JP3181985B2 - アップコンセント - Google Patents
アップコンセントInfo
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- Expired - Lifetime
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
ない時にはコンセント部が床の下方に突出して収納され
ると共に上面部が床とほぼ同じ面となって蓋をし、使用
する時にはコンセント部が床より突出するようにしたア
ップコンセントに関するものであり、特に、アップコン
セントにおける端子台に関するものである。
にはコンセント部が床の下方に突出して収納されると共
に上面部が床とほぼ同じ面となって蓋をし、使用する時
にはコンセント部が床より突出するようにしたアップコ
ンセントが知られている。この従来のアップコンセント
においては、枠体の裏面側において回動自在に取付けら
れて枠体の開口部から上方に突出する状態と枠体の開口
部を遮蔽してコンセント部を枠体の裏面側に突出する状
態とを選択自在とたアップコンセントにおいて、枠体の
裏面側に取付けられる端子台に電源線を接続するには、
電源線の端部を端子台に設けたねじ締め式の端子ねじに
巻いて端子ねじを締め付けて接続するようにしていた。
を配線されるため、上記のようにして電源線を端子台側
に接続する現場作業がきわめて面倒であった。本発明は
上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、
その目的とするところは、床下を配線されている電源線
の端子台側への接続がワンタッチで簡単にできるアップ
コンセントを提供するにある。
決して本発明の目的を達成するため、本発明のアップコ
ンセントは、床の開口に取付けられる枠体1と、枠体1
の裏面側において回動自在に取付けられて枠体1の開口
部から上方に突出する状態と枠体の開口部を遮蔽してコ
ンセント部2を枠体1の裏面側に突出する状態とを選択
自在とし、上記枠体1の裏面側に取付けられる端子台3
をカバー4と、カバー4に取付けられるボディ5により
構成し、ボディ5に設けた負荷側端子部6にコンセント
部2に給電するための負荷側電線7を接続すると共にボ
ディ5に設けられた電源線を接続するための電源接続用
端子部9を速結端子とし、端子台3に設けた2個の負荷
側端子部6にそれぞれ接続した負荷側電線7の導出部分
の間を仕切るようにカバー4に仕切り板16を設け、カ
バー4に水抜き孔10を設けて成ることを特徴とするア
ップコンセント。
共にボディ5に係合爪12を設けて係合爪12を係合凹
部11に係合し、カバー4にボディ5をねじ13止めに
より連結することも好ましい。
いて、カバー4に絶縁リブ14を設けると共にボディ5
の負荷側端子部6間にはめ込み凹所15を設け、絶縁リ
ブ14をはめ込み凹所15にはめ込む構成とすることも
好ましい。また、コンセント部2を枠体1の裏面側に突
出させた状態で、一定以上の下方への突出回動を阻止す
るための金属製のストッパ25を設け、このストッパ2
5の裏面側に絶縁シート26を貼り付けた構成とするこ
とも好ましい。
ば、枠体1の裏面側に取付けられる端子台3に設けられ
た電源線を接続するための電源接続用端子部9を速結端
子とすることで、現場で電源線と接続するに当たって
は、速結端子よりなる電源接続用端子9に電源線を接続
することで簡単に電源線の接続ができるようになったも
のである。
部6にそれぞれ接続した負荷側電線7の導出部分の間を
仕切るようにカバー4に仕切り板16を設け、カバー4
に水抜き孔10を設けたものにおいては、万一床側から
水が流れてきて端子台3側に浸入しても水抜き孔10に
より排水でき、また、仕切り板16により負荷側端子部
6間が水で導通しないようにすることができる。
共にボディ5に係合爪12を設けて係合爪12を係合凹
部11に係合し、カバー4にボディ5をねじ13止めに
より連結するものにおいては、カバー4に対してボディ
5を位置決めしてがたつきなく取付けることができるも
のである。また、カバー4とボディ5の当接部分におい
て、カバー4に絶縁リブ14を設けると共にボディ5の
負荷側端子部6間にはめ込み凹所15を設け、絶縁リブ
14をはめ込み凹所15にはめ込む構成とするものにお
いては、負荷側端子部6間の絶縁距離を長く取れるよう
になったものである。
突出させた状態で、一定以上の下方への突出回動を阻止
するための金属製のストッパ25を設け、このストッパ
25の裏面側に絶縁シート26を貼り付けた構成とする
と、端子台3の電源接続用端子部9に接続する電源線が
金属製のストッパ25に当たっても、絶縁シート26部
分に当たることになり、短絡や感電等が防止できるよう
になったものである。
詳述する。図1、図2に示すように、アップコンセント
は床の開口に取付けられる枠体1と、枠体1に回動自在
に取付けたコンセント部2と、枠体1の裏面側に突出し
て取付けた端子台3とで構成してある。コンセント部2
は枠体1の裏面側において回動自在に取付けられるもの
であり、枠体1の開口から上方に突出してコンセント部
2の差し込み口2aが床上方位置に露出する状態と、コ
ンセント部2が枠体1の開口部を遮蔽して枠体1の裏面
側に突出する状態との2位置を選択できるように回動自
在となっている。このコンセント部2はばね材41によ
り枠体1の開口から上方に突出する方向にばね付勢して
あり、この状態で床上方に突出して露出したコンセント
部2の差し込み口2aにフラグを差し込んで使用するも
のである。一方、図3の状態でコンセント部2を押し込
むと、ロック手段(図示せず)によりロックされて図4
のようにコンセント部2が枠体1の開口部を遮蔽して枠
体1の裏面側に突出する状態が保持される。図中17は
ロック解除釦であり、このロック解除釦17を操作する
ことで、ロック手段が解除され、コンセント部2が図3
のようにばね材41のばね力により上方に突出するもの
である。なお、枠体1には図1に示すようにコンセント
部2を枠体1の裏面側に突出させた状態で、一定以上の
下方への突出回動を阻止するための金属製のストッパ2
5が設けてある。このストッパ25は枠体1の裏面側に
設けた金属製の下枠部44に設けてあり、金属製のスト
ッパ25の裏面には絶縁シート26が貼り付けてあり、
後述の電源接続用端子9に接続する電源線が金属製のス
トッパ25に当たっても、絶縁シート26部分に当たる
ことになり、短絡や感電等が防止できるようになってい
る。
カバー4とボディ5とを組み合わせて構成してある。カ
バー4は図7、図8、図9、図10に示すように縦片1
8の下端から斜め下方に向けて下向き傾斜片19を連出
し、さらに縦片18及びこれに連出する下向き傾斜片1
9の両側にわたって側片20を設けて構成してあり、縦
片18及び下向き傾斜片19に対向する部分が開口とな
っている。下向き傾斜片19の縦片18とのコーナ付近
には下向き傾斜片19に対して垂直に中仕切り壁21が
突設してあり、この中仕切り壁21の一部がそれぞれ支
柱部22となっており、この支柱部22のうち一方の支
柱部22にねじ孔23が設けてあり、他方の支柱部22
に固定ねじ挿入孔40が設けてあり、この固定ねじ挿入
孔40はカバー4を貫通して開口している。支柱部22
はカバー4の巾方向の中央を中心にして2個振り分けて
形成してあり、この支柱部22と縦片18との間にわた
って仕切り板16がそれぞれ形成してあり、仕切り板1
6間の縦片18の下端部に水抜き孔10が設けてある。
また、両仕切り板16と両側片20との間の部分の仕切
り壁21の縦片18側の部分にも水抜き孔10が設けて
ある。両支柱部22と下向き傾斜片19とのなすコーナ
部分には絶縁リブ14が設けてある。また、下向き傾斜
片19には係合凹部11が設けてある。
ように一端部が開口した箱状をしており、ボディ5内部
には端子板27が内装してあり、この端子板27の一端
部側は負荷側端子部6となり、他端部側が電源接続用端
子部9となっている。電源接続用端子部9は端子板部2
8と、錠ばね29と、解除釦30とで構成した速結端子
となっており、この速結端子はボディ5の開口に対向す
る底面部に形成した電線挿入孔30に対向しており、電
線挿入孔30から電源線の端部を差し込むと錠ばね29
と端子板27との間に電源線が差し込まれることで電気
的に接続されるようになっている。負荷側端子部6には
変形自在な負荷側電線7の一端部がスポット溶接により
固着してあり、この負荷側電線7の他端部がはコンセン
ト部2に電気的に接続してある。図中32は負荷側電線
7に被嵌された絶縁チューブである。ボディ5の上面部
の先端部には庇片33が突出してあり、この庇片33に
は切欠部34が設けてある。ボディ5の下面部の先端部
には、カバー4に設けた係合凹部11に係合できる係合
爪12と、カバー4に設けた絶縁リブ14をはめ込むは
め込み凹所15が設けてある。このカバー4の絶縁リブ
14部分の断面は図10(a)のようになっていて絶縁
リブ14は断面四角形状をしており、カバー4の係合凹
部11を設けた部分の断面は図10(b)のようになっ
ている。また、ボディ5の嵌め込み凹所15部分の断面
は図13(a)のようになっていて断面四角形状の凹所
となっており、図13(a)は嵌め込み凹所15の断面
以外の部分の断面は図13(b)のようになっている。
そして図14に示すように、絶縁リブ14がはめ込み凹
所15にはめ込まれるようになっている。
ボディ5をはめ込んで取付けるのであるが、この場合、
係合カバー4に設けた係合凹部11にボディ5に設けた
係合爪12を係合し、また、カバー4に設けた絶縁リブ
14をボディ5に設けたはめ込み凹所15にはめ込み、
この状態で、切欠部34からねじ13を挿入して、支柱
部22のねじ孔23に螺合してカバー4にボディ5を取
付けるものである。この場合、係合カバー4に設けた係
合凹部11にボディ5に設けた係合爪12を係合するこ
とで、がたつきなく確実に結合できるものである。ま
た、図14に示すようにカバー4に設けた絶縁リブ14
をボディ5に設けたはめ込み凹所15にはめ込ことで、
カバー4とボディ5の当接部分において端子板27間の
絶縁距離を長く取ることができるものである。
付けて構成した端子台3は図5に示すように枠体1の裏
面側に設けた金属製の下枠部44にねじ45により取付
けるようになっている。この場合、ボディ5に設けた係
止部47を下枠部44に設けた係止突片49に係止し、
この状態でカバー4に設けた固定ねじ挿入孔40からね
じ45を挿入して下枠部44に固着するものである。そ
して、カバー4は縦片18の上端部が枠体1の裏面に近
接する状態となる。
ディ5を取付けて端子台3を構成し、この端子台3を枠
体1に取付けた場合、端子台3においては、ボデイ5に
設けた負荷側端子部6は2個の仕切り板16の外側にそ
れぞれ位置し、このため、2個の仕切り板16により端
子板27の負荷側端子部6の絶縁を保つようになってい
る。そして、床の開口側から水が流れてきてカバー4の
縦片18の内面に沿って浸入してきても、2個の仕切り
板16の間、2個の仕切り板16の外側にそれぞれ設け
た水抜き孔10から排水され、ボディ5側に浸入するこ
とがなく、また、2個の仕切り板16が両負荷側端子部
6間に位置することで、両負荷側端子部6間が水で導通
することがないようになっている。
の裏面側に取付けられる端子台に設けられた電源線を接
続するための電源接続用端子部を速結端子としてあるの
で、現場で電源線と接続するに当たっては、速結端子よ
りなる電源接続用端子に電源線を接続することで簡単に
電源線の接続ができるるものであって、現場における配
線工事が簡略化され施工時間も短くなるものである。
にそれぞれ接続した負荷側電線の導出部分の間を仕切る
ようにカバーに仕切り板を設け、カバーに水抜き孔を設
けたものにおいては、万一床側から水が流れてきて端子
台側に浸入しても水抜き孔により排水できて水の浸入に
よるトラブルを無くすことができ、更に、仕切り板によ
り負荷側端子部間が水で導通しないようにすることがで
きるのでいっそう水の浸入によるトラブルを防止できる
ものである。
ディに係合爪を設けて係合爪を係合凹部に係合し、カバ
ーにボディをねじ止めにより連結するものにおいては、
カバーに対してボディを位置決めしてがたつきなく取付
けることができ、カバーへのボディの取付けが簡単且つ
確実にできるものである。また、カバーとボディの当接
部分において、カバーに絶縁リブを設けると共にボディ
の負荷側端子部間にはめ込み凹所を設け、絶縁リブをは
め込み凹所にはめ込む構成とするものにおいては、負荷
側端子部間の絶縁距離を長く取れるという利点がある。
させた状態で、一定以上の下方への突出回動を阻止する
ための金属製のストッパを設け、このストッパの裏面側
に絶縁シートを貼り付けた構成とすると、端子台の電源
接続用端子に接続する電源線が金属製のストッパに当た
っても、絶縁シート部分に当たることになり、短絡や感
電等が防止できるものである。
視図である。
うに収納した状態の斜視図である。
る。
(b)は正面図であり、(c)はボディ部分の背面図で
ある。
(b)は正面図である。
(b)は下面図である。
の部分で切断した断面図である。
であり、(b)は背面図であり、(c)は正面図であ
る。
り、(b)はBーB線断面図であり、(c)はCーC線
断面図である。
いる状態の概略説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 床の開口に取付けられる枠体と、枠体の
裏面側において回動自在に取付けられて枠体の開口部か
ら上方に突出する状態と枠体の開口部を遮蔽してコンセ
ント部を枠体の裏面側に突出する状態とを選択自在と
し、上記枠体の裏面側に取付けられる端子台をカバー
と、カバーに取付けられるボディにより構成し、ボディ
に設けた負荷側端子部にコンセント部に給電するための
負荷側電線を接続すると共にボディに設けられた電源線
を接続するための電源接続用端子部を速結端子とし、端
子台に設けた2個の負荷側端子部にそれぞれ接続した負
荷側電線の導出部分の間を仕切るようにカバーに仕切り
板を設け、カバーに水抜き孔を設けて成ることを特徴と
するアップコンセント。 - 【請求項2】 カバーに係合凹部を設けると共にボディ
に係合爪を設けて係合爪を係合凹部に係合し、カバーに
ボディをねじ止めにより連結して成ることを特徴とする
請求項1記載のアップコンセント。 - 【請求項3】 カバーとボディの当接部分において、カ
バーに絶縁リブを設けると共にボディの負荷側端子部間
にはめ込み凹所を設け、絶縁リブをはめ込み凹所にはめ
込んで成ることを特徴とする請求項1記載のアップコン
セント。 - 【請求項4】 コンセント部を枠体の裏面側に突出させ
た状態で、一定以上の下方への突出回動を阻止するため
の金属製のストッパを設け、このストッパの裏面側に絶
縁シートを貼り付けて成ることを特徴とする請求項1記
載のアップコンセント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16662092A JP3181985B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | アップコンセント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16662092A JP3181985B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | アップコンセント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614436A JPH0614436A (ja) | 1994-01-21 |
JP3181985B2 true JP3181985B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=15834676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16662092A Expired - Lifetime JP3181985B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | アップコンセント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3181985B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3608041B2 (ja) * | 2000-03-31 | 2005-01-05 | 松下電工株式会社 | 火災感知器 |
JP2008109738A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Terada Electric Works Co Ltd | フロアコンセントボックス |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP16662092A patent/JP3181985B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0614436A (ja) | 1994-01-21 |
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