JP2835812B2 - 集束されたセメント補強用繊維 - Google Patents

集束されたセメント補強用繊維

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JP2835812B2 JP17112593A JP17112593A JP2835812B2 JP 2835812 B2 JP2835812 B2 JP 2835812B2 JP 17112593 A JP17112593 A JP 17112593A JP 17112593 A JP17112593 A JP 17112593A JP 2835812 B2 JP2835812 B2 JP 2835812B2
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B16/00Use of organic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of organic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B16/04Macromolecular compounds
    • C04B16/06Macromolecular compounds fibrous

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメント製品を全体に
亙って補強するための集束された繊維であり、中でも特
にモルタル用の補強繊維として効果的な集束されたセメ
ント補強用繊維に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、石綿に替わるセメント強化用繊維
として種々の無機繊維、合成繊維の使用が提案されてい
る。例えば、特開昭49−98424号公報、特開昭4
9−104917号公報、特開昭49−104918号
公報、特開昭61−86452号公報、特開昭62−1
71952号公報等にはガラス繊維、ポリエステル繊
維、ビニロン繊維、ポリプロピレン繊維、芳香族ポリア
ミド繊維、アクリル繊維の使用が教示されている。ま
た、集束繊維としては特公昭53−37957号公報、
特公昭63−59980号公報、特開昭52−8912
2号公報、特開平4−149057号公報、公表平4−
502142号公報等にはガラス繊維、ビニロン繊維、
ポリオレフィン繊維の使用が教示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来から
多くのセメント補強用の繊維が知られているが、特にモ
ルタル用などの補強繊維として単繊維の細いものを使用
した場合には、繊維が柔軟すぎてジャリなどの骨材にま
とわりつき、補強用としての効果を十分発揮することが
できない。そこで繊維を太くしたり、繊維を集束状態と
することにより剛性化し、ジャリなどの骨材へのまとわ
りつきを防止する試みがなされている。しかしながら単
一繊維で太繊度のものは、セメント中の一部分に占める
繊維の割合が大きくなり、繊維が存在している部分が逆
に欠点となってしまう。また、従来の集束繊維は一般に
マルチフィラメント糸の状態において単繊維同志を糊材
等で集束接合して短カットしており、したがつてその結
束力はかなり強固であって、セメント中へ混合しても単
繊維に分離しにくいために上記太繊度の単繊維の場合と
同様セメント中の一部分に占める繊維の割合が大きく、
繊維が存在している部分が逆に欠点となってしまう。そ
のうえ接合したマルチフィラメント糸の状態で短カット
して得る方法は、生産性が悪くコスト高となる。
【0004】本発明の目的は特に、モルタル分野におい
て繊維をセメント系原料の中へ投入する時点では繊維が
集束していて剛性を保有し、投入時点においてはジャリ
などの骨材にまとわりつかず、投入後の攪拌による外力
によって集束繊維が容易に単繊維あるいは数本の集束状
態の繊維に分離するセメント補強用の集束繊維を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、繊維の表面に
適量な界面活性剤を付着させることにより繊維同志を弱
い力で接着させて集束繊維とすることにより上記課題を
解決した。即ち本発明のセメント補強用の集束繊維は、
炭素数8〜18のノルマルアルキルホスフェートアルカ
リ金属塩が繊維重量に対して15〜75重量%付着され
た0.5〜15デニールの短カット繊維約100本以上
が、分離可能な状態に接合集束されていることを特徴と
しているものである。
【0006】また本発明の他の好ましいセメント補強用
の集束された繊維にあっては、炭素数8〜18のノルマ
ルアルキルホスフェートアルカリ金属塩が繊維重量に対
して15〜75重量%付着され、更にポリビニルアルコ
ールが3〜35重量%付着された0.5〜15デニール
の短カット繊維約100本以上が、分離可能な状態に接
合集束されていることを特徴としているものである。
【0007】さらにまた上記セメント補強用の集束され
た繊維が、耐アルカリ性に優れたポリプロピレン若しく
はポリ4−メチルペンテン−1のポリオレフィンに、平
均直径が1μm未満の炭酸カルシウム微粉末を2〜20
重量%含んだ樹脂からなる単一繊維、ポリプロピレン若
しくはポリ4−メチルペンテン−1のポリオレフィンに
平均直径が1μm未満の炭酸カルシウム微粉末を2〜2
0重量%含んだ樹脂を鞘成分とし、ポリプロピレン若し
くはポリ4−メチルペンテン−1のポリオレフィンを芯
成分とする芯鞘型複合繊維であることを特徴としている
ものである。
【0008】繊維を形成するポリオレフィン樹脂は、通
常のポリプロピレン樹脂、ポリ4−メチルペンテン−1
樹脂でもよいが、特にポリプロピレン樹脂としては、Q
値(Q:重量平均分子量/数平均分子量の比)が5未
満、好ましくは4以下、沸騰n−ヘプタン不溶分(H
I:重量%)が97%より以上、好ましくは98%以
上、アイソタクチックペンタット分率(IPF:モル
%)が94%より以上、好ましくは96%以上の高結晶
性のものが好ましい。Q値を5未満のポリプロピレン樹
脂は熱延伸性が良好であり、またHIが97%以上であ
りIPFが94%以上のポリプロピレン樹脂は、低結晶
成分が少なく立体規則性に優れ、延伸により結晶配向が
向上して繊維強力が増加するとともに剛直性の優れた繊
維となすことができる。
【0009】本発明に用いるノルマルアルキルホスフェ
ートアルカリ金属塩は、ノルマルアルキルホスフェート
カリウムまたはノルマルアルキルホスフェートナトリウ
ムであって、例えば炭素数8のオクチルホスフェートカ
リウムまたはナトリウム、炭素数10のデシルホスフェ
ートカリウムまたはナトリウム、炭素数12のラウリル
ホスフェートカリウムまたはナトリウム、炭素数13の
トリデシルホスフェートカリウムまたはナトリウム、炭
素数14のミリスチルホスフェートカリウムまたはナト
リウム、炭素数16のセチルホスフェートカリウムまた
はナトリウム、炭素数18のステアリルホスフェートカ
リウムまたはナトリウムが挙げられ、アルキルの炭素数
が7以下では本発明の効果は得られにくく、また炭素数
が19以上では界面活性剤として安定な水溶液が得られ
難く繊維への付着処理がしにくくなる。
【0010】ノルマルアルキルホスフェートアルカリ金
属塩としては、モノアルキルエステルまたはジアルキル
エステルの何れでもよい。繊維に対するノルマルアルキ
ルホスフェートアルカリ金属塩の好ましい付着量は、該
繊維重量に対して15〜75重量%であって、15重量
%未満であると繊維の集束性が不十分であり、75重量
%を超えると繊維の集束性は十分であるが、セメントに
混合する工程で繊維がバラけにくい。
【0011】繊維へのノルマルアルキルホスフェートア
ルカリ金属塩の付着方法としては、繊維製造工程の任意
の段階で該界面活性剤を付与すればよいが、延伸工程後
が好ましい。付与方法としては、浸漬方法、スプレー方
法、コーティング方法の何れでもよい。
【0012】さらに繊維に固さをだしたい場合は、ノル
マルアルキルホスフェートアルカリ金属塩を付着させた
繊維にポリビニルアルコールを3〜35重量%付着させ
ればよい。付着量が繊維重量に対して3重量%未満であ
ると得られた繊維に固さが得られず、35重量%を超え
ると繊維同志が強固に付着しすぎてセメントスラリーへ
混合時、短繊維への分離性が低下する。付与方法として
は、上記と同様、浸漬方法、スプレー方法、コーティン
グ方法を挙げることができる。この時点で単繊維の集束
単位が大きい場合、例えばトウの状態で帯状であればス
リッターによって2〜8mm程度の細幅となしたのち、
それを3〜15mmに短カットして多数の集束繊維ピー
スとなすとよい。また集束接合力を高めるために短カッ
ト集束繊維をPVA水溶液に浸漬処理した場合は、その
PVA水溶液が完全乾燥する前に圧空をノズル噴射して
適当な大きさ(幅2〜8mm程度)の集束繊維ピースに
分離するとよい。1つの集束繊維ピースの繊維本数はラ
ンダムであるが、約100本〜1万本程度のものが実用
上望ましい。
【0013】本発明の短カットされた集束繊維は、普通
ポルトランドセメント、高炉セメント、シリカセメン
ト、アルミナセメント等の補強に適用することができ、
また半水石膏、2水石膏とスラグあるいはこれらを上記
セメントと混合して使用する際にも用いることができ、
湿式抄造法、流込方法、押出成型法で自然養生、蒸気養
生、オートクレーブ養生などいかなるセメント成型物の
製法にも適用することができる。
【0014】
【作用】界面活性剤あるいはポリビニルアルコールによ
って単繊維同志が弱い接着力によって束ねられた本発明
のセメント補強用繊維は、セメント材料に混合し攪拌す
ると単繊維あるいは少数本の集束繊維に容易に分離し、
適度な剛性と界面活性剤の作用によって良好に分散し、
乾式法あるいは湿式法によって得られたセメント製品の
衝撃、曲げ強度の向上に大きく寄与する。さらに繊維全
体もしくは芯鞘型複合繊維の鞘成分に適量の炭酸カルシ
ウムを均一に添加してなる集束繊維は、セメントとの親
和性が向上してより良好に分散し、セメント成型体の衝
撃強度を損なうことなく、曲げ強度を向上させることが
できる。
【0015】
【実施例】
[実施例1] 繊維形成樹脂として、樹脂のQ値が3.
5、HIが98%、IPFが97%、MFR(メルトフ
ローレート;g/10分、JIS−K−7210に準ず
る。)が15のポリプロピレン樹脂を用いた。繊維は繊
度が2デニールの芯鞘型複合構造(芯/鞘=6/4)と
して芯鞘共に同一樹脂で構成し、その鞘成分に対して平
均粒径0.5μmの金属石鹸で前処理をした炭酸カルシ
ウム微粉末を8重量%練り込み添加したものを275℃
の温度で溶融紡糸した後、延伸し、ラウリルホスフェー
トカリウム塩である油剤を30重量%付着させたのち集
束し、乾燥して長さ6mmに切断することにより、約2
00〜2万本の短繊維が集束された状態の多数の集束繊
維ピースとなした。
【0016】上記集束繊維ピースの形態は、短カットさ
れた多数の繊維が平行にかつ外力を加えると容易に分離
する状態に接合されたところの集束幅が2〜8mm程度
の扁平な方形の小片の形をなしている。
【0017】次に普通ポルトランドセメント400g、
珪砂100g及び上記集束繊維(集束繊維ピース群)を
7.5gを順次投入して攪拌混合(乾式混合)したとこ
ろ、集束繊維はポルトランドセメントおよび珪砂の中に
1〜10本程度に細かく分離して均一に分散していた。
その後、このセメント系原料の混合物に対して水道水を
50重量%添加して攪拌混合(湿式混合)した。この湿
式混合後の状態においても細かく分離された上記集束繊
維は、浮上したりファイバーボールの状態を呈すること
なく乾式混合時における分散状態を維持していた。
【0018】[実施例2] 実施例1において溶融紡糸
された繊維に、油剤(ラウリルホスフェートカリウム
塩)を15重量%付着させたのち集束し、乾燥して長さ
6mmに切断し、多数の集束繊維ピースとなした。そし
てこの集束繊維を実施例1と同様にポルトランドセメン
トおよび珪砂に混合して攪拌したところ、集束繊維の大
部分はさらに細かく(繊維数1〜5本程度)に分離して
ポルトランドセメントおよび珪砂の中にほぼ均一に分散
していた。そして水を加えた湿式混合後もこの分散状態
が保たれていた。
【0019】[実施例3] 上記実施例2における油剤
の付着量を油剤を75重量%として集束繊維となした。
この集束繊維を上記と同様にポルトランドセメントおよ
び珪砂と乾式混合したところ、集束繊維は繊維数1〜2
5本程度に分離してポルトランドセメントおよび珪砂の
中にほぼ均一に分散していた。そして水を加えた湿式混
合後もこの分散状態が保たれていた。
【0020】[比較例1] 実施例1の油剤付着量を5
重量%とした以外は実施例1と同様として集束繊維とな
したが、集束接合性が不良のため使用前に細かく分離し
て取り扱いがしにくく、また得られた集束繊維の単繊維
状態において剛性が不足し、ポルトランドセメントおよ
び珪砂と乾式混合したところ、集束繊維は単繊維状態に
容易に分離はするが、分離した単繊維同志が絡み合う現
象がみられ、モルタルセメント製品用としては不向きで
あった。
【0021】[実施例4] 実施例1のラウリルホスフ
ェートカリウム塩が付着した短カット繊維をポリビニル
アルコール水溶液に浸漬し、繊維表面にさらに5重量%
のポリビニルアルコールを付着させ、半乾燥後圧空を吹
き付けて集束繊維ピースの形態に分離して乾燥しセメン
ト補強用の集束繊維となした。
【0022】次に上記集束繊維を20gと、普通ポルト
ランドセメント1200g、珪砂800g、メチルセル
ロース20gとを順次、投入して乾式混合してセメント
系原料となした。しかるのちこのセメント系原料に水道
水(セメント系原料に対して水を20重量%)を添加し
て湿式混合し、押出成型機にて押出成型したところ、乾
式混合の時点で集束繊維は1〜10本程度に分離して均
一に分散し、また湿式混合でもその分散状態が保持され
て高品質なセメント成型物が得られた。
【0023】[比較例2] 上記実施例4において、ポ
リビニルアルコールの付着量を50重量%として集束繊
維となした。しかしこの集束繊維は集束接合力が強過ぎ
て乾式混合、湿式混合のどちらの時点でも集束繊維の分
離性が悪く、100本以上の繊維が集束された状態の束
状のものが多くみられた。
【0024】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明の集束され
たセメント補強用繊維は、炭素数8〜18のノルマルア
ルキルホスフェートアルカリ金属塩が繊維重量に対して
15〜75重量%付着された0.5〜15デニールの短
カット繊維約100本以上が、分離可能な状態に接合集
束されてなるものであるから、取り扱いが容易でセメン
ト原料へ投入しやすく、押出成型機のホッパーに投入し
て自動供給しても円滑に所定量ずつ送り出すことができ
る。しかも乾式混合した時点で容易に単繊維あるいは少
数の繊維束状に分離するためセメント中へ均一分散し、
また湿式混合時においてもこの分散状態が保持されるか
ら、モルタル、セメントボード等のセメント製品の衝撃
強度および曲げ強度を共に従来よりも向上させることが
できる。
【0025】さらに、高結晶性のポリプロピレン樹脂に
炭酸カルシウムを添加した繊維でもって集束繊維となす
ことにより、耐アルカリ性に優れ、セメントとの親和性
の良好なセメント補強用の集束繊維が得られ、セメント
製品の曲げ強度をさらに向上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06M 13/292 D06M 13/292 // D06M 101:20 D06M 13/32 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C04B 16/06 C04B 20/10 C04B 28/02 D01F 6/06 D01F 8/06 D06M 13/292

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数8〜18のノルマルアルキルホス
    フェートアルカリ金属塩が繊維重量に対して15〜75
    重量%付着された0.5〜15デニールの短カット繊維
    約100本以上が、分離可能な状態に接合集束されてい
    ることを特徴とする集束されたセメント補強用繊維。
  2. 【請求項2】 炭素数8〜18のノルマルアルキルホス
    フェートアルカリ金属塩が繊維重量に対して15〜75
    重量%付着され、更にポリビニルアルコールが3〜35
    重量%付着された0.5〜15デニールの短カット繊維
    約100本以上が、分離可能な状態に接合集束されてい
    ることを特徴とする集束されたセメント補強用繊維。
  3. 【請求項3】 上記集束された繊維が、ポリプロピレン
    若しくはポリ4−メチルペンテン−1のポリオレフィン
    に平均直径が1μm未満の炭酸カルシウム微粉末を2〜
    20重量%含んだ樹脂からなる単一繊維、ポリプロピレ
    ン若しくはポリ4−メチルペンテン−1のポリオレフィ
    ンに平均直径が1μm未満の炭酸カルシウム微粉末を2
    〜20重量%含んだ樹脂を鞘成分とし、ポリプロピレン
    若しくはポリ4−メチルペンテン−1のポリオレフィン
    を芯成分とする芯鞘型複合繊維であることを特徴とする
    「請求項1」または「請求項2」記載の集束されたセメ
    ント補強用繊維。
  4. 【請求項4】 上記集束された繊維が、Q値(Q:重量
    平均分子量/数平均分子量の比)が5未満、沸騰n−ヘ
    プタン不溶分(HI:重量%)が97<HI<100、
    アイソタクチックペンタッド分率(IPF:モル%)が
    94<IPF<100である高結晶性ポリプロピレンで
    あることを特徴とする「請求項1」または「請求項2」
    または「請求項3」記載の集束されたセメント補強用繊
    維。
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