドフレームの構造を異にして
いるので、サイドフレームについて説明し、他は従来品
と同一符号を付し、その説明は省略する。バックフレー
ム1はその側部フレーム部11、11の上部12、12
が後方向へ傾斜し、上部12、12より下方の側部フレ
ーム部11、11にはサイドフレーム2、2が固定して
いる。サイドフレーム2、2は最下部24、中段25及
び最上部23よりも下方26が側部フレーム部11、1
1に溶接固定している。そして、サイドフレーム2、2
には、衝撃吸収孔6、6…が形成されている。衝撃吸収
孔6、6…はその形状が円形若しくは四角形からなり、
上、下方向に複数形成されている。リクライニングデバ
イス4のアッパーアーム41に固定したサイドフレーム
2は、前述の様に、最上部23より下方26が側部フレ
ーム部11に溶接固定し、サイドフレーム2には最上部
23より下方26の位置に、四角形の衝撃吸収孔61が
形成され、その下方に円形の吸収孔62が形成されてい
る。従って、図2に示す様に、バックフレーム1の上部
に矢印方向の荷重が生じると、側部フレーム部11の上
部12は前方へ折れ、側部フレーム部11からの荷重が
サイドフレーム2の上部に生じる。サイドフレーム2に
はその上部に衝撃吸収孔61、62が形成されているの
で、サイドフレーム2の上部が図示の様に変形して荷重
を吸収する。その為、サイドフレーム2からの荷重は、
サイドフレーム2が変形した荷重だけ減少し、アッパー
アーム41を介してリクライニングデバイス4のロック
機構に生じる。即ち、リクライニングデバイス4のロッ
ク機構への荷重は、サイドフレーム2の衝撃吸収孔6
1、62が吸収する分だけ減少して生じる。
【0007】
【考案の効果】本考案によれば、サイドフレームには衝
撃吸収孔を形成しているので、バックフレームからの荷
重はサイドフレームの衝撃吸収孔が変形してサイドフレ
ームが吸収する。従って、サイドフレームに連結したリ
クライニングデバイスへ生じる荷重が減少し、リクライ
ニングデバイスにおけるロック機構の破損防止が図られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るシートバックのフレーム構造を示
す斜視図である。
【図2】図1における左側面図である。
【図3】従来構造を用いた自動車用シートにおけるフレ
ーム構造の斜視図である。
【図4】図3のシートバックのフレーム構造における右
側面図である。
【符号の説明】
1 バックフレーム 11 側部フレーム部 2 サイドフレーム 6 衝撃吸収孔 4 リクライニングデバイス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠状のバックフレームと、このバックフ
    レームの側部フレーム部に沿って設け且つ前記側部フレ
    ーム部に固定したサイドフレームとからなり、このサイ
    ドフレームの下部とクッションフレームとをリクライニ
    ングデバイスを介して連結した自動車用シートにおい
    て、 前記サイドフレームには衝撃吸収孔を形成したことを特
    徴とするシートバックのフレーム構造。
JP1991113504U 1991-12-27 1991-12-27 シートバックのフレーム構造 Expired - Lifetime JP2593619Y2 (ja)

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JPH0555944U JPH0555944U (ja) 1993-07-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59136337U (ja) * 1983-03-03 1984-09-11 日産車体株式会社 衝撃吸収式シ−トバツクフレ−ム
JP3098149U (ja) * 2003-02-03 2004-02-19 中央鉄工株式会社 しま鋼板、溝蓋

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JPH0555944U (ja) 1993-07-27

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