JP3222339U - 缶入り焼き芋 - Google Patents

缶入り焼き芋 Download PDF

Info

Publication number
JP3222339U
JP3222339U JP2019001708U JP2019001708U JP3222339U JP 3222339 U JP3222339 U JP 3222339U JP 2019001708 U JP2019001708 U JP 2019001708U JP 2019001708 U JP2019001708 U JP 2019001708U JP 3222339 U JP3222339 U JP 3222339U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
baked
lid
potato
canned
sweet potato
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019001708U
Other languages
English (en)
Inventor
雄二 児玉
雄二 児玉
Original Assignee
株式会社和光産業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社和光産業 filed Critical 株式会社和光産業
Priority to JP2019001708U priority Critical patent/JP3222339U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3222339U publication Critical patent/JP3222339U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】自動販売機の収納棚への収納及び商品の排出(取り出し)を円滑に行うことができ、且つ商品である焼き芋を均一の温度で保温できる缶入り焼き芋を提供する。【解決手段】上蓋1aで封印可能な円筒缶1bからなる容器缶1に、専用の石焼釜等で焼成された焼き芋2をプラスチックフィルム(ポリエステル)等のパウチ3で真空パックしたものを封入する。【選択図】図1

Description

本考案は、自動販売機で販売する際に便利な缶入り焼き芋に関するものである。
従来、焼き芋は、主に専用の石焼釜等を備えた屋台や軽トラックによる露天販売で入手して喫食するものであったが、屋台が減少した今はスーパーマーケットやコンビニエンスストアの石焼釜ブースなどでも販売されている。
また、一般家庭での甘藷(サツマイモ)の調理方法としては、蒸かし芋やグリル芋、スティック状に細切りした甘藷を油で揚げたものに糖蜜を絡めた所謂「大学芋」、生芋を蒸して裏ごしをし、バターや卵黄を加えて練ったスイートポテト等が良く知られている。しかしながら、いずれの調理方法も手間がかかる。そもそも、サツマイモの喫食形態として、素朴な味わいの焼き芋には捨てがたい魅力がある。
最近では家庭用の「石焼き芋器」も市販されており、家庭でも手軽に石焼き芋が楽しめるようになってきているが、調理に手間がかかる点では上記と同様である。
そこで、例えば、特許文献1に記載された容器入り焼き芋(真空パックされた焼き甘藷)が知られている。この容器入り焼き芋は、健康に良い食物繊維を多く含んだ焼き芋(焼いたサツマイモ)を手軽にいつでもどこでも喫食できるように、例えば、圃場から収穫した生のサツマイモ(甘藷)を洗い、この洗ったサツマイモを焼き、この焼いたサツマイモを1個まるごと皮付きの状態のまま真空パックしたものである。
また、無菌化したスティック状の焼き芋を、喫食する際に皮を剥く必要ないように、皮無し状態でガスバリア性のある透明な袋状容器に充填収納し、開封して即食することが可能な容器入り焼き芋(特許文献2参照。)が提案されている。
特開2004−357663号公報 実用新案登録第3186601号公報
本考案者もまた、焼き芋を手軽に、しかも温かい状態のままで喫食するために、既設のホット飲料等を販売する自動販売機を利用して販売することを着想した。しかしながら、従来のような単なる真空パックでは、衛生状態は維持できるもの焼き芋が潰れて変形するという問題やパック形状が乱雑で不均一であるため、自動販売機内で目詰まりを起こす。また、そのため、商品を均一に保温できないといった問題が発生する。
本考案は、上記従来技術の課題に鑑み、自動販売機の収納棚への収納及び商品の排出(取り出し)を円滑に行うことができ、且つ商品である焼き芋を均一の温度で保温できる缶入り焼き芋を提供することを目的とする。
このため、本考案に係る缶入り焼き芋は、開封直後に喫食可能な容器入りの焼き芋であって、少なくとも、前記焼き芋は、生芋を焼成して真空パックした無菌化された真空パックごと一端が開口した筒状の空缶内に収納し缶蓋で閉じたことを特徴とする。また、缶蓋が人力で離脱可能な印籠継ぎ蓋であることを第2の特徴とする。さらに、缶蓋がプルタブを引き起こして開缶するプルトップ蓋であることを第3の特徴とする。
本考案は以下の優れた効果を奏する。
(1)焼き芋を缶入りにしたことで、自動販売機による販売が簡便になり、購入直後に手軽に喫食できる。とくに、既製の自動販売機の収納棚に収納可能な缶サイズに対応させれば、他の缶入り飲料やペットボトル飲料と同じ販売機で販売が可能になる。
(2)滅菌した状態の焼き芋を真空引きしたパウチでパックすることで、衛生的で長期の保存が可能になる。
(3)パックした焼き芋を更に缶入りとすることで、外径が潰れずにふっくらとした状態を保持でき、風味や食感を損なうことがない。
本考案に係る缶入り焼き芋の一実施例を示す分解斜視図である。 本考案に係る缶入り焼き芋の他の実施例を示す斜視図である。 本考案に係る缶入り焼き芋の販売状態を示す参考斜視図である。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案の実施形態を説明する。
図1は、本考案の実施形態に係る缶入り焼き芋を示すものであり、この缶入り焼き芋は、上蓋1aで封印可能な円筒缶1bからなる容器缶1に、専用の石焼釜等で焼成された焼き芋2をプラスチックフィルム(ポリエステル)やこのプラスチックフィルム等のパウチ3で真空パックしたものを円筒缶1b内に投入するようにされている。尚、パウチ3は、さらにアルミニウム箔を積層したレトルトパウチでもよい。
容器缶1は、焼き芋2を収容する前の状態では、上部が開口した有底の円筒缶1bと、円筒缶1bの上部の開口を閉蓋する上蓋1aとを備える。円筒缶1bは、焼き芋2が十分に納まる容積とされるが、円筒缶1bの内径は、パックされた焼き芋2がほぼぴったりと内部に収まり、潰れずにふっくらとした状態を保持できる大きさであることが好ましい。
上蓋1aは、円筒缶1bに人力で離脱可能な印籠継ぎされて嵌合され、円筒缶1bの上部開口を全面オープンさせるフルオープンタイプであって、人手で引き上げて開蓋できるようになっている。尚、焼き芋2は、品質保持素剤を同封して真空パックすれば長期保存も可能になる。品質保持剤としては、酸素及び炭酸ガスの吸着性能を有する脱酸素剤(例えば、三菱瓦斯化学株式会社製の商品名「エージレス−E」等)を使用する。
缶蓋1a及び円筒缶1bは、内面がメッキされたブリキ材で形成したフルオープン缶であって、これらの外面は公知の樹脂塗装を施してある。そして、円筒缶1bの開口部内周に突条1cが形成されて、円筒缶1bに密着した状態で着脱可能に嵌合し、前記開口を開閉可能に閉蓋できるようにされている。
そして、専用の石焼釜等で焼成した焼き芋2を、真空引きで密封パックして空気中の雑菌を除去する。好ましくは、更に高温の蒸気でパックごと蒸煮して滅菌することで長期の保存も可能になり、炊き立て芋の風味と食感を長期間にわたりいつでも楽しむことができる。
図2は、本考案に係る缶1の他の実施例を示すもので、上部が開口した円筒缶1bの内部を気密状態で一体に巻き締めした上蓋4を備えている。この上蓋4は、所謂プルトップ蓋とされており、指先などを係止して引き起こし、上蓋4全体を引き剥がして円筒缶1b開口をフルオープン可能なプルタブ4aを備えている。
図3に示すように、本考案に係る缶入り焼き芋は、例えば、コーヒー、紅茶、スープ等の飲料を缶に入れ、機内の商品収納部に収納されて加熱した缶商品5を販売するホット商品自動販売機又はペットボトル6入りの飲料水やジュースといったコールド飲料等も併売できる冷温兼用の自動販売機7等で販売できる。
ホット商品の加熱方式としては、商品収納棚を収能された缶商品を所定の温度で保温する庫内加熱ヒーターにより、ホット飲料として適した販売温度に加熱、昇温した状態で貯蔵し、貨幣投入及び商品選択ボタンを押圧することによる販売指令に応じて商品収納棚から払い出された缶商品を商品取出口へ送出する。
尚、缶容器1がプルトップ缶や缶体1bと蓋体1aの嵌め合い状態が良好であれば、水密性を十分に確保できるので、その嵌合部分に防水テープ等を巻回貼付する必要はないが、防水テープで密封することで、いたずらなどでシール性が破られると、既に開封されていることが明白となる効果は発揮する。また、缶1をリターナブル缶として、開缶後すぐにその場で返却できる返却ケース7を隣接して配置するものでもよい。
以上、本考案の実施の形態を説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。本考案は、開封してから焼き芋を取り出す際に、衛生的かつ円滑に取り出すことができる。また、災害時の非常食としての備蓄食料としても有用である。
1 容器缶
1a 上蓋(蓋体)
1b 円筒缶(缶体)
1c 突条
2 焼き芋
3 パウチ
4 プルトップ蓋(上蓋)
4a プルタブ
5 ホット飲料
6 ペットボトル飲料
7 缶商品の自動販売機
8 返却ケース

Claims (3)

  1. 開封直後に喫食可能な容器入りの焼き芋であって、少なくとも、前記焼き芋は、生芋を焼成して真空パックした無菌化された真空パックごと一端が開口した筒状の空缶内に収納し缶蓋で閉じたことを特徴とする缶入り焼き芋。
  2. 缶蓋が人力で離脱可能な印籠継ぎ蓋であることを特徴とする請求項1記載の缶入り焼き芋。
  3. 缶蓋がプルタブを引き起こして開缶するプルトップ蓋であることを特徴とする請求項1記載の缶入り焼き芋。
JP2019001708U 2019-05-14 2019-05-14 缶入り焼き芋 Active JP3222339U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019001708U JP3222339U (ja) 2019-05-14 2019-05-14 缶入り焼き芋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019001708U JP3222339U (ja) 2019-05-14 2019-05-14 缶入り焼き芋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3222339U true JP3222339U (ja) 2019-07-25

Family

ID=67390151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019001708U Active JP3222339U (ja) 2019-05-14 2019-05-14 缶入り焼き芋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3222339U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022013352A (ja) * 2020-07-03 2022-01-18 株式会社和光産業 真空パック入り焼き芋及び缶入り焼き芋の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022013352A (ja) * 2020-07-03 2022-01-18 株式会社和光産業 真空パック入り焼き芋及び缶入り焼き芋の製造方法
JP7184377B2 (ja) 2020-07-03 2022-12-06 株式会社和光産業 真空パック入り焼き芋及び缶入り焼き芋の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4248737B2 (ja) 食品包装体及び食品の調理方法
JP4824012B2 (ja) 自動販売機用サンドイッチ及び食品
US8784917B2 (en) Food product
WO2009136038A1 (fr) Nouveau produit alimentaire
JP3202469U (ja) 電子レンジ加熱用食品包装容器
US20230144737A1 (en) Food Products For Multifunction Pressure Cookers
US7763296B2 (en) Food items, systems and methods
JP3222339U (ja) 缶入り焼き芋
US20080199579A1 (en) Frozen food package and method of use
JP2002300966A (ja) 容器兼用蒸し器
EP3781489B1 (en) Package for food products and uses thereof
JP7184377B2 (ja) 真空パック入り焼き芋及び缶入り焼き芋の製造方法
EP1344461B1 (fr) Procédé d'obtention d'un plat prêt à consommer
WO2005020722A1 (ja) レトルト食品用加熱調理装置及びそれを内蔵したレトルト食品用自動販売機並びに含気式レトルト食品パッケージ
EP0230194A1 (fr) Préparation culinaire conditionnée sans vide et conservée à température positive, procédé et installation pour l'élaboration d'une telle préparation
US20230354872A1 (en) Cavity creation for uniformly heating pre-cooked and pre-processed food
JP4096006B2 (ja) 包装冷凍寿司並びにその製造方法及び調理方法
JP2015000754A (ja) カップ餅
JPH09193972A (ja) 容器入り食品
JP5921488B2 (ja) 燻製製造用缶詰
JPH0638696A (ja) 加温下で販売可能なおにぎりべんとう包装体
JPH06292527A (ja) おにぎりの缶詰およびその製法
WO1997006068A1 (fr) Dispositif d'emballage et de stockage de plats prepares
OA11092A (fr) Procédé de stabilisation et de reconstitution del'attiéke frais
Gibbs Freezing Cooked Foods

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3222339

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250