JP3829402B2 - キャブの衝突安全装置 - Google Patents

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    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D33/00Superstructures for load-carrying vehicles
    • B62D33/06Drivers' cabs

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャブオーバ型のトラック車のキャブで大きく衝撃エネルギーを吸収するような衝突形態において、キャブ内の乗員空間を確保するに好適なキャブの衝突安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10,図11に示すように、キャブオーバ型のトラック車のキャブ13はフロントマウントブラケット14とリヤマウントブラケット15により前後を支持され、フロントマウントブラケット14を中心として回動可能に支持される。エンジン等のレイアウト上の都合やベッドを設けるためにリヤマウントブラケット15はフロントマウントブラケット14より上方の位置でキャブ13を支持し、キャブ13の床面のフロアパネル16(図11)は前方側から後方側に向かって立ち上がった状態で配設される。なお、フロントマウントブラケット14およびリヤマウントブラケット15はサイドフレーム17およびクロスメンバ18(図10)等により支持される。
【0003】
キャブ13のフロアパネル16はフロントマウントブラケット14側とリヤマウントブラケット15側との間に架設されるアンダフレーム19により支持される。アンダフレーム19はアンダフロントフレーム20とアンダリヤフレーム1とからなり、アンダリヤフレーム1はアンダフロントフレーム20の後端側から斜め上方に立ち上がる立ち上がり部2と立ち上がり部2の立ち上がり端から後方に向かってほぼ水平に伸延するベッドパン支持部3とから形成される。なお、立ち上がり部2の手前のフロアパネル16上にはシート21が支持され、ベッドパン支持部3上にはベッド22が搭載される。
【0004】
図11に示すように、シート21とステアリングハンドル23との間には適宜寸法(Mで示す)の乗員空間が通常保持される。しかしながら、想定以上の衝突時等においては、キャブ13は前後より押圧力を受け変形する。その際、アンダフレーム19,特にアンダリヤフレーム1側が大きく変形して図の2点鎖線のように持ち上がり、シート21が前倒れ状態となり乗員空間がMからM2 に変化して狭くなることがあった。
【0005】
従来より、この乗員空間を保持する手段として多くの対応策が採用されている。例えば、実開平3−72092号公報,特開平5−185952号公報,実開平6−69079号公報、実用新案登録第3002918号公報等が挙げられる。
【0006】
一方、車両に作用する衝突形態としては各様のものがあり、通常の衝撃力はキャブを支持するフレームとキャブとにより衝撃エネルギーが吸収される。しかしながら、想定以上の衝撃力によっては図10,図11に示したキャブ13を支持するフロントマウントブラケット14等が破損され、サイドフレーム17側で衝撃エネルギーを吸収できず、キャブ13でのみ衝撃エネルギーを吸収する形態が生ずる場合がある。前記した公知技術のうち、実開平3−72092号公報,特開平5−185952号公報はそれぞれ特徴を有するものであるが、フレーム側で衝撃エネルギーを吸収する形態のものである。一方、実開平6−69079号公報の「衝突衝撃に対して耐久性を有するキャブオーバー型車両の運転室」は、運転室を前室部(5b)と後室部(5c)から形成し、後室部(5c)を前室部(5b)よりも薄肉に形成すると共に、後室部(5c)の下部レインホース(3)の部分に段部(3a)を形成し、衝突時において薄肉の後室部(5c)と段部(3a)等の変形によって衝撃エネルギーを吸収し、前室部(5b)内の乗員空間の変化を極力低減させて乗員を保護するものである。また、実用新案登録第3002918号公報の「キャブオーバー型トラックの運転室の床構造」は、ベッドパン(4a)の上面に上凸部(11)を形成すると共に、上凸部(11)と相対向するアンダーフレーム(1)の底壁(1b)に車幅方向に沿って貫通する下凸部(1c)を形成したものである。上凸部(11)と下凸部(1c)を形成することにより衝突時にはこの部分が大きく変形し、シートを支持する部分の変形を低減せしめて乗員空間を保持するようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
実開平6−69079号公報は乗員空間の低減に対し効果的なものであるが、前記したように運転席(5)が前室部(5b)と後室部(5c)とから構成される特殊形態のキャブに適用されるものであり、かつ前室部(5b)を厚肉にする補強構造はコスト高のものになる。また、段部(3a)は深絞りを必要とし、コスト高となり、構造も複雑なものになる。一方、実用新案登録第3002918号公報の「床構造」は、前記したように乗員空間の確保において効果的なものであるが、図12(a)に示すようにアンダリヤフーレーム1の立ち上がり部2とベッドパン支持部3の交差部が折れ曲がらないため、シート部フロアの持ち上がりはどうしても残る。
【0008】
本発明は、以上の事情に鑑みて創案されたものであり、衝撃エネルギーの吸収をキャブで大きく負担するような衝突形態において、シート等の持ち上がり量を低減して乗員空間の低減を防止すると共に、簡便構造からなり安価に実施できるキャブの衝突安全装置を提供することを目的とする。なお、本発明は実用新案登録第3002918号公報の「床構造」を併用することにより、その効果を倍加させることができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の目的を達成するために、請求項1の発明は、キャブオーバ型のトラック車のキャブ13内のシート21を支持するフロア部の衝突時における持ち上がりを防止して乗員空間を確保するためのキャブの衝突安全装置であって、該装置は、アンダリヤフレーム1の立ち上がり部2とベッドパン支持部3との連結部近傍におけるアンダリヤフレーム1の下面側に第1のノッチ4を形成すると共に、第1のノッチ4を挾んでその前後に第1のストッパブラケット5と第2のストッパブラケット6とを配設し、第1のストッパブラケット5は立ち上がり部2側に固着され、第2のストッパブラケット6はベッドパン支持部3側に固着され、第1のストッパブラケット5及び第2のストッパブラケット6の第1のノッチ4側にはそれぞれ第1の当接面8及び第2の当接面9が形成され、第1の当接面8と第2の当接面9とは衝突前の自由状態において間隙24を介して相対向して配置されることを特徴とする。また、請求項2の発明は、立ち上がり部2とベッドパン支持部3との連結部近傍におけるアンダリヤフレーム1の上面側には第2のノッチ4aが形成され、第2のノッチ4aの部位には第1のストッパブラケット5や第2のストッパブラケット6のようなストッパブラケットを設けないことを特徴とするものである。
【0010】
キャブの後部を支持するアンダリヤフレームの立ち上がり部とベッドパン支持部との連結部位の近傍に第1のノッチを設けると共に、第1のノッチを挟んで第1および第2のストッパブラケットを配置することにより、衝突時には両ストッパブラケットは第1および第2の当接面が互いに当接して突っ張りその部分の当接方向への変形を防止すると共に、第1のノッチの作成されている部分が弱部となり、アンダリヤフレームは第1および第2のストッパブラケットの取付部の逆方向側へ折れ曲がる。このため立ち上がり部とベッドパン支持部との交角が衝突前の自由状態よりも鈍角となる。その結果シートの上方への持ち上がりが低減し、乗員空間の変化が低減する。また、第1のノッチと第1および第2のストッパブラケットから構成されるため、構造は極めて簡便なものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のキャブの衝突安全装置の実施の形態を図面を参照して詳述する。図1に示すように、アンダリヤフレーム1はシート21を支持するフロアからの立ち上がり部2とベッド22を支持するベッドパン支持部3とからなり、立ち上がり部2とベッドパン支持部3との連結部位は角度θで交差している。なお、アンダリヤフレーム1は、図3等に示すように、上方に開口部を形成し両側に鍔部を張り出し形成するU字形状の横断面を有するものからなる。
【0012】
図1乃至図3に示すように、立ち上がり部2とベッドパン支持部3との交差する部位の近傍の下面側には底面の両コーナの一部を内方に押し込んで形成される比較的シャープな形状の第1のノッチ4が形成される。一方、立ち上がり部2およびベッドパン支持部3の下面側には、第1のノッチ4を挟んで第1のストッパブラケット5,第2のストッパブラケット6が固着される。
【0013】
図5は第2のストッパブラケット6(第1のストッパブラケット5もほぼ同一の構造からなる)の一つの実施の形態を示す。第2のストッパブラケット6は、一端面側に適宜の面積の第2の当接面9(第1のストッパブラケット5の場合は第1の当接面8(図1))を形成し、他端面側に向かって断面積が低減するように傾斜する輪郭形状を有し、断面がU字形状の比較的高剛性のものからなる。図4は以上の構造の第2のストッパブラケット6とベッドパン支持部3との溶着形態を示すものである。すなわち、第2のストッパブラケット6は鍔7でベッドパン支持部3の底側面を挟持し、ベッドパン支持部3の下側に溶着される。なお、第2のストッパブラケット6の第2の当接面9の配設される場所は図1に示すように第1のノッチ4の近傍である。同様に、第1のストッパブラケット5は立ち上がり部2の下側に溶着され、その第1の当接面8を第1のノッチ4の近傍に配置する。第1のストッパブラケット5,第2のストッパブラケット6は前記の位置に溶着された状態で第1の当接面8,第2の当接面9を間隙24を介して相対向して配置される。この間隙24は接しない程度のごく僅かな寸法とする。
【0014】
図8は前記した第1のノッチ4および第1のストッパブラケット5,第2のストッパブラケット6を有するアンダリヤフレーム1を設けたキャブ13まわりの概要構造を示す。キャブ13のフロアパネル16は前記したように、アンダフロントフレーム20とアンダリヤフレーム1により支持され、図示のようにサイドフレーム17上のフロントマウントブラケット14およびリヤマウントブラケット15により回動可能に支持される。キャブ13内にはシート21,ベッド22およびステアリングハンドル23等が配置される。シート21はアンダリヤフレーム1の立ち上がり部2の手前のフロアにより支持され、ベッド22はベッドパン支持部3上に支持される。衝突等のない通常の自由状態ではシート21とステアリングハンドル23との間には適宜の乗員空間M(図11)が形成される。
【0015】
従来技術では、衝突時等においてキャブ13に衝撃力が作用すると、キャブ13は前面および後面から押圧力を受け、図8の2点鎖線に示すように変形する。そのため、アンダリヤフレーム1は同図の点線の状態から2点鎖線の状態に変化する。すなわち、アンダリヤフレーム1の立ち上がり部2とベッドパン支持部3の交差部が持ち上がり、その交差角θ2 は自由状態における交差角θより鋭角となり大きく持ち上がる。そのため、シート21は同図の2点鎖線に示すように持ち上がりながら大きく前倒れし、シート21とステアリングハンドル23との間の乗員空間M2 は自由状態の乗員空間M(図11)より大巾に低減する。
【0016】
実用新案登録第3002918号では、図12(a)に示すように、アンダリヤフレーム1のベッドパン支持部3がノッチNから折れ曲がり、ノッチNのない前記の従来技術に比べ大巾にシート支持部フロアの持ち上がりを低減できる。しかし、逆に、同図に示すように、アンダリヤフレーム1の立ち上がり部2とベッドパン支持部3の交差部が折れ曲がらないため、シート支持部フロアの持ち上がりがどうしても残る。
【0017】
本発明の第1のノッチ4および第1のストッパブラケット5,第2のストッパブラケット6を設けたアンダリヤフレーム1は、衝突時には次のように変形する。まず、衝突時にはアンダリヤフレーム1に押圧力が作用するため、第1のノッチ4を変形させながら、まず、第1のストッパブラケット5,第2のストッパブラケット6の第1の当接面8,第2の当接面9が当接する。即ち、第1の当接面8,第2の当接面9が圧接し、この部分が突っ張って剛性が高くなり、鋭角方向への折れ曲がりは規制される。しかし、この部位にはもともと第1のノッチ4が形成されており、鈍角方向への折れ曲がり剛性は低い。従って、図9に示すように、アンダリヤフレーム1は前後からの更に大きい衝突力の作用により上方に曲がり、点線の位置から実線の状態に変形し、立ち上がり部2とベッドパン支持部3との交差角は自由状態のθよりも鈍角のθに変形する。そのため、図12(b)に示すように、アンダリヤフレーム1のベッドパン支持部3は折れ曲がって図12(a)の実用新案登録第3002918号と同様の挙動を示すが、立ち上がり部2とベッドパン支持部3の交差部より前方部分は大きな挙動を起こさない形となり、シート支持部のフロアの上方への持ち上がりは大巾に低減され、安全な乗員空間の確保が図れる。
ここでは好ましい実施の形態について説明したが、本発明に実用新案登録第3002918号の内容を併用してもよい。
【0018】
図8の実線は、本発明のみを適用した場合における衝突時におけるアンダリヤフレーム1の立ち上がり部2およびベッドパン支持部3の変形状態を模式的に示したものである。前記のように交差角がθからθ1 に変化するため、従来技術に比べるとシート支持部フロアの上方への持ち上がりは大巾に低減し、シート21も実線で示す位置にしか移動しない。従って、シート21とステアリングハンドル23との間の乗員空間M1 はM>M1 >M2 となり、安全な乗員空間の確保が図れる。
【0019】
図2および図3には、本発明の他の実施の形態が示されている。この場合には、ノッチとして前記した第1のノッチ4の他に第2のノッチ4aが併設される。第2のノッチ4aは第1のノッチ4の形成されている部位におけるアンダリヤフレーム1の上面側に形成される。すなわち、第2のノッチ4aは上面側の前記鍔部や上側面の一部を落とし込んだ形又は切り込んだ形で形成される。第2のノッチ4aを併設することにより、衝突時におけるアンダリヤフレーム1の前記の交差角θは更に鈍角方向に変化し、結果としてアンダリヤフレーム1およびシート21の上方への持ち上がり量を低減し、乗員空間の一層の保持が図れる。
【0020】
図6,図7は、ストッパブラケットの他の実施の形態を示す。本例における第1のストッパブラケット5a,第2のストッパブラケット6aは、図6に示すように平板10と平板10を上面に溶接する横断面U字形状の箱体11とからなり、箱体11の一端面には当接面12が形成される。図7は以上の構造の第1のストッパブラケット5a(又は第2のストッパブラケット6a)を立ち上がり部2(又はベッドパン支持部3)に溶着した状態を示す。本例の第1のストッパブラケット5a,第2のストッパブラケット6aは前記の第1のストッパブラケット5,第2のストッパブラケット6よりも高剛性のものからなるが、アンダリヤフレーム1の衝突時の変形に対する機能としては前記したものとほぼ同様の効果を奏する。
【0021】
【発明の効果】
1)本発明の請求項1に記載のキャブの衝突安全装置によれば、衝突時におけるアンダリヤフレームおよびこれに支持されるフロアパネルの上方への持ち上がり変形が大幅に押えられることにより、乗員空間が確保され、乗員の保護が図れる。また、本発明は第1のノッチおよび第1および第2のストッパブラケットからなり、部品点数も少なく、構造も簡単であり、安価に実施することができる。
2)本発明の請求項2に記載のキャブの衝突安全装置によれば、第1のノッチ,第2のノッチをアンダリヤフレームの上下面に形成することにより、アンダリヤフレームの持ち上がり量を更に低減でき、乗員の一層の安全性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアンダリヤフレームを示す側面図。
【図2】 本発明のアンダリヤフレームに形成される第1のノッチおよび第2のノッチを示す部分側面図。
【図3】 図2のA−A線断面図。
【図4】 本発明における第2のストッパブラケット(第1のストッパブラケット)とアンダリヤフレームとの溶着状態を示す正面図。
【図5】 本発明における第2のストッパブラケット(第1のストッパブラケット)の構造を示す斜視図。
【図6】 本発明のストッパブラケットの他の実施の形態を示す斜視図。
【図7】 図6の第1のストッパブラケット(第2のストッパブラケット)とアンダリヤフレームとの溶着構造を示す正面図。
【図8】 本発明のアンダリヤフレームを有するキャブまわりの概要構造を示す側面図。
【図9】 本発明のアンダリヤフレームの衝突時の変形状態を示す模式図。
【図10】 キャブの支持構造の概要を示す斜視図。
【図11】 従来のアンダリフレームに支持されるキャブ内の衝突時の変形状態を示す模式図。
【図12】 本発明と従来技術の1つとのアンダリヤフレームの変形状態を対比する模式図。
【符号の説明】
1 アンダリヤフレーム
2 立ち上がり部
3 ベッドパン支持部
4 第1のノッチ
4a 第2のノッチ
5 第1のストッパブラケット
5a 第1のストッパブラケット
6 第2のストッパブラケット
6a 第2のストッパブラケット
7 鍔
8 第1の当接面
9 第2の当接面
10 平板
11 箱体
12 当接面
13 キャブ
14 フロントマウントブラケット
15 リヤマウントブラケット
16 フロアパネル
17 サイドフレーム
18 クロスメンバ
19 アンダフレーム
20 アンダフロントフレーム
21 シート
22 ベッド
23 ステアリングハンドル
24 間隙
N ノッチ

Claims (2)

  1. キャブオーバ型のトラック車のキャブ13内のシート21を支持するフロア部の衝突時における持ち上がりを防止して乗員空間を確保するためのキャブの衝突安全装置であって、該装置は、アンダリヤフレーム1の立ち上がり部2とベッドパン支持部3との連結部近傍におけるアンダリヤフレーム1の下面側に第1のノッチ4を形成すると共に、第1のノッチ4を挾んでその前後に第1のストッパブラケット5と第2のストッパブラケットを配設し、第1のストッパブラケット5は立ち上がり部2側に固着され、第2のストッパブラケット6はベッドパン支持部3側に固着され、第1のストッパブラケット5及び第2のストッパブラケット6の第1のノッチ4側にはそれぞれ第1の当接面8及び第2の当接面9が形成され、第1の当接面8と第2の当接面9とは衝突前の自由状態において間隙24を介して相対向して配置されることを特徴とするキャブの衝突安全装置。
  2. 立ち上がり部2とベッドパン支持部3との連結部近傍におけるアンダリヤフレーム1の上面側には第2のノッチ4aが形成され、第2のノッチ4aの部位には第1のストッパブラケット5や第2のストッパブラケット6のようなストッパブラケットを設けないことを特徴とする請求項1に記載のキャブの衝突安全装置。
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