JP3485671B2 - プリントシステム - Google Patents

プリントシステム

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JP3485671B2
JP3485671B2 JP08356295A JP8356295A JP3485671B2 JP 3485671 B2 JP3485671 B2 JP 3485671B2 JP 08356295 A JP08356295 A JP 08356295A JP 8356295 A JP8356295 A JP 8356295A JP 3485671 B2 JP3485671 B2 JP 3485671B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークに接続さ
れたプリントシステムに関し、詳しくは、送られてきた
プリントデータを待ち行列に登録して蓄積した後にプリ
ンタ装置に転送するプリントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のワークステーションにより
構築されるネットワーク上にプリントサーバ装置を接続
したプリントシステムが多用されており、このプリント
システムはプリントサーバ装置がプリンタ装置へのデー
タの転送を制御することによって複数のワークステーシ
ョンからのプリントデータの記録出力を可能にしてい
る。なお、以降の説明では単に、ワークステーションを
WSと、プリントデータをデータともいう。
【0003】この種のプリントシステムとしては、例え
ば、特開平3−273429号公報に記載されている。
このプリントシステムは、WSのプリントデータの送信
が開始されると、図4(b)に示すように、プリントサ
ーバ装置がWSからのデータをキューの待ち行列に登録
して蓄積した後にWSとの接続を開放し、そのデータを
待ち順位に従ってプリンタ装置に転送して記録出力させ
る。このプリントサーバ装置は、データの待ちがなく、
かつ、プリンタ装置が駆動していないときには、そのデ
ータをキューに登録することなく直接プリンタ装置に転
送することによって、上記条件が揃ったときに、キュー
に登録するためのファイル作成をなくし、データの送信
から記録出力までの時間を短縮している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプリントシステムにあっては、上記条件が揃
ったときにプリントデータを直接WSからプリンタ装置
へ送信するため、図4(c)に示すように、データのプ
リントサーバ装置によるキューへの登録・蓄積の時間が
なくなりプリンタ装置によるプリント出力終了までの時
間を短縮することはできるが、データのキューへの登録
・蓄積は短時間に終了してWSは開放されるのに対し
て、時間の掛かるデータのプリンタ装置による記録出力
が終了するまでWSは開放されないという問題が発生す
る。
【0005】また、データをプリンタ装置へ送信してい
る間に何等かのエラーが発生してプリンタ装置内に蓄積
したデータが消去してしまうと、プリントサーバ装置に
はデータは蓄積されていないので、WSからデータを再
送信しなければならないという問題があった。そこで、
請求項1記載の発明は、プリントデータの待ち状態に応
じた蓄積および転送を行なうことにより、データの受信
から転送開始までの時間を省いて、再送信可能で迅速な
WSの開放およびデータの記録出力を実現することを目
的とする。
【0006】また、請求項2記載の発明は、プリントデ
ータの至急度に応じた蓄積および転送を行なうことによ
り、至急データの割り込んでの記録出力を実現して、便
宜性の向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明は、複数のワークステーションにより
構築されたネットワークに接続され、ワークステーショ
ンからのプリントデータを待ち行列に登録して蓄積した
後に、該プリントデータを待ち順位に従ってプリンタ装
置に転送するプリントサーバ装置を備えたプリントシス
テムにおいて、前記プリントサーバ装置に、新たに受信
したプリントデータの待ち順位を認識する認識手段と、
該認識情報に基づいてその待ち順位が先頭のときには蓄
積終了を待つことなく該プリントデータを蓄積と並行し
て転送し、前記待ち順位が先頭でないときには蓄積を終
了した後前記待ち順位に従って転送する転送手段と、
記転送にエラーが発生した場合には前記エラーを解消し
た後に前記蓄積したプリントデータを再び転送し、前記
転送がエラーを発生することなく終了した場合には前記
蓄積したプリントデータを削除する再転送手段とを設け
たことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2記載の発明は、前記ワーク
ステーションが、プリントデータの記録出力の至急度を
示す出力情報を該プリントデータとともに送信する送信
手段を有し、前記プリントサーバ装置に、プリントデー
タとともに受信した出力情報から該プリントデータの至
急度を検知する検知手段と、蓄積済みの蓄積プリントデ
ータおよび新たに受信した受信プリントデータの検知手
段による検知情報に基づいて受信プリントデータが至急
のときには普通の蓄積プリントデータの前に、かつ、至
急の蓄積プリントデータの後に該受信プリントデータを
蓄積させる順位制御手段と、を設けたことを特徴とする
ものである。
【0009】ここで、前記ワークステーションとは、少
なくとも記録出力するプリントデータをプリンタ装置に
送信可能な装置のことをいい、ネットワーク上の相互間
で所定のデータを伝送可能に構成されていているもので
あってもよい。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、プリントサーバ装置
で新たに受信され蓄積されるプリントデータの待ち行列
に登録される待ち順位が認識手段により認識され、待ち
順位が先頭のときにはそのデータは転送手段により蓄積
終了を待つことなく蓄積と並行してプリンタ装置に転送
される。したがって、プリントデータの待ち順位が先頭
のときには受信から転送開始までに時間が取られること
なくプリンタ装置への転送が開始される。
【0011】また、請求項2記載の発明では、ワークス
テーションの送信手段によりプリントデータとともに送
信されてきたその記録出力の至急度を示す出力情報がプ
リントサーバ装置により受信され、その受信データおよ
び蓄積データの至急度がそれぞれの出力情報から検知手
段により検知される。そして、それら検知情報に基づい
て受信データが至急のときには普通の蓄積データの前
に、かつ、至急の蓄積データの後に順位制御手段により
蓄積される。そのため、例えば、先頭の蓄積データが至
急のときにはその次に蓄積され、また先頭の蓄積データ
が普通のときには先頭に蓄積され、プリンタ装置に転送
される。したがって、プリントデータは至急度に応じた
待ち順位で蓄積および転送され、至急データは普通デー
タの前に割り込んで記録出力される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図4は請求項1記載の発明に係るプリントシステム
の第1実施例を示す図である。まず、構成を説明する。
【0013】図1および図2において、10はプリントサ
ーバ装置であり、プリントサーバ装置10はワークステー
ション(以下、単にWSともいう)21a、21b、ファイ
ルサーバ装置22、およびプリンタ装置23などと共に接続
媒体24により接続されて、例えばローカル・エリア・ネ
ットワーク(LAN)を構築しており、プリントサーバ
装置10は、接続媒体24と異なる媒体によりプリントデー
タを記録出力するプリンタ装置25およびプリントデータ
を蓄積する蓄積装置26が接続されている。このプリント
サーバ装置10は、LANを介して所定情報を伝送して受
信したプリントデータを蓄積装置26へ蓄積した後にWS
21a、21bのそれぞれに対応するプリンタ装置23または
25に転送して記録出力させるようになっており、WS21
aからのプリントデータはプリンタ装置23に、WS21b
からのプリントデータはプリンタ装置25に転送するよう
に構成され、プリントデータの伝送に先だってWS21a
または21bと特定のセッションを確立する。このように
プリントサーバ装置10は、プリントデータがWS21aま
たは21bから送信されたかにより、それぞれ異なる経路
で同様な処理を行ないプリンタ装置23または25に転送す
るので、本実施例の以降の説明では、WS21aから送信
されたプリントデータを中心に説明する。なお、図1
中、28はLANを介してプリントデータを伝送するため
のLAN用のインターフェイス(I/F)であり、29は
ファイルサーバ装置22が例えば、ファイル管理するプリ
ントデータを蓄積する蓄積装置である。
【0014】プリントサーバ装置10は、LANを介して
所定の手順に従ってプリントデータ等を伝送するプロト
コル制御部11と、プロトコル制御部11を介して受信され
たWS21aからのプリントデータを蓄積する蓄積装置26
のスプールファイル26aを待ち行列に登録するキュー12
aと、WS21aからのプリントデータを蓄積装置26内に
用意したスプールファイル26aに接続して蓄積させると
ともにキュー12aに登録させた後にキュー12a内の待ち
順位に従ってそのプリントデータを蓄積装置26からプリ
ンタ装置23へ転送するプリントサーバ制御部13と、を備
えている。このプリントサーバ制御部13は、新たに受信
したプリントデータのスプールファイル26aの待ち順位
をキュー状態判断部14がキュー12a内の待ち状態を調査
して判断(認識)し、その待ち順位が先頭のときには蓄
積終了を待つことなくそのプリントデータの蓄積と並行
して対応するプリンタ装置23に転送するように構成され
ている。すなわち、プリントサーバ制御部13が転送手段
を構成し、キュー状態判断部14が認識手段を構成してい
る。
【0015】なお、本実施例では、キュー12a、12bは
プリントサーバ装置10の図示していないメモリ内に、ま
たスプールファイル26a、26bは蓄積装置26内に所定の
領域を確保して構成されているが、それぞれこれに限定
する必要はなく、逆にしてもよく、また、それぞれをい
ずれか一方に構成してもよい。また、スプールファイル
26a、26bは蓄積装置26に限らず、ファイルサーバ装置
22の蓄積装置29に管理させてもよく、蓄積装置26、29は
所定容量のプリントデータを蓄積可能なメモリ、ハード
ディスク、光磁気ディスク等でよい。
【0016】次に、作用を図3および図4を用いて説明
する。まず、WS21aは、プリントデータの送信に先だ
ってプリントサーバ装置10との間でセッションを確立し
(ステップP11)、WS21aで使用するアプリケーショ
ン等から記録要求が行なわれてプリントデータが送信さ
れる。そして、プリントサーバ装置10が、そのプリント
データを受信すると、蓄積装置26内のスプールファイル
26aがオープンされるとともにプリンタ装置23用のキュ
ー12aに接続・登録され、プリントデータがスプールフ
ァイル26aに蓄積される。
【0017】このキュー12aへ接続・登録する際には、
キュー12aの登録状態がキュー状態判断部14により調査
・判断され(ステップP12)、既に他のスプールファイ
ルが待ち行列に登録されている(ステップP13)場合に
は、新たに受信したプリントデータのスプールファイル
26aがその最後尾に接続・登録され(ステップP14)、
そのプリントデータは順次スプールファイル26aに蓄積
された(ステップP15)後に待ち順位に従ってプリンタ
装置23に転送され(ステップP16)記録出力される。
【0018】一方、ステップP13で他のスプールファイ
ルが登録されていない場合には、新たに受信したプリン
トデータのスプールファイル26aがその先頭に接続・登
録され(ステップP17)、そのプリントデータは、スプ
ールファイル26aへの蓄積と同時に、スプールファイル
26aがオープンされてプリンタ装置23に転送され(ステ
ップP18)記録出力される。したがって、図4(a)に
示すように、WS21aはプリントデータの送信時間(ス
プールファイル26aへの蓄積時間)で記録出力の処理が
終了して開放され、また、プリントデータの記録出力は
WS21aからの送信と同時に開始される。そのため、図
4(b)に示すように、プリントデータの送信からプリ
ンタ装置23による記録出力が終了までの時間から実質的
には蓄積時間が省かれて迅速にプリンタ装置23による記
録出力が終了される。また、図4(c)に示すように、
WS21aがプリンタ装置23による記録出力が終了するま
でプリントデータの送信で拘束されることもない。
【0019】この後に、プリントデータのプリンタ装置
23への転送にエラーが発生した場合にはそのエラーを解
消した後に再送処理が行なわれ(ステップP19、P2
0)、プリントデータの転送がエラーなしに終了した場
合にはスプールファイル26aが削除されキュー12aから
転送済みプリントデータの登録が抹消される(ステップ
P19、P21)。
【0020】このように本実施例においては、新たに受
信したプリントデータはキュー12aの待ち行列に順次登
録されるとともにスプールファイル26aに蓄積される
が、その待ち順位の調査結果(認識情報)が先頭のとき
には蓄積と同時に、蓄積終了を待つことなくプリンタ装
置23に転送するので、プリントデータが前にないときに
は蓄積に並行してプリンタ装置への転送を開始すること
ができ、プリントデータの受信から転送開始までに時間
が取られることがない。したがって、迅速にWS21aを
プリントデータの送信処理から開放することができると
ともに、そのプリントデータをプリンタ装置23により記
録出力させることができる。また、プリントデータは転
送と並行してスプールファイル26aに蓄積されているの
で、転送にエラーが発生しても再送処理を行なうことが
できる。
【0021】次に、図5〜図7は請求項2記載の発明に
係るプリントシステムの第2実施例を示す図である。な
お、本実施例では、上述実施例と略同様に構成されてお
り、同様な構成には同一の符号を付してその説明を省略
する。まず、構成を説明する。なお、本実施例において
も、WS21a、21bからのプリントデータのいずれも同
様に処理するので、WS21bから送信されたプリントデ
ータを中心に説明する。
【0022】図5において、WS21bは、プリントデー
タをプリントサーバ装置10に送信する際に、ユーザにそ
の至急度を問い合わせてその至急度を表す記録モード
(至急モードあるいは普通モード)を示す出力情報をプ
リントデータの前に付加して送信する機能(送信手段)
を備えたアプリケーションを用いている。そして、プリ
ントサーバ制御部13は、新たに受信したプリントデータ
とともに出力情報をスプールファイル26bに蓄積し、あ
るいはその出力情報はキュー12bまたは他の領域に対応
させて格納するようになっており、その出力情報から記
録モード判断部15がその記録モードを調査(検知)する
とともにキュー12bに登録済みのプリントデータの記録
モードを調査(検知)してそれぞれの至急度を比較判断
し、至急のプリントデータは普通の蓄積済みプリントデ
ータの前に、かつ、至急の蓄積済みプリントデータの後
に登録して蓄積し、その至急度に応じてプリンタ装置25
に転送するようになっている。すなわち、記録モード判
断部15が検知手段を構成し、プリントサーバ制御部13は
順位制御手段を構成している。なお、出力情報は、プリ
ントデータとともに蓄積させる場合には、プリンタ装置
25への転送時に削除されてからプリントデータに転送さ
れる。
【0023】次に、図6および図7を用いて作用を説明
する。まず、WS21bは、プリントデータの送信に先だ
ってプリントサーバ装置10との間でセッションを確立し
た(ステップP31)後に、WS21bで使用するアプリケ
ーション等から記録要求が行なわれ、前に出力情報が付
加されたプリントデータが送信される。
【0024】そして、プリントサーバ装置10が、その出
力情報およびプリントデータを受信すると、蓄積装置26
内のスプールファイル26bがオープンされるとともにプ
リンタ装置25用のキュー12bに接続・登録され、プリン
トデータがスプールファイル26bに蓄積される。このキ
ュー12bへ接続・登録する際には、キュー12bの登録状
態がキュー状態判断部14により調査・判断されるととも
にプリントデータの記録モードが記録モード判断部15に
より調査・判断され(ステップP32)、他のスプールフ
ァイルが待ち行列に登録されておらず(ステップP3
3)、受信したプリントデータが普通モードの場合(ス
テップP34)には、スプールファイル26bがキュー12b
の先頭に接続・登録され(ステップP35)、そのプリン
トデータは順次スプールファイル26bに蓄積された(ス
テップP36)後にスプールファイル26bがオープンされ
てプリンタ装置25に転送され(ステップP37)記録出力
される。
【0025】また、ステップP33で他のスプールファイ
ルが登録されておらず、受信したプリントデータの記録
モードのステップP32での調査・判断結果(検知情報)
が至急モードの場合(ステップP34)には、スプールフ
ァイル26bがキュー12bの先頭に接続・登録され(ステ
ップP41)、そのプリントデータは順次スプールファイ
ル26bに蓄積されると同時にスプールファイル26bがオ
ープンされて蓄積と並行してプリンタ装置25に転送され
(ステップP42)記録出力される。
【0026】一方、ステップP33で他のスプールファイ
ルが登録されており、受信したプリントデータの記録モ
ードのステップP32での調査・判断結果が至急モードで
(ステップP51)キュー12b先頭のスプールファイルの
プリントデータが普通モードでプリンタ装置25に転送中
でない場合(ステップP52)には、新たに受信したプリ
ントデータのスプールファイル26bがキュー12bの先頭
に接続・登録され(ステップP53)、その受信プリント
データは順次スプールファイル26bに蓄積されると同時
にスプールファイル26bがオープンされて蓄積と並行し
てプリンタ装置25に転送され(ステップP54)記録出力
される。
【0027】また、ステップP33で他のスプールファイ
ルが登録されており、受信プリントデータの記録モード
のステップP32での調査・判断結果が普通モードの場合
(ステップP51)には、受信プリントデータのスプール
ファイル26bはキュー12bの最後尾に接続・登録され
(ステップP61)、その受信プリントデータは順次スプ
ールファイル26bに蓄積され(ステップP62)、前のス
プールファイルのプリントデータが記録出力された後に
プリンタ装置25に転送され(ステップP63)記録出力さ
れる。
【0028】さらに、ステップP33で他のスプールファ
イルが登録されており、受信したプリントデータの記録
モードのステップP32での調査・判断結果が至急モード
で(ステップP51)キュー12bの先頭のスプールファイ
ルのプリントデータがプリンタ装置25に転送中の場合
(ステップP52)には、次のスプールファイルのプリン
トデータの記録モードが記録モード判断部15により調査
され(ステップP71)、普通モードであると判断された
ときにはそのスプールファイルの前に受信プリントデー
タのスプールファイル26bが接続・登録され(ステップ
P72)、その受信プリントデータは順次スプールファイ
ル26bに蓄積され(ステップP62)、転送中であった前
の蓄積プリントデータが記録出力された後にプリンタ装
置25に転送され(ステップP63)記録出力される。
【0029】この後に、プリントデータのプリンタ装置
25への転送にエラーが発生した場合にはそのエラーを解
消した後に再送処理が行なわれ(ステップP81、P8
2)、プリントデータの転送がエラーなしに終了した場
合にはスプールファイル26bが削除されキュー12aから
転送済みプリントデータの登録が抹消される(ステップ
P81、P83)。
【0030】このように本実施例においては、上述実施
例の作用効果に加え、WS21bからプリントデータとと
もに送信されてきた出力情報から新たに受信したプリン
トデータおよび蓄積済みのプリントデータの普通または
至急の記録モードを調査・判断し、受信プリントデータ
が至急のときにはキュー12bに登録されている普通モー
ドの蓄積プリントデータの前に、かつ、至急モードの蓄
積プリントデータの後に登録・蓄積するので、至急モー
ドのプリントデータを普通モードのプリントデータの終
了を待つことなく、プリンタ装置25に転送することがで
き、普通モードのプリントデータの前に割り込ませて記
録出力することができる。したがって、便宜性が向上す
る。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、新たに受
信したプリントデータを待ち順位が先頭のときには蓄積
の終了を待つことなく蓄積と並行して転送するので、記
録出力中(転送中)のプリントデータがないときに、見
かけ上、プリントデータの受信から転送開始までの時間
を省いてプリンタ装置への転送を開始することができ
る。したがって、迅速にワークステーションを開放する
ことができるとともに、プリントデータを記録出力する
ことができる。また、プリントデータは転送とともに蓄
積しているので、転送にエラーが発生しても再送信する
ことができる。
【0032】また、請求項2記載の発明によれば、ワー
クステーションから送信したプリントデータが至急の場
合には蓄積済みのプリントデータの前に蓄積し、例え
ば、先頭の蓄積データが至急のときには続けて転送し、
また先頭の蓄積データが普通のときにはその前に転送す
るので、プリントデータを至急度に応じて割り込ませて
記録出力することができる。したがって、便宜性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係るプリントシステムの
第1実施例を示す概略構成図であり、その接続図であ
る。
【図2】そのプリントサーバ装置の概念図である。
【図3】そのプリントデータの転送および記録出力を説
明するフローチャートである。
【図4】そのプリントデータの記録出力に掛かる時間を
示す図であり、(a)は本実施例による記録時間を示す
説明図、(b)および(c)は従来例による記録時間を
示す説明図である。
【図5】請求項2記載の発明に係るプリントシステムの
第2実施例を示す図であり、そのプリントサーバ装置の
概念図である。
【図6】そのプリントデータの転送および記録出力を説
明するフローチャートである。
【図7】図6に続くフローチャートである。
【符号の説明】
10 プリントサーバ装置 11 プロトコル制御部 12a、12b キュー 13 プリントサーバ制御部(転送手段、順位制御手
段) 14 キュー状態判断部(認識手段) 15 記録モード判断部(検知手段) 21a、21b ワークステーション 23、25 プリンタ装置 26 蓄積装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 B41J 5/00 B41J 29/00 G06F 13/00 357

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のワークステーションにより構築され
    たネットワークに接続され、ワークステーションからの
    プリントデータを待ち行列に登録して蓄積した後に、該
    プリントデータを待ち順位に従ってプリンタ装置に転送
    するプリントサーバ装置を備えたプリントシステムにお
    いて、 前記プリントサーバ装置に、新たに受信したプリントデ
    ータの待ち順位を認識する認識手段と、該認識情報に基
    づいてその待ち順位が先頭のときには蓄積終了を待つこ
    となく該プリントデータを蓄積と並行して転送し、前記
    待ち順位が先頭でないときには蓄積を終了した後前記待
    ち順位に従って転送する転送手段と、前記転送にエラー
    が発生した場合には前記エラーを解消した後に前記蓄積
    したプリントデータを再び転送し、前記転送がエラーを
    発生することなく終了した場合には前記蓄積したプリン
    トデータを削除する再転送手段とを設けたことを特徴と
    するプリントシステム。
  2. 【請求項2】前記ワークステーションが、プリントデー
    タの記録出力の至急度を示す出力情報を該プリントデー
    タとともに送信する送信手段を有し、 前記プリントサーバ装置に、プリントデータとともに受
    信した出力情報から該プリントデータの至急度を検知す
    る検知手段と、蓄積済みの蓄積プリントデータおよび新
    たに受信した受信プリントデータの検知手段による検知
    情報に基づいて受信プリントデータの至急のときには普
    通の蓄積プリントデータの前に、かつ、至急の蓄積プリ
    ントデータの後に該受信プリントデータを蓄積させる順
    位制御手段と、を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のプリントシステム。
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