JPH0142921Y2 - - Google Patents

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JPH0142921Y2
JPH0142921Y2 JP1983007706U JP770683U JPH0142921Y2 JP H0142921 Y2 JPH0142921 Y2 JP H0142921Y2 JP 1983007706 U JP1983007706 U JP 1983007706U JP 770683 U JP770683 U JP 770683U JP H0142921 Y2 JPH0142921 Y2 JP H0142921Y2
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mounting
groove
housing
partition wall
diameter
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JP1983007706U
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JPS59113944U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、回路しや断器などの電気機器にお
ける取付構造の改良に関するものである。
従来、たとえば回路しや断器の取付構造として
第1図ないし第3図に示すものがあつた。図にお
いて、回路しや断器の筐体100はカバー1とベ
ース2とによつて構成され、ベース2の両端部に
は外部導体(図示せず)を接続するための複数の
端子3が配列されており、これら各端子3はカバ
ー1およびベース2に一体形成された隔壁10に
よつて仕切られている。4は回路しや断器を取付
板などに取付けるための取付ねじが挿通される取
付穴であつて、この取付穴4は上部の大径穴4a
と下部の小径穴4bからなつており、カバー1に
は大径穴4aが貫通しているとともにベース2に
は大径穴4aと小径穴4bとが設けられている。
取付穴4に挿通される取付ねじとしては、通常す
り割り付小ねじや十字溝付小ねじが使用され、そ
の頭部を大径穴4aと小径穴4bとによつて形成
される取付座4cに係止することにより取付けが
行なわれる。取付座4cは一般にベース2の裏面
に近い方に形成されるが、これは首下の短いねじ
の使用を可能とするためである。首下の短いねじ
を用いる理由は、首下の長いねじが一般的に市場
での流通が少ないのに対し、首下の短にねじは使
用者にとつて入手しやすいからである。
また、取付穴4の近傍には相間バリア6の取付
溝5が設けられている。取付溝5は筐体100の
側方に開口しており、その奥部には相間バリア6
の凸部6aが圧入される円形溝5aが形成されて
いる。なお、相間バリア6は大電流しや断時の排
出アークによつて外部異極導体間で再び短絡が起
こらないようにするためのものである。
一方、他の従来例として第4図に示すものがあ
る。すなわち、取付穴4を構成する上部大径穴と
下部小径穴とを側方に開口させて上部大径溝4
d、下部小径溝4eとし、かつ取付座4fも側方
に開口させたものである。
上記に示した回路しや断器の取付板への取付け
はつぎのようにして行なう。すなわち第1図〜第
3図に示したものにおいては、第5図のように取
付板7に筐体100を押し当て、取付穴4の上部
から取付ねじ8を挿入して予め取付板7に形成し
た雌ねじ7aに螺着する。そして外部導体(図示
せず)を端子3に接続した後、相間バリア6を取
付溝5に圧入して取付ける。
また第4図に示したものにおいては、上記と同
じようにしても取付けができるが、第6図のよう
にして取付けを行なうこともできる。すなわち、
一方の取付ねじ81を取付板7に仮締めしてお
き、筐体100の上部大径溝4dに取付ねじ81
の頭部8bを、また下部小径溝4eに取付ねじ8
1の脚部8aをそれぞれ側方から収納するように
筐体100を取付ねじ81側へ移動させ、その後
他方の取付ねじ82を他側の上部大径溝4dの上
方から挿通して締付ければよい。
しかしながら、第1図〜第3図のものにあつて
は、筐体100を取付板7に押し当てたときに取
付板7の雌ねじ7aが筐体100の裏に隠れるた
め、雌ねじ7aと取付穴4の中心を合わせるのが
困難となり、取付作業性が悪くなる欠点があつ
た。
一方、第4図のものにあつては取付板7への筐
体100の取付作業性は改善されるが、上部大径
溝4dがカバー1の表面まで達しているため、隔
壁10の肉厚が薄くなり、持ち運び時や物が当つ
たときに欠けやすく、また相間バリアの取付性も
劣るという欠点があつた。
この考案は上記従来の欠点を除去するためにな
されたものであつて、取付作業性が良好でかつ隔
壁が破損しにくい電気機器の取付構造を提供する
ことを目的としている。
以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて
説明する。第7図および第8図において、1,2
はそれぞれ筐体100のケース、ベースであり、
ベース2の両端部には複数の端子3が設けられて
おり、これら各端子3を仕切る隔壁10がケース
1およびベース2に一体形成されている。ベース
2の裏面側には取付ねじ8の脚部8aの径よりや
や大きい下部小径溝4eが設けられていて、この
下部小径溝4eの上方には取付ねじ8の頭部8b
の径よりやや大きい上部大径溝4dが連通してい
る。ただし、上部大径溝4dはベース2のみに形
成されており、ケース1の表面には達していな
い。そして両溝4d,4eは筐体100の側方へ
開口しているとともに、それらの奥部は半円弧状
となつていて円弧中心は互いに一致している。4
fは上部大径溝4dと下部小径溝4eとによつて
形成される取付座で、やはり筐体100の側方に
開口している。4aはケース1の隔壁10に形成
されたねじ回し挿入用の大径穴で、この大径穴4
aは上部大径溝4dの溝幅とほぼ同じ直径を有し
ており、かつその中心が上部大径溝4dの奥部に
おける半円弧中心とほぼ一致するように上部大径
溝4dに連通している。なお、5は相間バリア6
(第9図参照)が取付けられる取付溝でケース1
の隔壁10に形成されており、従来と同様にして
円形溝5aに相間バリア6の凸部6aが圧入され
る。
つぎに上記のような構造からなる回路しや断器
を取付ける手順について説明する。筐体100を
取付板7へ取付けるにあたつて、第9図に示すよ
うに、まず一方の取付ねじ81を取付板7の雌ね
じ7aに仮締めしておく。そして上部大径溝4d
に取付ねじ81の頭部8bを、また下部小径溝4
eに取付ねじ81の脚部8aをそれぞれ側方から
収納するように筐体100を取付ねじ81側へ移
動させ、両溝4d,4eの奥に取付ねじ81を当
接させる。この状態においては、取付板7のもう
一方の雌ねじ7aと他側の両溝4d,4eとがほ
ぼ一致するので、筐体100が倒れないように図
中右方から支えておいて、他側の大径穴4aに取
付ねじ82を挿入し、この大径穴4aにねじ回し
の先を差し入れて取付ねじ82を締付け、その頭
部8bを取付座4fに係止させる。また、仮締め
してあつた取付ねじ81も大径穴4aからねじ回
しを挿入して締付け、その頭部8bを取付座4f
に係止させる。最後に外部接続導体(図示せず)
を端子3に接続し、さらに相間バリア6を取付溝
5に取付ける。
なお、筐体100を取付板7に取付ける前に、
相間バリア6を隔壁10の取付溝5に先に取付け
た場合には、隔壁10のねじ回し挿入用の大径穴
4aから取付ねじ8を挿入し、これを取付板7に
締付けることによつて筐体100を取付板7に固
定することができる。
以上のように、この考案によれば、取付ねじを
筐体の隔壁の側方から収容する上部大径溝および
下部小径溝と、上記取付ねじを締付けるねじ回し
挿入用の大径穴と、相間バリアを挿入保持する取
付溝とを筐体の隔壁に設けるようにしたので、上
記上部大径溝と下部小径溝とによつて筐体の取付
時の位置決めが容易になることはもちろんのこ
と、隔壁の取付溝に相間バリアを先に固定した場
合、取付ねじを収容するための上記大径溝と下部
小径溝が使用できなくなつたとしても、隔壁のね
じ回し挿入用の大径穴から取付ボルトを挿脱する
ことによつて筐体を着脱することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回路しや断器の平面図、第2図
はその正面図、第3図はその取付構造の要部を示
す斜視図、第4図は取付構造の他の従来例を示す
斜視図、第5図、第6図は従来の回路しや断器の
取付状態を示す側面図、第7図はこの考案を適用
した回路しや断器の正面図、第8図はその要部の
斜視図、第9図はその取付状態を示す側面図であ
る。 3……端子、4a……大径穴、4d……上部大
径溝、4e……下部小径溝、8……取付ねじ、1
0……隔壁、100……筐体。なお、図中同一符
号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の端子を仕切る隔壁を両端部に設けた筐体
    と、この筐体の取付ねじの脚部の径よりやや大き
    くかつ上記隔壁の側方に開口させて設けられた下
    部小径溝と、上記取付ねじの頭部の径よりやや大
    きくかつ上記下部小径溝に連通させるとともに上
    記側方に開口させて上記隔壁に設けられた上部大
    径溝と、上記上部大径溝と下部小径溝に連通して
    上記隔壁に設けられたねじ回し挿入用の大径穴
    と、この大径穴よりも上記筐体の両端側に位置さ
    せるとともに上記側方に開口させて上記隔壁に設
    けられた相間バリアの取付溝とを具備してなる電
    気機器の取付構造。
JP770683U 1983-01-20 1983-01-20 電気機器の取付構造 Granted JPS59113944U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP770683U JPS59113944U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 電気機器の取付構造

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JP770683U JPS59113944U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 電気機器の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59113944U JPS59113944U (ja) 1984-08-01
JPH0142921Y2 true JPH0142921Y2 (ja) 1989-12-14

Family

ID=30139231

Family Applications (1)

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JP770683U Granted JPS59113944U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 電気機器の取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4918691U (ja) * 1972-05-22 1974-02-16
JPS5637354B2 (ja) * 1973-11-21 1981-08-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5064954U (ja) * 1973-10-15 1975-06-12
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JPS59113944U (ja) 1984-08-01

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