JP3176115U - 下半身着衣 - Google Patents

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昇 榮西
千代子 島田
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Abstract

【課題】 従来の筒状の腹布を着衣本体に着脱可能に取付ける構成を採用して、製作を容易化できる下半身着衣を得ること。
【解決手段】 上部にウエストバンド21を備える着衣本体2から上方に、伸縮可能な筒状の腹布3を設けた下半身着衣1において、オープンストレッチファスナー10の一方ファスナー11を前記着衣本体2のウエストバンド21内側に、また、オープンストレッチファスナー10の他方ファスナー12を前記腹布3の外周下部に、それぞれ取付け、前記腹布3を、前記オープンストレッチファスナー10を介して前記着衣本体2に着脱可能に取付けた下半身着衣である。
【選択図】 図1

Description

本考案は下半身着衣に関し、男女用パンツ、ズボン、女性用スカート等、とりわけ産前産後の体型に適合可能な女性用下半身着衣に関する。
この種の女性用下半身着衣において、着衣の胴回り箇所に伸縮性の素材で妊婦のお腹を包むマタニティパンツ等が知られている(特許文献1)。
上記文献1のマタニティパンツは、パンツ本体の上部に、その内側全周に亘って略筒形の伸縮性リブニット部と称される腹布を縫い付け、パンツ本体の上部側方位置には、アジャスターを設けて、ウエストサイズ調節可能に構成したものである。
これにより、パンツ本体のアジャスターと腹布とで妊婦の体型変化に応じたフィット性を確保し、マタニティパンツでありながらもスタイリッシュな着こなしが可能であり、パンツ本体上端との間に溝部が形成され、この溝部にシャツやTシャツなどのトップスの下端を折り込むことも可能であり、更に、パンツ本体の上端をベルト通しを設けたベルトウエスト部とすることにより、通常の(マタニティ用ではない)パンツをはいているように見せかける効果がより大きくなる、といった作用効果を奏するとされている。
尚、パンツ本体の上部側方位置にアジャスターが設けられてウエストサイズ調節可能とされている技術は、例えば特許文献2に見るように、昭和の時代より知られている周知技術である。
実用新案登録第3125943号公報 実開昭56−7710号公報
前記特許文献1によると、前記伸縮性リブニット部と称される腹布は、略筒形の下端がパンツ本体の上端から所定寸法だけ低い位置で内側全周に亘って縫い付けられるので、その縫合作業が些か困難であって作業者に熟練を要するものである。
更に、前記腹布は、パンツ本体に縫い付けられるので、とりわけ産後において不要となっても、適宜の取外しをすることができない不都合がある。この点、特許文献1では、妊娠初期において腹布をパンツ本体の内側に折り込んで使用することを慫慂しているが、夏場等の暑い日に、産後の女性やレディースが使用するには不向きである。
また、前記文献1では、パンツ本体の上部側方位置にアジャスターが設けられてウエストサイズ調節可能とされているにも拘らず、腹布がパンツ本体に縫い付けられるので、縫い付け部位(縫合箇所)は縫合糸によって伸縮性が減殺される不都合もある。
そこで、本考案は、前記腹布を、前記文献1とは異なり、着衣本体に着脱可能に取付ける構成を採用して、その構造に工夫を凝らしたものであり、しかも、前記文献1の不都合を解消することができる下半身着衣を提案するものである。
本願第1請求項に記載した考案は、実施例で用いた符号を付して記すと、上部にウエストバンド21を備える着衣本体2から上方に、伸縮可能な筒状の腹布3を設けた下半身着衣1において、オープンストレッチファスナー10の一方ファスナー11を前記着衣本体2のウエストバンド21内側に、また、オープンストレッチファスナー10の他方ファスナー12を前記腹布3の外周下部に、それぞれ取付け、前記腹布3を、前記オープンストレッチファスナー10を介して前記着衣本体2に着脱可能に取付けたことを特徴とする下半身着衣である。
本願第2請求項に記載した考案は、上部にウエストバンド21を備える着衣本体2から上方に、伸縮可能な筒状の腹布3を設けた下半身着衣1において、前記着衣本体2のウエストバンド21内側の略全周に亘って帯状片21aを設けるとともに、この帯状片21aに、前記腹布3を、オープンストレッチファスナー10を介して着脱可能に取付けて構成され、前記帯状片21aは、上方に折り返し可能に設けられ、前記オープンストレッチファスナー10は、一方ファスナー11が前記腹布3の表面側に縫合されるとともに、他方ファスナー12は、その係合歯部12aを下方に向けて前記帯状片21aの裏面側に縫合され、前記帯状片21aの裏面側に縫合された前記他方ファスナー12の前記係合歯部12aは、当該帯状片21aの下端縁よりも上側に位置して設けられていることを特徴とする下半身着衣である。
本願第3請求項に記載した考案は、前記請求項2において、前記帯状片21aは、当該ウエストバンド21の内側縫合部となる箇所を、更に下方に延長して設けた部位であることを特徴とする下半身着衣である。
本考案に係る下半身着衣は、腹布3が、オープンストレッチファスナー10を介して着脱可能に取付けられるので、腹布3を取付ければマタニティパンツや腹巻付きパンツ等となり、腹布3を取外せば、産後の女性やレディースは通常のパンツ等の下半身着衣として使用することができ、これにより汎用性が増して便宜となる。
更に、本考案の着衣は、腹布3が、オープンストレッチファスナー10を介して取付けられるので、前記文献1の場合、縫合糸により腹布の伸縮性が減殺されるのとは異なり、ファスナー自体に伸縮性が備えられ、しかも、取付け箇所の全周において少なくともファスナーの歯合箇所の存しない部位を有するので、これらの部位において腹布3の伸縮性が発揮され得て、伸縮性あるフィット感が損なわれることがない。
また、本考案の着衣は、帯状片21aは上方に折り返し可能に設けられ、且つ、オープンストレッチファスナー10の一方ファスナー11が腹布3の表面側に縫合されるとともに、他方ファスナー12は、その係合歯部12aを下方に向けて帯状片21aの裏面側に縫合され、そして、帯状片21aの裏面側に縫合された他方ファスナー12の係合歯部12aが、帯状片21aの下端縁よりも上側に位置して設けられているので、腹布3を取外した際には、他方ファスナー12の係合歯部12aが、帯状片21aによって隠蔽され得ることとなり、従って、係合歯部12aが着用者の肌側に当たらないから、係合歯部12aが存在しても着用感が損なわれない。
また、本考案の着衣において、ウエストバンド21の内側縫合部6aとなる箇所を、更に下方に延長して設けた部位を前記帯状片21aとして構成すると、帯状片21aをウエストバンド21の一部として当該ウエストバンド21に一体に形成でき、帯状片21aを別部材にて設けることを要しないので、製作の簡易化・容易化がもたらされる。
更にまた、着衣の製作においても、オープンストレッチファスナー10の一方ファスナー11を腹布3に縫合し、他方ファスナー12を帯状片21aに縫合するという別々の作業によるので、文献1のように腹布をパンツ本体の内側全周に亘って縫い付けて一度に取付ける場合の困難性を、解消することができる。
このように、本考案の下半身着衣によれば、レディス用としては勿論、妊娠初期から臨月、そして産後も着用できるマタニティパンツ或いはマタニティスカート、更には通常の男女用パンツや子供用パンツとして用いることができ、また、その製作も容易化され得るものである。
本考案の実施例に係り、マタニティ用の下半身着衣を示す正面外観図である。 本考案の実施例に係り、腹布を示す平面図である。 本考案の実施例に係り、ウエストバンドの箇所における着衣本体を示す斜視図である。 本考案の実施例に係り、ウエストバンド内側に設けた帯状片を示す斜視図である。
以下に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。本例の下半身着衣1は、これをパンツ(ズボン)に実施したもので、上部にウエストバンド21を備える着衣本体2から上方に、伸縮可能な筒状の腹布3を設けて構成される。即ち、この下半身着衣1において、前記着衣本体2のウエストバンド21内側の略全周に亘って帯状片21aを設けるとともに、この帯状片21aに、前記腹布3を、オープンストレッチファスナー10を介して着脱可能に取付けて構成されている。尚、本明細書では、下半身着衣1の筒状を呈する際の着衣本体2、腹布3、ウエストバンド21、帯状片21a等において、外周方向を外側(とりわけ正面方向を正面側)或いは表面側、内周方向を内側或いは裏面側と称している。
前記帯状片21aは、上方に折り返し可能に設けられる(図3及び図4参照)。また、前記オープンストレッチファスナー10は、一方ファスナー11が前記腹布3の表面側に縫合されるとともに、他方ファスナー12は、その係合歯部12aを下方に向けて前記帯状片21aの裏面側に縫合される。尚、符号13はスライダーである。
前記帯状片21aの裏面側に縫合された前記他方ファスナー12の前記係合歯部12aは、当該帯状片21aの下端縁よりも上側に位置して設けられている(図4の二点鎖線のもの参照)。
尚、この例では、帯状片21aは、ウエストバンド21の内側縫合部6aとなる箇所を、更に下方に延長して設けた部位である。即ち、ウエストバンド21は、細長い帯状の布材を長手方向に沿って長い筒状に形成し、正面側及び裏面側の双方の帯状片21a,21bで平ゴム5を挿通する挿通部を構成し、そして、双方の帯状片21a,21bと着衣本体2との縫い合わせ部(縫合部6a,6b)よりも前記裏面側(内側)の帯状片21aを下方に延長して設けている。尚、符号21bの帯状片は正面側のものであり、また、6bは外側縫合部である。
更に、その延長した帯状片21aの部位の正面側(着衣本体2の側)に、オープンストレッチファスナー10の他方ファスナー12を取付けている(図4の二点鎖線参照)。即ち、他方ファスナー12は、その係合歯部12aを下方に向けて前記帯状片21aの正面側に縫合されている。尚、6cはその縫合部である。
そして、帯状片21aとこれに縫合される他方ファスナー12は、腹布3を取付ける場合、即ち前記一方ファスナー11を歯合させる場合は、図3及び、図4に実線にて示すように、帯状片21aを上方に折り返して、その係合歯部12aが上方に向いた状態で歯合する。また、腹布3を取外している場合は、図4の二点鎖線にて示すように、帯状片21aと他方ファスナー12は下方に垂下するとともに、係合歯部12aは帯状片21aの正面側にて下方に位置することとなる。
上記の腹布3を取外している場合(図4の二点鎖線にて示す場合)は、上述したように、他方ファスナー12は下方に垂下するとともに、その係合歯部12aは帯状片21aの正面側にて下方に位置するが、他方ファスナー12の係合歯部12aが、帯状片21aによって隠蔽される。従って、係合歯部12aが着用者の肌側に当たらないから、着用感が損なわれることがない。
尚、符号4はベルトループである。また、この例では、ウエストバンド21の内部には、複数のボタンホール5a,5aを設けた平ゴム5を挿通して、この平ゴム5によりウエスト調整が可能となるように設けられている。
上記の実施例では、本考案をマタニティパンツに適用した例を示したが、マタニティパンツに限らず、通常の成人用のパンツ、腹部を保護する子供用のパンツ、スカートその他、適宜の下半身着衣に適用することができるものである。更に、本考案は上述した具体例のものに限定されないことは明らかであり、本考案の趣旨に適合する範囲内で適宜改変することができるものである。
本考案の下半身着衣は、腹布を着衣本体に着脱可能に取付ける構成を採用して、レディス用や子供用のもの、妊娠初期から臨月、そして産後も着用できるマタニティパンツ或いはマタニティスカート等として好適に利用することができる。
1 下半身着衣
2 着衣本体
21 ウエストバンド
21a 帯状片
21b 帯状片
3 腹布
4 ベルトループ
5 平ゴム
5a ボタンホール
6a,6b,6c 縫合部
10 オープンストレッチファスナー
11 一方ファスナー
11a 係合歯部
12 他方ファスナー
12a 係合歯部
13 スライダー

Claims (3)

  1. 上部にウエストバンドを備える着衣本体から上方に、伸縮可能な筒状の腹布を設けた下半身着衣において、
    オープンストレッチファスナーの一方ファスナーを前記着衣本体のウエストバンド内側に、また、前記オープンストレッチファスナーの他方ファスナーを前記腹布の外周下部に、それぞれ取付け、前記腹布を、前記オープンストレッチファスナーを介して前記着衣本体に着脱可能に取付けたことを特徴とする下半身着衣。
  2. 上部にウエストバンドを備える着衣本体から上方に、伸縮可能な筒状の腹布を設けたマタニティ用下半身着衣において、
    前記着衣本体のウエストバンド内側の略全周に亘って帯状片を設けるとともに、この帯状片に、前記腹布を、オープンストレッチファスナーを介して着脱可能に取付けて構成され、
    前記帯状片は、上方に折り返し可能に設けられ、
    前記オープンストレッチファスナーは、一方ファスナーが前記腹布の表面側に縫合されるとともに、他方ファスナーは、その係合歯部を下方に向けて前記帯状片の裏面側に縫合され、
    前記帯状片の裏面側に縫合された前記他方ファスナーの前記係合歯部は、当該帯状片の下端縁よりも上側に位置して設けられていることを特徴とする下半身着衣。
  3. 前記帯状片は、当該ウエストバンドの内側縫合部となる箇所を、更に下方に延長して設けた部位であることを特徴とする請求項2記載の下半身着衣。
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