JP3183021U - アジャスタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アジャスタ10は、バックルと、カバー12と、第1ベルト13と、第2ベルト14とからなる。バックルの両端に連結した第1ベルトと第2ベルトを折り返して、再度バックルへ通し、カバー12の後面側から引き出している。これにより、カバーの左右には、折り返し部20,20が形成される。そして、カバーと折り返し部によって蝶結び状のリボンを模した形状が形成され、アジャスタをスラックス1の前あき部2上端近傍へ装着したとき、その見栄えを良くすることができ、折り返し部の大きさを調整することによりアジャスタの長短を調整することができる。
【選択図】図4
Description
当該衣服を妊娠期間中乃至は産後体形が元に戻るまで着用することができるようにするため、実用新案登録第3146031号公報にはパンツ類のウェストサイズ調整補助具が開示されている。
当該ウェストサイズ調整補助具は、伸縮ベルトをスラックス等の前あき部の上端を留めるボタン又はフックに装着してウェストサイズを拡張している。当該伸縮ベルトは、バックルの両側へそれぞれ通している別個のベルトをそれぞれ調整することにより、当該伸縮ベルトの長短を調整している。
また、上記の伸縮ベルトを短くして使用しているとき、バックルの両側面へ引き出した伸縮ベルトの先端部が垂れ下がることになる。この垂れ下がったベルト先端部は見栄えを著しく損なうが、たとえば、スラックスのベルト通しへ通そうとしても、当該スラックスの前あき部上端は当該伸縮ベルトによって拡開されているため、当該ベルト通しまでの長さが足りなくなるおそれがある。
前記第1ベルト及び前記第2ベルトの各折り返し部分と前記カバーによって蝶結び状のリボンに模した形状を形成するようにしたことを特徴とする。
当該開口部から、前記第1ベルト及び前記第2ベルトの各先端部を引き出すようにしたことを特徴とする。
また、アジャスタは、第1ベルト及び第2ベルトの折り返し部分を引っ張れば短く、一方、第1ベルト及び第2ベルトの先端部を引っ張れば長くすることができ、共にベルトを引っ張るだけでアジャスタの長短を調整することができる。そのため、アジャスタの長さを容易に調整することができる。
さらに、第1ベルト及び第2ベルトの基端部はバックルの外軸へ連結したので、ベルトに大きな力が加わった場合であってもベルトがバックルから抜脱することを防止することができる。
これにより、基端部がカバー内に全て入り込んでしまって、リボン形状が解けてしまうことを防ぐことができる。そのため、リボンを模した形状を維持することができ、アジャスタを取り付けたときの見栄えを良くすることができる。
また、アジャスタを最も短くした場合であっても基端部は外軸と中軸との間から引き出されないので、リボン形状を維持することができる。そのため、第1ベルト及び第2ベルトの折り返し部分を引っ張り易くすることができる。これにより、アジャスタの長さを容易に調整することができる。
図1はアジャスタを示す斜視図であり、図2は当該アジャスタのカバーを外した状態を示す斜視図であり、図3は当該アジャスタのカバーを示す斜視図である。
バックル11は、図2に示すように、矩形状のフレーム11aからなる。フレーム11aは、互いに平行な外軸15a,15bを有している。そして、フレーム11aは、当該外軸15a,15bと平行になるように、当該外軸15a、15bの内側に互いに平行な一対の中軸16a,16bとを有している。
バックル11は、一方の外軸15aと中軸16aに第1ベルト13を係合し、他方の外軸15bと中軸16bに第2ベルト14を係合している。当該バックル11を中心として第1ベルト13、第2ベルト14の長短をそれぞれ調整することにより、アジャスタ10は長さを調整することができる。
また、本実施例において、カバー12は、バックル11の前後両面を覆うように形成されているが、これに限定されず、たとえば、バックル11の前面にプラスチック製のカバーを嵌め込んで、当該カバーでバックル11を覆うようにしても良い。
これにより、第1ベルト13又は第2ベルト14を勢いよく引っ張った時であっても、当該第1ベルト13及び第2ベルト14がバックル11から抜脱することを防止することができる。
第1ベルト13及び第2ベルト14は、長手方向に沿って伸縮性を有していないものを使用しても良いが、少なくとも長手方向に沿って伸縮性を有しているものであることが好ましい。
本実施例に係る第1ベルト13及び第2ベルト14には、伸縮性を有するゴム紐が編み込まれている。もちろんこれに限定されるものでは無く、第1ベルト13及び第2ベルト14を構成する糸の編み方、織り方等によって伸縮性を有するようにしても良い。そして第1ベルト13及び第2ベルト14が伸縮性を有するので、使用者が立ったり座ったりして、アジャスタに若干の負荷がかかった場合であっても、当該第1ベルト13及び第2ベルト14が伸縮することによってアジャスタ10が使用者の動きを阻害することを防止することができる。
なお、当該基端部18,18の折り返し部分を、引っ張り強度が高く伸びにくい糸で密に縫い合わせて非伸縮性と可撓性を有するようにしても良い。
これにより、バックル11を収納するカバー12の左右に、第1ベルト13と第2ベルト14を折り返した折り返し部20,20がそれぞれ形成される。
ここで、カバー12を結び目に見立て、カバー12の左右で折り返されている折り返し部20,20を羽に見立てると、アジャスタ10を蝶結び状のリボンを模した形状と見立てることができる。これにより、アジャスタ10を取り付けたときの見栄えを良くすることができる。また、折り返し部20,20を形成したことにより、アジャスタ10を短くしたとき、第1ベルト13又は第2ベルト14の余りが垂れ下がることを防止することができる。
また第1ベルト13及び第2ベルト14を全て引き出し、折り返し部20,20が全て引き出された場合であっても、少なくとも第1ベルト13及び第2ベルト14の基端部18,18は、外軸15a,15bと中軸16a,16bとの隙間に引き込まれることはない。これにより、リボン形状は維持され、アジャスタ10の見栄えを維持することができる。
そして、対向する中軸16a,16b間を通した第1ベルト13及び第2ベルト14の先端部19,19は、カバー12の開口部17から引き出され、当該先端部19,19は互いに相反する方向へ分けられている。
第1係止部21及び第2係止部22には、複数種類の留め具が設けられている。当該留め具はそれぞれ対を成すように形成されている。
図1に示すように、第1係止部21には、ボタン21aと、フック受け具21bが取り付けられている。また、第2係止部22には、ボタンホール22aが形成され、フック22bが取り付けられている。
ボタン21aとボタンホール22aは一対のボタン式留め具を形成し、フック22bとフック受け具21aは一対のフック式留め具を形成している。
留め具の取り付け方は上記のように限定されるものでは無く、第1係止部21に、ボタン21aとフック22bを取り付け、第2係止部22に、ボタンホール21bを形成し、フック受け具22aを取り付けるようにしても良い。
本実施例では、一対の留め具としてボタン21aとボタンホール22aからなるボタン式留め具、フック22bとフック受け具22aからなるフック式留め具を例示したがこれに限定されず、たとえばスナップ式留め具又はこれらに類する留め具を配しても良い。
複数種類の留め具を取付けたことによって、たとえば、前あき部の上端をボタンで留めているジーパンに使用可能であると共に、当該前あき部上端をフックで留めているスラックス又はスカートのような衣服にも使用可能である。したがって、汎用性に優れたアジャスタ10を提供することができる。
図4は、アジャスタ10を取り付けたスラックスを穿いたところを示す斜視図であり、図5は、アジャスタ10の取り付け部分を正面から示した図面である。
これによりアジャスタ10は、スラックス1の前あき部2の上端近傍に装着され、スラックス1のウェストサイズを拡張することができる。
アジャスタ10を長くしたい場合には、第1ベルト13と第2ベルト14の先端部19,19を互いに相反する方向へ引っ張れば良い。これによって、開口部17から第1ベルト13と第2ベルト14が引き出され、アジャスタ10は長くなる。
一方、アジャスタ10を短くしたい場合には、第1ベルト13と第2ベルト14の折り返し部20,20を大きくすればよい、すなわち、当該折り返し部20,20へ手指を差し込んで互いに相反する方向へ引っ張れば良い。これにより、開口部17へ第1ベルト13と第2ベルト14は引き戻され、アジャスタ10は短くなる。
したがって、短くするときも長くするときも同様に、互いに相反する方向に引っ張るだけで、アジャスタ10の長さを容易に調整するができる。
また、リボン形状を整えたい場合には、カバー12を押さえ、第1ベルト13又は第2ベルト14のいずれか一方の折り返し部20,20或いは先端部19,19を引っ張って調節すればよい。折り返し部20,20の大きさをそれぞれ別個に整えることができるので、アジャスタ10のリボン形状見栄えを容易に整えることができる。
このとき、図5に示すように、前あき部2下方に形成される逆三角形の窓部5から下着が露出するおそれがある。この場合には、当該窓部5をシャツ・ブラウス等の上衣で覆ったり、スラックス1を穿いた上から腹巻を着用して、窓部5から下着が露出することを防ぐことができる。
また、スラックス1の前あき部2の下方は通常ファスナ又はボタンで閉じられている。このファスナ又はボタンを、出来る限り上まで留めることで、窓部5の大きさを小さくすることができる。この場合に、アジャスタ10の第1ベルト13及び第2ベルト14を幅広にしたり、少なくともバックル11の前面を覆うカバー12を窓部5を覆う程度に大きくしたりして、窓部5を覆い隠すようにしても良い。
21…第1係止部、21a…ボタン、21b…フック受け具、
22…第2係止部、22a…ボタンホール、22b…フック、
1…スラックス、2…前あき部、3…スラックス側ボタン、4…スラックス側ボタンホール、5…窓部。
Claims (4)
- スラックス或いはスカート又はこれらに類する衣服の前あき部の上端を、ボタンとボタンホール又はフックとフック受け具からなる一対の留め具で留めるボタン式又はフック式の前記衣服へ着脱自在に装着して、前記衣服のウェストサイズを拡張可能にしたアジャスタであって、
当該アジャスタは、互いに平行な一対の外軸、及び当該外軸と平行となるように、前記両外軸の内側に配された互いに平行な一対の中軸を有するバックルと、当該バックルの少なくとも前面を覆うカバーと、一方の前記外軸に基端部を連結し、一方の前記留め具に係合する第1係止部を先端部に有する第1ベルトと、他方の前記外軸に基端部を連結し、他方の前記留め具に係合する第2係止部を先端部に有する第2ベルトとからなり、
前記第1ベルト及び前記第2ベルトを折り返して、前記第1ベルト及び前記第2ベルトの各先端部を、それぞれ前記外軸と前記中軸との間へ、前記バックルの後面側から前面側に向かって通すと共に、前記両中軸の間へ、前記バックルの前面側から後面側に向かって通して、
前記第1ベルト及び前記第2ベルトの各折り返し部分と前記カバーによって蝶結び状のリボンに模した形状を形成するようにしたことを特徴とするアジャスタ。 - 前記カバーは、前記バックルの前後両面を覆うと共に、前記バックルの後面に対向する開口部を有し、
当該開口部から、前記第1ベルト及び前記第2ベルトの各先端部を引き出すようにしたことを特徴とする請求項1に記載のアジャスタ。 - 前記第1ベルト及び前記第2ベルトの各基端部が、所定の長さにわたって非伸縮性と可撓性を有していることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載のアジャスタ。
- 前記第1係止部及び前記第2係止部には、前記ボタンと前記ボタンホールとからなる前記ボタン式留め具、及び前記フックと前記フック受け具とからなる前記フック式留め具が配されていることを特徴とする請求項1に記載のアジャスタ。
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