JP3622603B2 - 住宅用分電盤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅、アパート、店舗等に使用される住宅用分電盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、住宅用分電盤として、図14に示すように主幹開閉器3及び複数の分岐開閉器2が配設された取付部材140に、電流制限器(図示せず)を配設する木板120を取着し、取付部材140の左右両側をボディ10の両側の側板に取着したものが提案されている(特開平10−108315号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した住宅用分電盤にあっては、主幹開閉器3や分岐開閉器2が配設された取付部材140に電流制限器を配設するための木板120が取着されているので、取付部材140に主幹開閉器3及び分岐開閉器2の最低限必要な機器のみを配設する場合には、木板120の取付スペースを省いてボディ10自体の小型化を図った専用の取付部材140を作製する必要があり、部品の共通化が図れないという不具合があった。
【0004】
また、木板120に電流制限器を取着した状態では、木板120を取着するねじが電流制限器によって隠れてしまい、電流制限器を木板120から外した状態でなければ木板120を取付部材140から外すことができず、電流制限器を取り替えるときには、建物の壁面にボディ10が取着された状態で行ったり、ボディ10から取付部材140を外して行ったりする必要があり、電流制限器を取り替える作業が煩わしいという不具合があった。
【0005】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、部品の共通化が図れるとともに電流制限器の取替作業が容易な住宅用分電盤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、主幹開閉器及び複数の分岐開閉器が配設された第1取付部材と、主幹開閉器における分岐開閉器が配設される側とは逆側に配設される電流制限器が取着されるとともに第1取付部材に並設される第2取付部材と、第1取付部材及び第2取付部材が取着されるボディと、ボディに取着されるとともに第1取付部材及び第2取付部材の突き合わせ端面側が各々独立する形で着脱自在に取着される中間取付部とを備えているので、第1取付部材及び第2取付部材を備えていることにより、分電盤として最低限必要な主幹開閉器及び分岐開閉器と必要に応じて配設される電流制限器とを分離してボディに取着することができ、第1取付部材の共通化が図れる。また、第2取付部材には、第1取付部材との突き合わせ端面側から突出した引掛突起及びこの引掛突起とは反対側から突出した取付片が形成され、中間取付部は、第1取付部材をねじを用いて取着するためのねじ孔を設けるとともに引掛突起を差込んで取着する差込孔を設けた1つの取付台から構成されてなり、ボディには取付片に形成された取付溝を介してねじを螺入する支持台が形成されているので、第1取付部材及び第2取付部材の両方が1つの取付台に取着されることにより、部品点数を少なくすることができ、これらの部品をボディに取り付ける作業が容易になり、第2取付部材をねじを用いることなしに取付台に取着することができ、取付作業が容易になる。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ボディの底板に1つの電線挿通孔が形成され、該電線挿通孔を、第1取付部材及び第2取付部材をボディに取着した状態で第1取付部材と第2取付部材との並設方向において第1取付部材及び第2取付部材それぞれの一端に該電線挿通孔の内周縁が略一致し且つ底板を含む面内で前記並設方向に直交する方向において該電線挿通孔の内周縁と各取付部材との間に電線導体を挿通可能な開口が形成される大きさに形成してあるので、ボディの後面側から電線導体を挿通させやすく、電線導体の引き回しが容易になり、第1取付部材及び第2取付部材に配設された各機器への電線導体の接続作業が容易となり、また、放熱効果を向上させることができる。
【0011】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記底板において前記電線挿通孔の周縁から前方に突設されたリブを備えるので、電線が電線挿通孔の周縁に当接した際に電線の被服が破れるのを防止することができ、また、電線挿通孔の周縁の厚みが底板の他の部位よりも厚くなるから、比較的大きな電線挿通孔を形成しながらもボディの剛性を高めることができる。
【0012】
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3の発明において、前記電線挿通孔は四角形状に形成され、電線挿通孔の周縁のうち前記底板を含む面内で前記並設方向に直交する方向の両側の各周縁に、中間取付部を取着するためのねじ挿通孔が前記底板を含む面内で前記並設方向に平行な方向に複数個並設されているので、第1取付部材及び第2取付部材の並設方向における長さに応じた位置のねじ挿通孔に中間取付部を取り付けて該中間取付部に第1取付部材及び第2取付部材を取着することができ、第1取付部材及び第2取付部材の並設方向の全体の長さを同一として、前記並設方向における第1取付部材及び第2取付部材の各々の長さを変更でき、ボディの共通化を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(本願発明の前提となる提案例)
以下、本願発明の前提となる提案例を図1ないし図10を参照しながら説明する。
【0014】
本提案例の住宅用分電盤は、図1ないし図3に示すように、矩形枠状に形成され底板10aの外周縁の全周にわたって周壁10bが前方に突設された形状に形成されたボディ10と、ボディ10の前面側に結合されるカバー11とで筐体が構成される。
【0015】
なお、カバー11には、開閉自在な外蓋84が設けられるとともに、外蓋84を開いた状態で回路遮断器よりなる主幹開閉器3の一部を露出させる窓孔85、回路遮断器よりなる分岐開閉器2の一部を露出させる窓孔82、回路遮断器よりなる一次送り開閉器90の操作部Hを露出させる窓孔86などが形成された中蓋83が設けられている。
【0016】
ボディ10内には、主幹開閉器3及び複数の分岐開閉器2が配設された第1の取付部材、第1の取付部材の一端側が取着される取付台77、第2取付部材たる木板120が取り付けられた木板取付台88などが収納されている。ここに、取付台77と木板取付台88とで、第1取付部材及び第2取付部材の突き合わせ端面側が各々独立する形でボディ10に着脱自在に取着される中間取付部を構成している。なお、分岐開閉器2は主幹開閉器3の二次側(出力側)に入力側が電気的に接続されている。一次送り開閉器90は、各需要家内に設けられた火災報知器や消火設備等の非常用機器への電源を確保するできるように設けた非常電源系に挿入されるものであり、入力側が主幹開閉器3の一次側(電源側)に送り線104,105などを介して電気的に接続されている。
【0017】
ここに、分岐開閉器2は、図3に示すように、ボディ10内において、上下2列に配設され、各列には6台が並設される。これらの上下2列間には後述の3つの導電バー31,32,33が分岐開閉器2の並設方向に延長するように配置される。なお、上列の分岐開閉器2は上側に出力端子が位置し、下列の分岐開閉器2は下側に出力端子が位置する。
【0018】
ところで、主幹開閉器3及び複数の分岐開閉器2が配設されるた第1取付部材は、ボディ10に取り付けられる。この第1取付部材は、図7ないし図10に示すように、両側縁が図7において上方向に折り曲げられた鉄板からなりボディ10内で図3における上下に間隔をあけて横方向に並行配設される2つの基台4,4と、これら基台4,4間に橋絡するように配設される鉄板製の取付ベース5と、基台4,4間の間隙に対応するように凹ませた取付ベース5の中央凹部5b内に配設される樹脂製の導電バー用取付ベース6と、この導電バー用取付ベース6の上と基台4上に被るように夫々配置された取付ベース5の側片5aとに亙るように配設される分岐開閉器固定用の樹脂製の固定ベース7と、基台4,4の一端部に側端部が固定されて側方に配置される鉄板製の主幹開閉器用固定ベース8とから成る。
【0019】
取付ベース5は図7に示すように中央凹部5bをボディ10方向に凹ませ、この中央凹部5bの両側より側方に延長した各側片5aを基台4の両側の折り曲げ片4aの端面上に載せ、各側片5aに設けた挿通孔14を介して固定ねじ15を基台4側のねじ孔16に締結することで両側の基台4,4間に橋絡するように固定され、中央部5bは基台4,4間に嵌まることになる。
【0020】
導電バー用取付ベース6は上記中央凹部5b内に配置されるもので、中央凹部5bの両側に穿孔された係止孔59に係合する係止爪60を突出させてあって、係止爪60を係止孔59に係止させることで位置決めされる。また、各導電バー用取付ベース6の一端側には夫々中性極Nの導電バー31を支持するための支持ポスト13を一体突設してある。
【0021】
導電バー31は、図8及び図9に示すように、両端部に形成した取付片31aに穿設した挿通孔31bを介して固定ねじ37を支持ポスト13の上端部の凹部34に収納固定されるナット(図示せず)に締結することで支持ポスト13,13間に橋絡配置される。
【0022】
また支持ポスト13,13間を結ぶ中央部の両側の平面部がL1,L2の電圧極の導電バー32,33を配置する配置部位となり、これらの配置部位の側方の上面には固定ベース7を支持するピン19を所定間隔で両端方向に一体立設してある。
【0023】
また支持ポスト13,13間には導電バー32,33から一体に延長形成された一対の脚片20,21ごとに分離する分離壁22と、脚片20,21の基部28を沿わせるリブ23とを突設してある。なお、この脚片20とこの脚片21とが夫々分岐開閉器2の一端側に設けた後述する電圧極用端子接続部に差し込み接続される分岐開閉器接続部を構成する。
【0024】
導電バー32,33は固定ベース7が配設される前に、導電バー用取付ベース6上の夫々の配置部位に配置固定される。
【0025】
導電バー32,33は同一形状に形成されており、対称配置されるようになっているもので、両端には固定ねじ24を挿通する挿通孔25が設けられ、固定ねじ24を挿通孔25を介して、導電バー用取付ベース6の凹部26内に配置されるナット(図示せず)に締結することで固持されるようになっている。
【0026】
固定ベース7は導電バー32,33を導電バー用取付ベース6に配設した後に導電バー用取付ベース6と取付ベース5の側片5a上に亙るよう配設される。この際固定ベース7の裏面より突出形成している係止爪29を側片5aに形成している係止孔30に挿入係止して固定ベース7は固定される。
【0027】
この固定ベース7の上面には分岐開閉器2の器体の両側面を挟み込むようにして位置決めをする位置決め突起35と、図6に示すように上記電圧極用端子接続部を設けた一端部とは反対側の器体の他端部の両側面の下部に側方と下端とが開口した逆L状の凹所36に該凹所36の下面開口より挿入され、分岐開閉器2の移動により水平片により構成される引掛部39を凹所36の横凹部により形成される被引掛部53に挿入して引掛部39の下面に形成した凹み嵌合部39aに被引掛部53の底部に形成した凸嵌合部53aを嵌合して引掛係止する逆L状の突起54とを配列する分岐開閉器2数に対応して一体に突設してある。
【0028】
主幹開閉器用固定ベース8は基台4,4の一端部に一側部より突出させた固定片40を固定ねじ61で基台4,4の端部に固定し、他側部より突出させた取付片40’を固定ねじ61’でボディ10に固定することでボディ10内に配設され、その上面には主幹開閉器3を螺子固定する。
【0029】
主幹開閉器3の負荷側端子はL1、L2の電圧極及び中性極Nの導電バー44、45及び46を介して各導電バー32,33及び31に接続される。この接続は主幹開閉器3側の各導電バー32,33、31の端部に各導電バー44、45,46の端部を重ねて固定ねじ24,24,37により固定されることで行われる。
【0030】
また支持ポスト13,13間に橋絡配設された導電バー31の上面には、両側に配置される分岐開閉器2の上面に臨む弾性突出片47を有した係止部材48(図6および図9参照)を取着してある。
【0031】
この係止部材48は合成樹脂成形品からなり、両側の夫々3台の分岐開閉器2に対応するもので、導電バー31には2組配置されるようになっており、各係止部材48は導電バー31に穿設してある丸孔56に圧入される突起(図示せず)を下面に一体突設し、夫々揺動自在に一端が連結片により支持された弾性突出片47(図6参照)を両側に3つずつ一体形成しある。そして、導電バー31に取り付けられた時に、夫々の弾性突出片47の先端部が正規位置に配置される分岐開閉器2の内側位置の上面に臨むように突出するようになっており、夫々の先端部両側には分岐開閉器2の内側位置の上面に並設した2つの突起状の被係止部57に係止する係止部58を側方に突出形成してある。
【0032】
分岐開閉器2は以上のように構成される第1取付部材がボディ10に取り付けられた状態において固定ベース7上に固定配設されるのである。
【0033】
ここで本提案例に用いられる分岐開閉器2は内部に2極の開閉機構部を内蔵するもので、図6に示すように器体の一端部側に上、中、下の三段(図6における右側が上段で左側が下段)に導電バーの分岐開閉器接続部が挿入される導電バー差し込み口41,42,43を開口しており、上段の導電バー差し込み口41の高さ位置は固定ベース7に配設したときに丁度最上段の導電バー31の高さ位置に対応し、また中段の導電バー差し込み口42は導電バー32或いは33の脚片21の高さ位置に対応し、更に下段の導電バー差し込み口43は、導電バー32或いは33の脚片20の高さ位置に対応している。
【0034】
そして本例では上段の導電バー差し込み口41内には図6に示すように中性極Nの導電バー33側縁からなる分岐開閉器接続部を差し込み接続する端子接続部たる受け刃51を配置し、中段及び下段の何れかの導電バー差し込み口42、43の一方にL1或いはL2の電圧極の導電バー32,33の分岐開閉器接続部21或いは20を差し込む受け刃52を配設し、他方を受け刃が配設されていない収納部としている。なお、電圧極に対応する受け刃52は導電バー差し込み口42或いは43の何れかの位置へ移動させることできるようになっており、上下二列に配列される分岐開閉器2群において、負荷バランスをとるように接続するL1及びL2の電圧極を容易に選択できるようになっている。
【0035】
而して分岐開閉器2を固定ベース7に配設固定するに当たっては、分岐開閉器2を配設したい位置の固定ベース7上の一対の突起35,35間に導電バー差し込み口側の一端部の器体下部を嵌めるとともに、他端部側の器体両側側面の凹所36の下部開口より突起54を凹所36内に嵌めて固定ベース7上に載置し(この時、係止部材48の対応する弾性突出片47の先端部が分岐開閉器2の上面に臨む)、この状態で分岐開閉器2を導電バー配置位置方向に直線移動させると、導電バー差し込み口41に中性極Nの導電バー31の側縁たる分岐開閉器接続部が挿入されて受け刃51の開口に臨み、また中段の導電バー差し込み口42にはL1或いはL2の電圧極の導電バー31或いは32の脚片21が挿入され、さらに下段の導電バー差し込み口43にはL2或いはL1の電圧極の導電バー32或いは31の脚片20が挿入されることになり、導電バー差し込み口43内に配置されている受け刃52に脚片20が臨むことになる。
【0036】
一方、分岐開閉器2の直線移動に伴って係止部材48の対応する弾性突出片47の係止部58下面の傾斜面58aが回路遮断器2の上面に形成した被係止部57の傾斜面57aに当接し、この状態からさらに分岐開閉器2を移動させると弾性突出片47の弾性変形を伴いながら係止部58の傾斜面58aが被係止部57の傾斜面57a上をスライドしながら乗り上げて、やがて被係止部57を乗り越えることになり、弾性突出片47が弾性で元に戻る。従って分岐開閉器2の被係止部57が係止部58に係止されることになる。これにより分岐開閉器2が外側方向(受け刃から導電バーが引き抜かれる方向)へ移動するのを規制する。一方、凹所36に下方から嵌まった突起54に設けられた引掛部39は分岐開閉器2の移動に伴って被引掛部53内に挿入され、やがて引掛部39の下面に設けた嵌合凹部39aが被引掛部53の下面に設けた嵌合凸部53aに凹凸嵌合することになる。この凹凸嵌合時に所謂クリック感が作業者に与えられ、分岐開閉器2が定位置、つまり受け刃51,52に導電バー31、32或いは33の分岐開閉器接続部が完全に差し込まれた位置に移動したことを作業者に分からしめ、結果受け刃51,52に対する分岐開閉器接続部の差し込み量のばらつきを抑えることができるのである。そして被引掛部53と引掛部39との凹凸嵌合により、分岐開閉器2の上方向、つまり固定ベース7の面に対して垂直方向への移動を規制する。また引掛部39及び突起54は凹所36及び被引掛部53内に納まるため、隣接配置する分岐開閉器2との間の隙間を少なくすることができる。
【0037】
このようにして簡単に分岐開閉器2を分電盤の筐体内の固定ベース7上に取り付け且つ電気的に接続することができることになる。
【0038】
また、主幹開閉器用固定ベース8には、一次送り開閉器90が配設される取付具64が固定ねじ67を用いて取着される。取付具64は、固定ベース8に向かう側に折曲された折曲片64aを有する鉄板よりなり、主幹開閉器3側に位置する折曲片64aからは上記固定ねじ67が挿通される挿通孔66が穿孔された固定片64bが延設されている。一方、固定ベース8には、上記固定ねじ67の先端部が挿通される挿通孔130が設けられている。また、取付具64には、一次送り開閉器90の両側面にそれぞれ当接して一次送り開閉器90の図3における左右方向の位置決めを行う位置決め片65が一体に突設してある。
【0039】
さらに、取付具64の一端からは一次送り開閉器90の器体の一端面の下部に形成された引掛孔94に引掛ける引掛爪68が一体に突設してあり、さらに取付具64の他端側には主幹開閉器3と一次送り開閉器90とを電気的に接続する接続変換装置の端子台110を固定ねじ112を用いて固定するために上記固定ねじ112が挿通される挿通孔69が形成されている。ここに、端子台110には、上記固定ねじ112が挿通される挿通孔111a,111aが夫々形成された取付片111,111’が突設してあり、さらに、主幹開閉器3からの送り線104,105(図3参照)がそれぞれ接続されるとともに一次送り開閉器90に電気的に接続される一対の接続端子が設けられている。この一方の接続端子は、送り線105を接続する端子ねじ106が螺合するねじ孔(図示せず)が形成されたねじ接続部107と、一次送り開閉器90の器体の他端部側に開口された差込口91,92にそれぞれ差し込まれる差込刃101,102とが連続一体に形成されている。他方の接続端子は、送り線104を接続する端子ねじ106が螺合するねじ孔(図示せず)が形成されたねじ接続部109と、一次送り開閉器90の器体の他端部側に開口された差込口103に差し込まれる差込刃103とが連続一体に形成されている。要するに、図10における上段の差込口91の高さ位置は一次送り開閉器90及び端子台110を取付具64に配設したときに丁度最上段の差込刃101の高さ位置に対応し、また中段の差込口92は差込刃102の高さ位置に対応し、更に下段の差込口93は、差込刃103の高さ位置に対応している。
【0040】
そして本例では上段及び中段のいずれかの差込口91,92内の一方に受け刃(図示せず)を配置し、他方を受け刃が配設されていない収納部としている。また、下段の差込口93内には受け刃(図示せず)が配置されている。
【0041】
而して一次送り開閉器90を取付具64に配設固定するに当たっては、一次送り開閉器90の器体の取付具64の一対の位置決め片65で一次送り開閉器90の器体の一端面の下部に形成された引掛孔94に取付具64の引掛爪68を引掛けて器体の両側面をそれぞれ位置決め片65に当接させた状態で、端子台110から突出した差込刃101,102,103それぞれを対応する差込口91,92,93に差し込んだ後、端子台110を上記固定ねじ112により取付具64に固定することで、一次送り開閉器90及び端子台110が取付具64に対して固定されることになる。
【0042】
取付台77は、上端部及び下端部それぞれに突設した各取付片98に設けた取付穴98aを介して固定ねじ100を底板10aのねじ挿通孔72に締結することで固定される。一方、第1取付部材の他端側は、上記固定片40’に形成された取付孔50’の溝部に固定ねじ61’を挿通させ取付台40の前面に形成された挿通孔97に固定ねじ61’を締結することで取付台77に取着される。なお、取付台40のうち上方に位置する挿通孔97の下方の位置には取付孔50’の大径部に嵌合する嵌合突起99が突設されている。
【0043】
また、木板取付台88は、上端部及び下端部それぞれに突設した各取付片114に設けた取付穴114aを介して固定ねじ79を底板10aのねじ挿通孔72に締結することで固定される。一方、図3における木板取付台88の左端の側面からは木板取付台88を固定ねじ89を用いてボディ10に取着するための取付溝88bが形成された取付片88aが一体に突設されている。したがって、固定ねじ89を取付溝88bを介して底板10aから前方に突設された支持台63に螺入することで木板取付台88の一端側をボディ10に取着することができるのである。
【0044】
ところで、ボディ10の底板10aの中央部には四角形状(矩形状)に開口した電線挿通孔70が形成されている。また、底板10aには左右2個ずつの取付部たる支持台75,75が前方に突設されている。上側に位置する各支持台75の周囲にはそれぞれ断面L字状であって矩形領域の角部をなすように配列されたガイド壁74が形成され、下側に位置する各支持台75の周囲にはそれぞれ断面L字状であって矩形領域の角部をなすように配列されたガイド壁73が形成されている。上側の支持台75には下方に隣接して底板10aからの突出寸法が支持台75よりもやや大きい抜け止めボス62が形成されている。また、下側の支持台75の周囲に設けたガイド壁73の前端側には下半分程度の受け片73aが連続一体に形成されている。ここに、底板10aから受け片73aまでの距離は底板10aから支持台75の先端面までの距離よりもやや大きく設定されている。
【0045】
また、底板10aにおける電線挿通孔70の周縁には全周にわたって前方に突出するリブ71が形成されており、このリブ71によって電線挿通孔70の周部が補強されている。
【0046】
ボディ10に形成した図3における右側の支持台75には、第1取付部材の一端側が取り付けられる。ここに、第1取付部材の各基台4,4の一端部が図1における右側の各支持台75,75に載置されるとともに、支持台75,75に螺入される取付ねじ12を用いてボディ10に固定される。ここに、各基台4,4の一端部には、取付ねじ12の頭部の直径よりも大きい丸孔状の大径部の上縁の一部に取付ねじ12の直径よりも幅狭の溝部が連続する鍵穴状に形成された取付孔9が形成されている。したがって、取付ねじ12を支持台75に緩く螺入した状態で、取付ねじ12の頭部に取付孔9の大径部を通し、取付ねじ12の頭部を溝部に対応する部位までスライドさせた後に取付ねじ12を締め付けることによって基台4をボディ10に対して固定するようになっている。また、上述のように支持台75,75の周囲にはガイド壁74,73が形成されているから、第1取付部材の取付部材の取付位置をガイド壁74,73に合わせることで位置決めが容易にでき、その上、下側のガイド壁73には受け片73aが形成されているから、取付孔9の溝部に取付ねじ12を挿入した状態では、取付孔9の大径部に抜け止めボス62が挿入されるように抜け止めボス62の位置が設定されている。
【0047】
要するに、本提案例においては、第1取付部材の左右方向の一端側を取付部に取着するとともに、第1取付部材の他端側を取付台77に取着することにより第1取付部材を固定でき、第1取付部材の左右方向の長さに応じて取付台77を取り付けることで取付部材の左右方向の長さが異なる第1取付部材であってもボディ10を共通化することができ、低コストが図れるとともに部品管理が容易になる。また、ねじ取付孔72は、分岐開閉器2の並設方向における分岐開閉器2の幅寸法に対応する間隔で左右方向に並設されているので、第1取付部材の左右方向の長さを並設する分岐開閉器2の数に応じて作製することが可能となり、第1取付部材の作製作業が容易となる。
【0048】
以上説明した本提案例の住宅用分電盤では、第1取付部材及び第2取付部材を備えていることにより、分電盤として最低限必要な主幹開閉器3及び分岐開閉器2と必要に応じて配設される電流制限器とを分離してボディ10に取着することができ、第1取付部材の共通化が図れる。また、第1取付部材及び第2取付部材の突き合わせ端面側が各々独立する形でボディ10に着脱自在に取着される中間取付部を備えていることにより、第1取付部材をボディ10に取り付けた状態で第2取付部材をボディ10に取り付けることができるので、第2取付部材のみをボディ10から取り外した状態で電流制限器を取り替えることができ、電流制限器の取替作業が容易となる。ここに、本提案例では、中間取付部を、第1取付部材及び第2取付部材が各々独立して取着される2つの取付台から構成しているので、第1取付部材及び第2取付部材等を各々取付台ごとにボディ10から取り外すことができ、第1取付部材や第2取付部材を取付台ごと取り替える作業が容易となる。
【0049】
また、電線挿通孔70が、ボディ10に第1取付部材及び第2取付部材が取り付けられた状態で電線挿通孔70の内周縁と各分岐開閉器2の出力端子との間に電線を挿通可能な開口が形成され且つ第1取付部材の右側端と第2取付部材の左側端とがそれぞれ電線挿通孔70の周縁に略一致するような大きさに形成されているので、ボディ10の後面側からボディ10内への電線導体76(図5参照)の挿通作業が容易となって、第1取付部材及び第2取付部材に配設された各機器への電線導体76の接続作業が容易となり、また、放熱効果を向上させることができる。しかも、底板10aにおいて電線挿通孔70の周縁から前方に突設されたリブ71を備えているので、電線導体76が電線挿通孔70の周縁に当接した際に電線導体76の被服が破れるのを防止することができ、また、電線挿通孔70の周縁の厚みが他の部位よりも厚くなるから、比較的大きな電線挿通孔70を形成しながらもボディの剛性を高めることができる。なお、図5中の電線導体76は分岐開閉器2の出力端子に接続されている。
【0050】
さらに、第1取付部材及び第2取付部材が底板10aよりも前面側に突出した状態でボディ10に取り付けられるから、電線導体を予め電線挿通孔70を通してボディ10内に挿通した状態で電線導体の挿通位置によらず第1取付部材及び第2取付部材をボディに取り付けることがができ、取付作業が容易になる。
【0051】
また、電線挿通孔70が四角形状に形成され、電線挿通孔70の周縁にねじ挿通孔72が左右方向に並設されているので、第1取付部材及び第2取付部材の並設方向における長さに応じた位置のねじ挿通孔72に中間取付部を取り付けて該中間取付部に第1取付部材及び第2取付部材を取着することができ、第1取付部材及び第2取付部材の並設方向の全体の長さを同一として、前記並設方向における第1取付部材及び第2取付部材の各々の長さを変更でき、ボディ10の共通化を図ることができる。
【0052】
(実施形態1)
本実施形態の住宅用分電盤の基本構成は上記提案例と略同じであって、図11ないし図13に示すように、木板取付台88が取付台77に着脱自在に取着される点が相違する。ここに、本実施形態では、中間取付部が取付台77により構成されている。なお、上記提案例と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0053】
本実施形態では、取付台77において図12における左側の側面には図13に示すように木板取付台88の右側の側面から突設された引掛突起95が挿入される2つの引掛孔96が形成されている。木板取付台88を取付台77に取着するには、引掛突起95を引掛孔96の幅広部96aから挿入し木板取付台88を図13における下方に移動させる引掛突起95を引掛孔96の幅細部96bの開口周縁に重複させることで引掛係止すればよい。
【0054】
而して、本実施形態では、前記中間取付部を、第1取付部材及び第2取付部材の両方が取着される1つの取付台77から構成しているので、第1取付部材及び第2取付部材の両方が1つの取付台77に取着されることにより、部品点数を少なくすることができ、これらの部品をボディ10に取り付ける作業が容易になる。
【0055】
【発明の効果】
請求項1の発明は、主幹開閉器及び複数の分岐開閉器が配設された第1取付部材と、主幹開閉器における分岐開閉器が配設される側とは逆側に配設される電流制限器が取着されるとともに第1取付部材に並設される第2取付部材と、第1取付部材及び第2取付部材が取着されるボディと、ボディに取着されるとともに第1取付部材及び第2取付部材の突き合わせ端面側が各々独立する形で着脱自在に取着される中間取付部とを備えているので、第1取付部材及び第2取付部材を備えていることにより、分電盤として最低限必要な主幹開閉器及び分岐開閉器と必要に応じて配設される電流制限器とを分離してボディに取着することができ、第1取付部材の共通化が図れる。また、第2取付部材には、第1取付部材との突き合わせ端面側から突出した引掛突起及びこの引掛突起とは反対側から突出した取付片が形成され、中間取付部は、第1取付部材をねじを用いて取着するためのねじ孔を設けるとともに引掛突起を差込んで取着する差込孔を設けた1つの取付台から構成されてなり、ボディには取付片に形成された取付溝を介してねじを螺入する支持台が形成されているので、第1取付部材及び第2取付部材の両方が1つの取付台に取着されることにより、部品点数を少なくすることができ、これらの部品をボディに取り付ける作業が容易になり、第2取付部材をねじを用いることなしに取付台に取着することができ、取付作業が容易になるという効果がある。
【0059】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ボディの底板に1つの電線挿通孔が形成され、該電線挿通孔を、第1取付部材及び第2取付部材をボディに取着した状態で第1取付部材と第2取付部材との並設方向において第1取付部材及び第2取付部材それぞれの一端に該電線挿通孔の内周縁が略一致し且つ底板を含む面内で前記並設方向に直交する方向において該電線挿通孔の内周縁と各取付部材との間に電線導体を挿通可能な開口が形成される大きさに形成してあるので、ボディの後面側から電線導体を挿通させやすく、電線導体の引き回しが容易になり、第1取付部材及び第2取付部材に配設された各機器への電線導体の接続作業が容易となるという効果があり、また、放熱効果を向上させることができるという効果がある。
【0060】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記底板において前記電線挿通孔の周縁から前方に突設されたリブを備えるので、電線が電線挿通孔の周縁に当接した際に電線の被服が破れるのを防止することができるという効果があり、また、電線挿通孔の周縁の厚みが底板の他の部位よりも厚くなるから、比較的大きな電線挿通孔を形成しながらもボディの剛性を高めることができるという効果がある。
【0061】
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3の発明において、前記電線挿通孔は四角形状に形成され、電線挿通孔の周縁のうち前記底板を含む面内で前記並設方向に直交する方向の両側の各周縁に、中間取付部を取着するためのねじ挿通孔が前記底板を含む面内で前記並設方向に平行な方向に複数個並設されているので、第1取付部材及び第2取付部材の並設方向における長さに応じた位置のねじ挿通孔に中間取付部を取り付けて該中間取付部に第1取付部材及び第2取付部材を取着することができ、第1取付部材及び第2取付部材の並設方向の全体の長さを同一として、前記並設方向における第1取付部材及び第2取付部材の各々の長さを変更でき、ボディの共通化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の前提となる提案例を示す分解斜視図である。
【図2】同上の外扉を開いた状態の一部破断正面図である。
【図3】同上のカバーを取り外した状態の正面図である。
【図4】同上の側断面図である。
【図5】同上の側断面図である。
【図6】同上の要部拡大断面図である。
【図7】同上の要部分解斜視図である。
【図8】同上の要部分解斜視図である。
【図9】同上の要部分解斜視図である。
【図10】同上の要部分解斜視図である。
【図11】実施形態1を示す分解斜視図である。
【図12】同上のカバーを取り外した状態の正面図である。
【図13】同上の要部分解斜視図である。
【図14】従来例を示す要部正面図である。
【符号の説明】
2 分岐開閉器
3 主幹開閉器
10 ボディ
77 取付台
88 木板取付台
Claims (4)
- 主幹開閉器及び複数の分岐開閉器が配設された第1取付部材と、主幹開閉器における分岐開閉器が配設される側とは逆側に配設される電流制限器が取着されるとともに第1取付部材に並設される第2取付部材と、第1取付部材及び第2取付部材が取着されるボディと、ボディに取着されるとともに第1取付部材及び第2取付部材の突き合わせ端面側が各々独立する形で着脱自在に取着される中間取付部とを備え、前記第2取付部材には、前記第1取付部材との突き合わせ端面側から突出した引掛突起及びこの引掛突起とは反対側から突出した取付片が形成され、前記中間取付部は、前記第1取付部材をねじを用いて取着するためのねじ孔を設けるとともに前記引掛突起を差込んで取着する差込孔を設けた1つの取付台から構成されてなり、前記ボディには前記取付片に形成された取付溝を介してねじを螺入する支持台が形成されてなることを特徴とする住宅用分電盤。
- 前記ボディの底板に1つの電線挿通孔が形成され、該電線挿通孔を、第1取付部材及び第2取付部材をボディに取着した状態で第1取付部材と第2取付部材との並設方向において第1取付部材及び第2取付部材それぞれの一端に該電線挿通孔の内周縁が略一致し且つ底板を含む面内で前記並設方向に直交する方向において該電線挿通孔の内周縁と各取付部材との間に電線導体を挿通可能な開口が形成される大きさに形成してなることを特徴とする請求項1記載の住宅用分電盤。
- 前記底板において前記電線挿通孔の周縁から前方に突設されたリブを備えることを特徴とする請求項2記載の住宅用分電盤。
- 前記電線挿通孔は四角形状に形成され、電線挿通孔の周縁のうち前記底板を含む面内で前記並設方向に直交する方向の両側の各周縁に、中間取付部を取着するためのねじ挿通孔が前記底板を含む面内で前記並設方向に平行な方向に複数個並設されてなることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の住宅用分電盤。
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