JP3186498B2 - セメント補強用集束繊維 - Google Patents

セメント補強用集束繊維

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメント製品全般を補
強するために用いられる集束繊維であり、特に押出成型
法により成型されるセメント製品の補強に好適なセメン
ト補強用繊維に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、石綿に替わるセメント補強用
繊維として種々の無機繊維、合成繊維の使用が提案され
ている。そして、これらの繊維による補強効果を高める
手段の一つとして集束繊維の使用が提案されている。
【0003】例えば、特公昭63−59980号公報で
は、水の存在下で集束効果が減少する集束剤により集束
されたチョップドストランドの使用が提案されている。
また、特開昭52−89122号公報には、細デニール
の繊維を水溶性糊剤で集束処理して太デニールの繊維と
し、これを適当な長さに切断した繊維片を使用してセメ
ント成形品を製造する方法が記載されている。さらに、
特公昭52−37957号公報では、50〜200本の
ガラス繊維を集束剤で集束したものの使用が提案されて
いる。
【0004】集束繊維を使用すれば、原料を混合する初
期の段階では集束状態で混合され、水を加えて混練する
と単繊維に分離するので、製造工程において繊維塊(フ
ァイバーボール)が生じにくく、繊維の分散が良好で均
質なセメント製品を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの集束
繊維を押出成型法により成型するセメント製品の補強に
使用する場合、次のような問題のあることが知られてい
る。
【0006】押出成型法においては各原料毎に自動計量
装置の付いたホッパーが用意され、各原料はホッパーか
ら一定量ずつスクリューに供給され混練される。従っ
て、補強用繊維も専用のホッパーに入れられ、自動的に
計量されて他の原料と混合されることとなる。しかし、
ここで集束繊維を使用すると、図1のようにホッパー内
で繊維同士が絡まって、いわゆる「ブリッジ」と呼ばれ
るものが形成され、ブリッジから下が空洞化するという
現象が生じやすくなる。この「ブリッジ」が形成される
とホッパーからスクリューへ繊維が供給されにくくな
り、生産に多大な影響を及ぼす。繊維同士の絡まりは、
集束繊維の集束状態が緩やかな程生じ易いと考えられ
る。集束力が弱いと、繊維束から1〜数本の単繊維が解
離しやすく、その解離した繊維同士が絡まりやすくなる
からである。
【0007】そこで、押出成型する際には、糊剤の添加
量を増加させて集束力を強くしたものが使われることが
多い。確かに糊剤を増やすと繊維束から1〜数本の繊維
が解離して互いに絡み合うことはなくなる。しかし繊維
束の剛性が増すことにより、繊維束の間に形成された空
隙に他の束が突き刺さるような感じで束同士が絡み合い
易くなるため、依然としてブリッジが形成されることに
変わりはなく、問題の根本的な解決にはなっていない。
また、集束力が強すぎると繊維の解離が進行しにくく、
最終的に得られる製品において繊維の分散が悪くなる恐
れもある。
【0008】また、集束繊維の形状もホッパー内での円
滑な移動に関与する。即ち、ブリッジが形成されない場
合でも、その断面形状がより円形に近いものの方がホッ
パー内を転がり易く、計量もスムーズに行われる。しか
し、糊剤により集束する場合、糊剤に浸漬した後、その
付着量を調節するためロールで絞るといった糊剤除去の
工程が必要となるため、得られるものは扁平形となり、
ホッパー内を転がり易い形状とはならないのである。
【0009】本発明は、特に押出成型法により成型され
るセメント製品の補強に適した集束繊維であって、乾式
混合時、すなわち原料混合初期には分繊しにくく集束状
態で均一に分散し、湿式混合時、すなわち混合終期には
単繊維に解離して均一に分散するという集束繊維特有の
性質を有し、かつブリッジが形成されにくく、ホッパー
内を転がり易い形状のものを得ることを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、アスペ
クト比40〜1000の単繊維が15〜30000本集
合してなる繊維集合体において、繊維集合体中の単繊維
の少なくとも一部が熱接着性繊維であり、繊維集合体の
表面に存在する繊維同士のみが、少なくとも部分的に
接着していることにより集合体を形成していることを特
徴とするセメント補強用集束繊維に関するものである。
【0011】本発明の集束繊維を構成する単繊維はアス
ペクト比が40〜1000のものである。アスペクト比
が40未満では、補強効果が得られにくく、1000を
越えるとセメント製品中における分散が不均一となるか
らである。この条件を満たすには、繊度1〜15デニー
ルのものを使用し、集束繊維を3〜15mmにカットして
使用するとよい。
【0012】集束繊維は15〜30000本の単繊維で
構成する。15本未満では、一つの集合体が小さいため
集合体同士で絡まりやすくなり、30000本を越える
と1つの集合体が大きくなりすぎて、混練が終了するま
でに十分に解離されない場合があるためである
【0013】本発明で使用する単繊維はガラス繊維等の
無機繊維、エチレン、プロピレン、メチルペンテン、ビ
ニルアルコール、酢酸ビニル、アミド、エステル、アク
リロニトリル等の重合体もしくは共重合体からなる合成
繊維等を任意に使用することができるが、少なくとも一
部は熱接着性繊維であることが必要である
【0014】本発明においては繊維集合体の少なくとも
一部に熱接着性繊維を使用することにより、接着剤を使
用することなく繊維同士を接着することが可能となる。
熱接着性繊維の種類は特に限定されず、加熱によって熱
接着性を示すポリエチレン、ポリプロピレンや、湿熱状
態で接着性を示すエチレン−ビニルアルコール共重合体
からなる既存の合成繊維を任意に使用することができ
る。また、低融点成分と高融点成分から構成され低融点
成分が繊維表面の少なくとも一部を占めるような複合繊
維を使用することもできる。このような複合繊維は、低
融点成分のみが接着成分として作用し高融点成分は繊維
形状を保ったままであるため、混練時における解離がス
ムーズに進行しやすく、補強効果も損なわれないという
利点がある。具体的には、低融点成分と高融点成分が菊
花状に配列した分割型複合繊維や、低融点成分/高融点
成分が鞘成分/芯成分である芯鞘型複合繊維等を挙げる
ことができる。本発明では芯/鞘の複合比(断面積比)
8/2〜4/6の芯鞘型複合繊維が最も好ましく使用さ
れる。
【0015】本発明のセメント補強用集束繊維は、繊維
集合体の表面に存在する繊維同士のみ接着している
ことにより集合体を形成している。ここで「表面に存在
する繊維同士のみ接着している」とは、少なくとも
繊維集合体の形態が保持される程度に表面に存在する
維同士のみ接着されており繊維集合体中の内部に存
在する繊維は接着されていないことを要する、の意であ
る。そして接着させる範囲は、原料混合時に加えられる
力に応じて、原料混合開始時には単繊維に解離せず、混
合終了直前に解離し分散するように調節するとよい。例
えば、繊維集合体のごく表面に存在する繊維同士のみを
接着させ、その断面を見ると図2のように単繊維
(6)が薄皮で包まれたようになったものは、ひとたび
表面付近の接着部(4)において解離が始まれば、後は
速やかに単繊維の分散が進行するようになっている。一
方、表面から内部までかなりの範囲にわたって繊維同士
接着され、その断面を見ると図3のように接着部
(4)がドーナツ状になったものは、解離・分散が緩や
かに進行することとなる。いずれの集束繊維(3)も、
その中に繊維同士が接着していない非接着部(5)が存
在するため、全体的に柔らかく弾力性を示す。
【0016】本発明では、繊維集合体を半径1の円とし
て考えた場合に、外周表面から0.2の間にある繊維同
士を接着させることが、繊維の解離の進行および単繊
維の均一な分散の点から好ましい。より好ましくは集合
体の外周表面に存在する繊維同士のみ、もしくは外周表
面から0.01〜0.05の間にある繊維同士を接着
させることが望ましい。
【0017】
【0018】繊維同士の接着は、部分的であってもよ
い。即ち、繊維集合体を側面から見たときに、図4およ
び図5のように接着部(4)が点在していても良いので
ある。但し、この場合、接着される1本の繊維中、接着
部(4)が10%以上存在することが望ましい。10%
未満では集合体としての形態を保持することができない
からである。また、接着部が偏って存在すると、接着さ
れていない繊維が絡み合いやすくなるので注意する必要
がある。そして、接着部の占める割合が多くなるほど、
集合体の表面が平滑となるので、ブリッジが形成されに
くく、ホッパー内を転がり易くなる。勿論、繊維同士が
全体にわたって接着されていてもよい。
【0019】
【0020】接着性繊維を熱接着させる方法としては
熱処理を施して繊維同士を接着させる。この場合も、接
着後の繊維集合体の断面形状が円形もしくは楕円形とな
るように、接着方法を工夫する必要がある。具体的に
は、例えば、サインペンの芯などを製造する際に用いら
れる熱源で被覆されたラッパ管状の加熱器に繊維集合体
を通して表面のみを熱接着させる方法や、熱回転体に接
触させる方法、超音波を照射することにより接着させる
方法等が挙げられる。また、一対の回転体の間に円形の
空隙を設け、そこへ繊維集合体を通し、加熱加圧処理を
施しながら熱接着させることもできる。
【0021】このようにして得られた集束繊維を任意の
長さにカットしたものが、本発明の補強用集束繊維とし
て使用されうる。本発明の補強用集束繊維は、普通ポル
トランドセメント、高炉セメント、シリカセメント、ア
ルミナセメント等の補強に適用することができ、また、
半水石膏、2水石膏とスラグあるいはこれらを上記セメ
ントと混合して使用する際にも用いることができる。そ
して、押出成型法のみならず、湿式抄造法、流込方法等
のいかなる成型方法にも利用することができる。また、
自然養生、蒸気養生、オートクレーブ養生等の養生方法
によってその適用が制限されることはない。
【0022】
【作用】本発明のセメント補強用集束繊維は、繊維集合
の表面に存在する繊維同士のみが、少なくとも部分的
接着しており、表面が平滑でかつ断面形状が円形に
近く、適度な柔軟性と弾力性を有する。従って、これを
特に押出成型法に適用した場合、ホッパー内を転がり易
く、また表面から単繊維が解離しにくいので繊維同士が
絡まってブリッジを形成することもないことから、自動
計量が円滑に進行する。さらに本発明の繊維集合体は、
接着の範囲を適宜調節することにより、単繊維の解離
・分散の進行を容易にコントロールすることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。
【0024】[実施例1] 融点163℃のポリプロピレン樹脂を280℃で溶融紡
糸し、2デニールのモノフィラメントを作成した。これ
を15000本束ねて、図6に示すようなラッパ管状の
加熱器(7)を用いて150℃で加熱処理し、集合体表
面に存在する繊維同士を全体にわたって熱接着させ、図
2のような断面形状を有する集合体とした後、これを6
mm長にカットして、補強用集束繊維を得た。
【0025】次に、この補強用集束繊維20gを、普通
ポルトランドセメント1200g、珪砂800g、メチ
ルセルロース20gとともにミキサーに投入し、1分間
乾式混合した後、この混合物に対して20重量%の水道
水を添加してさらに3分間湿式混合した。そしてこの混
合物を押出成型機に投入して成型し、170℃で16時
間オートクレーブ養生してセメント製品を得た。
【0026】[実施例2] 鞘成分として融点132℃のポリエチレンを、芯成分と
して融点163℃のポリプロピレンを用い、複合比が6
/4(芯/鞘)となるように280℃で溶融紡糸して、
繊度2デニールの芯鞘型複合繊維を作成した。この複合
繊維を、加熱温度を140℃とする以外は実施例1と全
く同様にして加熱、接着し、補強用集束繊維を作成し
た。そして実施例1と同様にしてセメント製品を得た。
【0027】[実施例3] 鞘成分として融点176℃のエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体を、芯成分として融点163℃のポリプロピ
レンを用い、複合比が6/4(芯/鞘)となるように2
80℃で溶融紡糸し、繊度2デニールの複合繊維を作成
した。この複合繊維15000本束ねたものを、湿潤状
態で130℃に加熱した熱ロールに接触させて集合体表
面の繊維同士を接着させた後、これを6mm長にカットし
て、補強用集束繊維を得た。そして実施例1と同様にし
てセメント製品を得た。
【0028】[比較例1] 実施例1で作成したポリプロピレン繊維を15000本
束ねて水で一時的に集束し、6mm長にカットしたものを
補強用繊維として使用し、実施例1と同様にしてセメン
ト製品を得た。
【0029】[比較例2] 実施例1で作成したポリプロピレン繊維を15000本
を束ね、これをポリビニルアルコール水溶液に浸漬し、
絞りロールで絞って固形分付着量が5重量%となるよう
にした後、6mm長にカットして補強用集束繊維を得た。
これを使用して実施例1と同様にしてセメント製品を得
た。
【0030】実施例1〜3および比較例1〜2で得られ
たセメント製品の諸性能を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】表1中、乾式混合時ファイバーボール割合
とは、乾式混合終了後の混合物中に含まれているファイ
バーボールの重量を投入繊維量に対し百分率で表したも
のである。また、湿式混合時の繊維分散状態は、湿式混
合終了後の混合物20gを金網上に採取しセメント分を
水で洗い流し、残った繊維の分散状態を観察して以下の
基準で評価した。 ◎ .. 個々の単繊維に完全に解離している。 ○ .. 集束繊維が一部混在している。 △ .. 全体の約半分が集束繊維の状態である。 × .. 殆どの繊維が集束繊維かファイバーボールの
状態である。
【0033】セメント製品の性能のうち、曲げ強度はJ
IS A 1408に、衝撃強度はJIS B 772
2に従って評価した。
【0034】
【発明の効果】本発明の集束繊維は、繊維集合体中の単
繊維の少なくとも一部が熱接着性繊維であり、繊維集合
の表面に存在する繊維同士のみが、少なくとも部分的
接着していることにより集合体を形成し、円形に近
い断面形状と適当な柔軟性、弾力性を有するものであ
る。したがってこれを特に押出成形法により成形される
セメント製品の補強に使用した場合、製造工程における
原料自動計量時にホッパー内でブリッジが形成されるこ
とがなく、定量的に繊維を供給することができる。ま
た、接着の範囲を適宜調節することにより解離・分散の
進行を容易にコントロールすることができるから、様々
な製造条件に柔軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】原料ホッパー内でブリッジが形成された状態の
説明図である。
【図2】本発明のセメント補強用集束繊維の一例を示す
断面図である。
【図3】本発明のセメント補強用集束繊維の一例を示す
断面図である。
【図4】本発明のセメント補強用集束繊維の一例を示す
側面図である。
【図5】本発明のセメント補強用集束繊維の一例を示す
側面図である。
【図6】繊維同士の熱接着に使用されるラッパ管状の加
熱器の側面図である。
【符号の説明】 1 ホッパー 2 ブリッジ 3 セメント補強用集束繊維 4 接着部 5 非接着部 6 単繊維 7 ラッパ管状の加熱器 8 電熱線 9 加熱前の繊維集合体 10 加熱後の繊維集合体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスペクト比40〜1000の単繊維が
    15〜30000本集合してなる繊維集合体において、
    繊維集合体中の単繊維の少なくとも一部が熱接着性繊維
    であり、繊維集合体の表面に存在する繊維同士のみが、
    少なくとも部分的に接着していることにより集合体を
    形成していることを特徴とするセメント補強用集束繊
    維。
  2. 【請求項2】 熱接着性繊維が低融点成分と高融点成分
    とからなり、低融点成分が繊維表面の少なくとも一部を
    占める複合繊維であることを特徴とする請求項1記載の
    セメント補強用集束繊維。
JP07063295A 1995-03-03 1995-03-03 セメント補強用集束繊維 Expired - Lifetime JP3186498B2 (ja)

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