JP3185133B2 - 造粒コーティング種子およびその製造方法 - Google Patents
造粒コーティング種子およびその製造方法Info
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- JP3185133B2 JP3185133B2 JP2920397A JP2920397A JP3185133B2 JP 3185133 B2 JP3185133 B2 JP 3185133B2 JP 2920397 A JP2920397 A JP 2920397A JP 2920397 A JP2920397 A JP 2920397A JP 3185133 B2 JP3185133 B2 JP 3185133B2
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01C—PLANTING; SOWING; FERTILISING
- A01C1/00—Apparatus, or methods of use thereof, for testing or treating seed, roots, or the like, prior to sowing or planting
- A01C1/06—Coating or dressing seed
-
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T442/20—Coated or impregnated woven, knit, or nonwoven fabric which is not [a] associated with another preformed layer or fiber layer or, [b] with respect to woven and knit, characterized, respectively, by a particular or differential weave or knit, wherein the coating or impregnation is neither a foamed material nor a free metal or alloy layer
- Y10T442/2861—Coated or impregnated synthetic organic fiber fabric
- Y10T442/2877—Coated or impregnated polyvinyl alcohol fiber fabric
-
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- Y10T442/30—Woven fabric [i.e., woven strand or strip material]
- Y10T442/3065—Including strand which is of specific structural definition
- Y10T442/3089—Cross-sectional configuration of strand material is specified
- Y10T442/3098—Cross-sectional configuration varies longitudinaly along the strand
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、造粒コーティング
種子およびその製造方法に関する。特に花卉種子などの
好光性種子を造粒コーティングした造粒コーティング種
子およびその製造方法に関する。
種子およびその製造方法に関する。特に花卉種子などの
好光性種子を造粒コーティングした造粒コーティング種
子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より農作業における省力化などのた
め、野菜などの種子に赤土やクレーなどの造粒材を、ポ
リビニルアルコールやカルボキシメチルセルロースなど
の結合剤を用いて、流動層型造粒機または傾斜回転パン
型造粒機により造粒コーティングすることが知られてい
る(例えば、特公昭38−3469号)。
め、野菜などの種子に赤土やクレーなどの造粒材を、ポ
リビニルアルコールやカルボキシメチルセルロースなど
の結合剤を用いて、流動層型造粒機または傾斜回転パン
型造粒機により造粒コーティングすることが知られてい
る(例えば、特公昭38−3469号)。
【0003】このようにして得られた造粒コーティング
種子は、播種後に土壌中で適度な水分に遭うと、コーテ
ィング層が吸水して2〜3個所に亀裂が生じることによ
り、ブロック状に破砕され、発芽が起こる。
種子は、播種後に土壌中で適度な水分に遭うと、コーテ
ィング層が吸水して2〜3個所に亀裂が生じることによ
り、ブロック状に破砕され、発芽が起こる。
【0004】特に花卉種子などの好光性種子は、発芽に
光を要するため、播種時に土中に埋没させずに地表に配
して光を受けやすくしている。
光を要するため、播種時に土中に埋没させずに地表に配
して光を受けやすくしている。
【0005】しかしながら、従来の造粒コーティング種
子では、播種時に吸水してもそのコーティング層が良好
に割れないという問題がある。すなわち、従来のもので
は、吸水してもコーティング層にほとんど亀裂が入らな
いか、入っても幅の狭いものであるため、種子が十分に
露出しないことがある。そのため、上記のような好光性
種子では、光が遮断されて良好な発芽が阻害されてしま
うという問題がある。また、従来の造粒コーティング種
子では、製造直後には割れても、経日により時間がたつ
につれて、徐々に割れにくくなるという問題がある。
子では、播種時に吸水してもそのコーティング層が良好
に割れないという問題がある。すなわち、従来のもので
は、吸水してもコーティング層にほとんど亀裂が入らな
いか、入っても幅の狭いものであるため、種子が十分に
露出しないことがある。そのため、上記のような好光性
種子では、光が遮断されて良好な発芽が阻害されてしま
うという問題がある。また、従来の造粒コーティング種
子では、製造直後には割れても、経日により時間がたつ
につれて、徐々に割れにくくなるという問題がある。
【0006】また、花卉種子等の好光性種子は、微小種
子であるため、使用する造粒用組成物の粒径によって
は、種子を含有していない球状物が副生することがあ
る。この球状物の副生の問題を解決するために、造粒用
組成物の粒径を20μm未満にすることが提案されてい
る(特願平7−321542号)。しかしながら、造粒
用組成物の粒径が20μm以上の場合は、依然として問
題は解決されていない。
子であるため、使用する造粒用組成物の粒径によって
は、種子を含有していない球状物が副生することがあ
る。この球状物の副生の問題を解決するために、造粒用
組成物の粒径を20μm未満にすることが提案されてい
る(特願平7−321542号)。しかしながら、造粒
用組成物の粒径が20μm以上の場合は、依然として問
題は解決されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記問題点に鑑み、種子、特に好光性種子を造粒コーティ
ングするものにおいて、播種時に吸水しやすく、さらに
吸水により割れやすく、しかも経日によっても割れ方が
変化しにくく、さらに種子を含有しない球状物の副生が
ほとんど認められない造粒コーティング種子およびその
製造方法を提供することを目的とする。
記問題点に鑑み、種子、特に好光性種子を造粒コーティ
ングするものにおいて、播種時に吸水しやすく、さらに
吸水により割れやすく、しかも経日によっても割れ方が
変化しにくく、さらに種子を含有しない球状物の副生が
ほとんど認められない造粒コーティング種子およびその
製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の造粒コーティン
グ種子は、モンモリロナイト及びベントナイトのいずれ
か一方もしくは双方よりなる平均粒径30μm以下の粉
体(A)0.1〜25重量%と、モンモリロナイト及び
ベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径10μm以上
30μm以下の粉体(B)99.9〜75重量%とから
なる造粒材を含有する造粒用組成物と、結合剤として、
25℃での水溶液粘度が50mPa・s以下であるポリ
ビニルアルコール(以下、PVAという。)の水溶液と
を用いて、種子を造粒コーティングしてなる。
グ種子は、モンモリロナイト及びベントナイトのいずれ
か一方もしくは双方よりなる平均粒径30μm以下の粉
体(A)0.1〜25重量%と、モンモリロナイト及び
ベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径10μm以上
30μm以下の粉体(B)99.9〜75重量%とから
なる造粒材を含有する造粒用組成物と、結合剤として、
25℃での水溶液粘度が50mPa・s以下であるポリ
ビニルアルコール(以下、PVAという。)の水溶液と
を用いて、種子を造粒コーティングしてなる。
【0009】ここで、平均粒径とは、レーザー回折/散
乱法により測定される平均体積径をいう。
乱法により測定される平均体積径をいう。
【0010】上記においては、前記粉体(B)の50重
量%以上が、焼成珪藻土及び融剤焼成珪藻土のいずれか
一方もしくは双方よりなることが好ましい。
量%以上が、焼成珪藻土及び融剤焼成珪藻土のいずれか
一方もしくは双方よりなることが好ましい。
【0011】また、上記においては、前記粉体(A)の
モンモリロナイト及びベントナイトが、膨潤力12ml
/2g以上のナトリウムモンモリロナイト及びナトリウ
ムベントナイトであることが好ましい。
モンモリロナイト及びベントナイトが、膨潤力12ml
/2g以上のナトリウムモンモリロナイト及びナトリウ
ムベントナイトであることが好ましい。
【0012】また、上記においては、PVAが、重合度
300〜1,800、ケン化度70〜90%であること
が好ましい。
300〜1,800、ケン化度70〜90%であること
が好ましい。
【0013】本発明の造粒コーティング種子は、播種
時、そのコーティング層が吸水しやすく、さらに吸水に
より割れやすくなる。また、経日によってもその割れや
すさが変化しにくい。そのため、好光性種子は光を受け
やすくなり、良好に発芽する。また、上記特定の造粒用
組成物と結合剤との組合せにより、造粒用組成物の粒径
が20μm以上であっても種子を含有しない球状物が副
生しにくい。
時、そのコーティング層が吸水しやすく、さらに吸水に
より割れやすくなる。また、経日によってもその割れや
すさが変化しにくい。そのため、好光性種子は光を受け
やすくなり、良好に発芽する。また、上記特定の造粒用
組成物と結合剤との組合せにより、造粒用組成物の粒径
が20μm以上であっても種子を含有しない球状物が副
生しにくい。
【0014】なお、花卉種子等の好光性種子は、その生
育に対して結合剤の影響を受けやすいという問題がある
が、本発明の造粒コーティング種子では、上記のように
コーティング層の吸水時の割れ方が良好であり、種子か
らの剥離が良好であるため、生育に対する結合剤の影響
がほとんどない。
育に対して結合剤の影響を受けやすいという問題がある
が、本発明の造粒コーティング種子では、上記のように
コーティング層の吸水時の割れ方が良好であり、種子か
らの剥離が良好であるため、生育に対する結合剤の影響
がほとんどない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施に関連する
事項について詳細に説明する。
事項について詳細に説明する。
【0016】(1)造粒用組成物 造粒用組成物は、モンモリロナイト及びベントナイトの
いずれか一方もしくは双方よりなる平均粒径30μm以
下の粉体(A)0.1〜25重量%と、モンモリロナイ
ト及びベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径10μ
m以上30μm以下の粉体(B)99.9〜75重量%
とからなる造粒材を含有する。
いずれか一方もしくは双方よりなる平均粒径30μm以
下の粉体(A)0.1〜25重量%と、モンモリロナイ
ト及びベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径10μ
m以上30μm以下の粉体(B)99.9〜75重量%
とからなる造粒材を含有する。
【0017】粉体(A)は、上記効果をより高める点よ
り、平均粒径が30μm以下のモンモリロナイト及び/
又はベントナイトよりなること、即ち単独の粉体よりな
る場合にはその粉体が、複数の粉体よりなる場合にはそ
れぞれの粉体が平均粒径30μm以下であることが好ま
しい。なお、上記効果を損なわない程度であれば、平均
粒径30μmを越えるモンモリロナイト及び/又はベン
トナイトを含有させてもよいが、少なくとも粉体(A)
全体としての平均粒径が30μm以下であることを要す
る。
り、平均粒径が30μm以下のモンモリロナイト及び/
又はベントナイトよりなること、即ち単独の粉体よりな
る場合にはその粉体が、複数の粉体よりなる場合にはそ
れぞれの粉体が平均粒径30μm以下であることが好ま
しい。なお、上記効果を損なわない程度であれば、平均
粒径30μmを越えるモンモリロナイト及び/又はベン
トナイトを含有させてもよいが、少なくとも粉体(A)
全体としての平均粒径が30μm以下であることを要す
る。
【0018】粉体(A)の平均粒径は、0.5μm以上
20μm以下であることが、上記した本発明の効果を高
める上で好ましい。
20μm以下であることが、上記した本発明の効果を高
める上で好ましい。
【0019】モンモリロナイトは、シリカ、アルミナ、
マグネシアを主成分とする層状構造の粘土鉱物であり、
ベントナイトは、このモンモリロナイトを主成分とする
粘土鉱物である。両者は、共に大きな内部表面積と高度
の水和力を有するため、吸水性及び膨潤性に富む。その
ため、これらを造粒用組成物中に0.1〜25重量%含
有させると、コーティング層が吸水しやすく、かつ、吸
水により割れやすくなる。粉体(A)の含有率が0.1
重量%未満であると、このような効果を十分に得ること
ができない。また、25重量%を越えると、コーティン
グ層が逆に割れにくくなる。これは、粉体(A)の含有
率が高いほど、その膨潤力によりコーティング層の吸水
時の割れ方の度合いは大きくなるが、粉体(A)は、膨
潤するだけでなく、他の粉体が吸水により流出するのを
防ぐ作用も果しているため、25重量%を越えると、粉
体(A)の粘結性によりコーティング層の硬度が高くな
るからである。
マグネシアを主成分とする層状構造の粘土鉱物であり、
ベントナイトは、このモンモリロナイトを主成分とする
粘土鉱物である。両者は、共に大きな内部表面積と高度
の水和力を有するため、吸水性及び膨潤性に富む。その
ため、これらを造粒用組成物中に0.1〜25重量%含
有させると、コーティング層が吸水しやすく、かつ、吸
水により割れやすくなる。粉体(A)の含有率が0.1
重量%未満であると、このような効果を十分に得ること
ができない。また、25重量%を越えると、コーティン
グ層が逆に割れにくくなる。これは、粉体(A)の含有
率が高いほど、その膨潤力によりコーティング層の吸水
時の割れ方の度合いは大きくなるが、粉体(A)は、膨
潤するだけでなく、他の粉体が吸水により流出するのを
防ぐ作用も果しているため、25重量%を越えると、粉
体(A)の粘結性によりコーティング層の硬度が高くな
るからである。
【0020】粉体(A)のモンモリロナイト及びベント
ナイトは、その膨潤力が12ml/2g以上であること
が好ましい。12ml/2g未満では、特に好光性種子
を造粒コーティングした場合に、コーティング層の割れ
方が必ずしも十分とは言えないからである。
ナイトは、その膨潤力が12ml/2g以上であること
が好ましい。12ml/2g未満では、特に好光性種子
を造粒コーティングした場合に、コーティング層の割れ
方が必ずしも十分とは言えないからである。
【0021】モンモリロナイト及びベントナイトには、
結晶層間の交換性陽イオンの種類により、ナトリウム
型、カルシウム型、カリウム型がある。そのうち、特に
ナトリウム型は、膨潤力に優れるため、本発明において
は、ナトリウム型のナトリウムモンモリロナイト、ナト
リウムベントナイトを用いることが好ましく、特に、そ
の膨潤力が12ml/2g以上であることが好ましい。
結晶層間の交換性陽イオンの種類により、ナトリウム
型、カルシウム型、カリウム型がある。そのうち、特に
ナトリウム型は、膨潤力に優れるため、本発明において
は、ナトリウム型のナトリウムモンモリロナイト、ナト
リウムベントナイトを用いることが好ましく、特に、そ
の膨潤力が12ml/2g以上であることが好ましい。
【0022】ここで、ナトリウムモンモリロナイト及び
ナトリウムベントナイトには、炭酸ナトリウムなどによ
り活性化処理したナトリウム活性化モンモリロナイト、
ナトリウム活性化ベントナイト、ナトリウム置換処理モ
ンモリロナイト、ナトリウム置換処理ベントナイトなど
も含まれる。
ナトリウムベントナイトには、炭酸ナトリウムなどによ
り活性化処理したナトリウム活性化モンモリロナイト、
ナトリウム活性化ベントナイト、ナトリウム置換処理モ
ンモリロナイト、ナトリウム置換処理ベントナイトなど
も含まれる。
【0023】粉体(B)は、上記のように、モンモリロ
ナイト及びベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径1
0μm以上30μm以下の粉体である。ここで、平均粒
径が10μm未満では経日によりコーティング層の割れ
やすさが低下してしまう。
ナイト及びベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径1
0μm以上30μm以下の粉体である。ここで、平均粒
径が10μm未満では経日によりコーティング層の割れ
やすさが低下してしまう。
【0024】この粉体(B)は、上記した本発明の効果
をより高める点より、平均粒径が10μm以上30μm
以下である1種又は2種以上の粉体(モンモリロナイト
及びベントナイトを除く。)よりなること、即ち単独の
粉体よりなる場合にはその粉体が、複数の粉体よりなる
場合にはそれぞれの粉体が10μm以上30μm以下で
あることが好ましい。なお、上記効果を損なわない程度
であれば、平均粒径が10μm未満の粉体や、平均粒径
が30μmを越える粉体を含有させてもよいが、少なく
とも粉体(B)全体としての平均粒径が10μm以上3
0μm以下であることを要する。
をより高める点より、平均粒径が10μm以上30μm
以下である1種又は2種以上の粉体(モンモリロナイト
及びベントナイトを除く。)よりなること、即ち単独の
粉体よりなる場合にはその粉体が、複数の粉体よりなる
場合にはそれぞれの粉体が10μm以上30μm以下で
あることが好ましい。なお、上記効果を損なわない程度
であれば、平均粒径が10μm未満の粉体や、平均粒径
が30μmを越える粉体を含有させてもよいが、少なく
とも粉体(B)全体としての平均粒径が10μm以上3
0μm以下であることを要する。
【0025】ここで、粉体(B)の平均粒径は粉体
(A)の平均粒径よりも大きいことが好ましく、より好
ましくは、粉体(B)の平均粒径が粉体(A)の平均粒
径の1.5倍以上60倍以下である。これにより、経日
によるコーティング層の割れ方の変化をより効果的に抑
制することができ、また造粒コーティング時の作業性に
優れる。
(A)の平均粒径よりも大きいことが好ましく、より好
ましくは、粉体(B)の平均粒径が粉体(A)の平均粒
径の1.5倍以上60倍以下である。これにより、経日
によるコーティング層の割れ方の変化をより効果的に抑
制することができ、また造粒コーティング時の作業性に
優れる。
【0026】粉体(B)としては、未焼成珪藻土(乾燥
珪藻土)、焼成珪藻土及び融剤焼成珪藻土等の珪藻土、
シリカ、タルク、カオリン、パーライト並びに炭酸カル
シウムなどの造粒用の無機物粉体を用いることができ、
これらの粉体を単独で用いても2種以上混合してもよ
い。
珪藻土)、焼成珪藻土及び融剤焼成珪藻土等の珪藻土、
シリカ、タルク、カオリン、パーライト並びに炭酸カル
シウムなどの造粒用の無機物粉体を用いることができ、
これらの粉体を単独で用いても2種以上混合してもよ
い。
【0027】粉体(B)は、その50重量%以上が、珪
藻土の中でも、焼成珪藻土及び/又は融剤焼成珪藻土よ
りなることが好ましい。珪藻土の中でも未焼成珪藻土よ
りも焼成珪藻土や融剤焼成珪藻土を用いた方が、コーテ
ィング層の割れ方がよく、経日によってもその割れやす
さが変化しにくいからである。
藻土の中でも、焼成珪藻土及び/又は融剤焼成珪藻土よ
りなることが好ましい。珪藻土の中でも未焼成珪藻土よ
りも焼成珪藻土や融剤焼成珪藻土を用いた方が、コーテ
ィング層の割れ方がよく、経日によってもその割れやす
さが変化しにくいからである。
【0028】本発明において用いる造粒用組成物は、上
記した粉体(A)及び粉体(B)よりなる造粒材を含有
し、さらにその他の成分として、所望により、疎水剤、
植物ホルモン、植物栄養剤、植物成長調整剤、殺菌剤、
酸素発生剤、肥料などの補助成分を含有してもよい。な
お、かかる補助成分を含有させる場合、その粉体の平均
粒径は30μm以下であることが好ましい。
記した粉体(A)及び粉体(B)よりなる造粒材を含有
し、さらにその他の成分として、所望により、疎水剤、
植物ホルモン、植物栄養剤、植物成長調整剤、殺菌剤、
酸素発生剤、肥料などの補助成分を含有してもよい。な
お、かかる補助成分を含有させる場合、その粉体の平均
粒径は30μm以下であることが好ましい。
【0029】(2)結合剤 結合剤としては、25℃での水溶液粘度が、50mPa
・s以下、好ましくは1mPa・s以上50mPa・s
以下である、PVAの水溶液を用いる。水溶液粘度が5
0mPa・s(25℃)より大きいと、コーティング層
の吸水時の割れ方が経日により低下するからである。
・s以下、好ましくは1mPa・s以上50mPa・s
以下である、PVAの水溶液を用いる。水溶液粘度が5
0mPa・s(25℃)より大きいと、コーティング層
の吸水時の割れ方が経日により低下するからである。
【0030】本発明の上記した効果を高める点より、P
VAは、重合度が300〜1,800、ケン化度が70
〜90%であることが好ましい。なお、重合度が1,8
00を越えたり、ケン化度が90%を越えると、コーテ
ィング層の吸水時の割れ方が経日により低下しやすくな
る。
VAは、重合度が300〜1,800、ケン化度が70
〜90%であることが好ましい。なお、重合度が1,8
00を越えたり、ケン化度が90%を越えると、コーテ
ィング層の吸水時の割れ方が経日により低下しやすくな
る。
【0031】また、PVAは、純分が95重量%以上で
あることが、本発明の効果を高める上で好ましい。
あることが、本発明の効果を高める上で好ましい。
【0032】なお、本発明の上記した効果を損なわない
程度であれば、他の結合剤を適宜加えてもよい。また、
本発明の上記した効果を損なわない程度であれば、植物
ホルモンや植物栄養剤などの補助成分を加えてもよい。
程度であれば、他の結合剤を適宜加えてもよい。また、
本発明の上記した効果を損なわない程度であれば、植物
ホルモンや植物栄養剤などの補助成分を加えてもよい。
【0033】(3)造粒コーティング方法 以上よりなる造粒用組成物及び結合剤を用いて、種子を
造粒コーティングするには、傾斜回転パン型造粒機、流
動層型造粒機など種々の公知の造粒装置を用いることが
できる。
造粒コーティングするには、傾斜回転パン型造粒機、流
動層型造粒機など種々の公知の造粒装置を用いることが
できる。
【0034】造粒コーティングにおいては、種子に上記
結合剤をスプレーなどにより噴霧しながら、上記造粒用
組成物粉体を添加して、種子の表面にコーティング層を
形成せしめる。なお、造粒コーティング種子製造時のご
く初期の段階においては、結合剤を含まない水のみを用
いて造粒用組成物をコーティングすることも可能であ
り、その後、上記結合剤を使用すれば、本発明による造
粒コーティング種子の良好な特徴を維持したまま、同時
に、結合剤の生育への影響をより効果的に抑えることが
できる。
結合剤をスプレーなどにより噴霧しながら、上記造粒用
組成物粉体を添加して、種子の表面にコーティング層を
形成せしめる。なお、造粒コーティング種子製造時のご
く初期の段階においては、結合剤を含まない水のみを用
いて造粒用組成物をコーティングすることも可能であ
り、その後、上記結合剤を使用すれば、本発明による造
粒コーティング種子の良好な特徴を維持したまま、同時
に、結合剤の生育への影響をより効果的に抑えることが
できる。
【0035】得られる造粒コーティング種子の大きさ
は、もとの種子の重量や大きさがそれぞれ異なるので一
概にはいえないが、機械播種できる程度の大きさでよ
く、特に限定されない。
は、もとの種子の重量や大きさがそれぞれ異なるので一
概にはいえないが、機械播種できる程度の大きさでよ
く、特に限定されない。
【0036】造粒コーティングされる種子の種類も限定
されない。通常の種子、あるいは殻をむいたいわゆる剥
皮種子(裸の種子)などの加工処理された種子を用いる
ことができる。また、本発明に特に適している好光性種
子とは、光がないと発芽しにくい種子をいい、例えば、
花卉種子の多くの種類が該当する。例としては、ベチュ
ニア、トルコキキョウ、ベゴニア、コリウス、キンギョ
ソウなどが挙げられる。
されない。通常の種子、あるいは殻をむいたいわゆる剥
皮種子(裸の種子)などの加工処理された種子を用いる
ことができる。また、本発明に特に適している好光性種
子とは、光がないと発芽しにくい種子をいい、例えば、
花卉種子の多くの種類が該当する。例としては、ベチュ
ニア、トルコキキョウ、ベゴニア、コリウス、キンギョ
ソウなどが挙げられる。
【0037】これらの花卉種子には、平均粒径1mm以
下である微小な種子が多く、本発明はこれら微小な好光
性種子に特に効果的である。
下である微小な種子が多く、本発明はこれら微小な好光
性種子に特に効果的である。
【0038】なお、造粒コーティングされた種子の識別
を目的として造粒コーティング種子の表面を色素、染
料、顔料などで着色する場合には、本発明の上記した効
果を損なわない程度であれば、これらの薬剤を造粒用組
成物または結合剤に配合してもよい。
を目的として造粒コーティング種子の表面を色素、染
料、顔料などで着色する場合には、本発明の上記した効
果を損なわない程度であれば、これらの薬剤を造粒用組
成物または結合剤に配合してもよい。
【0039】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明の具体
例及び効果を示すが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではない。
例及び効果を示すが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではない。
【0040】実施例1〜4 発芽率約90%のトルコキキョウの種子50mlを傾斜
回転パンに投入し、表1に示す造粒用組成物、結合剤を
用いて、粒径が約1.5mmになるまで造粒コーティン
グした後、30℃で3時間乾燥した。なお、表1におい
て、「部」とは重量部を意味する。また、「粒径」は平
均粒径である。
回転パンに投入し、表1に示す造粒用組成物、結合剤を
用いて、粒径が約1.5mmになるまで造粒コーティン
グした後、30℃で3時間乾燥した。なお、表1におい
て、「部」とは重量部を意味する。また、「粒径」は平
均粒径である。
【0041】表1に、造粒コーティング時における種子
を含まない球状物の発生率(副生率)を示す。副生率
は、造粒コーティングの結果得られた球状物のうち種子
を含有していないものの割合(%)であって、得られた
球状物500粒において検査して求めた。
を含まない球状物の発生率(副生率)を示す。副生率
は、造粒コーティングの結果得られた球状物のうち種子
を含有していないものの割合(%)であって、得られた
球状物500粒において検査して求めた。
【0042】このようにして得られた造粒コーティング
種子について、製造直後、製造から3か月後、6か月後
及び12か月後に発芽試験を行なって発芽勢及び発芽率
の経日変化を調べた。発芽試験は、直径9cmのシャー
レに濾紙2枚を敷き、これに水4mlを注いだ後、造粒
コーティングした種子100粒を置床し、20℃の恒温
器に入れて行なった。なお、種子を含む球状物と含まな
い球状物との区別は肉眼ではできなかったため、発芽試
験は、種子を含有しない球状物の選別をせずに行なっ
た。結果を表1に示す。
種子について、製造直後、製造から3か月後、6か月後
及び12か月後に発芽試験を行なって発芽勢及び発芽率
の経日変化を調べた。発芽試験は、直径9cmのシャー
レに濾紙2枚を敷き、これに水4mlを注いだ後、造粒
コーティングした種子100粒を置床し、20℃の恒温
器に入れて行なった。なお、種子を含む球状物と含まな
い球状物との区別は肉眼ではできなかったため、発芽試
験は、種子を含有しない球状物の選別をせずに行なっ
た。結果を表1に示す。
【0043】
【表1】 *1:ベントナイトとしてナトリウムベントナイト、モ
ンモリロナイトとしてナトリウムモンモリロナイトを用
いた。 *2:粒径比=(粉体(B)の平均粒径)/(粉体
(A)の平均粒径) *3:ポリビニルアルコール水溶液の濃度%は、重量%
濃度である。 *4:粘度はB型粘度計により測定した(25℃)。 *5:発芽勢は、発芽試験開始から7日後に発芽してい
る種子の割合(%)である。 *6:発芽率は、発芽試験開始から14日後に発芽して
いる種子の割合(%)である。 *7:実施例2の粉体(B)は混合物全体としての平均
粒径が16μmであった。
ンモリロナイトとしてナトリウムモンモリロナイトを用
いた。 *2:粒径比=(粉体(B)の平均粒径)/(粉体
(A)の平均粒径) *3:ポリビニルアルコール水溶液の濃度%は、重量%
濃度である。 *4:粘度はB型粘度計により測定した(25℃)。 *5:発芽勢は、発芽試験開始から7日後に発芽してい
る種子の割合(%)である。 *6:発芽率は、発芽試験開始から14日後に発芽して
いる種子の割合(%)である。 *7:実施例2の粉体(B)は混合物全体としての平均
粒径が16μmであった。
【0044】比較例1〜3 表2に示す造粒用組成物及び結合剤を用いて、実施例1
〜4と同様にして、造粒コーティングを行ない、副生率
を測定し、また得られた造粒コーティング種子について
発芽試験を行なった。結果を表2に示す。
〜4と同様にして、造粒コーティングを行ない、副生率
を測定し、また得られた造粒コーティング種子について
発芽試験を行なった。結果を表2に示す。
【0045】
【表2】 *1〜6:実施例1〜4と同じ。 *8:比較例1の粉体(B)は混合物全体としての平均
粒径が25.5μmであった。
粒径が25.5μmであった。
【0046】表より明らかなように、実施例1〜4では
種子を含まない球状物が全く発生しなかった。これに対
し、比較例1,2では種子を含まない球状物の発生率が
高かった。また、実施例1〜4の造粒コーティング種子
は、いずれも比較例1,2に対し、種子を含まない球状
物の存在を考慮しても、製造直後の発芽勢及び発芽率が
高かった。しかも、12か月経過後においても、発芽勢
及び発芽率があまり低下しなかった。これに対し、比較
例1,2の造粒コーティング種子は、経日により発芽勢
及び発芽率がともに大きく低下した。
種子を含まない球状物が全く発生しなかった。これに対
し、比較例1,2では種子を含まない球状物の発生率が
高かった。また、実施例1〜4の造粒コーティング種子
は、いずれも比較例1,2に対し、種子を含まない球状
物の存在を考慮しても、製造直後の発芽勢及び発芽率が
高かった。しかも、12か月経過後においても、発芽勢
及び発芽率があまり低下しなかった。これに対し、比較
例1,2の造粒コーティング種子は、経日により発芽勢
及び発芽率がともに大きく低下した。
【0047】また、比較例3では種子を含まない球状物
が全く発生せず、また製造直後の発芽率及び発芽勢も比
較的高かったが、経日により発芽率及び発芽勢がともに
大きく低下した。
が全く発生せず、また製造直後の発芽率及び発芽勢も比
較的高かったが、経日により発芽率及び発芽勢がともに
大きく低下した。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、上記特
定の造粒用組成物と結合剤との組合わせにより、造粒コ
ーティング種子が、播種時、そのコーティング層が吸水
しやすく、さらに吸水により割れやすくなる。しかも、
経日によってもその割れやすさが変化しにくい。また、
種子を含有しない球状物の副生がほとんど認められず、
さらに結合剤を使用しているものの、上記のようにコー
ティング層の吸水時の割れ方が良好で、種子からの剥離
が良好であるため、生育に対する結合剤の影響がほとん
どない。そのため、特に発芽に光を要する好光性種子は
光を受けやすくなり、良好に発芽する。
定の造粒用組成物と結合剤との組合わせにより、造粒コ
ーティング種子が、播種時、そのコーティング層が吸水
しやすく、さらに吸水により割れやすくなる。しかも、
経日によってもその割れやすさが変化しにくい。また、
種子を含有しない球状物の副生がほとんど認められず、
さらに結合剤を使用しているものの、上記のようにコー
ティング層の吸水時の割れ方が良好で、種子からの剥離
が良好であるため、生育に対する結合剤の影響がほとん
どない。そのため、特に発芽に光を要する好光性種子は
光を受けやすくなり、良好に発芽する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤尾 俊和 京都府京都市西京区樫原江ノ本町11 (72)発明者 前田 吉弘 京都府綴喜郡田辺町三山木南山30−1 (56)参考文献 特開 昭59−192006(JP,A) 特開 平8−70627(JP,A) 特開 平8−56423(JP,A) 特開 平8−56424(JP,A) 特開 平3−94604(JP,A) 特開 平8−70629(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 1/06
Claims (10)
- 【請求項1】 モンモリロナイト及びベントナイトのい
ずれか一方もしくは双方よりなる平均粒径30μm以下
の粉体(A)0.1〜25重量%と、モンモリロナイト
及びベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径10μm
以上30μm以下の粉体(B)99.9〜75重量%と
からなる造粒材を含有する造粒用組成物と、 結合剤として、25℃での水溶液粘度が50mPa・s
以下であるポリビニルアルコールの水溶液とを用いて、 種子を造粒コーティングしてなる造粒コーティング種
子。 - 【請求項2】 前記粉体(B)の50重量%以上が、焼
成珪藻土及び融剤焼成珪藻土のいずれか一方もしくは双
方よりなることを特徴とする請求項1記載の造粒コーテ
ィング種子。 - 【請求項3】 前記粉体(A)のモンモリロナイト及び
ベントナイトが、膨潤力12ml/2g以上のナトリウ
ムモンモリロナイト及びナトリウムベントナイトである
ことを特徴とする請求項1記載の造粒コーティング種
子。 - 【請求項4】 前記ポリビニルアルコールが、重合度3
00〜1,800、ケン化度70〜90%であることを
特徴とする請求項1記載の造粒コーティング種子。 - 【請求項5】 前記種子が好光性種子であることを特徴
とする請求項1記載の造粒コーティング種子。 - 【請求項6】 モンモリロナイト及びベントナイトのい
ずれか一方もしくは双方よりなる平均粒径30μm以下
の粉体(A)0.1〜25重量%と、モンモリロナイト
及びベントナイト以外の粉体よりなる平均粒径10μm
以上30μm以下の粉体(B)99.9〜75重量%と
からなる造粒材を含有する造粒用組成物と、 結合剤として、25℃での水溶液粘度が50mPa・s
以下であるポリビニルアルコールの水溶液とを用いて、 種子を造粒コーティングすることを特徴とする造粒コー
ティング種子の製造方法。 - 【請求項7】 前記粉体(B)の50重量%以上が、焼
成珪藻土及び融剤焼成珪藻土のいずれか一方もしくは双
方よりなることを特徴とする請求項6記載の造粒コーテ
ィング種子の製造方法。 - 【請求項8】 前記粉体(A)のモンモリロナイト及び
ベントナイトが、膨潤力12ml/2g以上のナトリウ
ムモンモリロナイト及びナトリウムベントナイトである
ことを特徴とする請求項6記載の造粒コーティング種子
の製造方法。 - 【請求項9】 前記ポリビニルアルコールが、重合度3
00〜1,800、ケン化度70〜90%であることを
特徴とする請求項6記載の造粒コーティング種子の製造
方法。 - 【請求項10】 前記種子が好光性種子であることを特
徴とする請求項6記載の造粒コーティング種子の製造方
法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2920397A JP3185133B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 造粒コーティング種子およびその製造方法 |
EP98110468A EP0963689B1 (en) | 1997-02-13 | 1998-06-08 | Coated seed and process for producing the same |
US09/094,121 US5918413A (en) | 1997-02-13 | 1998-06-09 | Coated seed and process for producing the same |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2920397A JP3185133B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 造粒コーティング種子およびその製造方法 |
EP98110468A EP0963689B1 (en) | 1997-02-13 | 1998-06-08 | Coated seed and process for producing the same |
US09/094,121 US5918413A (en) | 1997-02-13 | 1998-06-09 | Coated seed and process for producing the same |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10225206A JPH10225206A (ja) | 1998-08-25 |
JP3185133B2 true JP3185133B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=27239084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2920397A Expired - Lifetime JP3185133B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 造粒コーティング種子およびその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5918413A (ja) |
EP (1) | EP0963689B1 (ja) |
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