JP3186601U - 容器入り焼き芋 - Google Patents

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Abstract

【課題】皮のゴミ処理および食べこぼしの処理に困ることがない容器入り焼き芋を提供する。
【解決手段】容器入り焼き芋1は、ガスバリア性のある透明な袋状容器3を備え、この袋状容器3内に焼き芋2を充填収納する。焼き芋2は、無菌化したスティック状で、しかも皮無し状態であり、食する際に皮を剥く必要がない。袋状容器3は、透明であり、袋状容器3内の焼き芋2の色状態を視認できる。
【選択図】図1

Description

本考案は、焼き芋が袋状容器内に収納された容器入り焼き芋に関する。
従来、例えば特許文献1に記載された容器入り焼き芋(真空パックされた焼き甘藷)が知られている。
この従来の容器入り焼き芋は、健康に良い植物繊維を多く含んだ焼き芋(焼いた薩摩芋)を手軽にいつでもどこでも食べれるように、例えば圃場から収穫した生の薩摩芋(甘藷)を洗い、この洗った薩摩芋を焼き、この焼いた薩摩芋を1個まるごと皮の付いた状態のまま真空パックしたものである。
特開2004−357663号公報
しかしながら、上記従来の容器入り焼き芋では、例えば消費者が焼き芋を食する際に、皮を剥く必要があるため、剥いた皮がゴミとなり、その皮のゴミ処理に手間を要する問題がある。また、焼き芋が1個まるごとであるため、例えば小さい子供にとっては食べづらく、食べこぼしも多くなり、その処理に困るという問題もある。
本考案は、このような点に鑑みなされたもので、上記問題を解決することができる容器入り焼き芋を提供することを目的とする。
請求項1記載の容器入り焼き芋は、開封して即食することが可能な容器入り焼き芋であって、少なくともガスバリア性を有する袋状容器と、この袋状容器内に収納された焼き芋とを備え、前記焼き芋は、無菌化されたスティック状で皮無し状態であるものである。
請求項2記載の容器入り焼き芋は、請求項1記載の容器入り焼き芋において、袋状容器は、この袋状容器内の焼き芋の色状態を視認できるように透明であるものである。
請求項3記載の容器入り焼き芋は、請求項1または2記載の容器入り焼き芋において、長さ寸法が50〜150mm、幅寸法が10〜20mmおよび厚さ寸法が10〜20mmである断面矩形状をなすスティック状の焼き芋が、袋状容器内に少なくとも3本充填されているものである。
請求項4記載の容器入り焼き芋は、請求項1ないし3のいずれか一記載の容器入り焼き芋において、袋状容器内の焼き芋の賞味期限が、常温で3箇月〜1年であるものである。
本考案によれば、焼き芋が皮無し状態であるため、消費者が焼き芋を食する際に、皮を剥く必要がないとともに、皮のゴミ処理に手間を要することもなく、また、焼き芋がスティック状であるため、小さい子供のみならず誰にとっても非常に食べやすく、食べこぼしも防止でき、よって、周囲を食べこぼしや皮のゴミ等で汚すことなく、健康に良い植物繊維を多く含んだ美味しい焼き芋を手軽に食することができる。
本考案の一実施の形態に係る容器入り焼き芋の斜視図である。 同上容器入り焼き芋の製造方法を説明するための説明図である。
本考案の一実施の形態を図1および図2を参照して説明する。
図1において、1は容器入り焼き芋で、この容器入り焼き芋1は、健康に良い植物繊維を多く含んだ美味しい焼き芋(焼いた薩摩芋)2が袋状容器3内に収納された商品である。
つまり、この容器入り焼き芋(焼き芋入り容器)1は、例えば少なくともガスバリア性および耐熱性を有する透明な袋状容器3と、この袋状容器3内に充填収納された複数の焼き芋2とを備え、これらの各焼き芋2は、無菌化されたスティック状でかつ皮無し状態である。
そして、この図1に示す例では、長さ寸法aが50〜150mm、幅寸法bが10〜20mmおよび厚さ寸法cが10〜20mmである断面矩形状(断面略矩形状を含む)をなすスティック状の焼き芋(図2参照)2が、袋状容器3内に少なくとも3本、すなわち例えば3本、充填収納されている。
この袋状容器3内の焼き芋2の賞味期限は、例えば常温で3箇月〜1年、好ましくは6箇月〜1年である。また、焼き芋2の表面には皮(表皮)が付いておらず、このスティック状の各焼き芋2は、消費者が食することが可能な食用部分のみで構成されている。このため、消費者が焼き芋2を食する際に、皮を剥く必要がなく、皮のゴミも発生しない。なお、予め皮が剥かれて皮無し状態とされた焼き芋2の色状態は、全体にわたって鮮明な黄色であり、黒変した部分を有していない。
また、袋状容器3は、この袋状容器3内の焼き芋2の色状態を視認できるように全体が透明である。つまり、透明袋である袋状容器3は、少なくともガスバリア性および耐熱性を有する柔軟なシート状透明部材5によって正面視矩形状の平袋状に形成されている。
シート状透明部材5は、同じ大きさの2枚の矩形状の透明シート、すなわち例えば前面透明シート6および後面透明シート7にて構成され、前側の前面透明シート6の周端部内面と後側の後面透明シートの周端部内面とがヒートシールによって溶着されている。そして、前面透明シート6の内面と後面透明シート7の内面との間に、無菌化されたスティック状で皮無し状態となっている複数本、例えば3本の焼き芋2が互いに近接した状態で充填収納されている。
また、袋状容器3の上部における左右方向両端部には、開封用の切欠部であるノッチ8がUノッチ状に形成されている。そして、消費者は、ノッチ8を利用して袋状容器3の上部を切り離して上方開口状に開封さえすれば、無菌化されたスティック状で皮無し状態の焼き芋2をそのままの状態で即食することが可能である。
次に、容器入り焼き芋1の製造方法を説明する。
まず、圃場から収穫したホール状の生の薩摩芋(甘藷)を洗浄し、この洗浄した薩摩芋の皮(表皮)をピーラー等の皮剥き装置で剥いて皮無し状態にし、この皮無し状態にした薩摩芋を変色防止のために酸化防止剤(L−アスコルビン酸)の0.05〜0.1%水溶液に浸漬する。続いて、このホール状で皮無し状態の薩摩芋を10〜20mm幅にスライスし、このスライスしたものを10〜20mmにカットして断面正方形状の四角軸状(マッチの軸状)に角切りする。
このように、ホール状の生の薩摩芋は、洗浄工程、皮剥き工程および切断工程を経て、所望の大きさのスティック状で皮無し状態の芋となる(図2参照)。このスティック状で皮無し状態とされた生の薩摩芋は、絶えず、変色防止のために空気に触れさせないよう前記酸化防止剤の水溶液に浸漬しておく必要がある。なお、作業効率向上のために、例えば切断装置を使用して生の薩摩芋を1個のホール状から複数本のスティック状になるように切断してもよい。
次いで、スティック状で皮無し状態とされた生の薩摩芋を水蒸気で5〜15分常圧で蒸し、その後、放冷し、冷蔵庫または冷風乾燥機にて水分を7〜10%除水する。
続いて、この除水した芋をオーブン等の加熱装置を使用して180〜200℃で5〜20分焼いて、その芋にローストの旨みを付与し、スティック状で皮無し状態の焼き芋となる。
次いで、図1に示されるように、計量した所定量の焼き芋2をガスバリア性のある袋状容器3内に充填して窒素ガス置換包装(または真空包装)して密封後、その包装袋ごと加熱殺菌し、商業的無菌を達成することで、常温で賞味期限が3箇月〜1年の商品である容器入り焼き芋1が出来上がり、この容器入り焼き芋1は常温下で市場に流通される。
なお、上記の製造方法は、洗浄工程→皮剥き工程→切断工程→蒸し工程→除水工程→焼き工程→計量包装工程→加熱殺菌工程であるが、これには限定されず、例えば洗浄工程→蒸し工程(ホール状の蒸し工程)→皮剥き工程→切断工程→焼き工程→計量包装工程→加熱殺菌工程でもよい。すなわち、例えば洗浄した生の薩摩芋をホール状のまま30分〜2時間蒸した後に、この蒸した芋の皮を剥いて、10〜20mm幅にスライスし、このスライスしたものを10〜20mm幅にカットしてスティック状にし、次いでそのスティック状の芋を焼いて計量包装した後、加熱殺菌する方法でもよい。
そして、上記容器入り焼き芋1によれば、焼き芋2が皮無し状態であるため、消費者が焼き芋2を食する際に、皮を剥く必要がないとともに、皮のゴミ処理に手間を要することもなく、また、焼き芋2がスティック状であるため、小さい子供のみならず誰にとっても非常に食べやすく、食べこぼしも防止でき、よって、周囲を食べこぼしや皮のゴミ等で汚すことなく、健康に良い植物繊維を多く含んだ美味しい焼き芋2を手軽に食することができる。このため、例えば新幹線等での車内販売での取り扱い等も期待できる。
また、袋状容器3は、この袋状容器3内の焼き芋2の色状態を視認できるように透明であるため、消費者は、焼き芋2を袋状容器3内から出すことなく、袋状容器3の外から内容物である焼き芋2の色状態を視認できるため、市場等において商品である容器入り焼き芋1を安心して購買できる。
さらに、長さ寸法aが50〜150mm、幅寸法bが10〜20mmおよび厚さ寸法cが10〜20mmである断面矩形状をなすスティック状の焼き芋2が、袋状容器3内に少なくとも3本充填された構成であるため、例えば消費者は袋状容器3内から焼き芋2を少しずつ出することで手を汚さず容易に食することができる。
また、袋状容器3内の焼き芋2の賞味期限が常温で3箇月〜1年であるため、容器入り焼き芋1を比較的長期にわって保存でき、調理の不要な保存食として用いることもできる。
なお、袋状容器3は、シート状透明部材5からなる透明袋には限定されず、例えばアルミパウチでもよい。このアルミパウチは、例えばPET#12/AL#7〜9/Ny#15/CPP#40〜60の構成の袋であり、一方、前記透明袋は、そのアルミパウチの構成のAL#7〜9の部分が透明アルミ蒸着、セラミック蒸着および雲母箔蒸着のいずれかであり、厚み寸法が例えば0.3〜0.5μである。
また、袋状容器3は、その全体が透明であることが好ましいが、一部のみを透明とした構成でもよい。
さらに、袋状容器3は、平袋状のものには限定されず、例えば自立可能な底ガゼット型のものでもよく、また、無菌化した後の焼き芋を袋状容器内に充填する場合には、その袋状容器に耐熱性は必ずしも必要ではない。
また、袋状容器3内に入れる焼き芋2の本数は、任意であり、例えば1本や2本、或いは4本以上でもよいが、好ましくは3〜10本である。
さらに、スティック状の焼き芋2の断面形状は、正方形等の矩形状には限定されず、例えば真円形状や楕円形状等でもよい。
また、容器入り焼き芋1は、焼き芋とともに他の食品が袋状容器内に充填収納されたもの等でもよい。
1 容器入り焼き芋
2 焼き芋
3 袋状容器
a 長さ寸法
b 幅寸法
c 厚さ寸法

Claims (4)

  1. 開封して即食することが可能な容器入り焼き芋であって、
    少なくともガスバリア性を有する袋状容器と、
    この袋状容器内に収納された焼き芋とを備え、
    前記焼き芋は、無菌化されたスティック状で皮無し状態である
    ことを特徴とする容器入り焼き芋。
  2. 袋状容器は、この袋状容器内の焼き芋の色状態を視認できるように透明である
    ことを特徴とする請求項1記載の容器入り焼き芋。
  3. 長さ寸法が50〜150mm、幅寸法が10〜20mmおよび厚さ寸法が10〜20mmである断面矩形状をなすスティック状の焼き芋が、袋状容器内に少なくとも3本充填されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の容器入り焼き芋。
  4. 袋状容器内の焼き芋の賞味期限が、常温で3箇月〜1年である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の容器入り焼き芋。
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