JP3180504B2 - ファクシミリ接続制御装置 - Google Patents
ファクシミリ接続制御装置Info
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- JP3180504B2 JP3180504B2 JP09044793A JP9044793A JP3180504B2 JP 3180504 B2 JP3180504 B2 JP 3180504B2 JP 09044793 A JP09044793 A JP 09044793A JP 9044793 A JP9044793 A JP 9044793A JP 3180504 B2 JP3180504 B2 JP 3180504B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ接続制御装
置に関し、特にネットワークに接続され、複数のファク
シミリに接続されたファクシミリ接続制御装置におい
て、通信の要求が、リダイヤルや手順エラー等により未
実行に終わった場合の処理に関するものである。
置に関し、特にネットワークに接続され、複数のファク
シミリに接続されたファクシミリ接続制御装置におい
て、通信の要求が、リダイヤルや手順エラー等により未
実行に終わった場合の処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリとコンピュータとを
接続してコンピュータからファクシミリを制御する技術
は、例えば特開昭61−292467号公報に開示され
ている。また、ファクシミリとコンピュータとを接続
し、コンピュータの原稿をファクシミリから送信する技
術は、例えば特開昭60−062268号公報に開示さ
れている。
接続してコンピュータからファクシミリを制御する技術
は、例えば特開昭61−292467号公報に開示され
ている。また、ファクシミリとコンピュータとを接続
し、コンピュータの原稿をファクシミリから送信する技
術は、例えば特開昭60−062268号公報に開示さ
れている。
【0003】さらに、ファクシミリとコンピュータとを
接続し、ファクシミリが受信した原稿をコンピュータに
転送する技術は、例えば特開昭63−098275号公
報に開示されている。またLANにファクシミリを接続
して、端末からファクシミリを制御する技術は特開平1
−101060号公報に開示されている。
接続し、ファクシミリが受信した原稿をコンピュータに
転送する技術は、例えば特開昭63−098275号公
報に開示されている。またLANにファクシミリを接続
して、端末からファクシミリを制御する技術は特開平1
−101060号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような、従来
のシステムでは、通信要求が実行できない場合には、そ
の要求を未実行のまま送信元端末に返送していた。その
ため、複数のファクシミリが接続されており、すぐに空
く可能性が高いファクシミリ接続制御装置において要求
実行率が低いという問題点があった。
のシステムでは、通信要求が実行できない場合には、そ
の要求を未実行のまま送信元端末に返送していた。その
ため、複数のファクシミリが接続されており、すぐに空
く可能性が高いファクシミリ接続制御装置において要求
実行率が低いという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、前記のような従来技術の
問題点を解決し、複数のファクシミリを接続したファク
シミリ接続制御装置において、通信要求の実行率を向上
させることにある。
問題点を解決し、複数のファクシミリを接続したファク
シミリ接続制御装置において、通信要求の実行率を向上
させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、データネット
ワークおよび複数台のファクシミリに接続されたファク
シミリ接続制御装置において、前記データネットワーク
からの通信要求が接続される実行待ち行列を備え、要求
の実行開始後にファクシミリから実行未完了の通知を受
信した場合には、前記要求を実行待ち行列に残す通信管
理手段を具備したことを特徴とする。
ワークおよび複数台のファクシミリに接続されたファク
シミリ接続制御装置において、前記データネットワーク
からの通信要求が接続される実行待ち行列を備え、要求
の実行開始後にファクシミリから実行未完了の通知を受
信した場合には、前記要求を実行待ち行列に残す通信管
理手段を具備したことを特徴とする。
【0007】
【作用】このような手段により、相手話中、あるいは手
順エラーなど再度通信をやり直せば成功する確率の高い
要求について、再試行を行うことにより、通信の成功率
を向上させることができる。
順エラーなど再度通信をやり直せば成功する確率の高い
要求について、再試行を行うことにより、通信の成功率
を向上させることができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明が適用されるファクシミリ接
続制御装置を含むシステムの1例を示すブロック図であ
る。ファクシミリ接続制御装置1は詳細は後述するが、
個別の接続線9によってファクシミリ2、3、4と接続
されており、またLAN等のネットワーク5とも接続さ
れている。ファクシミリ2、3、4は回線8によって電
話網、ISDN等の交換網と接続されており、また個別
の接続線9によってファクシミリ接続制御装置1と接続
されている。この接続線9は例えばRS−232C、G
PIB、SCSI等であってもよい。
に説明する。図1は本発明が適用されるファクシミリ接
続制御装置を含むシステムの1例を示すブロック図であ
る。ファクシミリ接続制御装置1は詳細は後述するが、
個別の接続線9によってファクシミリ2、3、4と接続
されており、またLAN等のネットワーク5とも接続さ
れている。ファクシミリ2、3、4は回線8によって電
話網、ISDN等の交換網と接続されており、また個別
の接続線9によってファクシミリ接続制御装置1と接続
されている。この接続線9は例えばRS−232C、G
PIB、SCSI等であってもよい。
【0009】ネットワーク5は例えばイーサネット(登
録商標)、FDDI等のLAN、あるいはPBX等の交
換網によるデジタルデータ網である。端末6、7はホス
ト、ワークステーション、パソコン等によって構成され
ており、画像データの処理機能を備えていないものも含
まれる。
録商標)、FDDI等のLAN、あるいはPBX等の交
換網によるデジタルデータ網である。端末6、7はホス
ト、ワークステーション、パソコン等によって構成され
ており、画像データの処理機能を備えていないものも含
まれる。
【0010】図2はファクシミリ接続制御装置1の内部
構成を示すブロック図である。CPU10はROM11
に記憶された制御プログラムに従って、ファクシミリ接
続制御装置1全体の制御を行う。RAM12は入力ある
いは受信した画情報を記憶し、あるいは各種制御デー
タ、テーブル類を記憶している。
構成を示すブロック図である。CPU10はROM11
に記憶された制御プログラムに従って、ファクシミリ接
続制御装置1全体の制御を行う。RAM12は入力ある
いは受信した画情報を記憶し、あるいは各種制御デー
タ、テーブル類を記憶している。
【0011】ネットワーク接続部13は、例えばイーサ
ネット、FDDI等のLAN、あるいはPBX等の交換
網によるデジタルデータ網のインターフェース回路であ
る。コード変換部14は、端末から原稿がコードデータ
で送信されてきた場合に、コードデータをファクシミリ
用のイメージデータに変換する回路である。
ネット、FDDI等のLAN、あるいはPBX等の交換
網によるデジタルデータ網のインターフェース回路であ
る。コード変換部14は、端末から原稿がコードデータ
で送信されてきた場合に、コードデータをファクシミリ
用のイメージデータに変換する回路である。
【0012】ファクシミリ接続部15、16はファクシ
ミリとの個別の接続線9の、例えばRS−232C、G
PIB、SCSI等のインターフェース回路である。キ
ーボード制御部17およびCRT制御部18は、ファク
シミリ接続制御装置1のコンソールを構成しているキー
ボードおよびCRTディスプレイのインターフェース回
路である。バス19は装置内の各回路を接続している。
なお、この他にハードディスク、光ディスク等の外部記
憶装置を備えても良い。
ミリとの個別の接続線9の、例えばRS−232C、G
PIB、SCSI等のインターフェース回路である。キ
ーボード制御部17およびCRT制御部18は、ファク
シミリ接続制御装置1のコンソールを構成しているキー
ボードおよびCRTディスプレイのインターフェース回
路である。バス19は装置内の各回路を接続している。
なお、この他にハードディスク、光ディスク等の外部記
憶装置を備えても良い。
【0013】つぎに、データについて説明する。図3は
図1の端末6、7とファクシミリ接続制御装置1との間
でやり取りされるデータフォーマットの一例を示す図で
ある。図3(a)は端末からファクシミリ接続制御装置
に送出される要求情報であり、処理後に送信端末に返送
される。
図1の端末6、7とファクシミリ接続制御装置1との間
でやり取りされるデータフォーマットの一例を示す図で
ある。図3(a)は端末からファクシミリ接続制御装置
に送出される要求情報であり、処理後に送信端末に返送
される。
【0014】要求種別は、例えば0:送信、1:プリン
ト、2:スキャン、3:情報登録、4:情報読み出しと
いうように規定されている。要求詳細情報は、処理内
容、宛先等、各要求種別に付随する詳細情報が設定され
る。実行結果情報は通信処理の実行後に設定されるもの
で、正常終了が0、ファクシミリビジーが1、その他の
エラー発生が2〜Nというように規定される。
ト、2:スキャン、3:情報登録、4:情報読み出しと
いうように規定されている。要求詳細情報は、処理内
容、宛先等、各要求種別に付随する詳細情報が設定され
る。実行結果情報は通信処理の実行後に設定されるもの
で、正常終了が0、ファクシミリビジーが1、その他の
エラー発生が2〜Nというように規定される。
【0015】ファクシミリ選択情報は、端末から使用す
るファクシミリを指定する場合には1、ファクシミリ接
続制御装置が選択する場合には0が設定される。ファク
シミリ番号は、端末がファクシミリを指定する(ファク
シミリ選択情報が1)場合の該ファクシミリの番号であ
る。
るファクシミリを指定する場合には1、ファクシミリ接
続制御装置が選択する場合には0が設定される。ファク
シミリ番号は、端末がファクシミリを指定する(ファク
シミリ選択情報が1)場合の該ファクシミリの番号であ
る。
【0016】端末番号は該要求を送信する端末の番号
(アドレス)である。ファイル属性は、イメージ/コー
ドデータの別、MH、MR、MMR等の符号形式、A4
/B4/A3等の用紙サイズ、Std/Fine/SF
ine等の画素密度データから成る。対象ファイルは例
えば送信すべきイメージまたはコードデータファイルで
ある。
(アドレス)である。ファイル属性は、イメージ/コー
ドデータの別、MH、MR、MMR等の符号形式、A4
/B4/A3等の用紙サイズ、Std/Fine/SF
ine等の画素密度データから成る。対象ファイルは例
えば送信すべきイメージまたはコードデータファイルで
ある。
【0017】図3(b)はファクシミリ接続制御装置か
ら自主的に端末に送信される通知情報である。通知種別
は例えば0:受信、1:異常通知、2:状態通知という
ように規定される。通知詳細情報は各通知種別に付随す
る詳細情報が設定される。ファクシミリ番号は原稿を受
信したファクシミリの番号である。ファイル属性は前記
要求情報と同一の属性データである。通知ファイルは例
えば受信したイメージデータファイルである。
ら自主的に端末に送信される通知情報である。通知種別
は例えば0:受信、1:異常通知、2:状態通知という
ように規定される。通知詳細情報は各通知種別に付随す
る詳細情報が設定される。ファクシミリ番号は原稿を受
信したファクシミリの番号である。ファイル属性は前記
要求情報と同一の属性データである。通知ファイルは例
えば受信したイメージデータファイルである。
【0018】つぎに動作について説明する。図4は、フ
ァクシミリ接続制御装置における送信(端末からデータ
を受信し、選択したファクシミリに転送する)動作の第
1実施例を示すフローチャートである。このフローチャ
ートは、ファクシミリ接続制御装置が端末から通信要求
情報を受信し、実行待ち行列(キュー)につないである
状態からの処理を示している。なお原稿がコードデータ
である場合には、受信時にファクシミリ用のイメージデ
ータに変換される。
ァクシミリ接続制御装置における送信(端末からデータ
を受信し、選択したファクシミリに転送する)動作の第
1実施例を示すフローチャートである。このフローチャ
ートは、ファクシミリ接続制御装置が端末から通信要求
情報を受信し、実行待ち行列(キュー)につないである
状態からの処理を示している。なお原稿がコードデータ
である場合には、受信時にファクシミリ用のイメージデ
ータに変換される。
【0019】ステップS1においては、送信要求を実行
待ち行列の先頭から読み出す。この時要求自体はキュー
に接続されたままである。ステップS2においては、要
求情報からファクシミリ選択に必要な情報を取り出し、
該情報に基づいて通信を実行するファクシミリを選択す
る。なおファクシミリ毎に能力、優先順位、使用属性等
を登録したファクシミリ管理テーブルを用意し、前記情
報とこのテーブルとを比較してファクシミリを選択して
もよい。
待ち行列の先頭から読み出す。この時要求自体はキュー
に接続されたままである。ステップS2においては、要
求情報からファクシミリ選択に必要な情報を取り出し、
該情報に基づいて通信を実行するファクシミリを選択す
る。なおファクシミリ毎に能力、優先順位、使用属性等
を登録したファクシミリ管理テーブルを用意し、前記情
報とこのテーブルとを比較してファクシミリを選択して
もよい。
【0020】ステップS3においては、ステップS2に
おいて使用可能なファクシミリが選択できたか否かが調
べられ、全て使用中等で選択できなかった場合には、該
要求の処理を終了する。ただし、この要求は実行待ち行
列に接続されたままであるので、次回の送信処理におい
て再び処理されることになる。
おいて使用可能なファクシミリが選択できたか否かが調
べられ、全て使用中等で選択できなかった場合には、該
要求の処理を終了する。ただし、この要求は実行待ち行
列に接続されたままであるので、次回の送信処理におい
て再び処理されることになる。
【0021】ステップS3において、選択できた場合に
はステップS4に移行し、ファクシミリ接続部を介して
選択されたファクシミリを起動する。ステップS5にお
いては、要求されたデータの送信を実行する。ファクシ
ミリは指定された処理を実行し、処理結果をファクシミ
リ接続制御装置に通知する。
はステップS4に移行し、ファクシミリ接続部を介して
選択されたファクシミリを起動する。ステップS5にお
いては、要求されたデータの送信を実行する。ファクシ
ミリは指定された処理を実行し、処理結果をファクシミ
リ接続制御装置に通知する。
【0022】ファクシミリ接続制御装置は通知された処
理結果を解析し、通信が完了したか否かを調べる。ここ
で通信が未完了の場合において、相手話中、無応答、手
順エラーなど再度通信を実行すれば成功する可能性のあ
るものである場合には、該要求の処理を終了する。この
要求は、前記の選択不成功のものと同様に実行待ち行列
に接続されたままであるので、次回の送信処理において
再び処理されることになる。
理結果を解析し、通信が完了したか否かを調べる。ここ
で通信が未完了の場合において、相手話中、無応答、手
順エラーなど再度通信を実行すれば成功する可能性のあ
るものである場合には、該要求の処理を終了する。この
要求は、前記の選択不成功のものと同様に実行待ち行列
に接続されたままであるので、次回の送信処理において
再び処理されることになる。
【0023】ステップS6において通信が完了した場
合、および未完了であるが、再度実行しても成功する可
能性の無い場合には、ステップS7に移行する。ステッ
プS7においては、該要求を実行待ち行列から取り外
す。ステップS8においては、前記したような実行結果
を要求情報の所定の欄に設定する。ステップS9におい
ては、端末に処理済みの要求情報を返送する。
合、および未完了であるが、再度実行しても成功する可
能性の無い場合には、ステップS7に移行する。ステッ
プS7においては、該要求を実行待ち行列から取り外
す。ステップS8においては、前記したような実行結果
を要求情報の所定の欄に設定する。ステップS9におい
ては、端末に処理済みの要求情報を返送する。
【0024】以上のような構成により、話中や手順エラ
ーの場合でも要求をキャンセルすることなく、再度実行
することにより通信の成功率を向上させることができ
る。
ーの場合でも要求をキャンセルすることなく、再度実行
することにより通信の成功率を向上させることができ
る。
【0025】つぎにファクシミリ接続制御装置の受信動
作について説明する。図5は、ファクシミリ接続制御装
置における受信(ファクシミリからデータを受信し、端
末に転送する)動作を示すフローチャートである。
作について説明する。図5は、ファクシミリ接続制御装
置における受信(ファクシミリからデータを受信し、端
末に転送する)動作を示すフローチャートである。
【0026】ステップS20においては、ファクシミリ
から原稿データを受信し、RAM等のメモリに蓄積す
る。ステップS21においては、受信原稿データの中の
宛先欄のデータを取り出す。この宛先は、例えばファク
シミリ毎に指定されている、あるいは送信元ファクシミ
リから伝送手順の中でNSSなどによって指定される等
の方法によりセットされる。
から原稿データを受信し、RAM等のメモリに蓄積す
る。ステップS21においては、受信原稿データの中の
宛先欄のデータを取り出す。この宛先は、例えばファク
シミリ毎に指定されている、あるいは送信元ファクシミ
リから伝送手順の中でNSSなどによって指定される等
の方法によりセットされる。
【0027】ステップS22においては、宛先欄に宛先
データがあるか否かが調べられ、ある場合にはステップ
S23に移行し、図3(b)の通知情報フォーマットを
用いて受信原稿データを指定された端末に転送する。ま
た、宛先データが無い場合にはステップS24に移行
し、例えば予め決められた代表ファクシミリに転送し、
プリントアウトする。
データがあるか否かが調べられ、ある場合にはステップ
S23に移行し、図3(b)の通知情報フォーマットを
用いて受信原稿データを指定された端末に転送する。ま
た、宛先データが無い場合にはステップS24に移行
し、例えば予め決められた代表ファクシミリに転送し、
プリントアウトする。
【0028】上記フローチャートでは、原稿データを直
接端末に転送する例を示したが、例えば宛先で指定され
た端末に原稿を受信したことを報告し、該端末はファク
シミリ接続制御装置に対して原稿データの取り出し要
求、あるいは指定したファクシミリによるプリントアウ
ト要求を発行するようにしてもよい。
接端末に転送する例を示したが、例えば宛先で指定され
た端末に原稿を受信したことを報告し、該端末はファク
シミリ接続制御装置に対して原稿データの取り出し要
求、あるいは指定したファクシミリによるプリントアウ
ト要求を発行するようにしてもよい。
【0029】つぎに、他の実施例について説明する。図
6は送信動作の第2の実施例を示すフローチャートであ
る。第1の実施例の図4と同じ処理には同じ番号が付与
してあり、図4と異なるところはステップS10が追加
されているところである。ステップS6において通信未
完了の場合にはステップS10に移行し、ステップS1
0においては、通信未完了の要求を実行待ち行列の先頭
から取り外し、最後尾に接続し直す。このようにすれ
ば、未完了の要求は他の要求を処理してから再度試行す
ることになり、話中等の場合に次回に成功する確率が高
くなる。
6は送信動作の第2の実施例を示すフローチャートであ
る。第1の実施例の図4と同じ処理には同じ番号が付与
してあり、図4と異なるところはステップS10が追加
されているところである。ステップS6において通信未
完了の場合にはステップS10に移行し、ステップS1
0においては、通信未完了の要求を実行待ち行列の先頭
から取り外し、最後尾に接続し直す。このようにすれ
ば、未完了の要求は他の要求を処理してから再度試行す
ることになり、話中等の場合に次回に成功する確率が高
くなる。
【0030】図7は送信動作の第3の実施例を示すフロ
ーチャートである。第1の実施例の図4と同じ処理には
同じ番号が付与してあり、図4と異なるところはステッ
プS11、12の部分である。この実施例においては、
待ち行列として通常の実行待ち行列と、これより優先し
て実行される優先待ち行列とを備えている。
ーチャートである。第1の実施例の図4と同じ処理には
同じ番号が付与してあり、図4と異なるところはステッ
プS11、12の部分である。この実施例においては、
待ち行列として通常の実行待ち行列と、これより優先し
て実行される優先待ち行列とを備えている。
【0031】ステップS11においては、まず優先待ち
行列に要求があればそれを、なければ通常の実行待ち行
列から要求を読み出す。要求はキューに接続したままで
ある。ステップS2から6までは第1の実施例と同様の
処理である。ステップS6において通信未完了の場合に
はステップS12に移行し、ステップS12において
は、通信未完了の要求を実行待ち行列あるいは優先待ち
行列の先頭から取り外し、優先待ち行列の最後尾に接続
する。
行列に要求があればそれを、なければ通常の実行待ち行
列から要求を読み出す。要求はキューに接続したままで
ある。ステップS2から6までは第1の実施例と同様の
処理である。ステップS6において通信未完了の場合に
はステップS12に移行し、ステップS12において
は、通信未完了の要求を実行待ち行列あるいは優先待ち
行列の先頭から取り外し、優先待ち行列の最後尾に接続
する。
【0032】図8は送信動作の第4の実施例を示すフロ
ーチャートである。第1の実施例の図4と同じ処理には
同じ番号が付与してあり、図4と異なるところはステッ
プS13、14、15の部分である。この実施例におい
ては、行列として実行待ち行列と、処理中行列とを備え
ている。
ーチャートである。第1の実施例の図4と同じ処理には
同じ番号が付与してあり、図4と異なるところはステッ
プS13、14、15の部分である。この実施例におい
ては、行列として実行待ち行列と、処理中行列とを備え
ている。
【0033】ステップS11においては、まず実行待ち
行列の先頭から要求を取り外し、処理中行列に接続す
る。ステップS2、3は第1の実施例と同様の処理であ
る。ステップS3において選択不成功の場合にはステッ
プS14に移行し、ステップS14においては、要求を
実行待ち行列に接続し直す。ステップS4から6までは
第1の実施例と同様の処理である。
行列の先頭から要求を取り外し、処理中行列に接続す
る。ステップS2、3は第1の実施例と同様の処理であ
る。ステップS3において選択不成功の場合にはステッ
プS14に移行し、ステップS14においては、要求を
実行待ち行列に接続し直す。ステップS4から6までは
第1の実施例と同様の処理である。
【0034】ステップS6において通信未完了の場合に
はステップS15に移行し、ステップS15において
は、やはり通信未完了の要求を実行待ち行列に接続し直
す。この場合に、直ちに実行待ち行列に戻してもよい
が、所定時間経過した後に戻すようにしてもよい。また
行列の先頭に戻してもよいし、最後尾に戻してもよい。
以上のようにすれば、1つの要求を実行開始し、処理中
行列に接続した後はファクシミリからの応答を待つこと
無く、次の要求の処理を開始することが可能となる。
はステップS15に移行し、ステップS15において
は、やはり通信未完了の要求を実行待ち行列に接続し直
す。この場合に、直ちに実行待ち行列に戻してもよい
が、所定時間経過した後に戻すようにしてもよい。また
行列の先頭に戻してもよいし、最後尾に戻してもよい。
以上のようにすれば、1つの要求を実行開始し、処理中
行列に接続した後はファクシミリからの応答を待つこと
無く、次の要求の処理を開始することが可能となる。
【0035】以上実施例を説明したが、以下に示すよう
な変形例も考えられる。再試行が必要な要求の待ち行列
へのつなぎ方については、そのまま先頭に残す方式と、
最後尾につなぎ直す方式とを示したが、例えば手順エラ
ーは先頭に残し、話中の場合には最後尾につなぐという
ように、再試行の原因により待ち行列への接続方式を変
えてもよい。
な変形例も考えられる。再試行が必要な要求の待ち行列
へのつなぎ方については、そのまま先頭に残す方式と、
最後尾につなぎ直す方式とを示したが、例えば手順エラ
ーは先頭に残し、話中の場合には最後尾につなぐという
ように、再試行の原因により待ち行列への接続方式を変
えてもよい。
【0036】端末から、待ち行列等につなげられた要求
の保留状況を把握する手段、あるいは要求を取り消す手
段を設けてもよい。
の保留状況を把握する手段、あるいは要求を取り消す手
段を設けてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上述べたような本発明のファクシミリ
接続制御装置によれば、通信成功率の向上、通信完了ま
での時間の短縮等の効果がある。
接続制御装置によれば、通信成功率の向上、通信完了ま
での時間の短縮等の効果がある。
【図1】 システム全体の1例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】 ファクシミリ接続制御装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】 データフォーマットの一例を示す説明図であ
る。
る。
【図4】 送信動作を示すフローチャートである。
【図5】 受信動作を示すフローチャートである。
【図6】 送信動作の第2の例を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図7】 送信動作の第3の例を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図8】 送信動作の第4の例を示すフローチャートで
ある。
ある。
1…ファクシミリ接続制御装置、2、3、4…ファクシ
ミリ、5…ネットワーク、6、7…端末、8…回線、9
…接続線、10…CPU、11…ROM、12…RA
M、13…ネットワーク接続部、14…コード変換部、
15、16…ファクシミリ接続部、17…キーボード制
御部、18…CRT制御部、19…バス
ミリ、5…ネットワーク、6、7…端末、8…回線、9
…接続線、10…CPU、11…ROM、12…RA
M、13…ネットワーク接続部、14…コード変換部、
15、16…ファクシミリ接続部、17…キーボード制
御部、18…CRT制御部、19…バス
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−316309(JP,A) 特開 平4−158650(JP,A) 特開 平4−35259(JP,A) 特開 平4−168874(JP,A) 特開 平6−233038(JP,A) 特開 平6−217059(JP,A) 特開 平5−284270(JP,A) 特開 平5−207071(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 G06F 13/00 351 - 357
Claims (5)
- 【請求項1】 データネットワークおよび複数台のファ
クシミリに接続されたファクシミリ接続制御装置におい
て、前記データネットワークからの通信要求が接続され
る実行待ち行列を備え、要求の実行開始後にファクシミ
リから実行未完了の通知を受信した場合には、前記要求
を実行待ち行列に接続したまま残す通信管理手段を具備
したことを特徴とするファクシミリ接続制御装置。 - 【請求項2】 前記通信管理手段は、要求の実行開始後
にファクシミリから実行未完了の通知を受信した場合に
は、該要求を実行待ち行列の最後尾に接続することを特
徴とする請求項1に記載のファクシミリ接続制御装置。 - 【請求項3】 さらに、優先待ち行列を備え、前記通信
管理手段は、要求の実行開始後にファクシミリから実行
未完了の通知を受信した場合には、該要求を優先待ち行
列に接続することを特徴とする請求項1に記載のファク
シミリ接続制御装置。 - 【請求項4】 データネットワークおよび複数台のファ
クシミリに接続されたファクシミリ接続制御装置におい
て、前記データネットワークからの通信要求が接続され
る実行待ち行列、および処理中行列を備え、要求の実行
開始時に該要求を実行待ち行列から処理中行列に移動す
る通信管理手段を具備したことを特徴とするファクシミ
リ接続制御装置。 - 【請求項5】 データネットワークおよび複数台のファ
クシミリに接続されたファクシミリ接続制御装置におい
て、前記データネットワークからの通信要求が接続され
る実行待ち行列、および処理中行列を備え、要求の実行
開始時に該要求を実行待ち行列から処理中行列に移動
し、実行開始後にファクシミリから実行未完了の通知を
受信した場合には、前記要求を実行待ち行列に戻す通信
管理手段を具備したことを特徴とするファクシミリ接続
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09044793A JP3180504B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | ファクシミリ接続制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09044793A JP3180504B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | ファクシミリ接続制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06284247A JPH06284247A (ja) | 1994-10-07 |
JP3180504B2 true JP3180504B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=13998876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09044793A Expired - Fee Related JP3180504B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | ファクシミリ接続制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180504B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014210564A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-11-13 | 株式会社デンソー | 空気吹出装置 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP09044793A patent/JP3180504B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014210564A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-11-13 | 株式会社デンソー | 空気吹出装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06284247A (ja) | 1994-10-07 |
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