JP3622604B2 - 接続変換装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電線導体とプラグイン式の電気機器との間に介在し該電線導体と該電気機器とを電気的に接続する接続変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、集合住宅やマンション等の各需要家に使用される住宅用分電盤にあっては、各需要家内に設けられた火災報知器や消火設備等の非常用機器への電源を確保するできるように、主幹開閉器の一次側(電源側)から非常用電源を得る非常電源系を設けてあり、非常電源系には一次送り開閉器が挿入されている。ここに、一次送り開閉器は入力側が主幹開閉器の一次側に送り線を介して接続されている。
【0003】
ところで、近年、本出願人は、分電盤の施工時間の短縮化を目的として、主幹開閉器の二次側に接続される分岐開閉器としてプラグイン式の回路遮断器を用いた分電盤(例えば、特開平11−187517号公報)を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、回路遮断器を共通化するために、一次送り開閉器としてもプラグイン式の回路遮断器を用いることが考えられるが、送り線は単なる被服電線であり、一次送り開閉器としては送り線の末端を接続するねじ式の回路遮断器を使用しなければならず、一次送り開閉器をプラグイン式の回路遮断器とすることができなかった。
【0005】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、電線導体とプラグイン式の電気機器との間に介在し電線導体と電気機器とを電気的に接続することが可能な接続変換装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、取付面からの距離がそれぞれ異なる上段の差込口及び中段の差込口の一方と下段の差込口とに受け刃が配置されたプラグイン式の電気機器と電線導体と間に介在し該電線導体と該電気機器とを電気的に接続する接続変換装置であって、取付面からの距離がそれぞれ異なる上下二段の階段面を有する階段部が形成された端子台と、この端子台の上段の階段面に配置されるねじ付の端子部及びこの端子部に電気的に接続され前記電気機器の上段の差込口及び中段の差込口に差込まれる高さ位置として連続一体に形成し端子台から突出する形で配置される一対の差込刃を有した一方の接続端子と、端子台の下段の階段面に配置されるねじ付の端子部及びこの端子部に電気的に接続され前記電気機器の下段の差込口に差込まれる高さ位置として端子台から突出する形で配置される差込刃を有した他方の接続端子とを備えてなることを特徴とするものであり、電線導体を端子部に接続でき且つ差込刃にプラグイン式の電気機器を接続することができるので、分電盤内に配設する場合に、主幹開閉器の一次側からの電線導体を端子部に接続することで前記電気機器としてプラグイン式の回路遮断器を利用可能となり、一次送り開閉器としてプラグイン式の回路遮断器を用いることができ、分岐開閉器と一次送り開閉器とで同一の回路遮断器を用いることができて部品の共通化が図れる。また、各端子部は互いに異なる階段面に配置されているので、ねじを締め付けたり緩めたりする作業が容易になる。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記端子台には各階段面に平行であって、前記各接続端子の端子部と差込刃との間の中間部が収納される収納溝が形成され、収納溝の開口の一部を覆い接続端子の抜け止めをする抜け止め用リブが形成されているので、抜け止め用リブを設けたことによって端子台から接続端子が抜けるのを防止することができ、端子台に予め接続端子を配設した状態でブロック化することができ、取り扱いが容易になる。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記各端子部はそれぞれ各階段面に当接する形で配置され、各階段面にはそれぞれ各端子部のねじの先端部が挿通される挿通孔が形成されているので、各端子部のねじを締め付けるときに端子台にかかる力を吸収することができ、端子台が破損し難くなる。
【0010】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記各階段面に、配置される前記端子部の少なくとも一端面が当接する立壁が設けられているので、前記端子部のねじを締め付けるときに端子部がぐらつくのを防ぐことが可能となり、端子部のねじを締め付けるときに接続端子がぐらつかず、請求項3の発明よりも端子台が破損し難くなる。
【0011】
請求項5の発明は、請求項2ないし請求項4の発明において、前記収納溝の奥行方向の長さは接続端子の差込刃の幅寸法よりも大きく設定されているので、前記収納溝の開口面側に誤ってドライバ等の導電金属を接触させてしまった場合に短絡を防止することができ、接続端子間の絶縁性が向上する。
【0012】
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5の発明において、前記端子台は、取付面に当接し取付ねじが挿通される挿通孔が形成された取付片を備えるので、端子台を取付ねじを用いて取付面に固定することができ、差込刃をプラグイン式の電気機器に接続するときに、電気機器だけを手で持って動かすことで接続することができ、差込刃を電気機器に接続する作業が容易になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係る接続変換装置を備えた住宅用分電盤を図3ないし図11を参照しながら説明する。なお、図1および図2に示す接続変換装置については後述する。
【0014】
住宅用分電盤は、図1ないし図3に示すように、矩形枠状に形成され底板10aの外周縁の全周にわたって周壁10bが前方に突設された形状に形成されたボディ10と、ボディ10の前面側に結合されるカバー11とで筐体が構成される。
【0015】
なお、カバー11には、開閉自在な外蓋84が設けられるとともに、外蓋84を開いた状態で回路遮断器よりなる主幹開閉器3の一部を露出させる窓孔85、回路遮断器よりなる分岐開閉器2の一部を露出させる窓孔82、回路遮断器よりなる一次送り開閉器90の一部を露出させる窓孔86などが形成された中蓋83が設けられており、外蓋84を開いた状態で各開閉器2,3,90それぞれの操作部Hを操作できるようになっている。
【0016】
ボディ10内には、複数の分岐開閉器2、主幹開閉器3、一次送り開閉器90などを備えた内器ブロックBが収納されている。なお、分岐開閉器2は主幹開閉器3の二次側(出力側)に入力側が電気的に接続されている。一次送り開閉器90は、各需要家内に設けられた火災報知器や消火設備等の非常用機器への電源を確保するできるように設けた非常電源系に挿入されるものであり、入力側が主幹開閉器3の一次側(電源側)に送り線104,105などを介して電気的に接続されている。
【0017】
ここに、分岐開閉器2は、図5に示すように、ボディ10内において、上下2列に配設され、各列には12台が並設される。これらの上下2列間には後述の3つの導電バー31,32,33が回路遮断器2の並設方向に延長するように配置される。なお、上列の分岐開閉器2は上側に出力端子が位置し、下列の分岐開閉器2は下側に出力端子が位置する。
【0018】
ところで、内器ブロックBは、主幹開閉器3および複数の分岐開閉器2が配設されるとともにボディ10の底板10aに取り付けられる取付部材を備えている。この取付部材は、図7ないし図10に示すように、両側縁が図7において上方向に折り曲げられた鉄板からなりボディ10内で図5における上下に間隔をあけて横方向に並行配設される2つの基台4,4と、これら基台4,4間に橋絡するように配設される鉄板製の取付ベース5と、基台4,4間の間隙に対応するように凹ませた取付ベース5の中央凹部5B内に配設される樹脂製の導電バー用取付ベース6と、この導電バー用取付ベース6の上と基台4上に被るように夫々配置された取付ベース5の側片5aとに亙るように配設される分岐開閉器固定用の樹脂製の固定ベース7と、基台4,4の一端部に側端部が固定されて側方に配置される鉄板製の主幹開閉器用固定ベース8とから成る。
【0019】
取付ベース5は図7に示すように中央凹部5bをボディ10方向に凹ませ、この中央凹部5bの両側より側方に延長した各側片5aを基台4の両側の折り曲げ片4aの端面上に載せ、各側片5aに設けた挿通孔14を介して固定ねじ15を基台4側のねじ孔16に締結することで両側の基台4,4間に橋絡するように固定され、中央部5bは基台4,4間に嵌まることになる。
【0020】
導電バー用取付ベース6は上記中央凹部5b内に配置されるもので、中央凹部5bの両側に穿孔された係止孔59に係合する係止爪60を突出させてあって、係止爪60を係止孔59に係止させることで位置決めされる。また、各導電バー用取付ベース6の一端側には夫々中性極Nの導電バー31を支持するための支持ポスト13を一体突設してある。
【0021】
導電バー31は、図8および図9に示すように、両端部に形成した取付片31aに穿設した挿通孔31bを介して固定ねじ37を支持ポスト13の上端部の凹部34に収納固定されるナット(図示せず)に締結することで支持ポスト13,13間に橋絡配置される。
【0022】
また支持ポスト13,13間を結ぶ中央部の両側の平面部がL1,L2の電圧極の導電バー32,33を配置する配置部位となり、これらの配置部位の側方の上面には固定ベース7を支持するピン19を所定間隔で両端方向に一体立設してある。
【0023】
また支持ポスト13,13間には導電バー32,33から一体に延長形成された一対の脚片20,21ごとに分離する分離壁22と、脚片20,21の基部28を沿わせるリブ23とを突設してある。なお、この脚片20とこの脚片21とが夫々分岐開閉器2の一端側に設けた後述する電圧極用端子接続部に差し込み接続される分岐開閉器接続部を構成する。
【0024】
導電バー32,33は固定ベース7が配設される前に、導電バー用取付ベース6上の夫々の配置部位に配置固定される。
【0025】
導電バー32,33は同一形状に形成されており、対称配置されるようになっているもので、両端には固定ねじ24を挿通する挿通孔25が設けられ、固定ねじ24を挿通孔25を介して、導電バー用取付ベース6の凹部26内に配置されるナット(図示せず)に締結することで固持されるようになっている。
【0026】
固定ベース7は導電バー32,33を導電バー用取付ベース6に配設した後に導電バー用取付ベース6と取付ベース5の側片5a上に亙るよう配設される。この際固定ベース7の裏面より突出形成している係止爪29を側片5aに形成している係止孔30に挿入係止して固定ベース7は固定される。
【0027】
この固定ベース7の上面には分岐開閉器2の器体の両側面を挟み込むようにして位置決めをする位置決め突起35と、図6に示すように上記電圧極用端子接続部を設けた一端部とは反対側の器体の他端部の両側面の下部に側方と下端とが開口した逆L状の凹所36に該凹所36の下面開口より挿入され、分岐開閉器2の移動により水平片により構成される引掛部39を凹所36の横凹部により形成される被引掛部53に挿入して引掛部39の下面に形成した凹み嵌合部39aに被引掛部53の底部に形成した凸嵌合部53aを嵌合して引掛係止する逆L状の突起54とを配列する分岐開閉器2数に対応して一体に突設してある。
【0028】
主幹開閉器用固定ベース8は基台4,4の一端部に一側部より突出させた固定片40を固定ねじ61で基台4,4の端部に固定し、他側部より突出させた固定片40’を固定ねじ61’でボディ10底部に固定することでボディ10内に配設され、その上面には主幹開閉器3を螺子固定する。
【0029】
主幹開閉器3の負荷側端子はL1、L2の電圧極及び中性極Nの導電バー44、45及び46を介して各導電バー32,33及び31に接続される。この接続は主幹開閉器3側の各導電バー32,33、31の端部に各導電バー44、45,46の端部を重ねて固定ねじ24,24,37により固定されることで行われる。
【0030】
また支持ポスト13,13間に橋絡配設された導電バー31の上面には、両側に配置される分岐開閉器2の上面に臨む弾性突出片47を有した係止部材48(図6参照)を取着してある。
【0031】
この係止部材48は合成樹脂成形品からなり、両側の夫々4台の分岐開閉器2に対応するもので、導電バー31には3組配置されるようになっており、各係止部材48は導電バー31に穿設してある丸孔56に圧入される突起(図示せず)を下面に一体突設し、夫々揺動自在に一端が連結片により支持された弾性突出片47(図6参照)を両側に4つずつ一体形成しある。そして、導電バー31に取り付けられた時に、夫々の弾性突出片47の先端部が正規位置に配置される分岐開閉器2の内側位置の上面に臨むように突出するようになっており、夫々の先端部両側には分岐開閉器2の内側位置の上面に並設した2つの突起状の被係止部57に係止する係止部58を側方に突出形成してある。
【0032】
分岐開閉器2は以上のように構成される取付部材がボディ10に取り付けられた状態において固定ベース7上に固定配設されるのである。
【0033】
ここで本実施形態に用いられる分岐開閉器2は内部に2極の開閉機構部を内蔵するもので、図6に示すように器体の一端部側に上、中、下の三段(図6における右側が上段で左側が下段)に導電バーの分岐開閉器接続部が挿入される導電バー差し込み口41,42,43を開口しており、上段の導電バー差し込み口41の高さ位置は固定ベース7に配設したときに丁度最上段の導電バー31の高さ位置に対応し、また中段の導電バー差し込み口42は導電バー32或いは33の脚片21の高さ位置に対応し、更に下段の導電バー差し込み口43は、導電バー32或いは33の脚片20の高さ位置に対応している。
【0034】
そして本例では上段の導電バー差し込み口41内には図6に示すように中性極Nの導電バー33側縁からなる分岐開閉器接続部を差し込み接続する端子接続部たる受け刃51を配置し、中段及び下段の何れかの導電バー差し込み口42、43の一方にL1或いはL2の電圧極の導電バー32,33の分岐開閉器接続部21或いは20を差し込む受け刃52を配設し、他方を受け刃が配設されていない収納部としている。なお、電圧極に対応する受け刃52は導電バー差し込み口42或いは43の何れかの位置へ移動させることできるようになっており、上下二列に配列される分岐開閉器2群において、負荷バランスをとるように接続するL1及びL2の電圧極を容易に選択できるようになっている。
【0035】
而して分岐開閉器2を固定ベース7に配設固定するに当たっては、分岐開閉器2を配設したい位置の固定ベース7上の一対の突起35,35間に導電バー差し込み口側の一端部の器体下部を嵌めるとともに、他端部側の器体両側側面の凹所36の下部開口より突起54を凹所36内に嵌めて固定ベース7上に載置し(この時、係止部材48の対応する弾性突出片47の先端部が分岐開閉器2の上面に臨む)、この状態で分岐開閉器2を導電バー配置位置方向に直線移動させると、導電バー差し込み口41に中性極Nの導電バー31の側縁たる分岐開閉器接続部が挿入されて受け刃51の開口に臨み、また中段の導電バー差し込み口42にはL1或いはL2の電圧極の導電バー31或いは32の脚片21が挿入され、さらに下段の導電バー差し込み口43にはL2或いはL1の電圧極の導電バー32或いは31の脚片20が挿入されることになり、導電バー差し込み口43内に配置されている受け刃52に脚片20が臨むことになる。
【0036】
一方、分岐開閉器2の直線移動に伴って係止部材48の対応する弾性突出片47の係止部58下面の傾斜面58aが回路遮断器2の上面に形成した被係止部57の傾斜面57aに当接し、この状態からさらに分岐開閉器2を移動させると弾性突出片47の弾性変形を伴いながら係止部58の傾斜面が被係止部57の傾斜面上をスライドしながら乗り上げて、やがて被係止部57を乗り越えることになり、弾性突出片47が弾性で元に戻る。従って分岐開閉器2の被係止部57が係止部58に係止されることになる。これにより分岐開閉器2が外側方向(受け刃から導電バーが引き抜かれる方向)へ移動するのを規制する。一方、凹所36に下方から嵌まった突起54に設けられた引掛部39は分岐開閉器2の移動に伴って被引掛部53内に挿入され、やがて引掛部39の下面に設けた嵌合凹部39aが被引掛部53の下面に設けた嵌合凸部53aに凹凸嵌合することになる。この凹凸嵌合時に所謂クリック感が作業者に与えられ、分岐開閉器2が定位置、つまり受け刃51,52に導電バー31、32或いは33の分岐開閉器接続部が完全に差し込まれた位置に移動したことを作業者に分からしめ、結果受け刃51,52に対する分岐開閉器接続部の差し込み量のばらつきを抑えることができるのである。そして被引掛部53と引掛部39との凹凸嵌合により、分岐開閉器2の上方向、つまり固定ベース7の面に対して垂直方向への移動を規制する。また引掛部39及び突起54は凹所36及び被引掛部53内に納まるため、隣接配置する分岐開閉器2との間の隙間を少なくすることができる。
【0037】
このようにして簡単に分岐開閉器2を分電盤の筐体内の固定ベース7上に取り付け且つ電気的に接続することができることになる。
【0038】
また、主幹開閉器用固定ベース8には、図10および図11に示すように、一次送り開閉器90が配設される取付具64が固定ねじ67を用いて取着される。取付具64は、固定ベース8に向かう側に折曲された折曲片64aを有する鉄板よりなり、主幹開閉器3側に位置する折曲片64aからは上記固定ねじ67が挿通される挿通孔66が穿孔された固定片64bが延設されている。一方、固定ベース8には、上記固定ねじ67の先端部が挿通される挿通孔130が設けられている。また、取付具64には、一次送り開閉器90の両側面にそれぞれ当接して一次送り開閉器90の図5における左右方向の位置決めを行う位置決め片65が一体に突設してある。
【0039】
さらに、取付具64の一端からは一次送り開閉器90の器体の一端面の下部に形成された引掛孔94に引掛ける引掛爪68が一体に突設してあり、さらに取付具64の他端側には主幹開閉器3からの送り線104,105と一次送り開閉器90とを電気的に接続する接続変換装置の端子台110を固定ねじ112を用いて固定するために上記固定ねじ112が挿通される挿通孔69が形成されている。ここに、端子台110には、取付具64の上面(取付面)に当接する取付片11,111’が突設されており、これらの取付片111,111’にはそれぞれ上記固定ねじ112が挿通される挿通孔111a,111aが形成してある。
【0040】
接続変換装置は、主幹開閉器3からの送り線104,105(図5参照)がそれぞれ接続されるとともに一次送り開閉器90に電気的に接続される一対の接続端子が設けられている。この一方の接続端子は、図1および図2に示すように、送り線105を接続する端子ねじ106が螺合するねじ孔108が形成されたねじ付きの端子部107と、一次送り開閉器90の器体の他端部側に開口された差込口91,92にそれぞれ差し込まれる差込刃101,102とが連続一体に形成されている。他方の接続端子は、送り線104を接続する端子ねじ106が螺合するねじ孔(図示せず)が形成されたねじ接続部109と、一次送り開閉器90の器体の他端部側に開口された差込口103に差し込まれる差込刃103とが連続一体に形成されている。要するに、図11における上段の差込口91の高さ位置は一次送り開閉器90および端子台110を取付具64に配設したときに丁度最上段の差込刃101の高さ位置に対応し、また中段の差込口92は差込刃102の高さ位置に対応し、更に下段の差込口93は、差込刃103の高さ位置に対応している。ここに、端子台110は、図1および図2に示すように、上記取付面からの距離がそれぞれ異なる階段面117,117’を有する階段部が形成されており、各階段面117,117’にそれぞれ端子部107,109が配置されている。また、各差込刃101,102,103は端子台110において上記取付面に直交する面から突出する形で配置されている。ここにおいて、端子台110には各階段面117,117’に平行で接続端子の中間部が収納される収納溝122,123,124が形成されている。また、端子台110には、収納溝112,124の開口の一部を覆い接続端子の抜け止めをする抜け止め用リブ121,121が一体に突設されている。なお、端子台110には、収納溝122,124からそれぞれ挿入された端子部107,109を各階段面117,117上に通すための貫通孔125,126が形成されている。
【0041】
ところで、各端子部107,109はそれぞれ各階段面117,117’に当接する形で配置され、各階段面117,117’にはそれぞれ各端子部107,109の端子ねじ106,106の先端部が挿通される挿通孔113,113が形成されているので、各端子部107,109の端子ねじ106,106を締め付けるときに端子台110にかかる力を吸収することができ、端子台110が破損し難くなる。また、各階段面117,117’に、端子部107,109の少なくとも一端面が当接する立壁115,115が設けられているので、端子部107,109の端子ねじ106,106を締め付けるときに接続端子ぐらつくのを防ぐことが可能となり、端子ねじ106,106を締め付けるときに接続端子がぐらつかず、端子台110が破損し難くなる。
【0042】
そして本例における一次送り開閉器90では上段および中段のいずれかの差込口91,92内の一方に受け刃(図示せず)を配置し、他方を受け刃が配設されていない収納部としている。また、下段の差込口93内には受け刃(図示せず)が配置されている。
【0043】
したがって、一次送り開閉器90を取付具64に配設固定するに当たっては、一次送り開閉器90の器体の取付具64の一対の位置決め片65で一次送り開閉器90の器体の一端面の下部に形成された引掛孔94に取付具64の引掛爪68を引掛けて器体の両側面をそれぞれ位置決め片65に当接させた状態で、端子台110から突出した差込刃101,102,103それぞれを対応する差込口91,92,93に差し込んだ後、端子台110を上記固定ねじ112により取付具64に固定することで、一次送り開閉器90および端子台110が取付具64に対して固定されることになる。
【0044】
ところで、ボディ10の底板10aの中央部には四角形状(矩形状)に開口した電線挿通孔70が形成されている。また、底板10aには左右2個ずつの取付部たる支持台75,75が前方に突設されている。上側に位置する各支持台75の周囲にはそれぞれ断面L字状であって矩形領域の角部をなすように配列されたガイド壁74が形成され、下側に位置する各支持台75の周囲にはそれぞれ断面L字状であって矩形領域の角部をなすように配列されたガイド壁73が形成されている。上側の支持台75には下方に隣接して底板10aからの突出寸法が支持台75よりもやや大きい抜け止めボス62が形成されている。また、下側の支持台75の周囲に設けたガイド壁73の前端側には下半分程度の受け片73aが連続一体に形成されている。ここに、底板10aから受け片73aまでの距離は底板10aから支持台75の先端面までの距離よりもやや大きく設定されている。
【0045】
また、底板10aにおける電線挿通孔70の周縁には全周にわたって前方に突出するリブ71が形成されており、このリブ71によって電線挿通孔70の周部が補強されている。
【0046】
ボディ10に形成した左右の支持台75には、上述の内器ブロックBが取り付けられる。ここに、内器ブロックBの各基台4,4の一端部が図3における右側の各支持台75,75に載置されるとともに、支持台75,75に螺入される取付ねじ12を用いてボディ10に固定される。ここに、各基台4,4の一端部には、取付ねじ12の頭部の直径よりも大きい丸孔状の大径部の上縁の一部に取付ねじ12の直径よりも幅狭の溝部が連続する鍵穴状に形成された取付孔9が形成されている。したがって、取付ねじ12を支持台75に緩く螺入した状態で、取付ねじ12の頭部に取付孔9の大径部を通し、取付ねじ12の頭部を溝部に対応する部位までスライドさせた後に取付ねじ12を締め付けることによって基台4をボディ10に対して固定するようになっている。また、上述のように支持台75,75の周囲にはガイド壁74,73が形成されているから、内器ブロックBの取付部材の取付位置をガイド壁74,73に合わせることで位置決めが容易にでき、その上、下側のガイド壁73には受け片73aが形成されているから、取付孔9の溝部に取付ねじ12を挿入した状態では、取付孔9の大径部に抜け止めボス62が挿入されるように抜け止めボス62の位置が設定されている。
【0047】
また、主幹開閉器用固定ベース8は、一端側の端面から突設された取付片40’が図3における左側の各支持台75,75に載置されるとともに、支持台75,75に螺入される取付ねじ61’を用いてボディ10に固定される。ここに、各取付片40’,40’には、取付ねじ61’の頭部の直径よりも大きい丸孔状の大径部の上縁の一部に取付ねじ61’の直径よりも幅狭の溝部が連続する鍵穴状に形成された取付孔50’,50’が形成されている。したがって、取付ねじ61’を支持台75に緩く螺入した状態で、取付ねじ61’の頭部に取付孔50’の大径部を通し、取付ねじ61’の頭部を溝部に対応する部位までスライドさせた後に取付ねじ61’を締め付けることによって主幹開閉器用固定ベース8をボディ10に対して固定するようになっている。また、上述のように支持台75,75の周囲にはガイド壁74,73が形成されているから、内器ブロックBの取付部材の取付位置をガイド壁74,73に合わせることで位置決めが容易にでき、その上、下側のガイド壁73には受け片73aが形成されているから、取付孔50’の溝部に取付ねじ61’を挿入した状態では、取付孔50’の大径部に抜け止めボス62が挿入されるように抜け止めボス62の位置が設定されている。
【0048】
而して、本実施形態の接続変換装置では、電線導体たる一次送り線104,105を端子部107,109に接続でき且つ差込刃101〜103にプラグイン式の回路遮断器よりなる一次送り開閉器90を接続することができるので、プラグイン式の回路遮断器よりなる分岐開閉器2とプラグイン式の回路遮断器よりなる一次送り開閉器90とで同一の回路遮断器を用いることができて部品の共通化が図れる。また、各端子部107,109は互いに異なる階段面117,117’に配置されているので、端子ねじ106,106を締め付けたり緩めたりする作業が容易になる。また、各差込刃101〜103が、端子台110において上記取付面に直交する面から突出する形で配置されているので、端子台110を上記取付面に平行な面内で移動させることにより差込刃101〜103を一次送り開閉器90に接続することができる。また、端子台110に上記抜け止め用リブ121が設けられていることによって端子台110から各接続端子が抜けるのを防止することができ、端子台110に予め各接続端子を配設した状態でブロック化することができ、取り扱いが容易になる。
【0049】
また、本実施形態においては、端子台110に形成した収納溝122〜124の奥行方向の長さ(図2(b)における左右方向の長さ)を接続端子の差込刃101〜103の幅寸法(図2(b)における左右方向の長さ)よりも大きく設定してあるので、収納溝122〜124の開口面側(図2(b)における左側面側)に誤ってドライバ等の導電金属を接触させてしまった場合に短絡を防止することができ、接続端子間の絶縁性が向上する。
【0050】
【発明の効果】
請求項1の発明は、取付面からの距離がそれぞれ異なる上段の差込口及び中段の差込口の一方と下段の差込口とに受け刃が配置されたプラグイン式の電気機器と電線導体と間に介在し該電線導体と該電気機器とを電気的に接続する接続変換装置であって、取付面からの距離がそれぞれ異なる上下二段の階段面を有する階段部が形成された端子台と、この端子台の上段の階段面に配置されるねじ付の端子部及びこの端子部に電気的に接続され前記電気機器の上段の差込口及び中段の差込口に差込まれる高さ位置として連続一体に形成し端子台から突出する形で配置される一対の差込刃を有した一方の接続端子と、端子台の下段の階段面に配置されるねじ付の端子部及びこの端子部に電気的に接続され前記電気機器の下段の差込口に差込まれる高さ位置として端子台から突出する形で配置される差込刃を有した他方の接続端子とを備えてなることを特徴とするものであり、電線導体を端子部に接続でき且つ差込刃にプラグイン式の電気機器を接続することができるので、分電盤内に配設する場合に、主幹開閉器の一次側からの電線導体を端子部に接続することで前記電気機器としてプラグイン式の回路遮断器を利用可能となり、一次送り開閉器としてプラグイン式の回路遮断器を用いることができ、分岐開閉器と一次送り開閉器とで同一の回路遮断器を用いることができて部品の共通化が図れるという効果がある。また、各端子部は互いに異なる階段面に配置されているので、ねじを締め付けたり緩めたりする作業が容易になるという効果がある。
【0052】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記端子台には各階段面に平行であって、前記各接続端子の端子部と差込刃との間の中間部が収納される収納溝が形成され、収納溝の開口の一部を覆い接続端子の抜け止めをする抜け止め用リブが形成されているので、抜け止め用リブを設けたことによって端子台から接続端子が抜けるのを防止することができ、端子台に予め接続端子を配設した状態でブロック化することができ、取り扱いが容易になるという効果がある。
【0053】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記各端子部はそれぞれ各階段面に当接する形で配置され、各階段面にはそれぞれ各端子部のねじの先端部が挿通される挿通孔が形成されているので、各端子部のねじを締め付けるときに端子台にかかる力を吸収することができ、端子台が破損し難くなるという効果がある。
【0054】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記各階段面に、配置される前記端子部の少なくとも一端面が当接する立壁が設けられているので、前記端子部のねじを締め付けるときに端子部がぐらつくのを防ぐことが可能となり、端子部のねじを締め付けるときに接続端子がぐらつかず、請求項3の発明よりも端子台が破損し難くなるという効果がある。
【0055】
請求項5の発明は、請求項2ないし請求項4の発明において、前記収納溝の奥行方向の長さは接続端子の差込刃の幅寸法よりも大きく設定されているので、前記収納溝の開口面側に誤ってドライバ等の導電金属を接触させてしまった場合に短絡を防止することができ、接続端子間の絶縁性が向上するという効果がある。
【0056】
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5の発明において、前記端子台は、取付面に当接し取付ねじが挿通される挿通孔が形成された取付片を備えるので、端子台を取付ねじを用いて取付面に固定することができ、差込刃をプラグイン式の電気機器に接続するときに、電気機器だけを手で持って動かすことで接続することができ、差込刃を電気機器に接続する作業が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示し、(a)は正面図、(b)は下面図である。
【図3】同上を用いた住宅用分電盤の分解斜視図である。
【図4】同上を用いた住宅用分電盤の外扉を開いた状態の一部破断正面図である。
【図5】同上を用いた住宅用分電盤のカバーを取り外した状態の正面図である。
【図6】同上を用いた住宅用分電盤の要部拡大断面図である。
【図7】同上を用いた住宅用分電盤の要部分解斜視図である。
【図8】同上を用いた住宅用分電盤の要部分解斜視図である。
【図9】同上を用いた住宅用分電盤の要部分解斜視図である。
【図10】同上を用いた住宅用分電盤の要部分解斜視図である。
【図11】同上を用いた住宅用分電盤の要部正面図である。
【符号の説明】
110 端子台
101〜103 差込刃
106 端子ねじ
107 端子部
108 ねじ孔
109 端子部
117 階段面
117’ 階段面
Claims (6)
- 取付面からの距離がそれぞれ異なる上段の差込口及び中段の差込口の一方と下段の差込口とに受け刃が配置されたプラグイン式の電気機器と電線導体と間に介在し該電線導体と該電気機器とを電気的に接続する接続変換装置であって、取付面からの距離がそれぞれ異なる上下二段の階段面を有する階段部が形成された端子台と、この端子台の上段の階段面に配置されるねじ付の端子部及びこの端子部に電気的に接続され前記電気機器の上段の差込口及び中段の差込口に差込まれる高さ位置として連続一体に形成し端子台から突出する形で配置される一対の差込刃を有した一方の接続端子と、端子台の下段の階段面に配置されるねじ付の端子部及びこの端子部に電気的に接続され前記電気機器の下段の差込口に差込まれる高さ位置として端子台から突出する形で配置される差込刃を有した他方の接続端子とを備えてなることを特徴とする接続変換装置。
- 前記端子台には各階段面に平行であって、前記各接続端子の端子部と差込刃との間の中間部が収納される収納溝が形成され、収納溝の開口の一部を覆い接続端子の抜け止めをする抜け止め用リブが形成されてなることを特徴とする請求項1記載の接続変換装置。
- 前記各端子部はそれぞれ各階段面に当接する形で配置され、各階段面にはそれぞれ各端子部のねじの先端部が挿通される挿通孔が形成されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の接続変換装置。
- 前記各階段面に、配置される前記端子部の少なくとも一端面が当接する立壁が設けられてなることを特徴とする請求項3記載の接続変換装置。
- 前記収納溝の奥行方向の長さは接続端子の差込刃の幅寸法よりも大きく設定されてなることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の接続変換装置。
- 前記端子台は、取付面に当接し取付ねじが挿通される挿通孔が形成された取付片を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の接続変換装置。
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