JP3180534B2 - 延伸仮撚機 - Google Patents

延伸仮撚機

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JP3180534B2
JP3180534B2 JP28150293A JP28150293A JP3180534B2 JP 3180534 B2 JP3180534 B2 JP 3180534B2 JP 28150293 A JP28150293 A JP 28150293A JP 28150293 A JP28150293 A JP 28150293A JP 3180534 B2 JP3180534 B2 JP 3180534B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、張力測定データに基づ
いて張力を制御する延伸仮撚機に係り、特に、制御を簡
素化すると共にハンチングを防止する延伸仮撚機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】延伸仮撚機は多数の仮撚ユニットを有
し、各仮撚ユニットで糸に撚と張力とを加えながら糸を
走行させて仮撚を行う。仮撚ユニットの中に設けられて
いるニップツイスタは、互いに交差して接する2本の無
端状のベルトからなり、ベルト間に糸を挟むようにし
て、両ベルトを回転させつつ糸を走行させ、糸に撚を与
えるものである。このニップツイスタのすぐ下流(解撚
側)における糸の解撚張力は加工後の糸の品質や性状に
大きく関係する。そこで、各仮撚ユニットにはニップツ
イスタの解撚側に糸の張力を測定する測定器が設けられ
ている。
【0003】近年では、こうした張力等の測定値の処理
を正確かつ多様化するため、デジタル処理が行われる。
測定値をサンプリングする装置は、1つの仮撚ユニット
毎に設けると設備コストが大きくなりすぎるので、複数
の仮撚ユニット毎にチャンネル切換器と共に設けられ
る。
【0004】測定された張力の利用の仕方のひとつは張
力制御である。張力に応じて各仮撚ユニットの張力制御
用のバルブを開閉する。バルブを開閉することでニップ
ツイスタのベルトの接圧が調整される。ベルトの接圧を
調整するとその下流では糸の張力が変化する。このよう
にして張力をフィードバック制御することにより、巻き
取られた糸は品質や性状が安定する。こうしたフィード
バック制御では、応答をあまりに敏感にするとハンチン
グを起こすことがあるので、ある程度の時間幅で張力変
動を検知し、その検知結果に応じて張力変動を抑えるよ
うに設計するのがよい。
【0005】測定された張力の他の利用の仕方は、糸の
評価と各仮撚ユニットの監視である。前記のように張力
制御を行っていても、瞬間的に大きな張力変動が発生す
ることがある。糸の評価においては、その張力が糸の品
質に対する管理限界を越えていると異常と判定をする。
監視においては異常判定の警報を出し、原因を解析して
場合によっては生産を取り止めてその糸を廃棄し、場合
によっては生産を続ける。糸の評価に基づく異常警報を
表示したり、その異常の原因を解析するために、延伸仮
撚機全体を集中管理するホストコンピュータが設けられ
る。ホストコンピュータは、各仮撚ユニットの異常警報
データや張力データを収集し、そのデータをオペレータ
に判りやすいように表示する。平常時の表示は延伸仮撚
機全体の張力変動の様子が一目で監視できるように、1
画面に全仮撚ユニットの張力データを表示するのがよい
が、仮撚ユニットの台数が多いので、それぞれの張力デ
ータの数値を並べて表示することになる。
【0006】上記糸の評価において、瞬間的な張力変動
を検知するには、時間的な分解能を上げる、即ち、測定
値のサンプリング間隔を短くする必要がある。反面、異
常警報をホストコンピュータに通知するタイミングは、
ホストコンピュータのポーリングによっているので、サ
ンプリング間隔に比べてかなり長時間間隔となる。評価
を行うタイミングはこの通知に間に合えばよいから、サ
ンプリング間隔に比べて長時間間隔でよいことになる。
【0007】上記各仮撚ユニットの監視において、ホス
トコンピュータに表示する張力データの数値はポーリン
グの度に更新することになるので、長い時間幅でサンプ
リングされた張力データが必要となる。また、ホストコ
ンピュータで異常発生時の原因解析を行うにはその評価
に使用した生の張力データ、即ちサンプリング間隔の短
い張力データが必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】張力制御において、応
答をあまりに敏感にするとハンチングを起こすので、張
力データのサンプリング間隔を長くとることが重要であ
るが、この他にバルブの制御間隔や1回の制御での制御
量を工夫することでベルトの接圧調整機構に適したハン
チング防止を行うことが望まれる。制御間隔や1回の制
御での制御量を決めておくと、制御も簡素化されるであ
ろう。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、制御を簡素化すると共にハンチングを防止する延伸
仮撚機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、多数の仮撚ユニットに、解撚張力を測定す
る測定手段と、糸を挟んで互いに交叉した2本の無端状
ベルトのベルト同士の接圧を調節することにより糸の張
力を変えられるニップツイスタと、このニップツイスタ
の一方のベルトを支持して他方のベルトに押圧する方向
と離れる方向とに伸縮してニップツイスタの接圧を調節
するシリンダと、このシリンダに上限の空気圧を供給し
て接圧を上昇させる方向に該シリンダを作用させること
により張力を弱めるバルブと、該シリンダに下限の空気
圧を供給して接圧を低下させる方向に該シリンダを作用
させることにより張力を強めるバルブと、これらバルブ
のそれぞれに開閉信号を出力する出力インタフェースと
を設けた延伸仮撚機において、上記測定手段が測定する
張力測定値と予め張力の制御目標の上下に設けた管理値
とを比較する手段と、張力測定値が上下の管理値で挟ま
れる管理範囲を外れたら上記出力インタフェースを介
し、張力が管理範囲に収束する側に対応するバルブを一
定時間Taだけ開いてから閉じる制御を行い、その後、
一定時間Tbはバルブ制御を行わない制御手段とを設け
たものである。
【0011】
【作用】上記構成により、制御手段は、張力測定値が管
理範囲を外れたら対応するバルブを一定時間Taだけ
いてから閉じる。即ち、管理範囲より大きい方へ外れた
場合には張力を弱めるバルブを一定時間Taだけ開いて
から閉じ、逆に管理範囲より小さい方へ外れた場合には
張力を強めるバルブを一定時間Taだけ開いてから閉じ
。これにより張力が管理範囲内に収束する。張力測定
値が管理範囲内であればバルブを開く制御は行われない
ので、微小な張力変動はバルブ制御に関与せず、ハンチ
ングの防止につながる。
【0012】制御手段は、バルブを一定時間Taだけ
いてから閉じた後、一定時間Tbはバルブ制御を行わな
い。これによりバルブを開くか閉じるかの単純な制御で
あるにも拘らず、張力が過度に増減されることがなく、
ハンチングの防止につながる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
【0014】まず、延伸仮撚機の機械的構成を説明す
る。図6に示されるように、延伸仮撚機の仮撚ユニット
は、糸Yの移動する順に、クリールスタンド61に多段
に装着された給糸パッケージ62、給糸パッケージ62
から解舒されクリールスタンド61の下方を通して供給
される糸Yを切断するためのヤーンカッタ63、糸Yを
上方に走行させる第1フィードローラ64、第1フィー
ドローラ64からクリールスタンド61の上方まで立ち
上げられ、その途上で糸Yを加熱する1次ヒータ65、
1次ヒータ65の出口から出た糸Yをニップツイスタ側
へ案内しつつ冷却するバルーン制御プレート66、糸Y
に撚を与えるニップツイスタ67、ニップツイスタ67
の下流で糸Yの張力を測定するテンションセンサ68、
糸Yを下方に走行させる第2フィードローラ69、第2
フィードローラ69から床Fの方向に立ち下げられ、糸
Yを加熱する2次ヒータ70、2次ヒータ70の外方に
糸Yを走行させる第3フィードローラ71、糸Yの有無
を検知するヤーンフィーラ72、2次ヒータ70の外側
に沿って多段に設けられ、糸Yを巻取パッケージ73に
巻き取るテイクアップワインダ74から構成されてい
る。1台の延伸仮撚機には、上記各部からなる仮撚ユニ
ットが例えば216錘設けられている。
【0015】ニップツイスタ67は、互いに交差して接
する2本の無端状のベルト67a、67bを有し、ベル
ト67a、67bを回転させることにより糸Yに撚を与
えるものである。ベルトの回転速度を制御することによ
り所望の撚数を与えることができる。また、ベルト同士
の接圧を調節することにより糸Yの張力を変えることが
できる。上記の構成において、ニップツイスタ67から
糸Yに与えられる撚は第1フィードローラ64まで伝搬
し、1次ヒータ65、バルーン制御プレート66等によ
る加熱・冷却を経て撚が固定され、ニップツイスタ67
の下流で解撚されることにより、糸Yに仮撚が与えられ
る。
【0016】ニップツイスタ67の接圧調節方法を簡単
に説明すると、各ベルト67a、67bは、一方が固定
され他方が揺動自在に支持される。その揺動のためのシ
リンダにはシリンダを伸縮させる2つのバルブが備えら
れ、一方のバルブは上記揺動自在のベルトを固定された
ベルトに押圧する方向にシリンダを作用させ、他方のバ
ルブは揺動自在のベルトを固定されたベルトから離れる
方向にシリンダを作用させる。図8を用いて接圧調節機
構を詳しく説明する。
【0017】図8に示されるように、ニップツイスタ6
7は、糸Yを挾んで撚と送りを与える交差した一対の無
端状のベルト67a,67bを備えている。各ベルト6
7a,67bは、それぞれフレーム115に支持された
駆動プーリ116と従動プーリ117間に巻掛けられて
いる。ベルト67a,67bの回転方向はそれぞれ矢印
B1,B2である。二点鎖線で示したベルト67aは固
定側とされ、他方のベルト67bは、駆動プーリ116
と同一の軸心を支点に固定側のベルト67aに対する接
圧を調節すべく揺動自在に支持され、後述するシリンダ
125と弁131,132からなる接圧調整手段140
にて固定側ベルト67aに押圧され接圧が調整されるよ
うになっている。
【0018】駆動プーリ116と従動プーリ117は、
タッチローラ118に支持され、そのタッチローラ11
8が、フレーム115に回転自在に支持され、タッチロ
ーラ118を回転することで、ベルト67bが駆動プー
リ116と同一軸心を支点に図示の矢印R方向に揺動で
きるようになっている。このタッチローラ118内に
は、図示していないが駆動軸が挿通され、モータなどで
駆動プーリ116が駆動されるようになっている。また
タッチローラ118はフレーム115に回転自在に支持
され、そのタッチローラ118にホルダ119が取り付
けられる。このホルダ119は3つのレバー部120,
121,122を有し、第1のレバー部120には、揺
動側のベルト67bを固定側のベルト67aから離反さ
せる方向に付勢するバネ123が設けられた接圧調整ピ
ン124が当接されている。第2のレバー部121に
は、バネ123の力に抗して揺動側のベルト67bを固
定側のベルト67bに押圧付勢するシリンダ125のピ
ストン126が当接されている。第3のレバー部123
には、揺動側のベルト67bの最大揺動位置を規制する
ストッパーピン127が当接されている。また、このス
トッパピン127に連結されたレバー127aを回すこ
とで、ベルト67a,67b間を大きく開くこともでき
るようになっている。
【0019】シリンダ125は、リザーブタンク128
に接続され、そのリザーブタンク128に空気圧供給管
129が接続される。この空気圧供給管129は、内部
に例えば0.1mm程度のオリフィス130を有し、そ
の上流側が二股に分岐されると共に、その一方に上限の
空気圧Puを供給する弁(以下第1弁という)131が
接続され、他方に下限の空気圧Pdを供給する弁(以下
第2弁という)132が接続されている。オリフィス1
30とリザーブタンク128は空気圧の脈動を防止する
ために設けられる。上限の空気圧Puを供給する第1弁
131の上流側は空気圧供給源に接続され、下限の空気
圧Pdを供給する第2弁132の上流側は、上流側の空
気圧供給源と別個の供給源に接続されるか或いは上限側
の空気圧供給源に減圧弁等を介して接続される。上限の
空気圧Puと下限の空気圧Pdは、糸の種類やベルト速
度に応じて設定される。
【0020】接圧の調整は、第1弁131を開くと、上
限の空気圧Puが、オリフィス130を介してリザーブ
タンク128に作用する。この結果シリンダ125に作
用する圧力は徐々に上昇し、ベルト67a,67bの接
圧が上昇し、解撚張力が減少する。第1弁131が閉じ
られると、シリンダ125は、その間に上昇した圧力を
維持し、ベルト67a,67bはそのままの接圧に維持
される。第2弁132を開くと、下限の空気圧Pdがリ
ザーブタンク128に作用し、シリンダ125の空気圧
が下がり、これによりベルト67a,67bの接圧が低
下し、解撚張力が増大する。第2弁132が閉じられる
と、ベルト67a,67bはそのままの接圧に維持され
る。
【0021】図8において、ベルト67a,67bより
も下流側の糸道には糸Yの解撚張力Tを検出するテンシ
ョンセンサ68が設けられ、その検出信号が制御部13
4に入力されるようになっている。
【0022】テンションセンサ68の構成及び張力の測
定原理を図7を用いて説明する。テンションセンサ68
は、主に、ケース202、基板203、回転角度検出器
204、回転部材205、可動糸ガイド206、付勢手
段207、偏心軸208、上ストッパ209、入側固定
糸ガイド210、及び出側固定糸ガイド211からな
る。基板203はケース202の横柱202a,202
b,202cで支持され、この基板203にボルト等で
回転角度検出器204が固定され、この回転角度検出器
204の回転軸204aに回転部材205が直接嵌め入
れられている。回転部材205は回転軸204aを支点
220として回転自在であり、自重で反時計方向に回転
するように一方に突き出している。この回転部材205
には可動糸ガイド206が設けられ、この可動糸ガイド
206に掛けられて糸Yが屈曲し、その張力により回転
部材205が反時計方向に回転する力が付与される。力
点221としての可動糸ガイド206に対抗するため、
回転部材205を時計方向に回転させようとする付勢手
段207がピン205aと偏心軸208のピン208a
との間に掛けられ、ピン205aが作用点222となっ
ている。回転角度検出器204は磁気式角度センサや光
学式角度センサ等の回転角度を電気的に検出するもので
ある。
【0023】可動糸ガイド206に糸Yが掛かっていな
い状態では、回転部材205の自重Wによる回転力と付
勢手段207の付勢力Fとが釣り合って回転部材205
の姿勢が決まる。上ストッパ209と回転部材205と
の間隔εをゼロにすると、回転部材205は基準の水平
姿勢になる。そして、偏心軸208を回転させると、回
転部材205が付勢手段207を介して上下し、間隔ε
を微小な隙間ゲージが入る程度の実質ゼロに調整する。
この状態の回転部材205を糸張力ゼロに相当するもの
として回転角度検出器204を設定する。回転部材20
5の自重Wによる回転力と付勢手段207の付勢力Fに
よる回転力とが釣り合って、基準の水平姿勢が保たれて
いるので、僅かの糸張力が可動糸ガイド206にかかる
と、回転部材205が回転し、回転角度検出器204で
その回転角度が検出される。検出された回転角度は糸張
力を表すことになる。
【0024】図1には、本発明に係る延伸仮撚機の品質
管理装置の電気系統の主要部が示されている。鎖線で区
切られた部分が12錘の仮撚ユニットを管理する管理装
置1に相当し、216錘を管理するためにこの管理装置
1が18台設けられている。なお、図8に示した制御部
134はこの管理装置1で構成される。
【0025】管理装置1は、CPU・ROM・RAM等
を含むシングルチップからなる8ビット構成のマイクロ
コンピュータ2、マイクロコンピュータ2に内蔵された
時間割込み装置(図示せず)、同じくマイクロコンピュ
ータ2に内蔵された通信インタフェース27、マイクロ
コンピュータ2にバス3を介して接続された12ビット
の分解能を有するA/D変換器4、12個の入力端子を
有しこれらの入力端子から1つの信号を選択してA/D
変換器4に出力するチャンネル切換器5、マイクロコン
ピュータ2に内蔵されたI/O28に接続された24個
の出力インタフェース6から構成されている。
【0026】チャンネル切換器5の12個の入力端子に
は各仮撚ユニットの解撚張力を測定する測定手段7が接
続されている。測定手段7は、図7のテンションセンサ
68に相当する。測定手段7は張力0g〜150gに相
当する電圧をフルレンジとし、A/D変換器4はこのフ
ルレンジを0〜4095のデジタル値に変換することが
できる。A/D変換された張力データはバス3を介して
2バイトで読み込まれる。マイクロコンピュータ2、A
/D変換器4及びチャンネル切換器5は、張力測定値を
所定時間間隔でサンプリングするサンプリング手段15
を構成している。なお、通常には、測定手段7の出力電
圧は2〜6ボルトの範囲である。
【0027】24個の出力インタフェース6には、12
個の仮撚ユニットの張力を強めるバルブ8と弱めるバル
ブ9とがそれぞれ接続される。ここで、張力を強めるバ
ルブ8は前記ニップツイスタ67の接圧調節機構におけ
る第2弁132であり、張力を弱めるバルブ9は第1弁
131である。図示されないが、いずれのバルブもバル
ブ作動時に赤ランプが点灯し、非作動時に緑ランプが点
灯するようになっている。
【0028】管理装置1のマイクロコンピュータ2の通
信インタフェース27は、マイクロコンピュータ2のプ
ログラムによって動作し、後述するメモリデータC、警
報データ、メモリデータDを送信する送信手段16を構
成している。各管理装置1は、通信インタフェース27
を介してRS485に準拠したネットワーク10に接続
され、このネットワーク10は9600ボーの通信線を
備えている。ネットワーク10には中継器11が接続さ
れている。中継器11はネットワーク10の通信をRS
232Cに準拠したシリアル通信線12を介してに集中
管理装置13に中継することができる。シリアル通信線
12の通信速度は1200bpsである。集中管理装置
13は、表示器、キーボード等を備えたパソコンで構成
される。
【0029】次にマイクロコンピュータ2内のRAMか
らなるメモリ20には、主に、サンプリングした張力デ
ータSを最新の125個(保持時間Ts=5secに相
当)有するメモリデータD1、警報データ、最新のn1
=10個(400msecに相当)の張力データの平均
値m1であるメモリデータB、最新のn2=100個
(4secに相当)の張力データの平均値m2であるメ
モリデータC、警報データが生成されたときメモリデー
タD1を転写して保存すると共にその後の125個の張
力データ(合計250個;前後5sec)D2を連続し
て蓄積してなるメモリデータDが保持される。これらの
メモリデータは12個の仮撚ユニット各々に対して保持
される。
【0030】また、マイクロコンピュータ2には、種々
の設定値が予め格納されており、その主なものは、張力
データを評価するための管理限界値H2、L2、接圧調
節装置を制御するための上下の管理値L1、H1、バル
ブの連続制御回数上限=10回等である。
【0031】マイクロコンピュータ2の時間管理は、主
に、時間割込み装置による10msec毎の割込み、メ
モリデータD1内の張力データSを評価するためのT=
300msecの評価周期、バルブの制御時間Ta=
0.5sec、バルブ制御禁止時間時間Tb=2.0s
ec等である。評価周期Tで起動されるソフトウェアが
管理装置1の評価手段17を構成し、制御時間Ta、バ
ルブ制御禁止時間時間Tbを管理するソフトウェアが管
理装置1の制御手段18を構成している。
【0032】一方、集中管理装置13のメモリは、容量
120メガバイトを有し、そのうち約1.1メガバイト
がメモリデータDとして転送された2バイト×250個
のデータを各錘について10回分格納するエリアに当て
られる。また、各錘の警報回数、警報の累積時間、転送
されたメモリデータC等を記憶できる。
【0033】次に実施例の作用を述べる。
【0034】管理装置1は、図2のタイミングチャート
で示されるように、10msec毎の割込みにおいて、
順次3つのチャンネルのサンプリングを行う。例えば、
ある割込みで第1、第2、第3チャンネルのサンプリン
グを行い、次の割込みで第4、第5、第6チャンネルの
サンプリングを行う。このようにして、4回の割込みで
12チャンネル分のサンプリングを行う。A/D変換及
びそれに伴うデータ更新に要する時間は3つのチャンネ
ルで5msecである。1つのチャンネルに対して、サ
ンプリング間隔tは40msecとなる。サンプリング
された張力データはSチャンネルに対応する錘毎のメモ
リデータD1として時間順に格納され、一番古い張力デ
ータが廃棄される。この割込みの連続により、各錘のメ
モリデータD1は最新の125個分の張力データSとな
る。サンプリングされた張力データSが保持されている
保持時間Tsは5secとなる。
【0035】管理装置1は、サンプリングと同時にメモ
リデータB及びメモリデータCの更新を行う。メモリデ
ータBとなる最新の10個の張力データの平均値m1
は、400msec間隔でサンプリングした張力データ
に等価であり、瞬時的な変動が取り除かれて張力制御に
適したデータとなっている。また、メモリデータCとな
る最新の100個の張力データの平均値m2は、4se
c間隔でサンプリングした張力データに等価であり、表
示に適したデータとなっている。
【0036】図2のタイミングチャートにおいて、前記
割込みによるサンプリングのタスクが終わってから次の
割込みまでの5msecは以下述べる評価、制御、通信
等の他のタスクの走行、或いはアイドルタイムに割り当
てられる。
【0037】図3のグラフは、サンプリングした張力デ
ータを約10secに亘って順に並べた張力変動波形で
ある。メモリデータD1は、この波形の最新の5sec
に相当する。この波形は約75gを制御目標として制御
したときに得られたものである。波形に併せて制御目標
の上下それぞれ2つの基準値H2、H1、L1、L2が
示されている。
【0038】管理装置1は、評価周期T=300mse
c毎にメモリデータD1内の張力データSを評価する。
評価は張力データSが管理限界値H2、L2を外れてい
るかどうかで判定され、外れている場合、警報データが
生成され、メモリ20に格納される。警報データは、1
ドッフにおける警報の通産回数と当該警報の持続時間か
らなる。即ち、管理装置1は、パッケージが交換される
度に通産回数を破算し、警報判定の度に通産回数を積算
し、張力データが管理限界値を外れている時間(サンプ
リング間隔単位となる)を計測する。警報判定と同時
に、メモリデータD1がメモリデータDの前半部として
転写される。爾後、サンプリングの度にメモリデータD
1はデータが更新されるが、メモリデータDの前半部は
転写時のままであり、さらにメモリデータDの後半部に
連続して張力データが蓄積される。この蓄積はサンプリ
ング回数125回まで行われる。
【0039】以上の評価動作において、サンプリング間
隔に比べて長い評価周期Tを有しているため、管理限界
値を外れている時間の計測が容易であるし、場合によっ
ては評価周期の間に複数個の張力データのピークがある
ことも検知できる。管理装置1のマイクロコンピュータ
2においては、評価のタスクをサンプリングの度に走行
させなくてよいので、評価のタスクに消費される時間が
少なくなり、サンプリング間隔の短縮、或いはアイドル
タイムの確保に寄与することになる。他方、評価周期T
が保持時間Tsより短いので、サンプリングされたひと
つの張力データSがメモリデータD1内に残っている間
に必ず1度は評価に用いられ、評価もれになることがな
い。
【0040】管理装置1は、メモリデータBと上下の管
理値H1、L1とを比較する。メモリデータBが上下の
管理値H1、L1で挟まれる範囲内にあるときはなにも
しないが、上の管理値H1より大きい場合には張力を弱
めるバルブ9を制御し、逆に下の管理値L1より小さい
場合には張力を強めるバルブ8を制御する。上下の管理
値H1、L1に幅があるので、制御目標近傍の微小な張
力変動はバルブ制御に関与しない。バルブを制御する
き、それぞれのバルブを開く制御は制御時間Ta=0.
5secの間持続され、次いでバルブは閉じられる。こ
れによりベルトの接圧が調節され、張力が管理値の範囲
に収束するように増加又は減少される。その後、バルブ
制御禁止時間Tb=2.0secの間は、上記比較結果
に拘らずバルブ制御は行われない。これにより、バルブ
制御は2.5sec周期で0.5secずつ行われるこ
とになり、長い制御周期でしかもバルブを開くか閉じる
の単純な制御であるにも拘らず、張力が過度に増減さ
れることがない。そして、管理装置1のマイクロコンピ
ュータ2においては、制御周期や作動時間が決まってお
り、かつその時間間隔が十分に長く、しかもバルブを開
くか閉じるかの単純な制御であるから、制御が簡素化さ
れ、マイクロコンピュータ2の負荷が軽減できる。
【0041】バルブ制御時間及び禁止時間終了後、なお
もメモリデータBが管理値範囲外であるとき、管理装置
1は繰り返しバルブ制御を行うが、増減同一方向への制
御が連続する回数を計数し、これが連続制御回数上限=
10回を越えると、当該バルブを連続開放とする。この
ような制御不能状態は、通常、前記の評価において検出
され、警報データが生成される。また、仮撚ユニットに
おいてはバルブの連続開放に伴い赤又は緑ランプの連続
点灯状態となる。
【0042】通信は、集中管理装置13からのポーリン
グに応答して行われる。管理装置1が送信する内容は、
平常時は12錘分のメモリデータCである。警報データ
が存在する場合は、警報データとメモリデータDが加わ
る。
【0043】集中管理装置13の動作を説明する。
【0044】集中管理装置13は、ネットワーク10を
介して各管理装置1に対して順次ポーリングを行う。こ
れに対する各管理装置1の応答は前記のとおりである。
ここで、警報データに含まれている警報の通産回数が記
憶され、当該警報の持続時間は積算される。しかし、メ
モリデータDのためのデータエリアは10回分しかない
ので、11回目以降は捨てられるかもしくは上書きされ
る。通産回数及び積算持続時間はパッケージ判定に利用
される。パッケージ判定は、1ドッフにおける警報の通
産回数又は積算持続時間が所定値を越えたら、糸を切っ
て生産中止するようにしてもよいし、生産は続行させ、
警報の通産回数や積算持続時間をパッケージの格付けに
利用してもよい。
【0045】集中管理装置13の平常時の表示は、全錘
のリアルタイムの張力データである。表示器の表示画面
には216までの錘の番号と、張力データの数値が一覧
表示される。ここで表示される張力データは、前記した
メモリデータCの転送データである4secの平均値m
2であり、当該錘のある管理装置1のポーリングの結果
で更新される。数値が他と異なる色(例えば赤字)で表
示されるものは警報表示であり、警報データとメモリデ
ータDが得られていることを知らせている。この表示画
面上をキーボード操作等により移動できるカーソル表示
が設けられており、上記警報表示されている錘のところ
にカーソルを合わせて生データ表示のコマンドを実行す
ると表示画面は当該錘の生データ表示に切り替わる。
【0046】生データ表示は、ドットの連続によるグラ
フであり、警報の前後それぞれ125個の張力データか
らなる。このうち前半の125個が管理装置1において
評価に使用された生データであり、後半の125個は評
価後に蓄積した張力データである。図4、図5のグラフ
は実例に基づいた表示例である。これらの実例を用いて
張力異常の発生原因の解析方法を説明する。
【0047】図4のグラフにおいて、警報データが生成
された時点t0 を中心にそれより前の張力データと後の
張力データとがそれぞれ5secだけ示されている。t
0 には管理限界値H2を越える大きなピークP1が現れ
ており、他には目立つものがない。このピークP1はテ
ールによるものと考えられる。テールはパッケージの生
産工程で給糸の糸継ぎによって生じるものであるから、
長時間を隔てて単発的に出現するのである。オペレータ
はこのグラフを見て、警報の原因がテールであることを
判断し、生産を続行する。また、1パッケージにテール
が含まれる個数を予測しておき、パッケージ判定におい
てその個数分の警報は許容するようにしておくこともで
きる。これに対し、図5のグラフでは、警報データが生
成された時点t0 のピークP1とその少し後のピークP
2とが現れている。これらのピークP1、P2は前記テ
ールによる単発的なものではなく、糸品質が偏っている
タイトスポットによるものと考えられる。オペレータは
このグラフを見て、警報の原因がタイトスポットである
ことを判断し、生産を中止する。このように警報表示が
行われるだけでなく、警報の基になった生のデータ及び
その直後の生のデータが表示されるので、原因解析が容
易である。
【0048】次に管理装置1における評価方法の他の実
施例を説明する。この方法では、張力の評価基準として
大小4つの値が用いられるが、ここでは前記実施例の評
価方法における管理限界値H2、L2及びバルブ制御に
おける管理値H1、L1を流用して基準値H2、H1、
L1、L2とし、図9のグラフを用いて説明する。
【0049】まず、管理装置1は張力の山状のピークが
基準値H1を上回った時間を計測し、時間基準TL以下
であれば種類SO(短時間の上回り)の警報データを生
成すると共にその時間を時間taとして記憶する。その
時間が時間基準TLを越えていれば種類LO(長時間の
上回り)の警報データを生成すると共にその時間を時間
tcとして記憶する。また、張力の谷状のピークが基準
値L1を下回った時間を計測し、時間基準TL以下であ
れば種類SU(短時間の下回り)の警報データを生成す
ると共にその時間を時間tdとして記憶する。その時間
が時間基準TLを越えていれば種類LU(長時間の上回
り)の警報データを生成すると共にその時間を時間tb
として記憶する。
【0050】さらに、管理装置1は上記基準値H1を上
回るピークが基準値H2には達しないか、上記基準値L
1を下回るピークが基準値L2までは落ちないとき、上
記警報データを第1の警報ランクA1に分類する。ま
た、これらのピークが基準値H2或いは基準値L2を突
破したときには、上記警報データを第2の警報ランクA
2に分類する。
【0051】この結果、警報データは、上下方向及び時
間幅による4つの種類SO、LO、SU、LUに分類さ
れると共に、ピークの激しさによる2つのランクA1、
A2に分類される。その分類表を表1に示す。
【0052】
【表1】
【0053】図9の各ピークa、b、c、dは、表1の
該当する欄に分類されることになる。即ち、ピークaは
基準値H1を上回った時間が時間基準TL以下であっ
て、かつ基準値H2には達しないから、第1の警報ラン
クA1の種類SOに該当する。同様に、ピークbは警報
ランクA1の種類LUに該当し、ピークcは第2の警報
ランクA2の種類SUに該当し、ピークdは第2の警報
ランクA2の種類LOに該当する。
【0054】この評価方法によれば、警報データの内容
が、単に張力が管理限界を外れたことだけを示すのでは
なく、上下の外れた方向、外れた時間幅、及び激しさに
よる8つの形態に分類されているので、異常発生の原因
解析に大きく役立てることができる。
【0055】なお、表1の最右欄に示されているのは糸
欠点長であり、糸欠点長は、警報データが生成されてい
る時間の総和、即ちta+tb+tc+tdに糸速度を
掛け合わせて算出される。
【0056】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0057】(1) バルブの制御間隔(Ta+Tb)
や1回の制御での制御量(バルブを開くか閉じるか
時間=Ta)を固定したので、制御が簡素化され、マ
イクロコンピュータで制御する場合、マイクロコンピュ
ータの負荷が軽減できる。
【0058】(2) ハンチングが防止されるので、糸
の品質が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す延伸仮撚機の品質管理
装置の電気系統の主要部の回路図である。
【図2】本発明の管理装置におけるCPU動作のタイミ
ングチャートである。
【図3】サンプリングした張力データによる張力変動の
グラフである。
【図4】集中管理装置で表示される警報前後の張力デー
タのグラフである。
【図5】集中管理装置で表示される警報前後の張力デー
タのグラフである。
【図6】延伸仮撚機の機械的構成を示す側面図である。
【図7】テンションセンサの測定原理を示す概略側面図
である。
【図8】接圧調節機構を示す斜視図である。
【図9】管理装置で警報データの生成に利用される張力
変動のグラフである。
【符号の説明】
1 管理装置 7 測定手段 8 張力を強めるバルブ 9 張力を弱めるバルブ 18 制御手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の仮撚ユニットに、解撚張力を測定
    する測定手段と、糸を挟んで互いに交叉した2本の無端
    状ベルトのベルト同士の接圧を調節することにより糸の
    張力を変えられるニップツイスタと、このニップツイス
    タの一方のベルトを支持して他方のベルトに押圧する方
    向と離れる方向とに伸縮してニップツイスタの接圧を調
    節するシリンダと、このシリンダに上限の空気圧を供給
    して接圧を上昇させる方向に該シリンダを作用させるこ
    とにより張力を弱めるバルブと、該シリンダに下限の空
    気圧を供給して接圧を低下させる方向に該シリンダを作
    用させることにより張力を強めるバルブと、これらバル
    ブのそれぞれに開閉信号を出力する出力インタフェース
    を設けた延伸仮撚機において、上記測定手段が測定す
    る張力測定値と予め張力の制御目標の上下に設けた管理
    値とを比較する手段と、張力測定値が上下の管理値で挟
    まれる管理範囲を外れたら上記出力インタフェースを介
    し、張力が管理範囲に収束する側に対応するバルブを一
    定時間Taだけ開いてから閉じる制御を行い、その後、
    一定時間Tbはバルブ制御を行わない制御手段とを設け
    たことを特徴とする延伸仮撚機。
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