JP3180411B2 - 標準ズームレンズ - Google Patents
標準ズームレンズInfo
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- JP3180411B2 JP3180411B2 JP04947192A JP4947192A JP3180411B2 JP 3180411 B2 JP3180411 B2 JP 3180411B2 JP 04947192 A JP04947192 A JP 04947192A JP 4947192 A JP4947192 A JP 4947192A JP 3180411 B2 JP3180411 B2 JP 3180411B2
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- group
- focal length
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B15/00—Optical objectives with means for varying the magnification
- G02B15/14—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
- G02B15/16—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group
- G02B15/177—Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group having a negative front lens or group of lenses
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- Optics & Photonics (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型で構成枚数が少な
く、変倍比の大きい標準ズームレンズに関する。
く、変倍比の大きい標準ズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、35mmスチールカメラ用変換レンズ
において、物体側から順に負・正の屈折力を持つ2群構
成のズームレンズのうち、標準画角を含み変倍比 1.8倍
程度のものは、標準レンズ(35mm判であれば50mm前後の
レンズ)に代って標準装備されるレンズとして完全に定
着した感がある。従って、この種のズームレンズは常用
レンズとしてカメラボディに装着した状態で持ち運ばれ
るため、最低限の小型化が必須の条件となるばかりか、
さらに充分な結像性能を保ちつつ安価であることも必要
になっている。
において、物体側から順に負・正の屈折力を持つ2群構
成のズームレンズのうち、標準画角を含み変倍比 1.8倍
程度のものは、標準レンズ(35mm判であれば50mm前後の
レンズ)に代って標準装備されるレンズとして完全に定
着した感がある。従って、この種のズームレンズは常用
レンズとしてカメラボディに装着した状態で持ち運ばれ
るため、最低限の小型化が必須の条件となるばかりか、
さらに充分な結像性能を保ちつつ安価であることも必要
になっている。
【0003】この様な、いわゆる標準ズームレンズを実
現するためには、前述した2群ズームレンズが最も適し
たレンズタイプであり、種々の提案が成されている。な
かでも、第1レンズ群を負レンズと正レンズの2枚のみ
からなる簡単な構成として、低コスト化をはかった例
が、特公昭60-46688号公報、特公昭61-42246号公報、特
開昭59-64811号公報等によって提案されている。
現するためには、前述した2群ズームレンズが最も適し
たレンズタイプであり、種々の提案が成されている。な
かでも、第1レンズ群を負レンズと正レンズの2枚のみ
からなる簡単な構成として、低コスト化をはかった例
が、特公昭60-46688号公報、特公昭61-42246号公報、特
開昭59-64811号公報等によって提案されている。
【0004】しかしながら、現在では標準画角を含み変
倍比 2.1倍以上の標準ズームレンズがカメラボディに標
準装備されるレンズとして主流になり、これも変倍比
1.8倍程度の標準ズームレンズ同様小型化、低価格化が
必須条件になっている。今までの変倍比 1.8倍程度のズ
ームレンズにおいては、充分な性能を保ったまま、低価
格化、小型化を実現するに、2群構成のズームレンズが
最適であった。しかし、変倍比を2倍以上確保する場
合、従来の様な小型の2群ズームレンズタイプをそのま
ま用いることは難しく、結像性能を充分保つために大型
化や構成枚数の増加を招いてしまうのが常であった。ま
た、本発明と同一出願人による特願平3-251188号公報で
は、従来の2群構成ズームの欠点を克服し、小型で変倍
比が 2.2倍程度で、構成枚数が極端に少なく良好な結像
性能を有する2群構成ズームレンズを提案した。しかし
ながら、最近のいわゆる標準ズームレンズは、変倍比が
2.7倍程度で画角が74°程度を包括するズームレンズに
主流が移りつつあり、従来のズームタイプをそのまま使
用することは、非常に困難になり、多群化、大型化、高
コスト化になる傾向があった。
倍比 2.1倍以上の標準ズームレンズがカメラボディに標
準装備されるレンズとして主流になり、これも変倍比
1.8倍程度の標準ズームレンズ同様小型化、低価格化が
必須条件になっている。今までの変倍比 1.8倍程度のズ
ームレンズにおいては、充分な性能を保ったまま、低価
格化、小型化を実現するに、2群構成のズームレンズが
最適であった。しかし、変倍比を2倍以上確保する場
合、従来の様な小型の2群ズームレンズタイプをそのま
ま用いることは難しく、結像性能を充分保つために大型
化や構成枚数の増加を招いてしまうのが常であった。ま
た、本発明と同一出願人による特願平3-251188号公報で
は、従来の2群構成ズームの欠点を克服し、小型で変倍
比が 2.2倍程度で、構成枚数が極端に少なく良好な結像
性能を有する2群構成ズームレンズを提案した。しかし
ながら、最近のいわゆる標準ズームレンズは、変倍比が
2.7倍程度で画角が74°程度を包括するズームレンズに
主流が移りつつあり、従来のズームタイプをそのまま使
用することは、非常に困難になり、多群化、大型化、高
コスト化になる傾向があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の延長上で考
えた場合、従来の2群構成のズームレンズは、第1レン
ズ群を最低でも負・負・正の3枚のレンズによって構成
するのが常であり、本発明の様に、第1レンズ群を負・
正の2枚のレンズで構成することは、たとえ非球面を使
用したとしても困難であった。しかも、第1レンズ群中
のレンズがレンズ系全体の大型化に大きく関与するばか
りか、径の大きいレンズの増減は大きくコストパフォー
マンスに影響することは明らかである。
えた場合、従来の2群構成のズームレンズは、第1レン
ズ群を最低でも負・負・正の3枚のレンズによって構成
するのが常であり、本発明の様に、第1レンズ群を負・
正の2枚のレンズで構成することは、たとえ非球面を使
用したとしても困難であった。しかも、第1レンズ群中
のレンズがレンズ系全体の大型化に大きく関与するばか
りか、径の大きいレンズの増減は大きくコストパフォー
マンスに影響することは明らかである。
【0006】更に、ゴーストやフレヤーを減少させ、ベ
イリンググレアを良好に保つ上でも構成枚数の軽減は必
要であった。以上の理由から、変倍比 2.7倍程度で画角
74°程度を有し、かつコンパクトで低コストな、そして
良好な結像性能を持つ標準ズームレンズを得るには、第
1レンズ群を負・正の2枚のレンズで構成することが必
要であり、さらに適切な屈折力配置と非球面を導入する
ことによって、高性能化が達成できる。
イリンググレアを良好に保つ上でも構成枚数の軽減は必
要であった。以上の理由から、変倍比 2.7倍程度で画角
74°程度を有し、かつコンパクトで低コストな、そして
良好な結像性能を持つ標準ズームレンズを得るには、第
1レンズ群を負・正の2枚のレンズで構成することが必
要であり、さらに適切な屈折力配置と非球面を導入する
ことによって、高性能化が達成できる。
【0007】また、第1レンズ群を負・正の2枚のレン
ズで構成している前述の特公昭60-46688号公報及び特公
昭61-42246号公報に開示されているズームレンズは、変
倍比が 1.6〜1.8 倍程度と小さいにもかかわらず全長が
大きく前玉径も大きい。特に広角端において、全長が著
しく大きくなり、そのために前玉に入射する斜光線が光
軸より、さらに遠い所を通過するため前玉径が著く大き
くなり、全体として大型化してしまうという欠点を有し
ていた。そのうえ、第2レンズ群の屈折力も弱いため、
さらに全長が長くなり、各群の移動量も大きく、収差的
に見ても、レンズ全体が大型の割に、コマ収差の変動や
像面弯曲等が良好ではなかった。
ズで構成している前述の特公昭60-46688号公報及び特公
昭61-42246号公報に開示されているズームレンズは、変
倍比が 1.6〜1.8 倍程度と小さいにもかかわらず全長が
大きく前玉径も大きい。特に広角端において、全長が著
しく大きくなり、そのために前玉に入射する斜光線が光
軸より、さらに遠い所を通過するため前玉径が著く大き
くなり、全体として大型化してしまうという欠点を有し
ていた。そのうえ、第2レンズ群の屈折力も弱いため、
さらに全長が長くなり、各群の移動量も大きく、収差的
に見ても、レンズ全体が大型の割に、コマ収差の変動や
像面弯曲等が良好ではなかった。
【0008】そして、特開昭59-64811号公報に開示され
たズームレンズは、レンズ系の全長は比較的小さくコン
パクトであるが、特に広角端において全長が大きく、前
玉に入射する斜光線が光軸よりさらに遠い所を通過する
ため前玉径が大きくなるという欠点を有していた。その
ため、第1レンズ群全体が大型化し、コストアップにつ
ながり好ましくない。特に第1レンズ群は、非球面レン
ズを使用していることから、大型化すると更にコストア
ップにつながるので好ましくない。
たズームレンズは、レンズ系の全長は比較的小さくコン
パクトであるが、特に広角端において全長が大きく、前
玉に入射する斜光線が光軸よりさらに遠い所を通過する
ため前玉径が大きくなるという欠点を有していた。その
ため、第1レンズ群全体が大型化し、コストアップにつ
ながり好ましくない。特に第1レンズ群は、非球面レン
ズを使用していることから、大型化すると更にコストア
ップにつながるので好ましくない。
【0009】以上から、従来、提案されたズームレンズ
は、広角端で全長が著しく長くなり、コンパクト化の点
で十分とは言えないばかりか、変倍比も比較的小さかっ
た。そこで本発明では、変倍比 2.7倍程度で、画角が74
°程度を有し、全変倍域にわたって小型で、且つ簡単な
構成でありながら良好な結像性能を有する標準ズームレ
ンズを提供することにある。
は、広角端で全長が著しく長くなり、コンパクト化の点
で十分とは言えないばかりか、変倍比も比較的小さかっ
た。そこで本発明では、変倍比 2.7倍程度で、画角が74
°程度を有し、全変倍域にわたって小型で、且つ簡単な
構成でありながら良好な結像性能を有する標準ズームレ
ンズを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】物体側から順に、全体と
して負の屈折力を有する第1レンズ群G1 と、全体とし
て正の屈折力を有する第2レンズ群G2 とを有し、第1
レンズ群G1 と第2レンズ群G2 との間隔を変化させて
変倍を行なうズームレンズにおいて、第1レンズ群G1
は物体側から順に、像側方向に曲率が強い凹面を向けた
負メニスカスレンズL1 と、物体側に凸面を向けた正レ
ンズL2 とからなり、第2レンズ群G2 は物体側から順
に、正レンズL3 と、正レンズL4 と、負レンズL
5と、正レンズL6 とを少なくとも有し、第1レンズ群
G1 のレンズ中の少なくとも1面は非球面を有し、以下
の諸条件を満足する構成にした。
して負の屈折力を有する第1レンズ群G1 と、全体とし
て正の屈折力を有する第2レンズ群G2 とを有し、第1
レンズ群G1 と第2レンズ群G2 との間隔を変化させて
変倍を行なうズームレンズにおいて、第1レンズ群G1
は物体側から順に、像側方向に曲率が強い凹面を向けた
負メニスカスレンズL1 と、物体側に凸面を向けた正レ
ンズL2 とからなり、第2レンズ群G2 は物体側から順
に、正レンズL3 と、正レンズL4 と、負レンズL
5と、正レンズL6 とを少なくとも有し、第1レンズ群
G1 のレンズ中の少なくとも1面は非球面を有し、以下
の諸条件を満足する構成にした。
【0011】 (1) 0.85 ≦|f1 |/(fW ・fT )1/2 ≦ 1.2 (2) 1≦X2 /fW ≦1.8 (3) 0.4 ≦|f1 |/fT ≦ 0.9 (4) 0.4 ≦f2 /fT ≦ 0.6 (5) 1.1 <(DW −DT )/fW < 1.7 但し、 f1 :第1レンズ群G1 の焦点距離 f2 :第2レンズ群G2 の焦点距離 fW :広角端における全系の焦点距離 fT :望遠端における全系の焦点距離 X2 :変倍時における広角端から望遠端までの第2レン
ズ群G2 の移動量 DW :広角端における第1レンズ群G1 と第2レンズ群
G2 との間の変倍のための空気間隔(群間隔) DT :望遠端における第1レンズ群G1 と第2レンズ群
G2 との間の変倍のための空気間隔(群間隔)
ズ群G2 の移動量 DW :広角端における第1レンズ群G1 と第2レンズ群
G2 との間の変倍のための空気間隔(群間隔) DT :望遠端における第1レンズ群G1 と第2レンズ群
G2 との間の変倍のための空気間隔(群間隔)
【0012】
【作用】本発明は、変倍比 2.7倍程度にも及ぶズームレ
ンズを第1レンズ群G1 を負レンズL1 と正レンズL2
の2枚で構成している。そして、これを実現させるため
に、非球面を導入している。本発明の非球面は、従来の
様に、球面では補正困難である広角端の歪曲収差を非球
面を導入することで補正するという単純なものではな
く、すべての軸外収差を良好に補正し、バランスをとる
ために、非球面の高次項及び円錐係数Kを十分活用し、
3次収差とのバランスを考慮して導入したものである。
この様な非球面の使い方をしたことによって、本発明
は、第1レンズ群G1 を2枚構成にすることが可能にな
った。そこで本発明においては、非球面の高次項(特に
10次以降の項)を使用する代わりに、円錐係数Kを使用
している。円錐係数Kは、非球面係数2次の項よりも大
きい項から影響が出はじめ、高次項になればなるほど大
きな影響が現れる。従って、見かけ上、高次項が示され
ていなくても、高次項があるのと同様の効果があるた
め、設計上効率良く容易に導入出来るのである。
ンズを第1レンズ群G1 を負レンズL1 と正レンズL2
の2枚で構成している。そして、これを実現させるため
に、非球面を導入している。本発明の非球面は、従来の
様に、球面では補正困難である広角端の歪曲収差を非球
面を導入することで補正するという単純なものではな
く、すべての軸外収差を良好に補正し、バランスをとる
ために、非球面の高次項及び円錐係数Kを十分活用し、
3次収差とのバランスを考慮して導入したものである。
この様な非球面の使い方をしたことによって、本発明
は、第1レンズ群G1 を2枚構成にすることが可能にな
った。そこで本発明においては、非球面の高次項(特に
10次以降の項)を使用する代わりに、円錐係数Kを使用
している。円錐係数Kは、非球面係数2次の項よりも大
きい項から影響が出はじめ、高次項になればなるほど大
きな影響が現れる。従って、見かけ上、高次項が示され
ていなくても、高次項があるのと同様の効果があるた
め、設計上効率良く容易に導入出来るのである。
【0013】以下に、2群構成ズームレンズを例にとり
全長と屈折力の関係ついて説明する。一般に、2群構成
のズームレンズは、広角端での焦点距離をfw 、望遠端
での焦点距離をfT 、第1レンズ群G1 の焦点距離をf
1 としたとき、 f1 =−(fw ・fT )1/2 ・・・(a) の関係で構成した時に、広角端と望遠端での全長が等し
くなり、変倍による全長変化が最少になる。従って、こ
の関係から著しくはずれる様に第1レンズ群G1の焦点
距離f1 を選ぶことは、変倍による全長変化が著しく大
きくなるため好ましくない。また、望遠側において収斂
群である第2レンズ群G2 の倍率をβT とした時、 fT =f1 ・βT ・・・(b) の関係が成立する。コンパクト化をはかるために、望遠
側での第2レンズ群G2は等倍を越えて使用する必要が
あり、更に、コンパクトで良好な収差補正を行ないつつ
(a)、(b)の各関係式を満足するためには、各レン
ズ群を比較的強い屈折力で使用することになる。従っ
て、従来は、各レンズ群を多くのレンズ枚数で構成する
傾向があり、ともすれば各レンズ群が厚肉化し、小型化
の効果が薄められてしまった。
全長と屈折力の関係ついて説明する。一般に、2群構成
のズームレンズは、広角端での焦点距離をfw 、望遠端
での焦点距離をfT 、第1レンズ群G1 の焦点距離をf
1 としたとき、 f1 =−(fw ・fT )1/2 ・・・(a) の関係で構成した時に、広角端と望遠端での全長が等し
くなり、変倍による全長変化が最少になる。従って、こ
の関係から著しくはずれる様に第1レンズ群G1の焦点
距離f1 を選ぶことは、変倍による全長変化が著しく大
きくなるため好ましくない。また、望遠側において収斂
群である第2レンズ群G2 の倍率をβT とした時、 fT =f1 ・βT ・・・(b) の関係が成立する。コンパクト化をはかるために、望遠
側での第2レンズ群G2は等倍を越えて使用する必要が
あり、更に、コンパクトで良好な収差補正を行ないつつ
(a)、(b)の各関係式を満足するためには、各レン
ズ群を比較的強い屈折力で使用することになる。従っ
て、従来は、各レンズ群を多くのレンズ枚数で構成する
傾向があり、ともすれば各レンズ群が厚肉化し、小型化
の効果が薄められてしまった。
【0014】そこで本発明は従来の技術とは異なり、
(a)、(b)式の関係を考慮し、小型化に適した第1
レンズ群の屈折力を設定すると共に、発散レンズ群であ
る第1レンズ群G1 を負レンズL1 と正レンズL2 の2
枚のレンズで構成することによって、変倍比が2.7 倍程
度かつ小型でしかも変倍による全長の変化が小さい低コ
ストなズームレンズを実現させたものである。
(a)、(b)式の関係を考慮し、小型化に適した第1
レンズ群の屈折力を設定すると共に、発散レンズ群であ
る第1レンズ群G1 を負レンズL1 と正レンズL2 の2
枚のレンズで構成することによって、変倍比が2.7 倍程
度かつ小型でしかも変倍による全長の変化が小さい低コ
ストなズームレンズを実現させたものである。
【0015】即ち、条件式(1)は、前述した変倍の全
域における全長変化に関する式であり、この式の値が1.
0 を越える値をとる場合、広角端で全長が最大となるこ
とを意味し、1.0 未満の場合は逆に望遠端で全長が最大
となることを意味している。条件式(1)の上限を上回
ると、広角端で著しく全長が長くなり前玉径が増大し、
レンズ系全体の大型化につながるばかりかコストアップ
にもつながり、好ましくない。又、無理に前玉径を小さ
くすれば周週光量が不足し好ましくない。逆に条件式
(1)の下限を下回ると、本発明の様な高変倍比を有す
る場合、特に望遠端において、球面収差の補正が困難に
なるばかりか、下方コマ収差も悪化し、内コマ傾向にな
り、好ましくない。
域における全長変化に関する式であり、この式の値が1.
0 を越える値をとる場合、広角端で全長が最大となるこ
とを意味し、1.0 未満の場合は逆に望遠端で全長が最大
となることを意味している。条件式(1)の上限を上回
ると、広角端で著しく全長が長くなり前玉径が増大し、
レンズ系全体の大型化につながるばかりかコストアップ
にもつながり、好ましくない。又、無理に前玉径を小さ
くすれば周週光量が不足し好ましくない。逆に条件式
(1)の下限を下回ると、本発明の様な高変倍比を有す
る場合、特に望遠端において、球面収差の補正が困難に
なるばかりか、下方コマ収差も悪化し、内コマ傾向にな
り、好ましくない。
【0016】従って、本発明の場合この範囲が望ましい
が、上限を1.1 以下とすればさらに小型化に効果があり
望ましい。本発明において、1群が2枚の負・正レンズ
により構成されているにもかかわらず変倍比が2.7 倍程
度におよぶ高倍率を実現させるには、上記条件式(1)
の様に、第1レンズ群G1 の適切な屈折力が必要である
が、それと同様に第2レンズ群G2 の適切な屈折力も必
要である。ある一定の変倍比を有する2群構成ズームレ
ンズにおいては、第2レンズ群G2 の変倍による移動量
の大小が、即ち第2レンズ群G2 の屈折力の大小をあら
わす。従って、高変倍比を有するズームレンズにおい
て、第2レンズ群G2 の移動量を設定することは、その
変倍比を実現するために必要な第2レンズ群G2 の屈折
力をも設定することになる。
が、上限を1.1 以下とすればさらに小型化に効果があり
望ましい。本発明において、1群が2枚の負・正レンズ
により構成されているにもかかわらず変倍比が2.7 倍程
度におよぶ高倍率を実現させるには、上記条件式(1)
の様に、第1レンズ群G1 の適切な屈折力が必要である
が、それと同様に第2レンズ群G2 の適切な屈折力も必
要である。ある一定の変倍比を有する2群構成ズームレ
ンズにおいては、第2レンズ群G2 の変倍による移動量
の大小が、即ち第2レンズ群G2 の屈折力の大小をあら
わす。従って、高変倍比を有するズームレンズにおい
て、第2レンズ群G2 の移動量を設定することは、その
変倍比を実現するために必要な第2レンズ群G2 の屈折
力をも設定することになる。
【0017】そこで、条件式(2)の上限を上回ると、
第2レンズ群G2 の移動量が著しく増加するために第1
レンズ群G1 と第2レンズ群G2 との間の空気間隔(以
下、ディドスペースという。)を確保することが困難と
なるばかりか、これを更に、無理に広げると大型化し好
ましくない。また、第2レンズ群G2 の屈折力が弱まる
ためにバックフォーカスが大きくなり、小型化に反す
る。逆に条件式(2)の下限を下回った場合、変倍比を
十分に確保したとき、第2レンズ群G2 の屈折力が強く
なりすぎるため、バックフォーカスが小さくなりすぎ、
一眼レフカメラに使用することができなくなる。また収
差的に見ても望遠側の球面収差の補正、上方コマ収差の
補正が困難になり、好ましい光学性能を得ることができ
なくなる。従って、この範囲が望ましいが、下限をさら
に1.1 以上にすれば光学性能がより安定するので好まし
い。
第2レンズ群G2 の移動量が著しく増加するために第1
レンズ群G1 と第2レンズ群G2 との間の空気間隔(以
下、ディドスペースという。)を確保することが困難と
なるばかりか、これを更に、無理に広げると大型化し好
ましくない。また、第2レンズ群G2 の屈折力が弱まる
ためにバックフォーカスが大きくなり、小型化に反す
る。逆に条件式(2)の下限を下回った場合、変倍比を
十分に確保したとき、第2レンズ群G2 の屈折力が強く
なりすぎるため、バックフォーカスが小さくなりすぎ、
一眼レフカメラに使用することができなくなる。また収
差的に見ても望遠側の球面収差の補正、上方コマ収差の
補正が困難になり、好ましい光学性能を得ることができ
なくなる。従って、この範囲が望ましいが、下限をさら
に1.1 以上にすれば光学性能がより安定するので好まし
い。
【0018】条件式(3)は、さらに第1レンズ群G1
の焦点距離を設定する条件である。条件式(3)の上限
を上回ると、前玉径の大型化、ひいては全系の大型化を
招き好ましくない。逆に、条件式(3)の下限を下回る
と、第1レンズ群G1 の屈折力が強くなりすぎ、本発明
の様な簡単な構成では収差補正が困難になり、特に広角
端の下方コマ収差、望遠端の球面収差、下方コマ収差の
補正が困難になる。
の焦点距離を設定する条件である。条件式(3)の上限
を上回ると、前玉径の大型化、ひいては全系の大型化を
招き好ましくない。逆に、条件式(3)の下限を下回る
と、第1レンズ群G1 の屈折力が強くなりすぎ、本発明
の様な簡単な構成では収差補正が困難になり、特に広角
端の下方コマ収差、望遠端の球面収差、下方コマ収差の
補正が困難になる。
【0019】従って、この範囲が望ましいが上限を0.8
以下にすればさらに小型化の点で有利になり好ましい。
条件式(4)は、第2レンズ群G2 の焦点距離を設定す
る条件である。条件式(4)の上限を上回ると、第2レ
ンズ群G2 の屈折力が弱まり、移動量が増加し、第1レ
ンズ群G1 との第2レンズ群G2 とのディドスペースが
減少し好ましくないばかりか、十分なディドスペースを
確保すると大型し好ましくない。逆に、条件式(4)の
下限を下回ると、第2レンズ群G2 の屈折力が強くな
り、望遠端の球面収差の補正が困難になるばかりか、像
面弯曲等の軸外収差の変倍になる変動も悪化し好ましく
ない。従って、この範囲が望ましいが上限を0.55以下と
すれば、小型化の点で更に本発明の効果を発揮すること
ができる。
以下にすればさらに小型化の点で有利になり好ましい。
条件式(4)は、第2レンズ群G2 の焦点距離を設定す
る条件である。条件式(4)の上限を上回ると、第2レ
ンズ群G2 の屈折力が弱まり、移動量が増加し、第1レ
ンズ群G1 との第2レンズ群G2 とのディドスペースが
減少し好ましくないばかりか、十分なディドスペースを
確保すると大型し好ましくない。逆に、条件式(4)の
下限を下回ると、第2レンズ群G2 の屈折力が強くな
り、望遠端の球面収差の補正が困難になるばかりか、像
面弯曲等の軸外収差の変倍になる変動も悪化し好ましく
ない。従って、この範囲が望ましいが上限を0.55以下と
すれば、小型化の点で更に本発明の効果を発揮すること
ができる。
【0020】条件式(5)は、広角端における第1レン
ズ群G1 と第2レンズ群G2 との間の空気間隔DW (以
下、広角端におけるディドスペースという。)と、望遠
端における第1レンズ群G1 と第2レンズ群G2 との間
の空気間隔DT (以下、望遠端におけるディドスペース
という。) との差を設定する条件である。条件式(5)
の上限を上回る場合、各群の屈折力が弱いことを意味
し、各群の移動量が大きいことを示しているので、レン
ズ系全系が大型化し好ましくない。一方、条件式(5)
の下限を下回る場合、各群の屈折力が著しく強いことを
意味し、小型化には有利であるが結像性能の点で問題が
生じる。特に、広角端での下方コマ収差、像面弯曲及び
望遠端での球面収差が悪化し、好ましくない。従ってこ
の範囲が望ましい。
ズ群G1 と第2レンズ群G2 との間の空気間隔DW (以
下、広角端におけるディドスペースという。)と、望遠
端における第1レンズ群G1 と第2レンズ群G2 との間
の空気間隔DT (以下、望遠端におけるディドスペース
という。) との差を設定する条件である。条件式(5)
の上限を上回る場合、各群の屈折力が弱いことを意味
し、各群の移動量が大きいことを示しているので、レン
ズ系全系が大型化し好ましくない。一方、条件式(5)
の下限を下回る場合、各群の屈折力が著しく強いことを
意味し、小型化には有利であるが結像性能の点で問題が
生じる。特に、広角端での下方コマ収差、像面弯曲及び
望遠端での球面収差が悪化し、好ましくない。従ってこ
の範囲が望ましい。
【0021】さらに本発明の効果を良好に発揮させるた
めに、以下の条件を満足することがより望ましい。 (6) 0.6 <f2 /|f1 |< 1 (7) 0.8 <BfW /fw < 2 (8) −3 <q1 <−1 但し、 BfW :広角端における全系のバックフォーカス q1 :第1レンズ群G1 中の負レンズL1 の形状因子。
めに、以下の条件を満足することがより望ましい。 (6) 0.6 <f2 /|f1 |< 1 (7) 0.8 <BfW /fw < 2 (8) −3 <q1 <−1 但し、 BfW :広角端における全系のバックフォーカス q1 :第1レンズ群G1 中の負レンズL1 の形状因子。
【0022】(尚、形状因子はq=(r2 +r1 )/
(r2 −r1 )で求める。但し、非球面レンズの場合、
近軸曲率半径使用し、代用計算する。いわゆる、樹脂材
料とガラス材料との複合によりなる複合型非球面レンズ
の場合、空気接触面により計算を行なう。)条件式
(6)は、第1レンズ群G1 と第2レンズ群G2 との適
切な焦点距離の比を設定している。条件式(6)の上限
を上回るとき、次の、の2通りの場合が考えられ
る。 第1レンズ群G1 の焦点距離が著しく小さい場合。 第2レンズ群G2 の焦点距離が著しく大きい場合。
(r2 −r1 )で求める。但し、非球面レンズの場合、
近軸曲率半径使用し、代用計算する。いわゆる、樹脂材
料とガラス材料との複合によりなる複合型非球面レンズ
の場合、空気接触面により計算を行なう。)条件式
(6)は、第1レンズ群G1 と第2レンズ群G2 との適
切な焦点距離の比を設定している。条件式(6)の上限
を上回るとき、次の、の2通りの場合が考えられ
る。 第1レンズ群G1 の焦点距離が著しく小さい場合。 第2レンズ群G2 の焦点距離が著しく大きい場合。
【0023】の場合、条件式(1)の下限を下回る場
合と同様の理由で好ましくない。一方、の場合、第2
レンズ群G2 の変倍による移動量が増加し、全長変化が
大きくなるばかりか、第1レンズ群G1 と第2レンズ群
G2 との間のディッドスペースが望遠端で著しく小さく
なりすぎて、第1レンズ群G1 と第2レンズ群G2とが
機械的に干渉し、事実上、変倍比を大きくすることがで
きなくなる。また、条件式(6)の下限を下回る時、次
のとの2通りの場合が考えられる。 第1レンズ群G1 の焦点距離が著しく大きい場合。 第2レンズ群G2 の焦点距離が著しく小さい場合。
合と同様の理由で好ましくない。一方、の場合、第2
レンズ群G2 の変倍による移動量が増加し、全長変化が
大きくなるばかりか、第1レンズ群G1 と第2レンズ群
G2 との間のディッドスペースが望遠端で著しく小さく
なりすぎて、第1レンズ群G1 と第2レンズ群G2とが
機械的に干渉し、事実上、変倍比を大きくすることがで
きなくなる。また、条件式(6)の下限を下回る時、次
のとの2通りの場合が考えられる。 第1レンズ群G1 の焦点距離が著しく大きい場合。 第2レンズ群G2 の焦点距離が著しく小さい場合。
【0024】の場合、条件式(1)の上限を上回る時
と同様の理由で好ましくない。一方、場合、第2レン
ズ群G2 の屈折力が強くなるため、バックフォーカスが
不足し好ましくないばかりか、収差上の問題として、特
に望遠側において球面収差の補正が困難になり好ましく
ない。条件式(7)は、広角端のバックフォーカスと広
角端の焦点距離による比率を設定した条件である。条件
式(7)の上限を上回ると著しくバックフォーカスが大
きくなり、大型化し好ましくない。逆に、条件式(7)
の下限を下回ると、バックフォーカスが小さくなりすぎ
て、1眼レフ用のズームレンズとしては不利になり好ま
しくない。
と同様の理由で好ましくない。一方、場合、第2レン
ズ群G2 の屈折力が強くなるため、バックフォーカスが
不足し好ましくないばかりか、収差上の問題として、特
に望遠側において球面収差の補正が困難になり好ましく
ない。条件式(7)は、広角端のバックフォーカスと広
角端の焦点距離による比率を設定した条件である。条件
式(7)の上限を上回ると著しくバックフォーカスが大
きくなり、大型化し好ましくない。逆に、条件式(7)
の下限を下回ると、バックフォーカスが小さくなりすぎ
て、1眼レフ用のズームレンズとしては不利になり好ま
しくない。
【0025】条件式(8)は、第1レンズ群G1 中の負
レンズL1 の形状因子に関する条件である。条件式
(8)の下限を下回ると負メニスカスレンズの形状が著
しく弯曲するため、第1レンズL1 中の最大画角の主光
線が、光軸から著しく離れた所を通過するため、前玉径
が大きくなる。更に、望遠側の球面収差の補正も困難に
なり好ましくない。逆に、条件式(8)の上限を上回る
と、負レンズL1 の形状が平凹形状から両凹形状とな
り、広角端における下コマ収差、像面弯曲の補正が困難
になるので好ましくない。従って、この範囲が望まし
い。
レンズL1 の形状因子に関する条件である。条件式
(8)の下限を下回ると負メニスカスレンズの形状が著
しく弯曲するため、第1レンズL1 中の最大画角の主光
線が、光軸から著しく離れた所を通過するため、前玉径
が大きくなる。更に、望遠側の球面収差の補正も困難に
なり好ましくない。逆に、条件式(8)の上限を上回る
と、負レンズL1 の形状が平凹形状から両凹形状とな
り、広角端における下コマ収差、像面弯曲の補正が困難
になるので好ましくない。従って、この範囲が望まし
い。
【0026】尚、本発明の効果を最大限に発揮するため
に、第1レンズ群G1 を負メニスカスレンズL1 と正メ
ニスカスレンズL2 にすれば広角側の軸外収差の補正を
より良好にすることができる。また、第2レンズ群G2
中に接合レンズを導入し、ペッツバール和の補正の自由
度を増したり、色消しの自由度を増すことも可能である
が、低コストで超小型化を実現するためには、第2レン
ズ群G2 を正・正・負・正の4枚のレンズで構成するこ
とが効果的である。
に、第1レンズ群G1 を負メニスカスレンズL1 と正メ
ニスカスレンズL2 にすれば広角側の軸外収差の補正を
より良好にすることができる。また、第2レンズ群G2
中に接合レンズを導入し、ペッツバール和の補正の自由
度を増したり、色消しの自由度を増すことも可能である
が、低コストで超小型化を実現するためには、第2レン
ズ群G2 を正・正・負・正の4枚のレンズで構成するこ
とが効果的である。
【0027】また、本発明において基本的には、第1レ
ンズ群G1 中に非球面を導入したが、更に他のレンズ面
に導入して望遠端の球面収差や上方コマ収差を補正した
り、大口径化することは、従来の非球面の使用法と同様
に可能であることは言うまでもない。
ンズ群G1 中に非球面を導入したが、更に他のレンズ面
に導入して望遠端の球面収差や上方コマ収差を補正した
り、大口径化することは、従来の非球面の使用法と同様
に可能であることは言うまでもない。
【0028】
【実施例】図1、図5、図9、図13は、実施例1、実施
例2、実施例3、実施例4の各レンズ構成図であり、第
1レンズ群G1 は物体側から順に、物体側に凸面を向け
た負メニスカスレンズL1 と、物体側に凸面を向けた正
レンズL2 とからなり、負メニスカスレンズL1 の像側
は、非球面である。そして、第2レンズ群G2 は物体側
から順に、正レンズL3 と、正レンズL4 と、両凹負レ
ンズL5 と、両凸正レンズL6 とからなる。
例2、実施例3、実施例4の各レンズ構成図であり、第
1レンズ群G1 は物体側から順に、物体側に凸面を向け
た負メニスカスレンズL1 と、物体側に凸面を向けた正
レンズL2 とからなり、負メニスカスレンズL1 の像側
は、非球面である。そして、第2レンズ群G2 は物体側
から順に、正レンズL3 と、正レンズL4 と、両凹負レ
ンズL5 と、両凸正レンズL6 とからなる。
【0029】尚、各実施例のレンズ構成図中の最も像側
にある絞りは、固定径絞り(フレアーストッパー)Sで
ある。以下の表1〜表3に、本発明における実施例1〜
実施例3の諸元の値を掲げる。実施例の諸元表中のfは
焦点距離、FNOはFナンバー、 2ωは画角を表す。そし
て、左端の数字は物体側からの順序を表し、rはレンズ
面の曲率半径、dはレンズ面間隔、屈折率n及びアッベ
数νはd線(λ=587.6nm)に対する値である。
にある絞りは、固定径絞り(フレアーストッパー)Sで
ある。以下の表1〜表3に、本発明における実施例1〜
実施例3の諸元の値を掲げる。実施例の諸元表中のfは
焦点距離、FNOはFナンバー、 2ωは画角を表す。そし
て、左端の数字は物体側からの順序を表し、rはレンズ
面の曲率半径、dはレンズ面間隔、屈折率n及びアッベ
数νはd線(λ=587.6nm)に対する値である。
【0030】また、諸元の値に示す非球面は、光軸から
垂直方向の高さyにおける各非球面の頂点の接平面から
の光軸方向に沿った距離をxし、近軸曲率半径をr、円
錐定数をk、n次の非球面係数をcn としたとき、以下
に式で表される。
垂直方向の高さyにおける各非球面の頂点の接平面から
の光軸方向に沿った距離をxし、近軸曲率半径をr、円
錐定数をk、n次の非球面係数をcn としたとき、以下
に式で表される。
【0031】
【数1】
【0032】
【表1】 実施例1の諸元 f=28.8〜77.6 2ω=76.6〜30.8 FNO=3.4 〜5.8 (変倍における可変間隔) F 28.8000 50.0000 77.6000 D0 ∞ ∞ ∞ d 4 39.2787 13.4651 .9926 d12 .0000 8.0000 16.0000 d13 42.5746 50.7214 63.7424 (第2面の非球面形状) k = .6882 c 2= .0000 c 4=- .89347 ×10-6 c 6=- .40061 ×10-8 c 8= .89063 ×10-11 c10=- .10979 ×10-12 (条件対応値) (1) |f1 |/(fW ・fT )1/2 =1.01 (2) X2 /fW =1.291 (3) |f1 |/fT =0.618 (4) f2 /fT =0.471 (5) (DW −DT )/fW =1.33 (6) f2 /|f1 |=0.762 (7) BfW /fw =1.48 (8) q1 =−1.44
【0033】
【表2】 実施例2の諸元 f=28.8〜77.6 2ω=76.6〜31.0 FNO=4.1 〜5.8 (変倍における可変間隔) F 28.8000 50.0000 77.6000 D0 ∞ ∞ ∞ d 4 35.8192 12.3441 1.0018 d12 .0947 8.0947 16.0947 d13 45.1311 55.4128 71.2131 (第2面の非球面形状) k = .6917 c 2= .0000 c 4=- .21867 ×10-5 c 6=- .88603 ×10-8 c 8= .22651 ×10-10 c10=- .17494 ×10-12 (条件対応値) (1) |f1 |/(fW ・fT )1/2 =0.910 (2) X2 /fW =1.46 (3) |f1 |/fT =0.554 (4) f2 /fT =0.478 (5) (DW −DT )/fW =1.21 (6) f2 /|f1 |=0.862 (7) BfW /fw =1.57 (8) q1 =−1.45
【0034】
【表3】 実施例3の諸元 f=28.8〜77.6 2ω=76.6〜30.8 FNO=3.6 〜5.8 (変倍における可変間隔) F 28.8000 50.0000 77.6000 D0 ∞ ∞ ∞ d 4 40.1821 13.4269 .4998 d12 -.1857 7.8143 15.8143 d13 42.5776 49.9876 62.0488 (第2面の非球面形状) k = .7512 c 2= .0000 c 4= -.40277 ×10-7 c 6= -.72902 ×10-8 c 8= .28656 ×10-10 c10= -.14031 ×10-12 (条件対応値) (1) |f1 |/(fW ・fT )1/2 =1.06 (2) X2 /fW =1.23 (3) |f1 |/fT =0.644 (4) f2 /fT =0.468 (5) (DW −DT )/fW =1.38 (6) f2 /|f1 |=0.727 (7) BfW /fw =1.47 (8) q1 =−1.65
【0035】
【表4】 実施例4の諸元 f=28.8〜77.6 2ω=76.6〜30.8 FNO=3.4 〜5.8 (変倍における可変間隔) F 28.8000 50.0000 77.6000 D0 ∞ ∞ ∞ d 5 39.2856 13.4711 .9985 d13 .0000 8.0000 16.0000 d14 42.8194 50.9667 63.9884 (第3面の非球面形状) k = .6569 c 2= .0000 c 4= -.43090 ×10-5 c 6= -.14986 ×10-7 c 8= .26086 ×10-10 c10= -.26365 ×10-12 (条件対応値) (1) |f1 |/(fW ・fT )1/2 =1.01 (2) X2 /fW =1.291 (3) |f1 |/fT =0.618 (4) f2 /fT =0.471 (5) (DW −DT )/fW =1.33 (6) f2 /|f1 |=0.762 (7) BfW /fw =1.487 (8) q1 =−1.42 以上の各実施例の諸元の値より、各実施例とも、少ない
レンズ構成枚数でコンパクトに構成されていることが分
かる。
レンズ構成枚数でコンパクトに構成されていることが分
かる。
【0036】また、第1〜第4実施例における広角端で
の諸収差図をそれぞれ図2、図6、図10、図14に示す。
そして第1〜第4実施例における中間焦点距離状態での
諸収差図をそれぞれ図3、図7、図11、図15に示す。そ
して、第1〜第4実施例における望遠端での諸収差図を
それぞれ図4、図8、図12、図16に示す。但し、収差図
中の点線はメリジオナル像面、実線はサジタル像面を示
す。そして、広角端から望遠端にわたり優れた結像性能
を有していることが分かる。
の諸収差図をそれぞれ図2、図6、図10、図14に示す。
そして第1〜第4実施例における中間焦点距離状態での
諸収差図をそれぞれ図3、図7、図11、図15に示す。そ
して、第1〜第4実施例における望遠端での諸収差図を
それぞれ図4、図8、図12、図16に示す。但し、収差図
中の点線はメリジオナル像面、実線はサジタル像面を示
す。そして、広角端から望遠端にわたり優れた結像性能
を有していることが分かる。
【0037】また、各実施例では上方コマ収差を大きく
発生する軸外の周縁光線を有効に遮ぎるために第2レン
ズ群G2 の後方に固定径絞りSを設置し、第2レンズ群
G2と異なる移動軌跡を与える構成としているが、上方
コマ収差を有効に遮ぎれれば、どの様な移動軌跡を与え
ても良い。そして、開口絞りAは、各実施例とも第2レ
ンズ群中の正レンズL3 と正レンズL4 との間に設置さ
れているが、第1レンズ群G1 と第2レンズ群G2 の間
や正レンズL4 と負レンズL5 との間等に設置すること
が可能であることは言うまでもない。
発生する軸外の周縁光線を有効に遮ぎるために第2レン
ズ群G2 の後方に固定径絞りSを設置し、第2レンズ群
G2と異なる移動軌跡を与える構成としているが、上方
コマ収差を有効に遮ぎれれば、どの様な移動軌跡を与え
ても良い。そして、開口絞りAは、各実施例とも第2レ
ンズ群中の正レンズL3 と正レンズL4 との間に設置さ
れているが、第1レンズ群G1 と第2レンズ群G2 の間
や正レンズL4 と負レンズL5 との間等に設置すること
が可能であることは言うまでもない。
【0038】また本発明に基づいて、非常に弱い屈折力
を有する第3レンズ群を設置したとしても、実質上は本
発明の構成を含んでいる以上、同一であると考えられる
ことから、同様の効果が得られることは言うまでもな
い。尚、実施例1〜実施例3は、ガラスレンズに非球面
を使用している実施例であり、実施例4は、ガラス材料
と樹脂材料との複合材料による非球面レンズを使用した
実施例である。
を有する第3レンズ群を設置したとしても、実質上は本
発明の構成を含んでいる以上、同一であると考えられる
ことから、同様の効果が得られることは言うまでもな
い。尚、実施例1〜実施例3は、ガラスレンズに非球面
を使用している実施例であり、実施例4は、ガラス材料
と樹脂材料との複合材料による非球面レンズを使用した
実施例である。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、小型で構成枚数が非常
に少なく、低コストで、変倍比2.7 倍程度で広角端74°
程度を有し、良好な結像性能を有する標準ズームレンズ
が達成できる。
に少なく、低コストで、変倍比2.7 倍程度で広角端74°
程度を有し、良好な結像性能を有する標準ズームレンズ
が達成できる。
【図1】本発明における実施例1のレンズ構成図 (a)は広角端での実施例1のレンズ構成図 (b)は中間焦点距離状態での実施例1のレンズ構成図 (c)は望遠端での実施例1のレンズ構成図
【図2】広角端における諸収差図
【図3】中間焦点距離状態における諸収差図
【図4】望遠端における諸収差図
【図5】本発明における実施例2のレンズ構成図 (a)は広角端での実施例2のレンズ構成図 (b)は中間焦点距離状態での実施例2のレンズ構成図 (c)は望遠端での実施例2のレンズ構成図
【図6】広角端における諸収差図
【図7】中間焦点距離状態における諸収差図
【図8】望遠端における諸収差図
【図9】本発明における実施例3のレンズ構成図 (a)は広角端での実施例3のレンズ構成図 (b)は中間焦点距離状態での実施例3のレンズ構成図 (c)は望遠端での実施例3のレンズ構成図
【図10】広角端における諸収差図
【図11】中間焦点距離状態における諸収差図
【図12】望遠端における諸収差図
【図13】本発明における実施例4のレンズ構成図 (a)は広角端での実施例4のレンズ構成図 (b)は中間焦点距離状態での実施例4のレンズ構成図 (c)は望遠端での実施例4のレンズ構成図
【図14】広角端における諸収差図
【図15】中間焦点距離状態における諸収差図
【図16】望遠端における諸収差図
G1 ・・・第1レンズ群 G2 ・・・第2レンズ群 A ・・・開口絞り S ・・・固定径絞り(フレアーストッパー) W ・・・広角端 M ・・・中間焦点距離状態 T ・・・望遠端
Claims (2)
- 【請求項1】 物体側から順に、全体として負の屈折力
を有する第1レンズ群G1 と、全体として正の屈折力を
有する第2レンズ群G2 とを有し、該第1レンズ群G1
と該第2レンズ群G2 との間隔を変化させて変倍を行な
うズームレンズにおいて、 前記第1レンズ群G1 は物体側から順に、像側方向に曲
率が強い凹面を向けた負メニスカスレンズL1 と、物体
側に凸面を向けた正レンズL2 とからなり、前記第2レ
ンズ群G2 は物体側から順に、正レンズL3 と、正レン
ズL4 と、負レンズL5 と、正レンズL6 とを少なくと
も有し、前記第1レンズ群G1 のレンズ中の少なくとも
1面は非球面を有し、以下の条件を満足することを特徴
とする標準ズームレンズ。 (1) 0.85 ≦|f1 |/(fW ・fT )1/2 ≦ 1.2 (2) 1≦X2 /fW ≦1.8 但し、 f1 :第1レンズ群G1 の焦点距離 fW :広角端における全系の焦点距離 fT :望遠端における全系の焦点距離 X2 :変倍時における広角端から望遠端までの第2レン
ズ群G2 の移動量 - 【請求項2】 前記標準ズームレンズは、さらに以下の
条件を満足することを特徴とする請求項1記載のズーム
レンズ (3) 0.4 ≦|f1 |/fT ≦ 0.9 (4) 0.4 ≦f2 /fT ≦ 0.6 (5) 1.1 <(DW −DT )/fW < 1.7 但し、 f2 :第2レンズ群G2 の焦点距離 fT :望遠端における全系の焦点距離 DW :広角端における第1レンズ群G1 と第2レンズ群
G2 との間の変倍のための空気間隔(群間隔) DT :望遠端における第1レンズ群G1 と第2レンズ群
G2 との間の変倍のための空気間隔(群間隔)
Priority Applications (2)
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JP04947192A JP3180411B2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 標準ズームレンズ |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04947192A JP3180411B2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 標準ズームレンズ |
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Family
ID=12832066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP3180411B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP3438295B2 (ja) * | 1994-02-18 | 2003-08-18 | 株式会社ニコン | 標準ズームレンズ |
US5657167A (en) * | 1994-04-11 | 1997-08-12 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Focal length changeable lens system |
JP3551520B2 (ja) * | 1995-01-27 | 2004-08-11 | 株式会社ニコン | ズームレンズ |
JP3306360B2 (ja) * | 1997-11-26 | 2002-07-24 | 旭光学工業株式会社 | ズームレンズ系 |
JP4453120B2 (ja) * | 1999-06-17 | 2010-04-21 | 株式会社ニコン | ズームレンズ |
JP4654506B2 (ja) * | 1999-12-02 | 2011-03-23 | 株式会社ニコン | ズームレンズ |
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