JPH06300648A - テンションセンサ及びその較正方法 - Google Patents

テンションセンサ及びその較正方法

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JPH06300648A
JPH06300648A JP5114065A JP11406593A JPH06300648A JP H06300648 A JPH06300648 A JP H06300648A JP 5114065 A JP5114065 A JP 5114065A JP 11406593 A JP11406593 A JP 11406593A JP H06300648 A JPH06300648 A JP H06300648A
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JP
Japan
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tension
output
output voltage
yarn
thread
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JP5114065A
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English (en)
Inventor
Kazuyasu Hirai
和保 平井
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H59/00Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
    • B65H59/40Applications of tension indicators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2557/00Means for control not provided for in groups B65H2551/00 - B65H2555/00
    • B65H2557/60Details of processes or procedures
    • B65H2557/61Details of processes or procedures for calibrating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間で簡単に較正できるテンションセンサ
を提供する。 【構成】 掛けられる糸の張力に応じた電圧を出力する
テンションセンサ1であって、第1基準張力のときの出
力電圧V0及び第2基準張力のときの出力電圧V1の記
憶手段24と、この出力電圧V0,V1と前記第1,第
2基準張力とから糸張力と出力電圧の関係式を算出する
演算手段25とを備えてなるテンションセンサである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルト式仮撚装置等を
用いた延伸仮撚機の解撚張力を測定するため等に用いら
れる糸のテンションセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、テンションセンサが用いられる延
伸仮撚機の機器構成を図7により説明する。給糸パッケ
ージP1からフィラメント糸Yが引出され、第1フィー
ドローラF1から一次ヒータH1内へ導入される。該ヒ
ータH1を出たフィラメント糸Yはバルーン制御プレー
トBCを経てベルト式仮撚装置NTに入り、更に第2フ
ィードローラF2、二次ヒータH2、第3フィードロー
ラF3を経て巻取パッケージP2に巻き形成される。ベ
ルト式仮撚装置NTで形成された撚りは第1フィードロ
ーラF1まで伝播し、一次ヒータH1で熱固定される。
すなわち、ベルト式仮撚装置NTの上流側が加撚側であ
り、下流側が解撚側となっている。延伸仮撚機ではこの
ようなユニットを一錘として、該錘が紙面厚み方向に多
数配置されている。
【0003】ベルト式仮撚装置NTによる延伸仮撚機は
高い撚り数の仮撚を高速で加えることができる反面、安
定した運転を維持するための監視が必要である。この監
視のために、ベルト式仮撚装置NTの下流側にテンショ
ンセンサを配設し、解撚張力を測定し、解撚張力が所定
値から外れることで異常を検出することが有効であるこ
とが判明した。
【0004】そのためには、各錘毎にテンションセンサ
を配設し、所定の張力値が出力されるように調整する必
要がある。このような目的に対応した従来のテンション
センサとしては、入側糸ガイドと出側糸ガイドの間にピ
ックアップを設け、ピックアップに掛けられた糸の張力
で板ばね等を撓ませ、撓みの程度を変位検出器やロード
セルで検出するものが知られている。すなわち二点の糸
ガイドの中間部分に位置するピックアップで糸を屈曲さ
せ、糸の張力に応じてピックアップに作用する力を板ば
ね等を介して測定するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のテンションセン
サは、ピックアップの出力を較正するため、糸を掛けな
い無荷重状態と、基準の重りをぶら下げた糸を掛けた荷
重状態とで、所定の電圧が出力されるように、ボリュー
ムを調整する。このボリューム調整は例えば無荷重状態
で電圧をゼロにし、荷重状態で電圧上昇の勾配を変えて
所定の出力電圧にするというように、調整に時間がかか
るという問題点があった。
【0006】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、短時間で簡単に較正できるテンションセンサ及
びその較正方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するテン
ションセンサは、掛けられる糸の張力に応じた電圧を出
力するテンションセンサであって、第1基準張力のとき
の出力電圧V0及び第2基準張力のときの出力電圧V1
の記憶手段と、この出力電圧V0,V1と前記第1,第
2基準張力とから糸張力と出力電圧との関係式を算出す
る演算手段とを備えてなるものである。その較正方法
は、掛けられる糸の張力に応じた電圧を出力するテンシ
ョンセンサに対して、第1基準張力のときの出力電圧V
0を測定し、第2基準張力のときの出力電圧V1を測定
し、これらの出力電圧V0,V1を記憶し、これらの出
力電圧と第1,第2基準張力とから糸張力と出力電圧と
の関係を決定する方法である。
【0008】
【作用】第1基準張力のときの出力電圧V0と第2基準
張力のときの出力電圧V1そのものは変えずに、これら
の出力電圧V0,V1と第1,第2基準張力とから糸張
力と出力電圧との関係を例えば比例計算で算出する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明のテンションセンサの内部構造を
示す側面図、図2は同テンションセンサの断面図、図3
は同テンションセンサの糸ガイド側の側面図である。
【0010】図1及び図2において、1はセンサ本体、
2はケース、3は基板、4は回転角度検出器、5はレバ
ー(回転部材)、6は可動の糸ガイド、7は引っ張りば
ね(付勢手段)、8は偏心軸、9は上ストッパー、10
は固定の入側糸ガイド、11は固定の出側糸ガイドであ
る。
【0011】基板3はケース2の横柱2a,2b,2c
で支持され、この基板3にボルト等で回転角度検出器4
が固定され、この回転角度検出器4の回転軸4aにレバ
ー5が直接嵌入されている。この直接嵌入構造により、
レバーの回転角度検出機構が簡単になる。そしてレバー
5は回転軸4aを支点Aとして回転自在であり、自重で
反時計方向に回転するように、図1の図面左方に突出す
る形状となっている。またレバー5には糸ガイド6が取
り付けられ、この糸ガイド6で屈曲する糸Yの張力で反
時計方向に回転しようとする力が付与される。力点Bと
しての糸ガイド6に対抗するため、レバー5を時計方向
に回転させようとする引っ張りばね7がピン5aと偏心
軸8のピン8aの間に掛けられ、ピン5aが作用点Cと
なっている。回転角度検出器4のタイプとしては、回転
軸にマグネットを取り付け、マグネットに対向する多数
の磁気抵抗素子を配置した磁気式角度センサや、発光素
子と受光素子との間にスリットを有する回転円板を設け
た光学式角度センサ等がある。
【0012】糸ガイド6に糸Yが掛かっていない状態で
は、レバー5の自重Wによる回転力と引っ張りばねの付
勢力Fとが釣り合ってレバー5の姿勢が決まる。そして
ストッパー9とレバー5との間隔εをゼロにすると、レ
バー5は基準の水平姿勢になる。そこで偏心軸8を回転
させると、レバー5が引っ張りばね7を介して上下し、
隙間εを隙間ゲージ0.5mmが入る程度の実質ゼロに
調整する。この状態のレバー5の回転角度を糸張力ゼロ
に相当するものとして回転角度検出器4に設定する。レ
バー5の自重Wによる回転力と引っ張りばね7の付勢力
Fによる回転力とが釣り合って、基準の水平姿勢を保っ
ているので、僅かの糸張力でも引っ張りばね7の剛性の
大小に応じてレバー5が回転するので、糸張力ゼロから
の測定が可能になる。測定できる糸張力の上限は引っ張
りばね7の剛性で決まり、糸張力ゼロから所望の糸張力
まで広範囲に測定可能である。
【0013】図2に示すように、入側糸ガイド10と出
側糸ガイド11はケース2の側面2dに突設されてお
り、レバー5に取り付けられた糸ガイド6はケース2の
長孔2eから突出している。そして図1の一点鎖線のよ
うに糸Yが入出の糸ガイド10,11の間で屈曲するよ
うに糸ガイド6に掛けられ、糸Yの張力に応じた力が糸
ガイド6に作用する。
【0014】このようなセンサ本体1が正しく作動する
ためには、糸Yは入出の糸ガイド10,11と糸ガイド
6に対して図示のように掛けられる必要がある。例えば
入側糸ガイド10と糸ガイド6に掛けられ、出側糸ガイ
ド11をバイパスすると、正しい測定が行われなくな
る。センサ本体1の取付位置が高い場所の如く操作しに
くい位置にあると、糸Yの掛け間違いが発生しやすい。
そこで図2及び図3のように、突設された入出の糸ガイ
ド10,11と糸ガイド6の端面を覆うようにカバー1
2がケース2の側面2dに取り付けられる。カバー12
の周囲には傾斜面12aが設けられており、図3の矢印
a方向から導入される糸はカバー12で案内されて、必
ず入出の糸ガイド10,11及び糸ガイド6の3点に掛
かるようになっている。
【0015】つぎにセンサ本体1の較正方法とそのため
の装置を説明する。具体的には、図1で糸ガイド6に糸
Yを掛けない状態の回転角度検出器4の出力電圧が糸張
力ゼロに相当し、例えば100グラムの基準重りWを結
び付けた糸を糸ガイド6に掛けた状態の回転角度検出器
4の出力電圧が糸張力100グラムに相当する。そして
回転角度検出器4の出力電圧をこの無荷重状態及び荷重
状態に対応させる較正(キャリブレーション)が必要と
なる。
【0016】そのため図2のケース2に2つのプッシュ
スイッチ(入力手段)SW1,SW2が取り付けられ、
基板3にこれらのスイッチSW1,SW2に対応するラ
ンプLED1,LED2が取り付けられている。そして
図4の制御ブロック図に示されるように、センサ本体1
の多数がセンサ本体1とは別に設けられたフィードバッ
クコントローラ20に電気的に接続され、フィードバッ
クコントローラ20がエアコントローラ21を介して多
数のニップツイスター(ベルト式仮撚装置)55のニッ
プ力を可変調整する制御回路となっている。
【0017】各センサ本体1のプッシュスイッチSW
1,SW2押したときに検出器4から出力されている電
圧V0,V1はフィードバックコントローラ20の記憶
回路24a,24bにそれぞれ一旦記憶される。ここ
で、電圧V0はプッシュスイッチSW1を押したときに
検出器4から出力されている電圧値であり、電圧V1は
プッシュスイッチSW2を押したときに検出器4から出
力されている電圧値である。フィードバックコントロー
ラ20は更に演算回路25を有しており、記憶した二つ
の電圧V0,V1とから糸張力と出力電圧との関係を示
す糸張力−出力電圧特性を決定する。そして、検出器4
からの出力をVt時の糸張力を T=(第2基準張力−第1基準張力)×(Vt−V0)
/(V1−V0)+第1基準張力 の比例式で演算する。第1基準張力、第2基準張力は予
め設定されていてもよいし、適宜設定可能となっていて
もよい。いずれにしても、プッシュスイッチSW1,S
W2を押すときには、糸張力をそれぞれ第1基準張力及
び第2基準張力にしておく必要がある。例えば、第1基
準張力を無荷重状態0グラムとし、第2基準張力を荷重
状態100グラムとすれば、上述した比例式は、 T=100×(Vt−V0)/(V1−V0) となる。演算回路25は、求めた糸張力Tをエアコント
ローラに出力する。なおフィードバックコントローラ2
0は実際は一つのマイコンで構成されているが、記憶番
地と順次演算により、各センサ本体1に対応した記憶回
路24a,24bと演算回路25が設けられていること
に相当する。
【0018】つぎに、較正作業の手順を説明する。ま
ず、無荷重状態(第1基準張力)でセンサ本体1のプッ
シュスイッチSW1を押す。スイッチSW1を押してい
る間、検出器4から記憶回路24aに検出電圧が出力さ
れる。記憶回路24aは、検出器4からの出力をスイッ
チSW1を押したときから数秒の間読み取り、その間の
出力電圧の平均値V0を求め記憶する。平均値V0を記
憶すると、ランプLED1が点灯する。ランプLED1
が点灯すると、プッシュスイッチSW1から指を外す。
つぎに、基準重りWを図1のように糸Yの先にぶら下げ
た荷重状態(第2基準張力)にして、プッシュスイッチ
SW2を押すと、スイッチSW1と同じ動作が行われ、
ランプLED2が点灯するとプッシュスイッチSW2か
ら指を外す。その後は、自動的に演算回路25が記憶さ
れた電圧値V0,V1と基準張力とから糸張力と出力電
圧との関係式を求め、較正作業が完了する。
【0019】このように、センサ本体1のプッシュスイ
ッチSW1,SW2を押すだけで、面倒なボリューム調
整がなく、較正作業が簡単になり、作業時間も短くな
る。またプッシュスイッチSW1,SW2が各センサ本
体1に設けられているため、各錘のセンサ本体1の較正
(キャリブレーション)が確実に行われる。例えばスイ
ッチSW1,SW2を全錘共通にしてフィードバックコ
ントローラ20に設けて、センサ本体1を指定して順次
スイッチSW1,SW2を押すようにすることや、各セ
ンサ本体1のスイッチSW1,SW2を一箇所に集中的
に設けることも考えられるが、指定間違い等が生じやす
い。
【0020】つぎに以上述べたセンサ本体1が適用され
る延伸仮撚機の要部を図5により説明する。ベルト式仮
撚装置55の下流の解撚張力T2を測定するために、ベ
ルト式仮撚装置55と第2フィードローラ54との間の
糸の屈曲部分にセンサ本体1が配設されている。ベルト
式仮撚装置55においては、2本の無端ベルトB1,B
2が各々2個ずつのプーリ55a,55b間に巻掛けら
れ、両ベルトB1,B2は図に示す如く互いに交差して
設けられる。上記プーリ55a,55bのうち一方のプ
ーリ55aはタンジェンシャルベルト55cで駆動され
る駆動プーリであり、他方のプーリ55bはベルトB
1,B2を介して従動回転される従動プーリである。糸
Yは両ベルトB1,B2の交差部分のN点においてニッ
プされ、各ベルトB1,B2が逆方向に走行することに
より、下方に送出されると同時に施撚作用を受ける。糸
Yに所定のニップ圧を与えるには、一方のベルトB2側
はその位置を固定しておき、他方のベルトB1側をその
駆動プーリ55aを中心として従動プーリ55bと共に
旋回可能とし、一方のベルトB2方向に押圧付勢するこ
とによって行われる。そして、ニップ点Nを固定するた
めに、糸ガイド64,65が設けられている。糸ガイド
64はアーム先端にスリット付ガイド孔64aを有して
おり、ニップ点Nの直近にそのガイド孔が位置してい
る。糸ガイド65は鼓状であって、次に述べるトラバー
スガイド54cによる糸の往復動の影響がニップ点に及
ばないようになっている。第2フィードローラ54はロ
ーラ54aとエプロンベルト54bの組合せである。そ
して、第2フィードローラ54の入口に紙面厚み方向に
往復動するトラバースガイド54cが付設され、ローラ
54aとエプロンベルト54bの寿命を延ばしている。
【0021】上述したベルト式仮撚装置55は交差し互
いに逆方向に走行するベルトの間に糸Yをニップして施
撚するものであり、所定の品質の加工糸を得るためには
加撚張力T1と解撚張力T2が適切に維持される必要が
ある。このため解撚張力T2をセンサ本体1で常時監視
している。センサ本体1の出力はフィードバックコント
ローラ20に入り、所定の糸張力から外れると、エアコ
ントローラ21を介してベルト式仮撚装置55のニップ
圧を調整して、所定の解撚張力T2を保つ制御が行われ
る。
【0022】つぎに図6により延伸仮撚機全体の解撚張
力制御システムを説明する。延伸仮撚機50は図示例で
は1〜216錘(SP)を有しており、12錘毎にスパ
ンを形成し、全部で18のスパンが存在する。そして各
スパン毎に、フィードバックコントローラ20が設けら
れ、12個のセンサ本体1に基づく12個のベルト式仮
撚装置55をエアコントローラ21を介して制御してい
る。各フィードバックコントローラ20はモニター26
に接続されている。このモニター26はプリンタ27と
操作装置28を有しており、適切な解撚張力T2を操作
装置28を通じて設定し、各錘毎に設けられたセンサ本
体1でベルト式仮撚装置55を調整し、所定の解撚張力
T2を維持する。またプリンタ27には、各錘の実際の
解撚張力T2が記録され、オペレータが定期的にプリン
タ27のデータを確認し、解撚張力T2の異常値から一
次ヒータの故障やベルト式仮撚装置のベルトの摩耗を早
期に知ることができる。なお、モニター26にプリンタ
ー27と共にアラーム装置を設けることも可能である。
また延伸仮撚機の仮撚装置55はベルト式に限らずディ
スク式であってもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明のテンションセンサ及びその較正
方法は、第1基準張力のときの出力電圧V0と第2基準
張力のときの出力電圧V1そのものは変えずに、これら
の出力電圧V0,V1と第1,第2基準張力とから糸張
力と出力電圧との関係を例えば比例計算で算出するもの
であり、出力電圧V0,V1を出力させる例えばスイッ
チ操作が必要なだけで、較正が迅速且つ簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテンションセンサの内部構造を示す側
面図である。
【図2】同テンションセンサの断面図である。
【図3】同テンションセンサの糸ガイド側の側面図であ
る。
【図4】同テンションセンサを用いた制御ブロック図で
ある。
【図5】同テンションセンサが適用された延伸仮撚機の
要部の側面図である。
【図6】延伸仮撚機の解撚張力を制御するシステム図で
ある。
【図7】延伸仮撚機の機器構成図である。
【符号の説明】 1 センサ本体 2 ケース 24a,24b 記憶回路(記憶手段) 25 演算回路(演算手段) V0 出力電圧 V1 出力電圧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掛けられる糸の張力に応じた電圧を出力
    するテンションセンサであって、第1基準張力のときの
    出力電圧V0及び第2基準張力のときの出力電圧V1の
    記憶手段と、この出力電圧V0,V1と前記第1,第2
    基準張力とから糸張力と出力電圧との関係式を算出する
    演算手段とを備えてなるテンションセンサ。
  2. 【請求項2】 掛けられる糸の張力に応じた電圧を出力
    するテンションセンサに対して、第1基準張力のときの
    出力電圧V0を測定し、第2基準張力のときの出力電圧
    V1を測定し、これらの出力電圧V0,V1を記憶し、
    これらの出力電圧と前記第1,第2基準張力とから糸張
    力と出力電圧との関係を決定するテンションセンサの較
    正方法。
JP5114065A 1993-04-16 1993-04-16 テンションセンサ及びその較正方法 Pending JPH06300648A (ja)

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