JP2001022870A - 伝票出力データ転送制御システム及び方法 - Google Patents

伝票出力データ転送制御システム及び方法

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JP2001022870A
JP2001022870A JP11195325A JP19532599A JP2001022870A JP 2001022870 A JP2001022870 A JP 2001022870A JP 11195325 A JP11195325 A JP 11195325A JP 19532599 A JP19532599 A JP 19532599A JP 2001022870 A JP2001022870 A JP 2001022870A
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Shusuke Oyamada
秀輔 小山田
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NEC Software Kyushu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本来印字が最終行までされて改頁されるはずの
データであるにもかかわらず印字途中で改頁されてしま
うことを防ぐ印字データ転送制御方法及びシステムの提
供。 【解決手段】印刷要求データを格納したファイルAか
ら、印刷装置で印字出力するバッファCに伝票出力デー
タを転送する伝票出力データの転送制御方法において、
前記バッファに印字データを転送するにあたり、前記フ
ァイルからレコードを順次読み出して蓄積していき、そ
の際、該レコード中の所定のキーブレーク項目の連続個
数をカウントする連続データカウンタの値が伝票1枚あ
たりの印字件数を超えた場合に、その時点での、バッフ
ァCの空き容量が、伝票1枚の印字件数分印字できない
状態であるか否かを判断し、前記バッファの空き容量が
伝票1枚の印字件数分印字できない状態であれば、前記
バッファへの転送を実行して印字出力し、一方、前記バ
ッファに空き容量が存在する場合には前記ファイルから
レコードを順次読み出す処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印字データ転送制御
方法及びシステムに関し、特に、伝票出力のデータ転送
制御方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ある端末の印字データを、該端末に通信
接続する他の端末の印字装置から印字出力する場合があ
る。この場合、印刷要求元の印字データの容量が、送信
先の印刷データ蓄積用バッファの容量よりも大きい場合
には、印字データをそのまま転送することはできない。
【0003】そこで、印刷要求元からの印字データを、
印刷装置が接続する端末のバッファに複数回に分けてデ
ータ転送することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数回
に分割して印字データを転送した場合、転送先バッファ
のデータを伝票出力する段階で、本来同一伝票に出力さ
れるべきデータが別の伝票に印字されてしまう、という
ことが生じる。
【0005】すなわち、1回目の転送の最後のキーブレ
ーク項目の値と、2回目の転送の最初のキーブレーク項
目の値が同じであり、本来、その時の伝票出力は、印字
途中で改頁されることなく、最終行まで同一頁に印字さ
れた後に改頁されなければならない場合であっても、デ
ータ転送が分割されて行なわれるため、印字途中で改頁
されたような伝票出力となってしまう。
【0006】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、本来印字が最終
行までされて改頁されるはずのデータであるにもかかわ
らず印字途中で改頁されてしまうことを防ぐ印字データ
転送制御方法及びシステムを提供することにある。
【0007】また本発明は、印字データのデータ転送効
率を向上する印字データ転送制御方法及びシステムを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る方法は、印刷要求データを格納したファイルか
ら、印刷装置で印字出力するバッファに伝票出力データ
を転送する伝票出力データの転送制御方法において、前
記バッファに印字データを転送するにあたり、前記ファ
イルからレコードを順次読み出して蓄積していき、その
際、該レコード中の所定のキーブレーク項目の連続個数
が伝票1枚あたりの印字件数を超えた場合に、その時点
での前記バッファの空き容量が、伝票1枚の印字件数分
印字できない状態であるか否かを判断し、前記バッファ
の空き容量が伝票1枚の印字件数分印字できない状態で
あれば、前記バッファへの転送を実行して印字出力し、
一方、前記バッファに空き容量が存在する場合には前記
ファイルからレコードを順次読み出す処理を行なう。
【0009】本発明に係るシステムは、印刷要求データ
を格納したファイルから印刷装置で印字出力するバッフ
ァに伝票出力データを転送する伝票出力データの転送制
御システムにおいて、前記バッファに印字データを転送
するにあたり、前記ファイルからレコードを順次読み出
す際に、該読み出したレコード件数を計数する手段と、
前記読み出したレコードを順次蓄積する手段と、該レコ
ード中の所定のキーブレーク項目の連続個数を計数管理
する手段と、前記キーブレーク項目の連続個数が伝票1
枚あたりの印字件数を超えた場合に、その時点での前記
バッファの空き容量が、伝票1枚の印字件数分印字でき
ない状態であるか否かを判断し、前記バッファの空き容
量が伝票1枚の印字件数分印字できない状態であれば、
前記バッファへの転送を実行するように制御するととも
に、前記バッファに空き容量が存在する場合には前記フ
ァイルからレコードを順次読み出す処理を行なうように
制御する手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1において、ファイルAには、
伝票出力する元の印字データ(印刷要求データ)が格納
されている。
【0011】まず、端末10のファイルA中のデータ
を、端末30のファイル(印刷データ蓄積バッファ)C
に転送する場合、ファイルCに収まる容量のデータしか
転送できない。本発明においては、データ処理装置21
がファイルAのデータを適切な箇所で区切って読み出
し、ファイルCに転送することで、適正な改頁処理を行
い、データ転送効率を向上している。
【0012】ファイルAから印字データを読みこんでい
るとき、キーブレークしたか、あるいはキーブレークし
なくても伝票1枚の印字可能件数分のデータを読み込ん
だ時点で、一旦データを、端末30のファイル(バッフ
ァ)Cに転送することで、伝票出力の改頁の処理はうま
くが、これでは、ファイルCの容量を最大限に利用する
ことはできない。また、このデータ転送が、通信回線を
介して行なわれ、その際従量制で課金される場合、費用
が増大する。
【0013】そこで、このような場合、ファイルCの容
量を最大限に活かして、データ転送の効率を高めるに
は、ファイルCの容量を、ファイルAからレコードを読
み出すデータ処理装置21側で実行される制御プログラ
ムBで認識する必要がある。
【0014】データ処理装置21において、ファイルA
のデータを順次読み込んでいき、その都度読み込んだ件
数ずつカウントアップする読み込みカウンタと、ファイ
ルAのデータの読み込み処理において、前回読み込んだ
キーブレーク項目と同じ値のキーブレークのデータであ
った場合(キーブレークしなかった場合)、1つカウン
トアップする連続データカウンタと、ファイルCが蓄積
可能なレコード件数と、1伝票の印字可能件数とを記憶
装置22の中で記憶管理し、連続データカウンタの値が
1伝票の印字可能件数を超えたとき、読み込みカウンタ
が、[ファイルCの容量件数(固定)]−[1伝票の印字
可能件数(固定)]の値を超えた場合、記憶装置22の
中に蓄積させていたファイルAの印字(転送用)データ
を、ファイルCに転送する。
【0015】以上の制御により、ファイルAのデータが
ファイルCを経由して、伝票に印字されるシステムにお
いて、キーブレーク項目で同じ値が続き、その途中で一
旦データ転送を区切られた場合でも、データ転送を区切
る箇所を適切に設定することで、キーブレークしていな
くても印字途中で改頁されたように印字されるという問
題を解消することができる。
【0016】この連続データカウンタは、キーブレーク
すれば、そのカウンタ値を1に戻すが、キーブレークせ
ずに、連続データカウンタが伝票1枚の印字可能件数を
超えた場合にも1に戻す。
【0017】本発明のシステムは、印刷要求データを格
納したファイルから読み込んだレコード件数をカウント
する読み込みカウンタと、読み込んだレコード中でキー
ブレーク項目が連続する場合に1つカウントアップする
連続データカウンタと、印字出力用のバッファが蓄積で
きる最大件数を記憶した第1の記憶部と、伝票1枚のあ
たり最大印字件数を記憶した第2の記憶部と、前記印刷
要求データを格納したファイルから現在読み込んでいる
レコードの1件前のデータのキーブレーク項目の値を格
納する第3の記憶部と、前記印刷要求データを格納した
ファイルから現在読み込んでいるデータのキーブレーク
項目の値を格納する第4の記憶部と、前記印刷要求デー
タを格納したファイルから読み込んだデータを蓄積する
第5の記憶部と、を備え、前記印刷要求データを格納し
たファイルから2件目のレコードを読み出した以降、第
3の記憶部と第4の記憶部の値を比較し、これらが同一
の値のとき、前記連続データカウンタを1つカウントア
ップし、前記連続データカウンタの値が、伝票1枚の最
大印字件数を超えた場合には、前記読み込みカウンタの
値が、前記印字出力用のバッファの最大蓄積レコード件
数から、(伝票1枚の最大印字件数−1)を引いた値よ
りも大であれば、前記第5の記憶部に蓄積されているレ
コードデータを、前記前記印字出力用のバッファにデー
タ転送するように制御する手段を備える。
【0018】本発明の実施の形態において、コンピュー
タ等データ処理装置で実行される制御プログラムは、
(a)前記印刷要求データを格納したファイルからレコ
ードを読み出し、2件目以降のレコードについて前記第
3の記憶部と前記第4の記憶部の値を比較し、同じキー
ブレーク項目である場合に前記連続データカウンタを1
つカウントアップする処理と、(b)前記連続データカ
ウンタの値が、伝票1枚の最大印字件数を超えた場合に
は、前記読み込みカウンタの値が、前記印字出力用のバ
ッファの最大蓄積データ件数から、(伝票1枚の最大印
字件数−1)を引いた値よりも大であれば、前記第5の
記憶部に蓄積されているレコードデータを、前記前記印
字出力用のバッファにデータ転送するように制御する処
理と、(c)前記読み込みカウンタの値が、前記印字出
力用のバッファの最大蓄積データ件数から、(伝票1枚
の最大印字件数−1)を引いた値よりも大でない場合、
前記連続データカウンタの値を初期化し、前記ステップ
(a)の処理に移行する処理と、(d)前記ステップ
(a)で前記第3の記憶部と前記第4の記憶部の値を比
較し、同じキーブレーク項目でない場合に前記連続デー
タカウンタを初期化する処理と、を含む。前記(a)乃
至(d)の処理をコンピュータで実行させるためのプロ
グラムを記録した記録媒体から該プログラムを読み出し
てコンピュータで実行することで本発明を実施すること
ができる。
【0019】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について本発明
の実施例について図面を参照して以下に説明する。図1
は、本発明の第1の実施例を説明するための図である。
【0020】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
は、伝票の印字データが格納されているファイルAを搭
載している、中央処理装置、プロセッサ、データ処理装
置等の端末10と、プログラムBが稼動するデータ処理
装置21と記憶装置22とを備えた端末20と、印字す
る直前のデータが格納されるファイル(バッファ)Cを
備えた端末30と、ファイル(バッファ)Cのデータを
印字するプログラムDとデータ印字装置40とを備えて
いる。ファイルAとファイルCは同じレコードレイアウ
トとする。なお、端末10と端末20は同一端末として
もよいことは勿論である。この場合、端末10がデータ
処理装置21を備える。なおプログラムDは、バッファ
Cに印字データが溜まると印字装置40から印字出力す
る。
【0021】記憶装置22は、 ・読み込みカウンタFと、 ・連続データカウンタ(「連続明細カウント」ともい
う)Gと、 ・ファイルCがデータを蓄積できる最大件数Hと、 ・伝票1枚の印字可能件数Iと、・ ファイルAから現在読み込んでいるデータの1件前の
データのキーブレーク項目の値を格納する領域メモリX
と、・ファイルAから現在読み込んでいるデータのキー
ブレーク項目の値を格納する領域メモリYと、・ファイ
ルAから読み込んだ今回までのデータを格納(蓄積)さ
せておく領域メモリZと、を備えている。
【0022】図2は、本発明の第1の実施例の処理手順
について説明するための流れ図である。図1及び図2を
参照して、本発明の第1の実施例の動作について説明す
る。
【0023】ステップ201において、端末20の記憶
装置22の内容(項目)にそれぞれ初期値を設定する。
【0024】即ち、読み込みカウンタFを「0」に設定
し、キーブレーク項目の連続明細カウンタ(連続データ
カウンタ)を「0」に設定する。
【0025】ファイルCの最大蓄積データ件数Hに、フ
ァイルCの最大蓄積データ件数を設定する。
【0026】伝票1枚の最大印字件数Iに、伝票1枚に
印字できる最大データ件数を設定する。
【0027】メモリX、メモリY、メモリZに空白文字
を設定する。
【0028】次のステップ202では、データ処理装置
21は、ファイルAから1件目のレコードを読み込む。
【0029】次のステップ203では、記憶装置22の
読み込みカウンタFに「1」を加え、メモリYの値をメ
モリXに退避させた後、読み込んだレコードのキーブレ
ークの項目(「コードP」という)をメモリYに退避さ
せる。
【0030】読み込んだレコードの値もメモリZに追加
する形態で蓄積する。すなわち、メモリZの領域には、
ファイルCにデータを転送するまで、読み込んだファイ
ルAのレコードの内容が順次蓄積される。
【0031】次のステップ204では、読み込みカウン
タFが1であるか否か判定し、読み込みカウンタFが1
のときはステップ202へ戻り、1以外の時はステップ
205へ進む。すなわちファイルAの1件目のレコード
を読み込んだ時は、ステップ202を実行し、それ以外
の場合、ステップ205に移る。データ処理装置21の
制御プログラムBは、1件目のレコードを読み込んだ時
は、ステップ202でファイルAから2件目のレコード
を読み、ステップ203で読み込みカウンタFを1カウ
ントアップし、メモリY(前回読み込んだレコードのコ
ードPの値)をメモリXに退避させ、そのレコードのコ
ードPの値をメモリYに書き込む。
【0032】ステップ204では、読み込みカウンタF
の値は「1」ではないため、ステップ205でメモリX
とメモリYの値とを比較する。
【0033】ステップ205の比較において、メモリX
とメモリYの値が同じであれば、すなわち、前回読み込
んだ値と同じ値を読み込んだ場合には、ステップ206
において、連続明細カウンタGを1つカウントアップす
る。
【0034】ステップ205の比較において、メモリX
の値がメモリYの値と異なれば、連続明細カウンタGを
「1」にする。
【0035】ステップ207において、連続明細カウン
タGの値が、伝票1枚の最大印字件数Iを超えた場合に
は、読み込んだデータが伝票の1件目に印字処理される
ため、ステップ208に移る。
【0036】ステップ208では、読み込みカウンタF
の値が、ファイルCの最大蓄積データ件数Hから(伝票
1枚の最大印字件数I−1)を引いた値よりも大であれ
ば、ステップ209で、メモリZのデータを端末30の
ファイルCにデータ転送する。
【0037】このように、メモリZのデータをファイル
Cに転送するにあたり、その時のファイルCの空き容量
が、伝票1枚の印字件数分印字できない状態であるかど
うかを判断し、伝票1枚の印字件数分印字できない状態
であれば、ファイルCへの転送を実行し、一方、メモリ
Zのデータを転送した場合でも、ファイルCになお空き
容量が存在する場合には、ファイルAからレコードを順
次読み込むステップ202を実行する。
【0038】このように、ファイルAからファイルCに
転送する場合、一回の転送で、可能な限り多くのデータ
を転送することで、最も効率のよいデータ転送が行う。
【0039】本発明の第1の実施例について具体例に即
して以下に説明する。具体的な例として、 ・伝票1枚の印字可能なデータ件数Iが「5」、 ・ファイルAのデータ件数が「100」、 ・ファイルAのキーブレーク項目コードPが得意先コー
ド、 ・ファイルCが蓄積できるレコード件数Hが「50」、 ・ファイルAの38件目〜57目のデータが同じ得意先
コードを持つレコードであるものとする。
【0040】比較例として、本発明によらずに、ファイ
ルAの1件目〜50件目のデータを、ファイルCに送信
し、ファイルCからデータを印字すると、同じ得意先コ
ード(キーブレーク項目)が続いている38件目から印
字42件目、43件目〜47件目までが、各1枚の伝票
に印字され、48件目〜50件目のレコードは3件印字
された後に改頁され、ファイルAの51件目のレコード
は伝票の1行目から印字されてしまう。
【0041】本来なら、48件目〜52件目のレコード
も同一伝票に印字されなければならないが、ファイルC
の容量(レコード件数50)に制限があるため、このよ
うな印字結果となる。
【0042】本発明の第1の実施例においては、ステッ
プ207、ステップ208の処理でこの問題を解消して
いる。
【0043】ステップ206では、44件目を読み込ん
だ時に、連続明細カウンタGが「6」となり、ステップ
207では、連続明細カウンタG(=6)>1伝票の印
字件数I(=5)となるが、ステップ208では、カウ
ンタF(=44)<46であるため、ステップ210
で、連続明細カウンタGを1に戻すことによって、44
件目のレコードというのは、伝票の1件目(1レコード
目)に印字されることになる。
【0044】この後、ファイルAのデータを読み込んで
いくと、48件目を読み込んだ場合、ステップ206
で、連続明細データカウンタが6になる。
【0045】ステップ208では、ファイルAからの読
み込みカウンタFの値が「48」で、H−(I−1)の
値、すなわち「46」よりも大きくなり、47件目まで
を、ファイルCに転送することで、48件目のデータ
は、伝票の1件目から印字され、38件目〜57件目の
データは、5件ずつ4枚の伝票に印字される。
【0046】ステップ207の処理によって、連続した
得意先コードのデータが続く中で、伝票印字先頭行のデ
ータが読み込まれた場合に、それがファイルAの47件
目以降であるとき、一旦それ以前に蓄積されたデータを
ファイル(バッファ)Cに転送することによって、次の
データを伝票の1件目から印字することができ、あたか
も連続して伝票が印字されたように出力される。
【0047】この47件目について説明すると、46件
目以前でデータ転送を行なうと、46件目〜50件目
が、同じ得意先コードのデータである場合、この5件に
ついても1回の転送で一緒に転送しても何の問題も起こ
らないため、47という数値に設定している。
【0048】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。本発明の第2の実施例は、公衆回線やINS(IS
DN:統合サービスディジタル網)回線を介したファイ
ル転送及び伝票出力を行なうものである。図3は、本発
明の第2の実施例を説明するための図である。本発明の
第2の実施例の処理手順は図2に示した処理手順と同様
とされる。
【0049】公衆電話回線やINS回線にでは、効率よ
くデータを編集して転送することが課題となる。この場
合、転送先のバッファの空き容量は、常に認識しておく
必要があり、バッファ空き容量如何によって転送回数も
決まってくる。この場合、転送元のデータ容量が転送先
の空きバッファ容量よりも少なければ1回でデータ転送
は完了するが、転送先の容量が少ないと、データ転送は
複数回の転送に分割して行われる。
【0050】電話回線やINS回線を介してデータ転送
を行なう場合、データ転送回数が少なければ少ない程費
用が少なくて済む。
【0051】図3を参照すると、端末100から公衆回
線を通じて端末200にデータを転送し、端末200に
直結されている出力装置300に発注依頼等の伝票出力
をする。その際、できるだけ伝票出力枚数を減らすとと
もに、データ転送回数を減らすことが望まれる。
【0052】端末100側から、データ処理装置210
のプログラムBを起動するが、この時、端末300のフ
ァイルCの空き容量を調べる。
【0053】このファイルCの空き容量が、印字データ
件数でどのくらいのデータ数を格納できる容量であるか
を認識することにより、図2に示した前記実施例の処理
と同様の処理によって、データ転送を効率化した伝票出
力処理が行われる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0055】本発明の第1の効果は、連続明細カウンタ
を備え、連続明細カウンタの値によって伝票の何行目に
データが印字されるかを判断し、伝票の最終行に印字さ
れるデータまで読み込んだ後にデータ転送を行なうこと
で、伝票印字が途中で改頁されることで伝票出力が無駄
になるという問題を解消する、ことができる、というこ
とである。
【0056】本発明の第2の効果は、ファイルの最大デ
ータ格納件数を記憶装置に設定しており、一度に転送で
きるデータ量を増大させ、データ転送効率を向上する、
ということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するための図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例の処理手順を説明するた
めの流れ図である。
【図3】本発明の第2の実施例を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10、100 端末 20、200 端末 21、210 データ処理装置 22、220 記憶装置 30、300 端末 40 印字装置 50 伝票

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷要求データを格納したファイルから、
    印刷装置で印字出力するデータを蓄積するバッファに伝
    票出力データを転送する伝票出力データの転送制御方法
    において、 前記ファイルから前記バッファに印字データを転送する
    に際して、前記ファイルからレコードを順次読み出して
    記憶手段に蓄積していき、その際、前記レコードにおい
    て所定のキーブレーク項目の連続する個数をカウントす
    るカウンタの値が伝票1枚あたりの印字件数を超えた場
    合に、その時点における前記バッファの空き容量が、伝
    票1枚の印字件数分印字できない状態であるか否かを判
    断し、前記バッファの空き容量が伝票1枚の印字件数分
    印字できない状態であれば、前記記憶手段に蓄積された
    データを前記バッファへ転送して印字出力し、一方、前
    記バッファに空き容量が存在する場合には、前記ファイ
    ルからレコードを順次読み出し前記記憶手段に蓄積す
    る、ことを特徴とする伝票出力データの転送制御方法。
  2. 【請求項2】前記キーブレーク項目の連続個数をカウン
    トするカウンタの値が伝票1枚あたりの印字件数を超え
    た場合に、もしくはキーブレークした場合、前記カウン
    タの値を初期値に戻す、ことを特徴とする請求項1記載
    の伝票出力データの転送制御方法。
  3. 【請求項3】印刷要求データを格納したファイルから印
    刷装置で印字出力するためのバッファに伝票出力データ
    を転送する伝票出力データの転送制御システムにおい
    て、 前記ファイルから前記バッファに印字データを転送する
    にあたり、前記ファイルからレコードを順次読み出す際
    に、該読み出したレコード件数を計数する手段と、 前記ファイルから読み出したレコードを順次蓄積する記
    憶手段と、 前記読み出したレコード中の所定のキーブレーク項目の
    連続個数を計数管理する手段と、 前記キーブレーク項目の連続個数が伝票1枚あたりの印
    字件数を超えた場合に、その時点での前記バッファの空
    き容量が、伝票1枚の印字件数分印字できない状態であ
    るか否かを判断し、前記バッファの空き容量が伝票1枚
    の印字件数分印字できない状態であれば、前記記憶手段
    に蓄積されたレコードを前記バッファへの転送を実行す
    るように制御するとともに、前記バッファに空き容量が
    存在する場合には前記ファイルからレコードを前記記憶
    手段に順次読み出す処理を行なうように制御する手段を
    備えたことを特徴とする、伝票出力データ転送制御シス
    テム。
  4. 【請求項4】前記キーブレーク項目の連続個数をカウン
    トするカウンタの値が伝票1枚あたりの印字件数を超え
    た場合に、もしくはキーブレークした場合、前記カウン
    タの値を初期値に戻す、ことを特徴とする請求項3記載
    の伝票出力データ転送制御システム。
  5. 【請求項5】印刷要求データを格納したファイルから読
    み込んだレコード件数をカウントする読み込みカウンタ
    と、 読み込んだレコード中で所定のキーブレーク項目の連続
    する個数をカウントする連続データカウンタと、 印字出力用のバッファが蓄積できる最大件数を記憶した
    第1の記憶部と、 伝票1枚のあたり最大印字件数を記憶した第2の記憶部
    と、 前記印刷要求データを格納したファイルから現在読み込
    んでいるレコードの1件前のレコードのキーブレーク項
    目の値を格納する第3の記憶部と、 前記印刷要求データを格納したファイルから現在読み込
    んでいるデータのキーブレーク項目の値を格納する第4
    の記憶部と、 前記印刷要求データを格納したファイルから読み込んだ
    データを順次蓄積する第5の記憶部と、 を備え、 前記印刷要求データを格納したファイルからレコードを
    読み出し、2件目以降のレコードを読み出した際に、前
    記第3の記憶部の値と前記第4の記憶部の値を比較し、
    同一である場合、前記連続データカウンタを1つカウン
    トアップし、 前記連続データカウンタの値が、伝票1枚の最大印字件
    数を超えた場合には、前記読み込みカウンタの値が、前
    記印字出力用のバッファの最大蓄積データ件数から、
    (伝票1枚の最大印字件数−1)を引いた値よりも大で
    あれば、前記第5の記憶部に蓄積されているデータを、
    前記前記印字出力用のバッファにデータ転送するように
    制御する手段を備えたことを特徴とする伝票出力データ
    転送制御システム。
  6. 【請求項6】前記第3の記憶部と前記第4の記憶部の値
    を比較し、同じキーブレーク項目でない場合に前記連続
    データカウンタを初期化し、 前記読み込みカウンタの値が、前記印字出力用のバッフ
    ァの最大蓄積データ件数から、(伝票1枚の最大印字件
    数−1)を引いた値よりも大でない場合、前記連続デー
    タカウンタの値を初期化して、前記ファイルからレコー
    ドを読み出すように制御する、ことを特徴とする請求項
    5記載の伝票出力データ転送制御システム。
  7. 【請求項7】前記ファイルを備えた端末と前記バッファ
    を備えた端末とが通信回線を介して接続されている、こ
    とを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一に記載の伝
    票出力データ転送制御システム。
  8. 【請求項8】印刷要求データを格納したファイルから読
    み込んだレコード件数をカウントする読み込みカウンタ
    と、 読み込んだレコード中でキーブレーク項目が連続する場
    合に1つカウントアップする連続データカウンタと、 印字出力用のバッファが蓄積できる最大件数を記憶した
    第1の記憶部と、 伝票1枚のあたり最大印字件数を記憶した第2の記憶部
    と、 前記印刷要求データを格納したファイルから現在読み込
    んでいるレコードの1件前のレコードのキーブレーク項
    目の値を格納する第3の記憶部と、 前記印刷要求データを格納したファイルから現在読み込
    んでいるデータのキーブレーク項目の値を格納する第4
    の記憶部と、 前記印刷要求データを格納したファイルから読み込んだ
    データを蓄積する第3の第5の記憶部と、 を備え、 (a)前記印刷要求データを格納したファイルからレコ
    ードを読み出し、2件目以降のレコードについて前記第
    3の記憶部と前記第4の記憶部の値を比較し、同じキー
    ブレーク項目である場合に前記連続データカウンタを1
    つカウントアップする処理と、 (b)前記連続データカウンタの値が、伝票1枚の最大
    印字件数を超えた場合に、前記読み込みカウンタの値
    が、前記印字出力用のバッファの最大蓄積データ件数か
    ら、(伝票1枚の最大印字件数−1)を引いた値よりも
    大であれば、前記第5の記憶領域に蓄積されているデー
    タを、前記前記印字出力用のバッファにデータ転送する
    ように制御する処理と、 (c)前記読み込みカウンタの値が、前記印字出力用の
    バッファの最大蓄積データ件数から、(伝票1枚の最大
    印字件数−1)を引いた値よりも大でない場合、前記連
    続データカウンタの値を初期化し、前記ステップ(a)の
    処理に移行する処理と、 (d)前記ステップ(a)で前記第3の記憶部と前記第
    4の記憶部の値を比較し、同じキーブレーク項目でない
    場合に前記連続データカウンタを初期化する処理と、 の前記(a)乃至(d)の処理をコンピュータで実行さ
    せるためのプログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6900340B2 (en) 2001-02-02 2005-05-31 Mercian Corporation Preparation of isocoumarin derivatives and intermediates for the synthesis thereof
JP2016192161A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 富士通株式会社 レコード表示制御プログラム、レコード表示制御方法およびレコード表示制御装置

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